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2013-08-10

瀬戸内国際芸術祭2013に行ってきました【想い編】

瀬戸内国際芸術祭2013
に行ってきました。


まずは想い編から。

今回は2回目ということで
なんだか旅に余裕がありました。
まあルートも相変わらずな余裕な設定というのもあります。



今回、芸術祭鑑賞につかった時間はこんな感じ。

1日 :女木島、男木島
1日 :豊島(友人の車)
1日半:小豆島(レンタカー)

拠点は前回と一緒で小豆島です。
小豆島を拠点とするのは下記の理由から。

・せっかく島に来たんだから島泊まりたいじゃん
・島を拠点にすると帰りの便高松行きの混雑に巻き込まれない
・車を確保しておくと暑さや時間を気にせずにまわれるので安心







今回も沢山の作品に出会うことが出来ました。
ただ最初から全部行くつもりがなかったので
事前に公式ガイドでチェックはしておきました。


美術手帖 2013年 07月号増刊 瀬戸内国際芸術祭2013 公式ガイドブック アートをめぐる旅 ―――夏・秋美術手帖 2013年 07月号増刊 瀬戸内国際芸術祭2013 公式ガイドブック アートをめぐる旅 ―――夏・秋
(2013/07/10)
北川フラム、 他

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ただですね。


公式ガイドブックにも
公式アプリにもない
沢山の素敵な出会いに遭遇出来きました。
これこそ


「実際に出向いた人の特権」


です。
今回そういう

「行ってわかった想い」

を沢山味わえた旅でした。
これはきっと芸術祭に関わっている地元の方、作家さん、そして運営の方々が


前回の芸術祭から地道な活動をずっと続けて
おられた結果なのではと思いました。


前回との大きな違いは
期間限定イベントというより
継続した活動の中の大イベント!という印象を受けました。


前回感じた「特別感」は
旅の帰り猛烈な寂しさを連想させましたが
今回は「では次に」という
未来を常に感じさせてくれました。


そのゆったり感は
無駄に急ぐような気持ちを静めてくれたような気がします。。


3年前と見比べて
ここにまた来れたことを
改めて喜んでみたりして。





そして印象的だったのはこの方。



男木学校でもお見かけしました。
とにかくインパクト大だったのは船着き場で見送った時。

そして彼を観て興奮した女の子の言葉がこれ。


「あたし、あれを見にここに来た気がする!!!!」


お母さんが「あれじゃないでしょあの人でしょ」と言ってましたが
そんな小さな事どうでもいいんですよ。
私は興奮しているその女の子を観て

「ああ、この子は今ここで「アートに出会ったのではないか」」と

感じたのですよ。
この子にとって彼との出会いは
休暇の「非日常体験」。
その非日常を海の上で体験するという異空間な体験は
彼女の心に強烈に刻み込まれたはず。

これは美術館で「静かにしなきゃいけません」という
強制の場で見せられるものと違うと思うんです。

出会いの衝撃を素直にそこで表現出来るというのは
まさにその人の心に直接語りかけるわけです。

これはもう一生忘れられない体験に
なるのではないでしょうか。


後で話すと彼女は小学4年生。休暇で高松に来たついでに
ちょこっと観にきたという感じでした。

「絶対にまた来る!!」
とその子は何度も話していました。
3年後彼女が芸術祭のことを覚えているかどうか分かりません。

でもね、3年後というかもっと後かもしれないけど
きっと芸術祭のことをどこかで観た時
きっと土人のことを猛烈に思い出すと思うんですよ、そして


「ああ私は3年前の夏なんかすごい体験をした」


と思い出してくれると思うんです。
これこそ、「アートだから出来る力」だと思うんですよね。



この瀬戸内国際芸術祭には
そういう出会いが沢山あります。
ぜひ「家族で」芸術祭に足を運んで頂きたいんです。
お子さんにとって、そして親御さん自身にとって
素晴らしい「出会い」を体験出来ると思います。


ぜひ、足をお運び下さい。
夏開催は 9月1日(日)まで。
秋開催は10月5日(土)~ 11月4日(月)です。
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theme : 美術館・博物館 展示めぐり。
genre : 学問・文化・芸術

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