2011-06-30

ギャルリー東京ユマニテ「humanité lab vol. 41 田中俊之展 TANAKA Toshiyuki "babbling"」を観てきました。

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ギャルリー東京ユマニテにて

「humanité lab vol. 41 田中俊之展 TANAKA Toshiyuki "babbling"」

を観てきました。

以前ULTRA003で拝見させて頂いた盆栽さんに再会出来ました。
窓に近い開放感のある場所での展示で
泡が自然光にあたって複雑に光っていてとても綺麗だったことを思い出しました。

今回は地下なのでどうかなと思っていたら
とても綺麗!とても綺麗!前回とは違った感じで綺麗!
どうしてかなと思っていたら

「洗剤の調合を変えたそうですよー」と
いつもお世話になっているスタッフさんから耳寄りな情報が。
なるほど!洗剤変えたのですねー。
確かに泡のぶくぶく度が前回よりライブ感がありました。

「彫刻=全方向から鑑賞出来る作品」という定義で考えると
こちらの作品のたちはとても生き物的だなと感じました。

暑い季節にぴったりです。
ぶくぶく、とても可愛かったです。




7月2日まで。




ちなみに訪問した際
こんな子達に出会いました。
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あえてなんだか分かりづらく撮影してます。
だって超可愛いから絶対に会いにきてほしいんだもの!!
こちらは7/4から開催の「IMPACT 2011」の富田菜摘さんの
作品の「一部」。
展覧会が始まったら全身紹介するためにまた会いにいきますー。

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genre : 学問・文化・芸術

2011-06-30

ポーラ ミュージアム アネックス「松尾高弘 インタラクティブアート展 -LIGHT EMOTION-」を観てきました。

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ポーラ ミュージアム アネックスにて

「松尾高弘 インタラクティブアート展 -LIGHT EMOTION-」

を観てきました。

暑いです。
暑い時には気持ちよくなる空間を体感したいものです。
そんな気持ちに快く答えてくれるような展示でした。

インタラクティブアートというのは
体感したなんぼなので
ぜひ実際に足を運んで頂きたいと思います。
こちらはミラノサローネにも出展されたそうです。
こりゃもりあがっただろうな。。
作家の松尾高弘さんのブログに会場映像があったので
拝借してみました。

「White Rain」


「Aquatic Colors」


「White Rain」は作品の中を通って体感することが可能です。
中に入ってみるとまるで流星群の中に紛れ込んだ様な感覚になります。

「Aquatic Colors」は
手をかざすとくらげが集まってきます。
触らず「かざす」という行為に
とても今的な感覚を感じます。

触らなくても分かってくれたら、いいよね。
傷つかないもんね。




7月10日(日)まで。
会期中無休です。

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genre : 学問・文化・芸術

2011-06-29

サントリー美術館「開館50周年記念「美を結ぶ。美をひらく。」II 不滅のシンボル 鳳凰と獅子」を観てきました。

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サントリー美術館にて

「開館50周年記念「美を結ぶ。美をひらく。」II 不滅のシンボル 鳳凰と獅子」

を観てきました。


去年の夏親子で「「鳳凰」を描く」ことに挑戦しました。

よみうりカルチャー自由が丘「こども水墨画スペシャル」に参加してきました。

親子水墨画教室というものでとても素敵な体験になりました。
特に自分が鳳凰を描いていた時のあの独特な高揚感はなかなか体験できるものではなかったです。
息子も描き終わってから

「ほーおーは幸せを呼ぶんでしょ?
 お母さんと僕が書いたほーおーはおかしなほーおーだから
 おかしな幸せが来るね!」

と満足げに話していたものです。



今回の展覧会はその「ほーおー」というシンボルがテーマです。
皆あの高揚感を体験しながら書いていたのかと思うと
入る前からワクワクしていました。



構成は実は細かく分かれています。
最初は章立てに注意していましたが
正直途中でどうでもよくなりました。

それほど1つ1つの作品の力強さがはんぱないです。


第1章 暮らしの中の鳳凰と獅子 - 御輿・獅子舞・狛犬
第2章 古代における鳳凰と獅子 - 銅鏡や磚をめぐって
第3章 獅子舞と狛犬 - 正倉院の頃から始まる守護獣の歴史
第4章 仏教における獅子 - 文殊菩薩像を中心に
第5章 鳳凰降臨 - 彫像や神宝にみる高貴なシンボル
第6章 よみがえる鳳凰 - 東アジアにおける鳳凰図の展開
第7章 工芸にみる鳳凰と獅子 - 唐物や茶道具を中心に
第8章 屏風に描かれた鳳凰と獅子 -「唐獅子図屏風」から若冲まで
第9章 獅子の乱舞 - 芸能と獅子をめぐって
第10章 江戸文化にみる鳳凰と獅子 - 色絵陶磁器から水墨画まで
第11章 蘭学興隆から幕末へ - 洋風画と浮世絵をめぐって
第12章 不滅のシンボル - 人間と共に生きる鳳凰と獅子


現在2回訪問させて頂いておりますが
これほどまでに行く度に発見がある展覧会は久しぶりです。

特に楽しみで仕方がないのが

「第8章 屏風に描かれた鳳凰と獅子 ―「唐獅子図屏風」から若冲まで」

このコーナーは見応えがありすぎます。

「樹花鳥獣図屏風」伊藤若冲は何度見てもその度に発見があります。
鳳凰ももちろん素晴らしいのですが
まわりを飾る花鳥のデザイン力に驚かされます。

「唐獅子図屏風」も楽しみにしていたもの。
永徳!と思っていくと山楽さんという
素敵なトラップにまたドキドキさせられます。
「唐獅子・白沢図屏風」にいるとまるでおとぎ話の中に紛れ込んだ様です。
そうです。
ここに魅了された人はこの展覧会には3回行かなきゃいけないのです。
サントリーさんにもうやられっぱなしです。

そして私は展覧会会場の中で高揚感に包まれそして
なんともいえない包容感に包まれました。


不滅のシンボル。
人々はきっとこの鳳凰を見上げてどれだけ勇気をもらったんだろう。


今不安で仕方が無いのなら自分でシンボルを築き上げてみせるぜ!!!
この手の技術で神を描き出しみんなを安心させてやるぜ!!!

職人さん達のそんなガチな気持ちが
時を超えて現代に飛んできていることに
日本という国の歴史の深さを感じます。
この歴史については日本人はもっと自信を持っていいのではと思いました。

今の不安な気持ちに立ち向かう勇気をくれる展覧会です。
私もう1回行く予定です。



7月24日(日)まで。
原則火曜日休館です。詳細は公式ホームページをご覧下さい。

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genre : 学問・文化・芸術

2011-06-29

東京都写真美術館「世界報道写真展2011」を観てきました。

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東京都写真美術館にて

「世界報道写真展2011」

を観てきました。

まず目をひくのが
美しい目をした女性のポートレートです。
しかしその目はやさしい目ではありません。
闘争と防御と敵意に溢れています。

解説を読むとこの子はビビ・アイシャ(18)。
夫の暴力に耐えかねて嫁ぎ先から実家に逃げ戻った彼女は、
逃亡の罪でタリバーンの指揮官に刑を宣告されたそうです。
彼女は結局夫によって耳と鼻を削ぎ落とされました。
その後、保護されたビビはカブールの女性保護施設に一時匿われた後
アメリカに渡ってカウンセリングと再生手術を受けたそうです。

これは再生手術の前か後かどうかはよくわかりません。
再生前であってほしいと思っています。

このように今回の写真展は
とても直接的につよいメッセージを運んでくるものが多いです。
私がとても「写真として」素敵だなと感じたのは
アンドリュー・マコネルのアルジェリアの難民キャンプにクラス人々を撮影したもの。
こちらは「ポートレート」の部で1位を獲得していました。

なぜマコネルの作品が好きなのか。
それは「作品としての美しさ」と「遠い世界の現状」が
私の受け入れられるバランスで表されているからかなと思いました。
今回の報道写真展は正直かなり観ていて辛いものがありました。
世界はこんなにも争い続けいてそして自然はここまで猛威をふうるのかと
体が固まりました。
それはきっと東日本大震災の写真が混じっているからかもしれません。
今までの私は報道写真を観て

「ああ、世の中にはこういうものがあるのだなあ」

と感じてはいましたがそれはとても遠い場所出の出来事であると
思い込んでいた事を気づかされました。
東日本大震災は東京に住んでいる私の意識も強く変えたのだなと
今更ながら思います。


このような写真展には
いつも子供を連れていくようにしています。
今回は私が先に鑑賞になったので
近日中にぜひ子供を連れていきたいと思います。
うーむちょと厳しいかな。
少し考えてみたいと思います。


8月7日 ( 日 )まで。
毎週月曜日が休館です。(休館日が祝日・振替休日の場合はその翌日)

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genre : 学問・文化・芸術

2011-06-27

日本写真協会「親子とはじめての方のための「モノクロ写真体験教室」」に参加してきました。

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東京都写真美術館にて
日本写真協会主催の

「親子と初めての方のためのモノクロ写真現像教室」

に参加してきました。

去年協会のご配慮で
4歳なのに参加させてもらった私たち。
来年もどうぞと言って頂き今年は親子での参加となりました。
今回はお友達も誘って参加。楽しみです。

今回教室に伺ってとにかくびっくりしたのは
親子参加の多いこと多いこと。
いいですねーいいですねーとってもいいですね!

教室の流れはだいたいこんな感じ。

・フィルムカメラの使い方を教わる
・恵比寿ガーデンプレイスで各自撮影
・フィルムを巻き取り各自キットを使って現像
・フィルムを出してもらい洗ってもらい乾燥をさせている間に写真のしくみを教わる
・乾燥が終わると各自カット
・現像したい写真を選択
・暗室で現像作業
・現像が仕上がった写真を受け取る


今回は2回目ということなので
イベントの流れ紹介というより
この体験イベントの素晴らしい点を記録してみたいと思います。



1)日常に応用出来る撮影マナーを教えてくれる
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携帯やスマートフォンにとても身近な私たちの子供は
撮影するのもされるのもとても身近な事。
なので写真を撮る時の基本マナーを理解出来ていない子も多いです。
特に子供だと注意されない場合も多いので。。
なのでまずここで基本的なことをちゃんと教えてくれるのは
とても助かります。


2)一緒に対応してくれる先生がとても親切
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撮影や現像では日本写真協会の皆様が子供達にナビゲートをしてくれるのですが
本当に親切で助かります。
視点のあわせかたや撮影ポイントを教えて下さるので
子供も大人も安心して撮影や現像を楽しむことが出来ました。
しかも子供を子供扱いではなく一撮影者として助言して下さるので
子供達は本当に嬉しそうでした。


3)希有な体験って大事!
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今の子供というのは
写真がどうやって現像されるものなのか知らないんです。
フィルムが限られたものであり自分で手で巻かないと動かないし
何度も繰り返し使えるものでもないといことも知りません。
そして自分で現像出来るように整えていかないと
記録出来ないということも分からないのです。


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現像した作品は持ち借りが出来るのですが
その中の1枚を協会資料として進呈することになっています。
その写真たちも実はとってもいい感じ。



さて親子で出来た作品はこちら。
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このようにこちらのワークショップは
2時間以上かかるのに
大人も子供も夢中になれます。
子供の体験という視点でも十分楽しめますし
親子での体験共有という視点でも十分楽しめます。
しかも写真を現像して持ち帰ることが出来るという
成果の確認も出来るので満足度はかなり高いです。

子供の体感ワークショップとしてとても完成されています。
これでひとり1000円って本当にすごいと思います。


今回もとても楽しかったです。
息子は2回目ということでどんな反応かな?と思っていたのですが
思い存分楽しんでいました。
一緒に参加したお友達もすごく楽しんでくれていたので
本当によかったです。




「来年もぜひ!」と言って頂いたので
ぜひ来年も参加させて頂きたいと思います!
どうぞよろしくお願い致します。


イベントは既に終了しています。

theme : アートイベント
genre : 学問・文化・芸術

2011-06-26

原美術館「ミン ウォン ライフ オブ イミテーション」を観てきました。

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原美術館にて

「ミン ウォン ライフ オブ イミテーション」

を観てきました。


朝の原美術館ってすごく好きです。
うちは近くまでバスで行くことが多いのですが
バスを降りてから住宅街を歩いて行く過程も好きです。

そういえば昔の映画館もこういうワクワク感があったなあと
思いました。
今回は映画が重要なモチーフとのこと。
作家さんはシンガポールの方。

そうそう、シンガポールは以前家族で旅行で訪れたことがあります。

「iPRECIATION(The Fullerton Hotel of SINGAPORE)」を訪問してきました。
スリ・ヴィラマ・カリアマン寺院(リトルインディア)に行ってきました。
「Image of Singapore」に行ってきました。

その時にすごく感じたのは
それぞれが個々の文化をとても大事にしていることでした。
そしてそれぞれがそれぞれのバックグラウンドを受け入れていること。
違うことに驚かない。これって日本人には実はものすごく苦手ですよね。


息子は大きな映像に正直少し圧倒されていました。
「ちょっとこわいなあ。。」だそうです。
どこが怖いの?と聞くと

「「こんな人いないでしょ」っていうことしてるからかなあ。」
「あと映画の絵もよくわからない」

!!!

そうか看板絵って知らないか。。
確かに最近見なくなりましたよね看板絵。

「どうしてこんなの書くの?どうして今はないの?」

うーんどうしてなくなっちゃったんでしょうね。
でも私は好きでしたよ看板絵。
映画が変わったらどうなっちゃうのか
いつも気にしていましたけど。


息子がとても気に入ったのは
CINEMA2の「イン ラブ フォー ザ ムード」。
ここの女優さんがとても綺麗だったそうです。
あと沢山の言葉が聞こえてくるのが
シンガポールな感じがしていい。だそうです。


今回はちょと親子連れにはハードル高いかもしれません。

だからね。

子供を送ったあとお母さんとかに見に来てほしいです。
ひとりでふらっと来てみるには超オススメの展覧会です。
特に映像の展覧会というのは「足を止めて見やすい」形態。
はじめて一人で展覧会に行く人が躊躇しがちな
ひとりで行ってすぐ見終わってしまったらどうしよう!
という心配もありません。
特にこの原美術館というのは元個人宅ということもあり
ひとりで行く人をとても優しく受け入れてくれると思います。
カフェも美味しいですしお庭もとても美しいです。

子供を送って家事を済ませた後
少し大きめのピアスをつけてぜひ足を運んで頂きたいと思います。

私も息子が登園中に再度伺います。



8月28日まで。
原則月曜休館です。
詳細は公式ホームページをご覧下さい。

theme : 美術館・博物館 展示めぐり。
genre : 学問・文化・芸術

2011-06-25

J trip art GALLERY「クワクボリョウタ 1日限りの新作展示」を観てきました。

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J trip art GALLERY(ジェイトリップアートギャラリー)にて

「クワクボリョウタ 1日限りの新作展示」

を観てきました。
twitterで展示をみかけたので急いで出かけました。
というかこのようにその日に出会える展示って沢山ありますよねー。
twitterに感謝!感謝!


今回は夜間に桝山寛(ますやま・ひろし)さんとのトークもあったそうなのですが
それはあっさり諦めて展示を拝見しに伺いました。



クワクボリョウタさんの作品「10番目の感傷(点・線・面)」大好きです。
ニコダマも好きです。
力石咲さんとコラボしたことがあるとは知りませんでした。。
ニコダマ×力石咲さん(ニコダマブログ)

PLXも楽しかったのですが何せ私親子連れでまわるので
子供にはちょと難しかったみたいです。。
東京都現代美術館「文化庁メディア芸術祭協賛事業「サイバーアーツジャパン―アルスエレクトロニカの30年」」を観てきました。


息子はICCで「10番目の感傷(点・線・面)」を何度も拝見しています。
ICC「オープン・スペース 2010」を観てきました。
見に行く度に作品のワクワクさ、楽しさに魅了されてしまい
家で夜寝室を暗くしてライトのついたプラレールを走らせたりしていました。
(しかしプラレールのライトでは
 クワクボさんの作品を知らないと単なるネクラな子にしか見えない。。)




今回もどんな感じなのかな。。。
親子でワクワクしながら展示室に入ると4つのキャンドルが
とても幻想的な世界を作り上げていました。
4つのキャンドルスタンドのようなオブジェからは
とても暖かい光がでています。
そして光を発信するしくみはそれぞれのスタンドから
それぞれのスピードで光のリズムを発信しています。

クワクボさんの作品の何が好きって
作品を楽しむ時の首の角度が好きです。
暗転で鑑賞する作品に関しては
「鑑賞者の首の角度は作品の世界観に強く影響する」
というのが私の持論です。
今回の鑑賞時の角度は小さな花火をやる時や
夜空花火や夜景を隣り合って見ている時を彷彿とさせるような
とても満たされたリラックス感を鑑賞者側に送ってくれる気がするのです。

作品から発信させるとても暖かいリラックス感は
鑑賞している私達に
暖かい郷愁と思い出のいい部分だけをやさしくピックアップしてくれます。


結局思い出っていいことばっかり思い出すんだよね。
なんてことを呟きたくなる。クワクボさんの作品の前なら
幼なじみへの告白の成功度は30%アップまちがいなし!

って感じです。(またよくわからん分析をしてしまった。。。)




作品を拝見した後クワクボさんとお話をすることも出来ました。
私の一番の疑問であった

「どうして1日限りの展示なんでしょうか?今日って何かありましたっけ?」

には

「ギャラリーツアーがあるからですよー」

と非常に軽い感じでお返事を頂きました。息子は

「どうして早くまわるものとゆっくりまわるものがあるの?」

と聞けて満足していました。(特に戦略はないそうです。。)
親子で「10番目の感傷(点・線・面)」の大ファンですということを
直接お話することが出来て本当にどうもありがとうございました。


秋の新作のお話もちょこっと聞かせて頂いたので
親子でとても楽しみにしています(^^)



展示は既に終了しています。

theme : 美術館・博物館 展示めぐり。
genre : 学問・文化・芸術

2011-06-25

「歩いて探すアート 京橋界隈2011」が7月8日より開催されます。

logo
「歩いて探すアート 京橋界隈2011」

が7月8日より開催されます。

去年も開催されてました。
家族連れでは。。という方はぜひこちらを一読してみてください。
ちょこっとでもまわれるのがギャラリーのいいところ。
「京橋界隈アートフェスタ」が開催されます。



ちなみに今年はこんな企画があるそうです。
---------------
アート・ブロガー参加企画
「アートブログコンテスト」
7月8日(金)~ 7月16日(土)の「京橋界隈アートフェスタ」会期中に参加画廊を訪れ、そのレポート記事をブログやホームページにアップした方を対象にその内容を審査し、 面白かった記事、あるいはみなさんに役に立つ記事など、事務局から選ばれた上位3名の方に、ギフトカード3,000円分をそれぞれプレゼントします。
お申し込みは掲載ブログのリンクと当選の場合のギフトカードの送り先をkyobashiblog@gmail.com までお送りください。
締切は7月16日(土)までです
尚、当選の発表は事務局からのギフトカードの発送をもってかえさせていただきます。
【会期中の会場写真撮影について】
シルバーシェル:写真作品のみ不可
翠波画廊:確認中
その他の画廊についてはすべて撮影が可能ですが、撮影の際には一声お掛け下さい。
---------------


初めて行くのでちょと不安という方は
まずギャラリストさんに案内してもらうのはどうでしょう。
---------------
ギャラリストと巡るアートツアー
「京橋アートツアー」
佐々井智子氏(ギャラリーアートもりもと) が「京橋界隈」
参加画廊の展覧会をご案内します。
□日時・場所
7月9日(土) 午後2時 松屋銀座ルイ・ヴィトン前集合。
□参加費
500円(画廊めぐりのあとはひと休み、ホテル西洋銀座 2階ラウンジ「プレリュード」のケーキセットが付きます)
□定員は先着順6名様となります。お早めにお申し込みください
□申し込み方法
kyobashi.kaiwai@gmail.com
---------------

「アートブログ」なんて難しそう!なんて思う方。
こちらのブログなんて美術的知識なんてほんの少しですよ。
知識や歴史の紹介はもちろん大事なのですが
自分は「この作品を見てこう思いました!」という感想も
他の人からみたらとても刺激的です。

そしてこれを機会に
作品を見た感想を言葉にする楽しみを
感じて頂けたらと思います。

7月、ぜひ京橋界隈をお散歩してみませんか?


7月8日~16日まで。
8日は20:00まで開廊している画廊も多いそうです。
詳細は公式ホームページをご覧下さい。

theme : アートイベント
genre : 学問・文化・芸術

2011-06-25

INAXギャラリー/ガレリアセラミカ「窪 愛美 展―壁の鳥 群れる土―」を観てきました。

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INAXギャラリー/ガレリアセラミカにて

「窪 愛美 展―壁の鳥 群れる土―」

を観てきました。


ちょうどこの日私は
息子の幼稚園の保育参観に参加していました。
保育参観といっても朝の会(先生の話を聞く時間)を見学して
その後園児が勝手に遊ぶのを親が観ているというもの。
こどもの集団って一見すると非常に個性がわかりにくい。

同じ格好していたら尚更わかりにくいです。
自分の子だと思っていたら全然違っていたりして。
親として我が子はすぐ見つかると思うから分からないとちょと焦ります。


集団のなかでの個性。
その個性をいかにみつけるか。
見つけたときはかなり嬉しくなります。
集団の中で個対個の関係が成立した感じ。


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幼稚園から来た私は作品と向き合って行くうちに
アホウドリの集団の中に
「自分と向き合ってくれる」個性を探していました。


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自分の「特別」個性を見つけることによって
集団のなかの1つと1対1の関係を作りたい。
そのことによって作品と自分に特別な関係を作りたくなりました。


お気に入りを探すと楽しくなります。
また会いに来たくなります。


この作品の向き合い方としては
とても特殊な形になってしまいそうだけど
でもこういうのもいいと思うのですよね。
「自分だけの特別なアホウドリ」を探しにきてみませんか?


★写真の撮影・掲載は主催者の許可を頂いております。
 写真はiPhoneのカメラでの撮影です。画質がいいものではございません。
 興味を感じて頂いたらぜひ実際に会場に足をお運び頂ければ幸いです。



7月2日まで。
日曜、祝日休廊です。

theme : 美術館・博物館 展示めぐり。
genre : 学問・文化・芸術

2011-06-24

ギャルリー東京ユマニテ「浅井純介展「煉瓦1/1」」を観てきました。

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ギャルリー東京ユマニテにて

「浅井純介展「煉瓦1/1」」

を観てきました。




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今回の展示に囲まれた時
最初とても壁を感じていました。
焼き物、特に現代の陶磁器について
自分はあまり深く入り込む鑑賞姿勢をとることができません。

なので今回の展示のように「形」ではなく
素材そのものが全面に出てくると
益々どのように感じていいのか分からず
右往左往してしまいました。



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1つ1つの花器の存在をどのように捉えていくかは
自分次第なわけなんですが
わたくし実は女性をかなり長くやっている割には
花や花器というのものがものすごく苦手なんですね。
だからどうも言葉で思いが出てこない。
うむ。ここから自分からどんな思いが産まれるのか、
それとも産まれないのか?

ぼーっとしながら観ていたら
いつもお世話になっているスタッフさんに

「花器ではなくて土をそのまま感じてみたら」

とアシストを頂きました。
土か。。と思いながら再度対面してみたのだけど
どうも感じるセンサーが働いてこない。スタッフさんといろいろな話をしたり
再度作品と向きあってみたりしたのですがどうもわき上がってこない。


「自分は土を感じることが出来てないなあ」


と何度も(心の中で自己)反省していました。
楽しい時間を過ごした後息子の幼稚園のお迎えがあるので
ギャラリーを出て地下鉄の駅へ急ぎました。


自分の足で走る感触を感じながら
子供に早く会いたいなあとか
幼稚園で喧嘩とかしていないかなあとか
お迎えに行ったらサッカー行かなきゃとか
いろいろなことを考えたら楽しくなってきた時でした。
そんなことを漠然と考えていた時に足下を見たら
思わず笑みがこぼれました。


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そこには先ほど拝見した作品達を
彷彿させるような
沢山の煉瓦達が並んでいました。

足の裏から感じた感触が
明らかに自分の気持ちをチェンジすることが出来ました。


こんな感じかたでも「土を感じた」ことにしていいのかな。
いいことにしていいですよね(^^)


★写真の撮影・掲載は主催者の許可を頂いております。
 写真はiPhoneのカメラでの撮影です。画質がいいものではございません。
 興味を感じて頂いたらぜひ実際に会場に足をお運び頂ければ幸いです。



6月25日まで。

theme : 美術館・博物館 展示めぐり。
genre : 学問・文化・芸術

2011-06-24

Nadiff GALLERY「加藤泉『絵と彫刻』 -作品集出版記念展-」を観てきました。

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Nadiff GALLERYにて

「加藤泉『絵と彫刻』 -作品集出版記念展-」

を観てきました。


加藤泉さんの作品は私の好きなアートスペースに展示されることが多いので
よく遭遇しています。
そしてG-Tokyoの巨大作品の大迫力には圧倒されました。


今回は「作品集出版記念」ということなので
Nadiffのショップにはコーナーが出来ていました。
作品集だけではなくstationery等もありました。
色使いが綺麗だなあと思いながらいざ奧のギャラリーへ。

私の中では加藤泉さんの作品というのは「大きめ」のイメージ。
原美術館でも大きい作品が出ていましたね。
なので今回も大きめの作品を予想していたのですが
とても可愛らしい作品達にまず驚かされました。



今回注目したい素材は「ソフトビニール」です。
小さい子供がいる環境にいる人にはとても身近な存在です。
あの独特の触感を思い出しながら作品と向き合うことで
今までの加藤泉さんの作品に感じていた
イメージが自分でも変化していくのがよく分かりました。

今までは迫ってくるというか
追っかけてくるというような
とても大きな意志を感じていました。
今回のこのソフトビニールの作品と向き合うことで
甘えてきてくれるような可愛らしさを
感じることが出来ました。

そしてその作品を作る過程で使われていた
原型や金型、塗装マスク、塗装サンプル等もじっくりと拝見することができました。
こちらの詳細はリンデンのブログをぜひ。
美しい写真に思わずため息が出そうです。



7月3日まで。月曜休廊です。
場所分かりにくいです。地図はこちらをご参照ください。


《ギャラリー・トーク》も開催されます。
加藤泉 × 金正のどか(リンデン)
6月25日[土] 16:00-18:00

いずれも NADiff a/p/a/r/t 店内 にて入場無料(予約不要)
※30名様以降は立見となりますのでご了承ください。
場所が小さめなのでじっくり聞きたい人は早めの来場がオススメです。

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genre : 学問・文化・芸術

2011-06-23

太田美術館「没後150年記念 破天荒の浮世絵師 歌川国芳」を観てきました。

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太田美術館にて

「没後150年記念 破天荒の浮世絵師 歌川国芳」

を観てきました。


訪れて驚いたのが混雑具合。太田美術館というと

「靴をぬいで、下駄箱にいれて、こんにちは」

という感じなのですが
今回は混雑のため靴を脱がないで閲覧してくださいとのこと。
最近の休日の太田美術館ってこうなのか!と
びっくりしました。観にきている人は若い人ばかり。
場所柄ということもあるのかもしれませんがこれはとても嬉しい傾向です。


さて国芳といいますと
グロテスクな雰囲気を連想させます。
現代の劇画の原点とてもいいましょうか。
私が伺った展示は前期だったので
武者絵、妖怪画等が中心でした。

個人的に好みなのはやはり妖怪画です。
特に三枚つづりの作品の迫力は
今みても大迫力です。

自分が体験したから分かるのですが
多色刷りって本当に大変なのです。
だからこんなに細かいものよく綺麗に印刷出来てると思います。

でも歌舞伎好きなので役者絵も好きです。
国芳の役者絵はあまり評価されていないそうです。
確かに個性をどこで引き出すか迷い感は感じるけど
これはこれで好きだった人がいるのではないかな。

今回はその作品達がとてもしっかりしたデッサン力で
成り立っていることがよくわかる作品が展示されています。
私が注目したのが5m近くに及ぶ絵巻の中に
所狭しと歌舞伎役者たちを描いたデッサン「国芳芝居草稿」です。
(個人蔵、前期展示)

こちらをみると国芳のデッサン力、観察力に驚かされます。
そしてあまりに無駄のない描きっぷりに
紙を無駄にしないぞ!というとても庶民的な人だったのだなあと
親近感も感じる事が出来ました。


浮世絵というのは「共同作業」で完成するものです。

下絵を書く人
版下を掘る人
刷る人
売る人

このそれぞれの役割が機能してこそ
浮世絵は江戸の生活に入り込んで行くことが出来るのです。

国芳を描いたお弟子さんたちの絵も
いくつか展示されていましたが
国芳がとても生き生きと描かれていて
「プロジェクトリーダー」として
皆にとても好かれていたんだなあと
しみじみ感じる事が出来ました。


7月28日まで。

リピーター割引があります。
(会期中2回目以降にご鑑賞の方は、半券と引換にて100円割引)

前期、後期で展示替えがあります。
かなり人気なので混み合っています。
楽しみたい方はどうぞお早めに。

theme : 美術館・博物館 展示めぐり。
genre : 学問・文化・芸術

2011-06-21

G/P gallery「小山泰介『SANDWICH Textures』」を観てきました。

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G/P galleryにて

「小山泰介『SANDWICH Textures』」

を観てきました。


名和さんの作品に満ちあふれているここ東京。
幼稚園の関係の人に「電車でよく見る鹿の彫刻の展覧会行った?」と
聞かれる様な今日この頃です。

今回は3月にとても気になっていたPDF写真集を出版していた
小山泰介さんの個展に行ってきました。
PDF購入を迷っていたのですが
3月4月は地震関係で精神的に不安定だったんで
結局買えなかったんですね。
なのでぜひ観てみたかったんです。



こちらのギャラリーのチーフディレクターは後藤繁雄さん。
TOKYO FRONTLINEでは大変お世話になりました。
アーツ千代田3331「TOKYO FRONTLINE」内覧会を観てきました。
次回の開催も楽しみにしております。。。(^^)

さて展覧会なのですが
入ってすぐ感じたの渋谷西武と同じ空気でした。
そうです。初めて見た人を作品に優しく引きずりこむ
意志のある空気です。

以前名和さんの公開制作にお邪魔させて頂いた際
絵の具の調合を見学させて頂いたのですが
とても繊細かつ大胆だったんですよね。
そして実際に作品をみたら目を奪われる物体の屈折の世界を
思い出させてくれるような光の視線が(記録じゃなくて)記憶された
美しい写真たちなんだか吸い込まれそうになりました。



大判インクジェットプリントの青い感じの作品群は
天井の高い部屋に2つ並べて展示してみたい。
最近旬の「クリップはさんでそのまま展示」(私が勝手に呼んでます)
スタイルだと子供がいるうちでは厳しいかな。。。

そして何より驚かされたのが「価格」。
ちょと頑張れば手が届く感じでした。
引っ越し前だったらちょとやばかったかも。。。
実際に観ると思わず欲しくなってしまう展覧会でした。
引っ越すことがあったらご相談に伺います。

★写真の撮影・掲載は主催者の許可を頂いております。
 写真はiPhoneのカメラでの撮影です。画質がいいものではございません。
 興味を感じて頂いたらぜひ実際に会場に足をお運び頂ければ幸いです。


8月14日まで。月曜休廊です。

theme : 美術館・博物館 展示めぐり。
genre : 学問・文化・芸術

2011-06-20

ワタリウム美術館「アート1日幼稚園「ふくろのくににようこそ」」に参加してきました。

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ワタリウム美術館主催の

「アート1日幼稚園「ふくろのくににようこそ」」

に参加してきました。




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今回の講師は小沢剛さん。
以前J-WAVEのイベントでお会いしたことがあり
その時頂いたサイン入りの図録を持参したら
とても喜んで頂きました。
ありがとうございます。


そして場所は「まちの保育園」というとても素敵な保育園。
運営には作家の乙武洋匡さんも関わってらっしゃるとのこと。
建物がとても素敵で驚きました。
こんな素敵な環境だったらなんか卒園した時大変そう。。。
なんて余計な心配までしてしまいそうな程素敵です。


さて今回のテーマは「ふくろのくにへようこそ」。
どうも「ふくろのくに:というのがあるらしい。
そのふくろのくにに行くには帽子と服と靴が必要なんだそうです。
さて順番に作っていきましょう。


材料は基本クラフト紙で出来た紙。
一色のはずなのに子供達が工夫して作るので
とっても華やかになっています。うちの息子も出来ました。
IMG_2440.jpg IMG_2407.jpg
ハイキックが決まってますねー。


っていうか保育園の一角にこういう絵になる場所が数多くあるんです。
なんか凄いよなあ本当に。ここ、認証だしすごく人気高いだろうな。。



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そして服が出来たので今度は袋のトンネルをみんなで通ります。
これもクラフト紙だったので音が面白そうでした。
しかし息子のように元気な子は服がどんどん崩壊していくので
ある意味面白かった。。。



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かなりの人口密度での開催となりましたが
とても楽しい時間を過ごす事が出来ました。
小沢剛さん本当にありがとうございました。




私の考える「理想のワークショップ」という記事を
以前まとめたことがあります。
新年に「理想の親子ワークショップ」を妄想する。

今回のワークショップはまさに理想に近かったです。
ここで造形編のみの理想ポイントを整理して実際どうだったかを
振り返ってみます。


1;家では絶対できないことをやりたい
→クラフト紙のトンネルとか家では絶対無理!

2:出来れば身近な材料や道具を使いたい
→全て身近な材料でした。

3:作品が出来たら発表したい
→これはコーナで撮影会があったのが街頭するかな。
 制作していた近所同士でお披露目をしあうなんて交流があってもよかったかも。

4:参加した思い出を残したい
→制作した帽子や靴は持ち帰りが出来ました。

5:参加した思い出から別の事をはじめたい
→ワタリウムの現在の展示とのリンクがもう少しほしかったです。
 せっかく再訪可能なシステムなのだからもうまた展示を再訪したくなるような
 投げかけがあってもよかったかなと。
(ワタリウムの展示には子供の体感スペースがないからあえてリンクさせなかったのかな?) 


とても体感度の深いワークショップでした。
これがレッジョ・アプローチというものなのかな。
レッジョのHPももっと読み込みたいです。
息子もとても楽しかったそうです。
人口密度が高くてかなり「暑かった」そうです。。
もう少し人数絞ってもよかったかな。




イベントは既に終了しています。


えっと考えすぎかもしれませんが。

more...

theme : アートイベント
genre : 学問・文化・芸術

2011-06-19

東京ワンダーサイト本郷「TWS-Emerging 156 金子良/のびアニキ [のびアニキのザッツエンターテイメント!」を観てきました。

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東京ワンダーサイト本郷にて

「TWS-Emerging 156 金子良/のびアニキ [のびアニキのザッツエンターテイメント!」

を観てきました。



私の中で子供との美術鑑賞で一番大事にしているポイントは1つです。

「帰り道が楽しいかどうか」

美術館のワークショップや
スポーツの体験教室において
自分の息子が「参加したら帰り道楽しいかどうか」が
参加を決めるポイントになっています。

以前川崎の展示でとても楽しくお話させて頂きました。
声が素敵だったのにすごくびっくり!
川崎市岡本太郎美術館「常設展「生誕100年 あっぱれ太郎」展」「企画展「第14回 岡本太郎現代芸術賞」展」を観てきました。」
「本郷もぜひ」とのびアニキさん本人から
個展のお誘いを頂いたので今日息子と二人で行ってみました。


札幌の展示のお話を伺っていたので
私はおおむね予想をしていたのですが
息子には事前情報はあえて話さず。

窓から見える「のびアニキ」の姿を見て息子は思わず

「のびアニキー!」

と駆け寄るとのびアニキさんも「ひさしぶりー」

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展示室に先に入った息子は思わず「わーーーーーーーー!!」

広いスペースの中に展示されたイヤホン。
そこをランダムに押すとのびアニキが出てくれる。
同じ部屋なのにインターフォンを通じての会話。
一緒にいるはずなのい隔たれた関係。とっても現代的。



そしてここから驚きの展開。


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インターフォン越しに出てくれるのびアニキと話してるうちに
「僕もやってみたい」と言い出した息子。
のびアニキさんに助けて頂き私が押すインターフォンに二人で面白く出てくれる。
今度はのびアニキさんに「のびアニキと僕でやるの!」と
二人でパフォーマンスを決行。
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そしてそのパフォーマンスはインターフォン越しの会話から

歌の披露
インターフォン越しに絵を公開

等展開が広がってきました。その姿を見ていて

「これも立派なアートワークショップじゃない?」

と気がついちゃいました私。
子供のアートワークショップってもっと自由に考えていいのかなと。
鑑賞だ造形だではなく体感。もしかしたら
子供が体で一番喜ぶのは「体感ワークショップ」なのかも。


のびアニキさん以被災地にボランティアに行かれたそうですが
きっと子供達本当に楽しめただろうなと思っていたら
私までとても嬉しくなりました。


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息子は本当に楽しかったそうで
作品を描いてのびアニキさんにプレゼントしていました。
のびアニキさんもらって頂きありがとうございます。

★写真の撮影・掲載は主催者の許可を頂いております。
 写真はiPhoneのカメラでの撮影です。画質がいいものではございません。
 興味を感じて頂いたらぜひ実際に会場に足をお運び頂ければ幸いです。


6月26日まで。
オススメします。特に家族、または子供に関わる職業の方。
ぜひ体感をお薦めします。

theme : 美術館・博物館 展示めぐり。
genre : 学問・文化・芸術

2011-06-18

高島屋美術画廊X「北野 謙展 「深海 ー世界があることへー」」を観てきました。

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高島屋美術画廊Xにて

「北野 謙展 「深海 ー世界があることへー」」

を観てきました。



「our face 」
「one day 」
「溶游する都市/Flow and Fusion」


よりとの展示とのこと。

「our face 」は拝見したことがありました。
ある場所にいるあるカテゴリーの人々を100人(人数決まってるんだっけ?)
ネガを均等に正確に焼き付けていくんですよね。
そこに浮かんだ「見た事があるような気がするけど会ったことはない人」に
とても強烈な「恐怖感」を感じました。


沢山の人を重ねて見つけていく理想像。
沢山の人を重ねて消えていく個性。


私たちはまず何から気づくのでしょうか。
そして何に近づいていくのでしょうか。


「one day 」はとても恐ろしかった。
こちらはある場所のある一日を1枚のフィルムに焼き付けているそうです。
様々な場所の、出来れば24時間あるいは日の出から日没までを、
かなりの長時間露光で銀塩フィルムに撮影しているそうです。

人の気配があるけど誰も確認できないという
虚構感に溢れていました。
震災直後徒歩で帰宅した時の街の風景を思い出しました。


「溶游する都市/Flow and Fusion」でも個々の存在が
いかにちいさいものかを認識させられます。
個々の存在を認識しようとする前に
この濁流は激しく、そして強くその存在を流していきます。。
存在は本当に簡単に押し流されてしまうのです。


そうなんですよね。人の存在って実はとても小さいもの。
なのに広大な「夢」や「居場所」を求めよと
大人は子供によく言ってきますよね、


出来ていない大人のほうが断然多いのにね。


北野さんの写真を拝見していると
「自分は時間のなかの、また現実のなかの一粒子であること」
という現実をとても芸術的に見せつけられます。

そして
「自分の存在の小ささ(を自分が認識すること)は、むしろ確かさであり、また世界の大きさである」
と冷静に教えてくれます。


現実を知ったことでの脱力感と
全体像を把握出来たことでの安心感。


とても不思議な感覚になりました。


とても見応えがある展覧会でした。
無休で午後8時まで開廊というのもこのご時世とてもありがたいですね。



7月4日(月)まで。
(最終日は午後4時閉会だそうです)

theme : 美術館・博物館 展示めぐり。
genre : 学問・文化・芸術

2011-06-16

西武渋谷店「Art meets Life ~Kohei Nawa meets Seibu Shibuya~」を観てきました。

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西武渋谷店にて

「Art meets Life ~Kohei Nawa meets Seibu Shibuya~」

を観てきました。


こちらに出向いたのはあるきっかけから。
子供が登園中に予約していた美容院へ出向いた時のこと。
そこはずっと通っている美容院で私のことをとてもよく存じ上げて頂いてます(笑)。
待ち時間用の雑誌は「Casa」や「Pen」を持ってきてくれるんですよ。私には。
話題は大体iPhone、Mac、そしてオススメの展覧会です。
トリートメントをアシスタントさんがやってくれていたのですが彼女から

「私この前美術館に行ったんです!なわさん。。って人、あのガラスの人です!」

ガラスの人?まあいっかと
展覧会の感想を聞いてみると彼女の話がもう止まらない。
こんなに面白かった体験は初めてとのこと。
いつも買い物に行ってるデパートでふとみた作品に興味をもって
行ってみたら特に予備知識がないのに何度も会場をまわっった。
本当に本当に面白かったと興奮気味に話してくれました。


と興奮気味に話す彼女の話は
私たちがオープニングパーティーで展覧会を拝見した時
鑑賞後に描いた感想にとても近いものでした。
東京都現代美術館「名和晃平 ─ シンセシス 展」を観てきました。


私の仮説
「「シンセンス」は【今まで美術館に行かなかった人が】アートをより身近に楽しむきっかけになる」
を立証してしてるなと思い美容院も思った以上に早く終わったんで渋谷へ出向くことにしました。


大きな写真で観る名和さんの作品はとても綺麗でした。
実際に名和さんの作品を数多く拝見している私は
どちらかというと「思い出しドキドキ」で
「今度いつ清澄行こうかな」と思っていたら。。



衝撃的な体験をしました。
私見ちゃったんです。


ある女性が作品の写真に吸い込まれるように近づいてきました。
そして息を忘れているような状態でずっと写真の前で止まっていました。
私はそこで思い出しました。


あ、この人さっき会った。


今回の展示は渋谷西武のいろいろな場所に展示されています。
実際の作品があるのはB館8階のオルタナティブスペース。
そこで実際の作品をうっとり眺めていた女性だ!
もしかし私


人がアートに恋した瞬間に遭遇しているのでは!!!


(ここからは妄想ですが)
彼女はちらしを大事そうに1枚ともう1枚を必死に観ていたから
きっとあれは保管用と資料用だ。
きっと数日後彼女は自分で清澄白河に行くのだろう。
そして徹底的に作品に恋をしてしまうだろう。
実際の作品を前にして彼女は気づくのです。



「綺麗って感じただけで展覧会に来れちゃうもんなんだ!」
「現代アートって別に知識がなくてもこんなにも楽しめるんだ!」



作品から実際に足を運ばせる
(優柔不断な人が内心求めている無口で強引な)
磁力みたいなものが出てるから
その磁波をキャッチしてしまう人はもう目が離せなくなるんですよね。


きっと私が行ってる美容院のアシスタントの女の子も
こんな感じだっただろうな。
なんだかとても嬉しくなりました。


展覧会すごく素晴らしかったです。
そして遠く離れた別の場所で
作品の魅力を親しみやすく伝える場を形成出来ているこのスタイルは
今後の現代アートの導入スタイルとしては最高の場ではないかと
とても感銘を受けました。



展示はこんな感じです。

A館1階ショーウィンドー、エントランス
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B館1階=エントランス、パブリックスペース
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B館8階=オルタナティブスペース
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A館・B館=連絡通路(3階/5階)
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子供連れでも大丈夫です。もちろん無料。
現代アートって。。なんていう難しい敷居は全くありません。
作品の力量がハンパないので
ここで写真を見ていると絶対に清澄白河に行って実際の作品をみたくなると思います。
行ったことある人は確実に再訪したくなります。
美術の知識があるかないかなんてそこには関係ありません。
渋谷西武の展示は観ている人もぜひ観てほしいです。
アートに恋をし始める瞬間を目撃出来ます。


7月11日まで。無休です。
東京都現代美術館とぜひ往復して頂きたいです。
半蔵門線で1本で行けますから。。
現美は原則月曜休館です。詳細は公式ホームページをご覧下さい。

theme : 美術館・博物館 展示めぐり。
genre : 学問・文化・芸術

2011-06-16

ギャラリー椿「川崎広平展」を観てきました。

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ギャラリー椿にて

「川崎広平展」

を観てきました。


とても美しいアクリルとLEDのハーモニー。
絶妙の感覚で楽しませてくれるリズム。
水族館での「暗闇で光るおさかなコーナー」にいるような気分。
自分の中でぞれぞれの「作品が生活している部屋」を想像することが出来ました。


★写真の撮影・掲載は主催者の許可を頂いております。
 写真はiPhoneのカメラでの撮影です。画質がいいものではございません。
 興味を感じて頂いたらぜひ実際に会場に足をお運び頂ければ幸いです。


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最初は鉄を素材とした作品を製作されていたとのこと。
鉄で造形の形を見せるというより、中の構造物をみせるほうを好んだそうです。
確かにこのアクリル等を多様した手法は構造形式をじっくりと
観ることかできます。

私は「鉄→アクリル」からは別のストーリーを想像してしまいました。

それは「外側→内側」の流れです。
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鉄の彫刻というのは私は「外」という印象を持っています。
天候や風と共に作品が時間で変化していくイメージです。
でもそれはあくまでも外界からは閉じられいて
中身は見えません。

つまり「所有するなら外だよな」

という展開になるわけです。


しかし内面の構造物を見せることにチャレンジして
アクリル等の素材を使うと
この透明感や光をみて
「外に置いて置く訳にはいかんでしょう。。」
と状況が変わっていきます。

ここまで内面さらけ出してくれてるのなら
こりゃこっちも内側に招き入れなくては!と
鑑賞者が思うような感覚に陥ります。



「もっと近づいてほしい」


作品に問いかけられているような気持ちになりました。
自分であわてんぼと自覚しているので
彫刻作品はあまり近づかないようにと
自分でブレーキをかけるようにしているのですが
この作品の前ではブレーキを意識していないと
どんどん近づいてしまいそうになりました。


LEDやアクリルというと
ついつい冷たいイメージの作品が多いのかなと思っていたのですが
作品からどんどんこちらに近づいてきてくれて
私はとても心地よかったです。



6月24日(金)まで。日曜休廊です。

theme : 美術館・博物館 展示めぐり。
genre : 学問・文化・芸術

2011-06-15

「ぬいぐるみ、ギャラリーにお泊まりツアー」を勝手に妄想してみた。

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★息子の水墨画を鑑賞する息子お気に入りのぬいぐるみキレネンコ。。

キレネンコはウサビッチに出てきますー。



基本早起きの私。午前5時過ぎには活動開始が基本です。
その時このような記事を見かけました。

「神戸新聞」ぬいぐるみ、図書館にお泊まり 翌日写真に 宝塚
(上記をクリックすると記事が別に開きます) 


記事を引用します。

-------------------
「国民読書年」を記念した企画の一環。本の読み聞かせ会にお気に入りのぬいぐるみを持ってきてもらい、子どもたちは終了後、ぬいぐるみを置いて帰る。その後、図書館職員が館内のさまざまな場所でぬいぐるみが遊んでいる写真を撮り、翌日、迎えに来た子どもたちに、その写真や、ぬいぐるみが読んで気に入ったという設定の絵本を貸し出す‐という趣向。
-------------------

なんだかとっても素敵。
これってギャラリーツアーでも出来ませんかね?
勝手に妄想してみました。




実はこれ最初美術館で考えていたのですが
費用的な面とか人件費的な面とか
いろいろあるよなと思いまして。。
なのでギャラリーツアーで考えてみました。
こんな感じでどうでしょうか。


★事前に参加者を募集。
 多くて10組程度。

1:ツアー出発地に集合。カフェやのギャラリー等。
  子供はお気に入りのぬいぐるみを持参。

2:展示に関係するワークショッをプ実施。
  各ギャラリーに所属してる若手作家さんに頑張って頂きたい。

3:ワークショップで作った作品とぬいぐるみを置いて子供帰宅。

4:閉館後ぬいぐるみがそれぞれのギャラリーで作品を鑑賞。
  若手作家さんや若手カメラマンさん腕の見せ所。
  その写真と地図を合体させオススメルートを3パターンほど作成。

5:数日後に親子で出発地に集合。

6:展示を楽しんでいるぬいぐるみの写真展を鑑賞。

7:写真展に出展した写真とギャラリーツアーに出展したギャラリーの地図を出口で渡す

8:7を持参してオリエンテーリング的に各ギャラリーを散策

★iPhoneユーザーが多いイベントだったら
道中エアタグとか埋め込んでおくもの楽しいかも!

9:パんフとぬいぐるみと一緒に実際の展覧会を鑑賞

10:希望者には作品のポストカード(DM)をプレゼント  

11:ぬいぐるみが作品を鑑賞している写真を1枚なら無料。2枚以上なら有料で受注販売。


自分の気に入った作品を自分のぬいぐるみが鑑賞してるのをみて
「自分もやりたい」と思ったらDMを持ち帰ってもらえばいい。


自分の気に入ったぬいぐるみが

作品にさわらないで
大声で騒がないで
自分のなかで美しく作品を楽しんでいるのをみて

「こうやって鑑賞するんだ!」

と鑑賞の基本スタイルを子供は直感で感じることが出来ると思うのです。
そしてギャラリーってそれほど敷居が高くないんだ!って
連れてくる親も感じる事も出来る。


簡単に妄想をまとめてみました。
どうでしょう?
ギャラリーを家族で楽しむきっかけとして
とてもいいアイデアだと思うんだけどな。
どこかのギャラリー数件で実現してくれたら嬉しいです。

theme : アートイベント
genre : 学問・文化・芸術

2011-06-15

ギャルリー東京ユマニテ「恩地邦郎の摺りによる 恩地孝四郎作品展 ~ひと・こころ・からだ~」を観てきました。

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ギャルリー東京ユマニテにて

「恩地邦郎の摺りによる 恩地孝四郎作品展 ~ひと・こころ・からだ~」

を観てきました。


木版ということをすっかり忘れていたので
こちらの作品がとても可愛らしいサイズであることを
すっかり忘れて訪問。
ギャラリーに入った時に自分の予想と違ったとても可愛らしいサイズの作品たちが
並んでいました。思わず笑みがこぼれました。

恩地 孝四郎の作品を個展形式でこのように鑑賞するのは私は初めて。
1つ1つを拝見していると木版の持つ暖かい美しさに
とても気持ちが暖かくなっていきます、
私が心をぐっと惹かれたのはこちらの2点。


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とてもモダンなデザインに目が離せなくなります。
こちらはなんと今から約80年前の作品!
なんてモダンなデザインなのでしょう。



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そしてとても美しい多色刷りにも目を奪われます。
以前浮世絵鑑賞等時に何度か多色刷りを体験しましたが
多色刷りってやってみると本当に難しい。
力の入れ具合を少し間違えただけで色の重なり具合が
おもいっきりずれてしまうのです。
この美しさを出す技術に思わずうなってしまいます。
体験したからわかります。
(子供に「お母さん上手じゃないねー」って大声で言われたもんなあ。。)


恩地孝四郎は当時は本のデザイン等も手がけていたとのこと。
なるほど確かにこんな表紙の本あったら素敵です。

木版の暖かみを味わいにぜひまた再訪したいです。

6/15(水) 19時からヴァイオリンのミニコンサートがあるそうです!
(入場料:¥2,000)出演:川畠成道氏とのこと。
詳細はこちらまでお問い合わせください。
 


6/25(土)まで。
日曜日休廊です。

theme : 美術館・博物館 展示めぐり。
genre : 学問・文化・芸術

2011-06-12

池上本門寺「キャンドルナイト2011」に行ってきました。

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池上本門寺にて

「キャンドルナイト2011」

を観てきました。


近所に住んでいながらこのイベントの存在を知りませんでした。
今年は息子も就寝時間が遅くなってきて
夜のおでかけでも苦労せずに行動してくれるようになってきたので
行けるかなということで行ってみました。
(名和さん効果絶大です。ありがとうございます)


行ってみるとここまで大規模なイベントとは知りませんでした。
キャンドルのあかりはとても美しく、そして優しく話しかけてくれました。


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もう3ヶ月。まだ3ヶ月。
イベント開催日は6月11日でした。




さて。

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キャンドルナイトであかりを眺めていると
ふとこんなことを思い出しました。震災時や計画停電の際に

「キャンドルは停電時に使っては駄目!危ない!」

ってtweetが出回ったなあと。。。

確かにろうそくの炎は危ないですね。倒したら大変。
今日もキャンドルのまわりを子供が走ったり
キャンドルを飛び越えたりする度に
慌てて止める親の姿がありました。
(その中には当然私も含まれます。。。)
そう、危ないですよね。


でもじゃあ危ないからって全部止めちゃったほうがいいのでしょうか。
危ない可能性があることは絶対にやらないべきなのでしょうか。


子育てに関しても呵り。


今まで、特に昨今教育の場において
「これは子供に悪影響を与える場合がある」という報道が先走ることにより
親が惑わされる状況を沢山見てきました。
親の負担は子に伝わり子の不安を親は感じ取り
結果として親子で不安になります。
そして1つまた1つと新しい体験が姿を消していく様を。


1つの失敗事例を過大に意識して
79の体験をスルーし
20の成功例をなかったことにする


日本人がよく陥りがちな傾向です。


子供に体験をさせたいとか
子供に元気になってほしいとか
親なら皆願っていることです。


一人の親としての個人的な意見です。
私は沢山の選択肢から選ばせてほしい。
そしてそんなに心配ならまず一緒に体験させてほしい。
一緒に体験が出来ないのなら親が信頼してその時に委ねることが出来るように
信頼関係を築かせてほしい。


もしかしたら悪い展開になるのかもしれない。
その際は少しでも早く気づけるように
私たち大人がみんなで協力しあいましょうよ。
3月11日以降、私たちは地震の巣の上に住んでいることを思い知らされました。
そして今のその状況は変わっていません。
その巣が現在もここにあることを認識せざるをえない以上
私たち大人が躊躇せず勇気を出して行動し知恵を出し合い
このふるさと日本を此処に住む子供達にとって楽しい場所に出来るように
協力しあっていきましょうよ。



この記事を読んだ後に浮かんだ思いを改めてまとめてみました。
「アートセラピー」かえって心の傷深くなる場合も

theme : 美術館・博物館 展示めぐり。
genre : 学問・文化・芸術

2011-06-11

国立劇場「歌舞伎鑑賞教室 義経千本桜」を観てきました。

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国立劇場にて

「歌舞伎鑑賞教室 義経千本桜」

を観てきました。


気がつくと鑑賞教室も5回目。
最近は歌舞伎のWEBに鑑賞マナーのページが常時掲載になり
通常の劇場ではおそらく子供が鑑賞するのはとても厳しくなっている模様。
なので子供も大人も鑑賞出来るこの「歌舞伎鑑賞教室」は
とても貴重な場になっています。ありがとうございます。

ここ1年は基本的にこの鑑賞教室が息子が唯一歌舞伎を観れる場所。
なので息子と二人ですごく楽しみに出かけました。


今回は少し遅刻をしてしまい
「歌舞伎のみかた」は途中からの鑑賞。
しかしまあこの「歌舞伎のみかた」は本当に工夫されている。
5回観てるけど毎回違う。同じ歌舞伎を見せているのに。
今回は体験させる学生を事前に選び花道を歩かせて
「見栄のみせかた」や「女形の歩き方」を実際に体験させていました。
同年代の役者さんと競演では笑い所もちゃんと用意してあって
観ているほうもとてもワクワクしました。


そして実際の演目である「義経千本桜」は2回目の鑑賞。

義経千本桜のあらすじをものすごく簡単にまとめると

「人間より動物のほうが家族を大事にする」
「相手が優れている点を認めてれば相手は助けてくれる」

ですね。詳細はこちらをご覧下さい。

1回目はまだ3歳前だったので途中退出だったのですが
今回はお菓子を食べることもなく声を出す事も殆どなく集中して鑑賞することができました。

なぜ出来たのかを検証してみます。
・基本的に歌舞伎が好き
→歌舞伎は同じ演目を違う役者さんが演じることで違いがある事を知っている。
・ストーリーを知っている
・盛り上がり所を知っている

こういう事前知識が歌舞伎をより楽しませてくれます。
例えば忠信が狐であることを白状した後の決めポーズが違う点とかですね。
これって子供に歌舞伎を見せる時だけでなく
大人が歌舞伎を初めて見る時でも十分活用できると思うのですね。
事前知識があるととても楽しいですよ。
予備知識はだいたいETVの歌舞伎関係のテレビ番組から入手しています。
短めの番組が多いので子供でも十分楽しめますよー。



そして何より沢山の親子や子供や外国人に囲まれての鑑賞は
こちらもとても気持ちが楽です。


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今回はチケット取得が遅くなり上階での鑑賞だったので
終演後花道横をチェックしにきました。
片付けしている大道具さんがお話をしてくれたりして息子大満足。
本当にありがとうございました。
こんな風に「歌舞伎鑑賞教室」というのは歌舞伎初心者にとても優しく接してくれます。
とてもありがたいです。


今回もとても楽しかったそうで移動中息子が書いた「狐忠信」。
こりゃまた随分可愛らしいですねー。
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6月26日(日)まで。
夜間開催の社会人のための歌舞伎鑑賞教室もあります。
6月10日(金)・17日(金)

チケットの状況はこちらからお問い合わせをお願い致します。
お問い合わせ先
国立劇場チケットセンター(午前10時~午後5時)
0570(07)9900
03(3230)3000[PHS・IP電話]


今年ならではで驚かされた事。

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2011-06-11

東京都現代美術館「名和晃平 ─ シンセシス 展」を観てきました。

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東京都現代美術館にて

「名和晃平 ─ シンセシス 展」

の内覧会にお邪魔させて頂きました。


ものすごい人、人、人。
親子で圧倒されながら開会式を後ろの方で拝聴。
「展示には順番はありません。ぐるぐるまわって下さい」
という名和さんのお話がとても印象的でした。



そして展示を拝見。今回の展示のテーマは「Cell」。
名和さんの展示はいろいろな場所で体験する機会に恵まれている息子も
とても楽しみにしながら並びました。


私が名和さんの作品を観ていつも感じるのは
「きゅん」という感覚なんですよね。
ゆずとかミスチルとかを聞くとき感じるような感覚。
ちょっとだけ気になっている同じ運動部の男子が
実はものすごく料理がうまくて
部活の試合の合間の昼食中に
お弁当の唐揚げもらってドキっとするような「きゅん」です。

おかあさん何言ってるの!って感じですか。
ごめんなさい。


今回のこの展覧会で沢山の表現を観て思ったのですが名和さんの作品って
「アートに全く興味のない人を「きゅん」とさせるドアノブが沢山あるのでは?」
って思ったんです。
私がとにかく「きゅん」とさせられたのは「POLYGON」のスペースでした。
入った時に急に胸が締め付けられるようなきゅーっとした感覚。
人間の二面性とか人の成長とか心の移り変わりとか
いろいろな感覚が心の中を渦巻きます。

この感覚ってアートに対する事前知識とかいらないんですよ。
何の予備知識もないのにこうやって心をきゅんとさせる。
これってすごい事ではないかと思うのですよね。

あと「VILLUS」のダッカで制作された作品。
NHKの番組で制作過程を拝見しましたので勝手に再会気分。
実際に観るとすごい迫力でした。
あの大きさがとにかくすごかった。



息子が食いついたのが「PRISM」と「MOVIE」。
こちらは息子が初めて見るシリーズ。
鑑賞者側が動いて変化するというスタイルは初めてだったので
とても面白かったそうです。



ちなみに今回の展示はむき出しでのスタイルなので
子供連れの場合は引率者はいつもより3倍増しでまわりに注意しましょう。
暗い部屋もあるので特に注意してね。


アートや美術になじみがない人の心の線に触れる直球力と
アートを探求した人に「この表現を形に出来てしまうのか!」と言わせる実行力。


現代アートが一般に浸透する
アートを観ることが一般化する

もしかしたら名和さんのこの展覧会から始まるかもしれないと
感じさせる高い完成度と可能性を感じさせる展覧会でした。




Evernote+20110611+10-27-51.jpg
あと椿昇先生やヤノベケンジさんや名和昇平さん等多数のクリエイターさんたちが
皆さんで作成していた「VITAL FOOT PROJECT」の自転車も展示されていました。
親子で家族でお世話になっている椿昇先生と一緒にはいぽーず。
(オレンジの子供用とかったら欲しくなってしまいそう。。)



最後に
この度息子と(付き添いの私を)オープニングパーティーに呼んで下さった
名和昇平さん、SCAI THE BATHHOUSEさん本当にありがとうございました。
次回は公開制作の時に伺いたいと思います。
----------
「Drawing」公開制作
名和晃平による「Drawing」の公開制作を行います。

日時=7月17日(日) 15:00-17:00 (作業中に休憩時間あり)
会場=東京都現代美術館 地下2F講堂
参加=無料(名和晃平展チケットをお買い求めの上、ご入場ください)
*会場内での撮影はお断りしております。予めご了承くださいませ。


「Catalyst」公開制作
企画展示室地下2階エントランスを会場に、グル―ガンを使用して制作する作品「Catalyst」の公開制作を行います。

第1回 7月18日(月・祝) 15:00-17:00 (作業中に休憩時間あり)
第2回 8月28日(日) 15:00-17:00 (作業中に休憩時間あり)
会場=東京都現代美術館 企画展示室地下2階 入口
参加=無料(名和晃平展チケットをお買い求めの上、ご入場ください)
*展示室内での撮影はお断りしております。予めご了承くださいませ。
----------
息子は「しゅーにするか、ぶくぶくにするか。。すぐには決められないよ。。」と
真剣に悩んでいるのでしばらく暖かく見守りたいと思います。



8月28日(日)まで。
原則月曜休館です。
詳細は公式ホームページをご覧下さい。

theme : 美術館・博物館 展示めぐり。
genre : 学問・文化・芸術

2011-06-10

YOKOI FINE ART「永瀬武志「生きている-super painting-」」を観てきました。

IMG_2160.jpg
YOKOI FINE ARTにて

「永瀬武志「生きている-super painting-」」

を観てきました。



今回は息子登園中にゆっくりと。
路上の看板を拝見して「写真?」と思いながら
いざギャラリーに伺ってみると
そこには予想以上に大きな女性の顔がありました。
今回のテーマは「女性の顔」だそうです。
こちら筆を使わずエアブラシで描かれていると聞いて
驚きととに作品の世界へ。

IMG_2162.jpg
まず感じたのは作家さんの優しさ、そして愛情です。
エアブラシという手法から私が連想したのは「直接触れない優しさ」
でした。

暖かいまなざしとそしてやさしいタッチ。
描かれた女性達は写実的ではありますが
とても暖かく美しく美白モードになっています。
これは描かれたモデルさんは嬉しいだろうなと
鑑賞している私も嬉しくなりました。



作家さんはまだお若い独身の方だそうです。

「これだけ女性を美しく描いて頂けるのだから
 好きな女性がいたらその人を描いてプレゼントしたらいいのに!」

と言ったのですがギャラリーのスタッフさんに

「時間かかりますから。。。」

とあっさりスルーされましたwww



chichibunomiya021905
とても美しい女性たちでした。
同じ女性としてちょと羨ましくなりました。



6/25(土)まで。
日曜日、月曜日休廊です。

theme : 美術館・博物館 展示めぐり。
genre : 学問・文化・芸術

2011-06-10

TOKIO OUT of PLACE「絶対領域 -Absolute Terror Field-」を観てきました。

chichibunomiya021904
TOKIO OUT of PLACEにて

「絶対領域 -Absolute Terror Field-」

を観てきました。
情報を整理するとなんと現在公開制作中とのこと!
こりゃ面白そうじゃなーいということで親子で出かけました。



まずそとのポスターを観て「かわいいー!」。
(写真マネしてるんですけど分かりづらい)
そして展示会場は益々「可愛い!!」で溢れていました。
しかもこの女の子達。とても私のタイプ。
適度に肉がついていてそしてとても気持ちが前向き。

やはりこういう肉感は大事よね!と
スタッフさんと何度も言い合い
なんだかとても肉屋になったような気分でした。



作家さんに質問してみました。
「最近女子も男子も沢山並べるのが流行っていますが
 女の子達を描くということはないのですか?」

すると

「イメージとして浮かぶのは女の子達ではなく女の子。
 だから今は女の子を描きます」

とても逞しくて何よりです。


sato0219 chichibunomiya021902
私がとても気になったのはこちらのふたり。
二人ともに肉が充実していてとても魅力的。
戦地に慰問に行ったマリリン・モンローみたい!

今回は作品にそれぞれ兵器を連想させるアイテムやタイトルになっています。
「女性ほうが破壊に躊躇しない」と感じる今日このごろなので
「可愛い顔して容赦なく破壊」という女の子を表すにはとてもしっくりきます。
タイトルにもぜひ注目してみてください。



作品は既出の作品かた順に制作を重ね
公開制作(現在進行中)まで到達するという流れ。
時の流れも感じるとても三次元的な展示になっています。
公開制作される作品は最終日までには完成とのこと。
経緯を楽しんだり、結果を楽しんだり出来そうですね。
「公開制作は再訪したくなるのだな」とよく分かりました。



いつもスタッフさんに優しくしてもらっていて
しかも公開制作まであってということで
息子もすっかりくつろいだ鑑賞となりました。
少しくつろぎすぎという印象もありますが..
本人はとても楽しかったそうです。



chichibunomiya021903
名刺を渡してご挨拶させて頂いた際
「このブログ知ってます!」と言われびっくり。
Hogaleeさんが参加されていた旧フランス大使館の
「NO MANS LAND」を訪問した際のブログを読んで頂いたとのこと。
こちらですね。

旧フランス大使館「NO MANS LAND 創造と破壊」が面白い!

とてもありがたいです。続けていてよかった。
ありがとうございます!




7月3日まで。
月、火、水曜日休廊です。【土日開廊しています!】

theme : 美術館・博物館 展示めぐり。
genre : 学問・文化・芸術

2011-06-09

東京都近代美術館「パウル・クレー - おわらないアトリエ」を観てきました。

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東京都近代美術館にて

「パウル・クレー - おわらないアトリエ」

を観てきました。

パウル・クレーは好きな作家さんではありますが
作家さんそのものの人生や表現方法の変化等は全く知りませんでした。
ぼんやりと色彩の海に身を委ねて思考整理なんて素敵よねという気分で。
息子の登園中の鑑賞は館内ではのんびり出来るのですが
移動がいつもダッシュすぎてしまい正直笑えます。。。




今回の展示構成はこんな感じでした。

プロローグ:自画像
1:現在/進行形 - アトリエの中の作品たち
2:プロセス1 写して/塗って/写して - 油彩転写の作品
3:プロセス2 切って/回して/貼って - 切断・再構成の作品
4:プロセス3 切って/分けて/貼って - 切断・分離の作品
5:プロセス4 おもて/うら/おもて - 両面の作品
6:過去/進行形 - 特別クラスの作品たち


今回の展覧会は動線が細めで入り組んでいます。
この点はかなり注意をしておきたいです。
家族連れの人は子供の動きにいつもより注意を多めな感じで。




まずアトリエの写真と共に
そのアトリエで作り出された作品を鑑賞していきます。
写真をみながら作品を確認という作業が出来るので
過去と現在、こことあちらという感じで
時間や空間をいったりきたりを楽しみます。
私自身は今とてもドイツに興味があるので
ミュンヘンの作品がとても気になりました。
その時の町並みの写真とかも見たかったな。

そしてそのアトリエの中で展開された
数々の実験を次の展示室でより深く掘り下げていきます。
それがプロセスの展開です。

プロセスには数字がふってありますが
数字通りに動線を辿るのが少し難しかったかな。
混雑時には少し注意したいです。
でもこの迷路みたいな感覚も楽しかったです。

ここで鑑賞の際にとても助けて頂いたのが「動画」でした。
今回の展示は1つ1つの作品を間近で拝見出来る嬉しさはもちろんですが
表現方法の変化や分析の解説をとても興味深く見ることが出来ました。
こちらとても短い動画でまとまっているのがとてもいいです。

プロセスの中でとても印象に残ったのは「切断」でした。
絵画作品においての切断は「破壊の完成」であります。
そして鑑賞者に「破壊」を認知させ
その新しい世界で更なる成長を促すとても神的な視線を感じます。

破壊された新しい世界。
まさに今の日本の日常を連想させました。




展示室全体に感じるのは「自己肯定した寂しさ」でした。
作品は綺麗だし暖かいのだけどでもなんかきゅんとする寂しさを強く感じました。
一度完成された作品を解体して展開するという
「世界の構築」と「世界の破壊」を同じ人が行っているからかな。
永遠に完成されない満たされない世界。


まあ世の中ってそんなものですよね。




1つの表現をいくつもに展開されるというのは
人の心の変化を連想させます。
その変化を作品として完成すえうことができるということは
「人の心の移り変わり」の認証を求めてるようなむなしさも同時に感じました。。



その虚構感は最後のブースの「アトリエの再現」
でほぼ完成されます。
この中には映像が流されていますが作品は何もありません。

なんだかとてもぽっかりとかした気持ちになります。
このなんともいえない寂しさとともに展示を終えるというのは
とてもクレー的で私は好きです。
誰かと行ったら帰り道その人の手を繋ぎたくなるような気持ちになります。
そういう点ではデート向きかもしれません。




いつも以上に展示室が寒かったです。
これから外気がどんどん上がっていくので展示室との気温差が激しくなりそう。
羽織もの持参をオススメ致します。


7月31日まで。
原則月曜休館です。詳細は公式ホームページをご確認ください。




個人的にとても悲しかったこと。

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genre : 学問・文化・芸術

2011-06-06

原美術館「ミカリーン トーマス:母は唯一無二の存在」を再訪してきました。

原美術館にて

「ミカリーン トーマス:母は唯一無二の存在」

を再訪してきました。


こちらの展覧会実は3回行きました。
「Be Alive! ――原美術館コレクション展」がものすごく楽しかったので。。。
親子鑑賞した際の感想はこちら。
原美術館「Be Alive! ―原美術館コレクション」を観てきました。
原美術館は自宅から近いし幼稚園からも近いし
何よりもランチが美味しい!ので
何度も足を運びたくなる美術館ですから。


今回は対話型鑑賞の際と
そしてその後にじっくりと鑑賞出来たことと
あと気がつけば1週間でこの展覧会もおしまい!ということなので
改めてこちらの「ミカリーン トーマス:母は唯一無二の存在」
を幼稚園に子供を送り出したお母さんにオススメモードで
紹介してみたいと思います。



今回の展示は原美術館館長・原俊夫氏が
マイアミアートフェアで一目惚れし即購入を決めた
「ママ ブッシュ:母は唯一無二の存在」(2009年)
の初お披露目を兼ねたコレクション展です。

スタッフさんから伺った情報によりますと
値段や詳細も聞かず本当に一目惚れで購入を決めたそうで
購入した後は「おおきすぎー」ということで
まずは原ミュージアムアークにての展示だったそうです。
こちら一度伺いましたが牧場の近くにあって家族連れにとてもオススメな場所です。
ハラミュージアムアーク「「觀海庵」 落成記念コレクション展?まなざしはときをこえて」を観てきました。

しかしのちに
「この作品2つに分割出来るのよ」と情報をつかみ
そこで御殿山で展示することになったんだそうです。
(それにしてもどうしてすぐ気がつかなかったのかな。。
じっと見つめられないほど惚れてしまったのかな。ぐふふふ。)



女は見つめられると美しくなり
見つめている相手が自分に好意を持っていると意識すると尚輝きを増すものです。
この展示室はまさにその輝く女性美に溢れています。
そしてその輝きは女性的というよりとても♀的。


私が最初のこちらの展示を拝見した時の第一印象は
「凄いなあ」でした。作家さんのお母様をモデルにした作品とのことですが
彼女から湧き出る「発信する女性美」と「作者に対する母性の壁」の重厚さに
圧倒されました。作者の「ミカリーン・トーマス」は

「もうお母さんに叶わないわ :-)」

とあきらめの境地まで到達しているような潔さがあります。
母親の存在って時として想像以上に巨大になるものなのです。

どうしてなのか、自分が母になって何となく分かります。
母親になって5年以上経ちましたが子供に対して

「所詮あんたは私がいないと存在しなかったのよ」

という【母親しか持つ事は許されない】上から目線に
自分が一定部分支配されていることに時々気づかされます。
これって子供にとってはものすごく苦痛です。
「産んでくれと頼んだ記憶は無い」ですね。
ちなみにこの言葉ちょと近藤真彦的ですね。
話がそれましたね。でもいざ自分が出産してみると
この感覚が母親にとって究極の自己肯定であり自分に対する自信の源であり
その自信が自分の中の女性心の源になっているということを
思い知らされます。

あっちゃーあたしこんな感覚で自信つけようとしてる。、。

って感じ。母という立場の人がこの空間の中にいると
このモデルとなったお母様から出てくるオーラ的なものを
自分の中にも感じてしまうのではないでしょうか。




今回の展示が昔個人宅であった原美術館での開催というのも
空間の輝きを増している要因になっています。

母親にとって「家」というのはとても重要な空間。
大好きなもので満たしたい空間。
守るべきもので満たしたい空間。
全体を意識して大好きな空間を作ることが許される。これが家。
今回の展示では絵や写真作品であしらわれた鮮やかで美しい花たち(造花)が
窓際に配置されています。この花たちは
それぞれの作品(写真、コラージュ、ソファ)にリンクしています。
そしてその花は上階の須田悦弘さんの『此レハ飲水二非ズ』のちょうど下に
配置されているのです(偶然だそうです)
まるで花が上階からはらりと落ちてきたかのように。

家全体が好きなもので満たされた喜び。
この空間にはその時の喜びで溢れています。
それは女性的というか、母的というか、♀的。

こちらのでのホワイトキューブのギャラリーでの展示映像と比較してみます。
もちろん作品の美しさ、素晴らしさは際立っているのですが
空間全体が発信する♀的な力強さは原美術館が際立っているのが
よく分かると思います。


自分が普段感じている様々な感覚を
美しい作品という形で表しているこの空間。
ぜひ沢山の「お母さん」に見て頂きたいです。



6月12日まで。月曜休館です。

theme : 美術館・博物館 展示めぐり。
genre : 学問・文化・芸術

2011-06-04

原美術館「ミューぽんユーザー限定企画!! 対話型鑑賞 in 原美術館」に参加してきました。

原美術館にて

「ミューぽんユーザー限定企画!! 対話型鑑賞 in 原美術館」

に参加してきました。



実は私は美術館の大人のワークショップに参加するのはものすごく久しぶり。
いつもは子供または親子ワークショップが専門です。。
大人と子供。どのようなことが違うのか楽しみにしていきました。
いつもお世話になっているTokyo Art Beatさん。
あ、今月のTokyo Art Mapの表紙はうちの息子です。
IMG_1322.jpg


そして仕切りは対話型鑑賞を研究されている平野( @tomokihirano)さん 。
平野さんの進行ももちろん初めて。
さて、どんな感じなのか。。?
まず最初に行われたのが「Ice Break」と呼ばれる
緊張を解きほぐすワークショップ。
そこで近所の人とご挨拶。緊張がほぐれたところで鑑賞スタート。

1つの作品の前にみんなで集まってじっくり見つめ合ったあとに
それぞれ感じた事を話していきます。
人の話を聞いて聞いて影響されてもいいし、影響されなくてもいい。
それぞれの人がそれぞれの思いを話します。

こういうスタイルで鑑賞したことがなかったんでかなり新鮮。
何が新鮮って
「大人たちが言葉にする行為に奮闘している様」がとても新鮮です。
大人が思いを言葉にする行為ってのは実はとても全身を使う事。
思うことを本当に言葉にしていいのか、
大人になると色々なアンテナが働いてきます。

まわりを傷つけないか
周囲にどう思われるか

子供にはない防御的なアンテナの感度がどんどん上がっていきます。
自分も含めて作品を前にして「思うことを話す」時に
他の人の話や存在をとても意識している様がとても興味深かったです。



この点に気づいたのはものすごくちょっとしたことから。

気づいたきっかけは奈良さんの作品「Eve of Destruction」を題材に
対話型鑑賞を行っている時でした。
目についた絵の中の「The Turtles」という文字。
こちらはアメリカのフォークロックバンド(と推測されている)そうですが
私が「タートルズ」と聞いて思い出したのはこちら。

「でも忍者とか言うのはちょっと恥ずかしいなあ。。。」
と思い黙ってました。そして鑑賞が終わった後
作品の前で数名で話していたら

「タートルズといえば忍者ですよね!」

という人が数名いたんです!
「この子なんだか亀っぽい!」と言う人まで。。。
「でも鑑賞中人前ではちょと言えないですねえ」という意見が
とても多かったんです。
お互い「そうですよねー」とかうなずき合ったりして。



ああ「発言をする際他者の存在を意識する」って
こういうことなんだなと実感しました。
ちなみに帰り道私が覚えていたのはこの盛り上がりでした。
すごく、すごく楽しかった。



1つの作品の前で複数の人間が自分の思い出から連想された思い出を話し
同じことを考えていた人と共有感を味わうことによって
1つの作品に新たに思い出が加わる。
さて、これって対話型鑑賞なんでしょうか?




私は研究者ではないので詳しくは正直解らないです。
でも今日の体験から分かったことは
「ちょっとした前段階があるとより深くなれるのかな?」
ってこと。
今の日本人の大人の対話型鑑賞というのは
対話からいきなりはじめるのではなく
つぶやき等の無記名の思いの羅列をfirst stepにして
その羅列をみながら対話を始めたほうがやりやすいのかなと思いました。
ニコニコ動画のコメントを
面白く思える日本人ならではの感覚を活かすとでもいいましょうか。
実際に可能だと思うのですよ。セカイカメラでエアタグをつけて
そのタグを見ながら会話するとかね。
もしそういうガジェットが厳しかったらメモを無記名で投票して
そのメモをボードに貼りながらでの対話でもいい。
無記名で「言葉を自由にした状態」での思いはきっと
その言葉を発した人だけでもなく
その言葉に遭遇したすべての人を自由にしてくれる気がします。

参加表明の際に奈良さんの作品について
つぶやきをまとめるっていうstepはあったのですが
その作品を前にみんなで対話型鑑賞もしてみたかったです。


(これって対話型鑑賞のルールから外れちゃうのかな。。
 もしそうだったらごめんなさい)



私が子供と一緒に美術館に行く時際注意すべき点はただ1つ。「帰り道楽しいか」
だけなんですね。「終わりよければ全てよし」だと思っています。
では大人は美術館で鑑賞ワークショップに参加した際
帰り道はどんな気持ちになるのがワクワクするのでしょうかね。
自だって大人なのにワクワクしてる自分にはあえてつっこまないようにします。

あと平野さんの進行の仕方、特に話し方が
相手を会話のリズムを意識した話し方だったのでさすがだなと思いました。
お話を伺うと考えて話しているとの事。やはり。
またぜひ参加したいです。




平野さん
原美術館さん
Tokyo Art Beatさん

とても素敵な時間でした。
本日はどうもありがとうございました!

theme : 美術館・博物館 展示めぐり。
genre : 学問・文化・芸術

2011-06-03

SCAI THE BATHHOUSE「「Beyond」 中西夏之、名和晃平、イェッペ・ハイン、川上幸之介、ブライアン・アルフレッド、嵯峨篤」を観てきました。

IMG_2075_convert_20110603232011.jpg
SCAI THE BATHHOUSEにて

「「Beyond」
中西夏之、名和晃平、イェッペ・ハイン、川上幸之介、ブライアン・アルフレッド、嵯峨篤」


を観てきました。


このブログも気がつけば4年以上続けています。
継続は力なりということですね。
今回はもうすぐ現美で個展を控えている名和さんと
以前自由が丘ギャラリー21+葉jにて素敵な個展を拝見した
中西夏之先生の絵をぜひ拝見したくて
サッカーの後電車に乗って出かけました。

息子はバスハウスさんを「おふろのギャラリー」と読んでいます。
(そのまんまやん!)
こちらは外の光がいろいろな方向から流れてくるから大好きなんだそうです。
早速展覧会へ。


まずお目当ての名和さんの作品。
こちらですね、実際に作品の前に立たないと解らないことが沢山ありすぎます。
以前公開制作を見学させて頂いた時に
絵の具の調合をしている様を見せて頂いたのですが
(そして息子は一緒に参加させて頂いたのですが)
とても伸びやかで繊細な調合で驚いたのを覚えています。

公開制作件書きの記事はこちら→
「NIPPON ARTNEXT」名和晃平 公開制作を観てきました。


絵の具で描かれたラインの光沢は
写真やWEBでは識別できないです。
目の前に立ってはじめてわかる。とても存在感があるラインです。
今回産み出されたラインは本当にいろいろな方法で産み出されたもの。
作品の前に立っていると視界外の作品のラインが動き出すような錯覚に陥ります。。
ラインの光沢の変化にドキドキしました。


そして中西先生の作品。
以前自由が丘で拝見したときより大きな作品。
自由が丘の個展は「アトリエ」をイメージしていたので
優しい椅子でくつろいでいるような空気がありました。

今回は非常に力強く奥行きがあって深い森を感じさせるような作品。
作品の前に立つと樹の間からの風を感じることが出来ました。
思わず気持ち起立。風がここちよかったです。


その他の作品もとても存在感があって
1つ1つをじっくり拝見する事が出来ました。
「SCAI THE BATHHOUSE」という大人を連想するギャラリーだったから
作品感に波も壁も感じないけどそれぞれ独立している感じ。
大人のパーティーって感じでした。


息子はいつもお世話になっているBATHHOUSEさんのスタッフさんに
お願いが出来て大満足。
そして名和さんの作品を自分のノートに一心不乱に模写していました。。。
そして何度も天井を見て光の入り具合を確認していました。
帰り道「作品もかっこいいんだけど天井が綺麗だよねー」と
何度も話していました。

そうね、ここのギャラリーは建物もとても綺麗ね。



IMG_2084.jpg
名和さんの個展『名和晃平 -シンセシス』のポスターが大きくなっていました。

ちらしも頂きました。
写真やデザインはもちろんなのですが
触った時の紙の手触りの美しさにびっくり。
表参道、渋谷と展覧会以外でも
作品を拝見する機会も増えそうです。
楽しみですねー。

7月2日(土)まで。
日曜、月曜休廊です。

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