2011-11-30

西武渋谷店B館8階美術画廊・オルタナティブスペース「シブヤスタイル vol.5」を観てきました。

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西武渋谷店B館8階美術画廊・オルタナティブスペースにて

「シブヤスタイル vol.5」

を観てきました。



シブヤスタイルという言葉を聞くと
ついつい渋谷系を思い出してなんだか懐かしい気持ちになります。
別に渋谷で遊びまくっていた訳ではないけど
(どちらかというと六本木派だった)
渋谷系と言われた音楽はとても大好きでした。
今でもブログを書く時のBGMにはICEを選びます。
オザケンがライブをやるというUSTに自分でも想像以上にワクワクしてしまいます。


「○○系」という名称ってありますよね。
あれは日本人が最も嫌いながら心の中で密かに憧れる

「普通」

にいかに距離を置いているかを声高らかに示す屋号であったのではと思うのです。
声高らかに示すということはその距離に確信がないことの現れでもあります。
渋谷系の魅力はその「立ち位置への不安」をとてもおされに示していて
なんだかとても親近感を感じたものでした。


ちなみにうちの息子は渋谷系なんて全く知りません。
彼にとって渋谷西武は「なわさんのでっかい作品があった場所」なんだそうです。
渋谷西武「SPRING ARTS」KOHEI NAWA  SANDWICHを観てきました。


という親子全く違った気持ちでいざ8Fの美術画廊へ。


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まず息子は食いついたのは真壁友さんの作品。
独特の動きから産み出されるその時だけのアートワーク。
めが
ここからしばらく離れません。
確かにこれ男子にはたまらないかもしれません。

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そして私がドキっとしたのはthreeが手がけたこちらのキューブの作品。
これ以前ネットで見かけた時ドキっとしたのを覚えているのですが
本物はもっとドキってします。これ、必見です。
適度に質感が残っていて猛烈にドキドキします。
現代社会に押し込められた人間をみているようです。

その他にも沢山印象深い作品がありました。
でも私のイメージする「渋谷」ではないのだよねー。
もっと手作り感というかぬくもり感があるのですよ。
そんんなイメージに近い作品をみるとなんかほっとしました。

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小泉悟さんの作品は仮面があることにより
素を出しづらい世の中を表現しているのかなあ。

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大原舞さんの作品は個人的にすごく好きなんです。
買ってもらえなかったから作る、悔しくなんかないもんね!的な
ツンデレ感もなんか渋谷っぽくて素敵。


えっと結局「シブヤスタイル」ってなんなのでしょうね。
でも群がってない感じがなんとなく渋谷系的な雰囲を連想させて
私としては気持ちよかったです。
こんな風に過去と現在が入り乱れて新しい文化がうまれてくるのって
とても活力があっていいなあ。こういう場所に自分が立場が変わったことを自覚しながら
ずっと関わっていけたらいいなあって感じました。


オザケンを歌いながら帰りました。
息子には「しらない歌ー」と言われてしまいましたが。。。


12月11日まで。
無休です。
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theme : 美術館・博物館 展示めぐり。
genre : 学問・文化・芸術

2011-11-28

東京都現代美術館「ミューぽんユーザー限定企画第三弾「 対話型鑑賞 in 東京都現代美術館」」に参加してきました。

東京都現代美術館にて

「ミューぽんユーザー限定企画第三弾「 対話型鑑賞 in 東京都現代美術館」」

に参加してきました。


第二回の原美術館の回に参加しているこの「対話型鑑賞」。
今回は息子と参加してみました。そして旦那とドイツ人の友人を
見学させてもらうことにしました。
息子は(このブログを読んで頂いている方ならお分かりだと思いますが)超美術館慣れしています。
彼は「アートを観て感じたこと文章にして話す」行為を自然と思って育っています。
でもこれって実は日本人としては珍しいこと。
そのような彼を連れて参加する対話型鑑賞。
今回彼の言動は他の鑑賞者さんにどう影響するのかという点が興味がありました。


親子で美術鑑賞に行く時はそのアートについての説明や拝啓を噛み砕いて説明するようにしています。
しかし今回はあえて何もしませんでした。
それは息子はブンデスリーガが大好きで
ミュンヘンにも行ったことがあって
とても「ドイツに縁のある子」だからであります。
しかも今回はドイツ人の方とも一緒という活きた刺激を感じながらの鑑賞です。
今回は彼の直感を信じることにしました。
直感から出てくる言葉を聞いてみたかったのです。

展覧会には早めに到着しました、
まず最初にドイツ人の友人と私と旦那と息子の4人で鑑賞。
規律を連想させる雰囲気の作品が多いのはドイツだからなのかそうなのか。
息子はドイツ人の方と作品を何度も見比べながら
「ここ知ってる?」「ここは寒い?」とか私に聞いてきました。
私も知らない情報のときは必死に友人に質問。
友人は私達に分かる様に身振り付きで丁寧に答えてくれました。
私の爆裂英語につきあってくれたドイツ人の友人に心から感謝します。
そして黙って映像を一緒に鑑賞している時に
故郷を想う人が出す特有の空気を隣で感じたりしました。

この体験は私や彼にとってすごく大きかった気がします。
私たちの前には沢山の情報が時をまたいで溢れていました。

目の前にある作品
(ベルリンじゃなくてミュンヘンだけど)ドイツでの経験
ドイツ人の友人の優しさ

「寒さ」を感じさせる作品が多かったこともよかったです。
私たちは冬に再び渡独予定です。
今回ベルリンには行かないのですが北ドイツ特有と想われる冷たさを
ケルンに住んでいた友人と一緒に肌で感じられたのはとても刺激的でした。
未来(渡独)が楽しみという気持ちが加わると
こんなにも新しい風が吹くのか!と自分でも驚きました。


そんな刺激的な時間はあっという間に過ぎイベント開始時間へ。。
旦那と友人は見学ということで私と息子が参加します。
最初に一緒のグループになった方、超個性的なメンバーに驚かれたと思います。
色々どうもありがとうございました。
最初のトークの時間の合間に「ドイツの人ってラーメン食べます?」と聞くと
「食べないねー」と即答されたのはちょと面白かったです(^^)


そしていざ対話型鑑賞へ。
友人には「作品についてあーだこーだ話す会なんです。。」とは話しましたが
「人は話してなんぼ」という教育で育ったドイツの方からみたら
どう見えたかはちょと不思議ではありますが
鑑賞会はゆるくはじまりました。


今回は息子に「思ったこと言っていいよ、最初に言っちゃいなよ!」と何度も話しておきました。
雰囲気読める子なので本番では平野さんの問いかけに速攻で反応。
親子でアイスブレイカー役を楽しむことにしました。


こんな気持ちになれたのは
未来を楽しむ気持ちのおかげだと思います。
未来を期待する気持ちを持つ者の言葉は強いです。
親の私でも驚く程の起爆力がありました。
同時に自分を含めて大人っていうのは
「美術鑑賞時に目の前の作品だけを理解しようともがいているもの」
なのだなと改めて痛感させられました。
息子の言葉が呪縛から解き放つきっかけになってくれたような方もいらっしゃったので
よかったかなと思います。

印象的だったのは2つ目の作品を鑑賞時
皆さんが批判的な感想を話している中で
息子が「僕からみるとビルに見えるよ!」と話したのを聞いて下さった人が沢山いたことです。
そこで彼の視線で観るとどうなのかなと思いしゃがんでみると
作品の印象が一気に変わったんですよね。
視線の変化を伝えるとみんなが一斉に座ってみてくれたのが面白かったです。
そういえば私はいつも親子鑑賞の時は息子の視線でどのようにみえるか確認していました。
子供の鑑賞を想定していない美術館だと光が反射して全くみえなかったりするので。。
そうか他の人は作品をしゃがんでみたりしないか。。。
対話を通じて単なるオブジェにしか見えなかった作品が
もしかしたら完成したかもしれないビル群に見えてきて
夏に行ったミュンヘンの街並を思い出したりして
そして冬行く北ドイツはどんなかなと想像が暴走して
自分が降り立つとしたらどんな気持ちがするだろうとか
いろいろなことを感じることが出来ました。


美術館に行ったらその前の世界をその場だけで必死に理解するよう努力しなきゃいけない!
という強迫観念から自分を解き放っていきたいもんです。
目の前の作品を通じて別の土地、過去、そして未来をもっと駆け巡るような
感覚を持ちたい。そのほうが作品を通して自分自身がもっともっと自由になれる。


ドイツ人から見て今回のイベントをどう感じたかはうまく聞けませんでした。
楽しかったと話してくれたので信じることにします。
ちなみに友人が帰り道2つ目の作品について
「息子君が「このビルに住みたい。だってドイツの旗の色があるから」と言ってくれて嬉しかった!」
話してくれたのが自分としては印象的でした。
普段では味わえない特別な体験を楽しんでくれて私たちもとても嬉しかったです。
そして友人に英語で解説をして下さったTABのスタッフの皆様!
本当にありがとうございました。


今回の対話型鑑賞参加で感じたのは
テーマにおおらかに関係した「体験」がちりばめられてると
とても対話に入りやすいのだなってことですね。
たいていのことは体験出来る東京という場所は
もしかしたら対話型鑑賞には最適な場所なのかもしれません。


イベントは既に終了しています。展覧会そのものの感想は別記事で。

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genre : 学問・文化・芸術

2011-11-26

INAXガレリアセラミカ「斎藤啓司(Saito KEIJI)展― 陶 Junk &Accumulation ―」を観てきました。

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INAXガレリアセラミカにて

「斎藤啓司(Saito KEIJI)展― 陶 Junk &Accumulation ―」

を観てきました。



このセラミカは入る時にいつも緊張します。
入口から状況が見えないということと
焼き物という繊細なものを創造し
その繊細さに自分が対応出来るかすごく不安になるからです。


今回も奥にどのような世界が広がっているのか
ドキドキしながら入口に向かいました、


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波板トタン、錆びた鉄板、ペンキの剥げた木片が 150 枚、床いっぱいに整然と並べられています。
その形は壁のようにも感じられますし川の流れのようにも感じられます。
波に洗 われ、陽に晒され、風化したように古色のついた
これらの作品はすべてやきものでつくられているんだそうです。

壁や水の流れというある意味不変で
人の力ではどうにもならないようなものが
やきものという一瞬で破壊されてしまうようなもので出来ているわけです。
それは

今迄不変だと信じていたものも案外一瞬で壊れてしまう

という今年一番思い知らされたことを
思い出させれくれました。



みんな今年に起こったこと。
随分昔のことのような気がする。



12月1日まで。
日祝日が休館です。
【土曜日も月曜日も作品を観ることが可能です】

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2011-11-25

東京ミッドタウン・デザインハブ第31回企画展「JAGDA東北復興支援チャリティやさしいハンカチ展」を観てきました。

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東京ミッドタウン・デザインハブにて

第31回企画展「JAGDA東北復興支援チャリティやさしいハンカチ展」

を観てきました。

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ミッドタウンクリスマス仕様になってました。
12月第一週までに行くと
イルミネーションが混雑なしで楽しめます。



美術鑑賞が趣味の私。
鑑賞する美術はほぼ好き嫌いはないです。
でも作るのは苦手です。絵とかオブジェとかを創造するって絶対無理です。
作るのは自分が使うものしか作れません。


という私なので
この誰でも使う「ハンカチ」を土台にどのようなものがデザインされているのか
とても興味深かったのです。



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会場にはいってみると
まずさわやかな風をとても感じました。
いいですね、この木綿の風。

1つ1つのハンカチをみていきます。
デザインとしてという気持ちと
お店で好きなハンカチを選ぶ様な気持ちを
あえてごっちゃにした感じで。


今回のデザインにおいて
とても重厚な思いをぶつけたものもあれば
とても可愛らしいでデザインのものもあります。
メッセージ性のあるTシャツを着たい日もあれば
可愛らしいブラウスを着たい日もある。
そういう気持ちに答えてくれるのが木綿の底力。
個人的にはハンカチで遊ぼう的なアイデアの作品がとても楽しかったです。
子供を育てている身として
他の事にも使えて暇な気分を吹き飛ばしてくれるグッズは
親としてはかなりの便利グッズですから。




購入方法はこんな感じです。
・東京展は会場即売、他会場はオンラインショップからの予約販売です。
 予約販売についての詳細は、本展特設サイトをご覧ください。
・1枚お求めになると、同じデザインのハンカチが1枚、被災地の子どもたち(小学生)に届きます。
 プレゼント分は展覧会終了後に製作し、2012年春、新学期にあわせて配布予定です。


そして11月25日はイベントもあるそうです。
【トークイベント「デザインと3.11を考えよう」】
 日 時:11月25日(金)19:00-21:00
 会 場:インターナショナル・デザイン・リエゾンセンター
 ゲスト:青木克憲(東京/バタフライ・ストローク・株式會社)
     阿部拓也(宮城/凸版印刷株式会社・JAGDA宮城地区)
     木村敦子(岩手/kids・てくり)

詳細は公式ホームページにお問い合わせを医お願い致します。


ハンカチのイメージはこちらの特設サイトで確認可能です。
でも出来ればその場に行って頂きたいです。
沢山のハンカチの間を歩くと
いろいろな気持ちがわきがって来ると思います。




そしてもしどうしても気になったデザインがあったら
ぜひ購入して頂き一緒に生活して頂きたいです。
そして常に思い続けて行きましょう。
私もハンカチ買おうと思います。



12月25日(日)まで。

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genre : 学問・文化・芸術

2011-11-23

宮本三郎記念美術館「荒木経惟 ―人・街―」を観てきました。

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宮本三郎記念美術館にて

「荒木経惟 ―人・街―」

を観てきました。


この宮本三郎記念美術館、以前ワークショップでお世話になりました。
学芸員さんから「次回は荒木さんの個展です」との話を伺っていました。
その時私にはちょと気になった点がありました。
それは

「この場所に荒木さんの作品って場所的にどうなのかな」

ってことです。
幼稚園から自転車で行けるこの美術館。
子供関係の付き合いも多くあるので
この美術館のある土地のに行き交う人の雰囲気って
なんとなく分かるんです。
その空気とアラーキーってどんな感じになるのだろうと
思っていたのです。
(少し変わってますね)

入館して以前お世話になったスタッフさんにご挨拶して
さて展覧会へと出向いた時目に入ったのはこの立て看板の文章。


「この度の展示には、作品理解にある程度の年齢を必要とする作品もございますことを
 あらかじめご了承くださいますようよろしくお願い申し上げます。」


すごい努力を感じさせますこの文体。
期待度が高まります。


荒木さんの作品は何度も拝見していますし
一度お会いさせて頂いたこともあります。
とてもエキサイティングで繊細で
強引さと繊細さが同居しているとても繊細な感じ。
そして作品にもプライベートさと神々しさが同居していて
拝見する度に感じ方が変わるんです。
今回の前期で展示されている「TOKYO NUDE」等は特に
この2つの局面を突き詰めている感じが
とても荒木さんらしくて美しい。


「東京ラッキーホール」もすごくよかった。
こういう飲み屋にはさすがに行ったことがないけど
当時の雰囲気や空気感が暖かく伝わってきて
鑑賞しているこちらまで笑顔になりました。
ロートレックの作品を鑑賞しているような気持ちになれました。


あととても感銘を受けたのが
展覧会そのもの規模。
荒木さんの作品の二面性を絶妙に程よい感じられる規模になっていて
すごく感心致しました。

とてもストーリーが考えられた展覧会だと思います。
素晴らしかったです。
後半も楽しみにしています。


?期 : 2011年10月2日(日)-2012年1月9日(月・祝)
?期 : 2012年1月14日(土)-2012年3月20日(火・祝)

毎週月曜日休館
年末年始:2011年12月29日(木)~2012年1月3日(火)
展示替え休館:2012年1月10日(火)~1月13日(金)


詳細は公式ホームページをご覧下さい。

theme : 美術館・博物館 展示めぐり。
genre : 学問・文化・芸術

2011-11-19

東京都写真美術館「コレクション展「こどもの情景-原風景を求めて」を観てきました。

東京都写真美術館にて

「コレクション展「こどもの情景-原風景を求めて」

を観てきました。


東京都写真美術館の友の会に入っています。
年間2000円で所蔵品展を何度観ても無料だなんて
そんなお得な会にどうして入らないでいられましょうか。
詳細はこちらをご覧下さい。
そしてこの東京都写真美術館は工夫すると
JR恵比寿駅からほとんど濡れないで行けるのです。
なので悪天候の日等にとても重宝しています。

特に2階ラウンジなんて
静かで読書や思考整理にする場所としてぴったり。
いつも使わせて頂いています。


と猛烈な写真美術館好きな私。
今回の「こどもの情景」も実は4回目の鑑賞です。


「こども」の写真。
よく使われるテーマであります。
自分が子育てしているからでしょうか。
子供が登場している写真には音が聞こえます。
笑い声、泣き声、そして走る音。
色々な音が聞こえます。

そしてなぜか不思議な事が。
いつもこの展覧会観賞後になんか気持ちがざわつくんです。
うむ。私どうしたのでしょうねえ。



帰宅後ブログに感想をまとめる為に言葉を整理していたら
公式ホームページでこんな言葉を見つけました。


「こどもをめぐる写真表現をたどることは、心の原風景をさがすことでもあるのです。」


うむうむ。もしかして。
今日鑑賞した時に猛烈に感じた嫉妬が何であるかなんとなく理解出来ました。


所蔵品展の撮影時期は昭和の時代。
そしれてそれは自分がこどもであった時代と重なります。
そして私は平成の今子育てをしている。
この展覧会をみていると

「当時にあって今ないもの」

が自分なりに見えてきました。
当時は「子供の立ち振る舞い」そのものを他人が
凝視というか監視というか敵視する視線というのは
今程なかったような気がします。

展覧会の作品の先には自然な視線を感じます。
状況は色々でありますがでも被写体に向けられたカメラの先には
暖かい「子供を自然に見守る視線」の存在を確かに感じることが出来ます。


社会体制や環境等現在とは違うことも多いので
比較するほうがおかしいことは自分が一番よくわかっています。
でも私は作品の先に確かに存在していて
今自分が親として公共の場で感じる事が殆ど出来ない

「子供を自然に見守る視線」

の存在がとても羨ましかったのだなと気づきました。。
比べるものではないと分かっているのですがね。

気持ちのざわつきの意味が分かったので
また展覧会に行きたいと思います。



12月4日 ( 日 )まで。
原則月曜休館です。

theme : 美術館・博物館 展示めぐり。
genre : 学問・文化・芸術

2011-11-17

gallery21yo-j「池内晶子×鵜飼美紀 展 糸とラテックスによるコラボレーション」を観てきました。

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gallery21yo-jにて

「池内晶子×鵜飼美紀 展 糸とラテックスによるコラボレーション」

を観てきました。


いつも素敵な空間を体験させて頂けるこちらのギャラリー。
今回も楽しみに出かけました。
珍しく今回は息子登園中の訪問になったので
少し慌ただしかった。。。



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何度も拝見している池内さんの作品。
今回は息子がいないので
じっくりとすみっこに座り見上げてみました。
よくよく観ると結わいている部分とかけてあるだけの部分があるみたい。
どうして止まっているか立ち上がって確かめる勇気はないので
ただ座ってじっくり観ていました。
糸はとても繊細で私の吐息程度でもゆるやかな振動を奏でます。


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そして糸は明るい光の中で見ると角度によって糸の存在が消える場所があります。
その場所は私の少しの動作によって微妙に変化していきます。


そう、簡単に消えちゃうのよね。
モノの存在なんてそんなものなのかもなってふと思ったり。


ひとりで鑑賞していたせいか
なんだか無償に寂しくなってしまったり。


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そしてその後気がついた箱の作品。
こちらにまるで今の自分を感じたりして。

守られた場所からステップアップしようとしている階段は驚く程もろく儚い。
でもきっと外の世界は今迄ときっと違う。

気持ちのよい光を感じされる窓の光を信じてもいいですか。


★写真の撮影、掲載は主催者の許可を頂いております。
 写真はiPhoneのカメラでの撮影です。
 一眼レフ等を比較すると画質がいいものではございません。
 興味を感じて頂いたらぜひ実際に会場に足をお運び頂ければ幸いです。



11月27日まで。
月・火・水曜日 休廊です。
開廊時間 13時から18時までになりますのでご注意ください。

theme : 美術館・博物館 展示めぐり。
genre : 学問・文化・芸術

2011-11-15

つまらない大人にはなりたくないから閉館後の美術館に来てみようよ。対話型鑑賞 in 東京都現代美術館のお知らせです。

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先日参加した東京発信プロジェクトでわたし確信しちゃいました。


アートに関しては体験に勝るものはないってこと。


大きな紙の上でみんなで思い切り絵を書く。
巨大な作品の前でその存在感を全身で体感する。


これほどまでに刺激的な体験は
伝達や部分的な体験で代用することは出来ないです。
椿先生に

「毎日1枚ちまちました塗り絵をやらせるくらいなら
 1ヶ月に1回大きな絵を思い切り書かせたほうが子供の為」

と言われてたことを改めて自分の肝に命じておきたいと思います。

そして「つまらない大人にならないように」という言葉が胸に突き刺さりました。
アートに関しては意識して出かけて親子で体験をする様にしています
やはり体験に勝るものはないです。
そして私自身ももっと元気でいなくては!と改めて思います。



一度きりの人生。
つまらない大人にはなりたくないですもん。



よりおもしろい大人になりたくて日々私はアートに触れているわけですが
(本当?本当?本当???)その際常々感じるのが
感じ方の共有を一度体験すると
個々で再度体験するときものすごく面白く感じれることです。



1つの作品に向き合う際に
1つの方向だけで感じるだけでなく多方面に感じてみる。
すると最初に見ていた1つの方向でも人によって色々な感じ方があることに
気づけるようになります。


でもそういう体験ってどこで出来るの?と思ったあなた。

11/27(日)ミューぽんユーザー限定企画第三弾!!
対話型鑑賞 in 東京都現代美術館



こちらはいかがでしょう?
私もお世話になっているTokyo Art Beatによる美術館割引を提供するiPhoneアプリ、ミューぽん企画のイベントで
今回で3回目の開催だそうです。

今回の会場は東京都現代美術館。
「ゼロ年代のベルリン -わたしたちの許された特別な場所の現在(いま)」
が会場になります。
なんと開催中の東京都現代美術館にご協力いただき、特別に閉館後の時間を貸し切って開催するそうです。
閉館後の美術館、なんだかドキドキしますね!



対話型鑑賞ってなあに?と思う方も多いと思います。対話型鑑賞とは

「みる」「かんがえる」「はなす」「きく」という4つを基本にしながら、美術の知識だけに頼らず、みる人同士の対話を通して、作品の理解を深めていくための鑑賞方法です。アートとはコミュニケーションであり、作品(アートワーク)とそれをみる人の両方がいてはじめて成立するものです。作品とそれをみる人の間をつなぐナビゲイターが対話の進行役をつとめ、みる人が主体的に作品と向き合うのを助けます。


すごく簡単に言うと

作品の前でみんなで個々の感想を言いながら
会話をかわすことでその感想を深める

という感じでしょうか。
正解はありません。優越もありません。
1つの作品にはその作品を見た人の数だけ思いがあることが
実体験出来てとても楽しいと思います。



ナビゲイターは、「対話型鑑賞法」を研究・実践されている平野智紀さん。
東京都現代美術館の学芸員、吉崎さんも参加されるとのこと。
参加方法の詳細はこちらのページをご覧下さい。
1つの作品の前でそれぞれの想いが多面展開していく様はとても面白いので
ぜひ体験をオススメしたいです。
締切は11月17日。どうぞお早めに。

theme : 思うこと
genre : 学問・文化・芸術

2011-11-13

東京文化発信プロジェクト「FUTURE SKETCH WORKSHOP」に参加してきました。

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東京文化発信プロジェクト

「FUTURE SKETCH WORKSHOP」

に参加してきました。


椿昇先生大ファンな我が家。
特に息子と私にとってはいつも刺激を与えて下さるとても魅力溢れる先生です。
前回もこちらのワークショップチェック済みだったのですが
時間の関係で諦めていました。
そして最初の開催予定日が台風で中止になり
その後開催がなんと日曜の午後という息子が参加可能な日程になりました!
このような巡り合わせはお導きの印!と思い申込をすることに。
その時に「当方5歳」ということを明記して大人を募集ということなら
潔く諦めようと思うことにしました。

すると

「親子でぜひ」と感激するお返事を頂くことが出来ました。
そこで二人で参加をさせて頂くことにしました。


私だけドキドキしながら会場に出向くと椿先生に
「おーーー!なかなか大きくならんのう!」と
暖かく迎えて頂きました。
ヤノベさんは今回ご家庭の事情のため参加出来なかったということで
今回は椿先生のみのレクチャー。「子供扱い言葉はないでー」
と事前にお話を頂いたので心して伺うことに。


まずレクチャーで今回のテーマを明確に。


「未来をスケッチ」の【未来】ってなに?


ここでの【未来】とは想像出来ないわけではないけど
ファンタジーにならない実現可能な未来。
設定は自由だそうです。
そこで私たちのグループは250年後の未来を描いてみることにしました。



さて。250年後の未来とは?



そこで渡されたスケッチブックに「未来のアイテム」を書きまくりましょうとの課題が。
椿先生に「スケッチブック1冊全部書いて!書いちゃって!」と言われ
思考がどんどん追い込まれます。椿先生曰く
「思考を追い込みアイデアが出尽くすことを体験することが大事」
と開始前のレクチャーで話されていたので
「ああ、これか。。」と焦りながら気持ちよく焦って書いてる自分がいました。


そういう状況でも焦らない息子の意志の強さ、いけてます。


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そしてみんなで出したアイデアを貼ってみます。
そして書いた絵を1つ選んでみんなの前で説明します。
息子も説明しました!

同時にこのような「プレゼンの体験」を幼少期に持つことって
とても大事だなあと実感しました。
自分の発表の際は時間内にポイントを整理して話すこと。
他の人の発表をまず【発表として受け入れる】こと。
ここものすごく大事な気がします。

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そして息子の絵と私の焦って書いた絵が
すごく似ていることにある意味笑ってしまいました。。
親子で絵って似ますね。試してみるといいですよ。





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そしてそれぞれのアイテムを簡単なグループ分けをして1つの絵にまとめていきます。
土台はこりゃまたでっかいスケッチブックです。
最初広げてみたとき「これは埋まるのかな?」と思ってる自分がいました。。


しかし!人間やれば出来るものですね。


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ワークショップの中で参加している皆さん気持ちがどんどん弾んでいていくんです。
椿先生の盛り上げ方もすごく素敵でした。
「余白をうめろーー」っていいながら息子の「きゃっほー」というかけ声をみんなで真似したりして。
どんどん乗ってくる感覚を自分でもすごく強く感じます。


これが「自分を解放する」なのですね。
うわーきたーーー!って感じです、はい。


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どうです?250年後の未来。
なんだか楽しそうではないですか?
基本悲観的なタイプなので
ついつい未来も悲観してしまいがちなのですが
もしかしてこういう「自分解放」の方法を会得していれば
自分以外の環境を尊重し暖かく暮らせていけるのかなと思いました。


こんな風に絵を書く事で
自分を解放し相手の意見を認め合えるなんて
なんて素敵なんでしょう!


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約3時間半休憩時間なしで一気に突っ走りました。充実感満載でした。
椿先生いつも本当にありがとうございます。
同じグループになった皆様には本当にお世話になりました。
そしてスタッフさんもありがとうございました。
素敵な時間を本当に感謝致します。



「FUTURE SKETCH WORKSHOP」はあと2回開催があります。
申込方法等の詳細は公式ホームページをご参照ください。


★今回の椿先生の話は面白すぎて脳内刺激されまくりでした。
 あまりに面白かったので別に記録に残したいと思います。
 (出来ますように。。。)

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genre : 学問・文化・芸術

2011-11-12

東京アートビート7周年おめでとうございます。

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東京アートビートの7周年記念パーティーに行ってきました。


東京アートビートさんには
情報量の多さでも
新しい情報を提供して頂くということでも
私を含めて沢山のアート好きがお世話になっております。
いつも本当にありがとうございます!
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そして5月6月号はTokyo Art Mapの表紙も勤めさせて頂きました。
Tokyo Art Map5-6月号に掲載して頂きました。

今回7周年ということで
7にまつわるものでもつけたかったのですが
全然思い浮かばず
(我が家はウルトラマングッズはないのです。。)

「かいしゃ7さいおめでとう」

と書いたパネルを制作。(写真撮るの忘れた!)
お世話になってる皆様に「ありがとう」のお手紙を書いて
いざ出かけました。


パーティーは随所に工夫があり
野外だけど寒くもなく暑くもなくで
とても快適な時間を過ごすことが出来ました。

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息子はなんとDJブースにお邪魔させて頂き
Beatinvstrさんのプレイを間近で観察。
とても楽しかったそうです。
Beatinvstrさん本当にありがとうございました!
私はかなりのテレビ嫌いなので
FMかネットのラジオがメインです。


このようなクリエイティブな若さに身を委ねると
COOL JAPANってのもいいわよねと思います。

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genre : 学問・文化・芸術

2011-11-12

「Villa Tokyo」を観てきました。

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京橋界隈で開催されている

「Villa Tokyo」

を観てきました。

といっても実はメールを頂くまで全く開催を知りませんでした。
そしてサイトを紹介して頂いても
私の読解力では全く判別出来ず。。。


でも参加しているギャラリーさんがとても魅力的だったので
昼間空いてる時間にぜひ!と思い切って出向いてみました。

京橋界隈はかなり歩き慣れているはずなのですが
正直かなり迷いました。
そこで今回は「子連れアート鑑賞日記」流

「「Villa Tokyo」の歩き方」

を勝手に紹介してみたいと思います。


まず最初に注意事項。

1:撮影は禁止
2:スペースにいるスタッフは原則ボランティアなので質問しても満足出来るかは微妙
→聞きたいことがあったらインフォメーションで聞く事
3:パンフレットは展示スペースすべてにあるわけではないのでほしいと思ったらその場で貰う


参考として
配布されているパンフレットを撮影したものを。
地図(クリックして拡大)。
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参加ギャラリー(クリックして拡大)。
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正直これだけですかという感じ。。。


まず最初に行くべき場所。メイン展示会場です。
こちらは一番近い最寄り駅は京橋駅になります。
ただ宝町、東京駅からでも十分歩けます。
場所は京橋駅を出て明治屋を超えて右に入ると見えてきます。住所は
東京都中央区京橋2-3-15
です。「株式会社 高恒商店」という看板が目印です。
こちらにはショップ、地下、2から4階に展示スペースがあります。
ちなみに地下の映像作品、私が行った土曜の昼は動いていませんでした。
4階の小山さんの作品がよかった。とてもぽっかりした空間にあっていました。
そして入口横には「アート作品の自動販売機」、奥にはナディフのショップもあります。
とてもお手頃なお値段の作品もありました(^^)



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そしてメイン会場から少し歩いてこちらのビルとビルの間の道を入ります。
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居酒屋さんの隣にある階段を3階まであがるとこちらにも会場が。
こちらはパンフレットでいうと3番になります。
こちらのアラタニウラノさんの作品は素晴らしいです。
この展示環境はぜひ観たほうがいいです。ここは自信を持ってオススメします。



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そして少し歩くとこちらにも展示が。
こちらの住所は
東京都中央区京橋2-2-17
になります。
こちらは3階と5階の展示になります。
★このビル入口に門があって常時閉まっているのですが鍵がかかっているわけではないです!
なので勇気を出して開けてください!
エレベーターにシールが貼ってあるのですが
微妙な大きさなので本当に分からないです。
こちらタカイシイギャラリーの木村友紀さんの展示がすごくよかった。
壁とのコラボ、展示にあわせてカーペットをはがした床もとてもいい。
そして隣にあるイタリアのギャラリーゼロの八ミリフィルムの作品もすごくいいです。
映像作品もいいのですが映写している機械が作り出す雰囲気が完成されていてとても美しいです。



非常に詩的な場所もあり
沢山の発見もありました。


ただ正直会場の雰囲気や監視担当のボランティアさんの態度等
ちょとあれっと思うことがあることも確か。
夜のほうが盛り上がるのですかねえ。
夜動ける人ぜひどんな感じが教えて下さい。



11月18日まで。

theme : 美術館・博物館 展示めぐり。
genre : 学問・文化・芸術

2011-11-11

NTTインターコミュニケーション・センター [ICC] 「三上晴子《欲望のコード》」「オープン・スペース 2011」を観てきました。

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NTTインターコミュニケーション・センター [ICC] にて

「三上晴子《欲望のコード》」
「オープン・スペース 2011」

を観てきました。


本当に久しぶりのICC。
ここは子供連れでコンテンポラリーアートを体験するには
超オススメな場所。
夏の休館がすごく残念だったのでとても有り難いです。


今回はかなり大きい作品の企画展が行われていました。それが
「三上晴子《欲望のコード》」です。
展示室に入れて頂くと白い壁を天井から吊るされた沢山のカメラ。
私達は壁の先を静かに歩きます。
そう、展示物の下は基本歩いては駄目だもんね。


何もなし。


奥の画面の変化を楽しみにながらこんなものなのかと
帰りそうになった私たちにスタッフさんが大事なことを教えてくれました。


「カメラが動きに反応しますのでぜひカメラの前を歩いて下さい」


なーんだ。
だって展示には近づいてはいけないと思ったんですよー
と無駄口を叩く前に息子はするするとカメラの下へ。

すると沢山のカメラが一斉に動きに反応します。
なんだかルパン三世が逃げる時を連想させます。

私にはその動き1つ1つに
私は身震いするような緊張感を感じるのですが
息子をみると特にそういう仕草はなし。

産まれた時から動画で撮影され
動画撮影ツールが身近にある
現代の子供世代とは明らかに見方が違うのかな。



そしてオープンスペースへ。
こちらは毎回高いクオリティを気軽に楽しませてくれるとても素敵な場所。


今回特に気になったのは「がそのもり」。
こちらは親子連れには最高の場所であります。
童話やおとぎ話,昔話の世界が,少数の画素(ピクセル)によって描画されていきます。
画像は動くのでアニメーション作品ということですね.
ではどう観るのか。部屋にはスクリーンはありません。
鑑賞者は何も書かれていない小さな本や着ている白いシャツに投影される絵を追っていくことになるのです。

ストーリーは繰り返され、各場所で行われるので物語は
リンクを繰り返します。
ストーリーを追う子供達は自分自身が移動することによって
数々の物語にジャンプしていきます。


この部屋子供に大人気間違い無し。
おススメです。


こちらがスタッフさん達が本当に家族連れに慣れているので
対応がとてもスマートです。
私たち親子もとてもお世話になっております。
今後ともどうぞよろしくお願い致します。




「三上晴子《欲望のコード》」12月18日まで。
「オープン・スペース 2011」3月18日まで。
月曜休館です。

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genre : 学問・文化・芸術

2011-11-09

トーキョーワンダーサイト本郷「TEAMまこぷり」を観てきました。

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トーキョーワンダーサイト本郷にて

「TEAMまこぷり」

を観てきました。

こちらの展示は

会田誠「美術であろうとなかろうと」の一環。
会田さんの世界に飛び込む前身構えていたら
息子の男性の本能が働き「こっちからー!」といいにおいのする部屋に
吸い寄せられてしまいました。すると


あら可愛い。可愛い女子がいっぱいー。


女子力が満載の部屋は独特の世界観に溢れていて
まず猛烈にひるみました。
このひるみ感がなんだか心地いいっす。はい。

まこぷりさんにお話を伺うことも出来ました。
「この荒れる世の中を飛び出し女子のユートピアを作ろう」と。。。
なるほどなるほどと思っていたら
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すみません息子さんここ女子の楽園だそうなので
あまりに楽しみすぎではないですか。

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1つ1つがどうこうではなくて
存在している場とここまで至る経緯。
その歴史をどう受け入れられる?どうなの?と
挑発されているのかなと思ったり。

なんかマルセル・デュシャンの「泉」の論争を勝手に思い出したりしていました。



「作りたいモノを作るんじゃ!」
という行動力、発信力、そして人の意見に左右されない確固たる意志。

これこそがこれから荒れるであろう未来で生き抜く
最強の武器になるのだろうなと
改めて感じさせられました。


私は生き残れるのか。
息子に生き抜く力を教え込めるのか。



今この目の前で作り上げられる混沌とした世界を論じるより
もっと大事なことがあるのでは、じゃああんたそれが分かってるのかと言われると
うむーっと頭を抱えてしまう困った母です。


いろいろな意味で、もっと弾けたい。。。
そんな歳でもないかな。。←こう思ってる時点で駄目だよね


会田誠さんの展示もすごく気になるので
また伺わせて頂こうと思います。


12日にお披露目パーティーが開催予定と
まこぷりさんのブログにアナウンスがありました。
さてどんなパーティーになりますでしょうか。。



2011年12月25日まで。
(最終日は相当楽しくなるそうですよー)
休館日:11/7・14・21・28、12/5・12・19

theme : 美術館・博物館 展示めぐり。
genre : 学問・文化・芸術

2011-11-06

東京オペラシティアートギャラリー「収蔵品展39 寺田コレクションの若手作家たち」を観てきました。

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東京オペラシティアートギャラリーにて

「収蔵品展39 寺田コレクションの若手作家たち」

を観てきました。


今回は京橋界隈でよく拝見する作家さんが多かったので
とても楽しみな気分で出かけました。


山本麻友香さんの作品はとても複雑な少年性が
混じっていて同じ母として深く共感出来る作品。
私はこういう「まなざし」はすごく好きなんだけど
息子は何か思うことがあるみたいで素通り気味でした。
母の視線を感じるのだろうなきっと。


今回も心をぐっと鷲掴みされたのがコイズミアヤさん。
箱をモチーフにする作家さんでありますが
箱の中の空間の「虚脱感」というか「空虚感」というのが
とても体の中に入ってきていつも目が離せなくなってしまうのです。
(経験ないけれど)取り壊し予定の実家を取り壊す前に入ったような気分。
何かがそこにあったんだけどでも今は確かに「そこに存在しない」。
その事実に自分がどう向き合うかとか色々な気持ちが渦巻きます。


そんな複雑な気持ちを元気づけてくれるのが時松はるなさんの作品。
大きな作品の前に立ってるとなんか胴上げされるような気分になってしまいます。
「元気をどうぞー!」の作品ももちろんいいのですが
私が彼女の作品でとにかく好きなのは
集団で「スタイルのよくない普通の女の子達」が右往左往してるシリーズ。
ここでの右往左往感が外面を整えながら内面が見え隠れているような感じがあって
「今の女の子」的世界に溢れていてすごく好きなのです。
ご本人も右往左往がお似合いなとても素敵な人。
ウルトラでの新作、とてもよかったっです!


親子でずっとファンである富田菜摘さんの作品もじっくり鑑賞。
相変わらずの可愛らしさにこちらの口元が緩みます。
ウルトラでとても魅力的だった新聞をつかった立体シリーズも目が離せないのですが
この廃材をつかった立体も本当に素敵。
ちなみに息子は「この子たちシンガポールでみたよ!」ってずっと話していたのですが
そうだったのかしら。
鉛筆キャップはシンガポールではないよって話をサバイバル英語で話した記憶があるのですが。。。


親子でつい見入ってしまったのが入江明日香さんの作品。
すごーーーく可愛いいたちがいたんです!
我が家は2匹のフェレットをずっと飼っているので
相当のいたち好きなのです。美しい



今回は
ギャルリー東京ユマニテさん
ギャラリー椿さん

という
いつも作品をよく拝見させて頂いているギャラリーさんで
個展を開催している作家さんの作品が多かったのです。
いつも以上にとても興味深く拝見させて頂きました。
そして

若さと探究心と造形欲求に溢れた空間は
とても魅力的な空間になっています。


その他上西エリカさんの作品もとても楽しかったです。
文字と和紙というとてもアイデンティティを感じさせる
今回の所蔵品展はとても見応えがあります。オススメです。


12月25日まで。
月曜休館です。

theme : 美術館・博物館 展示めぐり。
genre : 学問・文化・芸術

2011-11-05

東京ワンダーサイト本郷「会田誠「美術であろうとなかろうと」」を観てきました。

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東京ワンダーサイト本郷にて

「会田誠「美術であろうとなかろうと」」

を観てきました。


5歳にして何度も会田誠作品を体験している我が息子。

高橋コレクション日比谷「会田誠+天明屋尚+山口晃 誠がいく、尚がいく、晃がいく ―ミヅマ三人衆ジャパンを斬る―」を観てきました。
ミヅマアートギャラリー「会田誠 展 「絵バカ」」を観てきました。


「あいだまことさん=よかまん」というイメージなのは見て見ぬ振りをして
今回もぶっとんだことしてるはず!と思いながら出かけました。
ちなみに今週土日旦那さんは社員旅行。
つまり夜ご飯について気にしなくていい!思う存分楽しんじゃえ!
と思っていたら。。。。


なんと2時間もいてしまいました。なぜかと言うと。。。


なんとこちら制作に参加することが出来るのです!
すみません全く知らないで行ってしまいました。
っていうか作業してるのは皆美大関係の人なんでしょうと思ってました。。


制作の場所は上階にありました。入ってみると
とても不思議な空間。
不思議な壁が構築されていく過程の中に立っている感じ。
そしてその壁は土から自然に立ち上がっていくような
自分が土を掘って構築しているような。。。

段ボールというとても身近な存在だからでしょうか。
すごく近い存在に感じてずっと見入ってしまいました。
息子も「幼稚園で作ってみたいね。。」とじっと見入っていました。

すると!「きみもやってみる?」と関係者さんから息子にお誘いが!

息子は即参加、そしてその状況に私が大動揺。
あの会田誠作品の前で工作出来るなんてこれってすごくね?なにこの展開!
ねえ息子さんよこの展開がすごいって分かってる?と思っていたら

「さあお母さんも一緒に!」

と私も巻き込まれ二人でお面的なものから制作を始めました。
ここからあーでもないこーでもないで約2時間。。
途中会田さんから直接助言等も頂きながら一生懸命制作しました。
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今回の制作に関しては「立体的」という縛りを守れば
基本は自由なんだそうです。イメージとして聞こえてくるのは

「現代の神殿」
「意味がありそうで意味がない」

ふむふむふむ。


会田誠さんの作品の前で
手を動かしながら親子で相談しながら
あーでもない、こーでもないと制作してる自分達の行為が
なんだかとても攻撃的な芸術行動のようで
自分だけなんだかとてもパンクな気分になったりして
そんな自分が嬉しい様な恥ずかしい様な。。


なんでしょうこの胸の高鳴り。
これって。。。恋?(←いや違う)


やりたいことをやる。つくりたいものをつくる。
これこそが生き残る唯一の道。
本能を出すことを恐れるな。


会田さんのホームページのコメントを転載させて頂きます。
--------------------
美術(芸術、アート、contemporary art)とは何か----このような問いを前提に作られるものは、すべて近い将来滅びる運命にあるだろう。美術であろうがなかろうが、作りたいものを作る/作るべきものを作る/生きたいように生き、その痕跡として何かが残る――そのようなものしか後世には残らないだろう。悪いが今や美学者たちは、その忠言を聞くことが命取りになるウィッチドクターだ。このような僕の日常的な確信の一環としてこの展示はある。
-会田 誠
--------------------
制作に参加すると
上記の会田誠さんの文章が胸に突き刺さります。
作りたいものを作るという行為がとても生命力を感じさせる
崇高な行為であることが実感できるからかなと思います。

そして「作りたいものを作る」という行為はとても挑戦的でもあります。
自分が受け止める自信がないと出来ない気がするんですよね。。


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実際に制作に参加すると「会田誠」という存在の天才ぶりをダイレクトに
体感することが出来て本当に刺激的でした。
実際にお話させて頂き存在感のすごさに圧倒されました。
存在感に圧倒され「息子とお写真お願い出来ますか」と言えませんでした。。。
ちなみに私が今まで拝見した会田誠作品で
一番衝撃だったのは「自殺未遂マシーン」でした。
ああ天才ってこういう人を言うんだなと。

今日その時の想いを再確認することが出来ました。
すごいよすごい。

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ギャラリーの方に事前に許可を頂き作品の前で一緒に撮影させて頂きました。
よい記念になりました。
会田誠さん本日は本当にありがとうございました。
そして親子で(というか私が)長時間熱中してしまって失礼致しました。


12月25日まで。
原則月曜休廊です。


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会場前のこの作品が泣けますね。
最終日まで何度も通ってしまいそうです。
そして来年の個展も楽しみにしています!
制作の参加の詳細ついてはこちらをご覧下さい。

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genre : 学問・文化・芸術

2011-11-04

「TOKYO DESIGNERS WEEK2011」に行ってきました。

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「TOKYO DESIGNERS WEEK2011」に行ってきました。

この時期神宮、青山界隈はアートイベント花盛り。
「TOKYO DESIGNERS WEEK」は息子のサッカーの大会に絡むことが多かったので
なかなか行けなかったのです。
それが今回行けることになりました。ラッキーです。
今回は撮影の許可を頂くことが出来たので
「親子で楽しむには」をテーマに色々レポートしてみたいと思います。


まず行く前の準備。
午後から夕方楽しむ予定の人は1枚上着をぜひお持ちください。
午後4時以降の気温の低下は思った以上に寒いです。
あと日曜日は「一時雨」という予報が出ています。
雨具対策もお忘れなく。

最終日はどうも雨の模様です。。。
訪問予定の方はぜひ「傘袋」または「折畳みの傘で鞄に仕舞える袋持参」
をオススメします。
動線が狭いので傘が当たることはぜひ気をつけてほしいのです。
どうぞよろしくお願いします!


次は最寄り駅で注意して頂きたい点。
「駅&周辺に看板等のアナウンスが全くない!」です。
少なくても青山一町目駅周辺には何もありませんでした。
とりあえず神宮外苑まで歩くと音が聞こえてきますので何も看板がなくても進んで下さい。

そして親子連れには大事なトイレ情報。
会場内は簡易式トイレが一カ所にまとまっています。
広い会場内を歩いて家族連れで急に「といれー!」と言われたら
あわててしまうかも。。右往左往しないように
入場前に駅でトイレは済ませておくことをオススメします。


さてそんなこんなで入場口まで到着。
ここで何もない人はぜひ「art it」という雑誌をもらってください。
こちらを一緒に出すとチケット500円割引になります。
この冊子は会場マップでもありますので
ぜひもらって下さい。
ただ家族で行くときは「親子割引」という便利な制度をぜひご活用ください。
-----------------
親割:親1名につき1,500円、親2名ペアで2,500円(当日のみ)
幼稚園・小・中学生の子どもを連れで来場した場合、親の入場料金がディスカウントされます。
なお、当日お子さま(5-15歳)を必ず同伴することが条件となります。
-----------------
土日は猛烈な混雑が予想されます。
時間には余裕を持って行動するのがオススメです。

さて入場すると大きく分けるとエリアは3つに分かれます。

メイン会場
コンテナ展
学生作品展プラス(屋外/屋内)

です。
ここで家族連れでぜひ楽しんで頂きたいのが「学生作品展プラス(屋外/屋内)」です。
こちらではいろいろな学生さんたちがテーマを決めて
作品を展示しています。
とても若さに溢れていて開放感があって楽しかったです。
ただあまりにも解放すぎなので
子供に自由に遊ばせたら作品保護の観点から少し不安になりました。
週末に家族で行く場合は作品保護に関して親が十分注意しましょう。


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開放感溢れる空間に元気な学生さんの展示があると
自分もパワーを充電出来そうな感じがします。
あとここでオススメしたい点が1つ。
出展大学の学生さんと交流をしてみましょう。
そして子供が出展作品で遊ばせてもらう場合は先に
「ここでは何をしてはいけないか」を確認させてみましょう。
それぞれの作品には「やってはいけないこと」が存在します。
その点をきちんと確認してその後自由に遊ばせてもらえば
子供は楽しいし学生さんは新しいアイデアをもらえるしで
お互いがwin win になるわけです。
そして「一生懸命作ったよ!」というアドレナリンで満ちた作品について
その作品を作った学生さんから直接話を聞くという経験は
子供にとってとても刺激的なものになると思います、
もちろん基本的な鑑賞体勢は引率する親も一緒に整えていきましょうね!

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ちなみに息子一押しが日本工業大学。
とても楽しかったそうです。中の文字を並べて遊んでいました。



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コンテナにも楽しい作品が沢山ありました。
子供が楽しめそうなものも。
土日は並ぶそうなので並んで待つ際並ぶ場所を
指示してもらうようにしましょう。


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親子で楽しみたいのがワークショップであります。
こちらは事前に申込が必要なものもあるので
詳細はこちらのサイトをご確認ください。
憶測ですが行っていきなり参加は難しそうな感じです。

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そして企業ブースが多く立ち並ぶメイン会場では
アンケートに答えたらプレゼントがもらえたり
スマートフォンを使った展示があったりと盛りだくさんでした。
(これ一体どうやってるんだろう??)

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奥のTDW-ARTでの三潴さん、小山さんのディレクションの展示は圧巻でした。
これは見応えがあったなあー。
個人的には「動線が細めなこと」がとても気になります。
混雑時大丈夫かな。。
親子で鑑賞する場合は【作品にさわらない】ように
親が十分注意しましょうね。

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仲良くさせて頂いている
ハイパーニットクリエイターの力石咲さんの展示もありました。
DIDAとのコラボレーション。
こちら時間制になりますが編み物でいろいろ作ってくれるみたいです。
息子は鎖編みをさせてもらっていました。


このように非常に「盛り沢山」な展示満載の
東京デザイナーズウィークでございました。
親子で訪問する場合は
親が「交流」を意識しながらまわってみると家族で楽しめると思います。
作った人なら誰でも分かる「できた!」のエネルギーから
みんなで元気をもらいましょう。
明日は非常に混雑が予想されますので迷子等には十分ご注意ください。


★写真撮影が不可の場所もあります。今回は撮影の許可を頂いております。


11月6日まで開催です。

theme : 美術館・博物館 展示めぐり。
genre : 学問・文化・芸術

2011-11-02

青参道アートフェアに行ってきました。

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青参道アートフェアに行ってきました。

表参道の裏通りで「青参道」。
では【青参道アートフェア】とは。

メイン会場になるhpgrp GALLERY 東京さんのHPから引用します。

--------------------
【青参道アートフェア開催のご案内】
2007年11月に青山通りと表参道を結ぶ「青参道」で初めて開催された
青参道アートフェア。アートで通りが賑わうこと、そして若手アーティストの
作品を「購入する」楽しみを知ってもらうことが目的です。
特徴は店舗スペースがアートを飾る会場になるということ。
第5回目となる今年は、25店舗、30人以上のアーティストが参加。
最近良く耳にはするけれど、まだまだ現実味の無い「現代アート」。
敷居は低く、クオリティは高く、青参道アートフェアでは今年もさらに多くの
方にアートに触れてもらえる機会を提供致します。
--------------------
公式ホームページをみると展示会場がすごく沢山あることに
驚かれると思います。今回は残念なことに時間があまりなかったので
何度も足を運ばせて頂いているhpgrp GALLERY 東京さんと
ハイパーニットクリエイターの力石咲さんの展示を訪問させて頂きました。




hpgrp GALLERY 東京
大矢 加奈子 「ひとりごと」
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これも模写ですね。


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大矢さんの作品はアートフェア東京等で何度も拝見させて頂いていますが
以前はもっと強い「trash感」があった気がするのですよね。
今回はとても洗練度が増していていました、
なんだかデザイナーズなレストラン等にとても似合いそうだなと感じました。
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こちらでも模写をさせて頂きました。
ありがとうございます。



そしてキャットストリートを進んで
ギャラリー「場と間」で力石咲さんの展示を。
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力石さんの作品は何度も拝見させて頂いているのだけど
展示を「ギャラリー」で観るのは初めて。
今迄はデパートとかヒルズとか
イベント的な場所で観ること多かったです。
以前拝見したことがある作品も
場所が変わると輝きが変わることがよく分かりました。



青参道アートフェアは11月3日まで。
今回は2つのギャラリーを紹介させて頂きましたが
フェアはかなり広範囲です。
なので明日まわる方はまわるエリアの目星をつけることをオススメ致します。



詳細は公式ホームページをご覧下さい、

theme : 美術館・博物館 展示めぐり。
genre : 学問・文化・芸術

2011-11-01

スパイラルガーデン「エマージング・ディレクターズ・アートフェア「ULTRA004 ノヴェンバー・サイド」を観てきました。

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スパイラルガーデンにて

「エマージング・ディレクターズ・アートフェア「ULTRA004 ノヴェンバー・サイド」

を観てきました。


毎年このノヴェンバー・サイドは親子での鑑賞です。
11月1日というのは東京都の幼稚園の出願日であります。
つまりお休みなのです。(日本にいれば来年も伺う予定です)


今回こちらのサイドは親子でお世話になっているディレクターさんが「とても」多いので
私たちはリラックスムード。結局2時間も滞在してしまいました。

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今回私たちがとにかく楽しみにしていたのが
富田 菜摘さんの新作。
このオブジェのシリーズは本当にすごい。毎回毎回観る度に
気づきがあります。
この母子は原発関係の記事で出来ています。
新聞という媒体は事実を伝えるという役割がありますが
その定義を疑う人も多くなってきた今日この頃。
そしてその紙媒体の記事を解体して新しく別の物体を作るというのは
「真実を探すことはどれだけ困難か」を
とても視覚的に表しているような気がしてとても強いメッセージを感じました。
(ちなみに女の子の左の子は非売品です)

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そしてとてもとてもよかったのが 時松 はるなさん。
彼女の作品は実は私たち親子には特別な想いがあります。
3月11日、私たちは彼女の個展を拝見した後に
東日本大震災に遭遇しました。
なので彼女のこの「群衆」のスタイルはとても緊張感を感じることもあったんですね。

そして今回の作品から放たれる明るいエネルギーに本当にびっくり!
彼女の作品から放たれるエネルギーはとても自然に明るいのが気持ちいい。
この作品なんてまあ仲良しの女子高生がクラスみんなでやったAKBの仮装みたい。
ふとめちゃんもいるしおちびちゃんもいる。
100%純粋なんてそんな事出来ないわよ!って心の中で思っていても
でもここは明るく振る舞っておきましょ。と心の中で自己完結させられる
とても現代的な悟りの雰囲気もあって。

いつも作品を拝見する場所とは違い窓の光が影響しているのか
とても前向きなエネルギーの発散ぶりに沢山の元気を頂きました。


今回はストレートではなく少し斜めな感じだけど
しっかりしたメッセージを持った作品が印象に残りました。

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eitoeikoさんのwallはとてもメッセージ性がありました。
10人の肖像画はそれぞれとても個性的で
1980年にフロリダのTHE LOWE ART MUSEUMで発表された
「20世紀を代表する10人のユダヤ人のポートレート展」
を連想させてくれました。


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私たちが本当にお世話になっている
ギャラリーモモさんの平俊介さんもすごく気になりました。
最近メタボリズム等で「人が作るあたらしい建築」にすごく興味があるのですね。
でも同時に「メタボリズムを話していた頃とは今は事情が違うじゃん!」と
言いたくなることも。
この建築の絵は私が過去に発表された未来建築のアイデアを観る時に感じる
「やるせない気持ち」がとてもうまく表現されていているなと感じました。

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息子は伏見地下街アジトの展示にかなり驚いていました。
そうですよねこういうのあまり観ませんもんね。
3日間の会期の間どのように変化していくかドキドキですー。

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hpgrp GALLERY Tokyo (東京)さんのすっきりしたwallも素敵でした。
(息子は作品を体で模写してると話しておりました。。。)
大胆な配置がとても作品をおおらかにしている気がします。
特に川久保ジョイさんの写真はよかった。遠くの写真ってその撮影場所から
今目の前で作品になるまでに沢山の距離と敬意を感じることが出来るんですよね。
旅をしたくなりました。


★写真の撮影、掲載は主催者の許可を頂いております。
 写真はiPhoneのカメラでの撮影です。
 一眼レフ等を比較すると画質がいいものではございません。
 興味を感じて頂いたらぜひ実際に会場に足をお運び頂ければ幸いです。



アートフェアというと
とても特別なものと感じる方も多いと思いますが
この「ULTRA004」はとてもフレンドリーで入場しやすくて
気持ちのいい場所です。
作品も手の届く値段のものも沢山あります。
(でも今日お嫁入りしたものも沢山ありましたー)

こちらは入場無料、スパイラルという表参道から歩いてすぐという立地
というとても足を運びやすい要素がそろっている親しみやすいアートフェアです。
楽しめると思います。ぜひ足をお運びください。

theme : 美術館・博物館 展示めぐり。
genre : 学問・文化・芸術

2011-11-01

子供の模写を容認してくれるディレクターは未来のコレクターを育てる。

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11月。芸術の秋でございます。

今日11月1日私たち親子は1日青山、表参道界隈で
芸術に触れさせて頂きました。


そのうちの1つ、スパイラルガーデンの「ULTRA 004」にて
息子は本日思う存分「画伯」をさせて頂きました。
その一部を親ばかモードで紹介させて頂きます。
息子の模写を見守って下さったディレクターの皆様本当にありがとうございます。


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Galley Fukuda (大阪)さん

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Galerie Tokyo Humanité (東京)さん

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工房親 (東京)さん

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eitoeiko (東京)さん

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mograg garage (東京)さん



作品を観ながら絵を書かせて頂きました。
筆記具はすべてシャーペンです。
立って書くので時間はそれほどかかっていません。
書いてる息子を待ちながら思ったことがあります。


「子供の模写を容認してくれるディレクターは未来のコレクターを育てる」


のではないかと。
アートフェアというのは沢山の画廊さんと作家さんが
自分の自信作を基本ガラスケース無しで並べるわけですよね。
つまりそれを作った人、選んだ人と同じ空気を吸いながら
自信作を一緒に体感できるわけですよ。
考えてみたらすごい空間ですよね。


そこでね。子供に気に入った作品を絵に書かせてみるわけですよ。
もちろん大人の邪魔にならないことが前提ですよ。
作品が産まれる時のアドレナリンがムンムンした状態の中で自分も書く。
まずこれだけでも楽しいですよね。そして書いてるうちに子供が分かることが1つ。

「目の前のこの完成品は凄い魅力があり、そして自分には絶対に作れない」

を実感出来るわけです。


この【魅力があるけど自分では作れない】を実感するってすごく大事。
外食なんて特にそう。食べるだけなら自分でも作れるわけです。
でも「自分で作れないけど美味しいものたべたいからお金を払う!」となるわけですよね。
この「納得してお金を払う」という行為が
自然に身につけばもっとアートを買う行為が自然になるのかななんて思ったわけです。


息子が今回とにかくうまく書けた!と喜んでいたのが
Galley Fukuda (大阪)さんの作品。
書き上がった作品を作家さんにも褒めて頂き
とても嬉しかったそうです。
息子は「あかちゃんヒーローかっこよかったなあ。。」と
就寝前まで呟いていました。
大阪にまた見に行きたいそうです。
そう、前回拝見した時はART OSAKAでした。
堂島ホテル「ART OSAKA 2010」に行ってきました。


子供向けのワークショップで
「複数の若手作家さんのグループ展を行い作品を作家と話しながら模写」
っていうすごくシンプルなスタイルがあったら楽しそうですね。
作家さん大変かな。子供の質問って辛辣ですから。。
でもきっとすごいプレゼンの練習になると思います!(←すみませんすこし無責任)
そして子供達は「作り上げ仕上げ人にみせる行為に伴う勇気」を観る事ができます。
近くで観ればきっとどれだけ大変か実感できますよね。そしてその実感は
「人はそれぞれ違いがありその違いは受け入れるべきであること」
「人の行為に敬意を持ち、相違を受け入れることによって相違尊敬が産まれること」
という感覚につながることが出来ると思うのですよね。
とかく日本人は「隣人の違い」に過敏すぎな気がするんですわたし。
違いを楽しむ。その違いを体感する第一段階として「絵を書く」ってすごくいいと思うのですよ。
だって絵って全く同じに書けないでしょ?


自分の子を観ていると

自分が気に入った作品を自分で書き
その作品を作った作家さんやその作品を選んだディレクターさんに観てもらう

この流れが一番作品を深く鑑賞しているような気がします。
そして一緒にその絵をみてもらいながら作品の前で話をしていることによって
作品を仕上げる作家さん、それを世に送り出すディレクターさんを
尊敬し、その結果である作品に敬意を表すことが出来ている気がします。

(作品を触らないや展示の場で走らないことは敬意を表すではなくて当たり前のこと!って
言われるとすみませんなのですが。。)


それにしても沢山書かせて頂きました。
今日私たちを見守って下さった皆様
そして素敵な場を作って下さったULTRA 004というアートフェアに深く感謝。
本当にありがとうございましました。

theme : 思うこと
genre : 学問・文化・芸術

2011-11-01

GALLERY MoMo Roppongi「大久保如彌展|それはあたかも夢のようにみえる」を観てきました。

IMG_0417_convert_20111031220943.jpg
GALLERY MoMo Roppongiにて

「大久保如彌展|それはあたかも夢のようにみえる」

を観てきました。


秋が来たなあと
なかなか余裕をもって感じられない今日この頃。
最近はサッカーと芸術の秋を常に満喫しすぎていて
本当に毎日忙しいです。。
大荷物で家を飛び出して夜まで色々な場所に行って。。。
という生活をしていると

夜寒いんです。日中との気温差がすごい。

そのような時一番役立つのがストール。
愛用しているのが無印良品の
授乳も出来るストール」のシリーズ。
もちろん授乳はしていませんが
こちらボタンがあるので
寒くなったら子供にマント風に着せられるのが
すごくいいです。
しかも暑すぎず、寒すぎずの生地が多くて
すごく愛用しています。


そう、布の肌触りってすごく魅力的。


IMG_0418_convert_20111031221058.jpg
なぜこのようなことを書いているかというと
こちらの大久保さんの作品。
そんな布の肌障りの魅力に溢れている作品なのです。
作家さんはおそらくかなりの布好きな方ではないのではないかと
想像してしまいます。


絵に登場する布(服、ソファ、カーテン)は基本実在するものとのこと。
こちらの作品に登場するワンピースも実際にお持ちなんだそうです。


IMG_0421_convert_20111031221145.jpg
丁寧に塗り重ねた色はキャンパスで新しい「布」となり
肌障りを連想させるほどの臨場感を産み出しています。
とても暖かい肌触りを感じさせてくれて
鑑賞しているこちらまでやさしい気持ちになれる作品達です。
冬のジャケットが欲しくなりました。


★写真の撮影、掲載は主催者の許可を頂いております。
 写真はiPhoneのカメラでの撮影です。
 一眼レフ等を比較すると画質がいいものではございません。
 興味を感じて頂いたらぜひ実際に会場に足をお運び頂ければ幸いです。



11月19日(土)まで。日・月曜・祝日休廊です。


GALLERY MoMoさんも出展する
URTLA004 ノヴェンバー・サイドは11月1日~3日の開催です。
こちらはとても親しみやすいアートフェア。
芸術の秋の新しい出会いを求めにいかがでしょうか。
ご予定未定の方。ぜひ足をお運びください。

theme : 美術館・博物館 展示めぐり。
genre : 学問・文化・芸術

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