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2010-04-30

ギャルリー東京ユマニテ「ユマニテコレクション/東京アートアンティーク  日本橋・京橋骨董まつり」を観てきました。

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ギャルリー東京ユマニテ「ユマニテコレクション/東京アートアンティーク  日本橋・京橋骨董まつり」
を観てきました。


気がつけばあっという間に4月も終わり。
入園後ってバタバタすると思ったら
まさにバタバタしっぱなし。
このままではあっという間に月日が経ってしまう!と
ギャルリー東京ユマニテ
「ユマニテコレクション/東京アートアンティーク  日本橋・京橋骨董まつり」
を観てきました。



あと今回どうしても30日に行きたかったのは
富田菜摘さんの作品をどうしても見たかったのです。
こちらでかわいらしい作品に出会ってから
既に沢山の作品を色々な場所で拝見させて頂いています。
シンガポールまで行ったこともありました。
今回は立体だけではなく平面もあるとのことなので楽しみでした。
午前中親同伴の園外遠足だったのですが
眠たいくせに絶対眠いと認めない息子と一緒に出かけました。




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まずはシンガポールでも楽しませていただいた
動物シリーズを拝見。
すっきりとした可愛らしさ感をここまでMAXにするって
とっても難しいと思います。
近くでみると動き出しそうです。


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そしてとっても可愛らしい新しい看板娘さん。
実際に拝見するとなんてまあかわいらしいのでしょうか。
シンガポールで見たのは確かご年配の人をモチーフにした
作品だったのでかわいらしさが倍増って感じです。
(実はおじいちゃんもおばあちゃんも可愛いですけどね)


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しかも材料として使用している雑誌の内容まで可愛い。
だって谷中さんセレクトですよ!可愛いに決まってるではないですか!!!



で。谷中さんってだあれ?



そしてじっくり見たかった平面作品へ。

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一番驚いたのはホワイトが「修正液」だったこと。
新聞のコラージュのうえから修正液で描かれた作品は
絶妙な質感と透明感があって驚かされました。
どうして修正液なのかしら。
「家であるもので作品を作る!」というポリシーなのかな。


とても見ごたえがありました。
息子も楽しかったそうです。
ワークショップ等ありましたらぜひ参加したいそうです。
どうぞよろしくお願い致します。



その他にも
時松はるな、大和武司、北村奈津子、流麻二果、向山裕など
若手作家さん中心の面白い作品が沢山あります!
ぜひ家族でお立ち寄りください。


東京アートアンティークは5月2日まで。
こちらの展示は5月13日までです。
2日以降は日曜祭日は休廊になります。



今日から東京アートアンティークが5月2日まで開催されています。
色々なイベントも開催予定です。
ぜひ足をお運びください。
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genre : 学問・文化・芸術

2010-04-29

東京都国立近代美術館「いみありげなしみ」を観てきました。

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東京都国立近代美術館「いみありげなしみ」を観てきました。


ちなみに実際の展覧会のタイトルは白い壁に文字だけなんです。
影がまさに「いみありげなしみ」。
我ながらかっこよく撮れました!


注:撮影は主催者の許可を頂いております。





こちらのギャラリー4の展示は
実はものすごく面白い企画が多いのです。
なので今回も期待していたのですが
正直期待以上に面白かったです。




いちばん心に残ったフレーズはこれです。



「しみを見ると過去にさかのぼって推理をする」


そうそうそうなのですよ!!!!
子育てしてると「しみ」ってとても身近です。

「なんでこんなところにこんなしみが!!!」

と叫んだこと数知れず。
しみを消す為に手荒れするまで
必死に石けんと格闘する時間。


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「なんでこんなしみつくったの!」

ってついつい叱こんな顔させてしまったもんです。
ごめんなさい。
(小芝居を暖かく見守ってくれてありがとう>スタッフのお姉さん)


人の「しみ」をみてると
自分が作った「しみ」を思い出し
その思い出について話が弾むという
展開がものすごく新鮮でした。



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個人的に大好きなモーリス・ルイスもしみだったんですね。

モーリス・ルイスは川村記念美術館で展覧会を拝見しました。
息子が若い!って今でも若いけど。


モーリス・ルイス、とても心地よかったのですが
どうして心地よかったのか正直分かってませんでした。
しみという技法から来る親近感によって
魅力を強く感じることが出来ていたんですね。きっと。


とてもオススメです。
行く度にいろいろな「しみ」を思い出し
語り合える展覧会だと思います。



8月8日まで。
原則月曜休館です。

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2010-04-28

そごう美術館「ピカソと20世紀美術の巨匠たち」を観てきました。

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そごう美術館「ピカソと20世紀美術の巨匠たち」を観てきました。


実は横浜出身な私。
なのでそごう美術館できたばかりの頃はよく行ってました。
今日は本当に久しぶりに訪れました。
なんか全然変わってなかったです。
あの頃の私は未来の私が子供連れで美術館をまわりまくってるなんて
思ってもいませんでした。
なんか不思議な気分でした。


今回は「ピカソと20世紀美術の巨匠たち」というテーマ。
名前はよく存じ上げている作品たちが大集合です。





ルートヴィヒ美術館。まだヨーロッパに行ったことがない私は
当然行ったことはありません。
でもNYのメトロポリタン分館もそうですが
「大聖堂の隣にある美術館」
にはとても崇高な空気がみなぎっている感じがします。
声明文にはこんな記載が。


-------------
ドイツ、ケルンにあるルートヴィヒ美術館。
大聖堂に隣接するこの美術館は、20世紀以降の美術を所蔵する館として世界的に重要な地位を占めています。
-------------

期待できそうです。


ピカソの作品が幅広く多いのはルートヴィヒ夫妻のコレクションの根幹だからだそうです。
その他にもマチスやクレー、ウォーホル等とても幅広い年代、分野の作品が
決して大きくないスペースに展示されています。

決して大きくないスペースで
幅広い年代を集めて1つの展覧会にするというのは
個人コレクションだから出来る感じがします。
自分の部屋をいかに楽しく飾るか。
こういう縛りがないと統一感にかけてしまうのかな。

自分としては「名前はよく知っているんだけど作風や筆遣いが全然違う!」
という作品が多かったのでとても楽しめました。
特に気に入ったのがシャガールの「妹の肖像」。
こちらはとってもよかった!
妹をとても大事にしている感じが素敵でした。


息子は部屋ごとに「暗い部屋」と「ざわざわした部屋」がある!と力説。
確かに分野ごと、年代ごとにざっくりと分かれているのですが
暗い色調や色鮮やかな色調などさりげなく統一されている感がありました。
ただ話している人が多かったのであまり落ち着いて鑑賞できなかったかも。。

とても個人的な主観なのですが
デパート内の美術館って地声が大きな叔母様たちが多いので
比較的子連れも入りやすい気がします。
つられてしまう時もあるのでなかなか難しいですが。


5月16日まで。
会期中は無休です。

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2010-04-25

21_21 DESIGN SIGHT「ポスト・フォッシル:未来のデザイン発掘 / フィリップ・フィマーノによるギャラリーツアー」に参加してきました。

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21_21 DESIGN SIGHTにて
「ポスト・フォッシル:未来のデザイン発掘」展を観てきました。

意識していなかったのですが
ちょうどフィリップ・フィマーノによるギャラリーツアー開催の時間帯。
こちらでのギャラリーツアーの雰囲気はクリストさんで把握済み。
今回は家族3人で参加してみました。

今回はディレクション形式の展覧会ということで
数々の作家さんの作品が
数々のテーマのごとに展示されています。

六本木クロッシングとか
新美のアーティストファイルとか
このような形式がこの時期のトレンドなんでしょうか。
デザインサイトはこの形式を実施するには大きさ的にちょとキツキツ感があるかな?
という感じが抜けなかったのがちょと残念。
もう少し作品が少なめでもよかったかもしれません。


今回はギャラリートークがあったので
作品に対して理解する行動を意識できたから
大丈夫だったけどそうじゃなかったらちょと辛いかも。。

なのでギャラリートークオススメです。
今後の日程は沢山あるのでぜひこちらをご確認ください→

私達が気になった作品は
GALLERY2 TABLEの
トーマス・スウェイツ氏の「トースター・プロジェクト」。
「トースターを形成しているものを自分で全部かきあつめて作る」という
一見ワイドショー的な作品なんだけど映像とあわせてみると
本当に面白かったです。

でも映像がなかったら。。。
うーんどうだったかな。だから映像とセットの作品と思って楽しみました。

では作品そのものとして気になったものは
マールテン・コルク&フース・クスターズの「鳥類相」。
鳥の骨格を厳選したテキスタイルで包んだという作品は
実はギャラリー内にいくつか点在していました。
骨格という元々あったものに対してテキスタイルを巻きつけるというスタイルは
自然のものとデザインされたものを程よく調和させるというある意味
デザインの理想ってこういうことなのかなと思いました。




最後に「自由に見て下さい。質問も随時受け付けます」
とフィマーノさんが話していたので勇気をだして息子が質問。

「いすが沢山あるのにどうして座れないんですか?」


「す、すわりたい・・・?うーーん。。。」
と通訳さんが硬直していましました。
あ、そんなに深く受け止められるとこちらも恐縮してしまうのですが。。

フィマーノさんが「なに?なんて話したの?」と
興味深深なので私の爆裂英語で

「うちの息子が「なぜ椅子が沢山あるのに座れないの?」と聞いてます」

と話すと
フィマーノさんと数名の外国人スタッフさんに

「Good question!!!!」

と賞賛して頂きました。
ちなみにフィマーノさんのお答えは
「本当は座れるんだけどコレクションだから座れないの。ごめんね」
でした。

機会があったらぜひ座ってみたい。
息子は「ナチョ・カーボネルの椅子にお母さんと座りたい」だそうです。
まずはその椅子の所有者とお友達にならないといけません。


6月27日まで。
火曜日休館です。(5月4日は開館)






あとお詫びと御礼。

more...

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2010-04-24

gallery21yo-j「青木野枝 展」を見てきました。

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gallery21yo-j「青木野枝 展」を見てきました。
「4月からまた始めますよ」とのおはがきを頂き
やっと季節が暖かくなったと思ったら
なんですかこの風の冷たさは。

でも家から近いので今日はバスで。
旦那さんが所用で出かけた時間にスキップしながら出かけました。

「こんにちは!」って入ったらあらびっくり。


今日の久しぶりの晴れ間を存分に生かした
素敵な空間がそこには広がっていました。




注:写真の撮影、掲載は主催者の許可を頂いております。

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「空間を生かした展示」なんて当たり前の言い方しか
出来ない自分が悔やまれます。
「時々動いたりしませんか?なんだか生きてるみたい!」
って興奮して言ってしまいました。

ちなみに組み立ては足場を組んで行われたそうで
当然解体もその方法で行われるそうです。
「最後は線と円の集団に戻るのよ」
と教えていただき思わずなるほどと思いました。

青木野枝さんは子供に溶接をさせるワークショップを
実施されてるとのこと。
ぜひ参加してみたいです。

それにしてもここは自由な空間です。
来るととても気持ちよくなります。
バスで気持ちよく来れる方法が今日良く分かったので
また伺わせて頂きます!

展示は5月9日まで。時間は13:00?18:00。
月・火・水はお休みです。注意しましょう。





息子も撮影をさせてもらいました。
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作品はこちら。
なかなかいいです。息子にしか撮れないアングル。
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なんですかこれは。自由すぎませんか。
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2010-04-23

メゾンエルメスギャラリー「細川護熙 『市井の山居』/ 茶室『亜美庵杜』設計:藤森照信」を見てきました。

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メゾンエルメスギャラリーにて
「細川護熙 『市井の山居』/ 茶室『亜美庵杜』設計:藤森照信」を見てきました。

一ヶ月のなかで四季があるようなまったくもって変な4月。
火山が爆発したり地震が頻発したり。
何か胸騒ぎが収まらないような4月って感じでした。
入園後もバタバタしてるし。息子は幼稚園は楽しいみたいなんですが。

そんな胸騒ぎを落ち着かせてくれるような場所。
エルメスギャラリーは私達にとってそんな場所。

上野の国立博物館にはまだいけていないけど
細川家の至宝は既に始まってる。
もしかしたらご本人がいたりして?
(まさかそんなことはないと思うが。。。)

なんて思いながらいざ8Fへ。

今回はとてもジャパネスクな感じなはずなのに
空間はなんだか北欧の富豪の応接間のようでした。
絶妙の空間に味のあるものが空間を贅沢に使って置かれている感じ。
空間を大事に使えるって余裕があるから出来るのでしょうねえ。

私がとにかく好きだったのは童子像。
荒波を乗り越えて穏やかな境地に行き着いた人間だけが作れる笑顔に
心洗われる感じがしました。

油絵はギャラリーのガラスブロックと質感がコラボしていて
素敵な調和を生み出していました。いつもこちらから帰るときは
「このガラスブロック夜見たら綺麗だろうなー」って
悲しい気持ちを5%くらい感じて帰るのですが
今日はそういうこともなかったです。
特に熊本城の石垣とガラスブロックはまさにコラボしていました。





と穏やかに鑑賞していたら
なんと目の前にご本人登場。

息子は「この人が。。。とのさま・・・?」
そして小声で「(まげもないし刀も持ってないんだけど!)」
となぜか私に報告。だから現代の人だから!
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ご挨拶を済ませた後息子は(というか私が聞きたかった)

「どうしてあの壷(「信楽破れ壷(2007)」のこと)は割れているのですか?」

と質問。すると細川先生は

「あれはね、われちゃったんだよ」

息子は「???」

釜に入れる前に傷をつけておくと
焼いている最中に敗れるようになるとのこと。
しかし破れ方は神様のご機嫌次第。。


って陶芸にそんなパンクな要素があったのですか。
本当にまだまだ知らないことが多い。
(自慢することではないですが。。。)
細川先生に教えていただくなんてなんてまあ素晴らしい体験。
(スタッフの方に伺うと本当に今日の在廊は偶然とのこと。)

熊本城の石垣とガラスブロックをコラボさせたのは
意図的だったかどうか伺うのを忘れてしまったのが心残りです。





いつも楽しみにしてる素敵な写真付きカタログは
まだ出来ていないそうなのでぜひ再訪したいと思います。
ものすごくオススメです。


ちなみに息子は寝る前に
「お殿様はどんな家でどんな服を着て過ごしどんな部屋で寝るのか」
を熱く語りながら就寝しました。
眠る部屋には沢山の刀と絵とパソコンとiPhoneがあるんだそうです。
そして天井裏には忍者がいてお殿様は寝る前に
忍者とおちゃわんでお茶をのんで歯磨きしてから寝るそうです。
「今度会ったときに確かめるんだ!」と力説しておりました。


あまりに面白かったのでこれも記録。
細川先生本当にどうもありがとうございました。



07月19日まで。無休です。
ギャラリーに入るには正面玄関から入り
奥のエレベーターまで進まなくてはなりません。
道中ちょとひるみますが慌てず進みましょう。
スカーフ、とっても綺麗です。

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genre : 学問・文化・芸術

2010-04-19

「東京 アート アンティーク?日本橋・京橋美術骨董まつり」が開催されます。

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「東京 アート アンティーク?日本橋・京橋美術骨董まつり」
4月30日から5月2日まで開催されます。

この「東京 アート アンティーク?日本橋・京橋美術骨董まつり」は
「日本橋・京橋美術骨董まつり」として1998年から始まり、
年1回から2回開催してまいりました。今年からは名称も新たに
過去最高の74軒の美術店・画廊が参加するそうです。


画廊ってついつい躊躇してしまいますが
マナーを守って鑑賞させてもらえれば
子連れで訪れてもとても素敵な体験が出来る場所です。



大変恐縮しながらそして恥ずかしがりながら
「画廊を初めて訪れる際に注意したい点」をまとめてみました。
こんな感じかな。



【ベビーカーで訪れる際は置き場所を確認しましょう。】
画廊は入り口が小さい場合が多いです。
どこに置いたらいいか入室時に聞きましょう。

【子供の動きには十分注意しましょう。】
画廊は美術館と違い作品はガラスケースに入っていない場合も多いです。
作品に触ったり傷つけたりしないように十分注意しましょう。
おもちゃを持たせるのも危険な場合があります。十分注意しましょう。

【トイレの場所を確認しておきましょう。】
子供を落ち着かせる為にぜひ伺う前に。
ちなみに画廊が入っているビルのトイレってほぼ100%綺麗です。
子供連れでも安心しれ使えると思います。

【忙しそうじゃなかったらスタッフさんに話しかけてみましょう。】
他に鑑賞中のお客様がいなかったらぜひスタッフさんに話しかけてみましょう。
作品の背景や誕生秘話を聞くと作品がとても身近になります。

【貰えるものをもらってみましょう。】
美しいフライヤー、美術館のちらし。
画廊には綺麗で持ってかえっていいものが沢山あります。
持ってかえっていいものはぜひ貰ってみましょう。
我が家では美術館のちらしは私の熟読後は息子の工作の材料になります。
適度に硬くて色が綺麗なのでとても扱いやすい素材です。オススメです。

【楽しむ「方法」を見つけてみましょう。】
作品に親子で別の名前をつけるのもよし。
登場人物の題材におてて絵本をするのもよし。
撮影が大丈夫かを事前に確認した上で
写真を撮ったり鉛筆でスケッチをするのも楽しいでしょう。
自分達の楽しみ方を探してみましょう。

写真を撮ったり作品の前でお絵かきをする際は事前に画廊さんに大丈夫か聞いてみましょう
NG出されたらそれは作家さんの意向など特別な事情があるからです。
了解しました♪とさくっと止めましょうね。

【帰るときはぜひ挨拶をしましょう。】
画廊はとてもスタッフさんと鑑賞者が身近に感情交換できる場所です。
いろいろ楽しくお話できたらそうっと帰ったりしないで挨拶しましょうね。


【そして日を改めて再訪してみましょう!】
作品は訪れる際に表情が変わります。気に入ったらぜひ再訪してみてください。
きっとまた違った表情で迎えてくれると思います。


私達もぜひ伺いたいと思っています。
その前に「こんな面白いことやってますよ!」と
教えて頂ければ時間が許せばぜひ伺わせて下さい!
ご連絡お待ちしています。
特に「子供連れで楽しめる骨董品展」さん大募集中です。
(実は私達も骨董品展は未経験なもんで。。。)

theme : art・芸術・美術
genre : 学問・文化・芸術

2010-04-18

hpgrp GALLERY TOKYO「グループ展「無題 -絵画-/UNTITLED -Painting-」」を観てきました。

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hpgrp GALLERY TOKYOにて
「グループ展「無題 -絵画-/UNTITLED -Painting-」」を観てきました。


hpgrp GALLERY TOKYOさんとは
Mancy’s Tokyo Art Nightで初めてお会いして
親子でとてもよくして頂きました。
ディレクターさんやスタッフさんがとても感じがよく
作品もとっても元気があって
アートフェア東京でもとてもお世話になりました。

いつの日かギャラリーご挨拶にと思っていたのですが
なかなか行く機会がなくて。。
そこで今回は子連れではないのですが
時間が出来たので伺わせて頂きました。




今回は3名によるグループ展。

『絵であるという以外にカテゴライズは不要であるため「無題 -絵画-」と名付けました。』

とプレスリリースに記載されているようにまさに「絵画」でした。
(でもきっと個性的なタイトルがあったような気がするのは私だけ?)

注:作品の映像、掲載は主催者の許可を頂いております。





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井上樹里さん。

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竹内義郎さん。

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佐原和人さん。




自分が好きだったのは佐原さん。
独特の絵の具とたらしこみっぽい技法を和紙の上で
独自に躍らせるような絵画は見ていてとても楽しかったです。
個人的は事務所奥にあった明るい作品が好きでした。


あとものすごく気になったのは
画廊の奥にある窓の外のスペース。
ここ、なんだかとっても面白いです。
何か立体作品とか置いてみたらいいのに。


次回は親子で伺います。

4月25日まで。月曜休廊です。

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2010-04-18

PROMO-ARTE「赤松キヨコ「あるく」」を観てきました。

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PROMO-ARTEにて
「赤松キヨコ「あるく」」を観てきました。



表参道をひとり散策中、帰宅途中に見つけたのがこちら。
ぶっとい足にハイヒール。
あ。これ親近感・・・と自然に足が向かいました。

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表参道らしい綺麗な外観とは一風変わった
太い足、足、足。。。
おでぶちゃんなのでこの足にとても親近感を感じていたら
数字がかいてあることに気がつきました。



何をあらわしているのかしら?


前をみたり後ろをみたり数えてみたりしたのだけど
どうしても法則性が分からない。


???という顔をしていると
作家の赤松さんが声をかけて下さいました。
数字の法則性について説明すると


「ないですよ。」


とのお返事。益々???な私に
こんな答えが返ってきました。


「数字に意味はないの。その人がその時思い当たる数字にここで出会ってほしいの。
 だって私達の生活は数字だらけでしょ?」


!!!


確かに息子が産まれてから
身長、体重がどのくらいだったとか
母乳をどのくらい飲んだとか
幼稚園のクラスは何人かとか


数字だらけで数字を気にしすぎてたなと痛感。
こういう場所で出会う数字、笑顔で出会える数字をもっと増やさなきゃ。



とても素敵な気づきをありがとうございました!
京都はこれからもかなり頻繁に行く予定。
またぜひ作品を拝見させて下さい。
しかしアートフェア京都は行けない・・うう!悔しい!
今度は京都でぜひ作品を拝見したいです。

展示は既に終了しています。

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2010-04-18

スパイラルガーデン/1F「「Building Building」林雅之写真展」」を観てきました。

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スパイラルガーデン/1Fにて
「「Building Building」林雅之写真展」」を観てきました。

スパイラルというのは
箱がとてもアートしてると
いつも感じています。だからこの箱よりパワーのあるアートこそが
ここでの展示にふさわしいと。


今回の展示もまさにパワー全開でした。


私は子供の趣味でよく恐竜や動物の骨を博物館で見ることが多いのですが
その際とにかく凝視してしまうのが
その骨を支えている「鉄骨の骨組」なんですね。
1つ1つが美しく、邪魔にならず、最良の場所で最大の重さを支えている。
本当に美しいんです。標本の骨を支える鉄骨って。
今度機会があったらぜひ凝視して頂きたい。


それと同じ美しさを
こちらの写真たちからびしびし感じました。
命を支える重量感あふれるものを
しっかりとなおかつ美しく支える骨組には
同じ崇高さを感じぜずにはいられません。


本来の姿の時は存在しないのに
ある一時欠かせない強さを兼ね備えた
本当に美しい骨組たち。。
その美しさを思う存分堪能できました。




4月25日まで。
スパイラルカフェもオススメです。

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2010-04-17

GALLERY MoMo Roppongi「sal 展」を観てきました。

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GALLERY MoMo Roppongiにて「sal 展」を観てきました。

今回は(って今回も?)資料斜め読みでスキップしながらギャラリーへ。
本当にいつもお世話になっております。



訪れて本当に驚きました。なにこの大迫力は。
今回はあえて息子を入れて写真を撮ってみました。
息子現在100センチ。どれだけ大きな絵か伝わりますでしょうか?



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今回は「見る」ということを深く考えたそうです。
確かに沢山見ています。
息子は「きたろーのお父さんがたくさん!」と大興奮。
「sal」というアーティストネームは以前可愛がっていた猫から名づけたそうです。
この目は猫の目なのかな。不思議な国のアリスに出てきそうな猫の目みたいですね。


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作品は帆布に鉛筆、色鉛筆で描かれているそうなんですが近くで見ると
日本画のような光沢感があったり
水墨画のようなぼかしがあったり
表現は自由自在に変化していきます。
まるで生きているかのように。

手なんてじっとみてると動き出しそうです。

息子もちょと怖がってました。でも近づいたり遠くからみたり
写真を撮ったり大忙し。
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息子も撮影してみました。迫力、伝わりますでしょうか?



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さて、こちらの絵。
どのように書いているのでしょうか?
私はテーブルに布をひいて書いてるのかな?と思っていたのですが
正解はこのように壁に布を貼り付けて書いてるんだそうです。
確かにこれなら手が布に触れないから
書いていても絵が汚れませんね。

この技法でぜひ絵画教室やってほしいです。
みんなで布を持ってきて
みんなで壁に貼って
みんなで書いて持って帰る。

実現した様が簡単に目に浮かぶほど身近な手法。
その手法から産まれるこの大迫力。
実物必見です。
ものすごくオススメします。

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2010-04-17

ミヅマアートギャラリー「O JUN展「O JUNの山」」を観てきました。

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ミヅマアートギャラリーにて
「O JUN展「O JUNの山」」に行って来ました。


GW明けの会田誠さんの個展がものすごく楽しみなので
まずは場所に慣れましょう!ということで
幼稚園が終わった後でかけてみました。

アーティストファイルも既に拝見済み。
国立新美術館の大規模な展示とギャラリーでの展示。
どんな風に違うのか楽しみでした。
ちなみにこちらのギャラリーに伺うのは初めて。
親子で緊張っていうか私だけ緊張してました。
道中トイレに寄れる建物等もチェック。

いざギャラリーに伺ったらまず規模の大きさにびっくりしました。
都心でここまで大きなギャラリーって初めてです。
色々なことが出来そうですね!

奥の畳の部屋の雰囲気もとても素敵。
まず畳が素敵。あの畳の座り心地とてもよかった。
そして奥にある数点のドローイングを
親子で首を伸ばしながら鑑賞。
息子は「おててチューリップが好き!おやまパン!も好きだけど」だそうです。
なかなか楽しいネーミング。何よりです。

大きなドローイングも迫力あってよかったのですが
それ以上に畳の部屋はよかった。
時々順番とか変えてるのかなとか
色々ワクワクしてしまいました。

ご挨拶をして帰る時
「会田誠さんの展示についてのちらしとか資料とか頂けるものがあったらぜひ欲しいのですが」
と聞いてみると
「ごめんなさい。。出来てないんです。。」
とのこと。こちらもそう思って聞きました。ごめんなさい。

とってもワクワクする空間に息子もとっても嬉しそう。
GW明けの展示も益々楽しみになりました。





道中不思議なものをみつけました。
これ、よく見かけますよね。名前なんでしたっけ。
mizuma041602

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2010-04-17

Earth Day Tokyo 2010 に行ってみました。

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Earth Day Tokyo 2010 に行ってみました。



絵本作家のサトシシさんにご挨拶というのが第一目的でした。
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私も本にサインしてもらいましたよー。
サトシシさんこれから環境作り頑張りますんので応援して下さい!
「アート×おてて絵本」開催できるように1つ1つ頑張っていきたいです。


表参道ギャラリー巡りという目的もあったので
あまり沢山まわれなかったのが残念。
本当に広い。。。
最初に絶対地図手に入れましょう。迷います。(私だけ?)


お子様連れを前提としたブースがとても多いので
家族でお出かけするのはいいと思います。
でも案外トイレがみつけにくいです。
おむつはずしとかしてる場合はトイレの場所確認を忘れずに。


私は表参道のギャラリーをまわりたかったので
土曜日お昼前に行ったのですが
思ったほど混んではいませんでした。
しかし昼過ぎに帰る頃には人が多くなってきました。
お子様連れで楽しみたかったら
ベビーカーで楽しみたかったら
絶対早起きしましょう。



個人的にすごく気に入ったのがこちらのバッグ。
GRAPH designさんの GRAPH Used sailbagだそうです。

とっても軽くて丈夫。美術館の目録沢山入れても大丈夫!
自然にアートしてるバック、とても素敵です。
1つ1つハンドメイド。全部1点ものなんだそうです。
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販売担当のお兄さんも撮らせて頂きました。ありがとうございました。



Earth Day Tokyo 2010は
4月18日まで代々木公園近辺で開催しています。
原宿のほうが坂道が少ないので子連れで行きやすいかもしれません。
明日子連れで出向く際は早めに出発しましょう!

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2010-04-16

サントリー美術館「和ガラス 粋なうつわ、遊びのかたち」を再訪してきました。

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サントリー美術館にて
「和ガラス 粋なうつわ、遊びのかたち」を再訪してきました。


入園後も出来る範囲で美術館には足を運びたいと思っています。
息子がとても見たがっていたので楽しみにでかけました。
楽しみな理由は

「ガラスっていつも使ってるのに美術館にあるってなんか面白い!」

だそうです。

以前ひとりで訪問の際に自分の感想はまとめました。(→
今回は息子目線、親子目線を中心にまとめてみます。






まずこのような小さい作品をメインにしている展覧会では
連れてく親は抱っこをひるんではいけないと思います。
子供の目線まで下がってみてください。
オトナが見ている和ガラスと全く違う和ガラスがそこに存在しています。

ただ模様の劇的な変化は今の子供にしか出来ない体験です。
抱っこ目線でみたり立った目線で見たりいろいろ楽しむといいと思います。

今回は幼稚園の帰りに行ったので
制服のセーターと同じ濃紺のガラスが気に入ったそうです。
確かに濃紺のガラスは本体も影も光も本当に美しかった。
このように自分の好きな色を探しながら行くのも楽しいです。

器関係の展覧会恒例の「ぼくだったら何をいれるか」も楽しかったです。
ガラスなので果物やうどん中心かと思いきやかなりバラエティに富んでました。
ハヤシライスとか。

階段下の広場にある沢山の風鈴のインスタレーションは
何度見ても本当に美しい。
そして階段下からすぐ見えない仕様(絶妙の位置にあるロールカーテン)
に息子とても興奮。「わくわくだよ!わくわくさんだよ!」だそうです。
ちなみにわくわくさんはこちら→ これになったら困ります。

3階の展示のほうが息子には具体的な使い方が想像できて面白かったそうです。
でも虫かごに関しては「外れたビーズを飲み込んだりしないのか」と不安になっていました。
我が家にはフェレットが2匹います。動物がいる家ならではの発想ですね。



今回の子供向けパンフレットはシールでした。
とっても綺麗なんだけどこのようにメイン台紙がないシールって
貼ったらそれで終わりになってしまうのがかなり残念です。鑑賞中確認するのもかなり難しいし。
いくつか床に落ちてるシールを鑑賞中みかけましたがおそらく見比べれる際に
落としたんだろうな。。。
台紙に貼るタイプにしてもらったら終わった後でも楽しく遊べるんだけど。。。
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B1の総合インフォメーションの近くにこのようなモニターもありました。
こちらの展示は六本木アートナイトからでしたっけ。
子供って以前見たものを再度別の形でみるととても喜びます。
鑑賞後確認してみるのはとてもオススメです。
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theme : 美術館・博物館 展示めぐり。
genre : 学問・文化・芸術

2010-04-15

YOKOI FINE ART「三宅一樹 "氣" 」を観てきました。

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息子さん幼稚園に通いはじめました。
まだ家族で試行錯誤段階なのですが
出来れば楽しく通ってほしい。
しかしまだまだ試行錯誤。
そして根本から変わってる私達親子は
きっと3年間試行錯誤のままいってしまいそうです。




そんな状態ですが家で昼食を済ませた後
YOKOI FINE ARTにて「三宅一樹 "氣" 」を観にいきました。
その日は雨。なるべくぬれませんようにと行き方に試行錯誤していたら
バスを2回乗り間違えました。結局倍近い時間がかかってしまいました。


しかし絶対に今日は諦めたくなかった。
以前拝見したDMを見てあまりの美しさに思わず固まりました。
そしてまずはアートフェア東京で鑑賞させて頂いたのですが
騒がしいホワイトキューブはなく
(あ、でもとても環境つくりを頑張っておられたと思います!)
静かな場所で絶対に見てみたい!と思っていたからでした。


さて今回の展示「三宅一樹 "氣" 」とても素敵な展示です。
とにかくまず見ていただきたいのが1つ1つの美しい所作。
1つの木から始まるこの彫刻はまるで生きているかのように
私達の前で微笑みます。スタッフさんに思わず
「帰るとき電気消す時この手の周りに光とか浮かんでませんか?」
と聞いてしまいました。そのくらい気があふれています。

この柔らかい雰囲気は先生のお人柄がにじみ出てるのでしょうか。
細やかな肌を体感したくて思わず息子のほっぺたをさわりながら
鑑賞してしまいました。

作品は何年も寝かせた1本の木から作られているそうです。
独特の色合いは独自の染料で染められているとのこと。
材料は秘密だそうですがおそらく自然界のものでしょうね。
あの木とのなじみ方は元々共存していたものから作られている気がしました。

本日は彫刻家の前原冬樹さんも来訪されてまして
スタッフさんが紹介してくださりご挨拶することができました。
前原さんの個展もとても面白かった。
でももっと面白かったのは本日の三宅さんの展示を独特のスタイルで
鑑賞する前原さん。これでもかって接近する様はとても美しかったです。

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息子さんは最初は撮影をしていたのですが
後半は登園疲れとトイレを我慢していたせいか少々トリップ気味。
後で聞いてみると「寝てる人の横で寝かされるのが怖かった。ひっぱられそうだったから」
だそうです。なるほど。ごめんね。

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ちなみにこの木片の模様がすべての始まりだそうです。
本当に美しい波模様でした。



本当はよいデジカメとかあったらいいのでしょうが
途中でその考えやめました。
どんな素晴らしいカメラでもこの決め細やかな所作を
記録することは不可能です。
ぜひ実際に見ることをオススメします。


5月1日(土)まで。
オープン時間:11:00?19:00  
日曜、月曜、祝日休廊です。

theme : 美術館・博物館 展示めぐり。
genre : 学問・文化・芸術

2010-04-14

東京国立博物館「博物館でお花見を」を観てきました。 

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先週になりましたが
東京国立博物館「博物館でお花見を」を観てきました。


上野の桜はいつも本当に綺麗。
でも本当に半端じゃないくらい混んでますよね。
最近では海外からも桜を見に来る人が
いるそうです。
それほど日本の桜は美しい。


でも子供連れで屋外で花見って私は無理。
だって皆様トイレとかどうしてるの?
絶対怖いですよ。


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なので上野で唯一トイレ問題をクリア出来
なおかつ綺麗な花見を満喫できる場所、東京国立博物館へ
お友達数名(四歳児2名含む)で行ってまいりました。
こちらは正面玄関前のしだれ桜。綺麗ですねー。

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散歩という名をつけた場所探し(迷いともいう)の結果
ベストな場所をみつけオトナはワイン、子供はカルピスで乾杯し
おやつなどを楽しみながら桜を楽しみました。
場所は教えません。だって来年も使いたいもの!




満喫した後みんなで展示を堪能。
オトナは作品に彩られた数々の桜を、子供はスタンプラリーを
楽しみました。
スタンプなんて大丈夫なのかなと内心不安だったのですが
スタンプは色がつかないタイプになっていて
さすがだ!って思いました。



展示詳細に関しては
今回は写真をとらなかったので
総括的な感想で。。。
本当に桜っていうモチーフは
日本の美術に深く深くなじんでいるのだなというのを実感します。
来年も楽しみにしようと思います。
 

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genre : 学問・文化・芸術

2010-04-10

CLASKA Gallery & Shop “DO” 「奈良 くるみの木」展を観てきました。

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本日は独りで
CLASKA Gallery & Shop “DO"にて「奈良 くるみの木」展を観てきました。


「奈良 くるみの木」。まだ訪れたことはありませんが
「天然生活」や「Kunel」等に特集をされたことを
読んだことがあります。
そしてクラスカも知っていたけど訪れるのは初めて。

迷わずたどり着くことが出来ました。
これもTokyo Art Beatのおかげです。

ものすごくおされな受付を抜けて
3Fのギャラリーへ。
そこで丁寧に生み出された1つ1つ美しい商品が。
素敵だなあとうっとりしていたら私はあることに気づきます。

澄 敬一さんの本を見つけたのです。

ここにもしかしたら澄さんの作品あるのですか??と
思わずスタッフの方に聞いてしまいました。

澄さんはここで個展などを行ってこられたそうです。
澄さんが作成した作品はお店には什器等がありますよと
教えて頂きました。
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作品たちがとても安心して自分のよさを
心地よく伝えられているのにさすが澄さん!という気持ちが
沸いてきました。
こちらで以前個展を開催してから交流がありますとのこと。
また個展開催を期待してしまいます。


写真撮影、ブログ掲載の許可を頂き
奥の個展に向かいます。


「奈良 くるみの木」の楽しさが伝わってくるような商品が並んでいます。
サントリー美術館の「うるわしの和ガラス」を深く堪能し
国立新美術館の「ルーシー・リー」展を楽しみにしている私は
ガラスや陶器を中心にじっくり鑑賞しました。

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今回はパイナップルのジャムを購入しました。
明日の朝が楽しみです。


5月9日(日)までの開催です。
開催時間は11:00-19:00。

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genre : 学問・文化・芸術

2010-04-09

森美術館「六本木クロッシング2010展・芸術は可能か?」を題材にして「子連れでアート撮影」を考えてみました。

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最近写真撮影出来る展覧会が増えています。
うちの息子も去年のクリスマスおばあちゃんにトイデジをもらってから
撮影可能な展覧会やギャラリー、アートフェアにて自分で撮影することがとても増えています。
本人かなりお気に入りです。


そこで今回は「子連れでアート撮影」の楽しさ、注意点を自分なりにまとめてみました。
今回は現在森美術館で開催中の「六本木クロッシング2010展・芸術は可能か?」を題材としてみます。



まず撮影のルールを確認します。
撮影可能な展覧会の場合入り口に張り出している場合が多いです。
ここで立ち止まって子供に分かるように説明するのがポイント。
禁止事項を噛み砕いて説明するのが分かりやすいです。
森美術館の今回の展示では主にこんな感じでした。


1:撮影可能な作品のみ撮影
2:フラッシュ禁止
3:動画撮影禁止
4:他の鑑賞者の撮影禁止
5:撮影した写真は個人で楽しむものとする
6:他人の無断撮影禁止



ここで子供によく説明するべきなのは1?4でしょうか。
特に1、2は絶対守るように言い聞かせましょう。


さてルール確認できたら早速撮影です。


基本的には自由に撮影が楽しいと思いますが
同伴してる親として注意してる点はこんな感じです。


まず撮影していいものなのか親も確認します。
そして他の鑑賞者に邪魔にならないように
撮影に夢中になって撮影可能エリアを突破していないか
またはフラッシュの設定になっていないか、動画モードが起動していないかこまめに確認します。

子供は急にスタッフさんなどに注意されると萎縮してしまう場合があります。
楽しい撮影にするためまず親が状況を随時確認しましょう。
うちでは基本フラッシュ禁止モードにしています。

あと撮影に飽きたらすぐやめれるように
首から下げれるようにネックストラップをつけています。
子供って飽きたらすぐぽんって置いてきてしまって
カメラ置忘れなんてことになったら大変です。
子供が使いこなすにはネックストラップにつけても重くならない程度の
カメラのほうがいいのではと個人的には思ってます。


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撮影に関しては自由にやらせていますが私は息子に
「○○君はお母さんと違った視線の高さで撮影できるからかっこいいね!楽しみだね!」
としつこく言っています。
同じ作品でもオトナの身長で観る場合と子供の身長で観る場合表情が全然違いますし。
息子も「今のぼくだから撮れる写真がある」と思ってくれているようで得意気です。


撮影可能となると撮影に夢中になって作品をちゃんとみないのでは?という
意見もあるかもしれません。
そんなことはないと思います。
どんな写真を撮りたいかという目的のためにいつも以上に色々な視点で作品を見るので
いつも以上に一生懸命みている気がします。
撮影前にまずどんな感じで撮ったら楽しいか
親子で話し合うのも楽しいと思います。
この向きがいいとかこの高さがいいとか。
そういう点を確認しながらシャッターチャンスを待てるのも
デジカメだからですよね。技術の進歩に感謝です。

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手ブレはないほうがもちろんいいのでしょうが
展示室はどちらかというと暗いので
オトナがきちんとしたデジカメで撮影しても正直ぶれます。。
私もいつも悪戦苦闘してます。。。
でも、でも手ブレがあっても作品風に見えるのが「アート撮影」の楽しいところです!!!!
動画作品なんてものすごくかっこよくぶれてくれますよ!
きっと作品の力がそうさせてくれるのでしょうね。
感謝感謝です。



あと展示作品だけではなく天井や床やトイレの標識だって
面白いと思ったらどんどん撮影!でいいと思います。
うちの息子はなぜかスタッフさんの靴を撮るのが好きです。
いつも撮らせて頂き誠にありがとうございます。



作品撮影を続けていくと
出来た写真がどうも目の前にある作品と違うことに気がつきます。
この違いに気がついた時が「作品を体感する」の第一歩になる気がします。
最初は「撮影したいからいく」だったものが
目の前の作品のパワーと向き合うことで「体感したいからいく」
になるはずです。


あー楽しかった!と展示を出てもまだまだ終わりません。
帰宅したらぜひプリントして子供に渡してみましょう。
そしてその写真を自分で並べ替えさせたり展覧会のちらしと一緒に
コラージュとかしたらものすごく楽しいと思います。
あとイベントとして撮影を許可している展覧会では
撮影した写真を募集している場合もあります。
こちらに応募してみるのも楽しいですね。
六本木クロッシングの場合はこちらに投稿可能です。→


東京近郊で撮影可能な美術館、博物館は
上野の東京国立博物館常設所有作品のみ、国立科学博物館
目黒の松岡美術館
等があげられます。他にもあるのかな。あったらぜひ教えて下さい。




六本木クロッシングは森美術館にてまでの開催です。
開催期間無休です。

theme : 思うこと
genre : 学問・文化・芸術

2010-04-09

サントリー美術館「和ガラス 粋なうつわ、遊びのかたち」を観てきました。 

サントリー美術館にて
「和ガラス 粋なうつわ、遊びのかたち」を観てきました。

本日は私ひとりでの鑑賞。ひとりで鑑賞するにはぴったり。
静寂の中ガラスにこめられた気泡の声が聞こえてきそうです。


【ちなみに】
いつも以上に展示のガラスの透明度が気合が入っている気がします。
思わずおでこをぶつけてしまうくらい透明度高いです。


展覧会の構成はこんな感じでした。

プロローグ:「写す」 ― 憧れの和ガラス
第1章:「食べる・飲む」 ― 宴の和ガラス
第2章:「装う」 ― みだしなみの和ガラス
第3章:「たしなむ」― 教養と嗜好の和ガラス
第4章:「愛でる」 ― 遊びの和ガラス




では感想を。


「遠眼鏡入り根付」がとにかく素敵でした。現在観賞用に遠眼鏡を探しているのです。
こんな遠眼鏡あったら思わず手にとってしまいそう。

個人的にとにかく嬉しかったのが宴の和ガラス。
和食大好き!の私なのでこのお皿だったら何が似合うか想像しながら
楽しんで鑑賞しました。
今度「和ガラスを使ったテーブルセッティング講座」とかを主婦対象にお願いしたいでほどです。

私自身ビーズアクセサリー教室に4年通ったことがありまして
ビーズに関しては感受性が3割り増しになります。
今回のビーズは本当によかった。
何がいいって「生活の中で大事にされていたもの」がビーズで彩られていたから。
仏具も美しいのですがでも生活用品を彩るのはもっと素敵。
大事に使っていた人の気持ちを勝手に想像しながら楽しませて頂きました。
そしてちょっと自分でも作りたくなりました。

虫籠にガラスが使われていたのがとても意外でした。
動物好きでも昆虫苦手な私は虫籠って洗わないのか
よく分からないのですがこれだけ繊細な模様が施されているってことは
洗わなかったんですかねえ。というか
虫の音を楽しむってのは大人の娯楽だったのですね。
あと金魚蜂がないのがちょと意外でした。
後半はあるのかな。

伺った日は晴天でした。なので
篠原まるよし風鈴「風鈴の森2010」の美しさを存分に楽しむことが出来ました。
誰もいない時に「ふぅ!」って息とかふきかえちゃったりして。
とってもとっても素敵な音色でした。


帰宅後息子に展覧会のちらしをみせたところ
「いきたい!」とのことだったので
今度は親子で再訪したいと思います。





5月23日(日)まで。
火曜日休館です。

theme : 美術館・博物館 展示めぐり。
genre : 学問・文化・芸術

2010-04-05

ギャルリー東京ユマニテ「井上雅之展 INOUE Masayuki new works 2010」を観てきました。

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ギャルリー東京ユマニテにて
「井上雅之展 INOUE Masayuki new works 2010」を観てきました。



いよいよ来週から幼稚園です。
どのように世界が変わっていくのか
楽しみでもありそして不安でもあります。

なんてことを考えながら
幼稚園保護者会の前の空いている時間を狙って
雨だったけど京橋まで足を伸ばしてみました。


「大きい作品」と事前に伺っていたので
どのくらい大きいのか楽しみにしていました。

実際みるととても大きい。
そしてとてもナチュラルな感覚の「大きい」でした。
先日アーティストファイルで作品を拝見した南野 馨さんの作品を工業的と比喩するとしたら
こちらはまさに農業的。
土や木等の息吹を存分に感じました。


形もとても楽しかった。
勝手に

「ヴィーナスが産まれてコルセットをしてドレスを着て舞踏会に行くのです」
なんて想像をしてみたりしました。

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井上先生ともお話することが出来ました。
その時とても面白かったのは

「大きな作品を作る快感」

でした。
巨大な作品を作る際は巨大化へ向けて数多くの実験が必要なんだそうです。
確かに。

耐久性や強度を確認しながら作品は楽しみながら成長していくわけです。
この実験を経て巨大な作品を作っていくと
大きな作品をつくる楽しさに病みつきになるとのこと。



なんか子育てみたいですね。



息子さんは今回は写真撮影に熱中。
後で聞くと
「写真にとったら面白いと思ったんだよ!」とのこと。
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そうだね。確かに面白かった。
君の写真も面白かったよ。



4/24 (土)までの開催。
日曜日休廊。そして【月曜開廊しています】。

theme : 美術館・博物館 展示めぐり。
genre : 学問・文化・芸術

2010-04-04

国立新美術館「アーティストファイル2010」を観てきました。

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国立新美術館にて
「アーティストファイル2010」を観てきました。

まず最初に定義。

--------------

「アーティスト・ファイル」とは
「アーティスト・ファイル」は、新しい美術表現の紹介を使命のひとつに掲げる国立新美術館が、自主企画展として毎年開催している、現代美術の選抜展です。2008年にスタートし、今回が3回目となります。


--------------
去年行ってました。

国立新美術館「アーティスト・ファイル2009—現代の作家たち」を観てきました


この時にも書いてるのですが
私達はいわゆる「選抜物」がどうも苦手みたいです。
ただ去年と違うのは「ギャラリー」に慣れてきたので
選抜物の展覧会は「ギャラリーをはしごしてる」感覚で
観たらいいのかなって思えるようになってきました。


そんな気分でいざいざ。


では印象に残った作家さんをいくつか。




【南野 馨】
一見金属のように見えるけど焼き物で出来たこちらの巨大作品。
かなり大きいです。
この大きさだからインパクトあるのだろうなあと目の前にして改めて実感。
息子と端と端でお互いで覗いてみたかったんだけど係員の目が厳しくて断念。



【桑久保 徹】
波をメインテーマにしたとても心動かされる絵画。
息子に「これは?」と聞かれたので
「いろんな時のこころの中を絵にしたんですって。」と説明。
すると
「随分こころのなかにいろんな人やものがあるんだね!」と感心していました。


【石田尚志】
以前写真美術館で個展を拝見したことがあるので
観ていてなんだか懐かしかったです。
桑久保 徹さんの作品を思い出しながら
映像がシンクロするような気持ちになりました。



まずはそれぞれの作品そのものを楽しむこと。
新美でしかできない巨大なホワイトキューブという空間を
いかに満喫するか。
そこだけに気持ちを絞ると全体像を理解しようと無理をすることがなくなるかな。


息子は南野 馨さんの巨大オブジェがお気に入りだそうです。
やはり大きなオブジェっていうものは天井が高い場所に置くと映えますね。



5月5日(水・祝)まで。
毎週火曜日休館 ※ただし5月4日(火)は開館です。

theme : 美術館・博物館 展示めぐり。
genre : 学問・文化・芸術

2010-04-03

4歳になりました。

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おかげさまで息子4歳になりました。
今年の春から幼稚園。

「子連れアート」の時間を取るのが難しくなってくるかもしれないけど
無理しすぎないで楽しくアートに触れていきたいです。

今後ともどうぞよろしくお願い致します。

theme : 思うこと
genre : 学問・文化・芸術

2010-04-02

アートフェア東京2010へ行ってきました。

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アートフェア東京2010へ行ってきました。


今回アートフェア初参加の私達。
どのようにまわろうかということで
まずは上の階「PROJECTS」から参戦することに。
と思ったらチケットは階下で購入せよと言われてしまいました。
悔しいので購入後再び「PROJECTS」へ。

今回の「PROJECTS」はとてもいい!と思います。
作品1つ1つに元気があり、ちゃんと呼吸をしてる感じがします。


印象に残ったものを写真で紹介。


注:写真の撮影、掲載は主催者の許可を得ています。


TOKYOART3020040203 TOKYOART040206
ARATANIURANO
とてもほっとできる空間でした。
こういう気持ちよい風がふいてくる絵ってとても素敵。

TOKYOART3020040202 TOKYOART040207
MA2ギャラリー
どーやって出来てるのか謎めいた作品多し。
謎解きもまた楽しい時間でした。
ぜひ実際に見に行って下さい。

TOKYOART3020040204
hpgrp GALLERY 東京
作家さんたちの「元気」をとても感じました。
こういう「元気」を活かせる場所があると作品の起爆力がどんどんつく気がします。

TOKYOART0402010
YOKOI FINE ART
実際に拝見して一番迫力を感じたのはこちらでした。
手の美しさや体全体から出てくる気をとても感じることができました。


上の階「PROJECTS」は比較的若いギャラリーだそうです。
なるほどと同時に「若いのにこんなにパワーがあるなんて!」と
驚かされました。
またそれぞれの画廊さんの新個展も楽しみになりました。

下の階でも撮影させて頂きました。

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SENARTGALLERY
とっても暖かい空間でした。
表現方法はいろいろあったけど暖かいという統一感が保たれていました。

結局気がつくと4時間以上俳諧してました。
何度も何度もおかしな親子がうろうろしてて
皆様お騒がせ致しました。。。


TOKYOART040209
最後にお抹茶を頂きました。
展示左横にお茶のスペースがあります。
なんと実際にお茶をたてる体験もしました。
お菓子を子供用に変更して下さる配慮に感激しました。
ありがとうございました。



今回のアートフェア参加の経験を踏まえ
「子供連れで参加する場合の注意点」を整理してみました。

まずギャラリーはガラスケースの展示は殆どありません。つまりそのままの展示です。
連れているオトナが十分中止してなければ子供は触れます。
今回はアートフェアでありますんので展示品は「商品」でもあります。
子供が作品に触らないように十分注意をしてください。
下のフロアの移動スペースははかなり狭いです。
悪天候の平日午後でもかなり多くの来場者がおられました。
今回はベビーカーはオススメできないです。
どうしても!というのなら閉館時間の2時間前ぐらいに入場するのがいいと思います。
そしてアートフェアでの交渉は実は密かに行われています。
子供の大声等には十分注意して下さい。
あとトイレは遠いです。十分お気をつけ下さい。


と最初に注意点ばかり書いてしまいましたが
アートフェアは画廊のスタッフさんと気軽にお話できる良い機会です。
そこで子供に対する態度で「こんど画廊に伺ってもいいですか?」と
聞いてみてください。
そこで好感触だったらぜひ実際に行って見て下さいね。
一度会ったことがあるスタッフさんや絵を見つけたら
きっと子供も興味を持ってアートと向き合えるはずです!




ちなみに

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