2012-11-18

森美術館「会田誠展:天才でごめんなさい」を見てきました。


森美術館にて

「会田誠展:天才でごめんなさい」

を見てきました。


森美での個展というお話を聞いてから
「マジですか??」
という気持ちがずっとあったこの個展。
とうとう始まってしまいました。


始まる前に自分なりのオマージュの気持ちを
文章にまとめてみました。

2012-11-10
森美術館「会田誠展「天才でごめんなさい」」が11月17日から始まります。


各方面から漏れ聞こえてくる情報を
あまり意識しないようにして
ワクワクしながら出かけました。
というか息子が結構ワクワクしていました。


さてまず子連れアートブロガーとして
伝えるべき点から。

「子供連れていっていいと思いますか?」

と何人から聞かれましたが
私の意見は「大丈夫だと思います」です。
ただ今回の展示に関しては
親としての考え方でかなり左右されるような気がします。
整えてくれた世界を自分としてはどう面白いか?
そこで判断されることをオススメします。




今回はそのようなスタンスの違いの発生に備えて対策がうたれていました。
このような表示がチケット売り場等いくつかの場所に展示されていました。
------------
本展には、性的表現を含む刺激の強い作品が含まれています。いずれも現代社会の多様な側面を反映したものですが、このような傾向の作品を不快に感じる方は、入場に際して事前にご了承いただきますようお願い致します。なお、とくに刺激が強いと思われる作品は、18歳未満の方の入場をご遠慮いただいている特定のギャラリーに展示されています。
-------------
この文章を「ちょとしつこい」と思わせる程に表示してあるのは
今回とてもよいと思います。
展示側の意見を訪問前の鑑賞者へまず伝えるという姿勢はとても大事です。


子供出入り禁止の部屋。私のみ拝見させて頂きました。
正直会田誠の世界を何回も堪能させて頂いている自分としては
なぜ外に展示されていないのかなと思わせるものもありましたが
このような明確な住み分けはとてもよいと思います。



鑑賞中に森美術館の方にお話を伺う機会がありました。
今回の出展作品の選出においては
各方面で沢山の検討を重ねる等
並々ならぬ努力があったそうです。

世界的観光地である東京、六本木ヒルズの
「東京シティビュー」の入場券で入場出来る
この森美術館には
本当に世界中から観光客が訪れます。
だから沢山の検討が必要だったのだろうなと


戦争画リターンズシリーズを
【アジアからの観光客に囲まれて鑑賞!】

という希有な体験をした私はとても深く実感することが出来ました。


全体の感想としては「丁寧さ」感じます。
会田さんの文章とか実際のお話等を伺うと常々感じるのですが
基本所作がとても丁寧なんですよね。
その丁寧さは作品にもいつも現れていると思っています。

なの今回未完と言われている数点も
丁寧な未完なので事前情報がなかったら
正直こういう表現なのか。。と思ってしまいました(^^;)。

こちらが展示中にどのように変化していくのか
個人的にとても楽しみです。


私は面白かったです。
息子も楽しんでいました。
得に劇団☆死期やまこぷりの展示があった空間は
とても楽しかったと話していました。

息子は「ポスター」を土台にした作品群は
とても怖かったと話していました。
日々に転がっているような残酷性を
見せつけられたような感覚を感じ私も怖かったです。

こういう娯楽性と残酷性がごっちゃになってる様が
まさに会田誠ワールドだなあと思いました。



そして今回私は初めて会田作品で涙を流しました。
それは

「自殺未遂マシーン4号機」

であります。

私が会田誠というアーティストに興味を持ったきっかけになった
「自殺未遂マシーン」のスピンオフ。
新たな「マシーン」が追加されていました。

とても混沌とした場所に展示してある作品なのですが
見つけた時そこだけ空気の流れが違う感じがしました。


この作品を構成しているグッズのセレクションが
私の中であまりに衝撃的でありました。
そしてこの展示がされている場が
作品の意味を際立たせている感がありました。


自殺というのは絶望感からだけではなく
ふっと感じる悟り感が引き金になると聞いたことがあります。
この作品がある空間はとても混沌としていて
でもそれぞれに世界がある空間になっています。

「みんな所属する世界があるのに僕にはない。」
「だったらもういっか。」

と思わせてしまうような悟り感が
直接的に想像出来てしまい涙があふれてしまいました。
この作品の前ではぜひ足を止めて頂きたいと思います。



そして息子がすごく気に入っていた
劇団☆死期がイベントをやるそうです。
劇団死期のHPのお知らせはこちら→
-------------
また同展覧会のイベントとして、2013年3月23日、美術館内で新作パフォーマンス2種を予定しています!


1つは、「ゲンダイチコースケの殺人ミュージアム#02」
あのゲンダイチが、地獄の学芸員が帰ってきた!六本木に舞い降りるアートの呪い・・・とは!?
まるでハリウッド映画のような臨場感・・・を目指したい・・・かも・・ね?
出演&造形:多摩美大、東京造形大有志の皆さんと岡田裕子、造形部長大田広子、ほか

もう1つは「劇団☆死期ワンナイトレビュー」
いまイチオシの若手アーティストが、劇団☆死期にやってきた。一夜限りの夢の饗宴。
出演:メガネ、高田冬彦、林千歩
-------------
これはぜひ行きたい。
時間は何時かなー。楽しみです。




1つ残念だったのが
写真撮影可能個所が可能か否か分かり辛かったこと。
その点はもう少し改善して頂ければと思います。
あ、おにぎり仮面は好きです。


好き嫌いはあるかと思いますが
とても考える行為を産む展覧会になっています。
ぜひ考える行為を楽しんで頂きたいと思います。
私はあと数回再訪予定です。

iPhoneアプリであるミューぽんの割引適用使えます。
そして現在アプリがセール中で170円なのです!
ここに行けば200円割引が使えますので既に元がとれます!
ぜひお使い下さい。


2013年3月31日(日)迄。
会期中無休です。
スポンサーサイト

theme : 美術館・博物館 展示めぐり。
genre : 学問・文化・芸術

comment

管理者にだけメッセージを送る

アクセスカウンター
カウンター
プロフィール

seina

Author:seina
FC2ブログへようこそ!

最近の記事
検索フォーム
最近のコメント
最近のトラックバック
月別アーカイブ
Blogram
blogram投票ボタン
カテゴリー
小さな天気予報

-天気予報コム- -FC2-
FC2ブログランキング

FC2Blog Ranking

QRコード
QR
ブログ内検索
RSSフィード
リンク