2016-04-25
Affordable Art Fair Singaporeに行ってきました。

毎年2回行なわれているこのフェア。
最近勢いが感じられなくなってきたので
あれえええと思っていたのですが
今回は思い切り変化していました。

スポンサーが銀行から百貨店に変わったということもあり
規模の大胆な縮小(最大規模時の半分になっていました)
絵に興味がありそうな人に届く効果的な広告
接客態度についての再確認(マニュアルがありました!)
お買い得の商品がよくわかるように表示のルール作り
(お買い得に最初から目印を付けるなど)
アクティビティの充実
食事の充実
などが図られ、とてもアミューズメント感がUP。
これがすごくいい方向に空気を持っていた感があって
今回は売れてる売れてる。
売買がかなり激しく動いていました。
行ってみた感じたことは規模の縮小の効果。
来場したお客様が行ったり来たりがしやすい。
これはとても具合がいいのですよね。
あれここどこだっけ的な迷いが深くなり
疲れてしまうという悪循環を断つことができます。
疲労感を産ませないというのは購買につながるのだなと
いろいろな場面で感じることができました。
日本からのギャラリーも。

Shonandai Galleryさん

Gallery Seekさん
シンガポールのギャラリーで日本人の方がオーナーの
Tokyo Gallery さんではライブペインティングも行なわれていました。

作品も素敵でしたがパフォーマンススタイルもとてもこのフェアにマッチしていました。
沢山の人で賑わっていましたねー。
レジデンスのコーナーがあり、
そこでもライブでの製作が。
テープを使っての製作ということで
家族づれとの交流とかあったりして
これは楽しいなあと感心しました。

そしてワークショップでは
病院とコラボレーションをしている印刷スタジオの指導の元
鞄の製作をすることができました。
料金は病院での活動資金になるとのこと。
こういう形式は楽しいですね。

コーヒーや食事もとても美味しかったです。

今年は台北のフェアも規模を縮小して
結果的にとても好調だったと聞いています。
これからは大規模フェアとこのようなサロンフェアは
明確に住み分けされるのかなと
実感するフェアになりました。
次回の展開が楽しみです。

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theme : 美術館・博物館 展示めぐり。
genre : 学問・文化・芸術