2013-09-28
森美術館「六本木クロッシング2013展:アウト・オブ・ダウト―来たるべき風景のために」を観てきました。

森美術館にて
「六本木クロッシング2013展:アウト・オブ・ダウト―来たるべき風景のために」
を観てきました。
随分前から見てる六本木クロッシング。
しかし今回は今迄と気持ちが違います。
なぜなら今回は
以前から作品を拝見している作家さんが多いのです。
お若い方、ベテランの方、様々いらっしゃいます。
ワクワクしながら出かけました。
まず全体的な感想から。
メッセージを伝えたいエネルギーが
とてもよい強弱があり
なんか波乗りしてる気分で鑑賞出来ました。
(今迄はパワーがまっすぐ!って感じでジェットコースター気分でした)
強いメッセージ性と
くすっと笑ってしまうユーモアが
絶妙なアンバランスなリズムで飛び込んでくるので
すごく長くいたのに
全然時間を感じさせませんでした。
いつものように気になった作家さんを順不同で。
(今回は一部の作品を除き写真撮影が可能です)

無人島プロダクションで堪能させて頂いた
風間サチコさんがいきなり最初に来るとは思わなかった。
まずカウンターパンチにクラクラしました。

その後の丹羽良徳さんの世界に思わず笑み。
やばい赤旗を読んでみようかなと思う自分がいる!

泉太郎さんはhiromiyoshiiで驚かされたばかりだったので
期待していたのですが期待以上でした。
すごく面白かった。
息子は絶対に僕もMACで映像作品を作る!と
影響されまくっていました。

新井 卓さんの第五福竜丸のシリーズの
エネルギーは凄かったです。
毎週近くを通るのですが
意識して避けていたのですが
これは行くべきでは?と思いました。
近々行こうと思います。

柳 幸典さんのエリアでは
以前行った直島に思いを馳せ
今度こそは犬島へ!って思いました。

遠藤一郎さんの未来号のエリアでは
「未来」「大丈夫」という文字が
急に飛び込んで来ました。
ずっと不安って言えなかったけど
ふと言ってほしい言葉をかけてもらったような気がして
涙が出てきてしまいました。
その他にも沢山の不意打ちがありました。
いやー面白かった!
写真撮影が可能な作品が多かったのも
楽しかったです。



そして最後のプロジェクトFUKUSHIMA!では
イベント準備を見学させてもらいました。

演奏、素晴らしかったです。
息子、ずっと踊ってました(^^;)
テレビ嫌いなので「あまちゃん」
一度も観たことないのですが(!!!)
観てもよかったかも!って
ちょっとだけ思いました。

音楽担当の大友 良英さんにもご挨拶させて頂きました。
リハーサルを見学させて頂き
ありがとうございました。

夕日もとっても綺麗でした。
息子も久しぶりのクロッシングを思い切り楽しんでいました。
意外だったのは第一印象で衝撃がある作品ではなく
作品の細かい場所を自分なりに楽しんでいたこと。
特に食いついていたのが
田島美加さんの『エキストラ』。
こちらの作品を保管する棚にすごく興味があったようで
置く場所はどうやって決めるんだろう??と
すごく気にしていました。
君、コレクターになる気満々なのね。。。
オススメします。
時にコンテンポラリーに興味のない方との
初デートにオススメ!
ぜひ足をお運び下さい。
2014年1月13日(月・祝)迄。
会期中無休です。
theme : 美術館・博物館 展示めぐり。
genre : 学問・文化・芸術