2016-06-25
府美で起こったことはこれからも起こるの?府中市美術館常設展特集・府中市平和都市宣言30周年記念事業 「燃える東京・多摩 画家・新海覚雄の軌跡」企画変更依頼の経緯を外から見守って思ったこと

昨日、このような記事を掲載しました。
2016-06-23
今府美で何が起こってるの?府中市美術館常設展特集・府中市平和都市宣言30周年記念事業 「燃える東京・多摩 画家・新海覚雄の軌跡」企画変更の依頼を外から見守る
私はあくまで「美術が好き」ないち主婦でして
(ここで都民って書けないんです。私は住民表がありません)
東京に住んでいた時楽しんでいた
様々な美術館がより開かれた場所であってほしいと思い
この記事を書きました。
すると若冲展の時のように
たくさんの方が読んでくださいました。
その後著名な美術評論家さんや学芸員さんが
この件に触れてくださり
ハフィントンポストまで記事を掲載していました。
府中市美術館「内容に偏り」理由に展示の再検討を指示? 学芸員の投稿に美術館側は...(UPDATE)
その後、武居さんのFBから経緯についての
投稿がありました。

開催の方向で進めそうとのことでひとまず安堵ですが
美術館を取り巻く世界はこれからどうなるんだろう
そしてこのように事態が動いたことを
どのように感じるのだろうと色々な想いが交錯しました。
今回私は自分がわかる範囲で問題提起として
記事を書きました。
内部の事情や指摘の経緯などは
一主婦であり、しかも海外在住の私には
わかるわけがないからです。
でもこのような問題定義に経緯を表し
そしてその勇気を心から応援したいと思いました。
このような指摘はおかしいと思うという武居さんの問題提起から
問題提起により状況の共有が生まれそして
未来についてより多くの人が関わり、考える環境が生まれる。
ソーシャルネットワークだからこそ生まれる
この新しいこの流れは我々をより強くしてくれるのだなと
明るい気持ちになりました。
しかし同時に
可視化されるような状況の前に止めてしまえという
止めるほうも方法を考えてくることになることは
十分予想されるわけで
その場合どうしたらいいのか
新たに考えさせられました。
まだ、私に答えは見えません。
もうすぐ一時帰国です。
父が具合が悪くなってから
結構頻繁に行き来をしていますが
行くたびに東京は少しだけ違った顔で迎えてくれました。
美術館訪問も楽しみです。
今回も出来る限り回ろうと思っています。
そして父が亡くなった後も
私は東京を訪れます。
私の知らない東京が
私の知らない場所で
増えてきているのかもしれませんが
きっと笑顔で迎えてくれるはずと信じています。
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theme : 美術館・博物館 展示めぐり。
genre : 学問・文化・芸術