2013-11-04
REIJINSHA GALLERY「BIG WORKS BIG WORLD Vol.1」を観てきました。

REIJINSHA GALLERYにて
「BIG WORKS BIG WORLD Vol.1」
を観てきました。
いつもお世話になっている
多摩美の高橋 周平先生がキュレーションという
展覧会のお知らせを頂きました。
サッカー帰りでいいですか?と確認をさせて頂き
お邪魔させて頂きました。

このような若い作家さんのグループ展は
近年伺う機会が多いのです。
まず第一印象としてこのグループ展は
とても現代の若手作家さんが心地よい場を
提供しているなあと感じました。
母的目線と言われればそれ迄なのですが
そういう自由だけど安心して表現出来る場って
今の若い人にはとても重要な気がするのです。
厳しすぎたら挫けてしまうし
守られすぎたら安心してしまう
今の若い方に「儚さ」を感じることが多い
親世代の私にとって
このグループ展全体の空気感は
「ああここに出展した作家さんは幸せだなあ」
と思わせるにふさわしいものでした。
甘いのかもしれませんが
世間の荒波に揉まれるには
泳力がまず必要な訳です。
その泳力をしっかりとつけさせてあげようという
暖かい雰囲気を感じました。
だからでしょうか。
とても生き物を描いた作家さんの作品に
強い生命力というか成長力を感じました。

渥見芽以さんの植物をモチーフにした作品には
気持ちよい瑞々しさを感じることが出来ました。

息子が「これ好き!」と言っていたのが土田祐介さんの「街灯」の連作。
非常に暖かみもあるけど独特な「ひとり感」にあって
「ひとつの存在」とどう向き合うかなんて
気持ちをとても深めることが出来ました。
後で確認させて頂くと
山川冬樹さんの作品『Shibuya Water Witching』を撮影したのは
土田祐介さんとのこと!
ぜひ今後も作品を拝見させて頂きたいと思います。
その他の作家さんの作品も
とても爽快感のあるエネルギーがあって
鑑賞していてとても気持ちよかったです。
会場の都合で大きさが限られてしまったとのことですが
この大きさだからこそ心地よく感じられた
「BIG WORKS BIG WORLD」だったのではないかと思います。
ぜひ実際に訪問して頂いて
作品を観て頂きながら
心地よいエネルギーを感じて頂きたいと思います。
Vol.2もあるとのこと。
こちらも楽しみにしています。
11月9日迄。
日曜日・月曜日・祝日休館です。
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