2012-07-14

横浜美術館「奈良美智展「君や 僕に ちょっと似ている」」を観てきました。

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横浜美術館にて

「奈良美智展「君や 僕に ちょっと似ている」」

を観てきました。


2001年(もう11年前!!)の個展「奈良美智展 I DON'T MIND, IF YOU FORGET ME.」
も見に行っています。
こちらで初めて「作品のパワーで涙腺が刺激される」という体験をしたような気がします。
素晴らしいタイトルだったしそして素晴らしい展覧会でした。


息子は以前奈良さんとお話したことがあります。
とても優しい方で感激しました。

2010-06-01
小山登美夫ギャラリー 清澄「奈良美智展 セラミック・ワークス」を観てきました。


特にこの前にちょと色々動揺があって
すごく落ち込んでいたのですね。
現在も色々ジタバタすることがあって
気持ちがすごく乱れていたので
どうしてもこの展覧会には初日に訪れたかったのです。


ドタバタして開館直後ではなく昼食を済ませてから訪問。
ちょと一息ついた感じでオリジナルショップが檄混みでした。
いい時間かな?と思ったら
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目の前の「White Ghost」に思わずびっくり。
こちらギャラリーで拝見した時とはまた違った印象。
そういえばアメリカに行ったのでは?と思ったら
なんと設置風景をまとめたブログ発見。
こうやってたのねー。納得。
ちなみにここは写真撮影可。息子は一生懸命絵を書いてました。


そしてワクワクしながら展示へ。
まずはブロンズとその制作過程。
独特のタイトルと味わいながら作品と向き合うと
なんだか胸がとても熱くなってきます。

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そしてその熱い想いは次の部屋を連想させるスペースで
気持ちのわき上がりが止まらなくなります。
原美術館を思い出しますね。
泣いてる方、何人もいらっしゃいました。
正直私も涙しました。

息子は
「閉じ込められた熊さんは言いたいことが言えない時の僕に似てる」
と言いながらこんな絵を書いていました。


IMG_8658.jpg
そしてさまざまなタイプのドローイングの中に身を委ねていると
なんだか穏やかな波が体のなかで起こるような
とても有意義的な覚醒が起きてる様な感覚に気づきます。


「アートに何が出来るか」という問いは
震災以降壮大かつとても重いテーマであるわけなんだけどこんな風に

「人々の心に波を立てて有機的な陶酔を促す」

これこそアートの出来ることというか
アートしか出来ないこと
なんだろうなと思いましたと同時に「感じました」。




奈良さんの絵を観ていつも感じるのは
これ前の記事でも書いたのですが推敲して再掲載してみます。
-------------
子供が皆内側に持つひたむきさ、強さは
強さをもっていない私には時には脅威に思えてしまうんです。
受け止める勇気がないから逃げてしまう、
その結果もっと周囲を傷つけそして逃げてしまう。
長く生きてきて集団生活も終えて「逃げる自由」を
獲得してしまった私は子供が今向き合ってる現実に
子供の立場で立ち向かえるのか自信が全くありません。
-------------
昨今学校のいじめの問題がありますが
当事者のまわりの大人は
子供の立ち場で子供が直面している現状に立ち向かう勇気が
なかなか出てこないのが現状だと思います。


大多数の子供は産まれたばかりからしばらくは
存在そのものが賞賛の対象であるわけです。
そして成長するにつれて存在そのものが賞賛の対象である状況から
行為の賞賛に移行していきます。
これは存在意義の否定ではなく成長過程において必要なこと。
でもそこをちゃんと説明されていない子供には
存在の賞賛を忘れられない部分が確かにあって
周囲の移行の理由が分からず戸惑う部分が出てきてしまいます。
この戸惑いは歪みを生みそしてそれは衝突へ変化します。


昨今表面化している沢山の「歪み」は
この「移行」をきちんと説明していないからなのかなと
個人的には感じています。


そう、私達は伝えなきゃいけないことから
逃げてるのではないでしょうか。


奈良さんの描く少女達は私に向かって
逃げてる大人達に「自分は逃げられてるからってそれでいいの?」
と問いかけてきてくれます。
私たち大人が見ないふりしてる事を
子供は気づいていることを教えてくれます。


意識だけじゃなく行動しなきゃ。って
改めて感じました。
ちゃんと行動して完成させた沢山の作品に感謝です。
ありがとうございました。



最後に残念だったこと。

「Miss Forest,(2010)」に再会したかったです。
彼女こそ現代の観音様だと思うのです。私は色々な偶然が重なって
「Miss Forest,(2010)」と個別に向き合える時間を得ることが出来たのですが
あの時間は本当に素晴らしいものでした。

展覧会での再会を夢見ていたのですが
今回は来日されなかったようで。。。
うう、森子に会いたかったです。



展覧会の世界観はとても感銘を受けました。
ぜひまた再訪したいです。



IMG_8650.jpg
そしてコレクション展にも奈良さんの作品が沢山あることに
改めて驚きました。
そして横美のコレクション展は撮影可能であることも
今回初めて知りました。

次回じっくりコレクション展もじっくり拝見させて頂きたいと思います。


グッズもとても素敵でした。
また買いにいっちゃうかもしれません。


9月23日(日)まで。
【木曜日が休館日です】
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genre : 学問・文化・芸術

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