2010-05-31

京都国立近代美術館展「ローマ追想-19世紀写真と旅」を観てきました。

京都国立近代美術館展「ローマ追想-19世紀写真と旅」を観てきました。


この展覧会に行く前に
植田正治の凄さにノックアウトされてしまった私。
自然に作りこまれた様式美がいかに魅力的か心底ノックアウトされておりました。
途中今まで何気なく撮っていた写真も
なんかものすごく意識して撮ったりして。


そんな写真を撮る楽しさの真似事をしながら
こちらの展覧会をみると
時の流れと技術の進歩をものすごく感じることが出来ました。
まるでタイムマシンに乗ってるみたいな気分。
今回の写真は「旅行においての写真」がとても多いので
この写真を撮影したみなさんたちは
今の自分の気持ち高ぶりと同じ気持ちではなかったかと
想像するとまた気持ちが高ぶってきました。


そんな気持ちで写真をみていると
自分とは全く違う覚悟に気づきます。
今回展示されてる写真作品たちは
「この風景を残そう!」という執念みたいなものが
満ち溢れています。

そう、昔は写真を撮ることは
ものすごく大変な行為であったはず。
今この瞬間を絶対に残す!という気持ち。
まさに一大決心。

でもそれってフィルムカメラ使っていた時には
なんとなく残っていた気持ち。


その真剣勝負心を乗り越えて作品を作れた写真家
それが植田正治なのかなあと考えてみたりして。


時空を何度も飛び越えたような感覚を味わえました。



6月27日(日)まで。
月曜休館です。
稲垣仲静・稔次郎兄弟展とのセット券がお得です。
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genre : 学問・文化・芸術

2010-05-31

京都国立近代美術館「稲垣仲静・稔次郎兄弟展」を観てきました。

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京都一人歩き続きます。


京都国立近代美術館「稲垣仲静・稔次郎兄弟展」を観てきました。
京都国立近代美術館でははウィリアム・ケントリッジについてのtweetをずっと
twitter上で見ていていいなあと思っていました。
なので今回建物だけでも見たいなと考えて
地下鉄を乗り継いで京都国立近代美術館まで出かけました。


今回は2つの展覧会。まずは
「稲垣仲静・稔次郎兄弟展」を観てきました。


尊敬する父の道をそれぞれが継いでいて
切磋琢磨していくつもりだったのでしょう。
身のまわりのものを温かい目で観察し描写していく楽しみ。
そしてその身の回りというのが昭和の京都という
日本の季節感が満載の季節の数々。

5歳違いの弟は
兄の暖かいけど鋭い描写を横で見ながら
ボクもこんな風に描けるようになる!頑張るときっと
心躍らせていたでしょう。


しかし兄は早逝。
弟は残された兄の作品を見て何を思ったのでしょうか。
そしてその作品を見た後窓をみると四季折々の京都の風景。
何を感じたんでしょうか。
そんな環境から新たな作品が生まれたんだろうなと
連想させるような素敵な染物作品を楽しむことが出来ました。


兄(家族)を想う弟の気持ち
季節の移り変わりを敏感に感じる感覚
そして日本の伝統文化を重んじる習慣


今自分が蔑ろにしていることばかり。
反省しまくりです。
もっと落ち着いて行動しなきゃ。
最近兜も閉まったようではいけません。




6月27日(日)まで。
月曜休館です。

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2010-05-31

小山登美夫ギャラリー京都「染谷悠子展」を観てきました。

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京都自由時間の続き。


京都にてギャラリー巡りをしたくていざ町へ出たのですが
どうも土地勘が分からない。
考えてみたら最近東京ではiPhoneアプリに頼ってしまって
自分で地図を調べていくという経験が殆どなくなりました。。。


なのであたふたあたふた。
まずはどうしても行ってみたかった
小山登美夫ギャラリー京都へ行くことにしました。
近くまで地下鉄で着て後iPhoneを頼りに歩くことに。
許可なくカメラを構えるのも躊躇するような町屋街をぬけて
小山登美夫ギャラリー京都までたどり着くことが出来ました。



今回は「染谷悠子展」を鑑賞させて頂きました。
会場はギャラリーの2階の奥。
暗転された部屋を横切り会場へ向かいます。
窓の隙間からとなりの家の屋根とか見えると
気持ちがより高鳴ります。



広い空間の中にのびのびと飾ってある絵画たち。
自由に綴られた空間を浮遊する花のような物体たちは
版画用のインクであるリトインク、ストックされているという色をつけた和紙
時には水彩で濁らないよう入念に色が重ねられています。
あくまでもさわやかな風合いです。
でも作品の前でさわやかさの風をずっと浴びていると
何か奥にどす黒いものを感じるたんだけど
それは私がどす黒い根性の持ち主だからでしょうか。
さわやかだけではない深いもの。うーんなんだろう。


ギャラリーの雰囲気もとてもきりっとしていて素敵でした。
東京での奈良さんの個展もまだ行けていないので益々期待は高まります。
早めに行かなくては。
見にいく時は自分の声の大きさに気をつけます。



6月19日まで。
日、月、祝日休廊です。

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2010-05-31

京都市立美術館「京都市美術館コレクション展 第1期 「円と方」」を観てきました。

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京都での一人鑑賞の旅の続き。


京都市立美術館にて
「京都市美術館コレクション展 第1期 「円と方」」を観てきました。


コレクション展ということで
予備知識ゼロで飛び込んだこの展覧会。


以下HPより抜粋。

-------------------
「水は方円の器にしたがう」という言葉があるように、丸いものと四角いものは、形や状況の対極として捉えられる。本展では、近現代の日本美術において、円と方という対比的な形がどのような意味を持ってきたのかを探る。丸い器と四角い器、四角い画面と丸い形、曲がった線と真っ直ぐな線など、方円の比較や対比は、作品を支える意味と形の仕組みについての新たな発見を導くだろう。
-------------------

色々な側面から「円」と「方」を分析していくというこの試み。
しかもジャンルがものすごく幅広い。
個展から現代美術までをあくまでもさりげなく調和させている。
それにしても絵画においての円がこれほどまでに沢山あるとは思いませんでした。
月、太陽、光臨、車輪。。。
そして現代アートについて円は色々な象徴になるのだとあらためて認識。
もしかしたら古典の光臨も月実はいろいろな表現の代名詞として使われてきたのかな。
改めて調べてみたくなりました。



そして来場時に感深く銘を受けたのがこの今日と市立美術館の美しい建物。
こちらの美術館は昭和8年に開館した後戦争を切り向けて昭和46年11月に新収蔵庫が竣工、
平成12年4月には、別館が開館というように発展を続けています。

今回は本館での展示だったので本館のみを堪能したのですが
本館の美しさには本当に惚れ惚れしてしまいました。
展示室以外の廊下とか写真撮りたかった・・・。
7月にはボストン美術館展、こんな素敵な建物で見るときっと素敵だろなと
うっとりしてしまいました。


6月20日(日)まで。
月曜日休館です。(祝日の場合は開館)


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2010-05-30

渋谷西武B館8階美術画廊「<明和電機ボイス計画宣言>?機械は人間のように歌を歌うのか?」トークショーを観てきました。

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渋谷西武B館8階美術画廊にて
「<明和電機ボイス計画宣言>?機械は人間のように歌を歌うのか?」
トークショーを観てきました。


息子がものすごく楽しみにしていたこのトークショー。
どのように進行していくのかとても興味があったので
親子で随分早めに出かけてしまいました。

展示はとても改善されていました。
入り口も間違えないようになっていたし
説明文や特典も追加されてました。
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飛び出すカード、可愛いですね。


いろいろあってゲリラライブも我慢して
待って待って何とか着席して20分押しでトークショー開始となりました。
内容は<明和電機ボイス計画宣言>個展の解説を中心に
事業報告SHOWで話があったカラーのオタマトーンやちっこいオタマトーンの発売の報告、
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そしてでっかいオタマトーンのお披露目(でも鳴らなかった)。
こちら可愛いですね。重そうですけどね。
息子はサバオの歌が生で聞けたことをとても喜んでいました。
私はセーモンズ2へのビジョンについてのトークを期待しながら
トークを楽しませて頂きました。どきどきと期待してましたら
個展で展示されているドローイングの紹介でトークは終了。

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あれ?っと思った中ジャンベとオタマトーンの共演がスタート。
こちらはとってもいい音してました。機械の混乱もご愛嬌でしたかね。

灼熱の中(親の私が思う範囲ですが)騒ぐことも無く食べ物をねだることもなく
約1時間社長の話や演奏をちゃんと聞いた息子、とっても頑張りました。本人の感想は
「太鼓が面白かった!お話は聞いたことある話が多かったけど」
だそうです。



ちなみに私は不完全燃焼でした。

-------------
<明和電機ボイス計画宣言>
明和電機は歌うロボットを開発し、歌手として世界デビューさせることを宣言します。
-------------

ここまで言い切っているのなら今日のトークショーにて

・「歌うロボット」をどんなビジョンで作ろうと考えているのか
・公開ドローイングという企画はどんな経緯で開始されたのか
・実際やってみて最初のビジョンと変わったのか変わってないのか
・今後のデビューまでの道のり、つまりデビューまでの道のりの宣言

をドローイングがある中で社長に沢山話して頂きたかったです。
今回のトークショーの大部分が事業報告SHOWでUSTで拝見した内容であったのが
画廊の展示内容に沿った内容でという意図なら仕方がないですが。。
確かにトークショーの説明文は社長ブログで確認すると

「明和電機ボイス計画について、明和電機社長・土佐信道が製品デモも交えて解説します。」

とあるのでボイス計画の未来について過度な期待をしていた私がいけないのかもしれません。
でもせっかくこの状況なんだから
沢山のドローイングの視線を感じながらドローイングが産まれた経緯や
これからの「ボイス計画」が目指す場所を社長自らが説明したら
もっともっと絵画そのものが見てる側に伝わるのになあ、
そして画廊での個展なんだから販売対象作品の経緯を作家が説明する行為こそ
作品の嫁入りに繋がるのになあと思った次第です。


個展初日にじっくりドローイングを拝見した時

「社長は美術家としての側面を模索してるのかな」

と感じました。オタマトーンへの想い。そして反響への対応の反動として
プロダクトデザイナーから美術家になりたいのかなと私は感じました。

そしてこのようにドローイングを販売するということは
クリスト&ジャンヌ・クロードのように

「自分の目指すものを実現する為の資金調達方法として
 頂点への成長過程を作品にして販売にする」

という行為ではないかと思ったわけです。
なので今日のトークショーで資金調達に繋げるための
熱い気持ちで仕上げた作品たちについて沢山話を聞けると楽しみにしていたので。。
ちょと熱く待ち構えすぎましたね。
画廊での個展はこうあるべき!画廊で作品を発表する作家はこうあるべきと
私頭固くなってるのかも。少し頭を冷やしたいと思います。





6月6日日曜まで。無休です。

そしてお詫び。

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2010-05-27

西武渋谷店 B館8階 美術画廊、オルタナティブスペース「「明和電機ボイス計画宣言」展 〜機械は人間のように歌を歌うか」を観てきました。

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幼稚園、思った以上に忙しいです。
なので画廊にいける日は勢いつけて飛び込むようにしています。




今日は幼稚園終了後のサッカースクールの帰り道
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バスで渋谷まで移動して
西武渋谷店 B館8階 美術画廊、オルタナティブスペースにて開催中の
「「明和電機ボイス計画宣言」展 〜機械は人間のように歌を歌うか」を観てきました。



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なかなか予想外な感じ仕上がっていました。

今回は絵画が中心で奥に「歌う機械」が展示されているというスタイル。
そして映像では歌う機械達の演奏風景が流れています。
ちなみに私達を含めて殆どの人が逆周りに鑑賞しています。
セーモンズ2の立ち姿の立体作品があると勝手に思い込んでいたので
バストアップのオブジェとファイル販売とスケッチ一覧というスタイルに少々動揺。
「なんでー?」と言われても困るのですが
ステージで歌うそうだからそうしたら体必要じゃないー!等と
色々なことを呟いていました。

ちなみに今回はセーモンズ2のスケッチがファイルとして販売されていました。
31500円。「ファイル」については後日記事にまとめたいと思ってます。

息子さんに恒例の好きなスケッチ、好きじゃないスケッチを選んでもらいました。


第一回はこちら
顔つき、立ち振る舞いが成長してますね。

WAHHAさんのドローイングの値段が高騰していたのでこれには更に動揺。。。
どうしてなのかしら。。
30日のイベントにはどうも巨大オタマトーンが来る!かもしれない・・
という状況らしいです。さて、間に合うか!?


総合的な感想ですが
今までにない展示スタイル!を目指したとのことですが現在まだ試行錯誤中なのかなー
という印象を受けました。
あと殆どの人が逆周りに閲覧していくことは改善の余地がありそうです。

好きな男子の試行錯誤を温かく見守る気持ちで
社長の試行錯誤を暖かく見守っていきたいです。



30日にはトークイベントもあります。
6月6日(日)まで。無休です。

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2010-05-24

サントリーミュージアム[天保山]キッズ・プログラム「レゾナンス 共鳴 人と響き合うアート」関連ワークショップ II:「世界のどこにもない音楽をつくろう」に参加してきました。

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サントリーミュージアム[天保山]にてキッズ・プログラム
「レゾナンス 共鳴 人と響き合うアート」
関連ワークショップ II:「世界のどこにもない音楽をつくろう」
に参加してきました。


今回はcontact gonzoの塚原さんにご挨拶をするというのも大きな目的。
六本木クロッシングで何度もcontact gonzoのブースを凝視していた息子。
「けんかだんすのおにいさん」に会えるのを楽しみにしていました。
(今回の参加についてとてもご尽力頂きました。ありがとうございました)
無事ご挨拶できてなによりでした。
ワークショップは結構参加しておりますが
関西は息子は初めて。いつもとの雰囲気の違いに少々戸惑い気味。
特に「あいさつのイントネーション」に戸惑っていました。
まあねこれも大事な体験。

なんて思っていたらワークショップ開始。
あれ?塚原さん後ろじゃん。??と思っていたら
紹介されそうになるとちょっとしたパフォーマンスが。
これが正直ど迫力。子供、父兄正直硬直。私もびっくり。
これ実際に長いパフォーマンスを間近でみたすごいことになりそうです。


そしてそんな中ワークショップは開始。
いろいろな歌や楽器やパフォーマンスをしながら
どこにもない音楽を作るというもの。
かなりの試行錯誤感満載で
見ているこちらもとても勉強になりました。

関西のこどもワークショップって
もっとリアクションいいのかなと勝手に思っていたのですが
特に大阪ならではってこともなく適度にクールに盛り上がっていました。
東京のワークショップと原則同じなんですね。
こういうワークショップに参加する子供って
「(親から見て)美術館や映画館で静かに出来る子供」なので
大きな声を出すとか結構大変だったのかもしれません。
あと歳にばらつきがあったからちょと1つのことをいっせいに行わせるのは
ちょと辛かったかな。。。
大きい子と小さい子をチームにしてもよかったかも。
だから外で縄跳びしながら楽器演奏はとてもよかったと思います。
寒かったから見てるほうは躊躇しましたが。

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個人的な感想ですが
今回のワークショップは成功だと思いました。
それは先生役のアーティストさんたちが一生懸命子供と交流してくださったから。

暇そうにしていたら声をかける
なわとびができなかったら一緒に飛ぶ
持ってきた楽器が壊れたら一生懸命修理する

美術館の子供ワークショップに多数参加してるので経験上
こういうちょっとしたサポートがこどもの心にはとても残っているのがよくわかります。
そしてそのサポートを受けた場所をとてもよく覚えています。
美術館の子供ワークショップはその場が盛り上がればもちろんいいんだけど
「終了後に楽しい気持ちになって帰る」実はこれが一番大事なんですよね。
途中個人的に話しかけてもしらんぷりされたり
最後に会場を追い立てられたりすると
その印象が強く残ってしまって

「ここ(美術館)は子供がいちゃいけないのかな」

と子供なりに思ってしまうのです。

今回は1つ1つの曲に強いリアクションはなかったかもしれないけど
でも子供は楽しい体験とその場に一緒にいた人を強く覚えています。
そして終了後写真を撮ったり楽器を叩かせてもらったり。。。
みんな気持ちよく帰れたはずです。

あ、あと今回のワークショップの先生方はより益々メディアに露出して下さると尚いいと思います。
子供達が下校時に街角のビジョン等で「あ!あの時の!!!」と再会してほしい。
そしてその再会の興奮が「おかあさん美術館に連れてってよ」に繋がると思うのです。

皆さんそれぞれ穏やかな交流がとても好印象で素敵なワークショップだったなあと思いました。
ありがとうございました。

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2010-05-24

サントリーミュージアム[天保山]「レゾナンス共鳴 人と響き会うアート」を観てきました。

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サントリーミュージアム[天保山]にて
「レゾナンス共鳴 人と響き会うアート」
を観てきました。


もうすぐ休館してしまうというサントリーミュージアム[天保山]。
出向いた日は思い切り嵐、しかも早目ということで人も正直ちょとまばら。
今回はワークショップ参加がメインでありますが
日曜美術館の特集でとても面白かったので
ぜひぜひと思い雨の中出かけていきました。(傘忘れた。。。)





今回は見たかった作品が沢山。

日曜美術館の特集で美しさに息を呑んだのが
「ラキブ・ショウの≪神の不在?・・・そして彼の血の涙によって民の町々は洪水となろう≫。」
1つ1つの鳥の兵士の美しさ、悲しさも強烈だったのですが
実際に見てとても印象深かったのが上部の涙を流す神様。
本当に殺戮が悲しそうで「ああ、実際の神様もこうやって泣いておられるのだなあ」と
しみじみ思いました。



「小谷元彦≪SP4 the specter-What wonders around in every mind-≫。」
エルメスギャラリーで見た作品から更にスケールアップした
恐ろしさ、恐怖感ももちろんなんですが
そういう気持ちをおこさせてやる!っていう小谷さんの執念みたいなものを
先に深く感じてしまい恐怖感より感銘感が強くなってしまいました。

うーんよかったのかしら。



ジャネット・カーディフ≪40声のモテット≫。
こちらは見たかったというよりか体感したかった。
入った時の音のシャワーは本当に気持ちよかったです。
息子をだっこして目を閉じてしばらくして背後から重厚なコーラスとか聞こえてくると
もう涙が出てきてしまいます。
だっこしながら2人で1つ1つのスピーカーの前に回りちょうどそのスピーカーが
歌ってくれたりするともう涙が止まりません。。
教会で聞いたら涙が止まらない。


小泉明朗の<<若き侍の肖像>>。
演技する自分が演者に乗り移る様をドキュメンタリータッチで
映像として記録した作品。
浸透していく様はこちらが思わず身震いしてしまいました。


個人的に大好きなのは西尾美也のケニアでのプロジェクト。
出合った人と服を交換して写真を撮るなんて
まさに「共鳴」。とっても楽しそうでこっちまで楽しくなりました。



息子は1つ1つの作品を楽しんで鑑賞。
でも正直とても興味深い反応はなかったです。
お腹が減っていたからかもしれません。



1つ1つの作品、そして順番もとても工夫されていて
1つの展覧会としてとても楽しめました。
休館が惜しまれます。



歩きながら思ったこと。

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2010-05-24

JR KYOTO ISETAN美術館「えき」KYOTO「植田正治写真展 ?写真とボク?」を観てきました。

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JR KYOTO ISETAN美術館「えき」KYOTOにて
「植田正治写真展 ?写真とボク?」
を観てきました。

旦那さんの配慮で頂きました数時間のひとり時間。
京都駅で父子を見送ったので
まずは伊勢丹のギャラリーから行くことにしました。

写真に関しては絵画以上に素人なわたくし。
報道写真等のドキュメンタリー的要素がなくては興味がわかないなあ
と思っていた時期がありました。
または森村泰昌ややなぎみわ等究極まで仕込まれた舞台を記録したものとか。

だからポスターを見たときは
「家族写真か。。。自分の好みとちょと違うかな?」なんて思ったりしていました。
(suicaのみの割引。。残念(´・ω・`)ショボーン)にへこたれることなく入館してみると





そこには砂丘の上で自由に跳ね回る楽しそうな子供たちの世界が。。
いっぺんに引き込まれました。



「「写真する」歓びを追求したそのモダニズム溢れる作品は
 海外でも“植田調 Ueda-cho”と称され
 国外で最も人気の高い日本人写真家の一人となっています。」



とのことですが歓びがあふれているモダンな写真が少し前の日本の地方に
こんなに沢山存在していたなんて!と驚きました。
とても自然な作りこみで撮影者も演技者もそしてカメラまでもが
笑顔であふれている写真たち。
砂丘というステージが舞台のような躍動感を与えていて
しかも「鳥取砂丘」というふるさとでの舞台が
まるで金丸座のような重厚感と遊び心を程よく同居させているような気がします。


「少女四態」「パパとママとコドモたち」などの
完璧なまでの作りこみ、統一された美意識、
でも同時に見ちまう触れるユーモアと優しさは
まるでお父さんが誕生日の夜に一生懸命考えて聞かせてくれた
御伽噺のようです。


写真の前で自然と口角が上がるような気分。
思わず関連図書を1冊購入してしまいました。
自分ひとりの自由時間だったのに
また家族に会いたくなりました。




植田正治写真美術館は鳥取のJR米子駅からバスに乗ってという
アクセスなので気軽にいけそうな雰囲気ではありません。
だからこそこんな機会は大事にしなきゃと改めて思いました。
沢山の人に見ていただきたいです。
オススメします。



6月13日(日)まで。
[会期中無休]です。。

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2010-05-23

清水寺経堂「Eve 菱沼良樹+天野喜孝」を観てきました。

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清水寺「Eve 菱沼良樹+天野喜孝」を観てきました。

京都は息子は3回目。
4歳で3回目というものなかなかですね。

最近は京都に行く時は有名どころをおさらいしていくようにしています。
だって息子は初めてな場所まだ沢山あるし。
今回は清水寺に行きました。


土曜日の朝という時間帯だったからでしょうか。
いるのは「修学旅行生」と「外国人」のみ!!!!
異国の言葉とおそろいのTシャツがとっても不思議な空間を作っていました。
息子は基本的にすごく「歩く4歳児」なので
このような寺巡りにはすごく向いています。
今回もえっちらおっちら歩いていたら

「Eve」という不思議な看板に出会いました。
何だろう?と思い中に潜入。
すると数体の不思議なアート作品(人形)がお釈迦様をはさんで展示してありました。

なんだかとても不思議な空間。
お話を伺うと以前はパリ・オペラ座で展示があったそうです。
写真も見せて頂きました。
オペラ座のほうが経堂より馴染んでいた気がするのは
私が日本人だからでしょうか。


外人観光客さんたちは
この人形達と仏像の関係性を聞く人が多いのだそうです。
拝んでいく人もおられるそうで。


もうすこし「ここに展示した経緯」などを
分かりやすく表示してほしかった。
中国語とハングルで展示したら尚よかった気がしました。




東京に帰ってから調べて驚いたのですが
天野喜孝さんって「やさいのようせい」を監修なさった人なんですね。
子供のいる家庭は一度は見たことありますよね。
とっても素敵なアニメでした。


6月6日(日)まで開催。
会場は清水寺 経堂です。入場無料。

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2010-05-22

京都造形芸術大学 ギャルリ・オーブ「FLASH BACK 徳鉉展」を観てきました。

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京都造形芸術大学 ギャルリ・オーブ「FLASH BACK 徳鉉展」を観てきました。




徳鉉氏は韓国出身の現代芸術家。
そして今回描かれているのは彼と血縁関係は全くない
日本の山形県の鶴岡という小さな町の写真館の家族。

資料を何度も読み込んで初めて「血縁関係なし」と気づかされました。
それほどに写真を書き写す手が暖かい。
まるで自分の祖父の家を片付けたら昔の写真が出てきたんで。。
って感じなくらいに暖かいタッチ。

とても暖かいまなざしの人なんだろうな。





とても贅沢な空間に設置された1つ1つの昔の古い写真をスケッチした作品。
そしてその写真はカットされていた状態でのスケッチ。
その写真を1枚ではなくカットした状態から
絵からさまざまな物語が語られている感じがします。
その物語は波乱万丈かもしれない。
でもとても物静かに語られている感じ。
ずっと話を聞きたくなりその場から動けなくなってしまいます。
高い天井、贅沢な空間で味わいたい作品ばかりです。
物語が降りてくるからかもしれません。



最初に見た作品が『身体検査』だったからそう思えたのかも。
徴兵検査の際の写真をモチーフにしたこの作品は
真ん中に穴があいています。
身体の真ん中、人間的な心を置いて戦争に行こうとしてる
この少年をあなたはどう思いますか?と
問いかけてくる声が聞こえてきます。




息子は大きな写真をうつしたスケッチが
「なぜカットされた状態で描かれているのか」
不思議そうに何度も考えていました。

紙が足りなかった?
ハサミが使いたかった?

うーんなんでなんだろう・・
なんでなんだろうね。考えるのが楽しいね。

その後も
「水にうつした作品は体を曲げても見えないけど書き写した作品は見える!」
と水に映した作品と書き写した作品の違いを発見したりなど
楽しく鑑賞しました。



その考えてる姿を見ながら私達自身も
100年後に見た人がスケッチしたくなるような家族
になりたいなあとしみじみ思いました。




6月9日(水)まで。日曜休廊です。

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2010-05-22

京都造形芸術大学&ウルトラファクトリーに行ってきました。

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週末京都、大阪に行ってきました。

現在息子をとても可愛がって頂いている椿昇先生に
今回は「京都に行きます」との旨をお知らせしたら
「大学いらっしゃいよ」と声をかけて頂きました。
そこで思い切り単純な私は本気で日程調整をお願いし
お時間を頂く約束をさせて頂き
家族で京都造形芸術大学に向かいました。


大きな青い傘を見ながら
待ちあわせ場所までえっちらおっちら。
息子は「つばきせんせいはきっと天井から飛び降りると思う!」と
力説してました。アートナイトのモビルスーツの写真、今でも覚えてるのね。
ちなみに。先生は階段を普通に下りてきてました。
椿先生、御忙しい中本当にありがとうございました。


大学内は以前歩いたことはありましたが
(天下一品の本店が近くにあったので来たことあり)
案内をして頂きながら大学を歩くのは本当に楽しいですね。
1つ1つの設備も素晴らしいのですが
緑に囲まれた広大な敷地は造形するにはぴったりの場所ですね。
見ていて本当に気持ちよくなりました。


歩きながらうちの子が「美術の窓」6月号に掲載されたことを報告しました。
「ヤノベさんに質問したんですよー」との話をすると
「じゃあウルトラ行こう!」とウルトラファクトリーに案内していただきました。
名和さんは不在とのことでしたが(残念!)ヤノベさんはいらっしゃいました。そこで
「うちの息子が質問させて頂きました。お答えありがとうございます」とご挨拶させていただくと


「えーーーー!この子に会えると思わなかった!」


とかなり盛大に驚いて頂きました。
ちょっとしたドッキリの気分。

息子が照れながら
「(明和電機の)社長はいい人だよー」とヤノベさんに直訴。
ヤノベさんは
「あっはっはーあっはっはー」と
華麗にスルーしておられました(汗)。


明和電機の事業報告SHOWもUSTで見たんですよと話すと
USTでも流れた問題映像(!)をなんとヤノベさん自ら
息子に見せていただき「ほら!魚コードがあぶない!」と
思い切り盛り上げて頂きました。
ファクトリー内で見たこの映像はとても刺激的で思わずトらやんが
目を覆ってないか確かめたくなりました。

ファクトリーで作業してる人はいなかったから
見学できたのだと思うのですが
誰も作業していなくてもそこに漂っている熱気が
暑さと同居してなんかとても力強いパワーを感じました。

急な訪問だったのに
ファクトリーの中まで案内していただき
本当にどうもありがとうございました。
ヤノベさんに息子の存在を再認識して頂けてとても嬉しかったです。
明和電機とウルトラファクトリーの直接対決の際は
トらやん、オタマトーン、うちの息子でジャッジさせて下さい。

東京に戻ってからどうやって発電所美術館に行くか計画を練っています。
ヤノベさんうちの旦那さんに「ぜひ来て下さい!」と一押しお願いします。


その後椿先生の授業を見学もさせて頂きました。
その時とても印象に残った言葉が

「ARTは相手に考えさせなきゃ駄目。あえて答えを出さない不安感と仲良くなれる強さを持って。」

なるほど!
常に答えを出したがる現代社会ってのは
こういう強さがないからなのか。。
あとはチェコのアニメ。こちらぜひチェックしたいと思います。
本当に素敵な体験になりました。
授業を見学させて頂き本当にありがとうございました。

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2010-05-17

ギャルリー東京ユマニテ「額田宣彦 -暗順応- NUKATA Nobuhiko -dark adaptation」を観てきました。

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ギャルリー東京ユマニテにて
「額田宣彦 -暗順応- NUKATA Nobuhiko -dark adaptation」を観てきました。

近々京都に行きます。
お世話になる予定の人が沢山いるので早めにお土産が欲しいのです。
そのためには東京駅にいかなっくちゃ。
せっかくお土産買うのならということで
京橋まで足を伸ばしてギャルリー東京ユマニテさんに伺うことにしました。

ユマニテさんに行こうと思ったのは
今回の展示作品の中に大きな赤い作品があるという文章を読んだこと。

わたくしバーネット・ニューマンの「アンナの光」が大好きなんですね。
川村のニューマン・ルームに泊って朝日を見てみたい!と思うくらい好きです。
近寄ると近づいた人の存在に赤みが宿るのも好きです。
なんか元気をもらってるみたい。
なのでとても楽しみに出かけました。
幼稚園だ発熱だなんだでお疲れなんです。。。私にもっとパワーを!!!



拝見した時に予想と違ったのでとても驚きました。
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こちらの「F200」のライン。HPで拝見した時は
石川五右衛門の斬鉄剣の一撃のようなシャープな一撃を予想していたのですが
実際にみるとなんだかとても暖かい。
そして向かい合っている黄色い作品「F80」とガチンコ勝負って感じを予想していたのですが
なんだかパワーがとても植物的。



どうしてなんだろうと考えていたのですが
近づいてみたら分かりました。


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麻布にフリーハンドで描かれた線は近くでじっと見ると
とても人間的な動きをしているのがよく分かります。
この動きが植物的な暖かさをだしているのだなーと自分なりに納得しました。


額田宣彦さんにご挨拶をさせていただき
お話を伺うことが出来ました。
「可能ならもっと大きな絵を書いてみたいですか?」と伺ってみると
「これぐらいでいいですよー塗るの大変だし(^^)」と穏やかなお答え。
こちらの気持ちもさわやかに暖かくなりました。





息子に帰り道頂いた目録を見せながら
「どーおだった?」と聞くとなんと「ぼくも書けそうな気がするよ」


(|| ゚Д゚)....


しかしその後
「でもここにこの線!って決められる?明日はこっちにしたいとか思わない?」
と聞くと



「!!!!もうこの線やり直せないの!?」


と心底驚いた様子でした。そしてしみじみ

「ぼくだったら毎日違う場所に線を書きたくなっちゃうな」

と呟いていました。



ちなみにお土産類は東京駅構内で購入しました。
お菓子のお土産は東京駅構内で買うと失敗が少ない気がします。




6/5(土)まで。
日曜日休廊。【月曜日開廊しています】

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2010-05-15

西武渋谷店 B館8階 オルタナティブスペース「明和電機ボイス計画・社長設計室」を観てきました。

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最近の気温の急激な変化と
幼稚園の行事など忙しくて
なかなか落ち着けなかったせいでしょうか。
息子さん風邪をひいてしまいました。
幼稚園を2日休んで体調を整えていたのですが
本人がどうしても見たいとのことなので
西武渋谷店 B館8階 オルタナティブスペースにて
「明和電機ボイス計画・社長設計室」を観てきました。
渋谷だったら家から車ですぐなので。。。

今回のこの展示方法。正直見るまであまり想像が出来ませんでした。
ライブペインティングや公開製作はひとより多く見ているほうだと思うのですが。。。

実際拝見してみると
とてもシュールな空間に出来上がっていました。
自然に静かに見入ってしまう空間。
USTを実際に見てるような感じ。不思議な空間でした。


うちの息子が明和電機さんにタイミングがいいなあと思うのは
いつもちょうどお話できる時間にあたること。
行ってから数分でちょうど休憩になりました。

せっかくなので社長に今回の設計室について聞かせて頂きました。

・この企画は社長からの提案
・書いてると案外集中できます
→「やってみます?」と言ってくださいましたが丁寧に辞退させて頂きました。はい。
・休憩は1時間書いたら取ると決めて書いてます。携帯に表示させています。
→なので午後6時からでもいない時があるので注意!
・デッサンはアトリエで書かかず喫茶店等で書くので「雑踏の中で書く」ことには慣れています。
 だから後から見比べてデッサンに変化はあるかと言われればない感じがします。

なんて話を伺っていたら息子が
「社長にぼくもデッサンをあげたいの!」と言って
病気で休んでる時家で書いたデッサンとなぜか「絵バカ」のDMをプレゼント。。
受け取って頂きありがとうございます。

そして社長は食事休憩へ。
その間いろいろじっくり観させていただきました。
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旦那さんは「書きやすそうなペンーすごいねー」と感心していました。
息子は臨時工員さんに色々サービスして頂きました。。ありがとうございます。

食事休憩後すうっとまた作業再開。
こういう環境でいつもと同じ作業が出来るってすごいなあ。
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息子が接近でガン見している間に画廊のスタッフさんにも
お話を伺うことが出来ました。
このオルタナティブスペースというのはこのような公開制作で
よく使われる場所なんだそうです。
そして今回はシュールさを演出する為に場所の作りこみもかなり深く行ったとのこと。
場所の作りこみに関しては 「明和電機ボイス計画宣言」展でも深く深く行う予定だそうです。
聞いた話ですがデパートの画廊というのは通常は閉店後に作り込みを行うので
セッティングは時間との闘いと聞いています。
しかし今回は1日かけて場所の作りこみをするとのこと。
デパートの画廊が持つ独特の個室感がどのように作りこまれていくか
作りこみの過程にもちょと興味があったりします。
後で美術画廊のほうもざっと拝見しましたが奥の部屋をどう使うのか楽しみです。
あとあのスペースでのイベントってのも想像できないのでドキドキします。
(ちなみに渋谷西武HPでのトークイベント紹介ページ「全貌を開設」ではなく「解説」ですよね?
ここでも誤植があるのが明和さんらしいと微笑んでみたりして。)

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WAHHAさんも沢山回させて頂きました。
デザインサイトでも何回も回しましたがここでも何回も。
息子はWAHHAさんが大好きだそうです。
母はデザインサイトでWAHHAさん謎のトラブルがあったことを思い出し
WAHHAさんに思わず「頑張ってね。ずっと笑ってね。」と呟いてしまいました。

社長はものすごく集中して描いておられました。
しかしとってもお金持ちそうな老夫婦がWAHHAさんについて
外商さんに色々聞いていた時はなんとなく気になっていたような。。。
WAHHAさんのお値段に驚いている人も多かったですが
あの値段画廊で絵画購入を頻繁にされているような人であったら
それほど驚く値段ではないです。もちろん私には手は届きませんが。
あそこでWAHHAさんがお嫁入りが決まったら面白かったのにな。

家族連れで行っても楽しめると思います。
渋谷西武でお買い物の帰りにぜひ。


5月25日(火)まで。
通常平日午後6時から、休日午後5時から開始を予定しているそうですが
変更の可能性もあるそうです。
詳細は社長のtwitterで確認をお願い致します。
http://twitter.com/MaywaDenki

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2010-05-15

東京都国立近代美術館「建築はどこにあるの? 7つのインスタレーション」を観てきました。

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東京都国立近代美術館にて
「建築はどこにあるの? 7つのインスタレーション」を観てきました。


実際に行ったのはGW時だったのに紹介が遅くなりました。
今回は写真撮影OKとのことなので
息子もマイデジカメをもちろん持参。
なんと東京国際フォーラムからお散歩がてら
歩いて近美へ向かいました。
ほんまにこの子はよく歩きます。私も一緒によく歩いているのに
なぜ私は痩せないんでしょうか。


今回もまず写真撮影についての確認から。
注意すべき点は他の写真撮影の展覧会とほぼ一緒。

しかし今回注意しなきゃいけないのが


「被写体は建築」


であることでした。
建築ってある意味とても身近なもの。
身近すぎて意識を忘れてしまうことも。
「身近すぎる故距離感が分からなくなってしまう」
が実は結構曲者だった気がします。
こちらから観ると接写を意識して接近しまくる人がちらほら。
ある意味私達もハラハラさせていたと思われます。

中村竜治(1972-)「とうもろこし畑」
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中山英之(1972-)「草原の大きな扉」
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でも比較して撮ると楽しいんですよね。
マイルドセブン並べて撮るのと一緒ですね。

中山英之(1972-)「草原の大きな扉」
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息子も撮影。
若干暗い場所なのでトイデジではアート系になってしまいすねえ。
便利ね。「アート系」って言い方。

伊東豊雄(1941-)「うちのうちのうち」
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中山英之(1972-)「草原の大きな扉」
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写真で振り返るとよく分かりますが撮影した枚数が圧倒的に多かったのが

中山英之(1972-)「草原の大きな扉」

でした。
こうやってお気に入りを振り返るのも楽しいですね。


1つ1つのブースを「作品」とだけ意識すれば
とても楽しい展示でした。
ただ「建築はどこにあるの?」と意識してまうと
ちょと混乱してしまったかも。
どこどこ???って。
ちなみにこれはいつから始まってたのかな。
Flickrの投稿ページも出来てますね。
5月15日時点でまだ投稿が少ない。。。
開催期間が長いから再チャレンジしたいと思います。




私がこのブログ記事を書く際にまず意識する点はただ1つ。

「子供連れの方が行って楽しいかどうか」

です。
展覧会そのものが楽しいかどうかはもちろんですが
鑑賞時緊張感がより少なく、子供の創造性がより広がるような
ものであれば尚よろしいと思っています。
今回に関しては未就学児未満のお子さんを連れて行くのは
かなり引率の大人が神経使うことになるかも。
もし行く場合は人が少ない時間帯(おそらく開館すぐか終了時間から30分前)
がオススメです。


8月8日(日)まで。
原則月曜休館ですが夏休み等開館している日もあります。
詳しくは国立近代美術館のHPをご確認下さい。

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2010-05-11

ミヅマアートギャラリー「会田誠 展 「絵バカ」」を観てきました。

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ミヅマアートギャラリーにて
「会田誠 展 「絵バカ」」を観てきました。

前回こちらを訪れた時も雨でした。最近雨多いです。

息子は「絵バカ」のDMがとても気に入っています。
今までもいくつか気に入ったDMってあったのですが
今回はよくDMで遊びます。
手裏剣やおもちゃの的にしたり
DMとぬいぐるみを戦わせたり。
なぜか戦う相手になっています。

今日はこのDMの展覧会を見にいくよ!と話すと
ファイティングポーズを取りながらとても喜んでいました。


幼稚園帰りに電車を乗りついで市ヶ谷まで。
入場してまず目に飛び込んでくる「灰色の山」を2人で凝視。
「どうしてこんなに人が死んでるの?」と直球質問。

うーんどうしてなんでしょうね。
「灰色の山」は理由は観た人が決めればいいとのことです。
でもここまで詳細で巨大だと色々な考えがめぐりめぐって
考えられなくなってしまいます。
近くでみると1つ1つの描写の細かさに息をのみ
離れてみると雷雲のような力強さがあって。。

製作中ということなのでもっともっと変わっていくのかな。
楽しみでもあり恐ろしくもあります。

その他の作品もとにかくど迫力!
勢いとテクニックがとにかくぶつかり合い
これでもか!ってすごい勢いで観ている側にパワーをぶつけてきます。

母はもう圧倒されそうです。

息子はそんな作品から湧き出るパワーをとにかく楽しんでいるようでした。
「1+1=2」の前で手をぐるぐるして
大きな「万札地肥瘠相見図」を「おっきいねー」とシゲシゲと観ていました。




しかし!

途中で映像作品に気がつき
もう気に入ってしまって気に入ってしまって
にやになしながらそこから離れようとしません。
正直4歳のお子様には刺激がかなりお強いもの。
いいのかしら。。と思いながらも私もその衝撃度に釘付け。
「日本に潜伏中のビン・ラディンと名乗る男からのビデオ(2005)」も
衝撃度すごかったですがこちらは別の意味でその衝撃を超えました。


そして途中で息子は「!」と気がつき
「たたみのお部屋には何があるの?」とスタッフさんに質問。
今回は「万札地肥瘠相見図」があまりに巨大なので
スタッフさんの横の入り口からしか入れないそうです。
でもお願いしたら見せていただくことが出来ました。
こちらにはおこちゃまには刺激的な作品が沢山。
でも私が必見!って思ったのは「灰色の山」の部分作品。
こちらものすごく見ごたえがありました。
奥の部屋の存在を思い出してくれた息子に感謝。


それにしても本当に表現が多彩です。
「表現したい!」っていう欲望がマグマみたいにぐつぐつしていて
それがいろんな方面に爆発!って感じでした。
ここまで表現したい!という欲望全開で表現するアーティストさんて
もう出てこないのかなって思っていたのですが
きっとこの次は女性でそういう人が出そうな予感。。。

なんてことを映像作品を見ながら考えていました。




1つだけ悲しかったのは映像作品がもう笑撃より衝撃すぎて
ギャラリーを出た時には4歳のお子様(そして私も若干)
映像作品の印象で頭の中が一杯になってしまったことでしょうか。
駅につくまでもう「おねーさんのおどり!おねーさんのおどり!」と
踊っておりました。

でも息子は帰りの電車の中で
「ぼく、またイルカにさわってみたいよ。イルカに優しくできるよ」
と何度も話していていました。
(何で急に?と思っていましたが)
途中から気がつきました。彼の中ではちゃんと他の作品も
堪能できていた模様です。母は安心しました。


本当にパワー全開、ご本人の言葉である
「せこい小品なんてないぜ!」な展覧会でありました。


この後に渋谷に移動して明和電機ボイス計画 社長設計室
見にいこうと思っていたのですが
明らかに2人ともテンションがおかしくなってしまいました。
結局雨が降りそうだったことを理由にして
2人でそのまま帰宅することにしました。
それくらい見た後パワーを使う展覧会でありました。
これから見にいく人はその日の予定は
「絵バカ」はLASTに見にいくほうがいいかもです。
印象が強すぎてこの後何を見ても頭に入ってこないと思われます。



6月5日まで。
日曜、月曜、祝日休廊です。



やっぱり必要だと思うのですよ。

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2010-05-07

サントリー美術館「和ガラス 粋なうつわ、遊びのかたち」を再訪してきました。

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サントリー美術館「和ガラス 粋なうつわ、遊びのかたち」を再訪してきました。


こちらの展覧会も3回伺っています。
今回は後期のみに出てきた浮世絵を中心に拝見しました。

浮世絵の絵柄に描かれているガラスをみた後に
江戸時代の和ガラスを実際に見ると
浮世絵の美人画に描かれた美人さんの後姿を
実際に拝見しているような気持ちになれます。

金魚玉を持って歩く和服美人の浮世絵を拝見して
すぐ後ろに金魚玉がある。
ここまで環境を整えていただくと
もう和服美人とすれ違ったような気持ちになれるのです。
(しかもサントリーは和服で来るお客様も多いから尚更。。。)


とっても素敵。



サントリー美術館はこういう展示がとても上手な感じがします。
いろいろな作品を組み合わせて
その時代に感覚を滑り込ませるという感じでしょうか。
今回も深く堪能させて頂きました。




息子は入場時から
「GW中割引」の赤いシールがかなりご不満の模様。
受付のおねーさんに


「赤いシールはないほうが綺麗だと思うよ!」


と力説していました。


中に入ってしまえばもうご機嫌なんですけどね。
風鈴の下で風鈴が鳴るタイミングを一生懸命待っていました。
時々息を吹きかけたりしてました。



5月23日まで。火曜日休館です。


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2010-05-06

ミヅマ・アクション「KYOTARO展「妖精たちの行く道?I SAW A LOT OF FAIRIES 2004-2010」 」を観てきました。

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ミヅマ・アクションにて「KYOTARO展「妖精たちの行く道?I SAW A LOT OF FAIRIES 2004-2010」 」を観てきました。
恵比寿からバスに乗って駒沢公園というのが
サッカー前のお決まりのコース。
恵比寿は美味しいランチの場所が沢山ありますから!

今日は幼稚園が終わった後
荷物を置いて着替えて(汗ばむ季節になりましたねー)
恵比寿でランチ。その後まだ行ったことがない中目黒のミヅマ・アクションに
行って観ることにしました。


今回は「KYOTARO展」という妖精をテーマにした作品とのこと。
絵本を読んでる気持ちになれるかなと
2人でのんびりと出かけました。

恥ずかしながら中目黒には初めて足を運んだので
場所がいまいち分からず。
iPhoneに頼りながら見つけたビルの雰囲気に胸が高鳴ります。
息子は「夜怖そうだねー」ときょろきょろしながら
楽しそうに階段を登っていきました。

静かな入り口に存在感を放つ「絵バカ」のDMを横目に見つつ入場。
とっても静かだったので息子にお願いして
奥のスタッフ・ルームの入り口で
「みてもいいですか?」
と声をかけてもらいました。(子連れの恩恵を最大限に活用。。。)



正直言うとその間私は長い連作の作品に目が釘付けになっていました。
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親の仕事の関係で小さい頃からコンピューターが身近な存在でした。
家には大量の連続用紙があり
使わなくなったその連続用紙は私のスケッチブック代わりでした。
長い長い町を書きました。
下を線路にして電車が旅をしている様を書きました。
もちろんどうやって閉めようなんて予想してません。
本能の赴くままに描きます。
これがまた快感だったのですよ。
自由に描くってこういうことだ!って体感しながら
一生懸命書いていたことを思いました。

きっとKYOTAROさんも書いてる時楽しかっただろうな。

息子は連作の中で花だ動物だと発見を報告しながら
長い絵を楽しんで鑑賞。そしてその途中に
水の精と火の精が涙を流しながら手を伸ばしているシーンに遭遇。

「どうして泣いているんだろう」

と不思議そうに聞いてきました。

火は水をかけたら消えちゃうでしょ。
一緒にすると消えてしまう関係ってあるのよ。
この妖精さんたちはお話したくても近づくと消えてしまうの。
だから悲しいじゃないかしら。

と説明してみましたが
いまいちぴんと来なかった模様。
考えてみたらまだ4歳。人生これからだもんねえ。

スタッフさんの心地よい対応に感謝しながら
楽しんで鑑賞することが出来ました。
「絵バカ」絶対行きます!




注:写真の撮影、掲載は主催者の許可を頂いております。

5月22日まで開催です。
休廊日 : 日曜・月曜・祝日




気持ちよく鑑賞できたので
その後スクールに行って
「その日だけ開催会場が違ったこと」に気がつき
サッカーに参加出来なかった
という失態から立ち直ることが出来ました。
息子さんごめんなさい。。。
来週の開催場所はちゃんと確認しました。

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genre : 学問・文化・芸術

2010-05-06

無印良品有楽町店「じぶんでつくる紙管こどもイス_ワークショップ」に参加してきました。

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無印良品有楽町店「じぶんでつくる紙管こどもイス_ワークショップ」に参加してきました。


最近息子は私の読む美術雑誌等を見るとき
「何が書いてあるのか」が気になるようです。
愛読している「明和電機の魚コードのできるまで」も
結局全部読み聞かせしました。

明和電機 魚コードのできるまで明和電機 魚コードのできるまで
(2002/03)
土佐 信道

商品詳細を見る


これを読み聞かせしてる人なんていないだろうなあ。。。




この本にも他の作家さんにもよく書かれていることなのですが


「作家は作品を作る前にデッサンをたくさん書きます」


今回はこういうテーマを設けてみました。
GWということなので家族3人車で有楽町へ。
その間息子は車中で描く絵のデザインを一生懸命下書き。


検討した結果明和電機のMECHATORONICAのライブに出てくるキャラクターを
書くことにしたそうです。
しかし彼は名前が分からないので「武田丸」って呼んでました。。

まあいいや。下書き完成。車も到着。
開始時間を30分間違えて早く来ちゃったりしましたが
カフェで御茶をしたりしてながら楽しく過ごし
いざ受付へ向かいました。





説明を聞いていざ作成へ。今回は
・自分で手を動かす
・先生の問いかけには返事をする
・先生のペースを先取りしないようにする

こんな点を注意して進めてみました。
以前インストラクターをしていたことがある私。
講師の側からして問いかけに返事をしない、
勝手に進められると
ものすごく困るのです。。。


息子、一生懸命作ります。
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家族3人で作るとさすがに順調に仕上がります。
設計図もちゃんと活かされてます!


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完成しました。

工作はとても楽しかったです。
そして親切丁寧に教えてくださったスタッフ先生の皆様ありがとうございました!

早く終わるかな?って思ったのですが
予定時間いっぱいの作業時間でした。息子もお父さんも頑張りました!
キャラクターもちゃんと反映!よかったよかった!

スタッフの先生に「キャラデザインが確立されてる」と
褒めて頂きました。ありがとうございます。



イベントは既に修了しています。

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genre : 学問・文化・芸術

2010-05-05

川村記念美術館「ジョゼフ・コーネル×高橋睦郎 箱宇宙を讃えて」を観てきました。

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川村記念美術館にて
「ジョゼフ・コーネル×高橋睦郎 箱宇宙を讃えて」を観てきました。


世間はGW。どこへ行っても混んでいます。
我が家の小旅行といえば
この川村記念美術館。
常設も特別展も本当に見ごたえがあって
何度行っても毎回発見があります。



今回は「ジョゼフ・コーネル×高橋睦郎」ということで
コーネルの作品に高橋睦郎氏が詩をつけているとのこと。

ある人が自分の中で完成された小宇宙。
そして別の人がその存在を全肯定して
今度は言葉の小宇宙を紡ぎだす。

こういう優しい気持ちをみんなが持っていれば
もっと穏やかに暮らせるのに。



なんてことを考えながら常設展を息子の手を繋いで歩いていました。
こちらは郊外ということもあって大混雑ということはあまりありません。
息子は夫と歩く時は1つ1つの抽象画のモノマネを披露。
これもまた楽しいです。


大好きなロスコルームも堪能。そこで息子が

「この絵からドン・ドン・ハー!って声が聞こえるよ」

とのコメント。いいなあそういう感性。
私にはどうしても文章しか浮かばない。

もちろんニューマン・ルームも満喫。

この部屋は大好き。
不可能って分かっているけどこの部屋で寝て朝日の中でこの絵を見てみたい。



なんて満喫しながらゆったりした気持ちで
「ジョゼフ・コーネル×高橋睦郎 箱宇宙を讃えて」の会場まで歩いていきました。。
川村記念美術館のすごいところは
常設展を心行くまで堪能しても企画展の前に来たら
ドキドキワクワクで胸踊る感じになれることです。
まどろっこしさを全く感じさせない。
見ごたえある作品本当に多いのに不思議です。



息子にもコラージュや箱庭について説明。
本人作りたい!と意欲満々。

まず驚いたのが会場の構成。
黒い壁に満天の星、そして作品ごとにガラスのついたて。
もちろんガラスにも満天の星空が。


その空間の中の箱の中の小宇宙と
その小宇宙について尊厳と愛おしさを込めながら
紡ぎだされた詩はまるで宝箱にしまわれた
ダイヤのプチネックレスの様。

相手の世界観を尊敬しそして認める。
そこからまた新しい小宇宙を紡ぎだす。

詩の1節1節に深い「愛」を感じます。
とても平和な心に満ち溢れていた本当に素敵な空間でした。
所蔵作品展であるゆえ川村に足を運んでいるものからしたら
何度も見たこともあるはずの作品たち。
でもこの展示室ではいつもよりとても生き生きしているように感じられました。

息子は1つ1つの箱の作品の中身を凝視。そして
「ぼくのまわりにあるものが多いんだねえ。。」
そこで
「作ろう!って思えば作れるのよ!はさみだって使えるんだから!」
と励ましてみたところものすごくやる気になっておりました。


さてどんな作品が出来ますやら。
その前に「箱」を作って渡さないと
量産されそうで怖いです。。。


7月19日(月・祝)です。
午前9時30分?午後5時(入館は午後4時30分まで)
休館は月曜日になります。






ちなみにこんな情報も。

NHK「日曜美術館」でコーネル×高橋睦郎展が紹介されます。
NHK教育テレビ「日曜美術館」のアートシーン・コーナーで「ジョゼフ・コーネル×高橋睦郎」が
紹介されます。

■本放送
5/16 午前9:00(9:45)?10:00
■再放送
同日 午後8:00(8:45)?9:00
※( )内はアートシーンの開始時刻です。

ちょこっとですが絶対見ごたえあります。ぜひ。



川村記念美術館は近隣の森林公園もとても気持ちがいいです。

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2010-05-03

アーツ千代田3331 A/A gallery 第1回企画展 「柳田烈伸展」を観てきました。

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アーツ千代田3331 A/A gallery 第1回企画展 「柳田烈伸展」を観てきました。

アーツ千代田3331には上階にも面白いギャラリーが沢山あります。
前回休廊していたので見ることが出来なかった
A/A galleryにやっと行くことが出来ました。
「障害のあるアーティストの作品のコマーシャル・ギャラリー」
だそうでこれから1年間で8人の作家を各6週間ずつ紹介する企画を開催していました。
その第一弾として「柳田烈伸展」を観てきました。


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展示された空間に足を踏み入れた時に確かに感じられる
澄み切った空気。
この済んだ空間はこの作家さんの筆遣いだからこそ出せるのだなあと
作品を目の前にして深く実感。
とても暖かい気持ちになれました。


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作業から発生した凹凸は
その絵のぬくもりを一層際立たせています。
今回額縁ではなくそのままの形態で
展示されているのは
そのぬくもりを最大限に感じてほしいからだそうです。
確かに額縁にいれたらこのぬくもり感は激減してしまう。
展示デザインもさすがだなと思いました。



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描く人物像はテレビや雑誌で気になった人から
近所のカフェのお姉さんまで幅広いです。
これからも沢山描いてほしいと思います。
私達もこの作家さんに描いてもらえるような
人間力が強い人間になりたいもんです。


5月には作家さんのトークもあるそうです。
ご興味のある方はぜひ。

ギャラリートーク+アートライブ+「工房まる」レクチャー
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日時:2010年5月16日(日)14時?16時

会場:エイブルアート・スタジオ
〒101-0021 東京都千代田区外神田6-11-14
アーツ千代田3331 #B111(旧練成中学校 地下1階)
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○内容 
1、ギャラリートーク:作家、柳田烈伸さんと一緒にギャラリーで作品を観ます

2、アートライブ:公開制作

3、レクチャー:作家を育て、社会とつなぐ「工房まる」のアートマネジメント
柳田さんの所属する福岡の「工房まる」についてスタッフによるレクチャー

○料金:1,000円(お茶とお土産「ピーナッツくん」付き)
(工房まるアートグッズ「ピーナッツくん」)

○定員:40人(先着順)
--------------------------------------------------------------------------------
○お申し込み方法
お名前とご連絡先をそえて、下記まで事前にお申し込みください。 
定員に達しない場合は当日のお申し込みも可能です。


お申し込み・お問い合わせ先
エイブル・アート・ジャパン
TEL.03-5812-4622 FAX.03-5812-4630
メール:info@ableart.org






息子は絵を見ながら
「絵の具を思い切り使えていいなー」と
何度も呟いていました。
確かに家で絵の具を使って絵を書くときは
ついつい「汚さないで!」と言ってしまいがち・・・
ごめんね。


うちの子のように絵を思い存分書きたい時には
こちらの地下にあるアトリエ・ポレポレがオススメだそうです。
アトリエ紹介の文を下記に転載します。

-------------
障害のあるなしに関わらず、自由で豊かな表現の場を共有するための実験的空間です。
決まったかたちや、技術、既成概念にとらわれず気持ちよく表現をしたいと思う方なら
どなたでも参加できます。
こうしたアートセンターが各地に広がることを願っています。
-------------


なかなか活動している時間帯に行けないのですが
時間があえばぜひ何か参加してみたいと思います。


05月23日(日)まで。
月曜休廊です。

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2010-05-02

高橋コレクション日比谷「会田誠+天明屋尚+山口晃 誠がいく、尚がいく、晃がいく ―ミヅマ三人衆ジャパンを斬る―」を観てきました。

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高橋コレクション日比谷
「会田誠+天明屋尚+山口晃 誠がいく、尚がいく、晃がいく ―ミヅマ三人衆ジャパンを斬る―」
を観てきました。


迷宮美術館で山口晃さんのファンになった4歳児。
会田誠さんの「ビン・ラディンのコスプレしながらコタツで愚図る」映像を見てから
会田さんが常に気になるその母。
そして先日市ヶ谷にお邪魔してミヅマさんの底力に感心しきりだった母子。


会田誠さんの個展の前にぜひぜひという気分で足を運びました。



まず最初にひるんだのがこの看板。
迫力ありますねえ。。。
しかし息子はひるむことなくスキップしながら入場。
ちなみにこちらはギャラリーですが300円入場料がかかります。
こういうシステムもとてもいいと思います。


歌舞伎大好き、迫力ある仏画も大好きな息子からしたら
今回の展示はとにかく面白かった!だそうです。
美術館よりここは元気がある。いたずらしても怒られなそうと
言いながら目をキラキラさせていました。

私達は天明屋尚さんにはあまりご縁がなくて
作品をちゃんと拝見したのは初めてだったのですが
錦絵を連想させるような
土台はしっかりしてるけど遊び心たっぷりという形式に
思わず凝視してしまいました。

そして会田誠さんには
本当に驚かされっぱなし。
ここまで感性が鋭いと生きていくのが辛くならないのかしらなんて
余計な心配をしてしまうほど。ちなみに息子から


「大人の男の人になると女の子のジュースが飲みたくなるの?」


と確信をつく質問をされて母は硬直してしまいました。


こんなやりとりをしてた後で山口晃さんの作品をみると
「ほっとするわー」っと思いきや
こちらも凝視するとショッキングな場面に数々遭遇。
あやふたしてしまいました。
息子は一輪車の馬を凝視。自分だったらどうやって乗るか必死に考えていました。

とにかく「豪快で自由」なこの空間は
今体感しないでいつ体感するの???
という状態でありました。
いやー興奮させて頂きました!



ちなみにこちらの高梁コレクションは12月で閉廊と聞きました。
何故なんでしょう?
こんなにすごい現代アートを都心のど真ん中で安価で楽しめるって
素晴らしいことだと思うのですが。
どうして続けられないのかな。

日本でお金や場所を提供する側の人って
「西洋画最強説」なんでしょうか。
私にはそういう金銭的な事情は分からないけれど。


「こういう現代アートを自由にさせる環境を一般人が安価で楽しめる空間」


って絶対にこれから必要だと思うのですよ。
こういう空間なら親子で勇気を出して探検しても
ショートトリップで終わらせられるから
きっとやり遂げることができる。
この達成感はきっと次の体験につながるし
最初の体験がクオリティの高いものであればあるほど
次のアート体験を欲していくと思うのです。
こういう場所はなくなってほしくありません。
どうぞよろしくお願いします。



と力説しなくなるほどに作品はものすごい迫力です。
気合いれてほしい人にオススメします。

8月8日(日)まで。月曜休館です。

theme : 美術館・博物館 展示めぐり。
genre : 学問・文化・芸術

2010-05-01

四季彩舎「Mizu unpublished work」を観てきました。

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四季彩舎にて「Mizu unpublished work」を観てきました。


twitterでもお世話になっている四季彩舎さん。
なかなか行く機会がなくていけなかったのですが
東京アートアンティーク時にやっといくことが出来ました。


今回は「Mizu unpublished work」として
ミズ・テツオ氏の未発表作品を中心に
さわやかな色彩の作品が沢山展示されていました。



注:作品の写真撮影、掲載は主催者の許可を頂いております。


shiki04302
モディリアニを生涯の師と決めるミズ・テツオ氏のフラッグ・シリーズは
モディリアニを彷彿とさせる重厚間ある色彩を連想していたので
このさわやかなドローイングはとても気持ちよかったです。
今の季節にぴったり!って感じ。

作家のミズ・テツオ氏に伺ったところ
デザインや色は「降りてくる」んだそうです。
いいなあ。。そういう体験してみたい。。。




shiki04303
息子は一生懸命撮影していました。
そして「ぼくも書く!」と言って書き始めました。。
作家さんを前に母赤面・・・
暖かく見守っていただきありがとうございます。。。



shiki04304
作家のミズ・テツオ氏ともお話することが出来ました。
楽しいお話でした!どうもありがとうございました!




展示は既に修了しています。
5月17日(月)―5月28日(土)まで「没後3年 高塚省吾」を開催予定。
会期中無休だそうです。

theme : 美術館・博物館 展示めぐり。
genre : 学問・文化・芸術

2010-05-01

アンティークスタジオみのる「あおひー個展「すくいとる」」を観てきました。

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アンティークスタジオみのる
「あおひー個展「すくいとる」」を観てきました。


「デジタルカメラの耳元にそっとウソをついて、
もうひとつの見えない景色をすくいとる」


素敵な文面にうっとりしてる母の横で
息子は「すくってる踊り」をやっております。何故。


注;写真は主催者に撮影、掲載許可を頂いております。

aohi05013
あおひーさんの作品は
「晴天の下を散歩して窓がある場所で見たいなあ」
と思っていました。それは最初の印象である

「電車の中で気持ちよく寝ていて【はっ!!!】と起きて窓を見た時に見える風景」

が晴天であってほしいという願望から来てるのかしら。
今日は大満足の晴天になりました。

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今回の展示でとても好きになってしまったのが
桜を撮影した作品。
こちらは一見雨?とか雪?とか思ってしまうほど
想像性が膨らむ作品。
考えてみたらあおひーさんの作品はみんなそうだった。
でも想像性を膨らませるきっかけは1つじゃないのだなあと実感させて頂きました。

これからも色々な方法で想像を膨らまさせて下さい。
楽しみにしています。




近くのセレクトショップ&BARにて
ツイッターでフォローさせて頂いている方が
個展をやってるとの情報をキャッチしたので
こちらも行ってみました。
アクセルインというお店。とっても楽しかったです。

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経堂って物を作る若者には
とっても心地宵町なんだなー。って改めて思いました。

theme : 美術館・博物館 展示めぐり。
genre : 学問・文化・芸術

2010-05-01

3331Arts Chiyoda 開館記念第2弾佐々木耕成展「全肯定/OK. PERFECT. YES.」を観てきました。

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3331Arts Chiyoda 開館記念第2弾
佐々木耕成展「全肯定/OK. PERFECT. YES.」を観てきました。

いい天気。広いスペース。
家族三人で出かけるにぴったりの場所です。3331。

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息子は2回目なので慣れたもの。
黒板にお絵かきを満喫。

そこで以前お会いしたスタッフさんに
再会することが出来再度ご挨拶が出来ました。よかったよかった。




今回は3人での鑑賞なのでまず私自身もじっくり見れそうです。
入口からみえる大きな作品からはロスコのような巨大作品を
じっくり向き合うような内面との対話が楽しめそうだと
楽しみに入ってみたら。。


chiyoda05014
作品、多い。。。。


佐々木耕成先生は1960年代に「ジャックの会」をはじめとする
全英芸術家運動の最前線で活躍された方だそうです。
帰国後はしばらく美術界と縁を切っていたそうですが
今回40年ぶりの展覧会を82歳という年齢で実現されました。
作品の多さはこの「時間」も関係しているのかもしれません。
作品が所狭しと陳列されています。



chiyoda05015
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101センチの息子と比べて頂くと大きさが分かりやすいと思います。
かなり大きめの作品が全部で50点あまり。

しかし巨大作品を多数陳列する際起こりがちな
「圧迫感」をそれほど感じません。
そしてとても美しいペイント。近寄って凝視すると
その滑らかなペイントに驚かせられます。
映像のほうで作品作成風景も拝見しました。
エネルギッシュだけど自然な刷毛使いから目が離せませんでした。

自らを「全肯定」して体の感覚をもっと自由にしたいものです。
そう簡単に出来ることではありませんが。。。


「全肯定を達成した結果獲得した自由」
あふれる作品に向き合うと気持ちが開放される、
そんな体験をすることが出来ました。





オススメします。
気持ちが持ち上がる体感が出来ると思います。
3331そのものも子連れで訪れてとても楽しめる場所です。
GWにぜひ。




注:写真の撮影、掲載は主催者の許可を頂いております。

5月23日(日)までです。
開始は12時からになります。
休場日:毎週木曜日(4月29日はのぞく)



ご挨拶できました。

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genre : 学問・文化・芸術

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