2011-06-12
池上本門寺「キャンドルナイト2011」に行ってきました。

池上本門寺にて
「キャンドルナイト2011」
を観てきました。
近所に住んでいながらこのイベントの存在を知りませんでした。
今年は息子も就寝時間が遅くなってきて
夜のおでかけでも苦労せずに行動してくれるようになってきたので
行けるかなということで行ってみました。
(名和さん効果絶大です。ありがとうございます)
行ってみるとここまで大規模なイベントとは知りませんでした。
キャンドルのあかりはとても美しく、そして優しく話しかけてくれました。

もう3ヶ月。まだ3ヶ月。
イベント開催日は6月11日でした。
さて。

キャンドルナイトであかりを眺めていると
ふとこんなことを思い出しました。震災時や計画停電の際に
「キャンドルは停電時に使っては駄目!危ない!」
ってtweetが出回ったなあと。。。
確かにろうそくの炎は危ないですね。倒したら大変。
今日もキャンドルのまわりを子供が走ったり
キャンドルを飛び越えたりする度に
慌てて止める親の姿がありました。
(その中には当然私も含まれます。。。)
そう、危ないですよね。
でもじゃあ危ないからって全部止めちゃったほうがいいのでしょうか。
危ない可能性があることは絶対にやらないべきなのでしょうか。
子育てに関しても呵り。
今まで、特に昨今教育の場において
「これは子供に悪影響を与える場合がある」という報道が先走ることにより
親が惑わされる状況を沢山見てきました。
親の負担は子に伝わり子の不安を親は感じ取り
結果として親子で不安になります。
そして1つまた1つと新しい体験が姿を消していく様を。
1つの失敗事例を過大に意識して
79の体験をスルーし
20の成功例をなかったことにする
日本人がよく陥りがちな傾向です。
子供に体験をさせたいとか
子供に元気になってほしいとか
親なら皆願っていることです。
一人の親としての個人的な意見です。
私は沢山の選択肢から選ばせてほしい。
そしてそんなに心配ならまず一緒に体験させてほしい。
一緒に体験が出来ないのなら親が信頼してその時に委ねることが出来るように
信頼関係を築かせてほしい。
もしかしたら悪い展開になるのかもしれない。
その際は少しでも早く気づけるように
私たち大人がみんなで協力しあいましょうよ。
3月11日以降、私たちは地震の巣の上に住んでいることを思い知らされました。
そして今のその状況は変わっていません。
その巣が現在もここにあることを認識せざるをえない以上
私たち大人が躊躇せず勇気を出して行動し知恵を出し合い
このふるさと日本を此処に住む子供達にとって楽しい場所に出来るように
協力しあっていきましょうよ。
この記事を読んだ後に浮かんだ思いを改めてまとめてみました。
「アートセラピー」かえって心の傷深くなる場合も
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