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2018-09-27

ArtScience Museum 「FUTURE WORLD: WHERE ART MEETS SCIENCE」を観てきました。



ArtScience Museum

「FUTURE WORLD: WHERE ART MEETS SCIENCE」

を観てきました。


もう何回足を運んだことでしょう。
ArtScience Museum 「FUTURE WORLD」が
「WHERE ART MEETS SCIENCE」としてリニューアルされていました。


この夏、下関、東京ボーダレス、そしてシンガポールと
チームラボに全く関係ないのに

地方、東京、海外と

3分野を勝手に制覇してる私たち。
ここで声を大にして言いたいのは




「家族が最高に楽しめるのはシンガポールだと思うよ!」


であります。
今回改めて感じたのであえてシンガポールの
「FUTURE WORLD: WHERE ART MEETS SCIENCE」
がなぜオススメなのかを改めて整理してみたいと思います。



1:広さがちょうどいい

チームラボ作品の巨大化が止まりません。
私が最初に拝見したアウディや東京シティビューの時代に比べると
作品はどんどん巨大化し、鑑賞者と作品は一体化して、

そして

引率する大人は疲労が蓄積されていきます。

その点ArtScience Museumの

「FUTURE WORLD: WHERE ART MEETS SCIENCE」

は広さが丁度いい。

「自然ゾーン」
「街ゾーン」
「サンクチュアリ」
「公園ゾーン」
「宇宙ゾーン」

それぞれのゾーンを自由に行き来することも可能です。



2:混み具合が丁度いい

ArtScience Museum 「FUTURE WORLD: WHERE ART MEETS SCIENCE」は
Marina Bay Sandsの施設内にあります。
周りにはたくさんのお店やレストランがあります。
そして他の階にも魅力的な展覧会があります。

つまり、人の集中が過度にならないので
いつも程よく混み合っているので
快適に楽しむことができます。

しかも展示作品は定期的に変わります。
今回も10作品は新展開。
しかも中のWi-Fiもめっちゃ強力。



3:外も楽しい


ArtScience Museumの外にも
チームラボ作品があります。
こちらの美しさもたまりません。
そして中に入らなければ無料で楽しめます。
詳細は別記事にて。


2018-01-29
「綺麗なものはみんなで見たほうが楽しい。きっと。」チームラボが技術と優しさで描く新しい人と人との関係の具現化「Digital Light Canvas」。



4:参加してる人の笑顔度が高い


ここ重要。
1−3の好意的要素の集合体の結果
この展覧会に入場してくる人は笑顔の度合いがとても高い。
笑顔の多い人が集まる空間は。。。
そりゃ笑顔になりますよね。



私は個人的にチームラボ作品というのは
綺麗だデジタルだテクノロジーに注目することと同じくらい



「そこにいる他人がそこにいるからこの世界が存在してる」



点に注目すべきだと感じています。
(日本語ではあまり触れられないけど)


そこに存在する「他人の存在そのもの」を含めて
自分が見ている世界が構成されてる。

そこに考え方の相違や見た目の相違とか話し言葉の相違など関係ない。
そう、存在そのものが壮観して世界は構成されている。



ここに気づくことができたら
実世界でそれぞれの相違でわざわざ争いを起こすことより
まずお互いを認めあおう。そう思えるようになるはず。

実世界でもそこに気づけたら世界はもっと優しくなれるはず。


世界中の人が集まり様々な言葉が聞こえてくるシンガポール。
ここには様々な相違が集まり美しい世界を共有している、
そしてその美しい世界は一瞬たりとも同じものはない。


他の存在そのものを認めあおう。
そこに気づけたら世界の美しさに私たちはもっと目覚めることができて
そしてもっと優しくなれる。


インスタ映えするこの瞬間は
自分たちだけでできてるわけではないのです。



考えすぎですかね。
でも、そんな風に考える余裕を持てるほどに
とても程よい世界であるのがこの

ArtScience Museum
「FUTURE WORLD: WHERE ART MEETS SCIENCE」。


チームラボ作品を家族でMAXで楽しめるのは
私はシンガポール一押しです!
まだまだずっと開催続いていくそうですよ。


ぜひ、飛行機に乗っていらしてください。
あ、私は隣の国にいます。
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theme : 美術館・博物館 展示めぐり。
genre : 学問・文化・芸術

2018-09-26

A+ WORKS of ART 「malaysian citizenship A Solo Exhibition by Kentaro Hiroki」を観てきました。




A+ WORKS of ARTにて

「malaysian citizenship A Solo Exhibition by Kentaro Hiroki」

を観てきました。



やっと生活に余裕が出てきてクアラルンプールでも
少しずつアートギャラリーを探す余裕が出てきました。
しかし東京やシンガポールと違い
交通事情の関係で日中に1箇所行ければいいかな状態です。
でも行けるようになっただけ良しとせねば。


この展覧会ももっと早くチェックすべきでした。
なぜならKentaro Hirokiさんは
2016年のシンガポールビエンナーレで
拝見済みの作家さんだから。


今回はどんな展示なんだろう?と
ワクワクしながら出かけました。


商業スペースにあるギャラリーは
KLスタイルはとても広々していて
自由度が高いホワイトキューブ。
そこにとても贅沢な空間を使って展示されていました。


今回は2017年のA+Works of Art の
1年のレジデンスプログラムによる展覧会なんだそうです。

今回の展示のテーマは「市民権」。
市民権に関する書籍を写本しています。
でもその写本のプロセスは後でわかります。
最初はこれ、なんだろう。状態です。




ここでHirakiさんが「市民権」に着目したのは
なんかわかるなあとマレーシアに同じ時期に住んでる者として
感じることが多かったです。



市民であることとその人の歴史。

それは必ずしも同じではない。

これは日本に生活していた時には
私は全く理解できていませんでした。
そして市民であるということは
結婚などで簡単に手に入るのだろうと思ってました。


現在子供の留学の保護者ビザでマレーシアに滞在している私は
合法的に滞在する証明(VISA)の取得を自分で行ったんですが
(後から考えればそれほど大変ではなかったんですが)
でも実際の作業中、取得までは本当に大変でした。

そして今、ビザの取得というのはどの分野も本当に大変で
合法的な婚姻でもそんな簡単に長期間のビザは取得できないと聞いて

市民であること

の再確認が自分の中で行われました。








今回写経のように市民権を数種類の色鉛筆で写し取る作業は
終了したらその過程も見失ってしまいそうなくらい
精巧に行われています。
その写本の行程はまるで市民として住むためのプロセスが
とても大変な過程を踏ませられる、
そうしなくてはいけない理由があるけど
終了過程ではその過程すら見えてこないような
国の独特なプロセスが凝縮されてるようで


なんだかイミグレーションの緊張を思い出したりしました。



特に東南アジアで生活するようになって思うのですが
その国の生活や状況の情報を持っていると
作品への自分なりの理解がより深まっていきます。
私は東南アジアに住んでるというこの立場を活かして
自己解釈になっちゃうけどでもこの解釈の事例を伝えていきたい。



そんな気持ちにさせてくれるのは
本当に親切なギャラリースタッフのおかげです。



どうして来てくれたの?と声をかけてくれたスタッフとおしゃべり。
クアラルンプールのギャラリーのフレンドリーさを伝えたいのって
話したら「もういつでも来てよー!」と言ってくださり感激。



また1つ通いたい場所が増えました。
ありがたいことです。


9月29日まで。
詳細はギャラリーのFBページをご参照ください。

theme : 美術館・博物館 展示めぐり。
genre : 学問・文化・芸術

2018-09-25

ワタリウム美術館「 梅沢和木 × TAKU OBATA 超えてゆく風景」展を観てきました。



ワタリウム美術館にて

「 梅沢和木 × TAKU OBATA 超えてゆく風景」展

を観てきました。


カオス*ラウンジというのは私にとって興味はあるけど
縁のないアーティスト集団でした。
ちょうど活動が活発化したのが
私が日本を離れた時と同時期というのも関係して
なかなか実際に作品を見ることができませんでした。


今回弾丸一時帰国の中でちょうど時間ができたので
ブッコムぞ的な勢いで訪問したのですが。。。



とても特別な体験ができました。


恥ずかしながら
「なぜ写真撮っちゃいけないのか」
実際に作品を見るまでわかりませんでした。
梅木さんはインターネットの画像を大量に集めて
そこにアクリル絵の具などで加筆を行い
自分の世界観で再作成する手法。

近くで見ると「ああ!これは○○だね!」がいっぱい。
こりゃ確かに撮れないね。




そしてこのコラージュの世界。
私はとても見覚え、というか感覚的にわかる部分があります。


現在マレーシアで暮らす私。
学校も英語、日常生活も聞こえてくるのは
英語、中国語、マレー語です。

そこで聞こえてくる言語を
注意深くチューニングして
なんとか情報を集めています。


しかし。
日本に一時帰国すると様子が変わります。
特に飛行機を降りた羽田空港からタクシー乗り場まで。

私の頭はちょっとした混乱状態になります。

マレーシアだとチューニングしないと頭に入ってこない
様々な情報が
日本になるとこちらに御構い無しに
どんどん脳内にぶち込まれて行きます。

こんなにいらない。。
っていうか訳がわからないのに
勝手に入ってくる情報が本当に多い。


これは

私の思考が日本語であること
日本語以外の言葉だと考えないと入ってこないこと
日本語の情報だと考えないでも入ってきてしまうけど
でも今日本にいないので情報を正規の形にキャッチできないこと


が原因だと思われます。
正直、帰国して2日目くらいまでは
脳内が混乱状態になります。


そう、こんな感じに。




展示に足を踏み入れた時、


「ああこれって帰国した時の私の脳内」


って瞬時に理解しました。
そしてこれがずっと続くって。。。
(梅木さんの作品は会期中随時追加されていくとのこと)


うわああああああ


と改めて別の混乱を実感しました。



そしてTAKU OBATAの彫刻作品。
ダンサーであるのにデフォルメ部分につい目がいってしまう
この不思議なスタイルは
このダンサーが現実に踊り出すのではなく
このダンサーが存在するデフォルメと実在の世界が
混在する世界に自分が引き摺り込まれたような感覚に陥ります。


そう、この混在感は
自分がコントロールできない混乱に
身を流されるような感覚。


東京ってとても情報過多だけど
情報が流れていく感がすごく強い。


そして流されていく自分を
諦めの境地に流していく空気がある。




ああ、このまま自分も流されて無くなってしまうのかな感覚。



このように感じるのは
私が(日本で育った)日本人だからなのか
この展示を(今、様々な意味で流れている)東京で見ているからなのか


短い時間では私の中で結論は出ませんでした。


でも

あの帰国時に猛烈にくる脳内混乱を
心底わかってくれる人に出会えたような
安心感は予想外の体験でした。


そして


私は情報のチューニングの変化で
ああいう混乱が脳内発生すると思っていますが
もしかしたらああいう脳内混乱て
結構色々な人に発生してるのかな。
そして悩んでる人多いのかな。


展示を堪能させて頂いていた際
「(なんかわかる)安堵感を持った笑顔」で
楽しんでいる方がいて
勝手に仲間意識を感じていました。


これからも注目していきたい作家さんが
また一人増えました。
忙しい日程だったけど本当に行ってよかったです。


12月2日まで。
原則月曜日休館。
詳細はWEBサイトをご参照ください。

theme : 美術館・博物館 展示めぐり。
genre : 学問・文化・芸術

2018-09-20

【Kuala Lumpur】Wei-Ling Contemporary「Dadang Christanto「M I S S I N G」」を観てきました。



Wei-Ling Contemporaryにて

「Dadang Christanto「M I S S I N G」」

を観てきました。

Dadang Christantoさんはインドネシアの作家さん。
インドネシアの作家さんのエネルギーが大好きな私はまた下調べもなく
行ってしまったのですが。。。

これはすごい展覧会でした。



少しだけ歴史の授業。

20世紀最大の虐殺事件の1つと言われている
9月30日事件というのがあります。
国軍部隊のクーデター未遂事件後のスハルト陸軍少将(当時)による
首謀者・共産党勢力の掃討作戦に関連する
一連の事象全体を指して「9月30日事件」と呼ばれています。

この掃討作戦の被害者は50万人前後とも、最大推計では300万人とも言われています。
その数は、今日でも正確には把握されていません。
こうした残虐な大虐殺は、1965年10月から1966年3月ごろまで
スマトラ、ジャワ、バリで続いたと見られています。

9月30日事件 - Wikipedia

この事件を題材にした映画もあります。

THE ACT OF KILLING




この展覧会ではこの9月30日事件の犠牲になった人たちの
ポートレート110点がとても生々しく描かれています。
このポートレートにはちゃんと元の写真があるそうですが
大虐殺の最中なぜその写真が存在したのか
わかっていないことも多いそうです。

作家であるDadang Christantoさん(1957年生まれ)は
インドネシア中部ジャワの小さな村Tegalで
インドネシアの中国系の家庭に生まれました。
彼が中華系の生まれであることは
この作品に大きな影響を持っています。
マレーシア、インドネシアには華人と呼ばれる
中国をルーツにした人たちが数多く住んでいました。
(そして今も住んでいます)
彼らは一生懸命働くので裕福になり、そしてその裕福さから
妬みの対象となり政治的、人権的な弾圧を受け続けてきました。
そして共産党という脅威は常に弾圧の対象になりました。

彼の父親もこの虐殺で帰らぬ人になっているとのこと。
当時彼は8歳だったそうで
その時の体験はずっと彼の作品制作に影響しているそうです。




この数多くの肖像画は中国の身分証明書を連想されるとのこと。
そして彼らの作品の中に溶け込む赤も中国の国旗の色、赤を連想させます。


そしてこの作品群が「単なる歴史をモチーフにした作品」
で済まされないほどに世界は今混乱して不安定であることに
改めて不安を感じます。

鑑賞している時、スマートフォンの
バイブレーションが来る度に
あ、これが世界の終わりの始まりだったら
どうしよう!とを感じてしまうような
不安感が襲ってきました。


世の中はそれほどに緊迫感にあふれている。
そう、この瞬間「MISSING」になる可能性もあるのだと。


もし、あなたが「MISSING」になったとしたら
あなたは今どうするのか?




数々の肖像画が私に問いかけてきます。


東南アジアに暮らして丸四年。5年目突入です。
本当に色々なことがありました。



そして多くの国を訪れました。
私にとってインドネシアは
多くの友人の故郷であり
訪れるたびに元気をもらえる明るさを感じる
とても素敵な場所であります。


だからもう誰もMISSINGになってほしくない。
みんな穏やかに幸せになってほしい。


でも、そうするには
私は何ができるんだろう。


深く、深く問いかけを感じる展覧会でした。


クアラルンプールをこの時期訪れる方は
ぜひ足をお運びください。

theme : 美術館・博物館 展示めぐり。
genre : 学問・文化・芸術

2018-09-18

ちょくちょく日本に行くので移動用の靴「bernie mev. CATWALK」を買ってみた

今月も日本に行きました。
そう、この夏はちょくちょく行ったり来たりです。
主要な用事は大阪だったのですが
関空大変状態だったので羽田往復にしたので疲れました。。。






でも初めてなんばグランド花月に行けたのでちょと感激。
吉本興業の戦争慰問については
ぜひ記事にまとめたいなと思ってます。




ワタリウム美術館の展覧会も良かった。
タイミングが全然あわなくて

「初カオスラウンジ」だったのですが
これは実際見てやっとわかる展示ですね。。。
こちらも後で記事にしたいと思います。


そんなこんなでドッタバタでして
(しばらくこのドッタバタは続きます)
あまりに移動が大変なので


靴を買いました。


私、服やアクセサリーやメイクはあまり関心ないのですが
(女子力ねえ。。。)
カバンと靴は自分なりのこだわりがあります。
そして呆れるほどの移動距離&アスリートのママなので
足の痛くならない靴をいつも求めています。


そこで愛用してるさくらスリングの杉山さくらさんが
教えてくれました。


bernie mev. CATWALK


あら可愛い。
とりあえず買ってみようか。。と思って
一足買ってみたのですが。。。




「なんだよこれ神かよ!!!」




子育て中の人ならわかりますよね。
サクッと靴履けないと子供ってどこに行くかわからないですよね。

子育て中で親に会う人ならわかりますよね。
スニーカーばっかり履いてると「ちゃんとしなさい」って怒られますよね。

足の幅が広い人ならわかりますよね。
締め付ける靴を避けるとビーサンばかりになってしまうんですよね。

暑い場所で生活してる人ならわかりますよね。
とにかく素足で過ごしたいけど靴づれは勘弁してほしいですよね。

飛行機移動が多い人ならわかりますよね。
足って長時間フライトだとむくむから、かかとが踏める靴だと楽なんですよね。


私思ってました。
そんな靴ねーよって。
先週までは。



あった。
bernie mev. CATWALKは私にとって神靴でした。


私の足の形にぴったり合わせてくれた
この靴は移動するおばさんである私にぴったり。
今回の弾丸帰国、足の痛みを感じることなく
マレーシアに帰国することができました。


上にあげたような悩みのひとには
ぜひチャレンジしてほしい。
日本はこれから秋だから
素足で履くことは少ないかもしれないけど
私のような暑い場所に住む人には
最高の靴だと思います。


もう数足買い足す予定です。
なぜかと言うと東南アジアは
日本と違い道が綺麗じゃない場所も多いので
気に入った靴ばかり履いてると
靴の痛みも超早いのです。



ガチで気に入った靴は2足以上買う。


これ、試験に出ると思うので
覚えておいてください。

theme : 思うこと
genre : 学問・文化・芸術

2018-09-10

【Tokyo】新宿タカシマヤ10階美術画廊「富田菜摘展『真夏の夜の夢』」を観てきました。



新宿タカシマヤ10階美術画廊にて

「富田菜摘展『真夏の夜の夢』」

を観てきました。


このブログ、ずいぶん長くやっていますが
もしかしたら1番長く追っかけさせて頂いている
作家さんの一人が富田菜摘さんであります。

一番古い記事は8年前!!!

2010-01-15
「iPRECIATION(The Fullerton Hotel of SINGAPORE)」を訪問してきました。


遠い昔、プラスティックの歯ブラシでできた
ヤモリにびっくりしたのが最初の出会い。
それからずっと拝見させて頂いていますが
正直初めて出会った時には
外国に住んで帰国時に個展を見に行くことになるなんて
想像もしていませんでした。







今回は「真夏の夜の夢」というタイトル通り
夜。影が重要な要素になっています。
展示もなんだかナイトサファリのような
美しさがあって素敵やわあと
改めてうっとり。


そして!







息子さんはずっと富田菜摘作品とコラボってるのですが
まだコラボれる!
12歳なのに!
さすが英語圏男子!ノリがいい!



富田菜摘作品に感じてほしいのは
このノリの良さ、グルーヴ感なんですよ。
あの、料理とか家事をしてる時に


「あれ?これ、ここに置いたっけ?」


ってモノが動いてて???とか思ったことありませんか?
そう、なんか目を離していた際に
家電や部品やいろんなものが集まって

なんだか不思議な物体になって動くの。

そしてその集合の方法を
家にある動物図鑑とかスマホのYoutubeとかで
情報収集して

なんか本物に近づくように毎日少しずつ工夫したら。。。

なんかこんなになっちゃった!
的な感じ。
彼女の作品は廃材を集めての制作でありますが
近年の作品はなんかグルーヴ感が高まったいて
目を離したらなんだか動き出しそう!
飛んで行きそう!

とワクワクします。

彼女の作品が繰り出す世界から
これからも目が離せないなあと
改めて思いました。


ちなみにアクセサリーなども販売がありました。
(大人気なのですぐ売り切れてしまう!悲しみ😭)
このような展覧会、

「素敵だけど買うとかできないら」

と言う方は
ぜひ小さな作品もチェックしてみてくださいね。



展示はすでに終了しています。

theme : 美術館・博物館 展示めぐり。
genre : 学問・文化・芸術

2018-09-08

【Tokyo】eitoeiko 「和田高広展「Nippori Portraits」」を観てきました&観に行けなかった人にはぜひこちらを



eitoeikoにて

「和田高広展「Nippori Portraits」」を観てきました。

実は私たち、一度撮影を体験しています。

幕末風湿板写真館で写真を撮ってきました。


これは本当に得難い体験でした。
なので今回の一時帰国にて
和田さんの個展にはぜひ伺いたかったのです。



展覧会は湿板でできる最大限の大きさのものから
自分たちがかつて体験したハガキサイズの大きさのものまで
様々なサイズがありました。

和田さんの江戸時代の技術に対する尊敬の心と
その湿板の技術を使って表現を行なってきた
様々な先代の写真家さんに対する敬意と
そして猫と草花をこよなく愛す和田さんのお人柄が感じられるような
作品の数々。そこには様々な物語が組み合わさっていました。




この写真を撮るのには
モデルは正確に静止しないといけないので
後ろから器具をつけます。
6秒間静止をした後に手際よく薬品を使い
写真を仕上げないといけないんです。

その間、独特の匂いや時間の流れがあるんです。
これがねえ撮られる方も緊張するんですよ。。。

作品を拝見している間
自分が体験した緊張感を多々思い出してしまい
その緊張感が作品の中に潜り込んで
撮影現場に居合わせたような躍動感が
何度も何度も襲ってきました。


写真に物語を感じるってこういうことなんでしょうね。


そして観に行けなかった人にはぜひこちらを
ご紹介したいと思います。



アルジャジーラ(中東のニュースメディア)が
和田さんの活動を紹介しています。

個人的にアルジャジーラというメディアの英語は
本当にわかりやすくて
英語の勉強にピッタリです。

湿板写真のプロセス、空気感が
無駄なくシンプルに紹介されていて
すごくいいと思います。

でも、でも、
独特の匂いとか
6秒の緊張感とか
あれはぜひご自身で体験してほしい。

写真館の撮影は予約になります。
予約はこちらのサイトから簡単に出来ます。

自分の子供の、子供の、また子供の子供が
同じものが観れるくらい保存力が高い湿板写真。
未来がこれからどうなるか不透明だからこそ
体験してみる価値があると思うのです。

ぜひ、実際に体験してみてほしいです。
人生において忘れがたい時を感じることができると思います。


予約、問い合わせは下記になります。


電話 & FAX : 03-5814-8914   move090-8102-1585 
留守がちなのでなるべくメールでお願いします。

最近メールが届いてない、という方がいました。今調査中です。
3日以内に返信がない場合はお手数ですがお電話ください。
shippan@lightandplace.com



湿板写真館 土日・祝日 :10:00〜20:00

平日は不定期、土日以外も問い合わせください。
営業日 画像をクリックしてください。

詳細はWEBサイトをご確認ください。



展覧会は既に終了しています。

theme : 美術館・博物館 展示めぐり。
genre : 学問・文化・芸術

2018-09-07

【Kuala Lumpur】The Isetan Japan store KL「<お笑いマレーシア寄席!>『日本の伝統芸能祭り!~伝説の落語会編~!』」を観てきました。




The Isetan Japan store KLにて

「<お笑いマレーシア寄席!>『日本の伝統芸能祭り!~伝説の落語会編~!』」

を観てきました。



何かと話題のThe Isetan Japan store KLですが
このような文化交流事業もちゃんとやってるんですよ。
今回は落語、急に知ったので
ドタバタでしたが無事にチケットを
手に入れることが出来ました。
この公演は8月末に行われました。
なのでムルデカくんもお誕生日仕様。
それにしても服デカイ。




さて、ぜんじろうさん。



私世代で申しますとやはり
上岡龍太郎さんのお弟子さんという
イメージがあります。
パペポTV大好きでした。

(余談ですがぜんじろうさんは「パペポテレビ」って言ってた!
関東(というか私の周り)だと「パペポティーブィー」だったけど
違うのかな??)

落語は古典がとにかく好きで
正直いうと現代落語を聞くのは初めて。
ちょっと斜に構えていたのですが・・・


いやあ面白かった!!!


現代落語がこんなにも面白いとは予想外でした。
特に笑福亭鶴瓶さん作の現代落語の再編は
本当に面白かった。
そして落語ってすごく大変ですよね。
全く同じ格好で何役も何場面も演じるんですよ。
演者は全く変わってないのに
でも、ぜんじろうさんの落語を拝聴してると
ジェットコースターのように場面が変わっていくんです。



ストーリーテーリングというスタイルの
トークもとてもひきつけられました。
自分のことを話すということを
「自分切り売り」とか「恥ずかしい」という人も
日本語思考の方にはいらっしゃいますが
(悲しいことに私もその気があることを認めます)
自信を持って自分のことを土台に
ストーリーを紡いで話してみることが
とても重要かつ美しいものであるのだなと
気づくことが出来ました。


昨今、「発信こそ重要」とよく言われますが
どう発信するかが重要で同じようなことを言っても
同じような写真を撮っても意味がないんですよね。
自分がどう思いどういう形で表現していくかが重要。
落語やストーリーテーリングには
そのプロセスが満ち溢れているなあ
勉強になるなあと改めて思いました。


普段私としか日本語を話さない息子さんですが
トーク、落語もちゃんとタイミング遅れず笑っていたので
内容はわかっていた様です。
日本語環境が少ないお子さんにとっては
落語やコメディショーは
ものすごい良いトレーニングになります。
オススメです。


ちなみに息子さんはSturday Night Liveの「フリートーク」で
爆笑できるリスニング力もあるので本当に羨ましい。。。



上岡龍太郎さんや笑福亭鶴瓶さんの「トーク」が好きな方。
パペポTVなど上品だけどでも鋭い切り口のトーク番組が好きだった方。

上記の方には機会があったら
猛烈にオススメしたいです。
KLに再訪して下さったらまたぜひ行きたいです。
子供の日本語のレッスンにもなるしね。



キンジョーさんの落語、漫才に関しては
更なる発展を期待しますね!
楽しみにしています。


このイベントは終了しています。
シンガポールで公演がある様ですので
シンガポール在住の方はそちらもチェックしてみて下さい。


【緊急速報】
初!シンガポール公演
〜オール英語 day 〜
『ZENJIRO : Stand up comedy Friday night! 」
2018年10月26日(金)
出演:ZENJIRO THE Sushi leak(from Malaysia)
開場:19時30分 開演:20時(21時30分終了)
料金:20$
会場:The Merry Lion(Comedy club)
住所:8b Circular Road, Level 3, Singapore, 049364
予約 問い合わせ:‭zenjiro@sky.dti2.ne.jp‬
(件名に10月26日と書いて、人数とお名前を書いてください)
〜オール日本語 Day〜
『爆笑!サタデーナイトコメディライブ!」
2018年10月27日(土)
出演:ぜんじろう ザ!スシレマーズ!(マレーシア住みます芸人 漫才師)
開場:19時30分 開演:20時(21時30分終了)
料金:30$
会場:The Merry Lion(Comedy club)
住所:8b Circular Road, Level 3, Singapore, 049364
予約 問い合わせ:‭zenjiro@sky.dti2.ne.jp‬
(件名に10月27日と書いて、人数とお名前を書いてください)

詳細はこちらのFB投稿をご確認ください。

theme : アート
genre : 学問・文化・芸術

2018-09-06

【Indonesia】museum MACAN「Life is the heart of a rainbow」を観てきました。




8月の上旬になりますが

museum MACANにて

「Life is the heart of a rainbow(人生は虹の心)」

を観てきました。




MACANとはなんぞや。
MACANとはインドネシアのビジネスマンでありアートコレクターでもある
Haryanto Adikoesoemo氏によって設立された
インドネシア初の現代アートミュージアムなんだそうです。
いわゆるプライベートミュージアム。

これは個人的な想いなんですが
インドネシアのビックコレクターさんって
本当に金持ち半端ない+アートに対する愛がハンパないです。
本当にアートが好きで、このアーティストを応援したいという
想いを感じます。
私も何人かお話をさせて頂くコレクターさんが
いらっしゃいますが
本当に愛溢れる素晴らしい人たちです。

なので、期待してたんです。



期待以上でした。
アートに対する愛が満ち溢れた場所でした!


以前、ジャカルタのアートスペースに行くには
タクシーで交渉しなきゃいけなかったんで
すごく辛かったんですよね。
適当な場所で下ろされちゃったりして。

でも今はGrabのおかげでずいぶん改善した気がします。
今回もGrabでススーッと出かけました。




人気と聞いていたので事前いWEBでチケットを購入。
その日の夕方にKLに帰る予定だったので
朝一10時のチケットを購入。
買ったのに来ない!と騒いでいたら
迷惑メールフォルダに隠れておりました。


早目に到着して並んでしたら
「荷物は持ち込まないで」と
途中でクロークへ強制連行。
でも、これいいですよね。
だって確実に事故減りますもんね。
私はいつもこのような時のために
小さなトートバックを使うのですが
それもダメでした。
どうしても心配!って時は
小さなポシェットなら大丈夫そうです。




そして並び直していざ中へ。
途中でチケットの確認を何回もやってくれるので
入場時にはスムーズでした。
ネット情報によると入場も1日3000人までと制限があった模様。
作品保護を最優先に出来るのは個人所蔵のミュージアムならでは!


私自身は草間彌生展は東京、シンガポールと拝見しています。
シンガポールの際は東京との鑑賞の雰囲気の違いに
すごく驚かされたのですが
ジャカルタも雰囲気が全く違いました。


ジャカルタはですね。
とにかくめっちゃ楽しい!んですよ!!!!



東京では草間弥生の人生に自分を投影し涙ぐむ人続出
シンガポールでは作品の中の私!私を観て!の思い爆発

ジャカルタでの展示は

難しいこと言わないで
私の世界に身を委ねなさいよ!
楽しいわよ!という草間様の心意気に


おっけー!!!


と飛び乗るジャカルタっ子続出。
まさに「私大好きワールド」が
自由奔放に同時多発していました。



個人的な憶測ですが
草間彌生さんはこの「私大好きワールドが同時多発」を
自分の展覧会環境に求めていたような気がします。


心の病との葛藤、死の誘惑と戦うための制作、
そして日本社会からの抑圧に対する戦いのための制作。
その時期を経て気がつくと
もういつ死んでもいいんだという歳になり


もう戦わなくていい
誰かと競わなくていい
私が描きたいように描けばいい


というフィールドになって初めて
新しい世界が花開いているような気がします。




今回のジャカルタの展示では
その私大好き!の気持ちがとても素直に受け止められているような
印象を受けました。



ここは極楽浄土かよ。


インドネシアマインドというのは
草間彌生の世界に絶対にあってる!と
思っていたのですが
予想以上に化学融合がありましたね。


作品と展示する場所と
展覧会が作られている空間。
この3つは複雑に関係しあっているのだなと
改めて感じました。
今、自分だから出来る


「好きな作家の作品を色々な国で観る」


はぜひこれからも続けていきたいと思います。

ちなみにカフェも超美味しかったです。
早め早めの行動を心がけるときっと大満喫できると思います。



9月9日まで。
このアートスペースはこれからも注目していきたいです。

theme : 美術館・博物館 展示めぐり。
genre : 学問・文化・芸術

2018-09-03

【Kuala Lumpur】Lostgens' Contemporary Art Space「Interdisciplinary Art Festival Tokyo 17/18 in Malaysia」を観てきました。




Lostgens' Contemporary Art Spaceにて
「Interdisciplinary Art Festival Tokyo 17/18 in Malaysia」
を観てきました。










今回は3人のアーティストのグループ展です。



まず岡田裕子さんの「女の一生」。
とても不安定で美しいカーテンに投影される朝日、空、そして夕日。
そこに一緒に写り込むのは赤ちゃん期、少女期、熟女期、そして老婆期の下着。
2分ほどで投影されるその映像は
不安定な風に揺れるカーテンに投影されるので
同じように見えるけど1度たりとも同じものはない。

女性の下着というとてもプライベートな象徴と
一生を連想させる朝日から夕日の映像。
女性の一生という本当はみんな1つ1つ違う物語が
日本社会の切り口から見ると
どのように同じに見えてしまうかを見せつける残酷さ、
でも同時に感じる美しい風景と美しい手仕事。

日本における女性の一生を象徴するこの世界観を考えさせらると同時に、
女性の立場が日本よりかは格段に開放感のあるこのクアラルンプールで
マレーシアの友人たちは
どのようにこの映像を捉えているのかなと考えさせられました。



そして韓成南さんの作品「Compliance Level 0」。
登場人物は3人、派遣社員の女性と人事部の女性、そして上司。
この派遣社員さんは本名が本人の意に反して社内に知られた経緯を怒ってる。
大企業の人事部が当人に謝罪する人事部の女性が
言い訳しながらニヤニヤしながらの謝罪。
その機械的な対応がさらなる怒りを。。。
というワンシーンがまるで戯曲のように演じられます。


ここで疑問。英語の役があるので意味がわからないことはないと思うんだけど
マレーシアの人、この彼女の怒りの原因はわかるのか?と。
英語名を自分で勝手につけても無問題という東南アジアで英語を使う人々。
日本で在日コリアン女性が通名を使う気持ちとその通名とどう向き合うかの葛藤。
彼らにはなかなか難しいテーマだったかも。

でも、怒りの意味がわからなくても絶対伝わっただろうなと思ったのは

「怒りの行く末に戸惑う様」。

先ほど「怒りの原因」と書きましたがこの映像、
何回も見てると「怒りの塊が三人の間で浮遊してる感」が見えてくるんです。
怒ってるのはわかるんだけどさあ。。という感じの感情。
人の怒りの原因とかそんなに簡単に言ってはいけないと
諭されてるような感覚になります。

怒りの感情と改善のための要望の感情。
本来ならこの感情は混合すべきではないんだけど、でも混合しちゃうよね。
してしまうよわかるわあという身に覚えのあるザワザワ感を呼び覚ます。
深く深く心を揺さぶりました。



そして西山修平さんの「timeless video -areas-」。
なんとなく見覚えある景色ととても抽象的な景色。
見覚えある景色は気仙沼や石巻の風景。抽象的な景色は
「同じ映像の表現方法をピクセル変更して再作成したもの」だそうです。
ちなみにこの作品を発表した際、「被災地をネタにするな」的な批判があったとのこと。
そうか。抽象的な映像であってもそうでなくても
「伝わらない」ことはあるんだなあと気づかされました。
ちなみに私、父の墓が会津若松にあるので
被災地に関連する作品はつい見入ってしまいます。
そして「伝わらない」という葛藤にいつも苦しみます。
その伝わらないをこのように視覚化してくれるのは
新しい気づきを感じました。



このようにこの3作品ともとてもシンプルだけど
社会的なメッセージを強く持っています。
その社会的なメッセージに対して
クアラルンプールのアートラバーはどんな風に反応するのかなーと
遠目で見ていたのですが皆さんとても「自由」。


私がシンガポールから来たからかもしれません。
私が日本人だからかもしれません。
映像作品に対して

「理解をしなきゃいけない」
「自分がどのように解釈しているか人に見抜かれてはいけない」

などのような縛りが全く感じられない「自由」な雰囲気。

極東アジアをひとくくりで言われるとなんだかなあと思うように、
東南アジアもそこで暮らす人々の思考は全然違うんですね。
このようなアートスペースも雰囲気が全然違うんだなあと改めて感じました。

自分自身は3カ国は結構行き来してるかなって思っていたのですが
まだまだ知らないこといっぱいありそう。
なんだか無性にワクワクしてきました。





展示は9月11日まで。
チャイナタウン界隈の雑居ビルの3階(エレベーターなし)なのですが
とても雰囲気のある素敵なスペースです。
万が一やってなくてもこの界隈は
おしゃれなカフェや美味しい庶民系レストランがいっぱい。
やってない場合は近辺でお茶やお食事を楽しんで
ぜひ足をお運びください。

theme : 美術館・博物館 展示めぐり。
genre : 学問・文化・芸術

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