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2013-04-13

TOKIO OUT of PLACE「小林且典 「写真と彫刻 -白をめぐって-」」を観てきました。


TOKIO OUT of PLACEにて

「小林且典 「写真と彫刻 -白をめぐって-」」

を観てきました。


ちょとご無沙汰だったTOKIO OUT of PLACE。
サッカー練習前に訪問しました。

最近写真作品の展示を拝見することが多いです。
そして写真というものがどれだけ表現の幅があるのか
本当によくわかります。

今回はマリオ・ジャコメッリ 写真展 を拝見した後に
訪れました。



写真に限ったことではないんですが
さまざまな表現に触れていると
色というものは本当に沢山の種類があるんだなと
改めて思います。


今回注目したいのは「白」。
「白い背景紙にし問い彫刻を並べた」カラープリント作品です。
この白がとても深い。深い森のように深い。
どうしてこんなに深い白なのだろうと想っていたら


「撮影する時間帯やアトリエ内での位置等を変えることによって色味を調整しているのです」


と伺いなるほどと感じました。



最近旦那さんの担当の変化があり
外国にとても縁がある我が家。
結構色々な場所に行くようになりました。

その時とても感じるのが
その国の「空気」です。
空気の変化によって静物の色は多様に変化していきます。
特に飛行機で色々な場所に行く度
時差の関係で朝を追いかけたり
夜に追いかけられたりするわけですが
その場所でのその時間の空気は
その場の空気の色を決めるような気がするのです。


光には色温度というものがあるそうで
フィルムだとその色温度が直接出てきてしまうんですって。
なので「撮りたい時を【待って】撮る」という作業工程で
作品を制作してるんだそうです。

そう、フィルムだと「時を待つ」という作業があるんですよね。
そこに写真作品を「作る」をいつも感じます。
最近の子はデジタルカメラから入るし
下手したらフィルムを全く知らない子も多いんです。
なので写真って本当に簡単に撮れると思っているし
簡単に何でも作れるって思っている子も多いんです。


なので今の子供にフィルムカメラの体験をしてもらえるような機会を
もっと意識して作っていかないと
いかんのではと改めて感じました。



ちなみにこちらの木彫作品は
全てフィンランドから持ち帰った白樺によって制作
されているそうです。
とても綺麗な空気を作品から感じました。



ちなみに
フィンランドはヘルシンキ空港には行ったことがあります。
すごく美人が多かったことと
ミートボールが美味しかったことと
成田行きの飛行機に乗る前旦那さんと喧嘩して
ビールを飲みまくって酔っぱらってしまった事位しか思い出せません。





息子さんはマリオ・ジャコメッリに影響され
写真を撮りまくりました。


そんな姿をちょとジャコメッリ的にデザインしてみました。



色々な作品にインスパイアされ
その気持ちが自己表現に繋がる。
こういうのってとても文化的ですよね。
こういう楽しみ方も受け入れてくれる
ギャラリーというアート空間に
出会えたことに改めて感謝したいと想います。


4月14日迄。


★私の勘違いがあり文章を一部変更させて頂きました。
 ご指摘ありがとうございました。
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theme : 美術館・博物館 展示めぐり。
genre : 学問・文化・芸術

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