2010-12-31

2010年親子ワークショップベスト6

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こちらは別記事にしてみました。


親子ワークショップベスト6です。


親子でしか参加できない「おやこで参加する美術ワークショップ」というのは
実は沢山あります。
私たち親子はあきれるほど参加させて頂いております。
今回はその中で参加してとても印象に残ったものをランキングにしてみました。
ってやっぱり微妙な数になってしまう私。。

ちなみに息子現在4歳(年少)でありますが
特別参加させて頂いたものもいくつかあります。
このようなワークショップでは年齢の指定があるものが多いですが
興味を持って頂き来年ぜひ!と思った年少のお母様はぜひ事務局に
ご相談をよろしくお願い致します。



第6位 するところ「パラモデル・ジョイント・ファクトリー」

こちらはかなりアーティストよりの自由な造形イベントが出来る会場での
ワークショップでした。
スタッフさんも多くて親側としてもとても安心。
子供もとても楽しかったそうです。
そして子供用のトイレも完備されているのにはびっくり!
するところはこれからどんどん参加させて頂ければと考えています。
どうぞよろしくお願いします。


第5位 日本橋高島屋画廊X 「富田菜摘のこんなアートもある「集まれ小学生☆わくわくワークショップ」」

親子で大ファンの富田さんのワークショップ。
ちゃんと完成させてしかも展示させてくれるところに感激。
子供も「できた!」と大満足でした。


第4位 国立劇場大劇場 「歌舞伎鑑賞教室「身替座禅」」

歌舞伎座なきあと親子で歌舞伎を鑑賞できる大事な場所。
こちらは親子鑑賞教室の時期なら「花道横でも親子で3000円」というのが特徴。
前半の「歌舞伎のみかた」は何度みても楽しいです。
歌舞伎好きな幼稚園児に絶対おすすめです。←どのくらいいるのだろうか


第3位 21_21 DESIGN SIGHT 企画展 佐藤雅彦ディレクション 「“これも自分と認めざるをえない”展ワークショップ「心臓ピクニック」」

こちらいつもお世話になっているデザインサイトさんのイベントでした。
自分の心臓を持ってピクニックをするというとても斬新な体験。
息子も自分の心臓と人の心臓の違いにドキドキしていました、


第2位 日本写真協会「親子と初めての方のためのモノクロ写真現像教室」

デジカメありき世代の息子には暗室はとても楽しい体験だったそうです。
この教室に参加してから写真を撮る時構図を考え始めました。
先進技術しか知らない世代にこのような大事な技術体験をさせるのは
とてもいいことだと思います。


第1位 よみうりカルチャー自由が丘「こども水墨画スペシャル」

こちらぶっちぎりの1位です。
水墨画体験により墨の奥深さや日本人としてのアイデンティティを
親子で体感出来ました。
あと筆の進ませ方とか墨の濃さでの表現の多様化を自らの手で体験出来たのもよかったです。
親子で並んで書けたのもよかったです。



特別賞 サントリーミュージアム[天保山]キッズ・プログラム「レゾナンス 共鳴 人と響き合うアート」関連ワークショップ II:「世界のどこにもない音楽をつくろう」

関西で初参加のプログラム。contact gonzoの塚原さんには大変お世話になりました。
関東とはまた違った雰囲気と進行、そして小さな子やついていけない子をちゃんとフォロー
して下さるアーティストさんたちの心遣いにぐっときました。

いつもありがとう賞 森美術館 おやこでアート

こちら大人気のワークッショップです。
毎回毎回参加させて頂き本当にありがとうございます。
こちらのワークショップがいつも本当に楽しいことが
私たち親子の美術鑑賞ライフの根底にあると言っても過言ではありません。
親子鑑賞をはじめようと思ってる人はぜひこちらからといつも薦めています。
いつも本当にありがとうございます。



ワークショップって美術を知識と共に真っ向から鑑賞している人からみると
邪道なのかもしれません。でもですね
私たちのような親子連れや私のような感覚から美術を見てしまう人には
とても優しく手を差し伸べてくれるような体験なのであります。

ぜひ小学生以下の体感のワークショップをどんどん開催してほしいです。

まだ体験して1年もたっていない親が言う台詞ではないかもしれませんが
日本の教育市場には「Show&Tell」を意識する場が少なすぎる様な気がします。
特に「show」する媒体を作り出す能力をつける場がなさすぎる感じがします。
学校では羞恥心が先走ってしまうかもしれませんが現代芸術の前なら
子供達ものびのびと自分の手でSHOWするものを作り上げる力をもらえそうな気がするのです。
楽しんで作成している子供を見つめる親も美術を身近に感じてくれると思います。

あまりにも均一的な学校美術教育の場から飛び出せるような体験出来る場を
ぜひ美術館やギャラリーの側から提案してもらえたら。。。
何か考えてる美術館やギャラリーがあればぜひお手伝いを立候補させて下さい。
楽しい体験をこれからも沢山していきたいです。



2011年もいろいろなワークショップに参加させて頂く予定です。
どうぞよろしくお願い致します。
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2010-12-30

2010年を振り返って選ぶ2010年展覧会ベスト11

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さて2010年も残すところあとわずか。

今年も自分たち親子が鑑賞した
年間ベストテンを発表させて頂く時期になりました。
今年は息子の幼稚園入園ということで
鑑賞ペースが落ちるかと思ったのですが
登園中に自分も鑑賞しに行っていたので
結局楽しく鑑賞させて頂きました。


毎年のように順位はつけずに11の展覧会を選ばせて頂きました。
10にもしぼりきれないのですから順位なんてつけられませんって。


神奈川県立近代美術館鎌倉
「内藤礼 すべて動物は、世界の内にちょうど水の中に水があるように存在している」

内藤礼さんの作品に初めて正面から親子で向き合えたのは貴重な体験でした。
「内藤さんの作品には材料に展示環境も書くべきじゃないか」という息子の意見に
驚かされました。


金沢21世紀美術館
「Olafur Eliasson Your chance encounter / オラファー・エリアソン - あなたが出会うとき」

親子三代で見に行った思い出の展覧会。光を体感することってこういうことなのか!
と驚かされました。


Think Spot KAWASAKI 「椿昇展「GOLD/WHITE/BLACK--Complex」」

椿先生との出会いは私に撮って正直今年最大の出来事だったと思っています。
ミサイル、かっこよかった。。。


ギャルリー東京ユマニテ
「画廊からの発言 新世代への視点2010 富田菜摘 「さんざん待たせてごめんなさい」」

母子でそろって富田さんのファンなのでこの個展はとても楽しみにしていました。
ほんまに沢山通わせて頂いたけど拝見するたびに発見があって。。
今後も楽しみにしています。


21_21 DESIGN SIGHT「企画展 佐藤雅彦ディレクション「“これも自分と認めざるをえない”展」

幼稚園児を育てている親なら皆知っているピタゴラスイッチの佐藤雅彦ディレクションの展覧会。
開館日はとても空いていたのに最後は300人待ちの大ヒット展覧会になりましたね。
「生まれ変わるのなら佐藤雅彦になりたい」という私の一途な愛のおかげでしょうか。
私たちは3回行きましたが混雑に困る事なく楽しむことができました。
心臓ピクニックも本当に楽しかったです。


SCAI THE BATHHOUSE「名和晃平個展「Synthesis」」

外苑前の公開制作の後に作品を拝見出来たのでとても感慨深く鑑賞出来ました。
SCAIの天井から来る光に輝く作品に見とれてしまいました。
ちなみに今年最後の鑑賞作品は名和さんの渋谷西武です。
来年の個展も楽しみにしています!


瀬戸内国際芸術祭

この芸術祭を通じて本当に色々な出会いがあり
本当に素晴らしい体験をさせて頂きました。
3年後開催が決まったそうなのでこれからはぜひ途中で行われるイベントや
展示に注目していきたいです。
その際は豊島、小豆島の皆様どうぞよろしくお願い致します!


千葉市美術館「伊藤若冲 アナザーワールド」

やはりどうしてもはずせない。
ここまで描写が多様な世界をあんな近くで体感出来たのは
ものすごい収穫でした。
今若冲が生きていたら書きたいもの沢山あるだろうなーなんてしみじみと思いました。


川村記念美術館「アメリカ抽象絵画の巨匠 バーネット・ニューマン」

以前から大ファンだったニューマン。川村の「ニューマンルーム」に泊まりたい
のが私の夢です。大丈夫です。寝相いいですから。
「現実化できないものを表すのが抽象でありそれを彫刻で現実化した」作品には
度肝を抜かれました。。。
あと東京駅発の高速バスを始めて使いました。
すてきです。やみつきになりそうです。


京都造幣芸術大学ギャルリ・オーブ
「時代の精神展 第一回 ジョナサン・トーゴヴニク写真展「ルワンダ ジェノサイドから生まれて」」

自分の立ち位置と環境がどれだけの幸せで出来ているのか
本当に私分かってないなあ。。とバケツの水をぶっかけられたような
衝撃を受けました。
ああ、この展覧会絶対に巡回すべきだと思うのです。
私の願いが叶いますように。


大阪・心斎橋Six「宮島達男個展『Time Train』」

重厚なメッセージをスタイリッシュに伝えるって
なんてかっこよくてそして心に響くのかを体感出来ました。
宮島さんのtwitterにも毎回心にびしばし響いています。



twitterからの情報にもとても助けて頂きました。ありがとうございます。
今年はアートツーリズムに躊躇しなくなった年でもありましたね。
選んだ展覧会も東京在住で4歳児連れとは思えない行動範囲。。
きっと来年はもっともっと色々な場所に出向くような気がします。
(すでに海外遠征は決まってる。。。!!)←いくいく詐欺になりませんように。

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そして椿先生との出会いは私たち親子にとってとても大きな出来事でした。
伺う度に連れて行って頂くウルトラファクトリーに毎回刺激をもらいすぎです!
ヤノベさんもいつもありがとうございます。

あと私が親子鑑賞が好きな理由は
「作品から出てくる「出来た!」のアドレナリンをみんなで体感したい」
からだと気づけたことも大収穫でした。
おそらく私宝くじ当たったら作品購入に走るのではなく
親子やいろんな人が造形を体感して完成した時の
「できた!」を体感出来るワークショップスタジオを作ると思います。
今後は「親子で造形を体感する場」についても色々見学させて頂ければと思います。
っていうかそういう親子の造形イベントがやりたいですね。
素晴らしいアイデア思いつきますように。
そして実行に移せる行動力が出てきます様に。
(やります詐欺になりませんように。。。)


今年もtwitter、ブログを通じて沢山の人に出会え交流出来たことに深く感謝します。
こんな変わり者のかーちゃんにおつきあい頂き本当にありがとうございます。

そしてつきあってくれる旦那さんと息子にも本当に感謝です。
いつも本当にありがとう。


来年もどうぞよろしくお願い致します。

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genre : 学問・文化・芸術

2010-12-29

「ミューぽん」を使ってみました。

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「ミューぽん」を使ってみました。

年間約300近い展示を観ている私たちなので
美術館の割引についてはいつも細かく情報収集しています。
いちばん活用しているのはやはりぐるっとパスでしょうか。
こちらは正直現在の美術館割引制度では最強だと思います。

しかしこちらの「ミューぽん」ぐるっとパスにない割引制度も多そう。。。
しかもiPhoneアプリだし。。。


今回は1月3日まで定価1000円のところ半額以下の450円ということだし
森美術館の割引も1/3まで500円(すぎると200円)とのことだし
TOKYO ART BEATのアプリはまさにフル活用させて頂いているので
購入してみる事にしました。



使った場所は森美術館。
1月3日まで小谷元彦展が500円割引で鑑賞可能です。


使った状況は

「大人ひとり、幼児ひとりで割引を申請」

です。
森美術館は4歳児以上は幼児料金があります。
なのでいつも購入時ややこしいのです。
ちなみに使ってみたら問題なく使えました。

※森美術館は原則子供料金は割引はないそうです。



せっかくなので要望や確認ここでまとめてみます。


【購入して確認出来た事】
・割引申請時受付はそれなりに手間取る
→申請ボタンを押すのは購入者なのか受付なのかお互い混乱
・課金制度が分かりづらい
→12月29日付で現在の金額450円は終了。
 2011年12月末まで課金はなく割引美術館が追加される。
→「現状すでに2500円以上割引」は1人の料金ではなく友人の割引料金も含まれる。
・参加美術館の割引可能期間が明確化されていない
→全部2011年末まで可能とも書いていないのが不安

現在の割引対象状況(1月3日まで)

割引 有効人数 美術館名
500円 1名 森美術館(1月4日から200円)
300円 1名 ワタリウム美術館
200円 1名 山種美術館
100円 3名 NTT ICC、ニューオータニ美術館、泉屋博古館分館、目黒区美術館、川村記念美術館、ブリヂストン美術館
100円 2名 東京都庭園美術館、横浜美術館、竹久夢二美術館、弥生美術館、ミュゼ浜口陽三・ヤマサコレクション、練馬区立美術館
100円 1名 三菱一号館美術館、Bunkamuraザ・ミュージアム
10% 1名 東京都現代美術館

比較としてぐるっとパスはこちら。

「ぐるっとパス2010」全70対象施設

うーむ対象ではぐるっとパス圧勝ですね。



【購入して出てきた要望】
・今まで割引制度に積極的に参加してこなかった美術館の参加希望
→アプリ内で要望が出せるようになったらいいのに

・割引参加希望美術館投票コーナー希望
→アプリ内からだったら明確な要望が出るのでは

・割引対象期間をわかりやすく明示してほしい。
→変更になる場合はどこで確認出来るかを明確化してほしい

・対象美術館をぜひ郊外に広げてほしい
→このようなアプリ購入者は県外の美術館も出向きます。金沢や京都とか。

・2011年の再課金時に2012年で使用可の美術館一覧がみたい

あと疑問も。
プレゼントした場合アプリの再課金ってどこに申請されるのでしょうか。



今後の希望をまとめると

「希望する美術館の割引が申請可能」
「期間限定大幅割引実施」


の2点でしょうか。


アプリだから
配信で出来る割引や企画をどんどん打ち出してほしいです。
「母の日割引」とか「こどもの日割引」とか。
これから沢山楽しみたいと思います。
どうぞよろしくお願い致します。

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genre : 学問・文化・芸術

2010-12-28

銀座三越「山口晃個展「東京旅ノ介」」を観てきました。

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銀座三越にて

「山口晃個展「東京旅ノ介」」

を観てきました。


日本画、浮世絵、細かい絵を観て発見、そして間違いさがし絵本等が好きな息子にとって
山口晃さんの作品は好きな要素満載の作家さん。
ちらしを観ながらわくわくしながら出かけました。

それにしても銀座三越変わりましたね。
高級感満載だったので正直右往左往してしまいました。

チケットを差し出して(あべまつさんいつもありがとうございます!)
鑑賞を始めると観れば観るほど発見がある絵に親子で大興奮。
「川が切れているよ!」とか「侍とおねーさんがご飯食べてるよ!」とか
観る度の発見に興奮倍の倍。


すると奥にすてきな電車「露電」を発見。

息子がどうしても乗りたい!というので
一緒に「乗っていいのか」をスタッフさんに確認しました。
「ぜひどうぞ」と確認が出来たので息子電車にかぶりつき。
私も乗ったけどやばいこれ楽しい。。

この電車心躍る設計満載なんですよ。
私乗らせて頂いてすぐにこれを思い出しました。

山口さんが鉄道博物館に行ってこれに乗ったかどうかは
私には分かりませんが
これに乗った時のわくわく感って閉塞感がわくわく倍増!って感じで
本当に楽しくなるんです。特に膝のくっつき具合が。
息子もその時の興奮を思い出したかどうかは定かではありませんが
とにかく電車を楽しく堪能。
電車のまわりの説明の絵も楽しく拝見し感想を話し合っていたら
産經新聞さんに声をかけられ取材を受けました。
どんな風に掲載されるのかなとぼーっと検索していたらもう掲載されてました。。
→ 山口晃個展「東京旅ノ介」@銀座三越が開幕!(ブンカ×ブログ)

息子が夢中になるのが電車ばっかりだったらどうしようと不安になったのですが
絵に強い魅力の要素が沢山あるので心配は無用でした。

息子は武将の絵やバイクや戦艦の絵に息子はとにかくかぶりつき。
まるで生きているかのような武将の姿にわくわくしたり
不思議な戦いに挑む騎士を支える乗り物達にドキドキしたりと
会場をいったりきたり。
私も見る度に発見のある絵を存分に楽しみました。


そこでついに息子から衝撃の一言が。

「おかあさん僕この絵のここがほしい」

!!!!!

ついにコレクターデビューですかって
あなたこの絵を欲しいってあなた。。

ちなみに息子がほしがったのが「當世おばか合戦」。
(絵はがきで我慢してもらいました。。。)


こちらのこの部分がほしいのだそうです。(写真わかりにくい。。。)
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このむきゅうの戦士を発見した後は
「他にむきゅうはいないのか」と他の絵を穴の開く程しっかりと凝視。。
するとまた新たな発見が沢山出てきました。

見る度に発見があり飽きない作品達はまるで若冲のようで
本当に深く深く楽しめました。


もう1回行こうかなあ。。。行きたいなあ。
ちまみにトークショーやサイン会もあるのですね。
いのち丸のトークショーも面白かったからなあ。
きっと盛り上がるでしょうね。参加出来る人羨ましい。

あと息子と私からの切なる願い願いを記録しておきます。
山口晃さん武将マニアな子供や暦女向けに
武将絵の間違い探しの絵本を書いては頂けませんか。
迷路の絵本でもいいです。
そしてそこに沢山の小さな出来事を書き込んで頂きたい。。
絶対楽しいと思うだけどなあ。
ご検討ください。



1月10日まで。
12月31日午後5時半まで。1月1日は休館です。

theme : 美術館・博物館 展示めぐり。
genre : 学問・文化・芸術

2010-12-28

六本木ヒルズ森アーツセンター『スカイ プラネタリウム?一千光年の宇宙を旅する?』を観てきました。

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六本木ヒルズ森アーツセンター

『スカイ プラネタリウム?一千光年の宇宙を旅する?』

を観てきました。



プラネタリウム、個人的には本当に大好きです。
渋谷や池袋や横浜によく行きました。
最近復活が多いようで何よりです。

このブログは「子連れでアート」がテーマですので
最初にまずこちらを強調。

チケットは展望台+森美+プラネタリウムで1800円です。

こちら子連れの場合は特に「森美を最初に観る」がいいと思います。
今回の小谷元彦展はかなり表現が衝撃的なので
お子様によってはかなり驚いてしまうかもしれません。
美術館が身近になる生活を維持する最大のポイントは

「帰る時楽しい気分で!」

です。こちらのプラネタリムはとても楽しいので
ぜひこちらは後にしてくださいね。


さて。

森アーツセンターは案外せまいので
どんな展示になるのか覚悟して出向いたのですが
(アーツの展示はいつもそうだあたし)
とても楽しめました。

暗転がどうかなと思いお子様連れは辛いのではと
個人的には思っていたのですが
「歩いて鑑賞する形式」というのは子連れにはとても見やすかったです。
愚図ったら逃げることが出来る部屋もちゃんとあったし。


構成は

・映像「東京の星空」
・メガスター+3D「一千光年の宇宙散歩」
・パネル(ここは明るいので暗転で愚図ったお子様はここで休憩)
・映像「宇宙の果てまで」
・メガスター

という感じでした。
歩きながら観るというのはどうなのかと
観る前は思っていたのですが
思った以上に楽しめました。
子供連れだと走って行っちゃうかなと思ったのですが
そうでもなかったし。
本当に光る星と3D映像のコラボは本当に奇麗でした。
「手が届きそう」とはまさにこのこと。
曲も奇麗だったので暗転だったけど泣いてるお子さんには
遭遇しなかったですしベビーカーで困る!というポイントもなかったと思います。
アクアリウムより断然見やすかったのでとても楽しめました。

家族で昼間に行くのはとてもおすすめです。


個人的にどうしても納得できなかったのがメガスターの部屋。
こちらの出口はショップに直結していて
出入りの度に猛烈に光が入ってきます。

はっきり言ってものすごく興ざめです。

出入り口から光が直接入ってこないように
少しだけ出口に通路をつけてほしかった。
メガスターがとても奇麗だったのでものすごく残念でした。



観賞後ショップをうろうろしていたら
「自宅でプラネタリウム」のキットがちらほら。
息子に「ほしいよー」とか言われて適当にあしらっていたら
こちらが家にありそのままであることを思い出しました。

大人の科学マガジン Vol.09 ( プラネタリウム )大人の科学マガジン Vol.09 ( プラネタリウム )
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「うちにプラネタリムあるよ!作ろう!」


と息子に声をかけると大興奮。
急いで帰宅し食事後に作ると言うと
いつもはふざけてなかなか食事しないのにきちんと食べて驚きました。


食事前後を挟んでですが
約1時間でプラネタリウム完成。


これが思った以上に楽しいです。
息子大歓声。そして母を大尊敬。
子供に尊敬されたかったら

「こちらに連れてってその後に自作キットで家でプラネタリウム作る」

これが一番いいと思います。


2月13日(日)まで。

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2010-12-27

渋谷西武「SPRING ARTS」KOHEI NAWA  SANDWICHを観てきました。

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渋谷西武にて

「SPRING ARTS」KOHEI NAWA  SANDWICH

を観てきました。
(肩書きは「彫刻家」ではなく「現代アート作家」なのですね。。)



さてクリスマスも終わり冬休み。
朝バタバタしたのですが昼前には落ち着いたので
明け方名和さん自らも設置をされていたという
「SPRING ARTS」を息子と見に行くことにしました。

名和さんはSCAIやエルメスですっかりおなじみの息子。
設置されていた作品の作り方も
バングラディッシュビエンナーレの番組で観ていたので


「最初は結構小さいんだよねー」


なんてしったかぶって解説。


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それにしても思った以上に作品がなじんでいることに驚きました。
特に今回は「吹き付ける」つまり装飾なので
百貨店の洋服販売の場所や春のスカーフのマネキンと
本当にぴったり。
1つ1つの作品をとても親密に楽しむことができました。


ほとんど全部の作品を観た後
灯台下暗しで1階のショウウィンドウの場所が見つけられず
久々に西武内を必死に徘徊してしまいました。。


そして各方面に助けて頂いてやっと巨大作品とご対面。
大迫力に驚きました。


ちなみにこの記事のTOPの写真を撮ったのが午後1時。
人の多さを考えるとよく撮れましたねとtwitterで褒めて頂きました。
人通りの切れ目を狙うこつは少し離れた横断歩道の信号をチェックすることですね。
信号の青が点滅しかけるくらいに構えをはじめると急いで横断歩道を渡る人が
こちらに押しよせてきます。
その後を狙うとちょうど人の流れが切れます。そこで撮りましょう。



息子は重なり合う巨大作品をみて

「怒るお母さんも優しいお母さんも同じお母さんってことだよね」

とにっこり。


粋な分析にこちらはどっきり。


そういえばSCAIの作品でもこのような重なりあうスタイルがありました。
目の錯覚のようでもあり
自らの多面性を映し出されるようでもあり
チベット仏教の合体物のようなエロティズムもあり

そして

「何考えてるの?こんな生き物は虚像なんだけど?」

と京都らしく軽く笑われて焦るような感覚もあり
いろんな気持ちがうずまくこの重なるスタイル。


マネキンと生み出すこの気持ち渦巻く小宇宙が
人が渦巻く渋谷に誕生したわけです。
とても見応えがありました。

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2010-12-26

するところ「パラモデル・ジョイント・ファクトリー2日目」に参加してきました。

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するところにて

「パラモデル・ジョイント・ファクトリー2日目」

に参加してきました。


「するところ」とはなんぞや。
WEBから転記をさせて頂きます、

ーーーーーーー
『するところ』は株式会社広告製版社(本社: 東京都港区芝浦、代表取締役:伊東 勝)が、紙や印刷を活かしたワークショップを通じ、こどもたちや地域の方々、クリエイターをつなげる地域貢献プログラムとして運営する施設です。

活動拠点となる施設は、建築家・近藤哲雄氏によって築40年の古い工場(総床面積200平米/2階建て)をリノベーションしました。1階を印刷部門とし、2階を『するところ』のスタジオ兼事務局として運営し、2010年中のNPO法人化を目指しています。
ーーーーーーー
ギャラリーモモさんに
「せいなさんが興味がありそうま場所があるよ」とオープン当初に聞かされてから
ずっと気になっていた場所です。

これだけ美術好きなんだから造形教室通わせてるんでしょ?
と聞かれるのですが
実はまだ理想の造形教室に出会えていません。
なので今回はかなり期待をして出かけました。

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まず最初に「するところ」そのものを探検。
子供の安全もよく考えられている構成。
お水もちゃんと飲めるし。
そして子供用のトイレまで完備されていることにびっくりしました。

荷物が自主管理だったので
今回のような冬ではコートとかをまとめるための
エコバック等を持参しておけばよかったかも。

そして今回はどうしても体感してみたかった「パラモデル」。
パラモデルとは林泰彦さんと(2001年 京都市立芸術大学構想設計専攻卒業)
と中野裕介さん(2002年 同大学日本画専攻修了)が2001年に結成したアートユニットです。
去年西宮市大谷記念美術館での大規模な展覧会がありその鑑賞記事をmemeさんのブログで拝見してから
どうしても体験してみたかったのです。
ちなみにアートフェア等でお寿司と車のコラボ作品はかなり沢山観ています。



さてさてワークショップ開始。今回は

「街にあるものを車を見立ててみよう」

というワークショップ。
沢山の写真をみてどの視点で車と見立てるかというのは
とても斬新な体験。

しかも今回は「自分で撮影した写真」でそれが出来るとの事!
もちろん息子は自分のカメラを持参。
まずはこのカメラそのものに注目が集まっていました。

そして印刷をお願いしてからさて車にしていくのですが
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うーむやはり本家の発想の豊かさについつい目がいってしまいます。

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そして息子も一生懸命書きます。
しかし貼る作業が面白くなってしまったようでなかなか書かないので
軌道修正したりして。これがなかなか難しい。
こういう時いつも歌舞伎の子役に稽古をつける役者さんって凄いなあって思います。。。
そして作品は1つ1つテープで作られた駐車場にきちんと入れられていきます、
テープの貼り方がとても緻密なことに驚かされました。
この緻密さがあるからこそあんな大規模作品が出来るのだなと実感しました。

私自身は本当に発想が固いので
視点を変えるとかの訓練にすごくいいかもとか思ったりして。
ちなみにiPadとかで書いて車つけて動かすとかも出来そうですよね。
今度移動中にやってみたいと思います。


ワークショップの運営としては子供を含めての
最後の〆もちゃんとあったのでとても慣れているなあと感じました。
〆がないと子供って結局何をやったか分からなくなってしまうんですよね。。。
ただ参加者がほとんど地元の人ばかりだったので
遠方からきた私たちはちょと混ざりにくかったかな。
息子は「面白かったよ。沢山絵を書けたもの」と言ってくれたのでよかったです。


パラモデルのお二人にも図々しくお話を伺わせて頂きました。
長々とおつきあい頂きまことにありがとうございました。
「西宮規模の展示をぜひ東京でもお願いします」と懇願させて頂いたのですが
やはり西宮の展示は関西でしか実現出来ない規模だったそうで
東京で同じ事が出来るかどうかは難しいとのこと。

原美さんや3331さん!どうですかこういうの。絶対面白いと思うのだけどなあ。



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息子は自分が気に入った車を自分で写真にとって満足していました。
ありがとうございました。

パラモデルのワークショップは12月26日まで。
(うちら26日は参加出来なくなってしまいました。残念!)
するところは随時いろいろなワークショップを開催されているとのこと。
今後もぜひ参加してみようと思います。遠いけど。


おまけ。

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2010-12-24

日本橋高島屋8Fホール「わが心の歌舞伎座展」を観てきました。

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日本橋高島屋8Fホールにて

「わが心の歌舞伎座展」

を観てきました。


毎日試行錯誤と右往左往と後悔の連続です。
なので後悔と懺悔の気持ちであふれそうな日は
どうしても芸術成分が必要になります。
今日の午前中は二人で落ち込みまくり。
なので午後は予定を変更して日本橋高島屋まで行ってきました。


歌舞伎好きの息子と言い続けてはや2年。
今でも歌舞伎は観るので本当に好きなのかもしれません。
好きな役者さんは舞台の上では團十朗さん、トークとしては玉三郎さんだそうです。
特に玉三郎さんのトークは好きみたいで未だに録画した番組をよくみています。
歌舞伎座にも何回も通いました。といっても幕見か3階席ですが。。

随分前の体験なので歌舞伎座展の展示を覚えているのかしらと正直思ったのですが
ほとんど覚えていました。
幕見席の案内表示等もちゃんと覚えていました。正直びっくり。
息子が去年歌舞伎座に通ったことは正直大変だったことがおおかったです。
でもこうやってあの歌舞伎座がなくなってしまったことを再認識させられると
本当に歌舞伎座に連れて行ってよかったなあとしみじみ思います。
好きと言い始めて2年になってまだ好きなので息子はきっと大人になっても歌舞伎を観ると思うのですよね。
その際「前の歌舞伎座を見に行ってるんだ!」というのはとてもよい体験になるのではと思っています。

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特に息子が嬉しかったそうなのが花道体験コーナー。
なんとここで何度も飛び六法で遊んでいたら
見に来ていたおばさま達から大絶賛の嵐。
本人も喜んで何度もやっておりました。
ちなみにここの場所のみ写真撮影可です。


奥の鳴りもののコーナーでは
以前体験した講演会で遊んだなりものさんたちが大集合。
息子、鳴りものの種類も覚えていてびっくり。

そのまた奥の衣装のコーナーは
勧進帳の義経、弁慶、富樫、そして義経千本桜の狐忠信と
私たちが実際に舞台をみた演目の衣装があり二人で大興奮。

ああ。体験したものに再会するって本当に素晴らしい。


そしてその後には来年正月に公開予定の映画の予告が。
こちらも見入ってしまいました。
そして映画のポスターを観ながら

「これが玉三郎さんで、これが吉右衛門さんで。。。」

とすらすら言う息子に数名のおばさまが固まっていました。。。


息子もとても楽しかったそうです。
気持ちが落ち込んでいたのですが見に行って本当によかった。
欲を言わせて頂くと食堂やカレースタンドの再現してほしかったなあ。。



新しい歌舞伎座ができる際は幕見席は絶対に無くしてほしくないです。
あの幕見があるからこそこの子は歌舞伎座にデビューすることが出来ました。
若い人が気軽に歌舞伎を見に行くことは歌舞伎という文化を維持するためにもとても必要。
絶対に無くさないでほしいです。お願いします。



12月25日までです。

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genre : 学問・文化・芸術

2010-12-22

東寺と建仁寺と大阪城に行っておもったこと。

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年末恒例の関西遠征で感じたことを整理しておきます。


4歳にして京都5回目(だったかな。もう分からなくなってしまった)の息子さんなので
今回からは王道の寺巡りから卒業。
まずはということで東寺に向かいました。
朝五時半から見学可能というこちら。
京都の朝の冷たい空気が仏像に向き合う気持ちを高めてくれます。
そしてとても参考になったのが英語の解説文。
日本語よりこっちのほうがシンプルな表記で分かりやすかったなあ。
英語表記の日本語訳があったらいいのに。
いつも行くお店の前に駆け込んだ建仁寺では
大好きな風神雷神図屏風に再びご対面。
こちら来年の春に高性能の復元屏風が集合する模様。
おそらく写真撮影OKなはずです。


っていうかね今回の見学で思ったのが
お寺やお城を巡っている時日本人の親子にほとんど会わなかったということ。
家族連れには会いましたけどほぼ外国人観光客でした。。
これってどうしてなんでしょうかね。

私たちが行った時間帯が朝だったとか
12月寒いでしょとか
色々あると思うのですが天気もとてもよかったんだけどな。
それにお寺とかお城って実はとても親子鑑賞しやすいんですよね。
1つ1つの見学場所が離れているから
子供が飽きたら外で遊ばせることも可能だし。

何より先人が作ったものを今の時代未来の子供と体感するって
すごく刺激的なことだと思うだけどな。

どうして日本人の親はこんなに楽しいことを放棄してしまってるんでしょうかね。
京都や大阪はお寺やお城側もとても工夫しているから楽しいんですよ。。

例えば


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建仁寺は原則写真撮影可です。
これは作品が高性能複写で復元されたものを展示してあるからかな。

そして大阪城での展示も実はものすごくちゃんとしてる。
太閤記の流れもとてもよく分かるし屏風と解説の配分もすごく分かりやすい。
映像もとても上手に使われているし。
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そして子供向けにはこんなコスプレも。
こちらねえ300円ですよ300円。
この値段凄いよね。300円なら子供に着せてもいいかって思いますもん。
すごく考えられてますよね。


今年の美術界の傾向として

「アートツーリズム」

があるそうです。
つまり「美術を見に行くために旅行する」ですね。
瀬戸内国際芸術祭なんてまさにそうですよね。
家族旅行でも「アートツーリズム」が広まっていってほしいなと
改めて感じました。

theme : 思うこと
genre : 学問・文化・芸術

2010-12-21

Shonandai MY Gallery「Expected Artists 2010 」を観てきました。

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Shonandai MY Galleryにて

「Expected Artists 2010 <8+2>」

を観てきました。

twitterで高橋先生からお誘いをして頂いたこの展覧会。
ワインをもって幼稚園が終わった息子をピックアップして伺わせて頂きました。
方向的には昔六本木で死頃していた時期がある私には思い出深い場所。。
大八の支那そば。。



入って最初に感じたのは「場の暖かさ」。

実はわたくし息子が妊娠中に多摩美術大学の公開講座に通っていました。
息子はお腹の中で多摩美の先生の講義をずっと聞いていたのでした。
大きなお腹を抱えて通う私をいつも気にかけて下さった
公開講座の事務所の皆様には今でも感謝しております。
ありがとうございます。

そういう印象があるからかしら、とにかくあったかい。

まずは今回のキュレーションを担当しておられる
高橋先生の作品をじっくり拝見。
シンディー・シャーマンを連想させるような
小宇宙的な世界をあの紙に印刷という点に
さすがだなあとふむふむしておりました、


そして作家さんをじっくりと鑑賞。
藤田弥子さんがいらっしゃったのでファイルを拝見しながら
作品の変化等について楽しくお話を伺わせて頂きました。
藤田さんの作品は後半明らかに表現がシンプルになっていくのですが
その過程がとても興味深かったです。

その他気になったのが杉本羽衣さん。
実は藤田さんも杉本さんも両方小さいサイズの作品に
私はとても強く惹かれました。
小さいサイズのほうが世界感がとても伸びやかな感じがしました。



画廊のオーナーさんともお話させて頂きました。

「作品を求められる作家を育てる」ということをとても意識されている
素敵なオーナーさんでした。
よい種は適度な水と適度な気温と適度な肥料があるからこそ
ぐんぐん育つのですよね。
芽をどうやって育てるかは環境次第なのですよね。


こういう環境で作品を発表出来ると
作家さん自身の世界もどんどん広がるだろうなとしみじみ感じました。
とても飛躍の予感を感じさせる展覧会でした。



12月25日まで。
最終日にはクロージングパーティーが開催されるとのこと。
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歩いて数分でミッドタウンのイルミネーションも満喫出来ます。ぜひ。

theme : 美術館・博物館 展示めぐり。
genre : 学問・文化・芸術

2010-12-20

大阪・心斎橋Six「宮島達男個展『Time Train』」を観てきました。

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大阪・心斎橋Sixにて

「宮島達男個展『Time Train』」

を観てきました。



よくよく考えてみると宮島さんの作品は
私たち親子はとてもよく遭遇しています。
六本木の巨大デジタルカウンターの前は何度も通ってるし
直島の家プロジェクトも楽しむことが出来ました。

そしてBLDギャラリーでの個展では
宮島先生ご本人からサプライズを頂く機会にも遭遇できました。

BLD GALLERY「宮島達男 その人と思想」を観てきました。


なので宮島達男氏の展示はいつもチェックしてるし
twitterも拝読しています。
twitterを拝読してるとなんか涙が出そうになる時も。

アートのことで自分を卑下し苛み責める。若いときはありがちだけど、そんなに責めたら病気になる。アートは自由になるため、笑顔になるためにあるのに。振り回されるのはいけない。アートのために君がいるのではない。君がいるからアートがあるのだから。


私もこういうつぶやきが出来る大人になりたいです。





4歳の男の子は皆電車が大好きなものです。
そしてギャラリーも好きなものです。←ここうちだけですね
それならやはり行かなくては!ということで
大阪・心斎橋Sixに毎年恒例の京都旅行と組み合わせて出かけることにしました。



さていざ会場に入ってみると第一印象は

「線路が高い」

でした。

視線よりかなり高い場所に線路は展示されています。
身長162センチの私でも見上げるような感じで線路を走る列車を眺めます。
そして台車に積まれたデジタルカウンターは窮屈な感じに積み上げられています。
数台ある荷台には扉が閉まっているものもあり
隙間からデジタルカウンターが見えています。

テーマはアウシュビッツ。
駅の無い列車はユダヤ人が運ばれていく様を表しているとのこと。
ずっと見ているととても自分が無防備に見つめていることに気づきます。

それにしても線路が「高い」。

以前拝見したインタビュー等でみたドイツの展示の写真では
高さを感じられなかったのでとても意外な印象を受けました。スタッフさんに
「ドイツ人ってもしかしてすごく背が高いのですか?」とアホな質問をしてしまったほど。
すると「この高さはドイツとは違うそうです」とのお返事が。


ぼーっと考えていると以前観た別の電車の展示を思い出しました。


電車の展示で今年とにかく感銘を受けたのが
ICCのクワクボリョウタさんの《10番目の感傷(点・線・面)》でした。

こちらは暗闇の中で電車が床に引かれた線路を走っていきます。
先頭のライトが線路際に置かれた沢山のふつうの小物をとてもマジカルなものに変化させていきます。
ここでは線路を座って鑑賞するスタイルがおすすめなんです。
もし頑張れるのなら寝転んでしまうのもあり。
座ってみて電車が行き来しているのを見てると
自分の懐かしい思い出とか昔あった人が話した思い出とかをぼんやり思い出すような感覚になります。
子供達も皆笑顔で見ています。



しかし

同じ展示でもこの「Time Train」はまた違った雰囲気。
息子もどちらかというと凝固気味。

それは
テーマがアウシュビッツであるから
カウンターが死へのカウントダウンを連想させるから

いろいろ考えたのですが

線路の高さが鑑賞側に強いメッセージを与えているのではと
自分なりに結論を出してみました。

視線をあげて猛烈なものを見続ける姿勢は
「天井画を鑑賞する姿勢」とか「教会や神社仏閣を見上げる姿勢」に似ている気がします。
あごを上げ気味にして視線を上にして一心不乱に強烈なメッセージ浴びる姿勢は
同時に自分が無防備というか無力な存在になることになるような気がするのです。

宮島さんのこの「Time Train」には
そのような神々しさと強いメッセージを感じさせます。
それがドイツは戦争責任や保証を明確にしているのに
日本は戦争についてしっかりと自分の立場をはっきりさせていないのではないか
それでいいのか??
今この「Time Train」を観ているあなたは日本人として今の日本をどう思っている?
と静かに、でも強く問いかけされているような感じをうけました。


息子に感想を聞くと

「お寺みたいだった。柱もたくさんあったし。途中から怖くなった。
 すごくかっこよかったけど怖かった。」

だそうです。

「電車もいろいろな作品があるんだね」としみじみ言ってました。




「アートなんかは所詮、人間が幸せに生きるためにあるもの。」

と宮島達男氏はインタビューで語っておられましたが
その言葉の裏には

「幸せってのは自分の立ち位置を認識することから始まるんだよ。
 あなたは今どこにいるか分かってる?」

というメッセージがあるような気がしてなりません。

日本という国が迷走を続ける昨今
「自分」というものをちゃんと意識することを忘れずに
自分の世界観をかっこよくスタイリッシュに発信する作家さんがいるということを
主人や息子と体感させることが出来て本当に嬉しかったです。




12月29日(水)までです。
おすすめです。関西の方ぜひ。

theme : 美術館・博物館 展示めぐり。
genre : 学問・文化・芸術

2010-12-20

京都造幣芸術大学ギャルリ・オーブ「時代の精神展 第一回 ジョナサン・トーゴヴニク写真展「ルワンダ ジェノサイドから生まれて」」を観てきました。

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京都造幣芸術大学ギャルリ・オーブ

「時代の精神展 
 第一回 ジョナサン・トーゴヴニク写真展「ルワンダ ジェノサイドから生まれて」」

を観てきました。

年末この時期は京都に出向くのが我が家の恒例行事です。
今回はどうしても確認したかった展示も多かったので
ギャラリーもいくつかチェック。
そのどうしても気になった展示の1つがこの

「ルワンダ ジェノサイドから生まれて」

でした。


ジェノサイドとは何か。
ホームページから転記させて頂きます。
ーーーーーーー
1994年、中央アフリカの小国ルワンダでジェノサイド(集団殺害)が起きました。100日間で少なくとも80万人の人々が隣人によって殺されたこの出来事は、20世紀最大の悲劇のひとつとして知られています。

もともとフツ系の人々とツチ系の人々は、民族として明確な区別をもって対立していたわけではありません。ベルギーの植民地政策やフランスの軍事支援などを通して政治的対立が煽られた結果、フツの過激派が少数派ツチの人々を虐殺するという事態が起こったのです。にもかかわらず、当時の国際社会はこのジェノサイドを巧妙に黙殺しただけでした。

じつはその際、大勢の女性が「武器」として性的暴力を受け、その結果およそ2万人の子供たちが生まれたという事実は、いまなおほとんど知られていません。母親たちの多くは、いまだに深刻な肉体的・精神的トラウマを抱えながら、社会的に孤立した状態で子供を育てており、その半数以上はHIV/エイズにかかっているとも言われています。
ーーーーーーー
今回はジェノサイドでの経験を彼女達が直接語っています。
読んでいるだけで女性としては辛い気持ちになるなんて言葉では済まないような
体験ばかりです。
写真と写真の間は微妙な距離感があります。
この距離が彼女達の孤独をより的確に表しています。


私自身出産を経験し子育て奮闘中であります。
子供の存在感ってどうしようもない猛烈な強さで
母親に突進してくる時があるんです。
そしてその強さは時には母親自身をねじ伏せる程の強さがあるのです。
ねじ伏せられた母親は
感じていた気持ちまでもねじ伏せられるような気持ちになり
自分の存在そのものを見失いそうになります。

ジェノサイドという女性の尊厳を踏みにじるような壮絶な体験にも
その「母性」は勝ってしまうという彼女達の語りは私には実感がこもると同時に
とても衝撃的なものでした。




息子に一緒に鑑賞。
そこで何度も私に

「どうしてこの子はおかあさんと一緒なのに笑ってないの?」

と聞いてきました。

「辛い体験をしたのを忘れられないのよ」

と話したのですがその後に

「お母さんは子供と一緒なら元気になるっていつもお母さん言うのにそうじゃないお母さんもいるんだ」

と言われ私がその場に固まってしまいました。

自分が愛する母親の辛い辛い体験の結果であるということを
知った時どんな気持ちだったのでしょうか。

戦争というもので一番傷つくのはいつも弱い存在。
母親の気持ち、そしてこどもの気持ちを思うと
涙が出てきてしまいそうになりました。


こちらの展示は学生さん達が
1つ1つ手作りで作られたものだそうです。
若い方の感想をぜひ伺いたいです。


展示は既に終了しています。


伺った日は12月17日でした。

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クリスマスのイルミネーションもとても奇麗でした。

theme : 美術館・博物館 展示めぐり。
genre : 学問・文化・芸術

2010-12-16

ギャラリー椿「小浦 昇 展」を観てきました。

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ギャラリー椿にて

「小浦 昇 展」

を観てきました。


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いつもこちらで拝見する作品は可愛いなあと
最初はとてもゆったり観ていたのですが
途中で「どうやって作ったんだろう」と気になり始めました。

とても独特な線。
書いたというより乗せた、いや


「そうっとのせた」

という感じの線。

頭がはてなマークになっている私にスタッフさんが
種明かしをしてくれました。


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こちらがこの線の種明かし。
「針金版画」と表記しているそうです。
よくみるとただ形づけられているのではなく
ところどころ潰してあったりして
とても暖かい線が出るようになっています。

独特の線はこちらで産まれていたのですね。


この技法は必要に迫られて生み出したものだそうです。
「必要は発明の母」とはまさにこのこと。
ぜひ暖かい線を実際に体感してみてください。

★写真の撮影・掲載は主催者の許可を頂いております。
 写真はiPhoneのカメラでの撮影です。画質がいいものではございません。
 興味を感じて頂いたらぜひ実際に会場に足をお運び頂ければ幸いです。


12月25日まで。

そしてクリスマスということでこんなイベントも開催されています。

クリスマスアートフェスタ

WEBが観づらいのでまずはTASAKIに出向きましょう。

銀座5丁目のTASAKI5階
Xmasアートフェスタ参加画廊による展覧会を開催中です。
18日まで無休(11時?19時30分)。
27点のバラエティに飛んだ力作が並んでいます。
もちろん入場無料です。

各画廊でイベントやプレゼントも。

椿画廊ではくじびきで岡本啓さんのカレンダーのプレゼントがありました。


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そして新春には江戸川競艇内の美術館鑑賞&ボートレースのイベントもあるそうです。
こちら申し込みは12月25日が締め切り。
詳細は椿画廊にお問い合わせください。

theme : 美術館・博物館 展示めぐり。
genre : 学問・文化・芸術

2010-12-15

メゾンエルメス8階フォーラム「曽根 裕展「雪」」を観てきました。

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メゾンエルメス8階フォーラムにて

「曽根 裕展「雪」」

を観てきました。


それにしても地球がおかしいです。
昔はこの時期はもっと健全に寒かった。
空気がしんしんしていて風がきちんと冷たかった。
紅葉だって11月にきちんと完結し落葉すべき木は落葉をはじめ
12月は冬に対して木々はちゃんと準備ははじめていたものです。


ところがなんかおかしい。
12月中旬なのに最高気温が18度なんて予想がぽちぽち出てきたりする昨今。
地球が困ってるんだなあとしみじみ感じたりします。

奥の部屋の鮮やかな絵画の前にあるリフトのオブジェはとても素敵でした。
雪の気配を感じられる絶妙な「白」が鮮やかな絵画の前でとても生き生きしていました。

ちなみに手前の部屋の展示
「Every Snowflake has a Different Shape(雪の結晶の形は全て異なる)」
は私には視点を定めての鑑賞は難しかったです。
水晶で出来た雪の結晶はとても美しいのですが
大きさが背面のガラスブロックと同じくらいのモノが多いので
どうしても混乱してしまいます。
もっとたくさんどーーーん!ってあったほうが
存在を体感出来た気がしたんだけどなあ。
(水晶だから大きな作品どーん!は難しいと思うので)


東京オペラシティ アートギャラリーでは
2011年1月15日[土]より3月27日[日]まで
「曽根裕展 Perfect Moment」が開催されます。
こちらさむーい日にぜひ行きたいな。

theme : 美術館・博物館 展示めぐり。
genre : 学問・文化・芸術

2010-12-14

銀座和光ホール「歌舞伎の殿堂 歌舞伎座の120年展」を観てきました。

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銀座和光ホールにて

「歌舞伎の殿堂 歌舞伎座の120年展」

を観てきました。



私が歌舞伎を好きになったきっかけは息子です。
当時2歳半の息子がたまたま録画していた「美の壷」の「歌舞伎 舞台装置編」
にはまりまくったのがきっかけです。
おそらく100回以上は観たと思いますこの回。
そこから疑問に思ったことを調べたり息子に他の映像が観たいとせがまれて手に入れたりして
少しずつ世界を広げていって親子で歌舞伎がどんどん好きになっていきました。
歌舞伎座にも5回ほど通いましたし新橋演舞場の「歌舞伎鑑賞教室」参加は
今年で3年目になっています。
今でも玉三郎さんのインタビューや仁左衛門さんの歌舞伎の紹介番組は
4歳児の割には凝視しまくっています。

という感じの歌舞伎に関してはものすごく初心者ファンな私。
なので歌舞伎の展示を拝見する時には少ない知識フル回転!なのですが
それでも楽しめるのが歌舞伎が「大衆演劇」であるからでしょうか。
今回の展示では歌舞伎役者絵や隈取りを写し取った掛け軸の他に
役者さんの描いた絵画等も多数展示されていました。
ああ、これはあの役者さんのひいおじいちゃんかしらとか思いながら
楽しく拝見しました。


そして歌舞伎座の第一期の模型をまじまじと拝見。
横には九代目団十朗さんの「暫」の記録写真がありました。

実は息子の初の歌舞伎座体験は
今話題の市川海老蔵さんの「暫」でした。

歌舞伎座さよなら公演「五月大歌舞伎 第一幕 「暫」」を鑑賞してきました


最近は歌舞伎鑑賞の子供入場もかなり厳しくなってきたみたいなので
昔ほど子供を連れて歌舞伎鑑賞って気軽には出来なくなってきてる様です。
現在私たちは「歌舞伎鑑賞教室」しか参加していないので分からないですが。。
どうぞ新しい歌舞伎座に幕見席がありますように。


12月25日(土)まで。

ちなみに日本橋高島屋でもこんなイベントがあります。

日本橋?島屋「わが心の歌舞伎座展」

12月17日(金)?12月25日(土)までです。短い。

theme : 美術館・博物館 展示めぐり。
genre : 学問・文化・芸術

2010-12-14

サントリー美術館「歌麿・写楽の仕掛け人 その名は蔦屋重三郎」を観てきました。

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サントリー美術館にて

「歌麿・写楽の仕掛け人 その名は蔦屋重三郎」

を観てきました。


今回は美術ブロガートしても母親としても
人生の大先輩であるあべまつさんとご一緒させて頂きました。
二人とも歌舞伎が好きなのでもう心躍る踊る。
来年の3月に写楽の大展覧会もあることだし
どんな風になっているのか小躍りしながら出かけました。。

浮世絵浮世絵を思って入ると
予想外の展開に驚かされます。
この人は今で言うなら雑誌の敏腕編集者でした。

前半に版本を数多く拝見することが出来たのですが
こちらが版木を再利用したものだったり
漫画のようなカット割りがしてあったり
風刺的なものがあったり等等
今でも斬新なデザインが施されたものが多数。
まるで今の雑誌コーナーをひとりでまかなっているよう。

この版本の面白さに目を奪われてしまい
浮世絵までなかなかたどりつけませんでした。。
なんだか多方面の雑誌を一気読みしたような気分。
とても見応えがありました。

歌麿、写楽に関しては真打ち登場の貫禄。
そして配置や背景(吉原を連想させるような格子や写楽の浮世絵の拡大背景)で
視点を分散させているので鑑賞時にあまり待たせない工夫もあってよかったです。
浮世絵の展覧会って観づらいことが多いので。。。



それにしてもこの蔦屋重三郎という人。
きっと魅力あふれる人だったのでしょうねと推測です。
才能を輝かせるのってその才能の持ち主だけでは
限界がある場合が多いんですよね。
その才能を開花させ浸透させていくには継続的なプロモーションが不可欠。
その仕切りを各才能に各方面ごとに行う事も立派な才能です。はい。

今の日本だと誰にあたるのか誰が蔦屋重三郎になるのかいろいろ想いを巡らせます。
最初思いついたのは小山薫堂さんとかどうしかしらでした。
しかしあまりに多彩でユーモアがあふれていて
そして面白すぎるのでこれは現在の作家さんに置き換えるより
蔦屋重三郎ご本人が現代に来たらを考えたほうが面白くなりそう!と思い始めました。

蔦屋重三郎が今生きていたら
いろんなツールつかいまくりでしょうね。
MBAもってtwitterして
きっと今回の海老蔵さんの騒動を詳細に取材してストーリーを考えて
漫画かなんかにしてさっさと電子書籍で販売してそうですね。
そこでどっかの都知事に罵倒されても規制されても
その目をかいくぐって新たな世界に飛び込んでいく。

今現在そんな風に表現を引っ張っていけるようなクリエイターって存在するのかしら。
東京都がおかしくなっている昨今、心配です。



12月19日まで。お急ぎください。
そして歌舞伎に興味を持って下さった方はこちらもおすすめ。

歌舞伎座さよなら公演 記念ドキュメンタリー作品「わが心の歌舞伎座」

映画ですからお気軽に。

theme : 美術館・博物館 展示めぐり。
genre : 学問・文化・芸術

2010-12-10

豊田市美術館「石上純也―建築のあたらしい大きさ」展を観てきました。

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豊田市美術館にて

「石上純也―建築のあたらしい大きさ」

展を観てきました。



資生堂ギャラリーでの展示の面白さに強く気持ちを奪われたこと、
そして今回@NAITOMiwaさんが私たち親子の珍道中におつきあいして下さる
という素敵な機会に恵まれることになったので新幹線に乗って出かけました。
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道中富士山がとても奇麗でした。冬の富士山はいいですねえ。

それにしても、名古屋駅から思った以上に遠かったです。
名古屋駅では「暑い」と感じたのですが
豊田市駅に着いたら寒かった。
少し遅れ気味だったのでタクシーで美術館へ。空気の澄んだ高台にその美術館は存在していました。
今回ご一緒して下さる@NAITOMiwaさんと合流していざ展示へ。


って思ったのですが展示が展示なので
まずはロッカーに荷物、コートを預けました。
冬の美術館は案外暑い、そして今回の展示は超繊細なので
荷物にあたらないようにするためです。

冬に親子で美術館に行く時は子供の上着は外してあげたほうがいいと思います。
大人が思っている以上に暑がるので。。。


美術館そのものの存在感に圧倒されそうになりながらいざ。
展示室はとても大きいものいくつもありました。

「雲を積層する」「地平線をつくる」のスケール感にまず驚かされます。
特に「雲」は下から、途中から、上からと色々な視点で鑑賞出来たので
嬉しかったです。
(もしかして、どこかに蟻がいたのかしら。。。)


「森と建築のあいだ」は実際に存在しているもの。
実際どのように使われているかの映像と共に鑑賞します。
今の若い人は机が決まっていなくても大丈夫なのねーと
しみじみ思ったりして。


「空に住む」は同様の展示が資生堂でもありましたが
こちらはものすごくスケールが大きかった。
本来なら中を通れるはずなんだけど
でもあまりの展示数の多さに子連れでは危険と判断し
まわりを観るだけにしてしまいました。
入場制限の看板があったのも納得。


そして圧巻だったのが「雨を建てる」。
まず雨が「自立」していることに驚かされます。
そして雨の存在を必死に探している自分に驚かされます。
普段雨なんて探した事ないのにね。
ちなみに息子が一番雨を見つけていました。
今度実際に雨が降っている時一緒に雨探しをしようと思います。




全体を通しての感想は
繊細さとスケール感が自分では許容出来ない配分で共存していて
私には1回で受け止めきれなかったなあって感じです。
資生堂ギャラリーを数回みているからかもしれません。
数回にわけてじっくり体感したかったな。
例えるならギャラリーが「高級松花堂弁当」で美術館が「創作和風料理のコース」って感じでした。
それにしても「スケール感あふれる大きくて細かい展示」でありました。
自分のイメージをここまで大きな作品に仕上げた石上さんの行動力って凄いなあと
作品を目の前にすると改めて深く感じることが出来ました。
この体感は行かなくてはわからないもの。本やネットでは絶対に分からない。
自分も行動を起こしてここまで見に来て本当によかったなあと
しみじみ思いました。



息子は遠征の中本当によく頑張ってくれました。
繊細な展示を(係員さんをハラハラさせまくることなく)
一生懸命観てくれたと思います。
ただ子供ってフルコースよりお弁当のほうが好きなんですよね。
資生堂ギャラリーのほうが子供には見やすかったのかもしれません。


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お庭も建物も素晴らしかったです。
今回のような寒い時期に着込んでお庭を散歩するのって大好きなんです。
こちらももっとじっくり観たかった。



@NAITOMiwaさんお忙しいところ本当にありがとうございました。
今後ともどうぞよろしくお願い致します。



12月26日まで。月曜休館です。

theme : 美術館・博物館 展示めぐり。
genre : 学問・文化・芸術

2010-12-08

ポーラ ミュージアム アネックス「赤摩千穂 WORKS展「クツ? くつ・・・ それでも靴!」」を観てきました。」

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ポーラ ミュージアム アネックスにて

「赤摩千穂 WORKS展「クツ? くつ・・・ それでも靴!」」

を観てきました。



数年前2年ほど革靴作り教室に通っていました。
当時は今以上に革靴作ってる人等いなくて
手製の靴を履いているだけでものすごく驚かれたものです。
今でもほとんどの靴が使えるので大切に使っています。

靴を作る事を体験して一番勉強になったことは

【靴を作れるのなら何でも作れる】

ということでした。
靴というのは奇麗に出来ただけじゃ駄目なんですよ。

「履いても痛くない」
「履き続けても痛くない」

この2点が守られてこその「靴」なんですよね。

造形と機能美の融合が出来てこそ完成されるんです。
これって究極の「芸術」。

なので靴の展覧会ということで
超気持ちワクワクで出かけました。



入ってみると作家さんがいらっしゃったので
お話を聞くことが出来ました。

基本的に「観賞用」とのスタンスだそうで
履き続けることは考えてないそうです。
近くで作品を拝見すると表現の細やかさや繊細さを
ダイレクトに体感して「作品としての芸術性」を
強く感じました。

実際に履けるかどうか赤摩さんにお伺いしたところ履けるそうです。
でも素材の耐久性等から屋外は止めたほうがいいとのこと。
モデルさんとかが履くのかしら。
私には想像出来ない世界です。。。



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気がつけば12月もどんどん進んでいきます。
銀座もパーティー気分が盛り上がってきています。
本当に今年は早かったです。。



2011年1月16日(日)まで。
12月30日(木)‐1月3日(月)は休館です。

theme : 美術館・博物館 展示めぐり。
genre : 学問・文化・芸術

2010-12-07

INAX ギャラリー2「下平千夏 ?implosion point?展」を観てきました。

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INAX ギャラリー2にて

「下平千夏 ?implosion point?展」

を観てきました。

こちらのギャラリーはいつもとても刺激的な作品を
とても身近に展示しているところが好きです。

さて今回も楽しみに出かけたのですが
創造以上に刺激的な作品だったので驚かされました。

まず入っていくと嗅ぎ覚えのある匂い。
「輪ゴムだ!」と気がついて近くまで観てみると
輪ゴムが連なりものすごく躍動感ある放物線を描いています。
今まで放物線を描いた作品は数多く観てますが
ここまで放物線のパワーを感じた作品ははじめてです。
観ていると輪ゴムの手触りが手に反映されてくるようです。


作家の下平さんがいらっしゃったので色々お話を聞くことが出来ました。
とっても可愛らしい方なことにまずびっくり!

「芸術祭等には出展されないのですか?屋外にぴったりな感じがしたのですが」
と伺ったら今年の夏「六甲」で展示を行ったとのことでした。
確かにこの作風は屋外で体験したい感じがします。
輪ゴムは専門店で買ったものだそうです(100均ではない)
放物線に当てているライトの強さも何度も試行錯誤して決定したものだそうです。
確かに絶妙なんですね。ぜひ色々な角度から観て頂きたいです。



話が一段落ついた時下平さんから衝撃の提案が。

「中に入ってみますか。」

!!!!
創造もしなかった提案に動揺。
下平さんにゴムを押さえてもらい中に入ってみると。。。
そこには放物線とライトが生み出す神々しい空間がありました。
そして奥の輪ゴムの集団は南米の島に生えている木というか
鍛え上げられた筋肉ような
生命観がみなぎっているような感じ。
ちなみに重みでゴムの束は斜めになっていました。

「クリスマスまでの展示だから最後外すのをイベントにされては?」
と提案してみたところ

「ものすごい力がかかっているので一斉に外したらおそらく壁が飛びます。。」
とのこと。

1つ1つのものはとても普通で弱いものなのに
集団になり1つの方法で一致団結するとものすごい力を出す事になる

というのも表現したかったポイントなんだそうです。

普段家にあるようなものがここまで多面的に語るなんて。
衝撃の体験でした。
次回はぜひ息子と拝見したいです。



ちなみに中に入れるのは作家さんがいらっしゃる時のみだそうです。
(作家さん在廊の予定は未定です)

12月25日(土)まで。
日曜祭日休廊です。
ものすごくおすすめします。
ユマニテさんの加納 光於展とセットでいかがでしょう。

theme : 美術館・博物館 展示めぐり。
genre : 学問・文化・芸術

2010-12-07

ギャルリー東京ユマニテ「加納 光於 《鳥影?遮るものの変容》 KANO mitsuo oil on canvas / oil on paper 2009-2010」を観てきました。

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ギャルリー東京ユマニテにて

「加納 光於 《鳥影?遮るものの変容》 KANO mitsuo oil on canvas / oil on paper 2009-2010」

を観てきました。

最近は登園中にギャラリー巡りをすることも多いです。
一人でいくと五感がいつもより全体に敏感になっていきます。
今回は入口に降りた時にふわっと絵の具の香りがしました。
子供が一緒だと気がつけなかったかも。
そういえば大作があると伺っていました。心躍ります。



入ってみるとまずとても力強い大作が飛び込んできます。

IMG_8331.jpg
繰り返される鳥のモチーフ。
木の幹を連想される躍動感ある曲線。
そして歩き出しそうないちご。

最初大作と向き合った時感じたのは

「「起きたばっかり」ってこういう感じ!」

でした。
現在の私はものすごく早起きで平日は遅くても午前4時には起きます。
しかし低血圧なので目が開いた時さくっと現実に戻る感じではなく
どちらかというとものすごくゆっくり現実に起きていきます。
その時に脳みその裏っかわにひっかかって眠る時には見えているものが
起きてくるうちにだんだん見えなくなってくる。
そんな時にこんな風景を感覚的に観てるような感じがしました。

IMG_8332.jpg
大作を構築する際の設計図の作品もありました。
こちらはこちらで違った面白さが。
夢を創造して書いているような感じ。

このようにある1つの目的を
別の視点から観れる作品ってとても面白いですね。
作品が立体的に感じられます。
2つの作品を行ったり来たりしてしまいました。



IMG_8334.jpg
タイトルもとても面白かった。
絵を描く人が絵を描く他の人の名前をタイトルに入れるのって
私にはとても衝撃でした。
だってその絵のイメージとの戦いになってしまいませんか?
戦いに勝つ自信があるってことですよね?
凄いなあなんて色々深く考えてしまいました。


気がつくとこちらが今年最後の展覧会だそうです。
本当に早い。
「あっという間に1年終わりますねー」なんて話していたら
「展覧会始まったばかりだから終わったら困るわ」。

確かにそうです。
でも本当にあっという間に終わってしまいそう。。
気をつけなきゃ。


今回も詩の朗読会があるそうです。
La Voix des Poètes (詩人の聲)
日程:
・12/3(金)有働薫
・12/8(水)岩切正一郎
・12/10(金)井崎外枝子
・12/15(水)藤本真理子
・12/16(木)天沢退二郎
18:30 開場 19:00-開演(約1時間)

詳しくはこちらをどうぞ。→ 
版画の技法を取り入れているから
韻を踏んだ詩とかきっとぴったりですね。



★写真の撮影・掲載は主催者の許可を頂いております。
 写真はiPhoneのカメラでの撮影です。画質がいいものではございません。
 興味を感じて頂いたらぜひ実際に会場に足をお運び頂ければ幸いです。


12月25日まで。
日曜祝日休廊です。

theme : 美術館・博物館 展示めぐり。
genre : 学問・文化・芸術

2010-12-06

東京国際フォーラムB棟1階アート・ショップ内 エキジビション・スペース 「浅井真理子 beautiful town (plenty of empty)」を観てきました。

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東京国際フォーラムB棟1階アート・ショップ内 エキジビション・スペースにて

浅井真理子 beautiful town (plenty of empty)」

を観てきました。


美術好きにもいろいろあります。自分が好きなのは

「体感から得る快感を分かち合いたい」

のような気がします。
モノを作り、皆で助け合い、そして完成させ、その快感を分かち合う。
この感覚が大好きです。だからワークショップ好きなんだよなあ。。
「出来た!」ってあの感覚を体感していればきっとどうにかなる。


今回は児童館でのワークショプを経て作品は完成したとのこと。
どんな作品なんでしょう?


最初なんと作品の場所が分からなかった私。
店内を1週してしましました。。
お店の人に教えてもらってまずは覗き穴。

「???」

そして腰を屈めてもぐって進み指定された場所から顔をだすと。。。
そこにはとっても素敵な可愛らしい町がありました。
町は1つ1つとても身近なもの「錠剤の包み紙」で作られた家で出来ています。
その家は1つ1つバネでつながれていて
奥の扇風機がさわやかな風を運んでくれます。

なんて可愛らしいんのでしょう!

今回は美術鑑賞仲間&子育ての大先輩であるあべまつさんから
教えて頂いたのですが
あべまつさんも児童館での作成をお手伝いをしたことがあるとのこと。
作家さんの浅井真理子さんにお話を伺うことができました。
(外で撮影していた時思い切って声をかけさせて頂きました)

「子供を連れて美術館やギャラリーをまわってます」と自己紹介をさせて頂いた後
今回の展示についていろいろお話を伺わせて頂きました。


今回はワークショップ形式ということで
千代田区の児童館での作成ワークショップを実施されたそうです。
しかし児童館という場所柄落ち着いて作業を1日出来る環境ではなかったので
(わかります。しみじみわかります。。。)
もっと落ち着いて作業できる環境があったらよかったですとのこと。

そうですよね都心は特に子供が集中して制作に取り組める
場所って少ないですよね。

都心の子供は芸術が身近にあるはずななのに
こんな「芸術を体感する」イベントが少なすぎるのですよね。
だからこんな体験もっとやってほしいな、。

同様の展示をデンマークでも開催されたそうなのですが

「床に設置した作品親も子も誰一人として壊さない」

んだそうです!びっくり!

これは「慣れもあるけど一番大事なのは芸術が日常にとけ込んでいるから」
かもしれませんね。

幼稚園児でも保育園児分け隔てなく
このような芸術に触れる機会って
大人が子供にお膳立てはするべきだよなってしみじみ感じました。


「人間が作品を作り上げることに快感を感じるワークショップ」


ぜひ実現したいです。(そして自分も参加したい)



12月12日までの展示です。
急いでくださいー。



【お詫び】


作家の浅井様より訂正のご指摘を頂きました。

開催したのは港区の児童館ではなく千代田区の児童館。
海外での展示はフィンランドではなくデンマーク。

そして
浅田様のこの作品はワークショップを得て作られたものではなく
「まず作品が先ず存在」するスタイルであり
その上で、その世界を子供たちににも体感してもらっていること。
彼らの想像力のを膨らませるきっかけの一つになればと、ワークショップは企画されたとの
ことでした。

私の記事ではワークショップを経て作品が出来たような印象を受けるとのご指摘がありましたので
お詫びして訂正をさせて頂きます。
私のインタビューが不完全故浅田様にご迷惑をおかけしてしまい
大変申し訳ありませんでした。

theme : 美術館・博物館 展示めぐり。
genre : 学問・文化・芸術

2010-12-05

ギンザ・グラフィック・ギャラリー<EUPHRATES(ユーフラテス)展 ?研究から表現へ?>を観てきました。

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ギンザ・グラフィック・ギャラリーにて

<EUPHRATES(ユーフラテス)展 ?研究から表現へ?>

を観てきました。


「ピタゴラスイッチ」は
幼稚園児を育てている子の親なら必ず、
そうでない人でも思わず見入ってしまう存在。

「日常にあるもの」を「予想外の視点で分析」を【楽しむ】

この展開は子供も大人も夢中になってしまいます。
夏私たちが21_21 DESIGN SIGHTで楽しんだ
「"これも自分と認めざるをえない"展」
ものすごい盛り上がりになりましたしね。

「あれは芸術か?」という意見もありましたが
きっと作り手さんたちはあまりそんな所属先を意識せずに
「面白い表現って何だろう♩ワクワク」
って感じで作っているのかなと。
きっともっと難しいこととか分析をきちんとされているのでしょうが
鑑賞者側からすると「おおっっ」という驚きに満ちあふれているので
まずは楽しませてもらっちゃえという気持ちになれます。


デザインと広告と芸術表現の融合とかかっこつけて分析するより
これ、楽しいでしょ?でいいのではと。だって楽しいでしょ?


例えばこちら。
Issey Miyake A-POC INSIDE。

点と線でモデルウォーキングを表しているだけど
こんなに少ない線でどうしてここまでバラエティに飛んだ表現が出来るのか
正直不思議でなりません。
そして何度見ても全然飽きない。。。

映像で見入ってしまうのが「イデアの工場。」
こちらは大日本印刷株式会社(DNP)のショールームで上映されるイントロダクション画像。
こちら解説本を熟読すると

「工場における「けなげさ」を突き止めよう」から始まります。
これってまさに工場萌え?
そこで工場でどんな動きが人間に心地よいのかを調査して
「ハンドリング機能」と結論づけた後
そのハンドリング機能を満載したアニメーションを作ったそうです。

確かに見てうて本当に気持ちいい。

こちら下記のワークショップで「完全版」を見る事も出来ます。
詳細はギャラリーに直接お問い合わせください。

ーーーーー
(1)日時=2010年12月10日(金) 6:30?8pm
出演=石川将也、山本晃士ロバート 他
「研究から表現に至る過程 ?『イデアの工場』を例として」
会場=DNP五反田ビル1Fホール(品川区西五反田3-5-20)
入場無料 定員100名 要予約
※大型3面スクリーンで短編アニメーション「イデアの工場」完全版をご覧頂けます。

(2)日時=2010年12月17日(金) 6:30?8pm
出演=ユーフラテス
「ユーフラテスの映像と研究テーマ」
会場=DNP銀座ビル3Fホール(中央区銀座7-7-2)
入場無料 定員70名 要予約

*ビジュアルや展覧会についてのお問い合わせは、担当までご連絡ください。
ギンザ・グラフィック・ギャラリー 担当:三好  tel. 03.3571.5206
ーーーーー

ユーフラテスが関わった真心ブラザーズのPVも見る事が出来ます。
こちらも「そうきますか!」との驚きが満載。

ユーフラテスの作品って

最初は「なるほど!」って驚いて
でも途中で「(このまま行ったらマンネリ・・・?)」とちょと心配にさせて
そして「そうきますか!!!」という更なる驚きをぶちかまして
最後は「自分の身の回りにもあるような道具でどうしてここまで面白いものが作れるんだろう?」

と感心させられてしまうです。
そして家帰ったら思わずビー玉転がしてみようなんて思ったりするわけです。

その他ICCで展示された作品の再展示とか
「0655」「2355」等の映像再現とか
うちに沢山ある絵本やDVDの解説等等

佐藤雅彦ワールドが好きな人なら何時間でもいられる空間です。
21_21 DESIGN SIGHTが混んでいていけなかった!という人は
ぜひすいているうちに。


12月25日まで。
日曜・祝祭日休館です。

theme : 美術館・博物館 展示めぐり。
genre : 学問・文化・芸術

2010-12-03

RING CUBE ギャラリーゾーン「Secret2010?心で感じる写真展?」を観てきました。

IMG_8285.jpg
RING CUBE ギャラリーゾーンにて

「Secret2010?心で感じる写真展?」

を観てきました。


「日本に写真を購入する文化はまだ未成熟」


写真の展覧会でよく聞かれる言葉です。
自分ではこの理由を


「日本人は家族写真撮影等写真という保存媒体が身近である
 よって身近故写真が美術表現手段という認識が購買側に薄い傾向がある」


ではないかと思っています。

今回の展示会は
購入という手段を頑張れば取れる値段(15000円)で
その決断に向き合わさせるのが醍醐味です。
作家さんの名前はすべて匿名。
しかしまあ参加した作家さん凄い。私でもお名前を聞いたことがある人多数。

ーーーーーー
出展作家名(敬称略、五十音順)
安達ロベルト/阿部秀之/飯塚達央/石毛倫太郎/市川泰憲/うつゆみこ/江森康之/大橋愛/大村克巳/大和田良/岡嶋和幸/君塚裕/久保圭一/弘法亮/小澤太一/塩澤一洋/清水哲朗/白井綾/リップ・ジンガー/杉浦貴美子/鈴木知之/辰巳郁雄/谷口京/谷田政史/塚田直寛/テラウチマサト/野村恵子/野村佐紀子/塙真一/馬場わかな/広田泉/藤田一咲/前川貴行/丸谷裕一/宮下マキ/森谷修/柳瀬元樹/ハービー・山口/山本弘之/横木安良夫/吉野信/
ーーーーーー
(以上HPから転記)

写真作品は作家さんの判断で世界を切り取るものという認識があったので
クレジットなしで写真を観るってどんな感じなのかなと思いながらの拝見となりました。


しかし私の迷いは思い切り打ち砕かれました。

作家名という鎧のない作品達はとても軽やかに直接鑑賞者に語りかけてくれました。
1つ1つの作品と向き合うってのはこういうことなのでしょうね。
作品から出てくる勢いを受け止めて自分の細胞に消化させる感じ。


解説も全くないのかと思っていたのですが
予想以上に想いのこもった解説文が短くついています。
この文章が想像力を倍増させます。
読み返し、作品を感じ、そして読み返す。
行間から書き手(撮り手でいいのか?)の想いを
直接感じられます。

1つ1つの文章をかなり深く読み込んでしまいました。



素敵だなって思う作品があったら応募手続きを忘れずに。
ちなみに多数の場合は抽選だそうです。

15000円というお値段は
大切な人へのクリスマスプレゼントに最高ではないかしら。
(12000円だったらこども手当で買えましたね。。)
迷って迷って迷ったまま選んだプチペンダントより
一生懸命感じて感じてそして決断して選んだその写真にしたほうが
きっと沢山の思いと共にプレゼントされることになるでしょう。

12月12日まで。
火曜日休館です。


そういえばクリスマス前後は銀座界隈の画廊も

クリスマスアートフェスタ

というイベントを開催するそうです。
こちらにも手が届く値段で素敵な作品がきっと満ちあふれているはず。
(事前にご縁があればどこか紹介させて頂きたいなあ。。)


ぜひ銀座に素敵なアートのプレゼントを探しにいきましょう。

theme : 美術館・博物館 展示めぐり。
genre : 学問・文化・芸術

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