2014-02-19
東京都写真美術館「第6回恵比寿映像祭 トゥルー・カラーズ」を観てきました。

東京都写真美術館にて
「第6回恵比寿映像祭 トゥルー・カラーズ」
を観てきました。
こちらも毎年行かせて頂いてる恵比寿映像祭。
2011-02-23
東京都写真美術館「恵比寿映像祭「デイドリーム ビリーバー!!」ー映像の力」を観てきました。
★2012年はこの時期ドイツに行ってました。。。
2013-02-10
東京都写真美術館「第5回恵比寿映像祭 パブリック⇄ダイアリー」を観てきました。
映像の作品を中心に楽しめる訳ですが
ここで強く宣言したいのは
「入場無料!!!」
ということです。
つまり、観たい作品だけちらっと観たりすることも可能。
子供の「はじめてのびじゅつかん」に
ぜひオススメしたいです。
ちなみに私の中では
「映像作品において優れた作品かどうかを判断するポイント」
を1つに絞っています。それは
「どのタイミングで入ってもそこから観たくなるかどうか」
です。
映画等「はじめから観ることが設定されている作品」は別ですが
展示されてる映像作品というのは
鑑賞者側はあらゆるタイミングでその映像に触れることが
考えられると思うんですね。
とすると
あらゆるタイミングでその作品に触れることを想定して
その作品から目が離せないようなエネルギーが無くちゃね!
と思う訳なんです。
今回気になった作品は
この私の基準でグイグイきた作品です。
スーザン・ヒラー「最後の無声映画」2007年
これは私の先ほどの「いつのタイミングでみても引き込まれる作品」
そのものでした。
言葉ってどんな言葉でもすごく引き込まれます。
意味が分からない音要素が強ければ強い程に引き込まれます。
伝えたい思い=言葉ですもんね。
下道基行「torii」2006-2012年
自分が以前海外にいく機会が多かったので
(今はあまりなくなりました)海外においての日本文化というのは
すごく気になります。
今回のこの「torii」は以前日本軍が建設した鳥居が現在どのようになっているかを
記録した作品です。
歴史と時の流れを強く感じることが出来てすごく面白かったです。
タリン・ギル&ビラー・マタ・デュポン「エバー・ハイヤー」
オリンピックやってるから
ドイツ人の友達多いから
子供がスポーツやってるから
自分も学生の時スポーツやっていて
応援部とか身近だったから
と自分の中で気になるポイントありまくりの
映像でした。
私の中で「どこから見始めても足を止めてしまうパワー」を
感じました。
新しい事より古いことのほうがそう感じるのって不思議ですよね。
デイヴィット・ホックニー「ジャグラーズ、2012年6月24日」
微妙にずれも計算なんでしょうね。
なんだかずっと見つめてしまう映像でした。
しかも何週もするんだもの!!!!

西京人(小沢剛、チェン・シャンオン、ギムホンソック)「ようこそ西京にー西京入国管理局」
こちらはなんだかとても不思議な気持ちになりました。
あったかいのだけどなんだか不思議でそして
自分もどこかに行きたくなりました。
ちなみに写真は美術館外の展示です。こちらの鑑賞もお忘れなく。
2月23日(日)迄。
うち、2月10日(月)、2月17日(月)のみ休館。
地域関連プログラムも実施中です。
こちらもぜひ。
いくつかご紹介させて頂きます。
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TOKIO OUT of PLACE
「有色雑音 -カラードノイズ-」
日時:2014年2月7日(金)~3月9日(日) 12:00-19:00
休日:月/火/水曜日
waitingroom
武居功一郎個展
日時:2014年1月18日(土)~2月23日(日)
13:00-19:00(金~日)、17:00-23:00(月)
休日:火/水/木曜日
G/P gallery
Japanese Talent Slideshow
日時:2014年2月8日(土) 14:00-16:00 / 18:00-20:00
休日:月曜日
その他にも沢山のプログラムがあります。
詳細は公式ホームページをご参照下さい。
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theme : 美術館・博物館 展示めぐり。
genre : 学問・文化・芸術