2012-10-13

SCAI THE BATHHOUSE「宮島達男「LIFE I-model」」を観てきました。


SCAI THE BATHHOUSEにて

「宮島達男「LIFE I-model」」

を観てきました。



ちなみに今日は息子同伴。せっかくなので
今回はこの作品を「美術教育」的に鑑賞することを意識してみました。


まず、行く前に資料を簡単に説明しながら
どんな作品に出会えるかを想像してみました。

息子が挙げた今回の作品についての予想のキーワードは
案外少なかったです。


数字が出てくること
機会が見えてるってこと

そして

生きてること。

「何が?」と聞いても本人はうまく説明出来ず。
そして「ロボットじゃない?」という
想像までしていました。

ちなみにSCAI THE BATHHOUSEを息子は

「おふろのギャラリー」

と呼んでいます。
「あそこの「おふろ」はびっくりがいっぱいあるだよ!」
といつも興奮気味に谷中霊園を散歩します。

ここにいる猫はいつも表情があって好きです。



そしてご挨拶をしていざ鑑賞へ。
特に気に入ったのは奧の大きな作品でした。



数字の流れというのは
とても直接的なメッセージ。
早い流れ、遅い流れ、そしてそれぞれの意味。



「人工生命の科学にアプローチする進化したガジェット」
というキーワードは思わず身構えてしまったけど
でも実際に作品を目の前にすると

生命体が

産まれること、
生きていること、
生きてることが終わること

という個別のストーリーと

その個別にストーリーが集まった
集合生命体という1つの物語は

同時に進行していることに気づかされます。
そしてそのどちらも大事なStoryであることを再認識し
どちらかをおろそかにすると
両方崩れてしまうんだなと実感することが出来ます。


数字が流れて消えて行く様は
「生命が生きて消えて行く様」を直接的に感じさせます。
息子に予備知識なく作品を見せて
自由に話させたところ

「「天国への電車」が交じってる」と話し始めたんで
とても驚きました。



作品に対しての思いを「言葉」にすることで
漠然とした思いを明確化する作業は
とても気持ちがいいものです。
思いを形するという作業もある意味「作品を仕上げるようなもの」と
私は考えています。

思いを言葉に整えて文章という形にまとめて第三者に話す
作業は私はとても大事にしたいんです。
この作業をやりきる、お互いやりあうという行為こそが
作家さんが作品を仕上げて発表した時の恍惚感を
鑑賞者が少しでも共有出来るのでは
と感じてるからです。


この恍惚感を体感し共有することで
その作品に対してはじめて対等に語れるのでは
と個人的には思っています。


こんな風に

作品から感じた、思い描いたキーワードを出し合うこと。
相手が話す言葉を包括的に聞くこと。

これが批評力、そして批判力につながるのではと
個人的には考えています。



(つながらなくても楽しいからいいんです(^^))



11月17日(土)迄。
日・月・祝日休廊です。
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genre : 学問・文化・芸術

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