2011-09-30

ギャラリー椿「伊津野雄二展」を観てきました。

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ギャラリー椿にて

「伊津野雄二展」

を観てきました。



足を踏み入れると、ギャラリーはとても暖かみのある彫刻の森に変わっていました。
すごく造形的で暖かいなあと感じながらの鑑賞。


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そして壁に陳列された小作品を鑑賞しながら
ミュンヘンで訪れた数々の教会を思い出していました。

今迄私はどちらかというと現代以外の西洋絵画や彫刻が苦手でした。
しかし実際に教会に出向いてその場の空気を吸ってはじめて
「ああ、私はこの空気を知らなかったから分かってなかったんだ」と
深く理解出来たことを思い出しました。

宗教的な一面を持つと鑑賞者が判断する作品には
鑑賞者の宗教観というか理解度が
多大に影響してくるのだなと改めて感じました。


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とても心を奪われたのはこちらの作品。
「ゆれくる」連想した私をお許しください。

作品から発するとても前向きな独自性に
観ている私まで気持ちが前向きになってきました。

ギャラリーの中でこんなに素敵だし
古い教会の中で観てもきっと素敵なはず!
どんな場所にも馴染みそして
新しい場所で存在価値を前向きに主張出来る憧れの人の様な存在。

すごく伸びやかで躍動感を感じます。

「次回はどんな作品で私たちを驚かせてくれるのだろう」という
作家さんの強いパワーを感じます。
「きっと若い作家さんなんだろうな。。」と勝手に思っていたのですが
お歳を伺ってびっくり!!!!

1948 兵庫県生まれって。。。

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「アイデアが湧き出て止まらないんだよ!手が2本しかないのが悔しいぜ!」

って元気な声が聞こえてくるような空間でした。
私も元気を頂きました。



10月8日[土]まで。
日曜休廊です。
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theme : 美術館・博物館 展示めぐり。
genre : 学問・文化・芸術

2011-09-28

gallery21yo-j「[城戸孝充・天方信吾 KIDO Takamitsu・AMAKATA Shingo 立体と音楽のコラボレーション」を観てきました。

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gallery21yo-jにて

「[城戸孝充・天方信吾 KIDO Takamitsu・AMAKATA Shingo 立体と音楽のコラボレーション」

を観てきました。


近所にこのような素敵な空間があることに
感謝しながら今回も自転車で。


今回まず驚いたのが音。
音がブログに残せないのが残念でならないくらい、音が強烈です。

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「これは竹ですか?」とずれたな質問をしてしまう程
生命観を感じさせる真鍮。
そこに音声が加わると
まるで竹林の中でゲリラ豪雨に遭遇した様な
不思議な感覚になります。

作品のまわりにはいくつか椅子が存在します。
その椅子の近くにはスピーカーがあって
そこから独特の音が奏でられます。
その空気感は作品に「空間感」を加えていきます。
彫刻だから元々立体的であるのだけど
その作品のまわりにある空気も含めて
そこに存在するすべての「空間」で作品を体感出来るような感じ。

作品を挟んで向かい合ってみたりするのも
また素敵な感じ。
森の中で「やっとみつけた!」って感じでしょうか。

考えてみれば自然とかもそうですよね。
山や森の中で「この石だけ」とか「この木だけ」とか捉えないですもんね。
空間全体で味わえる素敵な作品でした。



城戸孝充先生にもご挨拶することが出来ました。
ありがとうございました。

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息子は「音を伴う彫刻」が若干苦手なので
少し遠目に観察。
「音はないほうがいいよー」と城戸先生に訴えていて城戸先生苦笑い。
彫刻の中に包まれてるような感覚になるそうです。

それだけ全身で感じてるってことですね。
何よりです。



★写真の撮影・掲載は主催者の許可を頂いております。
 写真はiPhoneのカメラでの撮影です。画質がいいものではございません。
 興味を感じて頂いたらぜひ実際に会場に足をお運び頂ければ幸いです。




10月2日(日)まで。
月・火・水曜日 休み
開廊時間 13時から18時まで

アクセスに時間がかかりますがとても素敵な空間です。
地図等はこちらからご確認ください。

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2011-09-27

サントリー美術館「「あこがれのヴェネチアン・グラス」展」を観てきました。

サントリー美術館にて

「「あこがれのヴェネチアン・グラス」展」

を観てきました。



グラスの展覧会、実は少し苦手です。
つい「これに○○入れたらどんな風に美味しいのかな」とついつい考えちゃうからです。
グラスは実際に使っていたのかなというものも多いですもんね。
使うものをみるとついつい使っている情景を思い浮かべてしまうんです。
何かを飲むという行為は内面に切り込むとてもセクシャルな行為だと思うのです。
その行為を行いたいという欲望から産み出されたグラス達は
「近づきたい」という欲が伴うからとてもパワーを感じるのです。
そのパワーのほうがなんとなく気になってしまう。困ったものです。


今回の展覧会は5章構成です。
第1章 ヴェネチアン興隆―技術の応酬
第2章 流出したヴェネチアン―「ヴェネチア様式」の誕生
第3章 ヴェネチアンと和ガラス
第4章 ヴェネチアン再興―19世紀イタリア
第5章 今に息づくヴェネチアン―現代アートへの影響


第4章までは
「どんな風に使われてたのか」
「手に入れた人は誰とどんな風に使いたかったのか」
の気持ちが優先されてしまい妄想道爆発でございました。
特に第3章はまさに妄想が暴走(^^;)
江戸時代の日本でこのガラスを巡ってどんな思いや会話があったのかを
妄想爆走で色々考えてしまいました。そんな私なので


第5章 今に息づくヴェネチアン―現代アートへの影響


が一番作品を純粋に楽しむことが出来ました。

三嶋りつ恵さんの「STELLA NUVOLA(2008年)」はとてもよかった。
資生堂ギャラリーもとてもよかった。
ヴェネチアン・グラスの美しさを直接的に味わえるので
なんか安心して楽しむことが出来ました。
(飲食を意識しすぎですよねえ。。。)


グラスというは形も色も縦横無尽に変える事が出来て
透明感によってその場の空気も変えることが出来て
そして一瞬に消えてしまうかもしれない儚さもあって。

まるで「人の心」のみたいだなとしみじみ感じました。




まだまだ暑い日が続きます。
グラスからの清涼を味わいにぜひ。




10月10日まで。火曜日原則休館です。
詳細は公式ホームページをご確認ください。

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genre : 学問・文化・芸術

2011-09-26

WAKO WORKS OF ART「Fiona Tan"'Rise and Fall' and New Works"」を観てきました。

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WAKO WORKS OF ARTにて

「Fiona Tan"'Rise and Fall' and New Works"」

を観てきました。



Fiona Tan。
恵比寿映像祭等でとても興味を感じさせる作家さんでした。
意味を探ろうとして途中その行為すら忘れてしまうほど
映像そのもに引き込まれる作品で楽しませてくれます。



今回は"'Rise and Fall'がメインの展示になります。
2つのモニターには2人の女性が映ります。
モニターは2つなので二人の間には超えられない壁(現実)が存在します。

二人の女性は同じ存在を表しているのか
それとも全く別の存在なのかわかりません。
自分のなかで意識を完成させられませんでした。
でも考えてみたら皆そうなのかもしれません。
存在と存在の間に必ず存在する「別離」の存在。
この作品が2つの画面であることは
実はとても重要なのかもしれないなと感じました。そして

「思い出っていいことしか覚えていない」
「未来は恐れているほど過酷ではない」

という感覚を伝えたかったかなと思ったりもしました。



息子が興味をもったのは音のみの作品。
iPodで聞く作品です。
最近少しだけ英語を勉強している息子は
いくつかの「分かる」単語を
宝物を探す地図の道中で見つけるアイテムのようにして
意味を理解しようと必死になっていました。

そういえば息子はひらがなが読めるようになる前は
ひらがなをデザインとして捉えていたことを思い出しました。

由来や意味を意識しないほうが
存在そのものと向き合えるのでしょうか。
私たちは存在の後ろ側ばかり見て
存在そのものと向き合おうとしていないかもしれません。



ちなみに

この'Rise and Fall' は全世界に巡回するのですね。
公式HPを拝見すると

Wako Works of Art, Tokyo
Gallery l'Uqam, Montréal
Sackler Galleries, Washington D.C.
Aargauer Kunsthaus, Aarau
Vancouver Art Gallery
Dutch Pavilion, 53rd Venice Biennale


場所の空気によって
作品がどのように変化していくのか
とても気になります。



10月15日まで。
日・月・祝日 休廊です。

theme : 美術館・博物館 展示めぐり。
genre : 学問・文化・芸術

2011-09-24

東京ミッドタウンホール「TOKYO PHOTO2011」内覧会に参加してきました。

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東京ミッドタウンホールにて

「TOKYO PHOTO 2011」

内覧会に参加してきました。


ちなみに去年も参加しています。

academyhills 40「TOKYO PHOTO 2010」を観てきました。

去年はアカデミーヒルズでしたね。


こちらは私も使っているミューぽんで割引が可能です。
その他の美術館のチケットも割引になりますので
iPhoneユーザーの方はぜひご検討ください。


去年と比較すると動線の関係上コンパクトになったかなという印象。
そして入口横にチャリティー写真展があるので
まずそこの威力に圧倒されてしました。


脅威。脅威が産み出したその風景の迫力をみせつけられると
人はどうやっても勝てないのではという様な気持ちになってしまうことも。


この写真が切り取る事実をどのように捉えるかは
私の勉強不足というか鑑賞する体勢がいかに整っていないかを
実感させられました。。

事実の一瞬を切り取る行為によって永遠は産まれるのか。
正直いうと最初のチャリティーの展示の衝撃が大きすぎて
鑑賞の際うまく消化できなかったです。。。



この本読んで勉強せねば。


明るい部屋―写真についての覚書明るい部屋―写真についての覚書
(1997/06)
ロラン バルト

商品詳細を見る




気になったギャラリー、作品をあげてみます。


WAKO WORKS OF ARTさんのブースはとても美しかった。
空間をとても贅沢に使っている作品の前に立っていると
静かな空気の音が聞こえてくるようでした。


ちなみにWAKO WORKS OF ARTさんにて開催中の

Fiona Tan"'Rise and Fall' and New Works"

ものすごく素敵です。
こちらはぜひ別記事で紹介したいと思います。


MEMさんにて北野謙さんの作品を息子と鑑賞出来たのはとてもよかったです。
北野謙さんの作品をぜひみせたかったのです。

一瞬ではない時を記録するという北野さんの作品について
私の説明でどこまで息子が分かってくれたかは
正直自信がないです。。
でも「写真で一瞬を切り取る行為ではない表現がある」ということは
分かってくれたようでものすごく驚いていました。



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冒頭にも記載させて頂きましたが
「日本とフランス、共に明日に向かって」チャリティー写真展
もとても見応えがありました。
こちらの概要はこんな感じ。
---------------
フランス大使館主催による日仏写真家の震災復興チャリティー・エキシビション。日仏写真家8名による「日仏フォトグラファーが見た東日本大震災」を作品展示し、被災地復興へ向け募金をいたします。(篠山紀信、田原桂一、川内倫子、長野陽一、Phillip Chancel, Jean-Luc Vilmouth、他)
---------------
とても見応えがあったと同時に
とても心細くなりました。
自然の脅威にあまりにも無力な私たち。
もしかしたらこの瞬間私たちも消え去ってしまうのではと。

そして
もしかしたらもっともっと強い何かが
私たちの生活のとても大事な部分をとても暴力に扱っているのではないかと。

夜更かしして頑張ってくれている息子の手をぎゅっと握りしめました。





鑑賞の後はすぐ近くにある21_21 DESIGN SIGHTにぜひどうぞ。

「アーヴィング・ペンと三宅一生 Visual Dialogue」展

すごくオススメです。
写真という表現を活用した新たな表現を実際に体感できます。
潔い展示に胸がスカッとすると思います。





25日まで。11:00-18:00│
最終入場は閉会の30分前になります。

theme : 美術館・博物館 展示めぐり。
genre : 学問・文化・芸術

2011-09-22

21_21 DESIGN SIGHT「アーヴィング・ペンと三宅一生 Visual Dialogue」展を観てきました。

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21_21 DESIGN SIGHTにて

「アーヴィング・ペンと三宅一生 Visual Dialogue」

を観てきました。

現在東京ミッドタウンでは
TokyoPhotoが開催されているわけですが
TokyoPhotoを訪問予定の方は
その前後にぜひこちらをオススメしたいです。
私たちは内覧会の前にお邪魔させて頂きました。
だから夜のデザインサイトはとても美しかったです。。

今回の展覧会はアーヴィング・ペン(1917年 - 2009年)さんと
三宅一生さんの作品を通じたコラボレーションを
北村みどりのディレクションで綴っています。
87年春夏コレクションから99年の秋冬コレクションまで13年間にわたり
年2回の撮影がニューヨークで行われたそうです。
そしてこの間三宅一生さんは一度も撮影に立ち会わなかったそうです。
これってすごいですよね。
撮影された写真は250点を超えたそうです。
そしてその写真達はポスター、写真集、展覧会と新たな刺激的な表現を産み出す源になりました。

今回の展覧会ではこの「潔く」任せる姿勢が産み出した
傑作の数々を思う存分体感することが出来ます。
写真という表現方法がどんどん変化していって
どのような別の表現を産む源になっていくのかを
とても分かりやすく展示されています。
そしてその表現の形をとても潔く体感する空間が完成されていました。


この体感空間が
無駄なものが殆どないのです。
一言で言えば「潔い」。
ここまですっきりさせるのは正直怖かったのではと思います。
本当に気持ちいいです。



展示される写真は入替も予定されているとのこと。
今日パスを更新したのでぜひ何度も伺いたいと思います。
関連プログラムもチェックすると楽しそうなものが沢山!
いろいろ伺いたいと思います!



息子もとても楽しかったそうです。
椅子がとても素敵だったので
とても気に入ったそうです。
あの椅子は展覧会が終わったらどうなるんだろう?と
行く末を気にしていました。



4月8日(日)まで。
原則火曜休館です。詳細は公式ホームページをご参照ください。

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genre : 学問・文化・芸術

2011-09-20

原美術館「アート・スコープ 2009-2011─インヴィジブル・メモリーズ展」を観てきました。

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原美術館にて

「アート・スコープ 2009-2011─インヴィジブル・メモリーズ展」

を観てきました。

展覧会名の「アート・スコープ」とはなんでしょう。
調べてみると日本とドイツの間で互いに現代美術のアーティストを派遣・招聘し
異文化交流を促進する文化・芸術支援活動なんだそうです。

そのような紹介文を読むとドイツに夏行った私たちは
ついつい懐かしい気持ちになったりしてしまいます。

異文化交流ということですが
おそらくお互い暮らしやすかったのではないかな。
特に日本人にとってドイツの食事ってのはすごく食べやすいはず。
ドイツ人にとっては量が大変だったかも。
日本人の食事量は少ないから。。。

日本人が困ったとしたら「説明文化」かしら。
「分かってくれるはず」とついつい思ってしまうのが
日本人特有の考え方。そこを乗り越えるのは大変そうだなあと思ったりします。




今回特に気になったのは小泉明郎さん。
以前拝見した作品「若き侍の肖像」(2009年)に再会することが出来ました。
サントリーミュージアム[天保山]「レゾナンス共鳴 人と響き会うアート」を観てきました。


この作品は人が染まって行く(洗脳されて行く様)をとてもダイナミックに表現していて
「戦争って、洗脳って怖いなあ。。」と【のんびりと】思っていました。
しかし3月11日を体験し、その後いろいろな
情報の戦い、せめぎ合いを見ていて
「洗脳って案外自分の近くにあることなのかも」
と感じることも多くなりました。


そして「ビジョンの崩壊」(2011年)をみていると
「洗脳された者」が辿る人生を見ているようで背筋がゾクゾクしました。
それはその行動が遠い歴史を振り返るだけのものではなく
今の自分にも関係するかもしれないという
危機感を感じていたかもしれません。





それにしてもビデオ作品にめっちゃくちゃ強い我が息子。
普通に鑑賞しちょと怖くなったら「出たいよ。。」と小さい声で囁いてました。
部屋を出て「怖かった?」と聞くと

「まあまあね。戦争は怖いよ。死んじゃいけないよ」

だそうです。オトナやねえ。。。




さて。

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この原美術館というのは
展覧会内容も常設展示もとても素敵なのですが
「原美術館」という建物の美しさというか気品に
毎回毎回うっとりさせて頂いております。
今回も「では最初に「「泉」にお金を入れてみましょうかね」と準備していたら



「あの。。。seinaさんですか?」



ときれいなおねーさんに声をかけられました。
最近このブログのおかげで美術館で声をかけられることも増えてきたので
どこかの内覧会とかでお会いしたかなーと思っていたら。。


「私去年豊島で車に乗せて頂いた者です」


!!!!!


そうなんです。
去年の瀬戸内国際芸術祭で豊島を訪れた際
子供連れということでレンタカーでまわっていた私たち。
外は猛烈な炎天下。移動に使うの巡回バスの待ち時間を惜しんで
歩き回る人もいたのですが正直大丈夫?と心配になるような暑さ。
そこで山道をひとり歩く綺麗な女性が気になり
「よかったら同乗しませんか?」とお誘いしたのが彼女でした。
子供連れということで信用して頂き楽しくいくつかの展示をまわりました。
こちらもとても楽しかった。。


という思い出があったのです!
ちなみに当時のブログにもおねーさんちょこっと出てきます。

瀬戸内国際芸術祭【豊島(作品)編】

上京の用事のついでに偶然こちらの美術館に立ち寄ったのだそうです。
とても素敵な美術館だと聞いてぜひ行ってみたかったそうで。
アートを愛するものは素敵なアートに呼び寄せられるのですね。
原美術館に「ありがとう!」の気持ちでいっぱいになりました。




12月11日(日) まで。
原則月曜休館です。
詳細は公式ホームページをご覧下さい。

theme : 美術館・博物館 展示めぐり。
genre : 学問・文化・芸術

2011-09-17

東京都写真美術館「鬼海弘雄写真展 東京ポートレイト」を観てきました。

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(写真は別の日に息子と行った日に撮ったものですー)


東京都写真美術館にて

「鬼海弘雄写真展 東京ポートレイト」

を観てきました。

鬼海弘雄さんのライフワークである
「浅草寺境内の肖像写真」と「風景写真」の2つのシリーズを
鑑賞することが出来ます。

被写体は浅草にいる猛烈に個性的な「普通の人」。
直接モデル交渉を行うそうで
交渉においての会話から気になるキーワードを覚えておいて
そこから作品の題名のヒントを探すそうです。


長い、長い年月をかけて作り上げてきたシリーズです。
モデルさんに数年後に出会ったりしています。
モデルさんたちそのものも歴史を感じさせるディティールに溢れています。


モデルになった人たち、そしてその人を取り巻く人たちの存在感を
写真には見えないけど感じてしまい
まるで一人一人にインタビューをしているような感覚になり
壁を曲がるごとにどっと疲れを感じました。
一人一人の話がとても面白くてなんだか止められない様な感じもあり。
そして鑑賞中「話を流して聞く」ような感覚におちいる作品もあり。

人に沢山会った後に感じる「疲労」をリアルに感じました。


ずっと作品の中にいると
モノクロ作品のはずなのに
とても鮮やかで物語性があることに
改めて驚かされまくりでした。

ポートレート作品では最後の2作品で
救われた気持ちになりました。
最後の2作品の力は凄かったです。


おばあちゃん。ありがとう。


あと感想ノートが置いてあるのですが
これがかなり面白いです。
ぜひ読んでみて下さい。



10月2日 ( 日 )まで。
休館日:毎週月曜日(休館日が祝日・振替休日の場合はその翌日)

theme : 美術館・博物館 展示めぐり。
genre : 学問・文化・芸術

2011-09-16

Davis Guggenheim監督作品「It might get loud」を観てきました。

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Davis Guggenheim監督作品

「It might get loud」

を観てきました。

※日本版公式サイトはこちら


「好きなBANDを1つあげてください」と言われたら迷わずU2と答えます。
これだけはずっと変わりません。
始めてNYに行った時に大量にCDを買いまくり店員に驚かれたことも
今では懐かしい思い出です。(当時は輸入版が安かったんです)

なので今回はエッジを見に行きたくて出かけました。
ドキュメンタリー好きってのもありますが。
エレクトリックギターの3世代のスーパースター

レッド・ツェッペリンのジミー・ペイジ
U2のジ・エッジ
ザ・ホワイト・ストライプスのジャック・ホワイト

を巡るドキュメンタリー。
それぞれのこと、音楽のこと、ギターの事を
それぞれのスタイルで語り尽くすわけです。

「天国への階段」が作曲された、ヘッドリー・グランジの石造りのホール。
ジャック・ホワイトがカメラの前で作曲を披露するテネシー州の農場
エッジが曲を考えるために使う薄明かりのついたダブリンのスタジオの風景。
U2が結成された高校
等等をまるで一緒に歩いているような近い感覚で楽しむことが出来ます。


そしてこんな3名が楽器を手にしながら話しているのだから
そりゃギグはじまらない訳がないじゃない!ってことで
夢のようなのジャム・セッションが始まります。

これって弾いてる3人も楽しいだろうなって
観ているこちらが思えるような素敵なセッションでした。


エッジはもちろんなのですが
ジミー・ペイジのかっこよさに倒れそうになってしまいました。
っていうかこの人こんなにかっこよかったっけ。。。
「天国への階段」の録音方法についてとか
とても貴重な証言の集まったドキュメンタリーでした。
ジャック・ホワイトはあまり意識して聞いたことがなかったのですが
と改めて聞き直したいなって思いました。

うちの子はどんなバンドが好きになるのかなー。
出来れば自分の子にオススメ出来るぐらいに
長く活動してるバンドを好きになってほしいな。
ちなみに息子が最初に好きになったバンドはこちらです。

私が基本FM派なのでFMで流行る曲が好きになるのです。
レディーガガも好きだったのですが
映像観てびっくりしてました(^^;)



最近生活にロックが足りない方。
この映画を見てロック不足を解消しましょう。




TOHOシネマズ 六本木ヒルズ他で全国ロードショーです。

theme : 思うこと
genre : 学問・文化・芸術

2011-09-15

宮本三郎記念美術館「アフリカの貌(かお)」を観てきました。

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宮本三郎記念美術館にて

「アフリカの貌(かお)」

を観てきました。

世田谷美術館が
アフリカの現代作家の作品をコレクションしているとは知りませんでした。
世田谷美術館が2011年7月1日より翌年3月末日まで改修工事により休館になっているのも
知りませんでした。

というわけでこの
世田谷美術館分館である宮本三郎記念美術館で初めて開催されるアフリカ美術展は
知らない事ばかりでした。


今回は美術品の他におもちゃや看板など
アフリカの「生活」を感じさせるようなものも多数展示されていました。
ただそれが混同して置かれたら混同してしまうほど
すべてが生命力に溢れるデザインに満ちあふれてしました。
これ、作品管理も大変だろうなと感じたのも事実。
イッサ・サンブの繊細な立体作品には思わず息をのみました。



私はまだアフリカの大地には足を踏み入れたことがありません。
私の中でのアフリカは
テレビや映画の中か
ドイツやアメリカに住むアフリカのコミュニティの風景やそこに住む人々です。


息子は作品と同時に作品を撮影した写真をじいっと見入っていました。
彼はサッカーを自分でもやるし
欧州サッカーを5歳のわりには集中して見ているので
アフリカ系の選手が息子の中でのアフリカになります。



このように私たちが知ってるアフリカはほんの一部分。
今回の作品達を見て息子がどんな反応をするのか
とても楽しみでもあり不安だったのですが息子曰く


「アートはぼくの知らない場所の人が作っていてもね、アートはアート」


とこちらがずっこけてしまいそうな位
「そのまま」を受け取っていました。


これからの子供の国際交流にはアートを中心に置いてみると
きっと楽しく、そして身近なものになるのではないかしら。
うちの子がアートに触れることを慣れてるっていうのあるのだろうけど。




9月25日まで。
月曜休館です。

theme : 美術館・博物館 展示めぐり。
genre : 学問・文化・芸術

2011-09-13

神奈川県立近代美術館 葉山「開館 60 周年 現代美術の展開 ザ・ベスト・コレクション」を観てきました。

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神奈川県立近代美術館 葉山にて

「開館 60 周年 現代美術の展開 ザ・ベスト・コレクション」

を観てきました。


この展覧会は美術館所蔵のコレクションの中から
1950年代以降に制作された現代美術の展開を辿り
約40名の作家、約100点の作品で構成されているそうです。
非常に年代が広いのでなんだか宝物を順番に見せて頂いているような
気分になりました。


まず気になったのは中西夏之さん。
以前個展を拝見させて頂いた際にご挨拶をする機会に恵まれまして
その時から作品を拝見する度キャンバスの奥に深みを感じています。
今日もふたりで作品の前で見入ってしまいました。

高松次郎さんの作品もとても面白かったです。
鑑賞日当日は残暑が厳しく影がとても激しく動いていました。
そして館内に入るとまた光の当たり方に変化があって
とても影が表情豊かでした。
このようにとても鑑賞を盛り上げる気持ちになったからでしょうか。
今回の「世界の壁」はまるで別の世界との壁にあいた穴にはめ込まれた窓のようでした。
息子は「ずっと観てたいよ!動くよこれ!」と何度も話していました。


振り返ってみるとお二人とも「ハプニング」の作家さんですね。


こちらの美術館は今日はとてもご縁があったようで
こころゆくまで堪能することが出来ました。



10月2日 (日)まで。
月曜日休館です。


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そして観賞後散策路を楽しんだ後
今回はこちらのお店に行ってきました。

葉山 パッパニーニョ

というコーヒーショップです。

こちらは元日本代表監督である二宮寛さんのお店です。
先週のFOOT×BRAINで日本サッカー協会の歴史を放送があり
息子も一生懸命みていました。
何度も日本サッカーミュージアムに足を運んでいることだし
せっかく葉山まで行くのならぜひお店に行ってみよう、
親子で二宮さんにお会いできたら嬉しいし
大好きなサッカーの歴史を立体的に一緒に体験したいな
という気持ちででかけてみました。

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美術館から歩いたので途中迷ってしまったこともあり
冷たいもの親子でそれぞれ頂いたのですが
本当に美味しかったです。またぜひ伺いたいです。

二宮さんと楽しくお話をすることも出来ました。
息子は「昔ザッケローニさんだった人なんだよね!お話出来て嬉しい!」
とニコニコでした。(表現がちょと独特ですけどね)
帰り道「どうしたらリフティングが上手になるか聞くの忘れた。。」と悔しがっていました。
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お店横のお庭で一緒にお写真も撮らせていただきました。ありがとうございました。


場所は葉山の御用邸の近くでした。詳細はこちらでご確認ください。
正直近代美術館からは歩きますが道中とても素敵な景色を楽しむことが出来ます。
歩くことが好きな人はぜひ。


好きなことに関する体験出来ることは沢山体験して
体感感度を良好にして
もっともっと好きなことを極めちゃってほしい!

というのが自分が決めた
「親として子供に接する態度の基本スタイル」
です。

なのでいろいろな場所に連れていきたいし
いろいろな人に会ってほしいし
私も一緒に楽しみたいです。
これからもいろいろな場所に行きたいと思います。

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2011-09-10

SCAI THE BATHHOUSE「石川直樹「8848」」を観てきました。

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SCAI THE BATHHOUSEにて

「石川直樹「8848」」

を観てきました。


幼稚園→サッカーの後身支度を整えて谷中へ。
「冒険家ってどうやってなるの?」
という息子の疑問に答えられないまま日暮里到着。息子は
「ドキドキしない冒険からドキドキする冒険まですると冒険家になる」
と持論を展開していました。
ところでドキドキしない冒険って何ですか。


SCAIさんは親子でお世話になっている素敵なギャラリーです。
ここでの体験はいつも本当に刺激的。
ご挨拶をさせて頂いた後に早速鑑賞。
エベレスト登頂に関しての写真達はとても魅力的で
体の中に風を感じました。


石川直樹さんの写真を拝見するといつも「風」を感じます。
特にそう感じたのが「瀬戸内国際芸術祭」だったからかもしれません。
女木島の福武ハウスでの石川直樹さんの作品は
灼熱の島巡りの最中に体内に風を感じさせ、別の場所に心を運ぶ魔法の絨毯のような
行動力を感じました。


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親子で写真を楽しく鑑賞していると石川直樹さん登場。
(※写真の撮影、掲載は許可を頂いております)
SCAIさんにご紹介をして頂きご挨拶をすることが出来ました。
ありがとうございます。
そして石川さん空いている時に息子と沢山お話をして下さいました。
「山に登ってる時トイレどうするの?」という子供が一番興味がある話題を
分かりやすく説明して下さりとてもありがとうございます。



今回のエベレスト登山中に撮影されたものだそうです。
「8848」というのはエベレストの標高。
登頂の記録と一緒に登山への下見と高所順応のために
3年ほど前から幾度となく訪れたエベレスト街道や
山岳民族のシェルパ族が暮らす村の写真も沢山ありました。


エベレストの高さも周囲がどんな場所かも
自分自身は何度も写真や映像で観たことがあるはずなのに
なんでこんなにドキドキしてしまうのか不思議な気分になりました。

スタッフの方のお話では
「フィルムは人肌で凍らせないように暖めて運ぶ」のだそうです。
この写真は想像も出来ないような高い場所から
人に暖められて長い距離を旅して今私の前に作品となって現れているわけです。
だからまるでその場にいた人の話を聞いてるような
躍動感を感じることが出来るのだろうなと思いました。


※息子が石川直樹さんと話しているのを楽しく拝見しながら拝見しているから躍動感3倍増でした!


息子はエベレストについて知る最初の写真や文章が石川直樹さんの作品なわけか。。
羨ましいぞ!


それにしても過酷な環境です。
どうやって撮影したのか、そもそもどうやってフィルムを交換したのでしょう?
スタッフの方に伺って驚いたのが「撮影の時は手袋3枚重ねで行う」ということ。
手袋でiPhoneを使うのもおぼつかない私には考えられない神業です。


1つ1つのエピソードを伺いながら写真を拝見すると
体の中に感じる風がどんんどん明確になってきました。



「人生体感主義」を掲げている私ですが
まさにこれは体感そのものでした。
体の中に風が吹きます。視覚的なもの、感覚的なものを感じさせてくれます。


息子は写真を拝見して一番驚いた事は「山のてっぺんって小さい!」
だそうです。
確かにここまで小さいとは
展望台がある山とかにしか登っていない私たちには
想像出来ないよなあって思いました。

そして石川さんのお話がとても面白かったそうです。
「エベレストでリフティングしてほしいなあ。。」
と何度も話していました。石川さんサッカー経験もあってリフティング得意なんだそうです。
異国でもサッカーだったらすぐ仲間が出来そうです。楽しそうです。


忙しくて遠くに行けない人。
遠くに行った時に感じるあの異国感を感じてみたい人。。
ものすごくオススメします。


10月22日(土)まで。
日・月・祝日休廊です。



さきほどまで息子に

「陸上もやってたけどサッカーもやってたんだよ!リフティングうまいよ!」

と優しく話して下さった石川さんは
大柄というわけでもなくとても優しい雰囲気に満ちあふれた人でした。
息子もとても楽しかったそうです。

「「ドリブルしながら冒険」ってやってくれないかな。。」

とサインを頂いた本のパラパラ漫画を何度も楽しみながら
電車に乗って帰りました。



For Everest ちょっと世界のてっぺんまでFor Everest ちょっと世界のてっぺんまで
(2011/08/20)
石川 直樹

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そして寝る前に少しだけ読み聞かせてみました。すると

IMG_4810.jpg
「いしかわさんは「サンタさん」知ってたんだ!プレゼントお願いすればよかった!!」
(ちなみに息子はこんな人にもクリスマスプレゼントのお願いをしたことがあります)

と大興奮。次回お会いした時プレゼントをお願いするかもしれません。。
本、まだ読み終わっていませんがとても面白いです。ぜひお手に取ってご覧下さい。
SCAIさんでも販売されていますので観賞後ぜひ。

theme : 美術館・博物館 展示めぐり。
genre : 学問・文化・芸術

2011-09-08

ギャラリーハシモト「青木野枝 新作版画展「玉曇」」を観てきました。

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ギャラリーハシモトにて

「青木野枝 新作版画展「玉曇」」

を観てきました。


青木野枝さんの作品はgallery21yo-jさんで拝見させて頂きました。


瀬戸内国際芸術祭で青木さんの作品を巡ってはいろいろな事がありました。
人の印象、言葉、そして伝わる速度。
本当にいろいろな思いが巡りました。

実際に海を渡り実際に島を巡り
豊島に渡り他の作品をいくつか拝見した後に
青木さんの作品を拝見させて頂きました。



IMG_4442.jpg
ギャラリーさんから頂いた麦茶を飲みながら
版画や立体作品を鑑賞しながらいろいろなことを思い出しました。


豊島の気持ちのいい清水の水のにおいや
向かいに見える休憩所の可愛らしさとか
藤島藤十郎の家の二階に上がった時の床のきしむ音とか
沢山のその時感じた空気を思い出していました。
灼熱の大陽の下でほのかに感じる鉄と森と水の匂いを体で感じながら
鑑賞する青木さんの作品には
とても大きな包みこまれ感を感じることが出来たのは得難い体験でした。

ああ、これ鑑賞ではなく体感だなってとても純粋に感じたことを思い出していました。



青木さんの版画作品は私は初めて体験したのですが
奥行き感を感じる不思議な感覚を覚えました。
彫刻というものは「自立した状態で360度鑑賞可能な作品」という定義を聞いたことがあります。
版画はその定義にはどう考えても当てはまらないはずなのですが
青木さんの版画作品は作品の前で鑑賞しているはずなのに
版画の後ろには行くことなど出来ないはずなのに
作品が生き物のように立ち上がり動き出してそしてその際鉄が動く時に感じる匂いまでを
体感できたような感覚を感じることが出来ました。




改めて「私は目の前にある作品に集中して鑑賞出来ない感情的な人間」なんだなあと。




作家さんの作品に対する思いをいろいろな文章で読むとか
作家さんが展示した作品を旅をして見に行くとか
作品が完成するまでの経緯を伺うとか

そういう行為がないと世界に入り込めない
客観的にみられない感情的な人間です。はい。
でもそれでいいと思っています(^^)。



こちらの展示を拝見して豊島や佐久島にまた行きたくなりました。
青木さんの作品は鑑賞と体感が同時に出来る
私にとってとても刺激的な作品でした。

また豊島に、そして今度は佐久島にも行きたくなりました。




9月24日(土)まで。
休廊日 月・日・祝日です。

theme : 美術館・博物館 展示めぐり。
genre : 学問・文化・芸術

2011-09-06

ギャルリー東京ユマニテ「高橋常政 「絵画の動的平衡」」を観てきました。

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ギャルリー東京ユマニテにて

「高橋常政 「絵画の動的平衡」」

を観てきました。


私。小曽根誠さん好きです。
表現力豊かなピアノととても元気なトークにいつも心ときめいています。

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今回のこの展覧会を拝見した時高橋先生に

「僕の作品が小曽根誠さんのアルバムジャケットになったことがあるんですよ」

と言われあー!っと回路が繋がりました。
こちらですね。→

そのイメージを思い出す事が出来たと同時に資料を見せて頂き
沢山のイラストや書籍の表紙を拝見して
本屋さんやCDショップで頻繁に出会っていたのだなと
改めて感じました。

IMG_4784.jpg
強烈な個性へ呼び込む目力を持った瞳達。
その姿はまるで個性的な別の世界への扉絵のようにも見えてきました。



IMG_4785.jpg
そして作品を拝見しながら高橋先生は

「絵の中に絵を入れて立体的にしようと思ったんだ」

というお話をして下さいました。その時に

「絵の中に絵を入れるという行為は1つの世界に2つの世界を組み込んだ様なもの。
 書籍表紙やCDジャケットを手に取ると新たな表現世界に入れることと同じことみたいですね!」

と思わず話してしまいました。



アートに囲まれることによって別のいろいろな「アートに」に触れたくなる。
芸術の秋にぜひオススメしたい展覧会です。



9月24日(土)まで。
日曜祝日休廊です。

theme : 美術館・博物館 展示めぐり。
genre : 学問・文化・芸術

2011-09-05

DIGINNER GALLERY WORKSHOP『FLYING SAUCER ATTACK』を観てきました。

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DIGINNER GALLERY WORKSHOPにて

『FLYING SAUCER ATTACK』

を観てきました。


こちら我が家からご近所さんのギャラリーです。
いつもお世話になっています。
今回はフリスビーの展覧会だそうです。

フリスビー!実はいまでも大好きです。
家にはMYフリスビーがあります。
子供はおっかけるだけでも楽しいし
犬だったらフライングキャッチ出来るし
投げたらかっこいいし
安全だし頑丈だし
うちわにもなるしお皿にもなるし。

家族連れのピクニックには欠かせないものです!

なので我が家のフリスビーは結年期がはいってます。。



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そんなフリスビーしか知らないので
今回の展示ではこんなにもおしゃれ要素満載のことに本当にびっくりしました。
そしてフリスビーそのものが持つ

「ちょっとやそっとでは壊れない信頼感と親近感」

に思わず投げたくなりました。



と思ったそこのあなた!



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この展示ではフリスビーをまわすことが出来ます。
今回は専用の機械があるのです。
そうです。いつもより余計にまわすことが出来るのです。
その前に専門の機械があることにびっくりですねー。


息子も私も挑戦させて頂きました。
これ、かなり難しいです。
何度でもしたくなるのですが失敗して作品をぶっとばさないかと思うと
心配で私は1回しか挑戦出来ませんでした。。
息子は面白かったそうで何度も何度も挑戦していました。




9月10日にはイベントもあるそうです。
ぜひお立ち寄りください。


★写真の撮影・掲載は主催者の許可を頂いております。
 写真はiPhoneのカメラでの撮影です。画質がいいものではございません。
 興味を感じて頂いたらぜひ実際に会場に足をお運び頂ければ幸いです。




9月11日(日)まで。
9月10日18:00よりClosing Party開催予定だそうです。

theme : 美術館・博物館 展示めぐり。
genre : 学問・文化・芸術

2011-09-04

宮本三郎記念美術館「奥澤神社大祭記念 「そらをとぶ?大蛇」」に参加してきました。

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宮本三郎記念美術館にて

「奥澤神社大祭記念 「そらをとぶ?大蛇」」

に参加してきました。


実はこの美術館。家から自転車で行ける距離です。
なので今回は自転車で出かけました。


お祭りにちなんだ工作ワークショップということですが
そのお祭りを実はよくわかっていなかった私。
(だって近いのに混んでる時ってわざわざ行きたくない。。。)


なのでこのワークショップが毎年9月第2土曜日開催されている同祭に合わせて
2004年の開館時より開いていることも
災いや疫病から地域を守るため毎年新調されてきた同祭のわらの大蛇にちなみ
毎回さまざまな素材による大蛇作品を制作していることも知りませんでした。。
なんか損した気分。もっと早くから行けば良かった。。


今年は現代アート作家の中島崇さんをが講師です。
中島さんの作品は「NO MAN’S LAND project」で拝見してから
いろいろな場所で拝見させて頂いております。
親近感のある材料で沢山の色を使ったそのインスタレーションは
鑑賞側もとても気持ちのよいものです。


美術館に自転車で行き時間になったらワークショップが始まりました。
十数名のお子さんが参加です。

まず奥澤神社の大蛇についてのお話から。
私も知らない事が多かったので興味津々。
そして聞くだけかと思ったら

「実際に蛇を見に行きましょう!」

これって大事。楽しくなりますよね。
IMG_4747.jpg IMG_4748.jpg
今年の大蛇の制作風景の見学も出来ました。
中島さんともハイポーズ。



アイデアを沢山もらってさて作業開始。
まず見てきた「蛇」のイメージを共同作業で書いてみます。


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「おっきい!」を認識させるためにみんなで大きな蛇を書きます。
この作業は「おっきい!」を体感させるためにはとても優れているなあと思いました。

そして今度は個々に自分の作りたいイメージの蛇を書きます。
先ほどの「おっきい!」を覚えているのでとてものびのびと描けています。そして
「大きな紙にそれぞれの絵を沢山の子供で書く」
ってコミュニケーションの訓練にもなります。
この流れはとても刺激があって素晴らしいなあと思いました。
クレヨンを貸し借りしたり
スペースを譲り合ったり
共同作業をしたりが自然に産まれますからね。


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そして今度は自分の書いた蛇を切り取ります。
これは「手」で行います。なぜ「手」なのかは後で分かります。

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そして今度はいよいよ「蛇」を作ります!
太い針金を各自もらいそこにまず新聞紙を巻き付けていきます。
そして色画用紙を「手でちぎって」貼付けていきます。
そうなんです。これまでの作業はちゃんと繋がっているのです。

最初は見ているのみにしていたのですが
あまりに進まないので思わずお手伝い。
最近の子は「工作はセロハンテープ」なのでスティク糊に慣れていないのです。


IMG_4752.jpg
悪戦苦闘しながらなんとか完成。
余った紙を使ってボールも作りました。
一緒にサッカーがしたいんだそうです。


IMG_4757.jpg
さて、完成したら今度は展示です!
ちゃんと並んで自分の展示したい場所を選んで展示してもらいます。
息子は高めに縦にお願いしていました。
ヘディングしてる感じにしたかったのだそうです、


各自が作成した蛇さんを展示してしました。
約6時間半の長時間のワークショップでした。
最初スケジュールを頂いた時「長いなあ。大丈夫かな」と思っていたのですが
息子もとても楽しかったそうです。


子供がその土地の歴史に触れて
自分でその歴史に加わる造形を考えるという
地に足がついたとてもよいワークショップでした。



ワークショップイベントは既に終了しています。
しかしこの蛇達は成長していきます。

まず9月8日に公開制作が開催されます。
そしてその公開制作後は9、10日にも新たな作品として公開されます。
お祭りにあわせて今年は見に行きたいと思います。
自由が丘、奥沢は美味しいものも沢山あります。
家族連れも多い街ですのでぜひ足をお運びください。

theme : アートイベント
genre : 学問・文化・芸術

2011-09-03

neutron tokyo「 石川文子展「 僕には光が見えはじめている 」」を観てきました。

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neutron tokyoにて

「 石川文子展「 僕には光が見えはじめている 」」

を観てきました。


アートフェアではよく拝見させているneutron tokyoさん。
今回ギャラリーに伺うのは初めてです。

IMG_4564.jpg
とても素敵なお家でのギャラリーで正直うっとりしてしまいました。
それにしても素敵な家ってのは小さい子が暮らせない家でしかないのかなあ。
この家だと息子確実に転落します。はい。



今回気になったのは石川文子さんの展示でした。


なぜ気になったかというと
息子とよく行く(行ってた)風景に似ているなあと思ったからです。


IMG_4563.jpg
散歩で行っていた公園。
郊外の美術館の横で見かけたような森。
集団生活に入る前の親と子のとても濃密な時間。
行った事がないはずなのにとても懐かしい空気。


もう2度と帰ってこないあの時。
あの時、未来こんな風に自分が思うなんて思ったことはなかった。

そしてこの気持ちは誰にでも起こる可能性があることも知らなかった。
あの時は何も知らなかったなあ。。


いろいろな感情が渦巻きました。
とても静かな写真だから尚更心の渦巻きが聞こえてきました。


IMG_4565.jpg
息子も懐かしい気落ちを感じているのか
とても楽しかったそうです。


そして私は
「今は池とか森とか行く時「思い切り遊ばせて大丈夫かな」って思ってしまう自分」
が何度も浮かんできて複雑な気持ちになったりもしました。

「気になるものを撮ってます」という石川さんの被写体選びは
東日本の私たちからみると「大丈夫かな」という漠然とした不安が存在しない
穏やかで清らかな空気感に満ちあふれていました。


また関西に行きたくなりました。
ちゃんと時間を作って国内も旅行したいなあ。。。




9月18日(日)まで。
月曜日休廊です。

theme : 美術館・博物館 展示めぐり。
genre : 学問・文化・芸術

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