2009-12-28
横浜美術館「束芋 断面の世代」展を観てきました。

おそらく今年最後?の更新になるのかな。
横浜美術館で「束芋 断面の世代」展を観てきました。
今回は私の母と一緒。
三世代で「束芋」ってちょとかっこいい家族ではないですか?
しかし!母は束芋さんをちゃんと知っています。
「横浜のでっかい展覧会で電車の展示してた人でしょ?
え!女の子なの?しかもカワイイの?へー。」
なんて話をしながらいざ横浜美術館へ。
今日は本当にお散歩日和。
駅から歩くのも気になりません。

まずつかみである「団地層」の「つかみの強さ」に驚かされます。
ここから離れられなくなりそう。
とにかく面白かったのは最初の展示室。
このような大規模な場所を使った個展は
ぜひ多方面の自分を自由に出してみたほうが
鑑賞する側は絶対に面白いと思うのですね。
最初の展示室は多方面から攻めてくる感じがとてもよかった。
映像を見せる環境を工夫さえている作品も多かったです。
彼女の中に明確な「イメージ」があったんだろうなー。
せっかくなのでもう少し
「映像作品」以外の作品も一緒に置いて頂きたかったな。
息子は全ての映像はかなりしっかり見たけど
正直それほど好きではなかったそうです。
「面白かったけど夢には出てこないと思う」
とのこと。
でもどの映像見ても泣かなかったし騒がなかったので
母が驚いていました。
全身硬直してる女の子ととかいましたから。。。
ちょと残念だったのは
終わりにあっけなさを感じてしまった事。
最後の作品の静けさがというより
最後に「これで終わり」のサインを明確に出してほしかったです。
次の展開を感じさせるような絵画的なものでもいいし
壁をもう少し明るくするとか視覚的な変化でもいいし。
私のような単純な子は「次は!」「次は!」と期待してしまいます。。

今日の横浜は本当に天気がよかったです。
昼食以外は本当によく歩きました。
母、へとへとです。

シーバスにも乗りました。
シーバスはお正月モードでした。
今年1年ありがとうございました。
来年もよろしく御願いします。
theme : 美術館・博物館 展示めぐり。
genre : 学問・文化・芸術