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2010-01-06

歌舞伎座さよなら公演 壽初春大歌舞伎「梶原平三誉石切 」「勧進帳」を観てきました。


歌舞伎座さよなら公演 壽初春大歌舞伎
「梶原平三誉石切 」「勧進帳」を観てきました。

本日は子連れではなく友人と二人です。
先日12月の歌舞伎座でトラブルがあったので
正直しばらく歌舞伎恐怖症になっていました。
この件に関しては
一番悪いのは親である自分だと思っているので
しばらく自己反省の時間を設けました。

その後サッカー教室のママさんに
「歌舞伎を見に行きたいんだけどぜひ教えて」と誘って頂き
事情を説明して私の「リハビリ」につきあって頂いたのでした。

毎月通ってるはずの歌舞伎座ですが
今日は少し緊張したなあ。。

今回は演目に集中出来るのでイヤホンガイドも借りてみました。



まずは「梶原平三誉石切 」。
こちらはどちらかというと親子の情愛を中心とした長めのお話。
長めのお話の意味をイヤホンガイドだけで把握するのは
ちょと困難かもしれませんね。
もう少しあらすじ読み込んでから行けばよかった。
娘の梢(魁春さん)がとにかく可愛らしかったです。


そして「勧進帳」。こちらは歌舞伎座では2回目です。

現在の歌舞伎座の勧進帳は團十郎さんが最後になるのでしょうね。
絶好調の頃のDVDを見過ぎているせいか
どうも弁慶が静かすぎる感じ。
もう少し荒々しさがほしいかなあ。思慮深くて私は好きですけど。
「舞は荒々しく」と團十郎さんはTVで話しておられたけど
でもやはり優雅の範疇であってほしい。

私はしきたりとか分からないので
とんちんかんな発言かと思いますが
そろそろ血気盛んな「弁慶」を観たい感じがしました。
新歌舞伎座ではきっと海老蔵さんあたりが
やってくれないかしら。

勘三郎さんの義経はちょっとキャラ違いのような感じも。。
透明感が欲しいんだけどな。義経には。

なんていっちょまえな感想を言える分際でもないですけどね。
やはり劇場は本当にいいですね。
行ってよかったです。

ちなみに今日はマナーの悪いお客さんが多かったです。
最後の飛び六法で客席を駆け下りる人が数名いたのには驚きました。




色々考えることが多い鑑賞になりました。
ただお友達のおかげで歌舞伎恐怖症は完璧に脱することは出来ました。
もう少しリハビリを続けた後にまた母子で鑑賞に行きたいです。
幕見で「勧進帳」はありかな。今日思った以上に幕見空いてました。

あと一緒に行ってくれたSさん本当にどうもありがとう。
来月もぜひ行きましょうね。
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theme : 美術館・博物館 展示めぐり。
genre : 学問・文化・芸術

2010-01-06

メゾンエルメスギャラリー「小谷元彦 「Hollow」」を観てきました。

HERMES0105

メゾンエルメスギャラリーは
私達母子が大好きな場所の1つです。

エルメスという私からしたら高値過ぎる存在なのに
このギャラリーは暖かく受け入れてくれる感じが大好きです。


前回の展示の際に
「今度はぜひお子さんもご一緒に」
とお話ししていただいたのに行けなかったので
今日はぜひと思い伺わせて頂きました。


で。展示は


小谷元彦 「Hollow」


Hollow...Hollow...Hollow!!!


私ホラー映画は超苦手分野でございます。
どうしてお金払って怖い思いしなきゃいけないのさ!って
思います。

なので題名を見た時正直怯んだのですが
息子は慣れた場所なので
「こんにちはー」と行ってしまう有様。。


怖かったらどーすんのさ!


なんてことを思いながらドキドキしながら入ってみましたら


怖くはありませんでした。
というかとても美しい。。。
あえて恐怖感をなくしてるんでしょうか。
1つ1つが海草のような清らかさを感じます。
なんだか水槽の中に迷い込んだみたい。
でも浮遊してる作品が多い割には
私は風を感じることが出来ませんでした。
この違和感は意図的なのかしら。
むずむず感が恐怖感に繋がるのかな。


ギャラリーさんからは
昔のパンフレットを色々頂くことが出来ました。
読み応えあります!どうもありがとうございます。


息子は慣れた場所でもあり
大型オブジェには慣れてる不思議な3歳児なので
慣れた感じで鑑賞。
しかし!まか不思議な物語が始まらなかったので
正直怖かったようです。
最近は「怖い」と感じる展示はあまり直視しない様ので。。。。
でも夜はちゃんと寝ました。夢には出てこなかったみたいです。




しかし帰宅後この記事を書くために
ネットで色々調べていたら
こちらを「草食系ホラー」と名付けている記事発見。


うーんこういう○○系って言葉で
分類しちゃうのって小谷さんに対してとても無礼な感じがするのは
私だけでしょうか。

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