2013-11-13
東京都現代美術館「東京アートミーティング(第4回)「うさぎスマッシュ展 世界に触れる方法(デザイン)」」を観てきました。

東京都現代美術館にて
「東京アートミーティング(第4回)「うさぎスマッシュ展 世界に触れる方法(デザイン)」」
を観てきました。
こちらの展覧会。訪れる前は
正直あまり想像が出来ませんでした。
音声ガイドがうさぎ耳がついてる!と聞いて
うさぎつけたほうがいいのかなあ。。と思ったくらいかな。
そして実際に行ってみると
超面白かったです!すごく引き込まれました。
では気になった展示を順不同でご紹介。
今回は写真撮影可能です。
そしてオススメは2度見!
時間があればですが
1回観たあと少し離れて
ランチしたりクリスタルに癒されたりして
再度鑑賞をすごくオススメします。
1回離れて再度鑑賞するとすごく見えてくるものがありました!

おそらくみんなが撮影した
Marnie Weberの「考えるうさぎ」。
結構大きなうさぎさんです。

スプツニ子!さんは
映像ももちろん素敵なんですが

今回はとにかくベッドにやられました。
あのベッドがあるから映像もインスタレーションも
ぐいぐいこっちにやってきます。
正直初めてこの人の人間的な側面を感じて
ワクワクしました。

ジュディ・ウェルゼインが作ったスニーカーも面白かったです。
これはメキシコから不法にアメリカに越境しようとする人のためのスニーカー
なんですね。靴には方位磁石やライト、地図などが仕込まれてます。
これはとても便利なものであると同時に
このスニーカーを所有していることはすなわち
犯罪者である証ということにもなるわけです。
なのでこのスニーカーを世に出すということは
社会的リーダーとも言えるし
犯罪者支援とも言えるし
取りしまる警察に協力するスパイとも言える。
1つの作品の多面性を深く感じることが出来て
とても面白かったです。

ライゾマティクス、真鍋大度のかっこよさは正義!って感じでした。
リーマンショックからの株価の乱高下を視角化したものなんだけど
凄かったです。不謹慎だけどすごくかっこよさを感じてしまいました。
残酷な事ってかっこいいこと多いですもんね。


個人的に一番面白いって思ったのは
Michael Leeによる様々な"個"室の図面でした。
ただ図面があるだけなんです。
外観の地図や写真なんて何もなし。
ただ、ただ、図面があるだけ。
でもその空間から感じられる沢山の見えない情報が私にどんどん押し寄せてきて
その多大さに押しつぶされそうになりました。

リチャード・ウィルソンの展示は正直怖かったです。
これ油なんですって。
鑑賞中に地震あったら怖いですよねえ。。。
その他の展示もすごく面白かったです。
写真撮影がOKというのも本当に良かった。
またぜひ行きたいと思います。
2014 年1月19日(日)迄。
原則月曜休館です。年末年始休暇等は
公式ホームページをご参照下さい。

そしてMOTに来たらやっぱりランチは
Càfê Hai(カフェ・ハイ)で。
ここのランチは本当に美味しいです(^^)
スポンサーサイト
theme : 美術館・博物館 展示めぐり。
genre : 学問・文化・芸術