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2012-02-25

Mancy's Tokyo「Mancy's Art Nights 2012」に行ってきました。

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Mancy's Tokyo

「Mancy's Art Nights 2012」

に行ってきました。



今年もG-Tokyoと共に
Mancy'sの季節がやってきました。

過去2回の鑑賞記録はこちらです。
2011-02-19
Mancy's Tokyo「Mancy's Art Nights」に行ってきました。

2010-01-31
「Mancy’s Tokyo Art Night」を観てきました。

こちらも第三回の開催になっていますが
前回よりもより「Night」の要素を強く押し出した
形式に変化していました。

25日のフェアは24時まで。
レセプションは21時から。
そしてその後は午前5時までカラオケやってるそうです。
なんかとってもバブルでGO!みたいな感じがいいですね。

ちなみに私達がいつも参加させて頂くのは初日の
午後のおやつ前から夕飯前あたりです。
過去2回はこの時間帯はすごく空いていたのですが
今回は結構人の出入りがありました。
トークイベントがあったからでしょうか。


今回も気になった作品をいくつか。


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hpgrp GALLERY 東京さん。
なんかこの数日何度もお会いしてるような気がします。
目が離せなかったのがこの版画作品。
私が観てても分かる様なすごい技術に
観る度に息をすることを忘れそうでした。


Yokoi Fine Artさん。
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親子で気になったのは 林範親の彫刻。
ギャラリーの個展行きたかったです。。。
息子は「これロッカーでしょ!何が入ってるの?」と
ものすごく気にしていました。
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テーブルの上の小作品はまるでクッキーの詰め合わせみたいで
その場にいるだけで気持ちが楽しくなりました。
ありがとうございました。


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Yoshiaki Inoue Gallery さん。
今回は奧の部屋でした。。
大きな部屋の中で写実的な作品に囲まれると
なんだかドキドキしますね。
そしてテーブルには草間作品が。
3月には六本木アートナイトも行われますよね。



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Y++ Wada Fine Artsさん。
とても気になったのがソファー上のこの作品。
ペイントの力強さが半端無くて
よく観ると動いているのでは?と思う程引き込まれました。
「宝石箱みたいな感じで!」とお話していたように
とてもキラキラした素敵な空間になっていました。





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今回3回目で改めて思いますがこのフェアは会場が素敵です。
かつて「六本木で夜遊び」という言葉にずっと憧れていた私には
懐かしさと妄想が暴走してなんだかアドレナリンが上昇してしまいます。

聞くところによると
最近の若い子にとって麻生十番というのは
「いけてる遊び場」から「渋い遊び場」になってるとのこと。
そうなのかそうなのか。
私が若い頃は麻布十番といえば憧れの場所であったのですけど。
でもこういう遊びの要素と生活が直結した場に身を置くと
アートを生活に取り入れるということが
想像しやすいよなーって感じがするのですよね。
ホテルでもなくホワイトキューブでもない場所のアート。
このスタイルの体験って大事だよね。
これがコレクターを育てるきっかけになると思うんだよねと
個人的には思います。。
私事で恐縮ですが私去年初めて作品を購入しました。
正直自分が作品を購入することになるとは思っていなかったです。
Mancy'sを何度も体験して
「作品を買って家に持って帰るとこうなるのか」
を具体的にイメージ出来たからなのかもなーって思っています。


日本で開催が増えてきた
システマチックで規模が大きいアートフェアではない
特別なアートフェアです。
「大人はこうやって遊んでいたのか!」を実体験出来ます。
ぜひ今の若い人に行って頂きたいです。
画廊さんたちも皆フレンドリーですし。
明日早起き出来たらぜひ足を運んでみて下さい。。


2月26日午後2時まで。
明日G-Tokyoの後に!と思っている方は営業時間に御注意下さい。
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theme : 美術館・博物館 展示めぐり。
genre : 学問・文化・芸術

2012-02-25

森アーツセンターギャラリー「G-Tokyo 2012」内覧会を観てきました。

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森アーツセンターギャラリー

森アーツセンターギャラリー「G-Tokyo 2012」内覧会を観てきました。

を観てきました。


こちらは開催三年目です。
過去2回はこんな感じでした。

2010-01-31
G-tokyoに行ってきました。

2011-02-22
森アーツセンターギャラリー「G-Tokyo2011」を観てきました。


今回は内覧会に参加させて頂くことが出来ました。
本当にありがとうございます。


初回の高級感全開!の雰囲気にかなりひるみましたが
回を重ねるごとに威圧感が減少しているけど
高級感はちゃんと残っていて
訪れる多数の鑑賞者が楽しめるアートフェアになったような気がします。


では気になったギャラリーと作品を。

★作品の撮影、掲載は主催者の許可を頂いております。


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SCAI THE BATHHOUSEさん。
荒神明香さんのこの美しいシャンデリア。
思わず見とれていたら実は破損した車のガラスで出来ているとの
衝撃のサイドストーリーを伺うことが出来ました。
その事実を聞いたことで印象ががらっと変わります。
「破損」という事実が放つ衝撃度は去年の3月11日から
確実に増しているような気がします。
とっても美しい作品なのに作品として観れないもどかしさが胸を締め付けます。
そして息子に言われるまで後ろの写真作品と一緒に鑑賞することに
全く気がつかなかった私。。。視野をもっと広く持ちたいです。


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山本現代さん。
小林耕平さんの個展形式。映像がメインの展示なのですが
私たち親子がとても気になったのは板に書かれた数々の絵画作品。
作品そのものに特別な存在感がありました。
ブースが暗いのは映像メインだからとのこと。
暗さがまた存在感を増していた感じがします。


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アラタニウラノさん。
小西紀行さんの作品をみて息子が不安そうに
「この家族はどうやってここにいるの。。こわそう。。」
と呟いてきました。小西さん息子と色々お話して頂きありがとうございます。
作品の前に立つ度に違う物語が感じられるようなパワーを
親子で全身で堪能させて頂きました。



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ミヅマアートギャラリーさん。
棚田康司さんの個展。
作品は1つの木から制作された彫刻作品でした。
1本の木を半分に切ってそれぞれに1つの作品と仕上げられた
彫刻達はまるで生き別れた双子のようでもありました。
断ち切られたもうひとりの自分を探してもがいているように見えました。
高い天井を活かした展示スタイルもとても魅力的でした。
この「風の少年」の絹糸はその展示にあわせて形を変えるとのこと。
今回はスポットライトが違う世界に連れて行ってくれる風船のようで
とても世界に広がりを感じました。



タロウナスさん。
今回のようなアートフェアの場合は
何度も会場を行き来してしまうのが私達。
最初からとても気になっていたのが
このサイモン・フジワラさんの立体作品でした。
特にこの中心のインスタレーションはすごく気になりました。
ギャラリーのスタッフさんのお話ではこちらはスペインの神様とのこと。
作家のサイモンさんは父日本、母英国という
2つのアイデンティティの持ち主なのだそうです。
その2つのアイデンティティは常に内面で戦い続けます。
キリスト教に浸食されたスペインの神様の像は
その内面の戦いを表しているのでしょうか。
でもなんかユーモラスな神様に思わず笑みがこぼれてしまいました。

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息子もこの神様がとても気になっていたそうで
最後に親子でお願いしてお話を伺い
そして写真も撮らせて頂きました。



今回はG-Tokyo様のご配慮により息子にまでPRESS PASSを頂き
(本当にありがとうございます!)
本人もしゅざい!と言いながら色々なギャラリーで
一生懸命鑑賞しておりました。
子供のど直球な質問を暖かく見守って頂き
本当にありがとうございます。


全部で15のギャラリーがブースを設けています。
どこも非常にクオリティが高い作品ばかりです。
しかもギャラリーの展示なので作品を間近で鑑賞することが出来ます。
購入なんて考えられないから関係ない世界だわ!と思わず
興味を感じたらぜひ訪れてみて下さい。
作家さん、そしてその作家さんと作品に惚れ込んだギャラリストさんに
作品のサイドストーリーを伺いながら仕切りのない場所で作品鑑賞をする。
この行為は行う度に脳内に特別な刺激を与えて下さると思います。
美術館、またはインターネット上では感じることが出来ない
その作品の成長感をぜひライブで感じて頂きたいです。



2月26日まで。

★こちら子供は4歳から入場料がかかります。
 一般1100円、学生(高・大)900円、4歳~中学生:500円(当日限り有効)

★例年非常に混雑しますのでベビーカーでの入場は個人的にはオススメしません。
 仕切り等はありませんので移動の際は作品に触れないように十分注意しましょう。

★iPhoneの方は「ミューぽん」という美術館割引アプリも利用出来ます。
 ミューぽんの公式サイトはこちらになります。
 2月26日日曜日まで200円引きの800円でダウンロード可能です!
 ダウンロードはこちらからどうぞ。

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