2010-12-21
Shonandai MY Gallery「Expected Artists 2010 」を観てきました。

Shonandai MY Galleryにて
「Expected Artists 2010 <8+2>」
を観てきました。
twitterで高橋先生からお誘いをして頂いたこの展覧会。
ワインをもって幼稚園が終わった息子をピックアップして伺わせて頂きました。
方向的には昔六本木で死頃していた時期がある私には思い出深い場所。。
大八の支那そば。。
入って最初に感じたのは「場の暖かさ」。
実はわたくし息子が妊娠中に多摩美術大学の公開講座に通っていました。
息子はお腹の中で多摩美の先生の講義をずっと聞いていたのでした。
大きなお腹を抱えて通う私をいつも気にかけて下さった
公開講座の事務所の皆様には今でも感謝しております。
ありがとうございます。
そういう印象があるからかしら、とにかくあったかい。
まずは今回のキュレーションを担当しておられる
高橋先生の作品をじっくり拝見。
シンディー・シャーマンを連想させるような
小宇宙的な世界をあの紙に印刷という点に
さすがだなあとふむふむしておりました、
そして作家さんをじっくりと鑑賞。
藤田弥子さんがいらっしゃったのでファイルを拝見しながら
作品の変化等について楽しくお話を伺わせて頂きました。
藤田さんの作品は後半明らかに表現がシンプルになっていくのですが
その過程がとても興味深かったです。
その他気になったのが杉本羽衣さん。
実は藤田さんも杉本さんも両方小さいサイズの作品に
私はとても強く惹かれました。
小さいサイズのほうが世界感がとても伸びやかな感じがしました。
画廊のオーナーさんともお話させて頂きました。
「作品を求められる作家を育てる」ということをとても意識されている
素敵なオーナーさんでした。
よい種は適度な水と適度な気温と適度な肥料があるからこそ
ぐんぐん育つのですよね。
芽をどうやって育てるかは環境次第なのですよね。
こういう環境で作品を発表出来ると
作家さん自身の世界もどんどん広がるだろうなとしみじみ感じました。
とても飛躍の予感を感じさせる展覧会でした。
12月25日まで。
最終日にはクロージングパーティーが開催されるとのこと。



歩いて数分でミッドタウンのイルミネーションも満喫出来ます。ぜひ。
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theme : 美術館・博物館 展示めぐり。
genre : 学問・文化・芸術