2012-10-04
東京ステーションギャラリー「【東京駅復原工事完成記念展】始発電車を待ちながら 東京駅と鉄道をめぐる現代アート 9つの物語」を観てきました。

東京ステーションギャラリーにて
「【東京駅復原工事完成記念展】
始発電車を待ちながら 東京駅と鉄道をめぐる現代アート 9つの物語」
を観てきました。
今回新装開店する東京駅の中にある
東京ステーションギャラリー。
今回のこの展示は大好きな作家さんだらけなので
ワクワクしながら出かけました。
まずどうしても息子に見せたかったのが
「パラモデル」。
そうですやっとあのプラレールを使った世界を拝見することが出来ました。
パラモデルの作品実は随分前から観てるのに
この本家が未体験だった私たち。
すごく楽しみにして伺ったところ。。。。
期待以上でした。
東京駅という場所もあるからでしょうか。
特に男子の母をしている私としては
家にある形と同じレールや踏切を観たり
小さい時に買った新幹線のプラレールとかを観ると
もう泣きそうになってしまいました。
息子はこの世界にびっくりしながら
「ずっとつなげてなかったり電車がないのは心で遊んでってことだからだよ!」
とちょっとした新解釈をしておりました。
ただ奧の部屋の
ライティングされた線路の部屋は
「想像力の部屋」だそうなんで
この解釈は正しい方向なのかもしれません。
1つ1つの山や砂のディスプレイもすごくよかったです。
カッティング、本当に綺麗だった。。。

そして至るところにあるプラレール。
遊び心満載です。
そしてクワクボさんの作品。
クワクボさんのことを息子は
「まっくらプラレールの作品をつくる作家さん」
と呼んでいて
なぜか「クワクボさんは明るい場所が苦手」と思ってる様です。
面白いので否定してない困った母です(^^;)。
今回の作品は小さめの部屋に正方形の形でのストーリー。
とても柔らかく優しいお話を聞いているような感覚になります。
クワクボさん作品から連想するトンネルや車窓からの風景は
とても想像力を刺激してきて
暗い壁の奧に無限の世界があるような気がしてきます。
今回は2分30秒というショートバージョンなので
通らない線路のストーリーを勝手に想像したりして。
ぜひフルバージョンの作品も見てみたいです。
その他にも秋山さやかさん等
「移動」をテーマにした作品がとても多く
まさに駅だよな!って感じでした。

途中に見える当時そのままの壁に
コンテンポラリーアートがふんわりと融合している様は
まさに数々の出会いと別れが交錯している
駅そのものようで
「ここでしか出来ない展覧会」
になっていると思います。
外国の方とか沢山訪れてほしいと思います。
週末とか新しい東京駅を見に来た人が沢山訪れるといいなー。
ただ少し心配なことも。こちらの展覧会。
残念なのは動線の確保が非常にやり辛いです。
動線は基本1本で後戻りは想定されていません。
気に入った展示を戻ってみるというのは非常にやり辛いです。
(実際やってしまったのですが止められはしませんでしたが
すごく驚かれました。。。)
なので引き返す場合は十分注意しましょう。
混雑時に整理券配布が実施されるとのことです。
詳細がホームページに載ってました。
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お知らせ
10月1日から当面、ご入館時間帯を記載した整理券を当日配布いたします
【配布時間】
10月1日 午前4時30分より
10月2日以降 [平日]午前10時より [土日祝]午前9時より
※おひとりさま1枚
※各日ともなくなり次第終了
【配布場所】
東京ステーションギャラリー入口
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よくわからなかったのでスタッフさんに伺いました。
・配布のタイミング等はまだ読めません。
・整理券は時間指定は出来ません
とのことです。
私たちは平日の昼間に行ったのですが
平日昼間でも開館直後は整理券配布になったそうです。
ちなみにお昼の時間は大丈夫でした。
おススメします。
ただし今年中は時間に余裕を持ってお出かけ下さい。
2013年2月24日(日)まで。
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theme : 美術館・博物館 展示めぐり。
genre : 学問・文化・芸術