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2014-08-24

無人島プロダクション「8周年記念展「無人島∞」」&八木良太(共作:真下武久) 作品「Takoyaki Sequencer」のライブパフォーマンスを観てきました。


無人島プロダクションにて

「8周年記念展「無人島∞」」
&八木良太(共作:真下武久) 作品「Takoyaki Sequencer」


のライブパフォーマンスを観てきました。


いつもお世話になってる
無人島プロダクションの皆様。
ぜひオープニングにも行きたかったのですが行けず(泣)。
どうしても会期中に行かねば!ということで
そこでチャンスを探していたのですが

「たこ焼き焼くから」

との情報を頂き
たこ焼き好きな息子は「行く!行く!」と
喜んで出かけました。


たこ焼きパフォーマンスって?


私の頭の中も「???」。
実際に機材を観ても「???」



八木さん、真下さんにご挨拶させて頂き
しばらく待っていると
パフォーマンスが始まったのですが。。


「???」





ここで衝撃のからくりを聞きます。
これは単なる「たこ焼き」ではなくて
たこ焼きの場所、色がデータとなって
音楽を奏でているそうなんです!


「!!!」


正直これには驚かされました。
特に最後のたこ焼きが盛りつけられる瞬間は
音楽がふわっっと終了するのですね。
「形成された世界の終わり」を外界から見つめているようで
身震いしました。



そしてね。たこ焼き美味しいの!
美味しかったです!!



2回目や3回目では
2人でたこ焼きを焼いて
音の変化を楽しませてくれました。
これ、機械を並べて4人ぐらいで
アンサンブルとかやってみると
凄いことが起きそうです。
ぜひ複数台で
並べてパフォーマンスして頂きたいです。



今回は無人島プロダクション8周年ということで
所属アーティスト全員のグループ展。










それぞれのアーティストが
それぞれに作品を発表してる


はずなのに


なんかお互いにコラボ感が感じられて
とってもワクワクします。
こういう「鑑賞者の内側に元気玉注入」
してくれる展示って
本当に素敵です。


ここで展示されてる作家さんは
皆さんそれぞれ熱く活動されてる方ばかり。
ここの展示を体感した後に
ぜひ作家さんそれぞれの活動にも
注目して頂きたいと思います。

会期末まで色々なイベントもある様です。
あと作品についての情報もあわせて
ご確認下さい。
--------------------------
速報! 風間サチコ トークイベント
松蔭浩之氏(現代美術家)とのトークイベント
『虚☆無限大トーク:不阿久悠(こだわりのニヒリスト)×澁サハ断ツ彦(ネガティブポジティビスト)』を開催いたします。

会場:無人島プロダクション
日時:9月6日(土) 19:00~
参加費:無料

タメになる話満載、間違いなし!


八谷和彦 作品「カイ・クイライド」体験のご案内
作品「カイ・クイライド」は、おひとりずつご案内するライド系体験型作品となります。 お客様の安全確保のため、毎週土日および祝日のみ、体験いただけます。

体験可能時間:
毎週土日および祝日のみ
12:00~12:15、13:00~13:15
14:00~14:15、15:00~15:15
16:00~16:15、17:00~17:15
18:00~18:15
(各回6名まで先着順。体験時間はおよそ2分)

※安全上の理由で、以下の方は体験できません。
あらかじめご了承ください。
・8歳未満の方
・身長120cm未満の方
・体重100kg以上の方
・飲酒されている方および二日酔いの方
・乗り物にたいへん酔いやすい方
・妊娠されている方

田口行弘 映像作品「Funke」上映時間のご案内
映像作品「Funke」は、会期中毎日、閉廊10分前からの上映となります。
上映時間:
火~金:19:50~20:00
土日祝:18:50~19:00
(※他の作品の電源はすべて落とし、暗闇での上映となりますので、他の作品はご覧いただけません。あらかじめご了承ください。)
--------------------------


9月15日(月・祝)迄。
★月曜は休廊ですが9/15は休日の為開廊だそうです。
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theme : 美術館・博物館 展示めぐり。
genre : 学問・文化・芸術

2014-08-23

「彼等は初デートの次、何を着て何を話して何を食べればいいのかすごく聞きたいのにどうして教えないだろう? ~日本の鑑賞層は初心者とコアなファンだけではないのに彼等の存在はなぜ見つめられないのか~ 」



久々コラム的なものを。


今日、横浜トリエンナーレを駆け足で
(本当に駆け足で!)観てきました。
始まってすぐの時間帯に横美に飛び込むと
そこには沢山の家族連れがいました。

引越前で非常に忙しい私は
今回は一人で鑑賞しに来ていました。
親子鑑賞の楽しさを体感してる私は
少しの寂しさと羨ましさにより
ついつい彼等を観察してしまいます。
親子層には大きく分けて2つのグループに別れていました。
それは

1:親子で思い出作り
2:夏休みの宿題対策

の様でした。
1のグループは引率してきた大人が
子供達を飽きさせないように
説明等をしているのですが
展示も後半になってくると大体だれてしまっていました。

2のグループは1とは違い積極性を感じました。
しかし美術館に来て、この積極性をどのように具現化して
宿題対策にするかビジョンが見えていない子も多いようでした。
そこで引率してきた保護者に相談するのですが
保護者はもっと解らない。

一見すると解り辛い「現代アート」のを前にして
数種類の気まずさが同居している様は
それはそれで非常に興味ぶかい現状でした。


でもですね
思ったんですけどね


なぜこういう団体さんにぴたっとくる
情報も人力的サポート等を
美術発信側が積極的に行わないんでしょうかね。



「ワークショップとかやってる」という声が聞こえます。
そうです最近の美術発信側(美術館やギャラリー)は
啓蒙活動が盛んになってきたと思います。でもそれって


初めて美術館に来る層か超コアな層


どちらかを対象にしたものばかりだと思うのです。
この時期は美術館、博物館を訪問する子どもは
とても多いと思います。
そしてそういう子の大多数は

「美術館に何度か足を運んだことがある子」

であります。
いわるるビギナーではありません。


女性ファッション紙を覗くと
「最初のデート」対策より
「2回目、3回目以降のデートの重要性」を解いています。
つまり
これは状況設定ももちろんなのですが
雑誌を手に取った人がどの層に所属してるのかを想像すれば
一番多い層が求める情報を発信すれば
その媒体は生き残れるからではないかと思うのです。


美術鑑賞に話を戻しましょう。
美術業界では。。。


「○○展を初めて訪れるあなたへ」は沢山あるんだけど
美術館には2回目、3回目という層に向かっての
投げかけやWSって本当に無いよなあと改めて感じます。
「美術館には2回目、3回目」が
鑑賞者の中に圧倒的に多いはずなのに
初めて美術館に来る層か超コアな層への
投げかけは沢山あるのに
彼等に帯する美術発信側からの投げかけって
本当に少ない。


これってこの場にいる人の中で
一番多い層をガチで無視してるってこと!?


なんかすごくもったいない。。。。
そしてこのガチ無視状態が鑑賞行為への大衆化を
妨げているのではないかしら。。。

でもこの無視は「存在に気づいていない」だけなのかも。
発信者側からすると
「だってアートだよ!いきなり好きになって当然でしょ!」
的な自信故かもしれません。


なので


このビギナーでも文化的にコアでもない私が
初心者でもコアでもない鑑賞者の気持ちを
もっと掘り起こしてみようと思いました。


美術館において
2度目、3度目のデートのプランとは
どんなプランになのか。
ここを具体化することで何かが変わるような
気がします。



ヨコトリそのもののレポートはのちほど。

theme : 思うこと
genre : 学問・文化・芸術

2014-08-21

新宿クリエイターズ・フェスタ2014開会式「遠足プロジェクトアジア・スペシャルトーク」に参加してきました。


新宿クリエイターズ・フェスタ2014開会式

遠足プロジェクトアジア・スペシャルトーク」

に参加してきました。


ひょんな事からお誘いをうけて
この開会式に参加させて頂きました。
去年は椿先生の作品がとても印象的でした。。

今年の作品もすごーくかっこいいそうです。
ああ観たかったなあ。。

今年は。。運命を感じました。
今回の遠足プロジェクト・アジアは
シンガポールのアーティストが
とても多いのです!
トークイベント、
興味津々で聞かせて頂きました。




そもそも遠足プロジェクトとは何か。
東日本大震災で支援物資として送られてきた
中古のランドセルは放置されていたのを
アート作品化してみよう!という形から
発信されたプロジェクトなんだそうです。

今回はアジアクラスということで
アジアのアーティストが35組。
このプロジェクトに参加しているんだそうです。



被災地で放置されていたランドセル。



3年前の震災の時に感じた
色々なことを思い出します。
そしてあれから3年もたったというのに
どうして?と思うような事が沢山出てきてくる昨今。
椿先生の

「最近の日本ってのはほんとなんか「上手くいかない」ですよね、
 何故なんでしょうね」


という言葉にはっとさせられながら私は
3年前と2年前と半年前を順番に思い出していました。


震災の時、息子は幼稚園でした。
暫くは「震災から○年」という数え方で
色々なことを考えていたのに
いつの間にかしなくなりました。



地震はどこでも起こる可能性があるのに
もうなかったことにしようとしてる自分の気持ちが
解らなくなることもありました。



そんな状態の私たちに訪れた大きな環境の変化。
いらなくなった「ランドセル」。
今、新天地へ出向く私にとって
「ランドセル」というのは
とても特別なものとなっています。

ランドセルの作品というと
アイ・ウェイウェイ「蛇の天井」がとても印象深いのですが
今回のこのプロジェクトで
子供達は1つ1つの「個」であったのだなと
改めて感じることが出来ました。


実際に作品を拝見すると
個々の世界の面白さ、美しさに
見入ってしまいました。
こりゃ楽しい。





★作品は住友ビルに展示してあります。




実際に背負うともっと楽しいみたいです。
新宿区長、ノリノリでした!

子育世代の方に
ぜひ実際に観て頂きたいたいと思います。
ランドセルというのものが


家族の特別なイベントとして家庭にやってきて
そして色々な事情で家庭を離れて
そして今ここにこの形で存在してる


今、目の前のランドセルが経てきた歴史を
深く感じて頂きたいと思います。




トークその他色々なイベントが終了した後
椿先生に助けて頂いて
思い切って話しかけてみました。
シンガポール引っ越す人がいた!ってことで
皆様も面白がって下さいました。
ぜひ、シンガポールでの展示の時には
積極的に関わらせて頂きたい!何かお手伝いしたい!
と思います。



新宿クリエイターズ・フェスタは
8月22日から9月7日迄開催です。
ビジネス街での公共展示ということで
子供連れでもとても見やすいアートイベントです。



沢山のイベントも開催予定です。
少しずつみるのも十分楽しいと思います。
ぜひ、足をお運び下さい。

去年の記事もご参照下さい。
新宿クリエイターズ・フェスタ2013を観てきました。
新宿クリエイターズ・フェスタ2013「北川フラム「都市のユーモア展」」を観てきました。

2014-08-20

森美術館「ゴー・ビトゥイーンズ展:こどもを通して見る世界」を再訪してきました。


森美術館にて

「ゴー・ビトゥイーンズ展:こどもを通して見る世界」

を再訪してきました。


内覧会からなかなかお邪魔出来なかった
こちらの展覧会。
久しぶりにじっくり観てきました。



息子は内覧会の時は
インタビューがあったりカクテルパーティーがあったりなど
大忙しだったので「落ち着いて見れる!すごく嬉しい!」
とすごく喜んでくれました。



さて今回なのですが
子供と私の大きな環境の変化によって
視点がすごく変わっていたことに
私たちはすぐに気づかされました。具体的には



社会は沢山のスタイルの人間により
形成されている、そして自分達もその1つである



という視点に自分達が変化していたことです。
渡星を繰り返している(まだ完全引越してない)
から尚更そう感じるのだと思います。
生活する環境でここまで印象が違うのか
この視点がいかに重要であるかを
私たちは展覧会の中を進む度に
どんどん思い知らされます。



こどもを通じてというタイトルですが
こどもという言葉で「迷いのない視線」を
意識させたかったのかなと感じました。
迷いのない視線を感じると
自分のブレブレがより一層際立ちます。
多様性を自然に受け止めるという
考え方がもてないと
相違がすごく気になってきます。
ちょと違うだけなのに
その相違のまわりを
大きな壁を作ってしまう。
相違を過度に意識すればするほど
その壁は高く、険しくなります。



戸惑いの視線
壁を構築中の視線
そして
作られた壁をすり抜けて
自由に遊ぶ視線。
沢山の視線が交錯しあう
展覧会になっていました。


その視線のブレのブレブレ感。
鑑賞のハコの中にいると
突然気がついちゃうんですよね。
自分のブレも、他人のブレも。



その気づいた人の動揺の度合いも
観ていてすごく印象的でした。
何人か「他人のブレ」に気づいてる人がいて
その人が「気づいてること」を必死に隠そうと
している様もまた面白かったです。
なんか社会の縮図みたいな感じがしました。



そんなブレブレ探り合いの中
私が面白いなあと感じたのが
「キャプション・プロジェクト」。
子供達がキャプションを考えた様です。
しかし息子の反応はクール。息子曰く



「えんりょしてるよね。本当はもっといろんな言葉があったと思うよ」



と話していました。
山本高之さんの作品の時も同じ様なことを話していたので
「日本の子供は大人の視線を気にして表現を遠慮する」
というイメージが自分の中で出来上がってしまってるのかと
考え込んでしまいました。
これも「相違の過度な意識」とリンクしてるような気がします。
っていうかうちの息子さん、そんなに表現の機会の上で
「我慢」が多かったのだろうか。。。
本人は「小学校の作る授業がルールが多くてつまんなかったの」と
少しだけ教えてくれましたが。。。



表現において遠慮や我慢から
解き放たれるチャンスを与えてくれるのが
美術館だと私は思います。
展覧会は永遠ではありません。
出口があります。
だからこそ、この感覚を思う存分味わって頂きたいです。
この相違の視線をどうやったらより強く感じるかなと
自分なりに考えたのですが
旅行(場所はどこでもいい)に行った後かなと思いました。
ここではない相違の感情がまだ体に渦巻いてる時に
様々な表現を体感すると
相違についての気持ちのブレが純粋に体験出来そうな気がします。
ぜひ足をお運び下さい。



8月31日迄。無休です。

2014-08-17

8月の水墨画特別教室


8月、渡星前に特別にお稽古して頂きました。
今回はプレゼン用ということで竹。
平筆1つで「竹」が出来ちゃうなんて
本当に凄いよね!っていつも思います。
今回はひとりで出来るようにチャレンジです。




本人が非常に苦心していたのが笹。
勢いよく、迷い無く払わないと
「笹」の伸びやかさが出ません。




何度も書いて最後に
笹らしくなってました。ブラボー。




出来ました。頑張りました!



それにしても
毎回不思議でならないのは
子供の水墨画って
最初は「えっ」とか思うのですが
少し時間が経つと
息をしているかのように
視線に馴染んでいって
そして気がつくと
本当に美しい作品として
はっとさせられるんですよね。
同時に親として


「一見ですぐに子供の行動を判断してしまっていないか」
「一見ですぐに子供の意見を聞かずに叱咤してしまっていないか」



親として毎回反省させられます。
来月から渡星してしまいので
これからは
一時帰国の度に行かせて頂こうと思います。



先生、いつもありがとうございます!

2014-08-16

Bunkamura Box Gallery、Bunkamura Wall Gallery「富田菜摘 個展 Wonder Carnival」を観てきました。


Bunkamura Box Gallery、Bunkamura Wall Galleryにて

「富田菜摘 個展 Wonder Carnival」

を観てきました。


先日あざみ野でWSに参加させて頂いた記憶を鮮やかな状態で
Bunkamura Boxギャラリーでの展示を
訪問させて頂きました。


☆写真の撮影、掲載は主催者及び作家さんから許可を頂いております。



このように人が出入りする場所での
富田菜摘作品はいつにもまして
生き生きとしてる躍動感を感じます。

作品台に展示されてる作品と
床展示が混在してるのですがまるで
床展示の作品は「台からちょと降りてきた。。」的な
生命力があって本当に素敵です。




ペット不可のマンションの人や
忙しくてペット飼えない人
アジアの人がこぞって買っていった
(だろうと私は確信している)
鳥かごの作品。
現在シンガポールと東京を行き来してる私にとって
トリだけにこれは♡を鷲摑みだわねと
深く納得してしまいました。



ずっと富田菜摘作品を追っかけておりますが
彼女の作品はホワイトキューブの閉じられた空間と
人の出入りが感じられる公共の場では
表情がどんどん変わってきてるんだなって感じます。



特に大型作品の「透かし」は
人の流れや躍動を
より一層引き立てています。
前回のあざみ野ではテオヤンセン的な物質の躍動を感じたのですが
人の動きと一緒に鑑賞すると
ピノキオ的な生命力がある制作された心を持った生き物として
感じられるんだなあと驚かされました。



今回はギャラリー外にも作品があります。
ぜひ、作品と一緒に美味しいコーヒーとか
飲んでみたいものですね。
☆写真は富田菜摘さんご本人がディレクションしてます。
 お写真撮るときはくれぐれも触らないで下さいね。


ご家族でも
お友達でも
恋人でも
そしてひとりでも楽しめる
とても暖かい空間です。
ぜひ足をお運び下さい。


8/24(日)迄。

2014-08-03

横浜トリエンナーレが始まったので花輪ちゃんに会ってきました


横浜トリエンナーレが始まりました。

今、非常に忙しいのですが
どうしてもどうしてもどうしても見たかったので



花輪ちゃんに会いに来ました。




どどーーーーーん!!!!
はい、これゲリラです。
★キュンチョメは横浜トリエンナーレ参加アーティストではありません!
キュンチョメはここがゲリラデビューだそうです。


以下公式HPより引用
----------
キュンキュンゲリラ@横浜トリエンナーレ(2008)

ゲリラ元年。緑のリヤカーが三会場を縦横無尽に走り抜ける!
いつのまにやらリヤカーにもTシャツにも皆の熱いメッセージがガンガン書き込まれて、もうなんだか走る絵馬のよう。迷惑と名物の狭間を駆け抜けるゲリラここに参上!!!



キュンキュンゲリラ@横浜トリエンナーレ(2011)

生まれ育った横浜で、三年に一度開かれる横浜トリエンナーレ。予算の縮小により2012年の開催があやぶまれているともっぱらの噂だったが、無事開催される事になった。その開幕祝いをしたいと思い、日本のバブリーな祝福手段である花輪をかぶって会場周辺と横浜を練り歩き、祝杯と宣伝を勝手に行った。

オメデタ感とお祭り感を引っさげて、迷惑物と縁起物の狭間を狙う。
----------

「迷惑物と縁起物の狭間」正直この表現にやられちゃったんですよ。
なので花輪ちゃんにどうしても会いたかったんです。
キュンチョメを追いかけてるくせに
リアル花輪ちゃんを見てないってどうなのよと思い
時間を必死に工面して会いにいきました!



実際に会って
ちょと感動しちゃいましたよ。
虚構の具現化と日常の劇場性。
日常のほうが劇的な事に溢れてる昨今
花輪ちゃんの存在が3年前より
より身近だけど劇的に感じられるような気がします。



今日花輪ちゃんに会った皆様。
この日の思い出は
数年後万人に自慢出来る思い出に変わります。
絶対に写真は保存しておいて下さいね。



花輪ちゃんの部分の酷使具合も
実際の花輪の歴史を連想させて
なんかとってもアートな感じ。
冠婚葬祭で見かける花輪の
隠れた歴史の濃さ、混沌さみたいなのを
改めて感じられて
すごくいい感じでした。



すみません私
花輪ちゃんに会っただけで帰ってきてしまいました。
でも後悔はしてません。
超勇気を頂きました。



横浜トリエンナーレ本体については
8月中にレポート予定です。

theme : 美術館・博物館 展示めぐり。
genre : 学問・文化・芸術

2014-08-03

ご報告

ブログで改めてご報告。



この度、私たちは9月から旦那さんの仕事の関係で
生活の拠点をシンガポールに移すことになりました。
これから本格的にシンガポールでの生活が
始まります。
(既に行き来はしています)



東京に全く帰らないわけではない、
というかちょくちょく帰るので
このブログは今後は
「日本を含めたアジアのアート鑑賞」
という感じになります。
ただ「子供とアート」というメインテーマは
変わらないので
まあスタイルは特に変わりません(^^)。
何か面白いご提案等ありましたら
ぜひお知らせ下さい。
今後は【私自身も】
もっと積極的に活動していきたいと思います。



ちなみにですね。
人間って場所の行き来が激しくなると
一期一会的感情が猛烈に高ぶる時があるんです。



な の で



今以上に会いたい!感情に素直に
どんどん図々しくお出かけさせて頂きます。



今後ともどうぞよろしくお願い致します。

theme : 思うこと
genre : 学問・文化・芸術

2014-08-03

横浜市民ギャラリーあざみ野 展示室1「あざみ野こどもぎゃらりぃ2014 富田菜摘「ものものがたり」WS「ものものいきもの」」に参加してきました。


横浜市民ギャラリーあざみ野 展示室1にて

あざみ野こどもぎゃらりぃ2014
  富田菜摘「ものものがたり」
 WS「ものものいきもの」」

に参加してきました。



年に1回は参加させて頂いている
富田菜摘さんのワークショップ。
今年のこの季節がやってきました。



今回は個展と同じ会場でとのことだったので
私は個展を楽しませて頂きました。




今回新作の特徴は

「おなかの中が見える」

とのこと。
私は最初拝見した時に
「マウリッツ・エッシャーが描く箱庭」を
連想しました。
1つ1つのパーツが風で動いた時に
テオ・ヤンセンのように動くのかなとか
想像は深く広がっていきます。



可愛らしさだけではない
廃材の歴史等を
連想させるような
内側の世界観を見せる展開に
今後の作品が益々楽しみになりました。




ぜひLOMO等フィルムカメラで撮影してみたいです。
「Wonder Carnival」が
8月16日からBunkamura Box Gallery で行われるので
これは息子と一緒に
カメラを持って行かなくては!と思っています。



ワークショップのほうが
正直私は全く関与しませんでした。
もうすっかり自分で作れます。
今回の楽しかったようです。



ワークショップに入る前の
完結なギャラリーツアーも好きです。
これで子供が一気に引き込まれます。



そして作品がこちら。
お疲れ様でしたー。


しかし!
この季節のグルーガンは
持ち運んでいる間に簡単に溶けます。。。
この子も時間をみつけて
ゆっくり直していきたいと思います。



イベントは既に終了しています。
展覧会は8月10日迄です。
詳細は公式ホームページをご参照下さい。

theme : 美術館・博物館 展示めぐり。
genre : 学問・文化・芸術

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