2011-11-11
NTTインターコミュニケーション・センター [ICC] 「三上晴子《欲望のコード》」「オープン・スペース 2011」を観てきました。


NTTインターコミュニケーション・センター [ICC] にて
「三上晴子《欲望のコード》」
「オープン・スペース 2011」
を観てきました。
本当に久しぶりのICC。
ここは子供連れでコンテンポラリーアートを体験するには
超オススメな場所。
夏の休館がすごく残念だったのでとても有り難いです。
今回はかなり大きい作品の企画展が行われていました。それが
「三上晴子《欲望のコード》」です。
展示室に入れて頂くと白い壁を天井から吊るされた沢山のカメラ。
私達は壁の先を静かに歩きます。
そう、展示物の下は基本歩いては駄目だもんね。
何もなし。
奥の画面の変化を楽しみにながらこんなものなのかと
帰りそうになった私たちにスタッフさんが大事なことを教えてくれました。
「カメラが動きに反応しますのでぜひカメラの前を歩いて下さい」
なーんだ。
だって展示には近づいてはいけないと思ったんですよー
と無駄口を叩く前に息子はするするとカメラの下へ。
すると沢山のカメラが一斉に動きに反応します。
なんだかルパン三世が逃げる時を連想させます。
私にはその動き1つ1つに
私は身震いするような緊張感を感じるのですが
息子をみると特にそういう仕草はなし。
産まれた時から動画で撮影され
動画撮影ツールが身近にある
現代の子供世代とは明らかに見方が違うのかな。
そしてオープンスペースへ。
こちらは毎回高いクオリティを気軽に楽しませてくれるとても素敵な場所。
今回特に気になったのは「がそのもり」。
こちらは親子連れには最高の場所であります。
童話やおとぎ話,昔話の世界が,少数の画素(ピクセル)によって描画されていきます。
画像は動くのでアニメーション作品ということですね.
ではどう観るのか。部屋にはスクリーンはありません。
鑑賞者は何も書かれていない小さな本や着ている白いシャツに投影される絵を追っていくことになるのです。
ストーリーは繰り返され、各場所で行われるので物語は
リンクを繰り返します。
ストーリーを追う子供達は自分自身が移動することによって
数々の物語にジャンプしていきます。
この部屋子供に大人気間違い無し。
おススメです。
こちらがスタッフさん達が本当に家族連れに慣れているので
対応がとてもスマートです。
私たち親子もとてもお世話になっております。
今後ともどうぞよろしくお願い致します。
「三上晴子《欲望のコード》」12月18日まで。
「オープン・スペース 2011」3月18日まで。
月曜休館です。
スポンサーサイト
theme : 美術館・博物館 展示めぐり。
genre : 学問・文化・芸術