2013-01-03

東京都写真美術館「北井一夫 いつか見た風景 」を観てきました。


東京都写真美術館にて

「北井一夫 いつか見た風景 」

を観てきました。


新年明けました。
今年の最初鑑賞した展覧会はこちらです。


展覧会の最初は初期の代表作「バリケード」。
このシリーズは当時の社会を象徴する代表的な事件を扱う
報道性の強い作品とのことです。
拝見して感じるのは被写体に対するとても優しいまなざしです。
それは当時北井先生が当時まだお若く情熱的で
被写体である沢山の学生運動の青年達と
相通じるものがあったからなのかなと感じます。
生活を感じさせるような作品達は
同じ感覚を共有出来た北井先生だからこそ
その瞬間を捉えることが出来たのではないでしょうか。


私がとても興味深く拝見したのは
東京のベッドタウンの一つの船橋市の市民の生活を撮った
「フナバシストーリー」です。
私自身も(船橋ではありませんが)幼少の時団地で生活していました。
作品の中の団地ならではの台所の配置等をみていると
自分の子供時代を強烈に思い出しました。
色々なことがあったはずなのに
楽しいことしか思い出さなかったのは
北井先生の優しさがレンズを通じてあふれているからでしょうか。


全体的に感じる
被写体に対する柔らかな視線。
その視線に対して自然に産まれてくる笑顔。
それはこの時代、
自分達は努力すれば成長出来る、いい暮らしが出来ると
純粋に信じることが出来てそしてその通りになった時代
だからこそ産まれた笑顔なのかもしれません。



伺った日には
新春ギャラリートークとして
作家の北井一夫先生のギャラリートークがありました。
初めてお話を伺ったのですが
とても穏やかで優しそうな方でした。


1月27日 ( 日 ) 迄。
月曜休館です。詳細は公式ホームページをご参照下さい。
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theme : 美術館・博物館 展示めぐり。
genre : 学問・文化・芸術

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