2013-03-26
National Museum of Singapore, Exhibition Gallery 1「Being Together: Family & Portraits – Photographing with John Clang」を観てきました。

National Museum of Singapore, Exhibition Gallery 1にて
「Being Together: Family & Portraits – Photographing with John Clang」
を観てきました。
今回お土産を買う予定で立ち寄ったのですが
せっかくだからと展示を観ることにしたら
本当に涙が止まらなくなりました。。

今回のこの展覧会。
シンガポールという場所での展示にとても大きな意味があります。
離れて暮らす家族への想いを
WEBカメラを通じて一緒に撮った家族写真で
とても暖かく、そして感動的に表しています。
ロサンゼルス、台北、香港、上海、東京とのシリーズがあったみたいです。
感動しすぎてキャプションがあまり観れなかった。。。
そしてとても感激してしまったのが
この写真達のメイキング。
この写真を制作するにあたって
離れた家族と最新のシステムを使って交流して
構図を決めていくんですが
赤ちゃんがPCの画面に突進していく様に
みんなで大爆笑したり
おばあさんがずっと画面を観ながらうるっとしてたりと
家族というものの暖かさをとても深く深く感じることが出来ました。
シンガポールという土地はとても先進的で
ひとりで活動してる人も多いのだけど
でもアジア系のレストラン、特に中華系のレストラン等では
団体で食事する風景等を沢山見かけます。
つまり多くの人が個であり団体に所属してる。
その立場がめまぐるしく変化していく街。それがシンガポール。
国際化の波が押し寄せるこの地で感じる
離れて暮らす家族への想い。
このめまぐるしい変化から産まれる「胸がきゅーんてなる感じ」に
ノックアウトされてしまいました。
それも今私が
自分が所属する家族と共に
遠く離れた土地を訪れて
自分の産まれ故郷の家族を想うという
この作品にどっぷり浸る状況で
この展覧会に出会ったからかもしれません。

とても感激しました。
ぜひ今後の展示も追いかけていきたいと思います。
3月24日迄。
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theme : 美術館・博物館 展示めぐり。
genre : 学問・文化・芸術