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2013-08-30

伊勢丹新宿店本館5階アートギャラリー「牧田 愛 絵画展 [SIGNS OF LIFE -生命の気配-]」を観てきました。


伊勢丹新宿店本館5階アートギャラリーにて

「牧田 愛 絵画展 [SIGNS OF LIFE -生命の気配-]」

を観てきました。


以前から何度も拝見させて頂いている牧田さん。
若手作家さんのグループ展を拝見する際
私が若手作家さんにする質問があります。

「自分以外の作家さんの作品を買うとしたらどれを選びますか」

牧田さんが参加するグループ展だと
男性作家さんは牧田さんの作品を選ぶ事がすごく多いです。
理由を聞くと

「このかっこよさは自分には描けない」

とのこと。
確かに彼女の作品には

宝塚の男役トップスターの好敵手

のような彼女にしか描けない独特の世界観があると思います。
会場は牧田さんの世界を存分に堪能出来る展覧会になっていました。




個展のテーマとして

今回の個展におけるテーマは、気づかないうちに私たちの生活に潜む機械的な生の存在を明るみに出すこと。

という記述があります。
今回の新作は小作品が多いからでしょうか、
この「機械の中の生の存在」が

明確に判断出来ないんだけど
でもとても身近に感じる

という印象を受けました。
鑑賞者の感情によって表情が変わるような感じです。
プロの演奏家の方が
愛用している管楽器をまるで生き物を愛でるように
扱うような感覚で
会話出来る作品なのかなと感じました。




そして今回変化を感じたのは
色の鮮やかさと連続性。
個人的にが今後は作品は大型化するかなと思っていたので
この連続性への変化にすごく興味を感じました。

お話を伺うと
表現の立体化を計画してるとのこと。
連続性は立体に繋がっていくという過程から
誕生した模様です。
今後が益々楽しみになりました。




息子は今回牧田さんと色々お話させて頂き
とても楽しかったそうです。
ありがとうございます。



オススメします。
ぜひ足をお運び頂きたいと思います。



9月3日迄。
最終日は 16:30 迄だそうです。
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theme : 美術館・博物館 展示めぐり。
genre : 学問・文化・芸術

2013-08-27

ギャルリー東京ユマニテ「富田菜摘展 「おとなの大運動会」」を観てきました。


ギャルリー東京ユマニテにて

「富田菜摘展 「おとなの大運動会」」

を観てきました。


アートブロガーとして
自分が一番長く追いかけている作家さんは誰ですか?
と聞かれたら私は迷わず富田菜摘さんを選びます。
初めて作品に会った時から
その可愛らしさと豊かな表現、
そして時に見せるとても政治的な表現も含めて
なんて素敵なんだろう!と毎回さわやかな気持ちでいっぱいになります。

そして今回はユマニテでは3年ぶりの個展です。
(写真の撮影、掲載は制作者、主催者の許可を頂いております)





個展は大きくわけて2つです。
まずは金属廃材を使った動物達。





こちらはずっと拝見していますが
本当に可愛い。そして大人気。
注目して頂きたいのは名前。
思わず笑みがこぼれます。

こちらの作品達は本当に大人気。
私たちは個展初日夕方に訪れましたが
多くの作品が既にお嫁入りしていました。




そして新聞や雑誌の紙媒体を使った作品。





こちらの作品形成には
その人物に見合った記事が選択されています。
文字を読み込むのも面白いです。

それぞれの作品の表情は絶妙。
作家さん的には意識しなかったとのことですが
目の下の脂肪の膨らみ具合等が
まさに「日本人」を表していると思います。

このシリーズは「世界で」展示したら
面白いのではないかとも思いました。




特に私が目を離せなかったのが
高校生や大学生をテーマにした作品。
作家さん本人が実際に観察してきたことが
制作の根底に感じられて
ワクワクを通り越してゾクゾクしました。


実際の高校生や大学生が
「身に覚えが。。。」と泣き出してしまうのではないかと
思わせるような【黒い】リアリティがあったような気がします。
富田菜摘的世界が

「次の新しい世界」

へ成長しようとしている印象を受けました。
楽しみです!




息子はいつものように沢山遊んで頂き大満足。


いつも本当にありがとうございます。
(画廊さんから許可を頂いて乗車しています)




実際に拝見すると作業の美しさや
仕上げの綺麗さにも感激すると思います。
オススメします。
ぜひ足をお運び下さい。

9月14日(土)迄。 
日曜日休廊です。



今回は同時期開催で
東京・表参道のGalerie 412においても
金属を素材に動物作品を中心に個展を開催します。
こちらは9月からの開催。楽しみです。


<同時開催>

富田菜摘展 「小さな森」 TOMITA Natsumi "The Small Forest"
会期 2013.9.2(月)‐9.14(土) 日曜休廊 13:00-18:30
会場 Galerie412  東京都渋谷区神宮前4-12-10 表参道ヒルズ 同潤館3F Tel. 03-5410-0388
※金属廃材を素材にした動物作品を中心に展示

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2013-08-27

「夏休み特別企画「あの方のあの時自由研究、そしてこれからの自由研究」 第17回 松村 亮太郎編

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「夏休み特別企画「あの方のあの時自由研究、そしてこれからの自由研究」

第十七回は

SHUHALLY代表 松村 亮太郎さんです。



茶道というものを
現代的に分かりやすいスタイルで!を
モットーに活動しておられる松村さん。
初めて活動を意識させて頂いたのは
金理有さんの個展でした。


2013-06-04
六本木ヒルズ A/D GALLERY「金理有(Kim Riyoo)「土師カバネ」(HAJI-KABANE)-Thoughts for the legacy- 」を観てきました。



その後別のギャラリーでお会いした際に
このブログを見て頂いていたことが判明。
その時から色々交流させて頂き
本当にありがとうございます。
伝統文化LOVEの息子さんとしては
興味津々の松村さんであります。




この企画はいたってシンプルです。
皆さんに2つの質問をさせて頂いています。
---------------
1:ご自身が小学生の時思い出に残っている自由研究は何ですか。
2: 今小学生の自分が目の前に現れて「自由研究のテーマを一緒に考えて」といわれたらどんなアイデアを伝えますか。
----------------
現在活躍されてるクリエイターさんがどのような自由研究をしていたか、
そして今ならどんな自由研究をするのか。
興味深いお話が沢山聞けそうです。
では松村 亮太郎さんよろしくお願いします(^^)。




---------------
1:ご自身が小学生の時思い出に残っている自由研究は何ですか。
----------------
多分小学生2年生の時でしたが 
学研の科学についていた実験セットで「カブトエビ」の飼育セットがあり 
それを夏休みに観察日記をつけました。
聞き慣れない生き物の「カブトエビ」でしたが
なんとなくかっこよさそうだったので
ワクワクしたことを覚えています。
セッティングは水槽に土をいれ
水をいれるだけ。
2日ぐらいで孵化するのですがそれを待っているのも待ち遠しい。
何度も水槽を覗きました。

そして3日目ぐらいかな?
小さいものが土の中でちょこちょこ動いているのを観て
新しい生き物が自分が関わって存在していることに
なんともいえない不思議さと驚きがありました。
確か刻み青のりのようなものを餌で与えたと思います。
少しづつですが大きくなり
なんとなく自分になついているような気がして 
愛着がわきましたが
と同時に
家で飼っている猫が
ちょっかいださないかと心配にもなりました。

カブトエビは甲殻類でも 
生きている化石と云われるくらい個体本来の形が変化しておらず
なんとも無骨でシャープでかっこいい形をしていて 
小さいながらにも自分の子分ができたような 
勇ましい気分になりました。

成長してからはあまり変化はなく
観察日記に書く内容も乏しくなってしまいましたが 
水槽を覗くのは楽しく視点を中に落として 
色々な妄想に明け暮れました。

夏休みの終わり過ぎて突然カブトエビは姿を消しました。
多分死んで土の中に隠れたのだと思いますが 
あまりの唐突さによく事態を認識できませんでした。
短い間でしたが自分が関わって 
生き物が産まれて愛着がでて 
またその生き物が消える。
自分が初めて生死というものを考えて 
目の当たりにした体験でした。



---------------
2: 今小学生の自分が目の前に現れて「自由研究のテーマを一緒に考えて」といわれたらどんなアイデアを伝えますか。
----------------
本来は自分が興味がある事を探して 
それを研究課題にするのが一番いいことだと思います。
しかし私はそれが見つけられず 
たまたまあった学研の教材で研究しましたが結果的には 
振り返ってみれば大きな気づきがあった気がします。

生と死について。

その後小学生高学年でノストラダムスの大予言の存在を知り、
僕は大人になったら直ぐ死んでしまうのか、
ととても不安で悲しい気分になり
憂鬱な夏休みを過ごしたことも覚えていますし
やがて高校生になり生と死についてより深く考えたくなり 
哲学科に入学しそんなことを読んだり考えたり。

そして今 茶の湯に関わっているのも 
その根源的な問いかけが
自分の突き動かしてきた結果なのかな、
なんても考えたりします。

大人になっても自分が何が向いているか 
本当に好きな事は何なのか、
これを突き詰める事はとても難しいことです。

またそれが分かっていれば
人生がよりときめく事になる可能性は大きいです。

最初は親から 
もしくは学校から勧められた課題でも 
最初はあまり興味ないものでも 
どんどんチャレンジいって欲しいです。 
その中で何か自分にひっかかるものがでてきたら儲けもんです。
まだ小学生低学年なら失敗も失敗じゃありませんもんね。
どんどんチャレンジしていって下さい!

---------------



松村さんありがとうございました。
生きることと消えてなくなることというのは
日本人にとってはとても深く、そして身近な
テーマなんでしょうね。
鑑賞時にそのような観点も意識してみたいと思います。



さてそんな 松村さんにオススメイベントを伺いました。
今週末開催です!

夏休みに伝統文化を子供から大人まで体験できるイベントを

LOTUS YOKOHAMA 2013
東日本大震災 復興支援ワークショップ
「伝統文化の持つ力」


を開催します。


日時:8月31日 AM9:30 ~ PM4:30
*三渓園の開園時間AM9:00。
場所;横浜の名園三渓園にて


華道 
能 
日本舞踊 
和菓子 
台湾茶 
アロマ作り 
紋切り 
書茶道


といった伝統文化+αを一日遊びながら体験できるイベントです!
お花を生けてみたり 
和菓子を作ってみたり
台湾茶でほっこりしたり 
ちょっと筆ペンが上手くなったり
ワクワクしませんか?

すべての講座は先生が丁寧に教えてくれるので
初心者でも安心です。 
服装はご自由です。勿論浴衣でも大歓迎です!
ご家族でお越しの18歳以下のお子様は無料!
一家団欒でもお楽しみ頂けますし
勿論友達同士でもいい思い出が作れるかと思います。
イベント詳細やチケットについてはこちらをご参照下さい。

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genre : 学問・文化・芸術

2013-08-26

新宿クリエイターズ・フェスタ2013「北川フラム「都市のユーモア展」」を観てきました。


新宿クリエイターズ・フェスタ2013にて

北川フラム「都市のユーモア展」」

を観てきました。


今回この新宿クリエイターズ・フェスタ2013は
各所に作品が分散しています。
北川フラムさんの「都市のユーモア展」は
各所にくすっと笑ってしまうような展示を
配置することによって
新宿という大都会における「くすっ」を
表現してみましたという感じでしょうか。

瀬戸内国際芸術祭を2回体験している私としては
この「都市のユーモア展」はとても面白かったです。
次の作品はどこっ?と探している際
瀬戸内の島々を歩いた記憶が蘇ってきました。
この北川さんの展示のみスタンプカードとか
作ってほしかったです。


では気になった作品を順不同で。



伊庭野大輔+藤井亮介 「Not losing to the Wind」
新宿住友ビル広場
これは見た目インパクトありまくりです。
発泡スチロールのやじるしは風によって
無限大の動きをしていきます。



牛島達治 「Sky Windmill-空の風車計画」
エステック情報ビル広場
目の前に来るとなんだかとても楽しくなります。
特に上部の緑色の風車の部分は
風によって変化していくのでずっと見ていたくなります。



小畑多丘 「Takuspe B-Boys」
新宿センタービル
前から大好きな作家さん。
この動きは独特です。
こちらも屋外なのですが
「雨の時」見てみたいなと感じました。



小田薫 「記憶の在り処」
新宿三井ビル
すごくビル内にあってる展示です。
あまりにあいすぎてなんだか動きそうです。



花田千絵「足音」
新宿三井ビル
この猫は実際に見るととても生き物的です。
外展示なので雨の後、どんな感じなのか
ぜひ見てみたいと思います。




会場は分散しています。
新宿住友ビル、新宿三井ビル、新宿野村ビル、アルタビジョンほか。
移動はけっこうあります。一度に全部みたい時は
地図で場所を確認しながらをオススメします。

ちなみにこのように非常にパブリックな展示スタイルなので
平日にお子様連れで出かけてもとても楽しめると思います。
ビル街展示なのでトイレも綺麗だし
休憩する場所も沢山あります。
ぜひ、足をお運び下さい。




9月8日(日)迄。
基本無休です。ビルの入館可能時間によって鑑賞時間は変わるようです。
詳細は公式サイトでご確認下さい。

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2013-08-24

新宿クリエイターズ・フェスタ2013を観てきました。


新宿クリエイターズ・フェスタ2013を観てきました

いつもお世話になっている椿先生が作品を発表されるということで
サッカーの練習後に向かいました。


ただ今回は開始時に
鑑賞情報をうまく集められず。。。
なので一番遠くから準に駅に戻るスタイルで観ることにしました。



なので一番駅から遠い
椿先生の作品から向かってみました。

それにしても、暑い。
サッカー帰りなので荷物も重い。
息子さんのトレッキング的新宿散歩はじまりです。





椿昇「マーマリアン」

息子と見比べて頂きたいです。
この大きさのすごさを。
実際に観てぜひ体感して頂きたいと思います。




森山大道展

ヒルトン地下での開催。
このようなフェア的なイベントでは
比較的おとなしめに見えてしまいます。。
でもめっちゃ大迫力!
すごくオススメしたいと思います。




北川フラム「都市のユーモア展」

これはすごく面白かったので別記事予定!






河口 洋一郎「Scissors Ficco(シザーズフィッコ)/鋏宙魚」他

こちらの展示はさまざまな造形あり、映像ありと
盛り沢山でした。
ただ最初トラブルがあったみたいです。
早期の復旧頑張って下さい!





今回はアーティスト展示を中心にまわってみました。
メインの草間さんにたどり着く前に
時間が終わってしまいました。。
次回必ず伺います。



新宿というビル群の中で展示ということで
結構歩きます。
バスがあるとのことでしたが
私はうまく見つけられなかったです。


なので鑑賞を予定している方は
事前の下調べをぜひ詳しくどうぞです。
地下道をいかにして上手に使うかがポイントでしょうか。。

そしてお子さん連れでまわるのを予定している皆様!
作品を触らないで観て楽しむ楽しさを
ぜひ引率しているお子さんに伝えてあげて下さい。
素晴らしい作品との出会いが待っています!




面白かったです。
1日で全部観るというより
すこしずつ観てもたのしいかもです。



9月8日まで。
無休です。

theme : 美術館・博物館 展示めぐり。
genre : 学問・文化・芸術

2013-08-20

スパイラルガーデン スパイラル1F「絵画は踊る-タグチ・アートコレクションのエッセンス」を観てきました。


スパイラルガーデン スパイラル1F

「絵画は踊る-タグチ・アートコレクションのエッセンス」

を観てきました。


佐藤好彦さんの作品が大好きな息子さん。
見れるよ!と話すとぜひということで
サッカーの練習終了後スパイラルに寄ってみました。


伺った時間は平日の午後。
残暑厳しい日でした。
それにしても暑いですなあ。。


そして会場に伺った際私は思わず声をあげそうになりました。



なんですかこの大御所大集合状態は。
息子も

「なんか美術館で見たことあるような作品が多い気がするよ。」と
見入っていました。



そして本人が一番好きな佐藤さんの作品の前で
ノリノリでポーズ!!


今回は国内外の有名な作家さんの作品が
待ち時間無く
写真撮影も可能で
しかも【無料で】鑑賞することが出来ます。


これってすごい事だと思います。
田口氏は今回の展覧会では
「更に多く人に作品を見てもらいたい」というコンセプトのもと
美術館ではなく開かれたアートスペースでの開催を目指したとのこと。



ミュージアムピースの大作を
ここまでゆったりとした空間で
自分のペースで
心ゆくまで体感することが出来るってのは
なかなかないと思います。


今回のキュレーションはこのスペースで
色々なイベントを開催しているレントゲンヴェルケの池内さん。
この空間を熟知してらっしゃるので
スペースの持つリズムというか鼓動に構成がとてもマッチしている感じがします。
鑑賞時気持ちいいリズム感を感じることが出来てとても心地よいです。
そしてどこから見始めてもすごく気持ちよく入っていけるのも凄い。
会場全体が映像作品のようでした。



前期、後期と展示が変わります。
つまり楽しめる作品はすごく多いってことです。
ぜひ25日迄と9月1日迄、2回訪問して頂きたいと思います。
ぜひ、足をお運び下さい。




9月1日(日)迄。
8月26日(月)は展示作品入替えのため、閉館とのこと。

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genre : 学問・文化・芸術

2013-08-18

無人島プロダクション「田口行弘展「Makeover」」を観てきました。


無人島プロダクションにて

「田口行弘展「Makeover」」

を観てきました。


田口さんとは2011年以来の再会。
覚えて下さって親子で感激です。

2011-04-18
森美術館ギャラリ-1「MAMプロジェクト014:田口行弘」を観てきました。


あの時は森美術館の展示でした。
写真を見比べてみると息子さんが
ちっちゃーい!のが
よくわかります。
この時の頃から「該当学年としては大きいよね」と言われていましたが
やはり今と比べるとちっちゃいんだなあと思いました。


当時から田口さんのストップモーションは
本当に観ていて楽しくて
すごく注目していました。
その後もスパイラルでも拝見する機会がありましたが
その時も本当に楽しかった。

2012-05-25
スパイラルガーデン「【EXHIBITION】Breathing Atolls: Japan-Maldives Contemporary Art Exhibitionin Tokyo (呼吸する環礁(アトール):モルディブ・日本現代美術展)帰国展 」を観てきました。



なので今回も時間をたっぷりとって
徹底的に映像を楽しもう!と思って出かけました。


期待以上でした。いやー素晴らしい。
私の中の今年の展覧会ベスト10にランクイン決定です。


まず、会場全体に「楽しさのエネルギー」が
充満しまくっています。
ここで映像を観ていたら誰でも思わず笑顔になれます。



会場は3会場+ショップ+本コーナーに別れています。
無人島プロダクションに何度か足を運んだことがある人なら
会場の雰囲気の変化にまず驚かされると思います。




そして3会場は年代毎に作品が別れていきます。
過去2会場のストップモーション作品は
一度見始めたら動けなくなる程面白いです。
なんでしょう寝転んでお酒とか飲みながら観たいくらいです。
作品の音楽もとても素敵。
イギリスの大学での作品とダンサーさんの作品は必見です。
あ、キューバの作品もベルリンの田口さんの自宅建設の作品も
無人島プロダクションの模様替え「Makeover」ぜひ観て頂きたい。

つまりみんな必見っでことです。
鑑賞時間はぜひ余裕をもって来て下さい。



そしてここであえて語りまくりたいのが
今年の作品の会場。
ここでは無人島プロダクションの他のアーティスとさんとの
コラボレーション作品が展示されています。
これがねえもうすごく面白いんですよ。
ストップモーション的要素もあるものもあれば
そうでないものもあるのですが
みんな面白い。映像作品に引き込まれるって
こういうことなのか!って改めて感じました。


特にオススメしたいのが加藤翼さんとのコラボ作品。
これはすごい。特にサッカーママである私には
もう感動のレベルまで到達しています。
コミュニケーションやアクションによるアート表現については
今迄自分の中で理解する段階まで到達してないなあと思っていたのですが
この作品のパワーはダイレクトに受け止めることが出来ました。
今回、次の段階に行けたような気がします。
素晴らしい体験でした。ありがとうございました!


今後の田口さんの作品が益々楽しみになります。
コラボレーション作品はこれから随時追加していく予定だそうです。
超楽しみです。どんな作品が出来るのかなあ?




本展の会場構成を担当する
イタリア人のキアラ・チッカレッロさんともご挨拶させて頂きました。
息子さん英語1年以上習っているのに
まだもう1歩が出ませんなあ。外国語は経験してナンボです。
頑張りましょう。



すごくオススメします。
元気の無い人は元気をもらえるし
元気な人はもっと元気になれます。
私もあと数回足をぜひ運びたいと思います。
皆様もぜひ足をお運び下さい。



9月14日(土)迄。
月曜休館です。

theme : 美術館・博物館 展示めぐり。
genre : 学問・文化・芸術

2013-08-18

東京オペラシティ アートギャラリー「アートがあればII ─ 9人のコレクターによる個人コレクションの場合」を観てきました。


東京オペラシティ アートギャラリーにて

「アートがあればII ─ 9人のコレクターによる個人コレクションの場合」

を観てきました。



今回の展覧会はとても気になっていました。
それは私が最近少し「アートを買う」ということが
身近になってきたからかもしれません。
今迄私はアートというのは
外で鑑賞するのものだと思っていました。
今まで何回かご縁があってアートを買ったことがありますが
それもご縁と可能な状況が掛け合わさるという
非常に希有なケースのみなんです。
なので個人コレクションってどんな感じで収集されるのか
とても興味がありました。


今回の展覧会は個人コレクションに焦点をあてているのですが
コレクションそのものに焦点をあてているような印象を受けました。
そして作品だけに注目すればするほど
作品の中にさまざまな場面が見えてくるのが
面白いなあと思いました。



確かに個人の生活って様々な場面で構成されていますもんね。



そして個人的に驚かされたのは「映像作品」のコレクションもあったこと。
映像作品のコレクションというのは
映像を楽しんでる鑑賞者側の感情まであわせてコレクションってことですよね。
個人的には凄く衝撃的でした。



息子は可愛がってくれる作家さんの作品が沢山見れて大満足。
本人も「僕もいつかアートを買うんだ!」と意気込んでおりました。
しかし

「みんな一生懸命作ってるって知ってるから
 僕も一生懸命考えて買うんだ」

と話していたので
きっと吟味派のコレクターになりそうです。
今可愛がって下さってるギャラリストの皆様
ご指導の程どうぞよろしくお願いします。


そして「倉庫」という存在をすごく気にしていました。

「倉庫」にある作品たちはそこで何を話しているのか
「倉庫から出てくる作品」「倉庫に戻される作品」はどんな気持ちなのか

すごく気にしておりました。
なので「倉庫」を所有しているコレクターの方で
もし息子に倉庫を見学させて下さる方がいらっしゃったら
ぜひご一報を頂きたくよろしくお願いします。


現在活躍中の作家さんの様々の年代の作品も楽しめる
充実した展覧会です。
ぜひ足をお運びください。




9月23日[月・祝]迄。
月曜休館です。

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genre : 学問・文化・芸術

2013-08-16

NTTインターコミュニケーション・センター(ICC)「ICC キッズ・プログラム 2013 もの みる うごく AR美術館 赤松正行+ARARTプロジェクト」を観てきました。


NTTインターコミュニケーション・センター(ICC)にて

ICC キッズ・プログラム 2013 もの みる うごく AR美術館 赤松正行+ARARTプロジェクト

を観てきました。




今回こちらの展示で使う端末はスマートフォン。
そう、あのスマートフォンです。
親からしたら子供に使わせる時ついついドキドキしてしまうスマートフォン。
あのスマートフォンを使っての展示です。



スマートフォンのカメラを使って楽しむスタイルで


いろいろな作品を楽しむことが出来ます。
とにかく個人的に感じたのは


「こんなんが簡単に出来るんだから凄いよなあ」


です。
いろいろな変化がその時から瞬時に始められる。
そしてこういうデザインを簡単に表現出来るようになってきてるのが
本当に凄いですよね。


息子さんはずーっと見入ってました。
普段iPhoneを使う際は丁寧に扱う様に
厳しく言っててよかったなあと改めて思いました(^^;)。


とても楽しかったです。


ただ(息子さんも含めてですが)多くの子供達が
端末返却時に

「おかあさんのスマホでも出来ますか?」

と聞いて
「出来ないのよー」と言われプチがっかりしてたのが
可愛かったです。

そして「出来るようになるのも時間の問題だろうな」
と改めて感じました。




学校の宿題向きというよりかは
純粋に映像を楽しめる展覧会になっています。
どうぞ親子で楽しんで下さい。




9月1日(日)迄。
月曜休館です。

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2013-08-14

川崎市アートセンター「夏休みシネマわくわくワークショップ2013 アニメーションワークショップ PiKAPiKA」に参加してきました。


川崎市アートセンターにて

「夏休みシネマわくわくワークショップ2013 アニメーションワークショップ PiKAPiKA」

に参加してきました。



トーチカ。実は作品は何度も拝見しています。
意識して拝見したのはやはり震災後の活動からでしょうか。
いろいろな要素が絡みあって
すごく印象深い想いを感じていました。


そんなトーチカさんのWS、東京での開催は何度か知っていたのですが
なにせ夜。夜ばっかりなんですよ。
だからなかなか参加出来なかったんです。
まあ暗くなきゃ駄目だからしょうがないんだけど。
なのでこのWSが昼間と聞いて

「これだ!」

と思い速攻で申込をさせて頂きました。
当選して本当によかったです。




今回は基本子供のみの参加のWSでした。
なので私たち親は参加出来ず。
残念だったのですが最後の最後に少しだけ
会場に入れてくれました。
会場に入ると納得。劇場の座席を利用して撮影だったので
これは子供だけではないとね。なるほど。

息子の話を聞くと
上級生のおにいちゃんやおねえちゃんが
いろいろ助けてくれたりして
すごく楽しかったそうです。

後でDVDを頂けるそうなので
楽しみです。わくわく。



最後にナガタタケシさんとお話をすることが出来ました。
京都造形ということで椿先生のお話等もさせて頂きました。
息子は椿先生を知ってる作家さんということで
一気に親近感UP。
(最初に言ってよ!と怒られましたwww)
次回の撮影のお話等もいろいろ伺うことが出来ました。
ありがとうございます。



ああ自分もやってみたい!という人は
こちらのiPhoneアプリをオススメ。

スクリーンショット 2013-08-14 16.58.59
夜空におえかき
うちもチャレンジしてみようと思います。


いろいろ色をつけたい!という人はこちらのペンライトもオススメ。

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イベントは既に終了しています。

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2013-08-13

「夏休み特別企画「あの方のあの時自由研究、そしてこれからの自由研究」 第十五回 美術家 渡辺 篤編


大好評を頂いております

「夏休み特別企画「あの方のあの時自由研究、そしてこれからの自由研究」

第十五回は 美術家 渡辺 篤さんです。




渡辺 篤さんといえば
会田誠さんの「灰色の山」の助手を勤めた作家さん。
その情報がきっかけで色々作品を拝見させて頂き
とても素晴らしい活動をされているので
常にドキドキしながら見守らせて頂いています。



渋谷の展示も素晴らしかったです。
そしていつも息子に優しくして頂き
本当にありがとうございます。
そんな渡邊さんはどんな自由研究をしていたのでしょうか??




この企画はいたってシンプルです。
皆さんに2つの質問をさせて頂いています。
---------------
1:ご自身が小学生の時思い出に残っている自由研究は何ですか。
2: 今小学生の自分が目の前に現れて「自由研究のテーマを一緒に考えて」といわれたらどんなアイデアを伝えますか。
----------------
現在活躍されてるクリエイターさんがどのような自由研究をしていたか、
そして今ならどんな自由研究をするのか。
興味深いお話が沢山聞けそうです。
では渡辺 篤さんよろしくお願いします(^^)。




---------------
1:ご自身が小学生の時思い出に残っている自由研究は何ですか。
---------------
どーもー。渡辺篤でございます。
まだまだ駆け出しながらも、34歳。
いよいよ中年、自称”有望な若手美術家”です。
長期に渡るガチなヒキコモリや、仲間との路上生活経験、
現代美術家・会田誠さんの制作助手などを経て、
ようやく今年、3年ぶりに制作活動を再開しました。

ではでは。

小学生時代の夏休みの宿題の事を思い出してみると、
案外いろんな種類の課題が多かったように思います。
読書感想文、絵日記、図画工作、アサガオの観察日記、
各種ドリル、歯磨き・お天気表、そして自由研究。

いやはや、今「小学生」をやってるこどもたち、
本当にご苦労様であります。僕は、

遅刻魔(集団登校班をいつも待たせる)で、
片付けが不得意(「足の踏み場がない!」が母の口癖)、
忘れ物の多い(体育の時間、「わたなべ」以外の名字の書かれた体操服を着ていることもしばしば)、
そして過剰に恥ずかしがり屋で、絵とプラモデルだけがお友達の、”イマイチ”な奴でした。。。


今でも当てはまる部分が多いですがね(汗)。


夏休みの膨大な宿題に関しては、必ず毎年ラスト一週間は必死
(芸能人がみんなニコニコ笑顔の「24時間テレビ愛は地球を救う」が
放送される頃、テレビの前の僕は絶望で半べそ)だった記憶があります。

僕の小学校は、自由研究が盛んではなかったんだと思います。
他の子の取り組みでも、強く記憶に残るものはほとんど無い。
当時から「学研」や「小学館」の雑誌では、
ちょこちょこと”自由研究・虎の巻”が載っていましたが、
それらの甘美な誘惑を振り切った5年生の僕が
自力で見つけたテーマは、案外シンプルなものでした。

「水」についての考察。

水道水、お湯、氷、雨、お風呂、
その頃に流通し始めたミネラルウォーター、
水不足と節水方法についてなど、
日常当たり前になっている水と僕との関わりへの再認識。

再認識をし始めてみたら、なんだかミョーに楽しくなってしまって。
船酔いのような、トリップ感覚のような気分に浸りつつ、
改めて見る水や水にまつわる状況を
”写ルンです”で馬鹿みたいに撮りまくって
コメントを加えた冊子にしました。


日常が摩耗させてしまった物事への、

”再認識視点”

は、それを輝きに変えさえする今でもドキドキしちゃう一人遊びです。
ゲシュタルト崩壊”現象のクラクラ感とかもその一つ。




----------------
2: 今小学生の自分が目の前に現れて「自由研究のテーマを一緒に考えて」といわれたらどんなアイデアを伝えますか。
----------------
今の小学生の多くはインターネットを
使いこなせるんでしょうけど、
数多ある自由研究お助けサイトの弊害も感じます。
今回「自由研究」をググって知りましたが
正直あれはちょっと気持ち悪い。
ああいう、こどもへの画一化促進
(提供するアイデア数をいくら増やしても解決はしないこと)と、
学校で”とりあえずソコソコの点数をはじき出させる”感が。

そして、僕自身を小学生のお助けサイト代わりにしたくはないですね。

なので、もし言葉をかけるとしたら、
例えば、本人の
「今思いつくキーワード」
「好きなこと」
「嫌いなこと」
を100個ずつ書いてもらって(人に見せなくていい)、
その中から本人基準で削れるものをどんどん減らしていき、
厳選された「こだわり」ワードを1つに絞って、
そこいらをもっと深く探ってみよう!ってのがやりたい。

一見、馬鹿げてたりヘンテコなテーマでも、
「深度」が重要でしょう。(案外それが一番カッコイイ気もする!)
いざ本人が研究する上での、必要最低限の協力をしたいですね。

そもそも、今の僕自身の制作活動はどれも自由研究のようなものですよ。
だから僕の頭の中はきっとまだ、こどもなのかも。
自分自身の囚われごとを”こだわり(?)”へ転化させ、
突っ込んだ追求をしているつもりです。


<ここ数年で僕が取り組んだ「作品」と云う名の”自由研究課題”>



1,「放送禁止用語」それぞれの意味や、放送禁止となった経緯、理由を教えてくれるテレビ・ラジオ番組が無いのはなんでなのか?


2,僕の親族の多くが信仰としてもつ某巨大宗教団体への賛否両論をよく耳にするのに、どうしてそのことをマスコミは取り扱わないのか?


3,なんで多くの人は他の人に代理で殺させた動物の死体をお金で買って食べ続けるのか?そもそも肉を食べないと僕は死ぬのか?

4,一時期、僕が同性愛者を怖いと思い込んでいたあの感じは何だったのか?


5,路上生活者は不幸なのか?僕はホームレスにどういうイメージを持っていたのか?イメージと実際の違いとは?




渡辺 篤さんありがとうございました!
いやー奥深い。非常に奥深いですね。
うちの子供は結局夏休みの自由研究は終わったのですが
ここまで自己を振り返るってやれなかった気がします。
来年はもう少し掘り下げてほしいなって
改めて思いました。


そんな渡邊さんの作品が間近で見れる
展覧会が明日からはじまります!

展覧会「Who By Art Vol.2」@西武池袋本店

が8月14日から開催されます。
渡邊さんをはじめ見応えある若手作家さんが沢山参加されます。
ぜひ足をお運び下さい。

theme : 美術館・博物館 展示めぐり。
genre : 学問・文化・芸術

2013-08-12

瀬戸内国際芸術祭2013に行ってきました。【作品編】


瀬戸内国際芸術祭2013に行ってきました。

次は【作品編】です。



今回は行った島それぞれで印象深い作品を写真と共に
紹介してみたいと思います。
全部の島は行ってませんので厳選紹介になりますが
どうぞご了承下さい。



【高松(?)編】


『鎌田共済会郷土博物館』
「特別展「昭和40年会 We were boys 展」」はすごく面白いです。
高松からは少し離れているんですが。。
建物もとても見応えもあったし隣のお庭も美しかった。
展示は色々な意味でかっとんでました。
足を運び価値はありまくりです。
★パスポートを持参すると割引で入館出来ます!



【女木島編】


「20世紀の回想」禿鷹墳上
海辺でかすかに聞こえる音色と海風にはためく旗を見ていると
自分の存在がいかに小さいかを実感出来ます。




「均衡」行武治美
前回鑑賞出来なかった作品。
実際に見てみると本当に美しい。
これって夏以外に見ると日差しの種類が違うんだろうな。



【男木島編】


『男木学校』

ここには昭和40年会のメンバーの作品がそれぞれあり
それぞれに猛烈に楽しいです。
みんないいです。すごくいい。

会田誠さん
松蔭浩之さんの作品は超面白かったんだけど
ぐっときたのは大岩オスカールさん。
なんだか吸い込まれそうでした。

そしてぜひ注目して頂きたいのは
歩き回ってる土人、港で出会える場合もあり。
なんだか猛烈に感動します。




「記憶のボトル」栗真由美
キラキラの瓶達をずっと眺めているとなんだか
たゆたってるような気持ちになれます。



【豊島編】


豊島美術館
別記事にまとめてあります。
表現を志す人ならぜひ訪れて頂きたいです。




豊島横尾館
こちら、前回も展示を拝見したし。。とか思っていたのですが
改築が施されていて猛烈にびーーーーっくりさせられました。
必見です。




いちご家さん
こちらのいちごのかき氷は超美味しいです!
暑い日は超オススメ!!



【小豆島編】


『小豆島の光』ワン・ウェンチー
こちらは夏開催時期なら必ず訪れてほしい場所。
気持ちよさ格別です。
3年前にも訪れて再訪することが出来ました。
なんだか胸がいっぱいになってしまいました。




『火のないところに煙は立たず』越後正志
初めて来た場所なのにとても懐かしさを感じさせる作品。
見た事もない遠い記憶を呼び覚ましてくれました。




『空間収集 -小豆島の自然と生きていたもの-』佐藤隼
こちらは息子が絶賛。
私は凝固。男子が大好きな虫があふれています。
見応えはあったけど私は固まってしまいました(^^;)




『福武ハウス』
こちらは他の展示とは離れているので車移動でないと厳しいですが
行く価値ありまくりです。
展示も面白いし場所も気持ちいいです。
いろいろイベントもやってるみたいなので事前にチェックをオススメします。



瀬戸内国際芸術祭の特徴として作品のテーマが自然以外に
「過疎」や「生と死」をテーマにした作品が多いのですが
それと同時に男木学校のような軽いぶっとび感を楽しめるのが
今年の芸術祭の特徴だと思います。
帰る時、3年後が猛烈に楽しみになります。
ちなみに芸術祭の時期以外でも常設展示の作品は鑑賞可能です!
混雑で訪れられなかった場所には違う時期においしいもの目当てで
再訪するというのもありかもしれません。

いくつかの島の参考サイトのリンクはこちらへ。

素顔の直島
小豆島旅ナビ
豊島WEB




★今回泊まったのはベイリゾート小豆島
ファミリーで楽しめるプールやイベントもある
とても楽しいホテルでした。
そして優しい心遣いの数々に感激!
次回の芸術祭の時もぜひここに泊まろうと思います。
草壁港から車で15分程なので移動の手段確保は必須ですが
混雑とは無縁の移動、とても快適でした。



家族連れで芸術祭を訪れる際のコツは
「子供に無理を強要しない」につきます。
子供の普段の体調を考慮しその子に過度に負担を要求しない旅がオススメです。
小豆島は車の確保は必須です。
豊島も出来たら島内レンタカーを確保したい。
それが厳しい様でしたら
豊島は「豊島美術館」を必須に後は作品を選んで鑑賞という手もあると思います。

男木、女木は車は必要ないです。しかし坂道多いです。
心して出かけましょう。

そして展示は民家の隣にある場合もあります。
鑑賞を待つ時、町内を歩く時は静かにごみを落とさずにお願いします。



また芸術祭にはぜひ行こうと思います。
出来れば芸術祭以外の時期も行きたいです。
皆様もぜひ、足をお運び下さい。

瀬戸内国際芸術祭2013

夏開催は 9月1日(日)まで。
秋開催は10月5日(土)~ 11月4日(月)です。

theme : 美術館・博物館 展示めぐり。
genre : 学問・文化・芸術

2013-08-11

「夏休み特別企画「あの方のあの時自由研究、そしてこれからの自由研究」連鎖まだまだ続きます!


拙ブログ初めての企画!
「夏休み特別企画「あの方のあの時自由研究、そしてこれからの自由研究」
お読み頂いておりますでしょうか???



夏休みも気がつけば半分過ぎてます!
自由研究は進んでいますか???
もしまだテーマに悩んでいるようでしたら
ぜひこちらの連載をチェックしてみて下さい。
連載も第14回まで進んでいます。

クリエイターさん達の子供の頃の自由研究、
そして今だったらどんなことをしたいかを
インタビューさせて頂いています。
そして同時に夏のイベントのお話も伺っています。



2013-05-30
夏休み特別企画「あの方のあの時自由研究、そしてこれからの自由研究」第一回 椿昇編


2013-06-18
夏休み特別企画「あの方のあの時自由研究、そしてこれからの自由研究」第二回 富田 菜摘編


2013-06-21
「夏休み特別企画「あの方のあの時自由研究、そしてこれからの自由研究」第三 回 高橋 智子編


2013-06-25
夏休み特別企画「あの方のあの時自由研究、そしてこれからの自由研究」第四回 ノザワヒロミチ編


2013-06-27
夏休み特別企画「あの方のあの時自由研究、そしてこれからの自由研究」第五回 川久保ジョイ編


2013-07-01
夏休み特別企画「あの方のあの時自由研究、そしてこれからの自由研究」第六回 奥津健太郎編


2013-07-04
「夏休み特別企画「あの方のあの時自由研究、そしてこれからの自由研究」第七回 林信行編


2013-07-06
「夏休み特別企画「あの方のあの時自由研究、そしてこれからの自由研究」第八回高橋周平編


2013-07-10
「夏休み特別企画「あの方のあの時自由研究、そしてこれからの自由研究」 第九回 アーティスト集団「じゃぽにか」編


2013-07-13
「夏休み特別企画「あの方のあの時自由研究、そしてこれからの自由研究」 第十回 アーティスト 岡田裕子編


2013-07-16
「夏休み特別企画「あの方のあの時自由研究、そしてこれからの自由研究」 第十一回 関西ウォーカー編集長 玉置 泰紀 編


2013-07-19
「夏休み特別企画「あの方のあの時自由研究、そしてこれからの自由研究」「Tokio OUT of Place」ギャラリスト 鈴木一成 編


2013-07-25
「夏休み特別企画「あの方のあの時自由研究、そしてこれからの自由研究」ジャーナリスト 千葉英寿 編


2013-08-01
「夏休み特別企画「あの方のあの時自由研究、そしてこれからの自由研究」首都大学東京システムデザイン学部准教授 渡邉英徳先生編




夏休みの自由研究のテーマ選定にぜひ参考にして頂ければ幸いです。
夏の展示、イベントについてもあわせてご紹介していますので
お出かけの参考にもぜひ。
どうぞよろしくお願いします。

theme : アート
genre : 学問・文化・芸術

2013-08-11

資生堂ギャラリー「ミン・ウォンの個展「私のなかの私」」を観てきました。


資生堂ギャラリーにて

「ミン・ウォン個展「私のなかの私」」


を観てきました。



実は結構観ている「ミン・ウォン」。
毎回強烈な印象を残してくれています。
彼のスタイルはビデオインスタレーション。
基本ひとりで全部演じて
その国の言葉で演じるというスタンスです。

今迄はフランス語やドイツ語での作品を観ていた私。
ああ面白いなあぐらいの気持ちだったのですが
今回日本語で拝見して初めて

「おおっ」

という沢山の発見がありました。




自分の母国語を母国語でない人が演じるというスタイル。
凄く言葉の力を感じます。
自分の母国語を演じてる姿を観る時の
自分の中の独特の動揺感というのは
とても不思議な体験でした。




同時に自分は英語やドイツ語を話している時に
ああこういう不安感を与えているのかなあと思うと
これでいいのかっ?と思うのと同時に
この不安感を乗り越えられるほどに
伝えたいことにどんどん出会いたいなあと
改めて思いました。




そしてその「言葉の壁という存在」を存在を意識しながら
華麗に飛び越えているミン・ウォンという存在に
とても力強いパワーを感じました。


シンガポールという土地柄もあるのかもしれませんね。
何度か足を運びましたが
まさに異文化が入り乱れる国でした。
その中で表現を発信していくということは
羞恥心とかにこだわってはいられないわけですね。




心も行動ももっと強くありたいと
改めて思いました。




9月22日(日)まで。
月曜休館です。

theme : 美術館・博物館 展示めぐり。
genre : 学問・文化・芸術

2013-08-11

新宿歴史博物館地下1階ホワイエ「「富田菜摘のいきものワールド」身近なもので“いきもの”をつくろう!」に参加してきました。


新宿歴史博物館にて

「「富田菜摘のいきものワールド

ワークショップ 身近なもので“いきもの”をつくろう!」

に参加してきました。




富田菜摘さん。
いつもその素敵な作品に魅了されまくりです。


富田菜摘さんという作家に出会ってから
実はもう随分年月が経っています。
ブログできちんと記録が残っているだけでも
これだけあります。
いやーずっとお世話になっています。



2010-01-15
「iPRECIATION(The Fullerton Hotel of SINGAPORE)」を訪問してきました。

2010-07-25
日本橋高島屋画廊X 「富田菜摘のこんなアートもある「集まれ小学生☆わくわくワークショップ」」に参加させて頂きました。

2010-07-27
ギャルリー東京ユマニテ「画廊からの発言 新世代への視点2010 富田菜摘 「さんざん待たせてごめんなさい」」を観てきました。

2011-07-12
ギャルリー東京ユマニテ「IMPACT 2011」を見てきました

2011-02-16
コレド日本橋「Spring Story 2011 The 3rd COREDO Women's Art Style」を観てきました。

2011-11-06
東京オペラシティアートギャラリー「収蔵品展39 寺田コレクションの若手作家たち」を観てきました。

2012-01-23
佐藤美術館「 sogno・夢~彫刻家二田原英二と次代を担う作家展~」を観てきました。

2012-06-18
Bunkamura Box Gallery「Female times―女性美術家たちの今、これから―」を観てきました。
2013-01-11
佐藤美術館「富田菜摘個展~うれし・たのし・今日このごろ~ いきものワールド」展を観てきました。





今回はいつも参加させてもらっているWS。
本人曰く「かめたんのともだちを作る」と
ボロボロになってもう使っていないサッカーボールを持って
会場へ。この日は本当に暑かった。。。



何度も参加していますが
本当に富田さんのWSは満足度が高いです。
簡単に分析するとこんな感じ。

1;最初に作品を見て簡単なイメージを与えてくれます
2:ヘルプする大人が多いので子供も不安にならないで済みます
3:沢山のアドバイスがもらえるので子供も作品を完成させられます
4:発表の機会があるので達成感満載

作り上げるまでの流れがちゃんと出来てるのが
いつもすごいと思います。








うちの子は前回参加した時のかめの友達を作るのが目的。
持ってきたのはサッカーボールとおまけでもらった小さな水鉄砲。
さて、どんなものが出来ますか。。。。?



友達のカメを作る予定が
カメタコが出来ました(^^;)
まあいいんです。
名前は「かめたんたんたこ」
性格は「すぐに人についていってしまう」
だそうで。何故。

お友達が出来て息子もご満悦。
かめたんたんたこはゆりかご状態で帰宅しました。


早速仲良くなれたみたいです。
よかったです。



富田菜摘さん、そしてスタッフのみなさん
今回も的確なアドバイスどうもありがとうございました!



富田さんの個展「おとなの大運動会」は
8月26日(月)よりギャルリー東京ユマニテで開催予定です。

ちなみに同時開催として下記の展覧会も開催されます。
どうぞ足をお運び下さい。

富田菜摘展 「小さな森」 TOMITA Natsumi "The Small Forest"
会期 2013.9.2(月)‐9.14(土) 日曜休廊 13:00-19:00
会場 Galerie412  東京都渋谷区神宮前4-12 表参道ヒルズ 同潤館3F Tel. 03-5410-0388
※金属廃材を素材にした動物作品を中心に展示


展示期間は8/18迄。
月曜休館です。

theme : 美術館・博物館 展示めぐり。
genre : 学問・文化・芸術

2013-08-10

瀬戸内国際芸術祭2013に行ってきました【想い編】

瀬戸内国際芸術祭2013
に行ってきました。


まずは想い編から。

今回は2回目ということで
なんだか旅に余裕がありました。
まあルートも相変わらずな余裕な設定というのもあります。



今回、芸術祭鑑賞につかった時間はこんな感じ。

1日 :女木島、男木島
1日 :豊島(友人の車)
1日半:小豆島(レンタカー)

拠点は前回と一緒で小豆島です。
小豆島を拠点とするのは下記の理由から。

・せっかく島に来たんだから島泊まりたいじゃん
・島を拠点にすると帰りの便高松行きの混雑に巻き込まれない
・車を確保しておくと暑さや時間を気にせずにまわれるので安心







今回も沢山の作品に出会うことが出来ました。
ただ最初から全部行くつもりがなかったので
事前に公式ガイドでチェックはしておきました。


美術手帖 2013年 07月号増刊 瀬戸内国際芸術祭2013 公式ガイドブック アートをめぐる旅 ―――夏・秋美術手帖 2013年 07月号増刊 瀬戸内国際芸術祭2013 公式ガイドブック アートをめぐる旅 ―――夏・秋
(2013/07/10)
北川フラム、 他

商品詳細を見る




ただですね。


公式ガイドブックにも
公式アプリにもない
沢山の素敵な出会いに遭遇出来きました。
これこそ


「実際に出向いた人の特権」


です。
今回そういう

「行ってわかった想い」

を沢山味わえた旅でした。
これはきっと芸術祭に関わっている地元の方、作家さん、そして運営の方々が


前回の芸術祭から地道な活動をずっと続けて
おられた結果なのではと思いました。


前回との大きな違いは
期間限定イベントというより
継続した活動の中の大イベント!という印象を受けました。


前回感じた「特別感」は
旅の帰り猛烈な寂しさを連想させましたが
今回は「では次に」という
未来を常に感じさせてくれました。


そのゆったり感は
無駄に急ぐような気持ちを静めてくれたような気がします。。


3年前と見比べて
ここにまた来れたことを
改めて喜んでみたりして。





そして印象的だったのはこの方。



男木学校でもお見かけしました。
とにかくインパクト大だったのは船着き場で見送った時。

そして彼を観て興奮した女の子の言葉がこれ。


「あたし、あれを見にここに来た気がする!!!!」


お母さんが「あれじゃないでしょあの人でしょ」と言ってましたが
そんな小さな事どうでもいいんですよ。
私は興奮しているその女の子を観て

「ああ、この子は今ここで「アートに出会ったのではないか」」と

感じたのですよ。
この子にとって彼との出会いは
休暇の「非日常体験」。
その非日常を海の上で体験するという異空間な体験は
彼女の心に強烈に刻み込まれたはず。

これは美術館で「静かにしなきゃいけません」という
強制の場で見せられるものと違うと思うんです。

出会いの衝撃を素直にそこで表現出来るというのは
まさにその人の心に直接語りかけるわけです。

これはもう一生忘れられない体験に
なるのではないでしょうか。


後で話すと彼女は小学4年生。休暇で高松に来たついでに
ちょこっと観にきたという感じでした。

「絶対にまた来る!!」
とその子は何度も話していました。
3年後彼女が芸術祭のことを覚えているかどうか分かりません。

でもね、3年後というかもっと後かもしれないけど
きっと芸術祭のことをどこかで観た時
きっと土人のことを猛烈に思い出すと思うんですよ、そして


「ああ私は3年前の夏なんかすごい体験をした」


と思い出してくれると思うんです。
これこそ、「アートだから出来る力」だと思うんですよね。



この瀬戸内国際芸術祭には
そういう出会いが沢山あります。
ぜひ「家族で」芸術祭に足を運んで頂きたいんです。
お子さんにとって、そして親御さん自身にとって
素晴らしい「出会い」を体験出来ると思います。


ぜひ、足をお運び下さい。
夏開催は 9月1日(日)まで。
秋開催は10月5日(土)~ 11月4日(月)です。

theme : 美術館・博物館 展示めぐり。
genre : 学問・文化・芸術

2013-08-09

水墨画教室の作品(8月)


毎月楽しみにしている
水墨画教室に行ってきました。



今回の作品は少し前衛的です。




ただ夏休みだからでしょうか。
おしゃべりが多くて
なかなか作業が進まなかったです。
集中が足りません!
帰りはドタバタになってしまいました。
そういうのは何とかしてほしいと思います。

theme : アート
genre : 学問・文化・芸術

2013-08-09

【子供向けで】保存修復入門ワークショップが開催されるそうです

今回はすこし珍しいWSをご紹介したいと思います。
保存修復入門ワークショップです。

美術品の保存や修復というのは
実はとても重要な分野です。
でも難しそう。。。
なので
こういう内容を
子供にも大人にも分かりやすく伝えてくれるWSって
なかなかないと思います。
自由研究ネタおススメです!



------------------------
◆アイスで始まる保存修復入門ワークショップ◆初回1,500円
こどもむけ【保存修復入門:まもる分野】作られたものを守る

8/18(日) 14:00-15:30 自由学園明日館(目白・池袋から徒歩5分程度)



講師:専門学校 東洋美術学校 保存修復科 専任講師 伊藤久実
※世界的有名建築家 フランク・ロイド・ライト氏による会場校舎(重要文化財)の見学を通して「保存修復(作られたものを守る)」という大切な分野を知る。
:講師プロフィール:
2004年 女子美術大学芸術学部芸術学科 卒業
2006年 女子美術大学大学院美術領域美術史専攻(西洋美術史) 修了
2006年4月より東洋美術学校に勤務
現在、東洋美術学校保存修復科 専任講師
美術教員免許(中・高一種)取得・学芸員資格取得


ARTTENDNAコメント:
 とても勉強家で広く様々な分野に精通している先生です。専門的なことを、柔軟に噛み砕いてわかりやすく指導してくださいます。
 保存や修復と言う分野は日本ではあまり知られていませんが、「作られたものを守る」ということは、実はとても大切な分野です。近年ようやく、日本社会は、使い捨て文化から脱却しつつありますが、これからは「既に有るものを大切にする」という概念はあらゆる社会ではより重要になっていきます。生活に直結している「リサイクル」「リメイク」「リフォーム」などの言葉は次第に浸透してきていますが、芸術や文化の分野も同じで、「作る・生み出す」だけでなく「作られたものを守っていく」ことも大切だということを是非この機会に知ってください。

■対象年齢…年長・小・中学生

■事前予約特典(申し込み締め切りは各回の二日前まで)
通常1レッスン\4,000のところ、事前申し込みで初回\1,500
※当日申し込みの場合は、通常レッスン料金になります。

■教室住所
住所:東京都豊島区西池袋2-31-3 自由学園明日館 小教室ドマーニ
交通:目白駅から徒歩7分、池袋メトロポリタン口から徒歩5分

主催:ARTTENDNAこどもアトリエ
協力:専門学校東洋美術学校

■問い合わせ・申し込み先
ARTTENDNAこどもアトリエ 電話: 090-6520-7087 又は、
HP申し込みフォーム → こちら

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genre : 学問・文化・芸術

2013-08-07

瀬戸内国際芸術祭2013に行ってきました【これ便利だったよ編】

さて、7月20日から

「瀬戸内国際芸術祭 夏」

が始まりました。


前回実は私たちは第一回開催に出かけさせて頂いております、。


2010-09-13
瀬戸内国際芸術祭についての記事まとめ。


当時4歳の息子を連れての島巡り。
正直かなり神経を使いました。

その時から3年、もっと暑い場所ももっと遠い場所も随分行きました。
今回は以前よりかは気軽に巡ろうかと思いました。

そしてとても楽しむことが出来ています。
まずは「瀬戸内国際芸術祭【夏開催】」で
便利だったこと、これから行く人に役立ちそうなことを
書いてみました。



1:周遊する島を絞る
とにかく島巡りは正直疲れます。
家族連れならフェリーに乗るのは

1日4回迄、戦場合計時間は80分迄

を目安にしたいところです。
うちは島巡りにあてた日程は3泊。
3泊で4島(1日女木島・男木島、1日豊島、1日半小豆島)
を巡りました。
これぐらいのほうが海で泳いだりとか
ホテルでのアクティビティを入れても
余裕があるので子供も大人も楽しいと思います。



2:格好は大人も子供もスポーツウエアで。

家族連れだったら奇麗な格好より肌触り重視をオススメします。
汗をかいても快適なスポーツウエアは超オススメです。
しかし砂浜を歩く場合があるので
靴は濡れることを前提に替えの靴下とタオルがあると
ずっと快適でいられるはずです。
子供はクロックスにするとそのまま海にも入れるのでオススメです!



3:デオドラントスプレーはぜひ。

汗をかいたらスポーツウエアならお風呂で洗濯も可能。
しかし干す時うまく干せなくて臭くなる場合も。。
対策として広げて干す時衣料用ファブリーズ等を持参して
ふきつけておくとにおいはかなり防げます。



4:公式アプリ、使えます。

瀬戸内国際芸術祭のアプリ、すごく改良されていて
すごく使いやすいです。

夏会期公式アプリ(iOS版/Android版)、7月14日ダウンロード開始

特に位置情報がしっかり取得出来ているので
迷ったりする時すごく効果があります。
しかし!位置情報取得はマジで電池を消耗します。
アプリを存分に活用したいけど1日電池が心配という方は
充電池の持参を強くオススメさせて頂きます。



5:マイボトル持参で朝氷を確保せよ。

子供に水分をきちんと取らせれば
暑い場所でも楽しんで散策が出来るようになります。
ただペットボトルで飲み物をその度に買うと
ぬるくなった時子供がいやがる場合があります。
愚図り対策ということで
朝にマイボトルに氷を詰めて下さい。
そこで冷やして水やお茶を飲むと
気持ちよく飲むことが出来ます!



6:トイレは見つけたら基本行かせる

山歩きや移動において
トイレ問題は非常に重要。
3年前と同じ場所をいくつか訪れましたが
トイレ環境がすごく整っていてびっくりしました!
なので子供にも行かせやすいと思います。
ぜひトイレは見つけたら行かせてください。
(大人も同様でお願いします)



7:駐車する場所に注意

車で移動する場合は駐車する場所に注意して下さい。
くれぐれも指定以外の場所に「ちょっとなら」という気分で
止めないで下さい。
私たちは訪問者ですが島の人はそこは生活の場です。
そこを忘れないようにして下さい。



8:すれ違ったら笑顔で挨拶

芸術祭というのはイベントです。
世界中から沢山のお客様がやってきます。
散策中に地元の方や散策中の方がやってきたら
ぜひ目を見て声を出して挨拶しましょう。



まずはこんな感じかな。
思いついたら加筆していきます。

theme : 美術館・博物館 展示めぐり。
genre : 学問・文化・芸術

2013-08-06

瀬戸内国際芸術祭「豊島美術館」に行ってきました。


瀬戸内国際芸術祭

「豊島美術館」

に行ってきました。


前回の芸術祭では
外観しか見る事が出来なかった豊島美術館。
やっと足を運ぶことが出来ました。


あまり「並ぶ」ことが好きではない私たち。
なので芸術祭もなるべく人が少ない時期を狙います。
今回もかなり暑い時期での訪問。
なので少し並んでいた時には

「えー並ぶの。。。」

と思ったりしたのですが。。




いざ美術館内に入ると
そんな気持ちで待っていた自分を
平手でひっぱたきたくなるほどの
衝撃を受けました。


大きな空間で繰り広げられる
数々の出来事を間近で見つめられるこの空間は
本やネットや、再現3D等では絶対に解らない
五感を刺激しまります。


建築物としても
表現としても
素晴らしいのですが
総合芸術的な完成度の高い美しさに
体の内側から揺さぶられるような感動を受けました。



そういえば息子と一緒に以前内藤礼さんの個展を拝見したことを思い出しました。
気がついたらもう3年前です。
その時に子供が話していた意味が今やっと体全体で理解できました。

2010-01-07
神奈川県立近代美術館 鎌倉「内藤礼 すべて動物は、世界の内にちょうど水の中に水があるように存在している」を観てきました。



スタッフさんにお話を伺うと
「毎日毎時間姿を変えるので同じ空間二度ともないんです」
ととても印象的な言葉を頂くことが出来ました。
目の前をあっという間に流れて同化している作品達を
どう自分に置き換えるか等考えているだけで胸が熱くなってきます。
そうしたら息子が

「この作品は地面を走る流れ星だね」

と、とても気持ちよくまとめてくれました。



こんな風に書いていてなんですが
書けば書くほどあの心の内側の震えを
言葉に出来ない自分がもどかしいです。



ぜひ体感して頂きたいと思います。



普段コンテンポラリーに興味を持ってくれない旦那さん迄
感激していました。
素晴らしい体験でした。



表現を志す人は、ぜひ1回は足を踏み入れて頂きたいと思います。



豊島在住の友人の話では
「人の出入りがあるので最初とは少し変わってしまいましたが」
というのもありました。でも私は全く気にならなかった。
私としては人の出入りや建物や自然の変化を受け入れながら
水と風と光が織りなすダンスを心行くまで楽しめるという
この作品の素晴らしさに感動しました。



予想以上に素晴らしかったです。
豊島には他にも魅力的な作品が沢山あるのですが
豊島美術館に時間を思い切り使えないから
それってもったいないんじゃないかしら?って
感じてしまうくらいの感動を受けました。



心からオススメします。
ぜひ、足を運んで頂きたいと思います。
芸術祭以外の時期でもいいです。
ぜひ体感してみて下さい。
人生観を揺るがすような感動があると思います。

theme : 美術館・博物館 展示めぐり。
genre : 学問・文化・芸術

2013-08-03

瀬戸内国際芸術祭に来ています


瀬戸内国際芸術祭2013に来ています。


2回目でもあり
家族で鑑賞慣れということもあり
夏休みを利用した非常にゆったりとしたスタイルでの鑑賞を
予定しています。







今日は高松港を中心にまわりましたが
イベント盛りだくさんでした!!


明日からは島巡りの予定ですが
非常にゆったりしたスタイルを予定しています。
随時更新していきますので
どうぞよろしくお願いします。


そして「あっうちも行ってみようかしら!!」
と思ったそこの奥さん!
秋開催を含めてどうぞご検討ください。

theme : 美術館・博物館 展示めぐり。
genre : 学問・文化・芸術

2013-08-02

ギャルリー東京ユマニテ「「新世代への視点2013」飯嶋桃代展 IIJIMA MOMO-yo」を観てきました。


ギャルリー東京ユマニテにて

「「新世代への視点2013」飯嶋桃代展 IIJIMA MOMO-yo」
http://g-tokyohumanite.jp/exhibitions/2013/0722.html
を観てきました。


いつも伺わせて頂いてる「「新世代への視点」。
とても斬新な視点で毎回気づきを頂いています。

この飯嶋桃代さんの作品は初めて拝見しましたが
とても沢山の気づきがありました。



沢山のボタン。
そして布。
そこから沢山の音楽が聞こえてきます。





どうしてなんだろうと改めて向き合うと
ボタンから何か聞こえてくるような気がしました。
ボタンの収拾方法を伺うと
作家さんのおばあさまが洋裁を行っていて
ボタンを沢山持っていたとのこと、
そして足りない場合はおばあさまの友人に協力してもらったとのこと。
(それでも足りない箇所は購入したそうですが。。。)



つまり、この構成において
理由あってここにある存在なわけですよ。
このボタン達というのは。
ボタン達は、沢山の沢山の色々な物語を見てきているわけです。



この布で表現された作品達は「幽霊」とのことですが
幽霊というより「精霊」的なものを感じました。
それは「長い歴史を見続けてきた」という歴史が
ご先祖様が戻ってきた的なものを
感じさせてくれたのかもしれません。
もうすぐお盆ですしね。



息子さんここでも撮影。
いつもありがとうございます。



8月3日迄。

theme : 美術館・博物館 展示めぐり。
genre : 学問・文化・芸術

2013-08-02

ミヅマアートギャラリー「宮永愛子展「house」」を再訪してきました。


ミヅマアートギャラリーにて

「宮永愛子展「house」」

を再訪してきました。


一度伺わせて頂き
もう胸がいっぱいできゅんきゅんだった
この展覧会。


2013-06-29
ミヅマアートギャラリー「宮永愛子展「house」」を観てきました。



どうしても子供と一緒に行きたくて
再訪してきました。

サッカーの練習2時間練習の後に一緒に来てくれた
息子さん本当にありがとう。

そして色々質問にも答えて下さった
宮永さんありがとうございました。




私はこの地で学び、働いていた時期がありました。

宮永さんの作品を拝見していると
時の流れというのを深く感じます。そして
当時自分が予想が出来なかったような
生活のありがたみを改めて感じます。
長い時の流れを感じさせてくれる作品は
何度観ても本当に私の心を揺さぶってきます。


ああ本当に色々なことがあり
数々のことを経て今があるんだなと。
それは今ここに存在しないことなんだと。


特に子供と一緒に子供の靴の作品を見ると
もう本当は号泣したくなる位
ぐっとぐっときてしまいました。
ああ出来ることなら
市ヶ谷でやけ酒飲んでた当時の私に
「将来結構楽しい人生だから大丈夫だけどあんまり飲み過ぎんなよ!」
と伝えに行きたいです。





許可を頂いて
親子で写真を撮ってみました。
ああ本当に観てよかったです。









息子はナフタリンの消滅が
とても長い時間がかかることにびっくりしていました。
そしてこんな事も。


「もしこの作品を僕が買ったら
 きっと僕の子供の子供の子供が全部消えるところを見れるんだね。
 そして消えたっていう作品はずっと残るから
 作品を買った僕と僕とお母さんのことを
 ずっと覚えてもらえるんだね。
 素敵だね!」



あら素敵。
ではいつの日か宮永さんの作品が購入出来るように
立派なサッカー選手になれるよう
日々練習頑張っていきましょうね。




国立国際美術館での「なかそら」展公式カタログ兼作品集も
拝見する事ができます。
こちらは青幻舎から販売中です。

宮永愛子作品集 空中空(なかそら)宮永愛子作品集 空中空(なかそら)
(2012/12/10)
宮永愛子

商品詳細を見る





8月3日(土)迄。
オススメします。ぜひ足をお運び下さい。
詳細は公式ホームページでご確認下さい。

theme : 美術館・博物館 展示めぐり。
genre : 学問・文化・芸術

2013-08-01

「夏休み特別企画「あの方のあの時自由研究、そしてこれからの自由研究」第十四回 首都大学東京システムデザイン学部准教授 渡邉英徳先生編


大好評を頂いております

「夏休み特別企画「あの方のあの時自由研究、そしてこれからの自由研究」

記念すべき第十四回は首都大学東京システムデザイン学部准教授の渡邉英徳先生です。


渡辺先生とは文化庁メディア芸術祭で初めてお話させて頂きました。
そして現在も活動が続いている
「ナガサキ・アーカイブ」「ヒロシマ・アーカイブ」「東日本大震災アーカイブ」
は深い感銘を受けました。


具体的にはどんな活動?と感じた方は
渡邊先生からご紹介を頂いたこちらの記事を
紹介させて頂きます。

HuffPost Japan
アルスエレクトロニカ栄誉賞の渡邉英徳さんに聞く―記録ではなく、記憶に残る「東日本大震災アーカイブ」
(Chika Igayaさんの記事です)




位置情報、言語情報の記録が
純粋に美しく視覚化されてることにより
私たち自身が自分で考える力を呼び起こしてくれる「アーカイブ」は
とても新しい体験でした。
容易に誰でも観ることが出来て
観る度に気づきがあり、思考が展開する
とても素晴らしい活動だと思います。


そして研究室の発表にも何度か行かせて頂いています。
学生さん達、いつも私たち親子に優しくして頂き
本当にありがとうございます!




この企画はいたってシンプルです。
皆さんに2つの質問をさせて頂いています。
---------------
1:ご自身が小学生の時思い出に残っている自由研究は何ですか。
2: 今小学生の自分が目の前に現れて「自由研究のテーマを一緒に考えて」といわれたらどんなアイデアを伝えますか。
----------------
現在活躍されてるクリエイターさんがどのような自由研究をしていたか、
そして今ならどんな自由研究をするのか。
興味深いお話が沢山聞けそうです。
では渡邉先生さんよろしくお願いします(^^)。



----------------
1:ご自身が小学生の時思い出に残っている自由研究は何ですか。
----------------
プランクトンの観察です。
家の近くの溝に溜まった水をすくってきて、
顕微鏡で眺めながらスケッチしていました。
その後、図鑑と照らし合わせて種を同定するという流れです。
私はゾウリムシ等メジャーなプランクトンでは満足せず、
図鑑の隅に載っているような(子ども的に)
マイナーな種を探すことに没頭していました。
憧れのヒルガタワムシを見つけたときは興奮したものです。
しかし、独特のウニョウニョした動きをスケッチに落としこむことができず
悔しい思いをしたことを覚えています。
懸命にミドリムシを探しましたが、結局見つけられずじまいでした。

現在は「ヒロシマ・アーカイブ」など、
Google Earthを使って「地球大」のデジタルアーカイブを制作しています。
当時の興味の対象であるミクロの世界からみると、
ずいぶんスケールの外れた仕事をしているなとも思います。

しかし、当時の私が接眼レンズの向こうにみていたのは
「自分たちの世界の隣にある、もうひとつの世界」です。

これは、今では仮想空間として解釈されそうな言い回しです。
しかし、ミクロの世界は現実を代替する空間(Virtual Reality)ではなく、
まさに現実そのものです。
デジタル地球儀の仮想空間に、遠い昔の「現実」をマッピングする今の私は、
子どものころと同じ動機に突き動かされているのかも知れません。




----------------
2: 今小学生の自分が目の前に現れて「自由研究のテーマを一緒に考えて」といわれたらどんなアイデアを伝えますか。
----------------
「地球の裏側に住んでいる、同じ年齢の人と連絡を取り、
どんな暮らしを送っているのか調べる」
というアイデアを伝えます。
SNSが普及した現在では不可能な内容ではありません。

Web、特にGoogle Earthなどのデジタル地球儀の普及によって
地球を文字通り「小さい」イメージで捉えることができるようになっています。
このテーマは、地図帳の向こう側にイメージしていた地「球」が
眼前にある時代の子どもたちに似つかわしいものだと思います。
この自由研究に携わる子どもたちが、
国境を越え、世界のなかのひとりとして
自分の実存を認識することに繋がっていくのではないか、と考えます。




---------------
渡邊先生ありがとうございました。
皆様自由研究が「今の活動に続いている」のだなあと
改めて感じることが出来ました。
「子供の今」を改めて見つめたいと思います。


渡邊先生の今後の活動なのですが
とても幅広く活躍されるとのこと。
インドネシア大津波と越谷のデジタルアーカイブズの構築も始まってるそうです。

そしてナガサキ,ヒロシマアーカイブに関しては
8月ということで色々な動きがある様です。ぜひ
ナガサキ,ヒロシマ,東日本大震災,沖縄アーカイブズ・シリーズ (Nagasaki - Hiroshima Archive)

のFBをチェックして頂きたいと思います。
こちらでは平和シンポジウムの内容等
沢山の情報がいつでもシェア出来ます。

8月はぜひこちらの情報をみんなでシェアして
過去の核、現在の核について
それぞれの想いを自分の中に見つけて頂きたいと思います。

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genre : 学問・文化・芸術

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