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2019-03-17

【Singapore】Fost Gallery「No Substance by Zul Mahmod and Joyce Toh」を観てきました。



Fost Galleryにて

「No Substance by Zul Mahmod and Joyce Toh」

を観てきました。


Zul Mahmod(ズルキフリ・マハムード)さんは
シンガポール出身の現代芸術家としてとても有名な方。
私自身印象に残ってるのはやはりシンガポールグランプリのトロフィー。
そしてシンガポール美術館での数々のサウンドインスタレーション。
音の彫刻とはまさにこのこと。
色々な環境で楽しませて頂きました。


今回はトークの後にギャラリーを訪問。
そう、今までと違いSG滞在は本当に忙しいのです。



さて、ギャラリーに入るとそこはまるで実験室のような不思議な空間でした。



そして菅を使った作品。
ああこれ懐かしい!と思わず声を出しそうになりました。
当時シンガポール美術館で見た作品はとても大きな作品でしたが
自在に変化していくのですね。すごいなあ。


今回の展示はNo Substanceの新作。
No Substance (Trunk)だそうです。
No Substanceは2014年に最初に発表されました。

当時の作品の様子はこちらから。

物質が感じられない、都市であるのに
そこに物質がないとういうゴーストタウン的なイメージは
当時はとてもセンセーショナルだったでしょうね。



時は流れ都市を形成する人の心や
都市を導く人たちの心境の変化などが
この空っぽ感(物質なし)を
よりディストピア的に見せてる部分とかあるのかもと
色々なことを考えてしまいました。


そしてこの展示は特別なものでもあるんです。
ズルキフリ・マハムードさんとお話をさせて頂いたいのですが
私たちが日本人という話したら

そうそう!僕たちの展示が小豆島であるんだよ!
と教えて下さいました。

そもそもこの展示はベネッセアートの一部分である福武ハウスにて
SONIC Reflectionの常設展示されたことの記念展覧会でもあるとのこと!

なぜ常設展示になったのかというと
SONICreflectionは、
シンガポールビエンナーレ2016の評価で
福田総一郎賞をベネッセから受賞しているからとのこと!

おお!これですね!思い出した!!!



第11回ベネッセ賞はパナパン・ヨドマニー氏に決定 福武總一郎特別賞をズルキフリ・マハムード氏に授与



小豆島って言ったら瀬戸内国際芸術祭に第一回から通っている私たちは
黙っているわけにはいきません。
そうめん食べましたか?話で盛り上がりました。
(ちなみに食べなかったみたい。。冬だったので。。。

福武ハウスでのSONIC Reflectionはどんな音源が集まっているのでしょうか。
SONIC Reflectionはシンガポールでの各ローカルコミュニティの音源が
使われていましたが
福武ハウスの作品はどんな感じなのかな。

今年は瀬戸内国際芸術祭には行く気満々なので
楽しみです。


4月28日まで。
詳細は公式WEBをご参照ください。
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theme : 美術館・博物館 展示めぐり。
genre : 学問・文化・芸術

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