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2010-12-03

RING CUBE ギャラリーゾーン「Secret2010?心で感じる写真展?」を観てきました。

IMG_8285.jpg
RING CUBE ギャラリーゾーンにて

「Secret2010?心で感じる写真展?」

を観てきました。


「日本に写真を購入する文化はまだ未成熟」


写真の展覧会でよく聞かれる言葉です。
自分ではこの理由を


「日本人は家族写真撮影等写真という保存媒体が身近である
 よって身近故写真が美術表現手段という認識が購買側に薄い傾向がある」


ではないかと思っています。

今回の展示会は
購入という手段を頑張れば取れる値段(15000円)で
その決断に向き合わさせるのが醍醐味です。
作家さんの名前はすべて匿名。
しかしまあ参加した作家さん凄い。私でもお名前を聞いたことがある人多数。

ーーーーーー
出展作家名(敬称略、五十音順)
安達ロベルト/阿部秀之/飯塚達央/石毛倫太郎/市川泰憲/うつゆみこ/江森康之/大橋愛/大村克巳/大和田良/岡嶋和幸/君塚裕/久保圭一/弘法亮/小澤太一/塩澤一洋/清水哲朗/白井綾/リップ・ジンガー/杉浦貴美子/鈴木知之/辰巳郁雄/谷口京/谷田政史/塚田直寛/テラウチマサト/野村恵子/野村佐紀子/塙真一/馬場わかな/広田泉/藤田一咲/前川貴行/丸谷裕一/宮下マキ/森谷修/柳瀬元樹/ハービー・山口/山本弘之/横木安良夫/吉野信/
ーーーーーー
(以上HPから転記)

写真作品は作家さんの判断で世界を切り取るものという認識があったので
クレジットなしで写真を観るってどんな感じなのかなと思いながらの拝見となりました。


しかし私の迷いは思い切り打ち砕かれました。

作家名という鎧のない作品達はとても軽やかに直接鑑賞者に語りかけてくれました。
1つ1つの作品と向き合うってのはこういうことなのでしょうね。
作品から出てくる勢いを受け止めて自分の細胞に消化させる感じ。


解説も全くないのかと思っていたのですが
予想以上に想いのこもった解説文が短くついています。
この文章が想像力を倍増させます。
読み返し、作品を感じ、そして読み返す。
行間から書き手(撮り手でいいのか?)の想いを
直接感じられます。

1つ1つの文章をかなり深く読み込んでしまいました。



素敵だなって思う作品があったら応募手続きを忘れずに。
ちなみに多数の場合は抽選だそうです。

15000円というお値段は
大切な人へのクリスマスプレゼントに最高ではないかしら。
(12000円だったらこども手当で買えましたね。。)
迷って迷って迷ったまま選んだプチペンダントより
一生懸命感じて感じてそして決断して選んだその写真にしたほうが
きっと沢山の思いと共にプレゼントされることになるでしょう。

12月12日まで。
火曜日休館です。


そういえばクリスマス前後は銀座界隈の画廊も

クリスマスアートフェスタ

というイベントを開催するそうです。
こちらにも手が届く値段で素敵な作品がきっと満ちあふれているはず。
(事前にご縁があればどこか紹介させて頂きたいなあ。。)


ぜひ銀座に素敵なアートのプレゼントを探しにいきましょう。
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genre : 学問・文化・芸術

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