2014-04-14
YUKI-SIS 「土田泰子個展 「と」」を観てきました。

YUKI-SISにて
「土田泰子個展 「と」」
を観てきました。

数年前から作品を拝見させて頂いている土田さん。
毎回驚かして下さいます。
彼女の作品を拝見すると
ビジュアル的な迫力はもちろんですが
その作品が産まれてくるまでの過程を味あうと
作品から発するエネルギーの確変に
毎回驚かされます。
なので作品と向き合う際は
キャプションは必須です。
手に取ってみれるようになっているので
毎回何度も反芻させて頂いています。
特に土田さん本人から
その過程を伺いながら
作品と向き合うとパワーを二乗、いや三乗に感じます。
彼女を観てると
「鶴の恩返し」に出てくる鶴のような
身を削って表現しているような
真剣味をダイレクトに感じます。

特に今回の個展ではその削り具合がぐいぐいきています。
機織りだったら訪問着と晴れ着が夏、冬分出来てる感じです。
そんなに織ったら羽無くなっちゃわない?と
心配してしまいたくなる程。
「もっと籠って作りたいんです」
と土田さんはおっしゃるけど
作品と共に出てくるべき人なんだなと
今回改めて感じました。
そして出てくることによって
彼女に人とのコミュニケーションで生じるエネルギーを
彼女の体に補充してもらわんと!と
改めて感じました。

新作、連作が楽しみになるような
未来の扉を感じるような
個展になっています。
いろいろな事が始まる4月にふさわしい。
貴方の体の中に
とてもエネルギッシュなパワーが充電されるはずです。
写真の撮影、掲載は主催者、作家の許可を頂いております。
ブログ作成者の判断で
あえて全景を感じさせない写真のみ掲載させて頂きました。
実際に足を運んで作品と向き合って頂きたいと思います。
ぜひ、足をお運び下さい。

ちなみに土田さん、うちの息子と超仲良しです。
いつもありがとうございます!
5月3日(土)迄。
日、月、祝日休廊
(ただし、5/3は開廊だそうです)
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theme : 美術館・博物館 展示めぐり。
genre : 学問・文化・芸術