2012-10-31

明治神宮外苑絵画館前(中央会場)「TOKYO DESIGNERS WEEK 2012」に行ってきました。


明治神宮外苑絵画館前(中央会場)にて

「TOKYO DESIGNERS WEEK 2012」

に行ってきました。



去年と同じ出だしですが
この時期神宮、青山界隈はアートイベント花盛り。
前回2つの記事で自分が個人的に特にきになったものを
紹介しました。

今回は全体的な紹介をしたいと思います。


大きく分類すると展示ブースはこの3つ。

コンテナ
屋外
テント

屋外は子供と遊ぶにはものすごくおススメです。
どんな感じかは別記事をご参照下さい。
TOKYO DESIGNERS WEEK 2012を家族で楽しむにはやっぱ屋外を楽しまなくっちゃね。





コンテナ展示も遊べるものが多いのでおススメです。
去年より体感型が増えているような印象を受けます。
今回大人気だったのがPerfumeの展示。
これかなりかっこいいです。
でもかなり並びます。4人ごとに入るので
列の状況を観ながら行けそう!って思ったら
並ぶことをオススメします。
ちなみに子供でも大丈夫です。


テントに関しては
数々のジャンルに分散されているので
絞り込みをしておかないと
ざっと見でお腹いっぱいって感じになっちゃうかもしれません。
そうならない為にも
ぜひある程度の絞り込みをお勧めします。




私がオススメしたいのは建築模型展のブース。
どの層でも楽しめると思います。

そしてDesign Next展示もぜひチェックして頂きたい。
こちらかなり見応えあります。

個人的にぜひオススメしたいのは
「渡邉英徳研究室×ネットワークデザインスタジオ」です。

明治神宮外苑絵画館前(中央会場)「TOKYO DESIGNERS WEEK 2012「Design Next 渡邉英徳研究室×ネットワークデザインスタジオ」」を観てきました。






伊藤若冲感性インスパイア作品展に関しては展示形式に
もっと特別感があってもよかったかなという気も。
いつの間にか始まり
いつの間にか終わってしまってしまいました。。。

すごくぐっと来る作品が数多くあったので
もう少しはじまりと終わりがはっきりしてもらったほうが
ワクワクしたかな。


そして去年と違うなって思ったのは
食事ブースの充実ぶり。
美味しそうなもの多かったです。
【空いていれば】食事も楽しめそうです。
(土日は混雑するのでちょとどうかな。。。)


あとこれ去年も書いてますが
昼と夜の気温差が本当に激しいです。
なので上着1枚は絶対あったほうがいいと思います。
そして気温差がきつくなるとトイレが。。。
というのもあります。
トイレ遠いんだよねーしょうがないって分かってるんですが。
家族連れで行く場合は気をつけましょうね。


今年はお天気の心配をしないですみそうなので
安心して楽しめると思います。
色々ワークショップイベントもあるのでぜひお楽しみ下さい。



TOKYO DESIGNERS WEEK 2012は11月5日迄。
開催詳細はこちらをご参照下さい。
入場料の割引特典はこちらをご覧下さい。

下記の割引はおススメです。
親割:親1名につき1,500円、親2名ペアで2,000円(当日のみ)
ナイト割:¥1,500-(当日のみ)
ネイルアート割:¥1,250-(当日のみ)
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theme : 美術館・博物館 展示めぐり。
genre : 学問・文化・芸術

2012-10-31

明治神宮外苑絵画館前(中央会場)「TOKYO DESIGNERS WEEK 2012「Design Next 渡邉英徳研究室×ネットワークデザインスタジオ」」を観てきました。


明治神宮外苑絵画館前(中央会場)にて

TOKYO DESIGNERS WEEK 2012

を観てきました。
今回はまずは「Design Next」の中の 渡邉英徳研究室×ネットワークデザインスタジオの展示について
ご紹介したいと思います。



今年もやってきましたTDW。
去年も伺わせて頂いているので状況は少しは雰囲気は掴めてきたかな。

「TOKYO DESIGNERS WEEK2011」に行ってきました。

今回は2回に分散して訪問させて頂くことにしました。
一般招待入場なので写真は少なめです。



東京、デザイン。
おされですよね。

でもね。なんかおされだけでいいのかなって
思うことも多いのですよ。



自分で触って
自分で歩いて
そして
自分で判断する。

そういうデザインが
なんか私たちのまわりに少なくね?って思うのです。
今の日本の大人、私たちってやる前から諦め過ぎじゃね?
先回りしすぎて結局戻ってね?



このデザインはだね。
こういうコンセプトで
こんな風に使ってほしい。
でも別に使っても全然おっけーどんとこーい!



PL法とかが大変なのもわかるんだけど
なんかこういう土台が強固などんとこい精神に満ちあふれた
デザインを見かけなくなったなあと思う今日のこの頃。



今回はそんなデザインに出会いたくて
Design Nextのブースに出かけました。
目的は渡邉英徳研究室×ネットワークデザインスタジオ。
色々お話させて頂いている首都大学東京の渡邊先生の研究室です。


こちらでは今回下記の展示があります。
展示というスタイルで拝見したことがなかったので
やっと拝見出来た!って感じです。


多元的デジタルアーカイブズ
ヒロシマ・アーカイブ等,渡邉主導のプロジェクト群
VR - ARアプリケーションズ
START on AIR!,ARアプリなど,首都大の学生主導のプロジェクト群


ヒロシマ・アーカイブは以前拝見したことがあったのですが

今回はこのアーカイブを活用した事例映像等もあり
このようなコンテンツが人の心を動かすデザインであるというのを
実感することが出来るようになっています。

現在進行中であるプロジェクトも見せて頂きました。

「東日本大震災マスメディア・カバレッジ・マップ」
「Project Hayano:放射性ヨウ素拡散シミュレーションのマッシュアップ 」

私が観ても息を思わず飲み込むような場面もありました。
そしてどう行動すべきか改めて考えさせられました。
可視化というのは本当に大事なんだなあと思います。




ちなみに私が多元的デジタルアーカイブズの説明と
そのアーカイブを活用した活動の説明を渡辺先生より伺ってる際
息子は
START on AIR!で学生さんと大盛り上がりという
状態でした。本当にありがとうございます。



このように心を掴むネットワークデザインというのは
歴史的に振り返るべきものを体感する手助けをしてくれたり
現在に不安を感じる得体の知れないものを可視化して判断の手助けをしてくれたり
そして未来の夢を疑似体験する手助けをしてくれたりと


無限の可能性があるんだなと改めて思います。
まさに「デザイン」次第なのだなと。



そこで次の課題は
こういうコンテンツをネットやガジェットに疎い人でも
簡単に使えるような環境整備でしょうか。
不安の可視化は【こちら側に判断力と行動力があれば】
決断のきっかけになりますから。


技術は日々進歩していきます。
息子が自分のパソコンを使うようになる頃には
きっと今とは違った形のソーシャルネットワークが
構築されているのでしょう。


そこで
使う人を抹殺しないデザイン
使う人が行動を自ら産み出すようなデザインは
どんな形で産まれてくるのか
より一層楽しみになりました。

TDWを訪れた沢山のご家族に
この美しいデザインを体感して頂きたいと思います。

渡邉先生、研究室の皆様本当にありがとうございました。




そしてこの展示。学生らしさ故ちょこっと不安定なので
こんな表示がいくつかと。
とても誠実さが出ていて私は凄く好きです。
そして各方面に配置されているこの表示に
個人的すごく萌えてしまいました(^^;)。

こういう優しさを奥ゆかしく表現出来る学生は
絶対に安定した家庭を築けると思います。
オススメします(何を?)。


11月5日は渡邊先生のプレゼンもあるそうです。
概要は公式ホームページをご参照下さい。

12:00 【イノベーションを実現するデザイン】
    株式会社フォトン 渡邊英徳 tsug,LLC 久下玄


TOKYO DESIGNERS WEEK 2012は11月5日迄。
開催詳細はこちらをご参照下さい。
入場料の割引特典はこちらをご覧下さい。

下記の割引はおススメです。
親割:親1名につき1,500円、親2名ペアで2,000円(当日のみ)
ナイト割:¥1,500-(当日のみ)
ネイルアート割:¥1,250-(当日のみ)

theme : 美術館・博物館 展示めぐり。
genre : 学問・文化・芸術

2012-10-31

TOKYO DESIGNERS WEEK 2012を家族で楽しむにはやっぱ屋外を楽しまなくっちゃね。


TOKYO DESIGNERS WEEK 2012

はじまりました。

こちらの展示メインは
若冲であったり
建築デザインであったりと
沢山のメインコンテンツがあるのですが
来場者は10万人を予定している大イベント。
子供がいる人はうーむって思ってる人も多いと思います。

しかし今回は週末の天気予報は(今のところ)晴れ。
子供が外で遊ぶには最高です。
そんなお互いの"WANT"を満足させるには
このTOKYO DESIGNERS WEEK 2012はすごくオススメなんです。

まず高い高いと言われてるチケット。
家族で行くとなんと親割という制度があります。
---------------------
親割:親1名につき1,500円、親2名ペアで2,000円(当日のみ)
幼稚園・小・中学生の子どもを連れで来場した場合、親の入場料金がディスカウントされます。なお、当日お子さまを必ず同伴することが条件となります。
---------------------
これだと通常2500円のチケットがなんと1000円!
これはお得です。


そして中身も結構遊べます。
まずメイン会場に続くコンテナ展示。
ここは通りに面しているので移動にも余裕があります。

ここでは猫耳つけたり

ミラーボールで遊んだり出来ます。


そしてすごくオススメなのは学生サン達の屋外展示
こちらそこらへんのアトラクションよりよっぽど充実しています。
今回のテーマは「PLAY」と「HOUSE」。
こちらのテーマを選んで想いっきり遊べる空間が出来ています。

こちらすべて遊べます。写真撮影も自由です。
ただ学生さんが基本待機してるはずなので
「どうやって遊ぶか」をちゃんと確認して(させて)から
遊ぶようにしましょう。

今回はメインに訪問したいDesign Nextのブースがあったので
まずはさくっとって感じで訪問したのですが
多分息子さんの欲求のままつきあっていたら
ここに3時間はいれたよなと思います。。。。

















家族で訪問してパパ、ママ交代で展示を観て
その間子供達は屋外で思い切り遊ぶっていうのも楽しいですね。
ただここはあくまでも展示です。
託児所ではありません。
遊んでる子の側から大人は離れないようにしましょう。


注意したいのはトイレが分散設置されていないこと!
トイレの場所はぜひ事前に確認をしておきましょう。


TOKYO DESIGNERS WEEK 2012は11月5日迄。
開催詳細はこちらをご参照下さい。
入場料の割引特典はこちらをご覧下さい。
下記の割引はおススメです。
親割:親1名につき1,500円、親2名ペアで2,000円(当日のみ)
ナイト割:¥1,500-(当日のみ)
ネイルアート割:¥1,250-(当日のみ)

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genre : 学問・文化・芸術

2012-10-29

渋谷西武店A館7F特設会場「ジャパンクリエイティブ―Simple Vision―」を観てきました。


渋谷西武店A館7F特設会場

「ジャパンクリエイティブ―Simple Vision―」

を観てきました。


こちらはミラノ・サローネ好評のエキシビジョンの巡回展です。
今年4月の「ミラノ・サローネ」にて発表された
現在進行中の6つの「マニュファクチュア×クリエーター」プロジェクトについれの展覧会です。


「ミラノサローネ+日本」


こちらは前回もすごく面白かったので
今回も超期待しておりました。


6つのマニファクチュアとクリエーターが

「シンプル・ビジョン」

をテーマにした作品を各グループに分けて展示しています。



「ジャパンクリエイティブ」とはなんぞや。

日本人の美意識、伝統に根ざした技術を見つめ直し
新たな視点で創造、提案すること


だそうです。
現在進行中の6つの「マニュファクチュア × クリエイター」プロジェクト
を紹介していきます。


という難しい色々な注釈はまず脇に

お い と い て

そこにあるデザインされた数々の品々を
じっくり観て頂きたいと思います。



本当に美しい。
古来から日本で作られてきた
「日常に使って便利なもの」の
美しさに満ちあふれています。


無駄の飾りがないけど
凛とした美しさと
そして少しだけ兼ね備えるユーモアと可愛らしさ。


ずっと観ていて飽きません。


ただもう少しだけ事前知識があると
もっともっと楽しめます。
例えば

三保谷硝子店 × ヨンギュウ・ユーの

コラボレーション。
http://www.japancreative.jp
とても綺麗な灯りなのですが
ものすごい技術が2つ使われています。
それは

「球体を浮かせる技術」
「板ガラスを美しく曲げる技術」

この2つ。
実際に拝見するとリニアモーターカーみたいに浮いているのです。
しかも独特な音がします。



ただこれ展示にある注釈だと少し分かり辛いんですよ。。。
なのでオススメは展示の最後にある種明かしの画像集を観て
もう1度展示を戻るといいと思います。
そうすると技術の凄さとデザインの美しさを
それを作り出したみなさんのかっこよさを
実感出来ると思います。


息子はこのようなデザイン的な展示が大好きなので
本当に楽しんでいました。
ちなみにこの「最後に画像集をみて戻る」
を提案してくれたのは息子さん。
ありがとうね。




11月4日迄。

theme : 美術館・博物館 展示めぐり。
genre : 学問・文化・芸術

2012-10-28

スパイラルガーデンにて「エマージング・ディレクターズ・アートフェア「ULTRA005」オクトーバー・サイド」を観てきました。


スパイラルガーデンにて

「エマージング・ディレクターズ・アートフェア「ULTRA005」オクトーバー・サイド」

を観てきました。


今年もこの季節になりました。
朝サッカー3時間やって課題やってそして他の展示をまわってから
ULTRAに来れるようになったので
この体力のつきかたは凄いですねマジで。
来年あたりは飛行機で帰ってきてから直接訪問とかしてそうですねwww


さて今年もまず今迄の振り返りを。
随分通わせて頂いております。

スパイラル「エマージング・ディレクターズ・アートフェア 「ULTRA002」」を観てきました。
スパイラルガーデン「エマージング・ディレクターズ・アートフェア「ULTRA003」オクトーバー・サイド」を観てきました。
スパイラルガーデン「エマージング・ディレクターズ・アートフェア「ULTRA003」ノーベンバー・サイド」を観てきました。
スパイラルガーデン「エマージング・ディレクターズ・アートフェア「ULTRA004」オクトーバー・サイド」を観てきました。


今回全体的な感想としては「おされだなー」でした。
綺麗な格好した都心に住んでる人の綺麗なお部屋を連想されるような
とても「おされ」な感じ。
2期に分かれて開催になってからは前半はおされ、後半は前衛的っていう雰囲気が多い気がします。



私個人的にはそんな雰囲気の中パンクな感じの作品が好きです。
おされだけど土着的なパンクがある感じ。
気になったWALL、作家さんをUPします。



島田 恒平さんのWALLでの吉永マサユキさんの暴走族のシリーズは異彩を放っていてとてもよかった。
このスタイルが伝統芸能化するのも時間の問題なんでしょうね。。
私はこういうのすごく好きです。
もし自分が海外で生活したらこういう写真を飾ってみたいかもって
ちょと思いました。



親子でとても好きなのが
深澤大地さんのWALLで再会出来た船木大輔さんのこちらのフィギア作品。
この「今流行のものを全部盛ってみた(髪も盛ってみた)」けど
なんだかさみしい。
という感じは船木ワールドならではだと思います。


そして息子がびっくりしていた作品2つ。

こちら寺嶋由起さんのWALLでの土田泰子さんの作品。
全部笛!笛!笛!

ちなみにネックレスも笛!(すごく肩がこるそうです)
集合体がテーマなのかと伺ってみると
「手法はその度変わるんです」ときりっと返答を頂きました。
毎回展覧会で驚かしてくれそうです。


そしてこちらは


小暮ともこさんのWALLでの作品。
とても素敵なモノクロ写真だなーと思っていたら
これ全部骨で出来てるんだそうで!!!
こちらを訪れる前に伺っていたワンダーサイト青山にて
「死」というテーマをすごく深く考えていたので
ものすごく心が揺さぶられました。

骨によって制作された花や作品は
とても静かであり、雄弁です。
そしてこの骨を構成していた生命体がかつていたこと、
そしてこの骨を手に入れる経緯についての様々な想い。
作品のパワーに圧倒されました。
そして骨で遊ばせてくれたり構成を一緒に教えて下さった
作家の徳重秀樹さん本当にありがとうございました、



やっぱり私はパワフルな作品が好きなんだなー。って思います。
毎回発見のあるこのアートフェア、楽しみです。


ちなみにこのアートフェア、こんなイベントもあります。
本日お時間ある方ぜひどうぞ。
表参道駅からすぐなので雨でも大丈夫ですよー。
-------------------------
佐々木芽生(映画「ハーブ&ドロシー」監督)×宮津大輔(アートコレクター)
「コレクションする楽しみ、そしてコレクター」

開催日時:2012年10月28日(日)19:00~20:00
会場:スパイラルカフェ(スパイラル1F)
入場料:無料 ※カフェ内でご覧のお客様は1ドリンク制となります
参加方法:事前申し込みは不要です。当日会場まで直接お越しください。
-------------------------

★写真の撮影、掲載は主催者の許可を頂いております。
 写真はiPhoneのカメラでの撮影です。
 一眼レフ等を比較すると画質がいいものではございません。
 興味を感じて頂いたらぜひ実際に会場に足をお運び頂ければ幸いです。



アートフェアというと
とても特別なものと感じる方も多いと思いますが
この「ULTRA005」はとてもフレンドリーで入場しやすくて
気持ちのいい場所です。
WALLでの展示ということで
壁にかけられるもの、サイズ的にも部屋に置けるもの。
そして値段的にも手の届く値段のものも沢山あります。


こちらは入場無料、スパイラルという表参道から歩いてすぐという立地
というとても足を運びやすい要素がそろっている親しみやすいアートフェアです。
楽しめると思います。ぜひ足をお運びください。

★大人気のフェアなので家族連れで訪問する際は
 お子さんが走り回ったりしないように十分注意しましょう!
 ちなみにうちの子はもっと小さい時には作品を模写させてもらったりしていました。

子供の模写を容認してくれるディレクターは未来のコレクターを育てる。


尚、こちら会期が2期に分かれていますのでご注意下さい。
オクトーバー・サイド 10 月27 日(土)~30 日(火)
ノヴェンバー・サイド 11 月1日(木)~4 日(日・祝)

theme : 美術館・博物館 展示めぐり。
genre : 学問・文化・芸術

2012-10-27

ワンダーサイト青山「OPEN STUDIO Creator-in-Residence 2012」を観てきました。


ワンダーサイト青山にて

「OPEN STUDIO Creator-in-Residence 2012」

を観てきました。


川久保ジョイさんの写真がすごく好きなので
今回あたらしいグループ展に参加してると伺い
ぜひ拝見したくなったのです。

今回は体験型ということで
とてもワクワクして出かけました。
でもちょと迷いました。
なんでワンダーサイト青山場所ってあんなにも分かり辛いの!


さてそもそもクリエイターレジデンスとは何なのか。
ホームページから引用してみたいと思います。
----------------
クリエーター・イン・レジデンスとは
トーキョーワンダーサイトでは、アート、デザイン、音楽、建築といった創造的分野で活躍する世界中のクリエーターが滞在制作を行う、クリエーター・イン・レジデンスというプログラムを2006年より開始しました。東京の中心部に位置し、ファッションやクリエーターの街でもある青山という立地で、国内のクリエーターが年間約100名滞在し、活動しています。レジデンスのあるTWS青山には16の宿泊室と5つのスタジオ、また交流スペースやアーティストファイルをアーカイブしたライブラリーなどがあります。
----------------
ふむふむ。クリエーターさんが泊まってるってわけね。


今回の川久保さんの展示は5階でした。
クリエイターさんはグスタヴォ・チリアコさんという方。
あと二人のアーティストさんと一緒のグループ展形式。


というか川久保さんに会えたので
今回は川久保さんに子供連れでも楽しめるバージョンにして頂きました。
川久保さんに鑑賞における簡単な展順を伺いいざ鑑賞開始。


★レジデンスの完成は11月なるそうです。
 今回のスタジオはあくまでも見学ベース。
 ぜひ完成形も見に行きたいと思いますので
 今回は私の感覚的な想いを感想として残してみたいと思います。



はい私号泣してしまいました。
これほど迄に心を鷲掴みにされる展示は久しぶりでした。
すごいです。この3つの展示が奏でるストーリー。
静かですが心を鷲掴みにする猛烈な強さがあります。


3つの部屋にはそれぞれのストーリーがあるのですが
そのストーリーは独立しているようで
実は綿密に絡んでいます。
でもその絡みというのは
あくまでも自分の体験が基づいています。

1つ1つの作品の体験の前後に
作品発生のエピソード等も伺いました。



暗闇の中で私は息子をだっこしたり手を握りながら
これほど迄に色々な感情がわき上がってくるのか
自分で自分の中の感情の渦巻きに驚いていました。

私は溶けて行く紙を見つめながら
一番会いたいあの人にまた会えると信じていた自分が
猛烈に恥ずかしくなりました。
そう、当たり前のことなんてないのに。


「闇」から連想する数々な場面。
その闇から紡ぎだされる数々の物語が
私の心を揺さぶります。
とても深い、深い展示でした。


息子も静かに鑑賞し、一緒に体感してくれました。
彼もこの特別な体験を楽しんでくれたのなら私もとても嬉しいです。



ぜひ体験して頂きたいと思います。
それぞれにとても静かな物語なのに
これほどまでに衝撃的な体験が出来るインスタレーションは
なかなかないと思います。

11月、この3つのストーリーが
どのように完成していくのか
とても興味があります。
11月の展示も必ず伺いたいと思います。



10月28日迄。

theme : 美術館・博物館 展示めぐり。
genre : 学問・文化・芸術

2012-10-25

gallery21yo-j「児玉靖枝 展 〈深韻ー風の棲処〉」を観てきました。


gallery21yo-jにて

「児玉靖枝 展 〈深韻ー風の棲処〉」

を観てきました。


こちらのギャラリーでの展覧会は基本13時から開始。
なので基本はお迎えをしてから子供と一緒に自転車で伺うことが多かったです。
しかし今回頂いたDMを確認すると


★児玉靖枝の作品は繊細且つ微妙な調子で描かれていますので、自然光だけで見て頂きたく開廊時間がいつもと違います。ご注意下さい。


この一文が目に飛び込んできました。
今回の開催は午前12時から午後5時までとのこと。
だったら登園中に出かけることにしました。


いざ鑑賞を開始してみると
そこにはとても心地よい世界が広がっていました。


銀杏を描いているのですが
この銀杏、実在する銀杏でしかも1本の木を
描いているそうです。


この絶妙な感覚が
とても深い広がりを感じさせてくれます。

そして近づくと
実はすごい動きを感じることが出来る筆遣いを
堪能することが出来ます。



例えばこの2つの作品。

銀杏並木を描いてるのですが
2つの風景には違いがあります。


1つは雨降り、もう1つは雨無しなんだそうです。


作品に近づくと光の流れの違いを深く感じることが出来ます。
展示の中で
2つの作品に挟まれると
「時間の流れの中に自分がいる」という
感覚を感じることが出来ます。


まるでタイムマシーンに乗る前みたいな感じ。



写実ではないけどすべての作品に
「確かにそこにある世界」が表現されていて
とても不思議な気分になりました。
鑑賞をこの時間にして頂いてなんだか特別な贈り物を
頂いた気持ちになりました。



10月28日まで。
会期時間に変更があります。
詳細は公式HPをご確認下さい。

theme : 美術館・博物館 展示めぐり。
genre : 学問・文化・芸術

2012-10-24

渋谷パルコ他「シブカル祭。2012 ~女子のミックスカルチャー祭~」を観てきました。


渋谷パルコ他にて開催中の

「シブカル祭。2012 ~女子のミックスカルチャー祭~」

を観てきました。



正直申しまして私「女子」という言葉がものすごく苦手です。
私自身出産をして母なので生物上「雌」であることに間違いはないのですが
女子という要素が皆無です。
お店で洋服観る時間があったらギャラリー行きます。
スイーツ食べる時間があったら立ち食い蕎麦でいいです。
本当に女子力ないなあって思うこと多数。


そんな私なので
「女子」という言葉がつくこの展覧会。
正直躊躇しておりました。
行く前にも肩に余計な力とか入っていたのですが。。。



いざ行ってみると
とても楽しい空間になっていました。



まず掴みは力石咲さん。
こちらは並ぶと圧巻ですね。
何度か拝見した作品もあるんだけど
その時は基本力石さんが着ていたので
このように一同で拝見という機会はなかったんです。

赤ちゃんのサイズもカワイイですねー。


そして大原舞さん。
goldieとのコラボレーションだったのですが
この空間はとても楽しいものに仕上がっていました。





うう、このお人形というのは
単体で白い壁の前で拝見するより
このような人の匂いのする環境のほうが
何十倍もいいものなんですね。

女子女子してて「ものすごく入り辛かったらどうしよう。。。」と
勝手に怯えていたのですが
いざ実際に観てみるとすごくよかったです。



その他以前自由が丘や本郷ワンダーサイトでも拝見した
愛まどんなさんとかも展開をしていました。
こちらは街行く人が結構凝視していましたねー。



(私のように)女子という言葉に無駄に身構えてる人も
ぜひ足をお運び下さい。

ただ非常に残念だったのはフロアMAPがないこと!
なのでどこで何をが観れるのか
全く分かりませんでした。。。
資料はあるっていえばあるんですが。。。
これちょっと分かり辛い。。。



作家さんから展示場所を伺っていたお二人の作品は
ちゃんと探し出せましたが
その他は運任せ状態でした。
息子の登園中に駆け回って探すという
落ち着きのない鑑賞だった私もいけないのですが。。。
鑑賞の歳は時間に余裕を持って頂くとより楽しめると思います。



10月29日(月)迄。

theme : 美術館・博物館 展示めぐり。
genre : 学問・文化・芸術

2012-10-23

スパイラルガーデン(スパイラル 1F)「米の道展」を観てきました。


スパイラルガーデン(スパイラル 1F)にて

「米の道展」

を観てきました。



Facebookで見かけてすごく気になってた展覧会。
しかも今日1日のみということなので
出かけてきました。



今回なぜ1日なのかというと
「ゆめぴりか」というお米の販売発表会を兼ねているからだそうで。
企画に佐藤 卓さん、竹村真一さんとのことなので
どんな形になっているのかとても気になったのです。


期待以上でした。



私たちにとって「米」というのはとても大きな存在だと思います。
最近私は「米から離れることは無理」と悟り
海外に出かけても食事は基本アジア系にしています。
そう、お箸の国の人だもの!



小さい時に親にこう言われて育ちました。

「お米は1粒1粒農家の方が一生懸命作ったもの。
 大事に1粒残さず食べなさい」

お米1粒1粒が宝物という概念は
小さい時にはわかりませんでしたが
この展示を見ると1粒1粒が宝石って意味が
本当によく分かります。



そして「米」という存在がどのように食事、言葉に、環境において
変化していくのかがとてもスマートに展示されています。
このテキスタイルは本当に見応えがありました。



これだけでもどこかに巡回したらいいのに。




アトリウムに設置された稲わらのインスタレーションは
圧巻でした。

中央にはドコモさん提供のスマホを活用したパネルが。
今回の制作に協力した農家の皆様を支える展示が
されていました。



非常に見応えのある展示でした。
伺ってよかったです。


1日のみの意味も分かるんだけど色々な方、
特に家族連れの方に見て頂きたかったです。


展示は既に終了しています。

theme : 美術館・博物館 展示めぐり。
genre : 学問・文化・芸術

2012-10-20

DIGINNER GALLERY WORKSHOP「MIKE MING『makaREyOzE !!!』」を観てきました。


DIGINNER GALLERY WORKSHOPにて

「MIKE MING『makaREyOzE !!!』」

を観てきました。



今回ギャラリーに入った時に感じたのは
爽やかなかけてくる若者のような疾走感です。


個別にすごく気になったのは最初に目に飛び込んでくる
青いつむじ風のような大型の作品。
壮快な風を感じることが出来ます。
そしてキャンバス張りしていない端からは
軽やかさが感じられてとても気持ちがいいです。


作家さんはアメリカで活動中とのこと。
お名前からアジア大陸系の方なのかなと
思っていたのですが
沖縄出身の方だそうです。
1階には独特の油の匂いがあって
こりゃライブペインティング盛り上がったのですか?と聞いたら
バイクそのものからの匂いですと言われ
ちょとご愛嬌を感じたりもしました(^^;)。



2階はイラストレーター時代を感じされる様な作品が中心。
色の使い方がとても斬新でいくつかの作品が
「テキスタイルに応用される予定」という目的で
既にお嫁入り予定というのも十分納得出来ます。


2階も素敵なんですが
今回私がすごく惹かれたのがこの大型作品でした。
特に処理せずそのままの形で
ぐいぐい描いてる感じがすごく素敵です。
保存とか維持とか大変なんでしょうが
このむきだしスタイルはすごくエネルギーを感じます。



街とギャラリー空間と作品がとても気持ちよく重なっていて
仲良くお酒を酌み交わしてるようで
なんだか日本じゃないみたいだなあとか感じたり。



だからすごく気持ちいいのかも。



こちらには何回か訪問させて頂いておりますが
今迄でいちばん気持ちのいい躍動感を感じました。
こういう作品があるカフェとか行きたいよなーとか
色々想像が広がります。
自由が丘はとてもスタイリッシュなエネルギーが満ちあふれてる場所です。
ぜひ足をお運び下さい。


10月21日(日)迄。

theme : 美術館・博物館 展示めぐり。
genre : 学問・文化・芸術

2012-10-17

水戸芸術館「3・11とアーティスト: 進行形の記録」を観てきました。


水戸芸術館にて

「3・11とアーティスト: 進行形の記録」

を観てきました。


こんなニュースが飛び込んできました。
川島選手の腕4本に合成 「原発事故影響」と仏TV

地震から1年半以上も経ったというのに
こういう記事を読むと
とても胸が締め付けられます。

水戸に向かいながら
どうしてこういう記事が出ちゃうのかなあと
ずっと考えていました。




水戸は思った以上に遠かったです。
行きはのんびり用事を済ませながら行ったからなんですが。
息子は私と二人で移動するのはサッカー関連で慣れているので
お互いのんびり過ごしました。
道中もGoogleマップで確認しながら行ったので
私はまだまだiPhone5に出来そうにありません(^^;)。



水戸芸術館は初めての訪問。
とっても優雅な建物なんですねー。
さてそれでは鑑賞へ。
出展作品は拝見済みが多いよという事を聞いていたので
正直どういう気持ちになるのか
自分でも予想は出来ませんでした。




今回の展示は地震の日からそれぞれの作品が
完成した順に並べられています。
今迄観たことがある作品も
きちんと時系列で示されると
事の重み、行動力の大事さ、表現する勇気に
最大限のパワーが押し寄せてきます。


ああ、この作品はこの時に
制作されたのかと改めて思い出しながら
自分もこの時どんなことをしていたかを
思い出したりしました。
既に拝見済の作品が多かったからこそ
尚更そういうことが出来たのかもしれません。

例えばChim↑Pomの「気合い百連発」は
以前ギャラリーで拝見した時には分からなかった
時の背景が見えてきてマジで泣いてしまいました。




今回は息子と一緒の鑑賞。
彼にも当時はよくわからなかった状況が
時間の流れで以前よりかは整理出来たようです。

以前3331で拝見させて頂いた椿先生の自転車が
なぜここにあるのか、なぜこの時期に出来たのかを
時間の流れを改めてみてやっと分かったと話していました。

私があまりテレビを観ないので
息子は地震に関してはワイドショー的な番組を
殆ど見ていません。
その分一緒に作品を沢山みました。
だから作品を見て自分の思いと一緒に味わうということが
容易に出来たのかもしれません。



あと全体的に感じたのは
「触れる」に関わった作品がとても多かったこと。

自転車
ブランケット
ぬいぐるみを使ったインスタレーション
引き起こし
お皿の修復

等等「触れる」ことがとても大事なキーワードに
なっているなという印象を受けました。
この時期特に私も沢山息子をだっこしたなあとか
色々なことを考えさせられました。



今回の展示は時系列でそれぞれの文化活動を示しているので
最後になったらクライマックスがあるとか
そういう事ではありません。

この時だから現実に対してどのように行動したのか。
この時だからあの時の地震をどのように振り返られたのか。
この時だからあの時の恐怖をどのように語れたのか。

そして
今だからどんな言葉で、どんな行動を示せるのか。


それぞれの思いが胸に突き刺さってきます。
自然と自分自身を振り返ります。
私は何が出来るんだろう、私はどうやって家族を支えていこうか等
自分自身について深く深く考えさせられました。

息子はヤノベさんの作品を見て
「僕、この子知ってる。この子の絵家にあるよね」

(先日ドローイングを購入させて頂いたんです)
そしてヤノベさんの作品を見ながら
「この作品には出来たばっかりの時も今もすごく「心が乗ってる」ね。
 沢山の人の心が乗ってる。」
と何度もまわりをまわりながら話していました。


遠方ですが行ってよかったです。




あと1つ別の感想も持ちました。
フランスでのサッカーの揶揄報道を観た後だったからかもしれないんですけど
こういう被災地での文化活動をもっと世界に【伝える言葉で】伝えないと
ダメだよなって実感しました。

その時どんな活動をしたのか、
そこにいた人はどんな気持ちだったのか、
そして今どうだったのか。

こういう活動をもっと世界に【伝わる言葉で】伝えないと
日本と日本人がどんどん誤解されていくだろうなと恐怖を感じました。
実際伝わってないなあと思う事が
多々あるのが現状だと思います。

息子の世代が働く時代になれば
世の中はもっと世界全体で情報のやり取りをするようになるでしょう。
だからこそ自分の言葉でその時の想いを伝えることの
大事さを痛感させられました。
その点ではこの展覧会は持ち帰れるキャプションに
英語解説があったのでさすがだと思います。

私たちも英語や他の言語を頑張ろう。



被災地とそこに関わる文化活動を時間軸を見せられた後
自分の中で消化して
そして自分はこれからどう生きていくのか。

自らに深く問いかけてくる展覧会でした。



オススメです。
全力でメッセージがぶつかってくる展覧会ですので
鑑賞時には体力使います。
ぜひ思い切り体力を使って頂きたいと思います。


12月9日[日]迄。
月曜日休館です。


追伸。


水戸芸術館のタワーにも登りました。

more...

theme : 美術館・博物館 展示めぐり。
genre : 学問・文化・芸術

2012-10-13

SCAI THE BATHHOUSE「宮島達男「LIFE I-model」」を観てきました。


SCAI THE BATHHOUSEにて

「宮島達男「LIFE I-model」」

を観てきました。



ちなみに今日は息子同伴。せっかくなので
今回はこの作品を「美術教育」的に鑑賞することを意識してみました。


まず、行く前に資料を簡単に説明しながら
どんな作品に出会えるかを想像してみました。

息子が挙げた今回の作品についての予想のキーワードは
案外少なかったです。


数字が出てくること
機会が見えてるってこと

そして

生きてること。

「何が?」と聞いても本人はうまく説明出来ず。
そして「ロボットじゃない?」という
想像までしていました。

ちなみにSCAI THE BATHHOUSEを息子は

「おふろのギャラリー」

と呼んでいます。
「あそこの「おふろ」はびっくりがいっぱいあるだよ!」
といつも興奮気味に谷中霊園を散歩します。

ここにいる猫はいつも表情があって好きです。



そしてご挨拶をしていざ鑑賞へ。
特に気に入ったのは奧の大きな作品でした。



数字の流れというのは
とても直接的なメッセージ。
早い流れ、遅い流れ、そしてそれぞれの意味。



「人工生命の科学にアプローチする進化したガジェット」
というキーワードは思わず身構えてしまったけど
でも実際に作品を目の前にすると

生命体が

産まれること、
生きていること、
生きてることが終わること

という個別のストーリーと

その個別にストーリーが集まった
集合生命体という1つの物語は

同時に進行していることに気づかされます。
そしてそのどちらも大事なStoryであることを再認識し
どちらかをおろそかにすると
両方崩れてしまうんだなと実感することが出来ます。


数字が流れて消えて行く様は
「生命が生きて消えて行く様」を直接的に感じさせます。
息子に予備知識なく作品を見せて
自由に話させたところ

「「天国への電車」が交じってる」と話し始めたんで
とても驚きました。



作品に対しての思いを「言葉」にすることで
漠然とした思いを明確化する作業は
とても気持ちがいいものです。
思いを形するという作業もある意味「作品を仕上げるようなもの」と
私は考えています。

思いを言葉に整えて文章という形にまとめて第三者に話す
作業は私はとても大事にしたいんです。
この作業をやりきる、お互いやりあうという行為こそが
作家さんが作品を仕上げて発表した時の恍惚感を
鑑賞者が少しでも共有出来るのでは
と感じてるからです。


この恍惚感を体感し共有することで
その作品に対してはじめて対等に語れるのでは
と個人的には思っています。


こんな風に

作品から感じた、思い描いたキーワードを出し合うこと。
相手が話す言葉を包括的に聞くこと。

これが批評力、そして批判力につながるのではと
個人的には考えています。



(つながらなくても楽しいからいいんです(^^))



11月17日(土)迄。
日・月・祝日休廊です。

theme : 美術館・博物館 展示めぐり。
genre : 学問・文化・芸術

2012-10-11

画廊くにまつ 青山「大平由香理展 「はじける世界」」を観てきました。


画廊くにまつ 青山にて

「大平由香理展 「はじける世界」」

を観てきました。



沢山の雑務に追われることを言い訳にして
ただただ疲れてる自分に言い訳して
なんだか体の芯が根本的に前向きじゃない感じ。
日々やらなきゃいけないことをこなしている毎日。


これではいかんと思い
なんとか時間を作って出かけた先が
「はじける世界」でした。



大平由香理さんとは何度かお話をさせて頂いています。
彼女が描く山に私は幼少の頃訪れた実父の田舎を思い出します。
「写真には映らないけどそこに確かに存在する世界」
が作品の中に溢れていて素敵なパワーを鑑賞者に届けてくれます。
とても土着的であり1つ1つの土粒まで「生きている」と
感じさせてくれる色使いは
自分の足場を踏みしめる勇気をくれるような感じがします。



今回拝見して改めて感じるのは
小作品においての
石膏等色々な要素が組合わさった彫刻的な美しさでした。

小作品の彫刻的な美しさは
【絵画なのに】手に取ることを前提にしているかのような
丁寧に仕上げられていて
まるで箱庭のような美しく深い世界観を
作り上げていました。



こういう作品が自分の家にあったら
辛かった時寄り添ってもらえそうだな
元気をわけてもらえそうだな

なんて思いが自然に湧き出てくるような
そんな作品達に囲まれて
とても気持ちがよかったです。

小作品たちが発信する世界の奥行き、広がり感は
写真では分かりません。
ぜひ見に行って確かめて頂きたいと思います。


★作品の撮影、掲載許可は主催者より頂いております。


10月14日(日)迄。
会期中無休です。
詳細は公式ホームページをご参照下さい。

theme : 美術館・博物館 展示めぐり。
genre : 学問・文化・芸術

2012-10-10

「日本の美術教育を考える」を読んで教育を受ける子の親の立場での雑感。

「日本の美術教育を考える」というシンポジウムがあったそうです。

相変わらず忙しいのでこういう場に行けないのが
本当に残念なのですが
残念がるだけではもったいないので
宮島達男先生が交流の場として設定して下さったブログ

「日本の美術教育を考える」

を読んでみました。
そこで今子育て中で
これから美術教育を受ける子の親の立場での
雑感と自分がやりたいことを書いてみます。
ちなみに子供は小学生低学年までを想定して頂ければ幸いです。



制作以外の批判力の向上についての討論が沢山あったのですが
この点にまず大きな疑問を感じました。
今の子供というのは人への共感力を過度に鍛え上げられていて
批判力ってのは排除したほうがいいと追い込まれているのが現状だと
私は感じています。


「○○君だけみんなが見ているテレビ番組をみていない」
「△△ちゃんだけみんなが持っているキャラのグッズを持っていない」


こんな些細な事でも
大きな展開になるのが子供の社会。
相違が敵認定に簡単に繋がってしまうケースも多々あります。
「何言ってるの!」と大人は思うかもしれない。でも大人は
「参加しなくてはいけない学校社会を既に終わらせているから」
こうしろああしろろと気軽に言えると思っています。
今そこに強制参加させられている子供にとっては
そこで生き抜くことがまず先決なの!
状況を理解してないじゃん!って思うのですよね。



では大人は何も出来ないのか。
まず何をしたらいいのか。

私はまず子供に「相違を受け入れる能力」を
向上させることが大事な気がするんです。
「相違認識力」とでも言うのでしょうか。

相手との違いを受け入れること。

これって日本人の制服学校社会だと大変なのかなって
改めて思います。日本人は集団において【極度に】相違を恐れます。
相違を恐れる社会において

相手と共に相違点を認識して
その違いについて話し合って共有すること

これは場合によっては宣戦布告になりかねません。
そして子供の社会において宣戦布告は
そう簡単になかったものにしてくれるものでもありません。
「ごめんね」「いいよ」で許してくれる子供の世界って
大人が勝手に作り上げたものですからね。


だから相手との違いについて
討論の前に違いを認識しようという
プロセスが大事なのでは?と思うのです。



私たち大人が教育とか未来について語る時
自分の体験は【過去である】ことを
もっと認識すべきなのかもしれません。
そして語れる人、その話を聞ける人【以外の大多数の人】こそが
美術教育を考えなくてはいけないはずなんです。


でも実際はそうもいかない。
ではどうすべきなのか。



同意を求めるのではなく
相違を極めるお手本に世界をかっ飛ばしてもらう
という方法は如何でしょうか。
集団においての相違を恐れない作品と今生きてる作家が
子供の美術教育の中に飛び込んで
自分の作品との違いに触れながら
一緒に美術史を学んだりしてくれたら
子供は「違っていいんだ!」って気軽に受け入れられるのではと。


批判力の前に相違認識力。
まずはここから。


相違認識がスムーズに出来れば
作品に対しての講評、これが批判になっても
その行為は作品のみに向かうことが
子供同士ちゃんと理解出来るのでは
そうしたら制作でも人と違ったものを作ることを
純粋に楽しめるのではないかって思うのですがどうでしょう。
如何でしょうか。



現代の作家さんが教育現場に飛び込んで
美術史を一緒に学ぶって実際実施されてるのかな。
そういう授業があったら楽しいだろうなと思います。



ただ私のこの意見。
このブログをずっと続けてきている私の意見です。
つまり私は(僭越ながら)【美術教育を考えてる側】に
所属してると考えます。私自身は子育て中でもあるので
「【美術教育を考えている側】でない側」との接触も多々あります。
機会を見つけてそういう側の人の意見をまとめてみたいです。

theme : アート
genre : 学問・文化・芸術

2012-10-04

東京ステーションギャラリー「【東京駅復原工事完成記念展】始発電車を待ちながら 東京駅と鉄道をめぐる現代アート 9つの物語」を観てきました。


東京ステーションギャラリーにて

【東京駅復原工事完成記念展】
 始発電車を待ちながら 東京駅と鉄道をめぐる現代アート 9つの物語


を観てきました。


今回新装開店する東京駅の中にある
東京ステーションギャラリー。
今回のこの展示は大好きな作家さんだらけなので
ワクワクしながら出かけました。

まずどうしても息子に見せたかったのが
「パラモデル」。
そうですやっとあのプラレールを使った世界を拝見することが出来ました。

パラモデルの作品実は随分前から観てるのに
この本家が未体験だった私たち。
すごく楽しみにして伺ったところ。。。。


期待以上でした。


東京駅という場所もあるからでしょうか。
特に男子の母をしている私としては
家にある形と同じレールや踏切を観たり
小さい時に買った新幹線のプラレールとかを観ると
もう泣きそうになってしまいました。


息子はこの世界にびっくりしながら

「ずっとつなげてなかったり電車がないのは心で遊んでってことだからだよ!」

とちょっとした新解釈をしておりました。


ただ奧の部屋の
ライティングされた線路の部屋は
「想像力の部屋」だそうなんで
この解釈は正しい方向なのかもしれません。


1つ1つの山や砂のディスプレイもすごくよかったです。
カッティング、本当に綺麗だった。。。


そして至るところにあるプラレール。
遊び心満載です。



そしてクワクボさんの作品。
クワクボさんのことを息子は

「まっくらプラレールの作品をつくる作家さん」

と呼んでいて
なぜか「クワクボさんは明るい場所が苦手」と思ってる様です。
面白いので否定してない困った母です(^^;)。


今回の作品は小さめの部屋に正方形の形でのストーリー。
とても柔らかく優しいお話を聞いているような感覚になります。
クワクボさん作品から連想するトンネルや車窓からの風景は
とても想像力を刺激してきて
暗い壁の奧に無限の世界があるような気がしてきます。
今回は2分30秒というショートバージョンなので
通らない線路のストーリーを勝手に想像したりして。
ぜひフルバージョンの作品も見てみたいです。



その他にも秋山さやかさん等
「移動」をテーマにした作品がとても多く
まさに駅だよな!って感じでした。


途中に見える当時そのままの壁に
コンテンポラリーアートがふんわりと融合している様は
まさに数々の出会いと別れが交錯している
駅そのものようで


「ここでしか出来ない展覧会」


になっていると思います。
外国の方とか沢山訪れてほしいと思います。
週末とか新しい東京駅を見に来た人が沢山訪れるといいなー。



ただ少し心配なことも。こちらの展覧会。
残念なのは動線の確保が非常にやり辛いです。
動線は基本1本で後戻りは想定されていません。
気に入った展示を戻ってみるというのは非常にやり辛いです。
(実際やってしまったのですが止められはしませんでしたが
すごく驚かれました。。。)
なので引き返す場合は十分注意しましょう。

混雑時に整理券配布が実施されるとのことです。
詳細がホームページに載ってました。
--------------
お知らせ
10月1日から当面、ご入館時間帯を記載した整理券を当日配布いたします

【配布時間】
10月1日    午前4時30分より
10月2日以降 [平日]午前10時より [土日祝]午前9時より
※おひとりさま1枚
※各日ともなくなり次第終了

【配布場所】
東京ステーションギャラリー入口
--------------
よくわからなかったのでスタッフさんに伺いました。

・配布のタイミング等はまだ読めません。
・整理券は時間指定は出来ません

とのことです。
私たちは平日の昼間に行ったのですが
平日昼間でも開館直後は整理券配布になったそうです。
ちなみにお昼の時間は大丈夫でした。



おススメします。
ただし今年中は時間に余裕を持ってお出かけ下さい。
2013年2月24日(日)まで。

theme : 美術館・博物館 展示めぐり。
genre : 学問・文化・芸術

2012-10-02

SCAI THE BATHHOUSE「横尾忠則 —葬館@豊島へ—豊島・アートハウスプロジェクトへ向けて」を観てきました。


SCAI THE BATHHOUSEにて

「横尾忠則 —葬館@豊島へ—豊島・アートハウスプロジェクトへ向けて」

を観てきました。


久しぶりのSCAI THE BATHHOUSEです。
以前伺っていた時にはまだ未完成だった
東京スカイツリーもすっかり出来上がりました。


今回は横尾忠則先生。
これはぜひと思ったのは
来年香川県・豊島にオープン予定の新スペースの構想が
一緒に拝見出来ると聞いたからです。

瀬戸内国際芸術祭で豊島をまわった際に
横尾忠則先生のアートハウスには伺わせて頂きました。
すごく古典的な民家の中で
ものすごいパワーを発する先生の作品達の迫力は
今でも覚えています。
そして窓から見える赤い岩。
暑い暑い対表の日差し(私たちが豊島を訪れたのは8月でした)
と共に独特の灼熱感があって
絵の持つ力ってすごいなって感じたことを覚えています。



今回は前回の芸術祭とは別の場所にOpen予定のアートハウス
の模型もありました。
芸術祭で観た「赤い岩」もちゃんとありました。
なんとなく暑い日差しを思い出しました。


横尾忠則先生の作品は何度も観ていますが
今回は開放感というか作品から出てくるエネルギーの土台が
とてもしっかりしているような気がしました。
既に訪れる場が決まってるからでしょうか。
作品達からは
とても達観してるような悟りを開いたかのような
「いち段階上がったエネルギー」を感じることが出来ました。
この新たなエネルギーは今まで出会ったことがない部類のものでした。
なんだかすごく崇高でした。
横尾先生の作品を豊島で再び拝見したいなと
純粋に思わせてくえるような
そんな素晴らしい空間でした。




息子は作品達の前で「強いね、これは強いね」と
何度も話していました。
そして作品それぞれに描かれるモチーフが
いくつもに重なってることに気がついて

「この絵とこの絵は話せるんだね」

等と話していました。




おススメです。ぜひ足をお運び下さい。
10月6日迄。

theme : 美術館・博物館 展示めぐり。
genre : 学問・文化・芸術

2012-10-01

六本木ヒルズアリーナ「「Qatar-Japan 2012」カタール・ウィーク: ファルジャン in 東京」を観てきました。


六本木ヒルズアリーナ にて

「Qatar-Japan 2012」

を観てきました。

今年の夏にドバイに行ってから
中東にものすごく興味のある我が家。
そうい我が家は行くしかないでしょと思い
台風でサッカーの練習が中止になったので
思わず出かけました。


さてさて。
このようなイベントでは
コアになる存在に出会えると
思いが何倍にも深くなるものなのですが
今回もそういう出会いがありました。



今回の出会いは「アルジャジーラ」。


後援会がちょうどあったので
聞いてみることにしました。

アルジャジーラが扱う映像は
6歳の子供は正直刺激が強いものが多いとは思います。
私は息子には基本的に見せています。
「世界情勢は隠してもしょうがない。出来ることなら目をそらしてほしくない」
という主義であります。
紛争や戦争も基本的は見せてきました。
それが教育上正しいどうかはわかりません。
ただ事実を隠してもしょうがないじゃんといいう気持ちは常にありました。

そしてアルジャジーラの英語って私でも分かりやすいというのも
とても気になるポイントの1つです。
なので英語勉強中の私でも分かるかな?と思い
プレゼンを思い切り身を乗り出して聞いたら。。


日本語超うまかったです。


ここでとても印象的だったのは
「アルジャジーラは各国から特派員を採用」という下りでした。
例えばBBCは原則英国から採用なんだそうです。
現地から採用するから得られる視点が重要と
お話がありましたが
なるほどなって思いました。
そして同時に「英語が話せるって大事なんだな」と改めて思いました。


プレゼンテーションの内容は
「アラブ発のメディアが存在する意義」
が中心でした。
内容は戦争に関わることも多かったので
正直刺激的な部分もありましたが
家族で聞けてよかったと思いました。


もちろん楽しいブースも沢山ありました。

モスクの体験や


サッカーの体験。


美術館の展示ブースもありました。
中東の美術館ってど迫力って言いますよね。
ぜひ観てみたいですね。


私たちは今回夏にドバイに行ったので
中東にとても親近感を今は持っています。
正直ドバイはとても楽しかったのですし。

なのでこういうイベントってすごく大事だと思うのです。
今迄すごく遠い存在だったものを
近くに感じるいいチャンスですよね。
いろんな国がやってほしいなって思います。



本当に楽しかったです。
お土産もすごくセンスが良くて豪華でした。


イベントは既に終了しています。

theme : アート・デザイン
genre : 学問・文化・芸術

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