2014-04-29
こども未来創造館「アーティスト・大岩オスカールさんとつくろう「わたしたちの町」」に参加してきました。

こども未来創造館にて
「アーティスト・大岩オスカールさんとつくろう「わたしたちの町」」
に参加してきました。
拙ブログにスタジオの方からメッセージを頂いたことがきっかけで
こちらのワークショップをご紹介頂きました。
実は私、大岩オスカールさんの作品大好きなんです。
出会ったのは「誰でもピカソ」だったと思うので
相当前ですが(^^;)。
なので今回のメッセージとても嬉しかったです。
ありがとうございます。
息子には「男木学校の昭和40年会の人なんだよ」
と説明していきました。
息子も私も会田誠さん、小沢剛さん等が所属する
「昭和40年会」が大好きなんですよ。
なのでとても楽しみに出かけました。

今回のテーマは「わたしたちの町」。
オスカールさんの作品をみて、作品の産まれかたを聞いて
自分達もやってみようというワークショップでした。
これは結構難しい。
子供達は「今迄見てきた町」を自分達の表現に発展させるってことは
まだ未体験に等しいので当然といえば当然ですが。。。
みんななかなか最初がうまくいかなかったようです。
予約時に資料をぜひと言われたのですが
資料のある子も無い子も書き出しに苦労していました。
前日すごく忙しくて資料は「書きたい場所のメモ」のみだった息子さんは
私のiPhoneで場所を調べて(ドバイだって!)
写真を見て後は想像という形で書き始めました。

結果的にはこれがいい方向に向かい
彼の中から出てきた「ドバイ」が動き始めました。

そして午後はそこに登場させるキャラクターを書き
午前中に書いた町に組み込む作業を行います。

時間がない!と途中で焦り始めた息子さん。
本当はもっと時間欲しかったね。
オスカールさんは基本的に
町が出来ていくのを見守り、そして待っていました。
そして質問を投げかける子供には一緒に考えてくれました。
内側の思いを【自分で】外側に出す作業が苦手な子供達。
そんな子達が表現をするのを辛抱強く待って下さいました。
とても濃いワークショップだったと思います。
静かに見守るオスカールさんの姿を見て
この方の作品のエネルギーはこの「待つ力」「見守る力」
が土台にあるのではないかなと感じました。

そして最後にみんなで発表。

「わたしたちの町」は私それぞれが考えた町なので
お友達が男子だけとか女子だけとか
色々普段の生活が見えて面白かったです。
会場の「こども未来想像館」は初めて訪れました。
とても魅力的な施設なのでびっくり!

登れたり

巨大ネットで遊んだり

床に絵をかけたりします。
遊ぶエリアが沢山あってすごく楽しそうでした。
息子は「次回はぜひ遊びたい!」と話していました。

館長さんにお話を伺ったところ
別に足立区民以外でもどんどん来て下さいとのこと。
ぜひまた訪れたいと思います。
そして大岩オスカールさん。
こちらでも展覧会が開催されているそうです。

群馬県立館林美術館
「陽光の大地ーブラジルの日系人画家たちと大岩オスカール」展
なんとか行けたらいいな。行きたいな。。

大岩オスカールさん本当にありがとうございました!
イベントは既に終了しています。
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genre : 学問・文化・芸術