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2010-01-31

「Mancy’s Tokyo Art Night」を観てきました。

mancy0131

G-tokyoの帰り道
とても気になっていた「Mancy’s Tokyo Art Night」にも
立ち寄ってみることにしました。


その前後色々寄り道していたので
30分程観るつもりが。。。


2時間近く長居してしまいました。

レストランの個室を使って
各ギャラリーが展示を行っているのですが
これがもうとっても面白い!


まず場所が面白い。
六本木のレストランの2Fのバブリーな雰囲気満載のカラオケルーム
に展示される作品の数々は
大きな会場では決して得ることの出来ない親密感をバシバシ発信しています。
会ったこともないのにまるでよく知っている人が作ったような気持ちにさせます。

特にその親密度を上げるのが絨毯。
絨毯の足の感触を感じながら作品と向き合うと
まるで作家さんに直接見せてもらっているようなドキドキ感が。。

そして何より気に入ったのが会場の雰囲気!
かつての六本木の盛り上がりを感じさせれくれるような
特別な閉鎖感でも実はそれほど高級じゃない雰囲気が
もう懐かしくて懐かしくてたまりませんでした。

気になったギャラリーをいくつか。
【hpgrp GALLERY TOKYO】
映像やオブジェや絵画、映像作品とジャンル多し。
でもみんな爽やかな勢いがありました。
ドローイングの映像作品が素朴でとても楽しかった。

【ギャラリータグボート】
ネットで販売する形式のギャラリーとのこと。
こちらもジャンル広し。
以前代官山で拝見した内田 文武氏の絵画に再会出来たことがとても嬉しかった。

【nca | nichido contemporary art】
ジャナイナ・チェッペの色遣いがとてもよかった。
奥の映像作品もとても気になった。ああ、ちゃんと観ればよかった。

【Gallery2】(ソウル)
【Aki Gallery】(台湾)
2つのギャラリーさんは両方とも自国の作家さんの作品を展示。
「カワイイ」にも種類があることを改めて実感です。


息子は各ギャラリーのブースでくつろぎまくり。
母はヒヤヒヤものでしたが
優しく見守って頂き本当にありがとうございます。
帰りも「寝っ転がってみても怒られないのでびっくりしたけど楽しかった!」
ととても興奮していました。あと
「今日は怖いものが多かった。きっと夜動いてる」
と不吉な予言をしていました。大丈夫でしょうか。。



ああ、このイベントはずっとやってほしいです。
そして親子でこうやってずっと参加して
少しずつ参加する時間が遅くなって最後には息子が
「じゃあいってくるわー」なんて言って自分で参加するまで
続けてほしいです。
今回参加した元気ある作家さん達、ギャラリーさん達と一緒に
私達鑑賞する側も成長していって
何か記念日に作品を購入できるような関係が築けそうな気がしました。
もし参加ギャラリーが増えるようなことがあったら
同じような2階や奥に個室があるレストランを使えばいいと思います。
麻布や六本木ってそういうレストランってまだ沢山ありますでしょ。
あの場所で直島の家プロジェクトみたいにギャラリーのはしごするんです。

まさに土地に根付いたアートフェア。
ああ、考えただけで楽しくなってきます。




とてもオススメなイベントでした。
すでに終了済みですがぜひ定例化を希望します。
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theme : 美術館・博物館 展示めぐり。
genre : 学問・文化・芸術

2010-01-31

GALLERY K「市川 健治新作」を観てきました。

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六本木のGALLERY Kにて「市川 健治新作」を観てきました。


こちらのギャラリーはお休みが水曜、隔週火曜です。
なので土・日・月にアートを!と言う時に
よく伺わせて頂いています。

今回は市川健治さんの新作があるということで
じっくり拝見させて頂きました。




市川さんの紹介をギャラリーのHPより抜粋。

桑沢デザイン研究所の頃、印刷物をピクセル状に切り取り、
まったく別の図像を描き出すという独自のコラージュ的表現スタイル
【ピクセル・モンタージュ】を確立する。
「表現の方法と内容。それぞれを個別に見て頂いても構わないのですが、
その関係性を感じてもらうと、表現者冥利に尽きるというものです。」
ミクロとマクロ。部分と全体。それは常に不可分。


1つ1つの写真を組み合わせて
大きなコラージュ作品を作るスタイルなのですが
この新作は本当になめらかに描かれています。
1つ1つの線が(別々の写真から出来ているはずなのに)流れる様。
完成まで数年かかったというのも納得です。

そしてこの1つ1つの写真にも意味があるそうです!
今回は「東京の風景」から構成されたとのこと。
鎌倉権五郎影政の若々しい雰囲気と
東京の風景が見事に解け合っています。
「外国人の購入者が多い」とのお話しでしたが
近くで観ると確かに納得。
これは外国の人が感じる「JAPAN」が詰まってますなあ。



ちなみにギャラリーそのものも
とても親しみやすい暖かい空間です。
外国からのお客様が直接お店に来て購入する事が多いのも納得です。

theme : 美術館・博物館 展示めぐり。
genre : 学問・文化・芸術

2010-01-31

G-tokyoに行ってきました。

GTOKYO0131

六本木ヒルズ森アーツセンターで開催された
G-tokyoに行ってきました。


アートフェア数あれど
この数でここまで有名処が集まるのはとても珍しい。
お世話になっているARATANIURANOさんも出展ということで
出かけてみました。


アートフェアは何回か出向いていますが
今回ほど「特別感」を感じさせるフェアはありませんでした。
HPにも

「日本の現代アートの流れを牽引、世界規模のアートシーンに参画してきた
 トップギャラリーのみで構成される、コンテンポラリーアートフェア。」

と記述してあります。
特別感がないほうが逆におかしいか。

この特別感を受け手である私達がどう取るかで
1つ1つのブースの印象がものすごく変化します。

展示されている作品の金額が半端じゃないわりには
売約済みの印が多いのもとても不思議でした。
これはブームなのかそれとも美術業界ってそもそもこういうものなのか?

別世界を垣間見たって感じでした。




息子はARATANIURANOさんにご挨拶出来てご満悦。
アーティストの岩崎貴宏氏の作品に二人で釘付け。
画像はフクヘンさんのブログをご覧下さい→こちら。
個展の予定もあるそうなので楽しみです。

ミズマアートギャラリー/山口 晃 個展「柱華道」も面白かった。

息「おかーさんこれなあに?」
母「電柱よ」
息「でんちゅう!でんちゅうって刀を抜いちゃ行けない場所だよね!」
母「それは「殿中」!」

ショートコントをしてた母子でございました。
ギャラリースタッフの方に笑われました。

作品としてはhiromiyoshii/「3秒3分3日3人」展 泉太郎、井上信也、小金沢健人が
とても面白かったそうです。
映像作品のしくみを息子に説明して下さってとても嬉しかったです。
ありがとうございます。


私はギャラリー小柳のブースで
オラファー・エリアソンの作品を体感出来たことが
収穫でした。
来週金沢に行く予定なので益々楽しみになりました。

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