2012-11-30

ワタリウム美術館「坂口恭平 新政府展 過去編」を観てきました。


ワタリウム美術館にて

「坂口恭平 新政府展 過去編」

を観てきました。


坂口さんとの出会いは夏の暑い日でした。

代官山アートストリート「NOT AUTHORITY,BUT ART -常識に尻を向けろ。-」を観てきました。

汗まみれになって作品を修正している坂口さんは
息子の「暑い?」という問いかけに笑顔で答えてくれました。
ありがとうございました。
実はお会いした後に「0円ハウスの人だ!」と分かり
正直もっとお話したかったと後悔しました。。


「建てない建築」とはどういうことなんだろうー。
と思いながら私は次の日家族とドバイに旅立ちました。


ドバイでは呆れる程の「高さを誇る」建築物が
私たちを物珍しそうに眺めていました。
高い低いの高い、高い安いの高いと
色々な種類の「高さ」が私たちを高いところから
見つめていました。


「世の中にお金がある人っているんだなあ」
と何度も何度も実感する不思議な旅でした。
「貨幣には解決力が備わっている」ことを
実感させること多数ありましたが
中東にはどうしても超えらない壁や入り込めない世界があるのだなと
何度も感じることがありました。
その解決力が正解や平和に結びつくかどうかはまた別の問題なのですが。。。。



今回の「新政府展」では私はドバイで観た風景を何度も思い出しました。
建てない建築 VS 建てまくる建築。
比較にするにもどうやって比較したらいいのでしょう。
価格?価値?それとも??


図書館を書斎、公園をリビングとして活用している
「隅田川の鈴木さん」はドバイのビル群をどう使いこなすのか。
そもそも「隅田川の鈴木さん」はドバイに存在出来るのか。

沢山色々なことを考えさせられました。


この展覧会のテーマは
「貨幣価値が所有する絶対的解決力」との真っ向勝負という印象を受けました。
そして「現状が崩壊してるのならそれを壊し切るのではなく別に作る」
というアプローチに優しさと儚さを同時に感じました。
「別につくる」という行為は全く別のものを構築するようにみえますが
実は現状に多大な影響を受けます。
きっと現状をとても愛しすぎてるアプローチなのかなとか。



坂口さんからの問いかけ(所信表明演説みたいなもの?)として

「あなたは何大臣ですか?」

というものがあります。
これは貨幣の所有する「絶対的解決力」
に自己の挑戦を呼びかけとして「とても挑戦的な問いかけ」
と私は受け取りました。


私の価値ってなんだろう?
私が行使出来る絶対的解決力はどのくらいの価値なんだろう?


私はまだちゃんと「独立国家のつくりかた」

独立国家のつくりかた (講談社現代新書)独立国家のつくりかた (講談社現代新書)
(2012/09/28)
坂口恭平

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を読んでいないので「大臣になったら具体的にどうやっていくのか
うまくイメージ出来ませんでした。


だからでしょうか、
とても未来編が気になります。
未来に希望を持っていいのかもと
少しだけ気持ちを前向きにしていいのかと
今とても閉塞感を感じるから
尚更そういう前向きな気持ちを
愛おしく、同時に「そういう気持ちを持っても大丈夫なのかな」と
恐ろしく感じる自分がいます。


今回もパスポート制なので何度か通って
自分が感じた想いをうまく整理出来たらいいなと
感じました。


作品そのものについてとても気になったのは
ドローイングで使われてるPen。
すごく筆圧に統一性があって
まるで誰か他の誰かが太さを調整しているような
とても不思議なラインでした。
どんなPenを使われているのかとても気になりました。

何度か伺いたいと思います。


息子は展示そのものをとても純粋に楽しんでいました。
ただ4階の展示では
「とても強いお話を聞いた気がする」と
色々考え込んでいました。
何を考えたかはうまく言えないそうなので
何回か一緒に行って言葉に出る時期を待ちたいと思います。

ワタリウム美術館の
パスポート制度に感謝です。
そしてこちらミューぽんも使えます。
割引してもらってパスポート。
2回得した気分です(^^)。



会期中「過去編」「未来編」と展示替えがあります。

2012 年11月17日(土)-2013年2月3日(日)


過去編 2012 年11月17日(土)- 12月7日(金)
未来編 2012 年12 月8 日(土)- 2013 年2月3日(日)
休館日 月曜日(12/3、10、17、24 と1/14 は開館)
    12/31 - 1/3 は休館

詳細は公式ホームページをご確認下さい。
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theme : 美術館・博物館 展示めぐり。
genre : 学問・文化・芸術

2012-11-28

千葉市美術館「須田悦弘展」を観てきました。


千葉市美術館にて

「須田悦弘展」

を観てきました。


確か須田さんとの作品の最初の出会いは
直島だったと思います。

2008-08-20
ベネッセハウスに行ってきました

そして原美術館で何度も出会うようになり
ギャラリー小柳さんで
その美しさに息をするのを忘れそうになりました。

2010-07-02
ギャラリー小柳「須田悦弘展」を観てきました。

(瀬戸内国際芸術祭も行ってるんだけど直島行ってないので作品拝見してなかった orz)

というとても素敵な須田さんの世界。
今回は息子と平日に訪れることが出来ました。


こちらの展覧会鑑賞にはいくつかのルールがあります。

・フラッシュ無しなら撮影可
・作品の近くまで行けるので靴は脱ぎ着しやすいもので
・大きな荷物はコインロッカーへ
・作品はケースに入っていないものも多いので親子連れの場合は子供の行動に十分注意を

平日に伺って正解でした。
須田さんの世界観は【個な気分】で味わいたいです。


★一部の作品を覗いて写真撮影可能です。



それにしても須田さんの作品って
本当に素敵だなって思います。
静の世界の中にしっかりと存在すり躍動感。
そして少々のユーモアをスパイスに。
なんだか【理想の日本人】って感じです。



あれ?作品どこだっけ??
という宝探し感覚もあるので
息子もとても楽しめました。


何度も作品を拝見しているので
これが「木彫りである」というのは
本人も十分承知しています。
ただこんなにも広いスペースで
作品を拝見するのは初めて。
出入りする儀式も備わり
とても世界に浸ることが出来ました。


日本画との作品のコラボレーションも
本当に素晴らしかった。
屏風や巻物の世界から
こぼれ落ちてきたかのような植物達。
2次元と3次元を行き来するかのような
なんだか宇宙的な気持ちにまでなってしまいました。



最後はいつも最後に楽しませて頂く1階のホール。
こちらにも素晴らしい世界が展開されていました。



そして千葉市美術館のスタッフの皆様に
改めて御礼申し上げます。
今回の様な展示の場合子供連れの鑑賞だと
鑑賞時に過度にマークされることも多いのですが
今回はとても気持ちよい対応をして頂きました。
親子でとても気持ちよく鑑賞することが出来ました。
本当にありがとうございます。


あとこちらミューぽんが使えます。
ぜひぜひお使い下さい。


とてもよい体験をすることが出来ました。
東京からは遠方になりますが
ぜひ足を運んで頂きたいと思います。

12月16日迄。
休館:11月5日(月)、12月3日(月)
詳細は公式ホームページでご確認下さい。

theme : 美術館・博物館 展示めぐり。
genre : 学問・文化・芸術

2012-11-26

日比谷図書文化館「日比谷図書文化館開館1周年記念特別展 市川團十郎 荒事の世界」を観てきました。


日比谷図書文化館にて

「日比谷図書文化館開館1周年記念特別展 市川團十郎 荒事の世界」

を観てきました。


今回のこの展示は「荒事の世界」ということで
歌舞伎十八番の演目の衣装を中心に
展示が行われていました。
実は結構鑑賞済みな演目が多くて
親子で嬉しくなりました。

そして衣装というのは
本当に近くで観ると美しいものです。
独特の存在感が心を沸き立てます。
そして実際に演目を観た経験があると
衣装の前にいるだけで
おしろいの香りや
衣装の動く音や
見栄にあわせた音楽が聞こえてくるようで
心からワクワクしてきます。


息子もとても楽しんでいました。
現在は機会がなかなかなくて歌舞伎は夏の鑑賞教室しか
拝見する機会がありませんが
新しい歌舞伎座にはぜひ
親子で鑑賞する機会を設けて頂きたいと思います。



個展というのは数百年昔の文化がそのまま遺産のように
残っているだけでなく
今現在までその時代を生き抜く力を兼ね備えているなと
強く強く感じます。
その時代を生き抜く力を感じることが出来ると
「伝統芸能」というのものの面白さを
直感的に感じることが出来るのではと思います。


歌舞伎に関しては
正直ある程度の知識以上になると
新たなハウツー本を購入して読みふけるということより
実際に舞台を観たり
このような展示を見に行ったりすることが
多くなると思いますし
ぜひそういう体験をしてほしいですし
そういう体験の場を設けることが
次のファン獲得につながると思えるからです。


つまりこれから伝統芸能と言われる分野を
どうやって活性化させるかはずばり

「「実体験」の場をどれだけ提供出来るのか」

ここにかかってるのではないかと感じています。


この日比谷図書文化館という場所は
全く知らなかったのですが
とてもいい場所ですね。
このような実体験の始まりに
ふさわしい場所だなあと感じました。



11月28日(水)迄。

theme : 美術館・博物館 展示めぐり。
genre : 学問・文化・芸術

2012-11-22

21_21 DESIGN SIGHT企画展「田中一光とデザインの前後左右」こども向けワークショップ「活版印刷(かっぱんいんさつ)でカードをつくろう!」に参加してきました。

21_21 DESIGN SIGHTにて

企画展「田中一光とデザインの前後左右」

こども向けワークショップ
「活版印刷(かっぱんいんさつ)でカードをつくろう!」

に参加してきました。



久しぶりのデザインサイトです。
今回は活版印刷ということでお友達と参加してきました。

さて活版印刷とは何か。
すごく簡単に言うと「でこぼこを貼って作ってそこにインクをつけて印刷」
であります。


今回のテーマは「抽象」。あら子供にはなんか難しそうだわねえ。

そこで一光さんの展示を見て抽象とはなんぞやをみんなで確かめに行きました。
この展示とコラボを最初に行うってデザインサイトのWSでは珍しい展開かも。
すごく一光さんへのリスペクトが感じられてなんだか私も嬉しくなりました。

今回は見学のみの親も展示を見ながらワイワイ。

息子はgggで見たことがあるポスターを何枚か見つけていて
私自身が「よく覚えてるなー」と感心させられました。


そこで戻ってみんなで「抽象」を制作。


実はうちの息子さん。
今回サッカーの練習から速攻帰っての参加だったので
昼食をとる暇がなかったのです。
正直お腹空いてたと思います。
しかし時間がないのでWS優先で頑張った息子さんGJ。

ではちょきちょき開始。



彼が作ったのは。。。これ。
(「おでん?」)
恐る恐る聞いてみると


「そう、おでん」

お腹空いてたのね。


ではさっそく印刷へ。
息子は小さいのでスタッフさんの許可をもらって
ぶらさがってしっかり印刷。





こんなカードが出来ました!
おでんですね。デザインおでんですね、いいですね!




次に今度は活字で自分の名前を入れる作業に。
思わず「名前串みたいにしなよ」と囁いたら気に入ってくれたようで
名前を入れたデザインになりました。
スタッフさんもとても丁寧に教えて下さり
楽しい体験になりました。



久しぶりのデザインサイトだったのですが
やはりこの空間は超気持ちがいいです。
今回は時間がなかったので
展覧会については改めて訪問したいと思います。


この活版印刷のWS、大人も体験出来るWSが12月に再び開催されます。
こちらは11月28日から申込受付開始です。
興味を持たれた方はぜひ。
詳細ページはこちらをご覧下さい。

2013年1月20日(日)迄。
火曜日休館。(10月30日、12月25日は開館)
年末年始(12月27日~1月3日)休館になります。

theme : アート
genre : 学問・文化・芸術

2012-11-20

クオリア・ジャンクション「宇都宮徹壱 写真展 フットボールの狗 国境/熱狂/異教」を観てきました。


クオリア・ジャンクションにて

「宇都宮徹壱 写真展 フットボールの狗 国境/熱狂/異教」

を観てきました。


息子がサッカーが大好きです。
そしてこの歳の割にはかなり色々なスタジアムに行っています。
父親が海外出張多しという環境もあって
海外サッカー、特にヨーロッパのサッカーが大好きです。
「EUROでドイツが負けたから幼稚園行く気なくした」とか
訳のわかんないことを言うのはきっとこの子ぐらいです。

なので海外サッカーの写真展があると聞いて
こりゃ絶対に連れていきたい!と思っていたのですが
練習だなんだでなかなか日が取れなかったら
なんと急に時間が出来て急いで行ってきました。


サッカーって不思議なんですよ。
言葉が出来なくても遊べるんです。
息子はドイツ語しか話せない子と
数時間サッカーして遊んでたりしてました。
子供だから出来るのかなあ。

ドイツのスタジアムは場所によっては
煙草の匂いがします。
日本人が憧れる要素が多いと言われるドイツですが
喫煙権が結構確立されてるのは
ドイツに行って初めてわかりました。

中東には独特な空気があります。
個人的にはあれは民族衣装用の柔軟剤の香りかなと
思っています。

アジアはなんか美味しそうな空気を感じます。
それは私がアジア人だからなのか
アジア料理が好きだからか分かりません。
正直アジアじゃなくても旅行中はアジア料理を食べます。
息子もアジア風の唐揚げとか焼きそばとかチャーハンとか
すごく好きでよく食べます。


なんていうその場でしか感じられない空気が
写真から溢れ出てくるような写真達を観ていると
なんだか旅に出たくなってきます。
そんなワクワクした気持ちに溢れる展覧会になっていました。
(※欲を言えばプリントの作品ももっと観たかった。。)



宇都宮先生ともお話をさせて頂きました。
息子の訳わからん話にも色々つあわせて頂き
本当にありがとうございます。

国旗を言えたことを褒めて頂いたのが
とても嬉しかったそうで
購入させて頂いたポストカードを観ながら
嬉しそうに話していました。
「松本山雅劇場 松田直樹がいたシーズン」を読聞かせるには
もう少し時間がかかりそうですが
いつの日かぜひ一緒に読みたいと思います。

松本山雅劇場 松田直樹がいたシーズン松本山雅劇場 松田直樹がいたシーズン
(2012/07/19)
宇都宮徹壱

商品詳細を見る


(っていうか少年向けのサッカーの写真集とかあったらいいのに。。)




11月29日迄。
休館日は不定期です。
詳細は公式ホームページをご確認下さい。


22日にはこんなイベントがあるそうです。
サッカーに興味のある方ぜひ。
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★★★【宇都宮徹壱ギャラリートーク開催!】
   「狗の視点で世界のフットボールを語る」★★★ 
沢山の方々に足をお運びいただいている宇都宮徹壱写真展
『フットボールの狗(いぬ)』ですが、
ご要望にお応えし、急遽ギャラリートークと懇親会を
下記の日程で行います。どうぞお気軽にご参加ください。

日 時: 11月22日(木)
場 所: ★クオリアジャンクション 
    (銀座8丁目12-13豊川ビル1F / 03-3543-5552)    
     ★新台北菜館 
    (銀座8丁目10-8 1F / 03-3571-3039) 
     http://tabelog.com/tokyo/A1301/A130103/13032109/
参加人数: 35名(完全予約制)

● 徹話TETSUBANA @ クオリア・ジャンクション 19:00~19:40
  19時より宇都宮徹壱氏の「狗(いぬ)の視点で世界のフットボールを語る」
  ギャラリートークが始まります。 
  参加費:無料

● 懇親会@新台北菜館  20:00~22:30
  徹話を聞いていただいた後は、皆さんのお話で
  お互い盛り上がっていただきたいと思います。
  会費:4,000円前後

参加をご希望の方は
contact@qualiajunction.com
まで、
参加したいイベント名、お名前、緊急連絡先としてのお電話番号を明記のうえ
ご連絡ください。
※ 片方だけのイベント参加も可能です。
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theme : 美術館・博物館 展示めぐり。
genre : 学問・文化・芸術

2012-11-19

渋谷ヒカリエ d47 MUSEUM「47 GOOD DESIGN - 47都道府県のグッドデザイン賞 –」を観てきました。


渋谷ヒカリエ d47 MUSEUMにて

「47 GOOD DESIGN - 47都道府県のグッドデザイン賞 –」

を観てきました。


「グッドデザイン賞」を受賞している工業製品や建築物は沢山あるのですが
そのデザインを各都道府県ごとに選び出し90センチ角の展示台の上に展示
しています。
(このスタイルはこれからもずっとなのかな)
その90センチの世界の中でその県の特性想いを
表すっていうのは私にとっては
「思考が手に届くスタイル」なので
見ていて苦しくならなくていいです。


日本中の高い技術、地域の個性、企業の個性を47の日本から集めたそうです。
展覧会形式で紹介することにより
なんだか見ているこちらが誇らしい気分になる展示になっています。


近年海外に縁がある生活を送っているせいか
「日本のデザイン」というものに
とても親近感を感じている自分がいます。
これは自分が日本人だからなのか
それともデザインに興味があるタイプの人間だからなのか
まだ私の中で答えが出ていません。

郷土性とらどうだとか難しいことを考えなくても
純粋に楽しめるのがこの展示。
出来れば地方出身の方とか
旅行好きの方と一緒に行きたいですね。

気になった展示をあえて写真だけで。








ほらほらなんだか実際に見たくなりませんか??





あと「もーいけずー」って感じたのは
最初に気づかないんだけど
こちら入口横にショップコーナーがあって
手に取って確認出来るのです。

47都道府県それぞれのデザインを見て

「うう、触って感触を確かめたい。。。でも展示してるし。。。」

と身悶えていた訳ですが
ここで

「なんだ触れるし(もしマジで欲しいのなら)買えるじゃん!」

と気づかされるとなんだかとっても得をした気分になります。
なので最後はぜひショップを存分にご堪能下さい。

私は「干し芋学校校歌」が気になりまくりでした。

2013年1月27日迄。

theme : 美術館・博物館 展示めぐり。
genre : 学問・文化・芸術

2012-11-18

森美術館「会田誠展:天才でごめんなさい」を見てきました。


森美術館にて

「会田誠展:天才でごめんなさい」

を見てきました。


森美での個展というお話を聞いてから
「マジですか??」
という気持ちがずっとあったこの個展。
とうとう始まってしまいました。


始まる前に自分なりのオマージュの気持ちを
文章にまとめてみました。

2012-11-10
森美術館「会田誠展「天才でごめんなさい」」が11月17日から始まります。


各方面から漏れ聞こえてくる情報を
あまり意識しないようにして
ワクワクしながら出かけました。
というか息子が結構ワクワクしていました。


さてまず子連れアートブロガーとして
伝えるべき点から。

「子供連れていっていいと思いますか?」

と何人から聞かれましたが
私の意見は「大丈夫だと思います」です。
ただ今回の展示に関しては
親としての考え方でかなり左右されるような気がします。
整えてくれた世界を自分としてはどう面白いか?
そこで判断されることをオススメします。




今回はそのようなスタンスの違いの発生に備えて対策がうたれていました。
このような表示がチケット売り場等いくつかの場所に展示されていました。
------------
本展には、性的表現を含む刺激の強い作品が含まれています。いずれも現代社会の多様な側面を反映したものですが、このような傾向の作品を不快に感じる方は、入場に際して事前にご了承いただきますようお願い致します。なお、とくに刺激が強いと思われる作品は、18歳未満の方の入場をご遠慮いただいている特定のギャラリーに展示されています。
-------------
この文章を「ちょとしつこい」と思わせる程に表示してあるのは
今回とてもよいと思います。
展示側の意見を訪問前の鑑賞者へまず伝えるという姿勢はとても大事です。


子供出入り禁止の部屋。私のみ拝見させて頂きました。
正直会田誠の世界を何回も堪能させて頂いている自分としては
なぜ外に展示されていないのかなと思わせるものもありましたが
このような明確な住み分けはとてもよいと思います。



鑑賞中に森美術館の方にお話を伺う機会がありました。
今回の出展作品の選出においては
各方面で沢山の検討を重ねる等
並々ならぬ努力があったそうです。

世界的観光地である東京、六本木ヒルズの
「東京シティビュー」の入場券で入場出来る
この森美術館には
本当に世界中から観光客が訪れます。
だから沢山の検討が必要だったのだろうなと


戦争画リターンズシリーズを
【アジアからの観光客に囲まれて鑑賞!】

という希有な体験をした私はとても深く実感することが出来ました。


全体の感想としては「丁寧さ」感じます。
会田さんの文章とか実際のお話等を伺うと常々感じるのですが
基本所作がとても丁寧なんですよね。
その丁寧さは作品にもいつも現れていると思っています。

なの今回未完と言われている数点も
丁寧な未完なので事前情報がなかったら
正直こういう表現なのか。。と思ってしまいました(^^;)。

こちらが展示中にどのように変化していくのか
個人的にとても楽しみです。


私は面白かったです。
息子も楽しんでいました。
得に劇団☆死期やまこぷりの展示があった空間は
とても楽しかったと話していました。

息子は「ポスター」を土台にした作品群は
とても怖かったと話していました。
日々に転がっているような残酷性を
見せつけられたような感覚を感じ私も怖かったです。

こういう娯楽性と残酷性がごっちゃになってる様が
まさに会田誠ワールドだなあと思いました。



そして今回私は初めて会田作品で涙を流しました。
それは

「自殺未遂マシーン4号機」

であります。

私が会田誠というアーティストに興味を持ったきっかけになった
「自殺未遂マシーン」のスピンオフ。
新たな「マシーン」が追加されていました。

とても混沌とした場所に展示してある作品なのですが
見つけた時そこだけ空気の流れが違う感じがしました。


この作品を構成しているグッズのセレクションが
私の中であまりに衝撃的でありました。
そしてこの展示がされている場が
作品の意味を際立たせている感がありました。


自殺というのは絶望感からだけではなく
ふっと感じる悟り感が引き金になると聞いたことがあります。
この作品がある空間はとても混沌としていて
でもそれぞれに世界がある空間になっています。

「みんな所属する世界があるのに僕にはない。」
「だったらもういっか。」

と思わせてしまうような悟り感が
直接的に想像出来てしまい涙があふれてしまいました。
この作品の前ではぜひ足を止めて頂きたいと思います。



そして息子がすごく気に入っていた
劇団☆死期がイベントをやるそうです。
劇団死期のHPのお知らせはこちら→
-------------
また同展覧会のイベントとして、2013年3月23日、美術館内で新作パフォーマンス2種を予定しています!


1つは、「ゲンダイチコースケの殺人ミュージアム#02」
あのゲンダイチが、地獄の学芸員が帰ってきた!六本木に舞い降りるアートの呪い・・・とは!?
まるでハリウッド映画のような臨場感・・・を目指したい・・・かも・・ね?
出演&造形:多摩美大、東京造形大有志の皆さんと岡田裕子、造形部長大田広子、ほか

もう1つは「劇団☆死期ワンナイトレビュー」
いまイチオシの若手アーティストが、劇団☆死期にやってきた。一夜限りの夢の饗宴。
出演:メガネ、高田冬彦、林千歩
-------------
これはぜひ行きたい。
時間は何時かなー。楽しみです。




1つ残念だったのが
写真撮影可能個所が可能か否か分かり辛かったこと。
その点はもう少し改善して頂ければと思います。
あ、おにぎり仮面は好きです。


好き嫌いはあるかと思いますが
とても考える行為を産む展覧会になっています。
ぜひ考える行為を楽しんで頂きたいと思います。
私はあと数回再訪予定です。

iPhoneアプリであるミューぽんの割引適用使えます。
そして現在アプリがセール中で170円なのです!
ここに行けば200円割引が使えますので既に元がとれます!
ぜひお使い下さい。


2013年3月31日(日)迄。
会期中無休です。

theme : 美術館・博物館 展示めぐり。
genre : 学問・文化・芸術

2012-11-15

hpgrp GALLERY TOKYO「川久保ジョイ「The colossus drive and the black sun」」を観てきました。


hpgrp GALLERY TOKYOにて

「川久保ジョイ「The colossus drive and the black sun」」

を観てきました。


随分前から川久保さんの写真作品は好きでした。
長時間シャッターを開けたまま撮影された作品には
時の流れがそのまま映り込んでいるような感じがあって
観る度に吸い込まれそうでした。


しかし。


先日体験させて頂いたワンダーサイト青山での展示は
そんな風に感じていた私の中の感性を
ひっくり返し中心をぐんぐん刺激してきました。

ワンダーサイト青山「OPEN STUDIO Creator-in-Residence 2012」を観てきました。


やばいこのにーちゃんすげえ。



と改めて感じました。
なので何度も個展を開催されているhpgrp GALLERY TOKYOで
個展開催と聞いてこれは絶対に驚かしてくれる!と思っていました。
なので絶対に行かねば!と思っていたのですが。。。。


芸術の秋でありスポーツの秋でもある昨今。
こりゃまあ忙しくて忙しくて。。。
会期終了近くにやっと訪問することが出来ました。



今回は息子も一緒。
川久保さんの作品も川久保さんも大好きなので
忙しい時間だったのですが
頑張って一緒に来てくれました。ありがとうね。
さて全体的な感想を。


ジョイさんの世界観は写真作品という形だけに収まってませんでした。
作品の前では
鑑賞者が動いたり話したりしたくてたまらなくなっちゃうんです。
これはすごいことだと思います。
なので今回は作品写真にあえて人物を入れてみました。
hpgrp GALLERY TOKYOの戸塚さんいつもありがとうございます。




例えば
実験的な写真作品のデータをプリントしたこの作品。
マトリックスのような異次元空間に
深い深い奥行きを感じます。




海辺を題材にした作品群も
単なる「写真作品」ではありませんでした。
これらのシリーズは基本「振り返れば海」というコンセプトで
形成されているそうです。
シャッタースピードを遅くすることによって
時間の流れが表現されています。


確かに作品の前にいると
海風と潮の香りを感じれるような
とても深い感覚を覚えます。



ただですね。
なんだか目の前にいると自分の体が薄くなるような
不思議な感覚を覚えるのです。
広がりというよりかは深み。
息子も作品の前で

「この海は奥行きよりも深さを感じる」

と話していました。
この深さは流れる時間から体感するのか
それとも他の要素があるのでしょうか。


それとも見てる自分までもが消えてしまうような感覚でしょうか。
「そこにある現実」と「作家」の間にあるのが「カメラ」。
なんだか自分がカメラになった気分になりました。




自分が作品の一部になるという体験は
他の作品でも味わうことが出来ます。
こちらの作品、まるで自分達も作品の一部になってしまったかのよう。

同時にこの作品からは

「あなただって次の瞬間作品化(公衆に個人を晒される危険性)があるんだよ」

と囁かれているような気がして
なんだかとても動揺してしまいました。



初めてお会いした時は
「写真家」さんだと思っていたのですが
川久保さんの世界は私が想像しているより
ずっとずっと奥深いみたいです。


これからもずっと追いかけさせて頂きます。
まずはワンダーサイト青山の展示、
楽しみにしています。



11月18日迄。

theme : 美術館・博物館 展示めぐり。
genre : 学問・文化・芸術

2012-11-10

森美術館「会田誠展「天才でごめんなさい」」が11月17日から始まります。

もうすぐ「会田誠展:天才でごめんなさい」が始まります。
すごく楽しみです。
真っ先に行こうと思っています。


私は会田誠作品という存在は前からすごく気になっていて
気になったきっかけは「自殺未遂マシーン」でした。
たしか横浜トリエンナーレで観たんだけど
ブツと映像作品が並んでいて
その映像作品から目が離せなくなったのを覚えています。



そして私は数年後この映像の作者の男性と実際に話をすることになります。
会田さん個展のワンダーサイト本郷の最終日。
この日は家族で本郷を訪れたんです。
会田さんは2階でカレーを作っていました。
彼はとても紳士的で「カレーにはセロリを入れることが重要なんですよ」
と私たちに丁寧に語ってくれました。そして息子の目を見て
「このカレーは子供には辛すぎると思いますよ」
と話しているのを私はぼんやりみていました。



過去の個展にも何度も足を運び
会田作品について
いくつかの文献も読破している私は
それまでなぜ会田作品に自分がひきつけられるのか
正直よくわかっていませんでした。

会田さんの息子への対応をみながら
ああ私が会田作品に感じる魅力は
これではないかと思ったんです。


私たちは暴挙に走る沢山の人間達が
とても紳士的な風貌、態度をとることが多いを知っています。
そしてその暴挙的行為が危うい程の簡単なきっかけで
始まることも知っています。
そしてそのような行為に遭遇する可能性は
私たちの日常のあらゆる場所に隠れていることも分かっています。



私が会田誠作品に憧れるのは
この暴挙的行為(と言われても仕方が無い作風)を
平和的に芸術作品として排出出来る行為に対する
猛烈な敬意があるからなのではと思うのです。



人間というのは皆「普通」というカテゴリーにかこまれて
(というかその中に隠れて)
自分を守って生きています。

自分の中に見え隠れする暴力性に
気がついているけどどうしようもなくて
見て見ぬ振りをしてる人の方が大半でしょう。
そして「いっそのこと」と思う反面
実際はそんなこと出来るわけもなくて
そして他の人がそんな想いを感じた瞬間をみつけたら
一斉に複数で攻撃することで気持ちを必死に整えて
だからなおさら自らの心の暴力性を力づくで封じ込める。
私たちの日常はそんな心の葛藤に満ちあふれています。


その暴力性とひょうひょうとつきあってる会田さん。
そしてそのつきあいっぷりを恥ずかしくもなく
高度な芸術性を使って表現している会田さん。
そんな会田さんの生き方が
私は羨ましくてたまらないのですきっと。



その魅力ってどうしたら他の数多くの人、特にこのような
現代芸術に縁のない子育て層に伝わるのか。
展覧会が開催されると聞いてから私はずっと【勝手に】考えていました。



私はこの展覧会は会田さんの奥様でご自身も現代芸術家である
岡田裕子さんのトークショーがあったらいいと思います。
というかなぜないのかを声高らかに問いただしたい気分です。


テーマは何か。
ダンナの愚行を笑い合うことから始まるような
たわいもない話でいいと思うのです。
そのような「たわいもない日常」の中に潜む暴力と隣あわせの状態。
ぶつかりそうでぶつからないこのバランス感覚こそが
作品から感じるダイレクトなエネルギーなのではないかと思うからです。


狂人的なエロティシズム表現と隣り合わせで日常を送るで岡田さん。
彼女の「強烈な個性の隣で表現者であり妻であり母であること」
というのは実はすごくグレードの高い行為であり
そして今万人に求められる必須スキルなのではないでしょうか。


岡田さんの包み込むオーラと優しい語り口と
日々変化する状況に対する
冷静で冷酷ででも愛に溢れている佇まいに
私たちのような主婦層は皆涙を流すことになるでしょう。

そしてトークショーが終わった後に
みんなで「天才でごめんなさい」を鑑賞するんです。


ギャラリーツアーにしちゃだめです。
各自それぞれでの鑑賞で。
自分の心の中と対話する様な感じで。
なぜってこの芸術表現との日常のコラボを自分で体験する為には
解釈は自分で探し出さなくてはならないからです。


この展開はきっとすごいコラボレーションが産まれますよ。
会田作品に溢れるエロティシズムと暴力性。
それと危ういバランスで共存する暖かい家庭。
その共存の現場の話を聞いた後に
その環境から産まれた作品を鑑賞する。
なんだか書いてるだけでもドキドキしますよ。


そしてね、黙って帰るんです。
帰ったらみんなでPCや携帯で
その人達だけが知ってるパスワードで入れるSNSに入って
そこに匿名で想いを書きなぐってもらうの。

その言葉達もきっとすごいエネルギー。
その掲示板を元に岡田さんが何か作品を作って下さったらいいのに等
私の暴走は続きます。



この「天才でごめんなさい」は
「自分普通だから」と常に言い続けるような人にこそ観てほしい。
そして「自分の中にある数々の自分に対して会話」という行為を
ぜひ実行してほしいと思います。


なんて色々書いてみたんですがつまり何が言いたいかというと
なんでこの映画は昼間の上映をやらないのかってことですよ。

駄作の中だけに僕がいる


これは会田さんのドキュメンタリー映画です。
私が上で書き連ねた
「会田誠という人間を芸術家岡田裕子が語る」という体験を
映画という形で体感出来るのではと予告編を見て感じています。
この映画を見にいける機会がもっと増えれば
この「天才でごめんなさい」が放つエネギーの意味が
絶対にダイレクトに伝わると私は予告編を見た時から思っていました。


それなのに


レイトショーのみ上映って何なの。
絶対行けないじゃんプンスカ。



まあ映画館行けなくても何とかしますよ。
この映画は絶対に見に行きたいと思ってますから。
絶対に何とかしてみせますから。



会田誠展「天才でごめんなさい」
11月17日土曜日より森美術館で開催です。

「駄作の中だけに僕がいる」は11月10日より
ユーロスペースで上映がはじまっています。
【レイトショーのみの開催です】。

theme : 美術館・博物館 展示めぐり。
genre : 学問・文化・芸術

2012-11-09

渋谷ヒカリエ8F CUBE 1,2,3「TOKYO FRONTLINE 2013 PREVIEW」を観てきました。


渋谷ヒカリエ8F CUBE 1,2,3にて

「TOKYO FRONTLINE 2013 PREVIEW」

を観てきました。


こちらのアートフェア。
1回目からお邪魔させて頂いています。

011-02-16
アーツ千代田3331「TOKYO FRONTLINE」内覧会を観てきました。
2012-02-24
アーツ千代田3331「TOKYO FRONTLINE 2012」内覧会を観てきました。


3331の場所の雰囲気もあって
とても親しみやすく気持ちのいいアートフェアです。



そして今週末放映予定のアートバラエティ「アーホ!」
以前登場された小室貴裕さんの新作も登場。
以前原宿のグループ展でご挨拶させて頂きました。
ちなみに11月10日フジテレビ系列で
「アーホ!世界も!」が放映予定です。

BA-TSUARTGALLERY「サイドコア - 日本美術と「ストリートの感性」-」を観てきました。 




今回ぜひご紹介させて頂きたいのが
長野訓子さんの展示。
美しい刺繍が織りなす非常に幻想的な世界でした。
大きな作品から小さい販売用の作品まで数多くありました。



そこでこんな事がありました。
私はその時友人と訪問していたのですが
友人が販売用のブローチを手に取りました。
確かにすごくカワイイ。
とても、とてもカワイイ。
二人で思わずお見立てしあったりして。
値段を見ると1050円というとても手の出しやすい値段。
思わずお見立てにも熱が入ります。
それぞれ1つづつ購入しました。


その経緯はとても楽しいものでした。
大きな作品の前で作家さんが作り出す世界に浸りながら
手の届く(販売)作品を心地よく選ぶというのは
こんなにも安心しながら世界に浸れるものなのかと
私自身再発見した感じでした。


そこでもう1つ凄い発見が。
友人にフロントラインの話をして
来年冬にあるんだよという話をしたら

「なんか行ってみたいな」「行ってみたいよね」

というとても自然な流れになったのです。
正直この展開に私はとても驚きました。
このブログを書き続けてはや5年以上。
沢山の人と沢山のアートを見てきましたが
正直なかなかアート関係&アート好き以外の人を誘えなかったんですよね。


そんな私がとても自然に声をかけて
とても自然に相手も興味を持ってくれたんですよね。


ヒカリエ8階からは渋谷駅が見えます。
駅が見えるっていうのは

「どこかに行く」という行為を簡単に実現出来る気分にさせてくれる

暗示をかけてくれると思うんです。

こういうきっかけで
アートを購入するという行為が自然に行われると
自然にアートを販売してる場に足が向かい
自然にアートを購入するという行為が出来そうな気がしました。


この場所でアートフェアのプレビューを行うってのは
実はすごく効果があるんだろうなと
というか

このようなきっかけの種を撒いておくと
ここから沢山の出会いが産まれるに違いない!と
改めて感じました。


来年のTOKYO FRONTLINEがとても楽しみです。


★写真の撮影、掲載は主催者の許可を頂いております。


11月12日迄。

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genre : 学問・文化・芸術

2012-11-08

西武渋谷店B館8階オルタナティブスペース「AKI INOMATA 個展  girl girl girl … 」を観てきました。


西武渋谷店B館8階オルタナティブスペースにて

「AKI INOMATA 個展  girl girl girl … 」

を観てきました。


正直こちらWEBからはなんだか分かりませんでした。
そして実際に展示作品をみてもいまいち分かりませんでした。
展示内容等を色々を見せて頂きファイルを観て。。。。


あ、彼女やどかりの人じゃん!


AKI INOMATAさん。
TOKYO FRONTLINEのディレクターである後藤繁雄さんも出演している

「アーホ!」

に出演されてましたね。
番組は意見しました。面白かったー。

【ちなみにその1】
新発見アートバラエティ『アーホ!世界も!』は
2012年11月10日(土)25:45~26:45
(11日(日)深夜01:45~02:45)フジテレビ(関東圏のみ)にて
放映されますね!!

【ちなみにその2】
TOKYO FRONTLINE 2013 PREVIEW
が渋谷ヒカリエで開催中です。
こちらも鑑賞の記事を掲載予定です。




ヤドカリの次はミノムシか!!!
なぜ???
という問いかけにはこんな答えが。


ここではミノムシに女の子の洋服の生地を与え“ミノ”を作らせた作品群が展示されています。
細く切った色紙を蓑虫に与えてミノをつくらせるという
日本に古くからある子どもの遊びを元にしているそうなんです。
(そんな遊びがあったのか!小さい時やっておけばよかった)
この作品でモチーフとなっている「ミノムシ」は
メスは一生をミノの中で過ごし、オスの飛来を待ち続けるんだそうです。


ふーむ。


綺麗な服を来て雄が(誘いに)来るのを待つ。
そういう女子が今どのくらいいるのか
すっかり女子ではなくなった私には
全く検討がつきません。

彼女の問いかける「装いとは」というテーマが
肯定的な問いかけなのか
否定的な問いかけなのか
最初判断しようと努力をしてみたんだけど
なんだか違う感じ方も出来そうな気がしてきました。

それは
「今時「待つ女」なんてものは存在するの??」
という私の根本的な疑問からきているというのもありますが。。。


私はこのミノムシを「女子」ではなく
「百貨店に来る自分自身」と捉えたらどうだろうと。


百貨店の中に売ってる洋服を
自分の選択可能範囲で選んで
スタイルを完成させる。

ミノムシはあなた自身。
装ったあなたが待ってる飛来する何かは
夢?それとも報酬?それとも?



あなたは何を待ってる??


生き物の習性と人間の行動を絶妙に組み合わせた作品達に
思わず身を乗り出して見入ってしまいました。
きっとこれからも観察とアイデアが融合して
とても刺激的な作品が産まれてくるんだなあと
思ったら改めてワクワクしました。


実際に観ると大きな発見があると思います。
百貨店の展示なので休館日があるわけではありません。
ぜひ実際にご自身の目で観て頂きたいと思います。



11月25日(日)迄。

写真の撮影、掲載は主催者の許可を頂いております。

theme : 美術館・博物館 展示めぐり。
genre : 学問・文化・芸術

2012-11-07

パルコミュージアム 「世界遺産条約採択40周年記念 世界遺産チャリティーアートエキジビション PIECE OF PEACE -「レゴブロック」で作った世界遺産展PART-3-」を観てきました。


パルコミュージアムにて

「世界遺産条約採択40周年記念 世界遺産チャリティーアートエキジビション
 PIECE OF PEACE -「レゴブロック」で作った世界遺産展PART-3-」


を観てきました。


子供なら誰もが持ってる「LEGO」。
このレゴで世界遺産を作っちゃおうというわけです。
正直この手のものは小さい時から何度も観ていますが。。。


超楽しい。
もう超見入っちゃう。
それは自分でもやるからなのかもしれませんね。
ちなみに私はナノブロック派です。










ちなみにこの展覧会は写真撮影可です。
なのでこんな記念撮影も出来ます。



ちなみにレゴを題材としたアート作品も沢山ありました。
みなさん色々なこと考えますねえ。。。



こういうのを実際に作る時ってどうやって考えるんでしょうかねえ。
ピクセルとして考えるのかな。
デザインする人の思考覗いてみたいです。


と思ったらデザインする人いらっしゃるのね。
こんなイベントが予定されていました。

-----------------
日本唯一のレゴ社公認レゴモデルビルダー直江和由氏来場!
「みんなでビルドアップ!」イベント開催

■ 日 程 : 11月10日(土)・18日(日)・24日(土)
       1)13:00~ 2)15:00~ 各日2回

■ 会場 : 渋谷パルコ・スペイン坂広場 特設スペース
※野外の会場となりますので参加される方は暖かい服装でご来場ください。
※小雨の場合決行しますが、大雨の場合は会場・イベント内容を一部変更する可能性がございます。(12.11.7更新)

■ 定員:各回30名
■ 参加費:無料
■ 参加方法:各開催日当日10:00から、PIECE OF PEACE −「レゴブロック」で作った世界遺産展PART-3− (パルコミュージアム 渋谷パルコ パート1・3Fの入口にて、整理券を配布いたします。
※整理券がなくなり次第配布終了となります。
-----------------

★家族連れの多い展示だからこそ
【引率している大人が展示物には触らない】
ときちんと指導していきましょうね。
ここ大事。



12/03 (月) 迄。
こちらミューぽん使えます。

theme : 美術館・博物館 展示めぐり。
genre : 学問・文化・芸術

2012-11-06

+SANOW LABs.「リズムシシリーズ300万ダウンロード記念。「リズムシさんのひみつきち」展」を観てきました。


+SANOW LABs.にて

「リズムシシリーズ300万ダウンロード記念。「リズムシさんのひみつきち」展」

を観てきました。



私がずっとiPhone派なので
息子にとってはスマートフォン=iPhoneです。
なので移動中に出来るゲームも
基本iPhoneアプリ。
確かに楽しく遊べるアプリが多くて助かっています。


そして息子は私がこういう活動をしているせいか
「オープニングパーティー」というものに何度か行っています。
そこで彼が憧れるのが「DJ」。
そうなんです彼はDJって超かっこいいと思っています。
オリンピックの開会式、閉会式でもfatboy slimに食いついていました。

そして実際のDJも何回か見せてもらっています。
(DJ TAROさんその節はお世話になりました)
ちなみに初めてみたDJは六本木アートナイトのバーバルさんでした。
ヘッドフォンが超かっこいいんだそうで。。。
六歳児にヘッドフォンはまだ早いので与えていませんが
ずっとサッカー続けていたら
練習前後にはヘッドフォンして練習行き来してるんでしょうね。



さてそんなDJに憧れる幼稚園児でも楽しく遊べるのが

「リズムシさんのひみつきち」なのです。


これは本当に楽しい。
ちなみに私が遊んでも楽しい。
このリズムシさんにはシリーズがあって
実は沢山のリズムシさんがいるのですが
どのアプリもどの世代にも楽しいです。


今回一緒に行ったお友達も
初めて遊んだのにとても楽しんでくれました。



会場にはメインのリズムシのアプリを
大画面で楽しむことが出来ます。
そしてまわりには原画集が。
すごくちいさなリズムシさんが
沢山いることに驚かされます。
実際のアプリの大きさ位なのかしら。


そして沢山のリズムシさん(のぬいぐるみ)が
会場のあらゆる場所に隠れています。
リズムシさん探しも楽しいです。
そしてぬいぐるみを購入する事も出来ます。


小さい子でも楽しめる素敵な空間になっていました。
そして1つの作品(ここではアプリ)を作るためには
本当に沢山の準備が必要なのだなあと
改めて感じることが出来ました。
息子もそう感じてくれると嬉しいな。


11月28日(水)迄。

theme : 美術館・博物館 展示めぐり。
genre : 学問・文化・芸術

2012-11-04

「TERATOTERA祭り2012 NEO公共「いせや 引き興し倒し」」に参加してきました。


「TERATOTERA祭り2012 NEO公共」で開催された

「いせや 引き興し倒し」

に参加してきました。


以前体験した「引き興し」。
これって体験しないと分からない猛烈に楽しい体験でした。

無人島プロダクション「加藤翼展「深川、フューチャー、深川、フューチャー、ヒューマニティ」展覧会関連企画 引き興しイベント「F.F.H.」」に参加してきました。


あの時の感激がどうしても忘れられなくて
今回引き興し倒しがあると伺い
思わず申し込んでしまいました。

今回私たちが体験したのは「引倒し」。
「引き興し」はこんな感じだったそうです。


さて友人と待ち合わせして井の頭公園へ。
会場は駅から随分奥の場所。早めに行ってよかったです。


近くでみると本当に感じるのですが
高い。でかい。
この建物が起き上がり、そして倒れる。
それをみんなで行う。
うまくいかなかったらまわりの人を巻き込んで
また行う。
昨日はどんなだったのかな。
今日はどうなるのかな。
考えただけでもワクワクします!




この引き興し。経験するとわかるのですが
ものすごい高揚感を味わうことが出来ます。

例えるなら

「はじめて逆上がりが出来た時」

でしょうか。
すべてのタイミングがあって
すべてのバランスがあった時に
ふあっと体の浮遊を感じる動き。
あの感覚が一番近い感じがします。
そして成功すると
体の中で大きな何かが動き出しだすのです!





今回の引倒しでもこの感覚を体験することが出来ました。
本当にすごく気持ちよかった。快感でした。




気持ちのよい体験をさせて頂いた
加藤翼さん。本当にありがとうございました!



イベントは既に終了しています。

theme : 美術館・博物館 展示めぐり。
genre : 学問・文化・芸術

2012-11-03

スパイラルホール「+プリュス:ジ・アートフェア 003」を観てきました。


スパイラルホールにて

「+プリュス:ジ・アートフェア 003」

を観てきました。



こちら今回から同時開催となった+プリュスです。


会場には全体的に優雅な雰囲気が漂います。
個人的には高い天井って好きです。
そして黒い壁がゴージャスな雰囲気を演出しています。



では気になった作家さんを順不同でご紹介させて頂きます。

BOOTH-No.01 ex-chamber museum。幕内さんオススメの干支。
すごく可愛かったです。



BOOTH-No.11 hpgrp Gallery TOKYOさんの伊藤一洋さんの作品は何と触っても大丈夫とのこと。
ブロンズって触って分かることが沢山あるんですよね。
この試み素敵です。



BOOTH-No.13 YOKOI FINE ART 久しぶりにご挨拶出来た横井さん。
ギャラリーでの展示もとても印象深かった前原冬樹さん。
今回もとても印象的な世界を楽しませてくれました。



BOOTH-No.16 テヅカヤマギャラリーさん。
後藤靖香さんの描く生き生きとした人物像に
思わず釘付けになりました。



BOOTH-No.18 AIN SOPH DISPATCHさん。
フェアでいつもお話させて頂いています。
荒木由香里さんの集合体を連想させるオブジェの美しさは必見です。
ドバイでみた100円ショップでの買い物籠を思い出しました。



BOOTH-No.19 レントゲンヴェルケ の池内さん。
そしてありがせいじさんのこの作品は猛烈な印象を持ちました。
もっと他の作品も観たくなりました。



ウルトラとはまた違った世界が楽しめます。

ちなみにこちら1ドリンク付です。
ワインすごく美味しかったです。


11月4日迄。


ちなみにこんなイベントもあります。
--------------------
山本保津(東京画廊)×小林ひとみ(コバヤシ画廊)×池内 務(レントゲンヴェルケ)
「1965-1995:日本現代美術の青春時代」

会期:2012年11月3日(土)15:00~
会場:スパイラルホール・ホワイエ(スパイラル3F)
参加方法:事前申し込みは不要です。当日会場まで直接お越しください。
「プリュス:ジ・アートフェア」会場内でのイベントのため
参加の際は入場料(1,000円)が必要です。
お問い合わせ先:スパイラル TEL: 03-3498-1171(スパイラル代表)
--------------------

theme : 美術館・博物館 展示めぐり。
genre : 学問・文化・芸術

2012-11-02

スパイラルガーデンにて「エマージング・ディレクターズ・アートフェア「ULTRA005」ノーベンバー・サイド」を観てきました。


スパイラルガーデンにて

「エマージング・ディレクターズ・アートフェア「ULTRA005」ノーベンバー・サイド」

を観てきました。



さてまず今迄の振り返りを。

スパイラル「エマージング・ディレクターズ・アートフェア 「ULTRA002」」を観てきました。
スパイラルガーデン「エマージング・ディレクターズ・アートフェア「ULTRA003」オクトーバー・サイド」を観てきました。
スパイラルガーデン「エマージング・ディレクターズ・アートフェア「ULTRA003」ノーベンバー・サイド」を観てきました。
スパイラルガーデン「エマージング・ディレクターズ・アートフェア「ULTRA004」オクトーバー・サイド」を観てきました。
スパイラルガーデンにて「エマージング・ディレクターズ・アートフェア「ULTRA005」オクトーバー・サイド」を観てきました。


沢山行ってますね。



2期開催になってからこの11月は
パンク精神をもった作品に出会えるなという印象を持っていました。
今回もとても楽しかったです。
そして「お嫁入り」を意識してとても持ち帰りやすい形、大きさ、
そして値段を意識した作品が多いような印象を受けました。
この意識ポイントを意識しすぎると
冒険要素が著しく欠落してしまうのが常なのですが
バランスを保ちながらもとても冒険的な作品達がありました。
とてもワクワクさせて頂きました。



まずは 佃 舞永さんのWALL
頂いたDMからは想像出来ない森 智弘さんの作品の全貌に
驚かされました。
すごいねえこの美しさとパワー。
実際に観ないとこのパワフルさは伝わりませんね。
息子は何度も何度も色々な角度から観ていました。



そして癸生川 栄さんのWALLでの内山聡さんの作品にやっと対面。
これはすごいですよね。パンクですよね。
実際に観ると本当にかっこよくて
ちょっとした層とかもちゃんと見えて
なんか行動の歴史みたいなものも垣間見れて
すごいなすごいなーって思いました。



そして八木宏基さんのWALLでの勝部敏之さんのこの美しいスタイルにも驚かされました。
まず1mm単位のグリッドを引きピクセルを作り、それを1マスごとに塗り潰して
作品を仕上げていくとのこと。
私てっきりグリッドは既存のものだと思っていたので
ものすごく驚かされました。
刺繍のような厚みはグリッドから制作されているからなのかな。
いつまでも見つめていたい作品であります。


櫻井史恵さんのWALLではこの前ワンダーサイト青山で大感激させて頂いた
川久保ジョイさんの作品が。

こちら公開制作をちょうど訪問前に観ていたので
なんか気持ちがすごく盛り上がりました。
そしてまたワンダーサイトの感激を噛み締めてしまうあたくし。
11月の完成時のお披露目が楽しみです。



個人的に気になったのは金沢から参加の本山陽子さんのWALL
竹村友里さんの器すごく美しいんですよ。実際に観ると。
さすが工芸の街金沢。
重なった銀箔のが織りなす世界感はとても深みがあります。



今回一番お嫁入り度が高そうなのが川田泰さんのWALLの塚本智也さんの作品。
これは正直美味しそう。。
実際に拝見すると小作品のほうが凹凸がよく分かって
美味しそう度がUPするんですよね。
冒険度がかっこいいなと思いました。



最後に細かいことなんて
どうでもいいじゃん!と叫びたくなるのが
石水美冬さんのWALLの竹内公太さん。
彼の世界観が描き出す独特の孤独感と残酷さ。
この金属バッド。ただ置いてあるだけなんです。
なので許可を頂いてこんなことしてみちゃうと
全身に冷たいものが駆け巡るのを体験出来ます。
この駆け巡る体験ってのは
実は日常に結構沢山あるこことでもあるので
とても気持ちが入り乱れました。
その入り乱れ感を体感までもが竹内公太の世界だと思います。
いつもいつもすごいなって思います。
息子大満喫させて頂きました。


今回もとても刺激的な体験に沢山出会うことが出来ました。
毎回思いますがこのアートフェアの門戸の広さは
すごく気持ちがいいです。
美術館はよく行くけどギャラリーって。。という人に
ぜひ足を運んで頂きたいと思います。
11月4日迄。

theme : 美術館・博物館 展示めぐり。
genre : 学問・文化・芸術

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