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2019-03-31

【Kuala Lumpur】A + Works of Art「Superfold by Tawatchai Puntusawasdi」を観てきました。




A + Works of Artにて

「Superfold by Tawatchai Puntusawasdi」

を観てきました。


去年、バンコクビエンナーレを楽しんできました。


Bangkok Art Biennale2018を観てきました。


正直バンコクの交通網をうまく使いこなせず、
日々午後3時くらいまでしか回れませんでした。 
バンコクビエンナーレは
お寺での展示がうまく組み合わされていて、
観光や参拝も同時に楽しめるビエンナーレでした。


お寺めぐりでワット・ポー本殿は外すことはできないでしょう。
そう、驚くほどに大きい寝姿の仏像が拝める場所といえば
名前を知らなくてもわかると思います。


Tawatchai Puntusawasdiさんの
「A Shadow of Giving」も拝見することが出来ました。
これはワット・ポー本殿の壁画から
デザインのアイデアが来てるそうです。

こんな歴史を感じる表現から
研ぎ澄まされた表現が生まれる。
さぞかしとてもストイックな方なんだろうと思ったら。。。




とても素敵な穏やかな方でした。

数々のビエンナーレ、近年では
シンガポールのミニマリズム展にも参加。
素材はとても身近なものなのに
そこに自然のルール、造形、哲学、自然の摂理を投入して
完成する作品はなんだか古代の哲学者のよう。










美しい彫刻がそこに存在するまでの経緯を
想像させる数々の数式と分析。
数学が苦手だった私は意味がわからないけど
でもそこに感じる導かれる感は
とても美しい流れを感じさせてくれます。





1つの影、角度がそこに生まれたのには意味がある。
誕生の経緯を数学的に記録していくことは
まるで神が生命を作り出した経緯を
記録してるようにも見えます。



深いなあってしみじみ思いました。



今回はトークもあったのだけど参加できず
(中学生は宿題が忙しい!)。
じっくりと改めて向き合いたいと思います。



4月6日まで。
詳細は公式FBページをご参照ください。
スポンサーサイト



theme : 美術館・博物館 展示めぐり。
genre : 学問・文化・芸術

2019-03-25

【Kuala Lumpur】ILHAM Gallery「 Chia Yu Chian: Private Lives」を観てきました。



ILHAM Galleryにて

「 Chia Yu Chian: Private Lives」

を観てきました。


悲しいかな私、まだまだ不勉強で
マレーシア出身の作家さんついて知識があまりありません。
なので展覧会はあくまでも第一印象、
インスピレーションで鑑賞しているのが現状です。

そんな私が展覧会の広告を見たとき


「これは!」


と思わず目を見張ったのが
「 Chia Yu Chian: Private Lives」のポスターでした。


私はKuala Lumpurに住んでまだ1年ちょっと。
しかも普段は郊外に住んでいるので
Kuala Lumpurという都市の現在も、
過去もまだまだ知らないことが多いです。



そんな知識が全然足りない私でも
おおっと身を乗り出してしまうような、
なんだか懐かしさで胸がいっぱいになるような
とても素敵な世界でした。

実際の展覧会はまるでタイムスリップを
経験したかのようでした。



Chia Yu Chianさんは1936年生まれ、
彼は芸術を学ぶために
フランス政府から奨学金を受けた
マレーシアとシンガポールからの最初の芸術家でした。
卒業後の作風はナンヤンスタイルと言われる
シンガポール現代芸術の影響を多大に受けた画風だったそうです。
その後、ペナンからKLに家族と一緒に転居して
フラットの1室をアトリエにして作品制作を始めたそうです。
資料を拝見した印象では決して広くは感じられませんでした。


だからでしょうか、
今回そのアトリエで描かれたであろう作品たちには
まるでその場にいるような懐かしさが広がっていました。







私自身は今は郊外に住んでいるので
中心部を訪れる際はついつい観光客目線が出てきます。
しかもシンガポールからのスライドという背景もあり、
観光ガイドで紹介されているような場所は
つい色眼鏡で見てしまいます。

この展覧会にはそのような観光名所が数多く出てきます。
この展覧会で描かれた私が知っている有名な場所は
観光名所ではなく、明らかに

「人々が行き交っている場所のかつての風景」

でした。
ああここに何十年前にこんな人がいたんだろうな、
こんな食べ物を食べてたんだなとか…。





特に私が惹かれたのは病院のシリーズ。
私ごとですが、
1月、2月と息子が体調を崩して
結構病院のお世話になりました。
最初は日系のクリニックに行ってたのですが
専門医に行きなさいと紹介状を渡されなんと地元の病院に行くことに。

シンガポールで専門医経験が数回あったので
ど緊張はしませんでしたが
システムがなかなか理解できず緊張しまくり。
その時になんとなく見ていた待合室の風景とかが
数十年前だとこんなだったのかなとか色々思いを巡らしました。

病院はとても綺麗だったしとてもシステマティックだったんですが、
このシリーズを見ていて
何だか通っていた病院の遠い昔を勝手に想像している自分がいました。
(ちなみにその病院は出来て間もないので想像ではなく創造なんですけどね)




この展覧会にはとても

「社会的な位置付け」を感じます。
絵画的表現だけでなく社会的背景を写真より鮮明に、
ライブ感満載で伝えるってこういうことなのかなって感じます。

この展覧会が会期が長い理由がわかります。
これはぜひ観光で訪れた人にもみてほしい。
観光で歩き回った場所の空気感を
思い出しながらかつてここには。。
と想像の海への旅が始まります。

その旅は実際の旅とはまた違ったものになることでしょう。


必見です。ぜひ、足をお運び下さい。

6月23日まで。
詳細は公式WEBサイトをご参照ください。

theme : 美術館・博物館 展示めぐり。
genre : 学問・文化・芸術

2019-03-17

【Singapore】Fost Gallery「No Substance by Zul Mahmod and Joyce Toh」を観てきました。



Fost Galleryにて

「No Substance by Zul Mahmod and Joyce Toh」

を観てきました。


Zul Mahmod(ズルキフリ・マハムード)さんは
シンガポール出身の現代芸術家としてとても有名な方。
私自身印象に残ってるのはやはりシンガポールグランプリのトロフィー。
そしてシンガポール美術館での数々のサウンドインスタレーション。
音の彫刻とはまさにこのこと。
色々な環境で楽しませて頂きました。


今回はトークの後にギャラリーを訪問。
そう、今までと違いSG滞在は本当に忙しいのです。



さて、ギャラリーに入るとそこはまるで実験室のような不思議な空間でした。



そして菅を使った作品。
ああこれ懐かしい!と思わず声を出しそうになりました。
当時シンガポール美術館で見た作品はとても大きな作品でしたが
自在に変化していくのですね。すごいなあ。


今回の展示はNo Substanceの新作。
No Substance (Trunk)だそうです。
No Substanceは2014年に最初に発表されました。

当時の作品の様子はこちらから。

物質が感じられない、都市であるのに
そこに物質がないとういうゴーストタウン的なイメージは
当時はとてもセンセーショナルだったでしょうね。



時は流れ都市を形成する人の心や
都市を導く人たちの心境の変化などが
この空っぽ感(物質なし)を
よりディストピア的に見せてる部分とかあるのかもと
色々なことを考えてしまいました。


そしてこの展示は特別なものでもあるんです。
ズルキフリ・マハムードさんとお話をさせて頂いたいのですが
私たちが日本人という話したら

そうそう!僕たちの展示が小豆島であるんだよ!
と教えて下さいました。

そもそもこの展示はベネッセアートの一部分である福武ハウスにて
SONIC Reflectionの常設展示されたことの記念展覧会でもあるとのこと!

なぜ常設展示になったのかというと
SONICreflectionは、
シンガポールビエンナーレ2016の評価で
福田総一郎賞をベネッセから受賞しているからとのこと!

おお!これですね!思い出した!!!



第11回ベネッセ賞はパナパン・ヨドマニー氏に決定 福武總一郎特別賞をズルキフリ・マハムード氏に授与



小豆島って言ったら瀬戸内国際芸術祭に第一回から通っている私たちは
黙っているわけにはいきません。
そうめん食べましたか?話で盛り上がりました。
(ちなみに食べなかったみたい。。冬だったので。。。

福武ハウスでのSONIC Reflectionはどんな音源が集まっているのでしょうか。
SONIC Reflectionはシンガポールでの各ローカルコミュニティの音源が
使われていましたが
福武ハウスの作品はどんな感じなのかな。

今年は瀬戸内国際芸術祭には行く気満々なので
楽しみです。


4月28日まで。
詳細は公式WEBをご参照ください。

theme : 美術館・博物館 展示めぐり。
genre : 学問・文化・芸術

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