2009-12-28

横浜美術館「束芋 断面の世代」展を観てきました。

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おそらく今年最後?の更新になるのかな。
横浜美術館で「束芋 断面の世代」展を観てきました。

今回は私の母と一緒。
三世代で「束芋」ってちょとかっこいい家族ではないですか?

しかし!母は束芋さんをちゃんと知っています。
「横浜のでっかい展覧会で電車の展示してた人でしょ?
 え!女の子なの?しかもカワイイの?へー。」

なんて話をしながらいざ横浜美術館へ。
今日は本当にお散歩日和。
駅から歩くのも気になりません。






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まずつかみである「団地層」の「つかみの強さ」に驚かされます。
ここから離れられなくなりそう。

とにかく面白かったのは最初の展示室。
このような大規模な場所を使った個展は
ぜひ多方面の自分を自由に出してみたほうが
鑑賞する側は絶対に面白いと思うのですね。
最初の展示室は多方面から攻めてくる感じがとてもよかった。

映像を見せる環境を工夫さえている作品も多かったです。
彼女の中に明確な「イメージ」があったんだろうなー。

せっかくなのでもう少し
「映像作品」以外の作品も一緒に置いて頂きたかったな。





息子は全ての映像はかなりしっかり見たけど
正直それほど好きではなかったそうです。


「面白かったけど夢には出てこないと思う」


とのこと。
でもどの映像見ても泣かなかったし騒がなかったので
母が驚いていました。
全身硬直してる女の子ととかいましたから。。。

ちょと残念だったのは

終わりにあっけなさを感じてしまった事。
最後の作品の静けさがというより
最後に「これで終わり」のサインを明確に出してほしかったです。

次の展開を感じさせるような絵画的なものでもいいし
壁をもう少し明るくするとか視覚的な変化でもいいし。

私のような単純な子は「次は!」「次は!」と期待してしまいます。。



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今日の横浜は本当に天気がよかったです。
昼食以外は本当によく歩きました。
母、へとへとです。


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シーバスにも乗りました。
シーバスはお正月モードでした。




今年1年ありがとうございました。
来年もよろしく御願いします。
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2009-12-23

オタマトーンライブ@東急ハンズ渋谷店に行ってきました。

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本日は息子の水泳の前に
息子の大好きな明和電機のインストアライブに行く事に。
近くのすき焼き屋でランチをしながら
旦那さんがふとこんな話を。


「28日仕事納めの日に麻雀大会があるんだけど
 主催者になっちゃった。。」


管理職であるのでそういうことはよくあること。
主催者だったら優勝賞品出さなきゃ!ってことで



「優勝賞品はサイン入りオタマトーンにしましょう!」


「だってサイン会なんだからサインしてくれるでしょ?だから
「優勝オメデトウ!」ってサインしてもらいましょ!」


苦笑いする旦那さんをほっといて
私ひとりで大盛り上がり。


食事後ハンズへ向かいました。


クリスマスとお正月が微妙に混在する中
エレベーター前のブースで設営は行われていました。
いつもお会いする工員さんにご挨拶。
「よく来てくれたね!」と言っていただき息子大満足。
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時間ぎりぎりまでチワワ笛で遊ばせてくれたりして
本当にありがとうございます。


ちなみに息子はあの工員さんのことが大好きです。
「ああいうおねーさんといるとほっとするんだよね」
だそうです。



待っている間に購入したオタマトーンに
みんなで電池を入れてみんなでビーブー。
旦那さんもビーブー。(この作業が後で凄いことを招くことに。。。)

息子が座ってスタンバイすることに飽きるギリギリの時点で社長登場。
1列目でガン見してる息子に「おー!」と笑顔で反応して下さいました。

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製品デモって初めてだったのですが
おかしさとクリエイティブさの
綱渡りって感じがとても楽しいんですね♪
しかも機転が利くし。
子連れのお客さんが多かったんだけど
親が安心して楽しんでいたのが印象的でした。

製品デモが順調に進んでいきそこで


「「きよしこのよる」をやりまーす!」


と社長が宣言。
そこで旦那さんがびーぶー弾いていると
社長から直接
「合奏が楽しいんです!一緒にやりましょ!」とのお誘いが。
学生時代バンドをやっていた旦那さん。
人前で演奏する事は大好き!(のはず)。
もう1人の女性と3人で合奏です。


いろいろな意味で「楽しい合奏」でございました!


社長のソロ。さすがです。


さてサイン会。私が
「主人が忘年麻雀大会の優勝賞品にしたいそうなので「優勝おめでとう!」と御願いします」
と訳分からない御願いをすると
「いいですよー」と社長快諾。
サイン頂くことが出来ました。




しかし。。。。




字が違ってます。
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「しゃちょうー、まちがえたことをくよくよしないでねー!
 がんばってねー!またあそんでねー!」


息子からのメッセージでこの記事おしまい。


東急ハンズ渋谷店の
「ハンズTV・実演チャンネル」の
「オタマトーンライブ@渋谷店 ご来店ありがとうございました!」
にも掲載して頂きました!ありがとうございました。

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2009-12-22

東京都写真美術館「木村伊兵衛とアンリ・カルティエ=ブレッソン 東洋と西洋のまなざし」を観てきました。

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最近サッカーの前には恵比寿!というのが
定例になりつつあります。
ランチは息子のリクエストで「ハヤシライス」だったのですが
なぜか「オムハヤシ」ばかり。
結局中村屋さんの「オムハヤシ」にしたのですが
恵比寿ではオムハヤシがデフォなんでしょうか。



本日は東京都写真美術館にて
「木村伊兵衛とアンリ・カルティエ=ブレッソン 東洋と西洋のまなざし」を観てきました。


最近写真に興味を持ち始めた息子。
以前はポートレートも「???」でしたが
今回は興味津々。
観たい観たい!という感じでいざ出陣。





まず「「まなざし」ってなあに?」と息子から難問。
どう答えたらいいのでしょう。「じっと見ることだよ」と
ベタな答えをしてしまいました。


写真を拝見していくにつれ
この「まなざし」というのは

「撮影者を見るまなざし」と
「撮影者のまなざし」

と二つの「まなざし」がシンクロして
出来上がっていくものだということが
分かってきます。

息子も

「写真撮った人も笑っている感じだよー。」

と笑顔で言ってました。
「まなざしってなあに?」もっと粋な答えをしたかったなあ。




西洋、東洋を代表するカメラマンさんであるお二人が
それぞれ笑顔で撮影した写真達。
至る所で「笑顔」が零れるような写真達。
「自分も撮影してみたいな」と思わせるような
暖かみを感じる事が出来ました。





息子の質問も随分変わってきました。

「どうしてここの人だけぶれているの?」
「じっと見てもらうにはどんな顔で撮るのかな?」


母、写真もど素人なんで返答に困ります。
実は祖父母のクリスマスプレゼント
「VISTAQUEST VQ2000」なんですよ。
これ年末年始は撮影旅行で決まりですね。



今回の展覧会は表現の美しさはもちろんなのですが
お二人のお人柄を感じさせるようなとても暖かみがあり
会場が居心地よかったです。

コンタクトプリントもとても面白かった。
視線の暖かさをダイレクトに感じることが出来るし
「この1枚」に出会う為の時間の流れを
共有できる感じがたまらない。


フィルムカメラ憧れます。
LOMO...うーん。。。
まずはiPhoneのトイカメラを堪能することにします。




息子が食いついた作品は
歌舞伎の「娘道成寺」と「勧進帳」。

ふたつとも
いわゆる「歌舞伎のポートレート」とは明かに違う独特な構図。
瞬間を捉えているのに足踏みやツケの音や鳴り物が聞こえてくるような
躍動感を強く感じます。
篠山紀信さん撮影の「ザ歌舞伎座」観てみたいなと思いました。


ちょと歌舞伎恐怖症にかかっていたのですが
そろそろリハビリしないと。
年末年始は歌舞伎沢山あるだろうし。

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2009-12-21

今年を振り返り来年を展望する。(ちょと早いけど)

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気がつけば年末年始ではないですか。

新聞でも「今年気になった展覧会を振り返る」関係の記事が増えてきました。
年末年始は子育て主婦はかなり忙しいので
今のうち自分の中で今年のお気に入り展示を振り返ります。


今年はアートに積極的に交流した年でした。
ブロガーさん達との交流もとても有り難かったし
人間国宝の室瀬和美先生とお話しする機会もありました。
ギャラリー巡りでは沢山素敵な出会いがあったし
明和電機の土佐社長、村田朋泰さん等作家さんとの嬉しい交流もありました。
内覧会デビュー!なんてこともありました。
歌舞伎を見ることも始めました。


今までは黙ってついてきた我が子でしたが
最近は自分の好みも出てきました。
でも美術館の雰囲気は好きだそうです。
自分で絵を描く事も増えました。


「子連れアート」人によっては
大迷惑!なことでもあります。
正直痛い思いも何度かしました。
子供を守るのは親である私。
そして子供に社会を教えるのも親である私。
私なりの方法で交流をしている以上
私自身が責任を持って周囲に目を配りながら
親子で成長できたら嬉しいなと思います。


その成長珍道中をご披露させていただくことにより
子供にアートを体感させることをもっと身近に感じてほしいし
その際みんなで気持ちよく鑑賞できる方法を知って
美術館をみんなで気持ちよく行ける場所にしていきたいです。






では印象に残った展示を挙げてみます。
搾りに絞ってみました。
うーん三井とか阿修羅とか明和電機とか
本当に楽しかった展示は沢山あるのですよ。




東京国立博物館「特別展 妙心寺」

川村記念美術館「マーク・ロスコ 瞑想する絵画」

21_21 DESIGN SIGHT 第5回企画展 山中俊治ディレクション「骨」

入善町下山芸術の森 発電所美術館「塩田千春展?流れる水」

歌舞伎座さよなら公演「九月大歌舞伎 勧進帳」

GALLERY MoMo Ryogoku 「村田朋泰 展 「2」」

東京都写真美術館「セバスチャン・サルガド アフリカ」





東博はあえて「妙心寺」を。狩野山雪の老梅図との対面は大感激でした。
行けて本当に嬉しかったのは発電所美術館。あの迫力は体感しないと分からない。
デザインサイトもよく行きました。



今年の鑑賞はまだ続けますが
ひとまず振り返ってみました。
来年も出来る限り色々な展示を見てみたいです。
そして自分たちも創作をもっとしてみたい。
来年もどうぞよろしく御願い致します。

theme : 思うこと
genre : 学問・文化・芸術

2009-12-19

ROBA ROBA cafe「Joulu -冬至祭と降誕祭の小さな展示即売会-」を観てきました。

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色々な人の出会い。
そして色々なモノとの出会い。
情報過多で錯綜しまくりな昨今
ちいさな出会いを反芻し
そしてその出会いを有り難く思うのって
なかなか難しいのが現状です。


今日はそんな「出会い」に感謝できる展示を経堂に出向いて見てきました。
「Joulu -冬至祭と降誕祭の小さな展示即売会-」です。


本日は父子で過ごす土曜日
つまり私はフリーの日なので
買い物をしたり本屋で本を物色したりしながら
経堂まで出かけました。
お父さんありがとう。


snap!
以前iPhoneの写真展でとても楽しく過ごさせて頂いた
KEN3TVさん達が掲載されているSNAP!が本日の電車の友。

フィルムカメラ、やってみたくなってきた。。。
きゃーどうしよう。




注:写真の撮影・掲載は主催者の許可を頂いております。
ちなみに本日はポラロイド加工をしてみました。



商店街をひたすら歩いて
目印の小学校が見える直前に
ROBA ROBA cafeはひっそりと上品に
迎えてくれました。


今回は

孔雀洞雑貨舗 
くろつぐみ製菓 
少年屋 
Radio star

という4組の出典だそうです。
それぞれがとても上品に配置されています。
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皆さんとても自分の世界感を表現してらっしゃる。
自信のような感覚まで感じる事が出来ます。
なので受け手は世界観に安心して浸る事は出来る。
これがこのような展示会を成立させることが出来る作家さんと
バザーで出展する素人(私です。。。)の違いなんだなと
今日確信することが出来ました。



身につけるもの、食べるもの、手に届くもので
自分の小宇宙を表現できるということは
人の人生に代え難い喜びを親しみやすく与える事が出来ると思うのです。
それはまさに魔法使いと一緒。

今日は安心して魔法をかけて頂きました。



改めて憧れてしまいます。
自分も人にそういう喜びを与える人になりたいなあ。
私は自己満足で製作ということしか出来ないので...。


魔法を形に出来る人になりたい。


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と改めて思いながら帰りました。

12月23日までです。ぜひ。




Joulu -冬至祭と降誕祭の小さな展示即売会-
会期 2009年12月19日 - 12月23日 13:00 - 21:00 (日祝は19:00閉店)
会場 東京・経堂 ROBA ROBA cafe
出展 くろつぐみ製菓 少年屋 Radio star 孔雀洞雑貨舗
詳細 http://kujaku.info/yule

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2009-12-17

東京都現代美術館「レベッカ・ホルン展?静かな叛乱 鴉と鯨の対話」を観てきました。

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さて両国を後にして清澄白河駅まで移動。
駅からは歩いて移動して
東京都現代美術館「レベッカ・ホルン展?静かな叛乱 鴉と鯨の対話」を観てきました。


それにしても清澄白河駅からは徒歩しか方法はないのですかねえ。。
寒さが身にしみます。
そんな中歩き続けた我が息子偉い!(親ばか)


メインであるのでコートをコインロッカーに預けました。
冬の寒い日はコートが手荷物になりますので困ります。
特に今回のようにむきだしの作品が多い場合は
わざとじゃなくても当たっちゃうことも考えられます。
手荷物は少なめに。


さて展示は3階と1階。
まずは3階へ向かいます。





3階に上がると静寂の中に静かに聞こえる可動音。
目の前に程よく配置されている生き物のようなオブジェ。
どこからか聞こえてくる可動音以外の音。

機械ではなく生き物を連想させます。
それぞれが話している感じ。
ここは不思議な動物園。


機械仕掛けなんだけどとても生き物的な動きをします。
だから大がかりであればあるほど
その機械が生き物に見えてきます。
「アナーキーのためのコンサート」のつり下げられたピアノとか
何度観ても飽きません。っていうか驚いてしまいます。

特に気に入っていたのが
「鯨の腑の光」2002年の作品。
暗い部屋に作者の作った詩が映し出されます。
その詩はゆっくりと動きます。
中央の水槽がその詩に変化を与えます。

この部屋の動きや雰囲気が面白かったんだそうで
何度も何度も水槽のまわりをまわっていました。

っていうか暗くて外人のぶつぶつ声が聞こえる部屋なんて
3歳児だったら怖がると思うんですけど。。





明和電機好き、小出さんの事務所での澄さんの展示も食いつきまくりだった
息子だから絶対好きだろうと思ったこの展示。
気に入るだろうと思いましたが
予想以上に気に入ったみたいです。

今息子のブームは機械的アートのようです。
自分で作りたい!って言い始めたらどうしよう。
トントン君作りたいと言われても困る。。


頑張ってみます。






そして1階へ移動。

1階は映像作品のみなのですがこれが非常に「重く」感じられました。
ここでの「重い」は内容ではなく映像から出てくる雰囲気のことです。
なんだか流し見を許してくれないような感じ。

私は流し見したかったのですが
ここでも息子が食いつきまくり。
特にベルリンなどで行われた展覧会のメイキングを
じっと見入っていました。




鑑賞後私が予想以上に疲労困憊になりました。
おそらく映像作品で疲労したのだと思われます。。
常設展は今日はパスして帰りました。
やはり現美は1日がかりにしたほうがいいわ。
来年初めは現美に通うことになりそうだから
楽しんでいきたいと思います。

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2009-12-17

江戸東京博物館「いけばな?歴史を彩る日本の美?」を観てきました。

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MOMOさんを堪能させて頂いた後
江戸博のレストランでうどんを頂くという
いつものランチ。おいしいです。


そして今日はレベッカ・ホルンがメインだからこということで
特別展「いけばな?歴史を彩る日本の美?」のみを
観る事にしました。


ここで勝手に告白でございますが
わたくし「花」というものに非常に弱いです。
というか疎いです。
花自体は美しいと思いますが
花を使って部屋を飾るというのはとても難しい。
花束とはもらうともちろん嬉しいのですが
切り花を長く楽しむ方法が正直分かりません。



なので楽しめるかしら。。。
と不安になりながら鑑賞スタート。




今回の展示構成は花器ではなく下記の通り。

プロローグ いけばなの源流
第1章 いけばなの成立
第2章 豪華になるいけばな
第3章 流派の誕生といけばな大流行
第4章 はなの器
エピローグ いけばなの近現代と広がり





第1章と第4章がとても楽しかったです。
第3章の浮世絵も素敵でしたが
やはり美しいと素直に思えたのは1章と4章。。

まず第1章の成立の過程で
基本を実際に示してくれているので
とても分かりやすい。
息子もその後に出てくる掛け軸などを観ながら
「つるさんかめさんろうそくさんがあった!さっき見たよね!」と
嬉しそうに話していました。

第4章の花器や花止めも美しかったです。
特に舟型の花器は浮世絵にも沢山出てくるので
みなさん好きだったのだろうなと思いました。





いけばなそのものより
花器や書物、そして掛け軸との融合など
総合芸術としての美しさを
感じる事が出来てとても楽しい展示でした。



展示終了後の映像コーナーで
いけばなについての無声映画がありました。
この映画ちょと気になる。。
出演女性達の無表情さとかとても気になります。。。



息子は浮世絵が見れたのでほぼ満足。
花器や花止めは形を楽しんでくれました。
花に疎い母なので薄めの反応はまあ仕方がない。
CGでの再現は楽しかったかなあ。建物はとても美しかったのですが
松の描き方がカクカクしてたので私的は不満でしたが。



最後に心配な気持ちを。
とても見応えある展覧会ではありましたが
ものすごくお客様が少なかったです。
浮世絵関連だとお昼前なんて激混みなのに。
うーんこの状態だと仕分けされちゃわないかと
心配になりました。

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2009-12-17

GALLERY MOMO RYOGOKU「篠原 愛 展「少女たちへ」」を観てきました。

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本日は1日どっぷりアートの日。
観ておきたい展示をしっかりとということで
まずは両国に。

GALLERY MOMO RYOGOKUにて
「篠原 愛 展「少女たちへ」」を観てきました。

最近両国に行くのは江戸博目当てではなく
MOMO+江戸博のうどん目当てに
なってきている私達。
息子も「momoさんへの道はこっち!」と
自分から進んでいきます。


本日の展示もざっと予習はしていったので
自分ではじっくり観ようと思って伺いました。
今日は両国にオーナーさん親子でいらっしゃっていて
本日も本当に暖かく迎えて下さいました。


若オーナーさんに遊んでもらいながら
私はじっくり鑑賞。
どきっとする構図を可愛らしさでバランスを取っていて
とても綺麗な絵だなあと思いました。
でもここまで可愛らしいとインパクトに欠けないか?なんて
余計な心配も。
neoneo女子展等の影響でしょうか。
可愛らしさを素直に受け入れにくくなっています。

なんてことを感じながら
オーナーさんと楽しくお話させて頂いていたのですが。。



作者が女性だってことに衝撃を受けました。
最近「愛」という名前の男性でもいるということを知ったことと
ギャラリーツアー等でこういう作風を描いていた男の子に
出会っていたので
男性と信じ込んでいました。






驚いた後理由を自分なりに一生懸命考えてみました。



「女性+魚類or両生類」というのは
昔からかなりある組み合わせ。
人魚姫とかまさにそうですよね。
男性が描くこの組み合わせって
私からみるとなんか「ベトベト感がない」って
感じなんですよね。

女性だと分かると思うんですが
女性って男性が認識している以上に
いろんな意味で「ベトベトしてる」と思うんです。

浮世絵や会田誠さんの絵とかには
そのベトベト感がない。
「女性+魚類or両生類」は男性にとっての究極の理想像。
だからベトベト感を出す必要はないし
そもそもベトベト感って何なのさ!って
感じだと思うのです。



この篠原さんの絵には私の感じる
「女性だけが知っている女性の中のベトベト感」
が綺麗に排除されている感じがしました。
だから私は「作者は男性!」と思いこんでいたのかな。



ちなみにオーナーさんに聞くと
「最初から女性って知ってたのであまり意識したことないなー」
だそうです。そりゃそうですよね。
でも男性って思う人多い気がするんだけどなー。



息子は実はあまり絵を観ようとはしませんでした。
後で確認すると「怖かった」だそうです。
カワイイのにどきっとするような構図は
3歳児には刺激的だった様です。



でもオーナー親子さんのおかげで
本当に本当に楽しく鑑賞出来ました。
いつも本当にありがとうございます。
来年もどうぞよろしくお願いします。

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2009-12-13

ギャラリーツアー初体験。

12月12日は息子が音楽教室ということで
私は1日フリー。
せっかくなので
「Xmasアートフェスタ」ギャラリー巡りツアー というものに参加してみることにしました。



少しずつギャラリーというものに
親近感を感じながら
なおかつ「購入」というものを
おぼろげながら意識し始めた昨今。
こういうツアーというモノも
なかなか良いではないかと思ったわけです。



ツアーは柳画廊さんでスタート。
そこからぞろぞろと行くのかと思いきや
なんと少人数での行動に。
私はなんと1対1で連れ回して頂くことになりました。



この様なツアーでは

・重厚な老舗画廊
・2階か地下の画廊

を中心にご案内するそうです。
確かに入りづらい。



今回はお世話になっている小林画廊さんにて
勇気づけて頂いたり
初めて行った画廊で衝撃的な出会いがあったり
なかなか刺激的な体験でございました。


今回ものすごく気になったのは
Chen Jiang-Hong

連作を拝見させて頂きました。


私正統派の洋画ってあまり好きではないのです。
好きなのは


「自国の文化を自分で消化した新しい試みが溢れている絵画」


こちらは中国の作家さんだそうです。
最近の中国の作家さんにありがちな
自国文化を玉砕するような乱暴さが全くない。
ギャルリーためながさんにて個展があるそうです。
ぜひ行きたい。


今回は写真撮影をしたり
ブログの記事を意識したりというよりかは
まず開拓、そしてまた再訪できそうな場所への
出会いを求めてみるという感じにしてみました。


小林画廊さんには
もう感謝しまくりです。ありがとうございます。
私達の美術ライフを立て直して下さいました。
本当に、本当にありがとうございました。

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2009-12-12

ギャルリー東京ユマニテ「村井進吾 展 ?黒体? 」を観てきました。

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息子ももうすぐ4歳。
しかもおませさんなのでもう立派に人間です。
言葉も達者なので
正直かなりイラッとすることもあります。

「その場のルールは守る」
「自分に非があったら(そこだけ強調してもいいから)謝る」
を徹底していくつもりなので
私自身がガミガミモードになることも増えてきました。。

子供って存在はワイルドカードではないと
自分は思っていますし子供にも分かってほしいので
本人の為にも伝えるべきことは伝えますし
守れない場合はその場から去るというスタンスは
徹底していきたいと思います。

でもちょとしんどい。





別件でちょっとしたトラブルの後
本人がどうしてもちゃんと鑑賞したいとのことで
ギャルリー東京ユマニテさんにて
「村井進吾 展 ?黒体? 」を観てきました。


こういう石を使った作品は「気持ちがざわついている時」に鑑賞すると
とても変化があることに改めて気づかされました。
ユマニテさん特有の「地下の広い空間」は
石の冷たさを直球で伝え始めます。
そして受け止める側の気持ちの変化でその冷たさが変化していきます。
今日は母子で気持ちザラザラ状態からの鑑賞だったので
石の冷たさが私達の心を落ち着け穏やかにしてくれた感じがしました。



ちなみに私達アーティストファイル2009にも行っていました。
その時の記事がこちら
村井さんの作品、当時もとても興味津々だったようです!




今回鑑賞しながら墓石の話などをして頂き
先日の法事で観た墓石等とリンクを感じられた為
息子もとても興味深く鑑賞できたそうです。
本人ちゃんと観れたと安心して帰宅しました。
いつもありがとうございました。

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2009-12-11

小出由紀子事務所「澄 敬一「ルアッサンブラージュ」」を観てきました。

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このような素人駄文ブログでも
読んで下さる人がいるということは
本当に幸せなことです。
そしてそのような方々から
「オススメの展示」を教えて頂けることは
今の私の本当の喜びです。


本日もそのようなご縁で
小出由紀子事務所にて開催されている
「澄 敬一「ルアッサンブラージュ」」
を観てきました。
外は雨。出かけるまでは正直怯んだのですが
建物の前まで来るとこの雨にも理由があったのでは?と
思うようになりました。


「探偵事務所みたいな場所」


と伺っていたのですが
まさにそんな感じ。
心躍りますが受付には強面の警備員さんが。
合い言葉とか言わなきゃつまみ出されるのでは!?と
思ったのですが
「小出さんの事務所に伺いたいのですが。。」と
小さな声で呟くと無事通して頂きました。


事務所の階までエレベーターで上がっても
独特の雰囲気は益々強くなるばかり。
本当に探偵事務所みたい。どこかに松田優作いるんじゃないの!?なんて
興奮していたら思わず階を一週。
無事事務所の前にたどり着きました。




注:写真の撮影・掲載は事務所の許可を頂いております。



展示されているのは10点。
それぞれ古道具を「手当して」ありそうでない「何か」を
製作されています。


1つ1つの作品は昔実際に使われていた道具を元に
新たに産まれた新しい機械。
でもそこには古いものを解体ではなく
熟考と想像から生まれた「新しい品」が生まれてます。


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サドルの枕。
ボタンアコーディオンのオブジェ。

どこか懐かしい、でもどこにもない品に
ここで出会うことが出来ます。


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私が大好きになってしまったのが
この「電気羊」。
睡眠導入装置を土台に作られているのですが
なんともまあ独特な雰囲気を出しています。
将来高原に別荘を建てられたらこちらを寝室に置きたいです。




親の服をリメイクした上手なお手製のお洋服を着せてもらった
お子さんの写真達を見せてもらっているような幸せな気分になります。
澄さんは美術品を作成という気持ちで作ってるのではないそうです。
何か元の品に対する愛を強く感じます。



機械のはずなのに1つ1つの作品がとても暖かく美しい詩を奏でています。
「詩を奏でる機械」という言葉は
私達親子が大好きな明和電機土佐社長も話しておられました
もしやと思い小出さんに確認させて頂くと
澄さんもレベッカ・ホルン大好きなんだそうです。
土佐社長にこの展示ぜひ観て頂きたいな。
電気羊なんてもゾクゾクすると思うんだけどな。




息子は1つ1つの作品を小出さんに解説してもらいながら
楽しんでいました。

一番楽しんでいたのはハエ取り箱を土台にした名刺入れ。
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何度も何度も遊ばせてもらっていました。

こちらは発電する杖。ロシア製の旧式の発電機が何ともいえない詩を歌います。
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私でも使用していた時代は知らない古道具。
息子にとっては遠い昔のもののはずなのに
とてもなついた感じでずっと楽しんでいます。
まるでずっと前から知ってるような感じ。
息子の楽しむ様を観て
「熟考と想像から新しい「品」が生まれている様を体感した気持ち」
になりました。




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私は「懺悔箱」がほしいです。
懺悔したい事、しなきゃいけないこと沢山ありすぎ。





とても素敵な空間でした。
どうもありがとうございました。
一度ぜひ古物商のお店を覗かせて頂きたい気分になりました。
そこにはきっと「想像」と「ワクワク」のかけらが沢山落ちているはずです。

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2009-12-08

目黒区美術館「‘文化’資源としての<炭鉱>展」を観てきました。

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さてサッカーが出来る喜びを満喫しながら
グランドで寒さに震えていたのですが
ツイッターで


朝日の美術欄で山下裕二さんと北澤憲昭さんが
今年の展覧会ベスト3に取り上げた
目黒区美術館の「“文化”資源としての〈炭鉱〉展」



の話題が出ていました。



サッカーは駒沢公園。
目黒区美術館は行けない距離ではありません。

それにフットワーク軽く行けるのも今だけ!
ザルガドを観てやっぱりアートはいい!って
思った日。諦めることはない!


ということで
バスと徒歩で目黒区美術館まで移動しました。
どうこういいながら30分以上歩く我が息子は
本当に偉い子ちゃんだと思います。(親ばか)
そして迷わず連れていってくれるiPhoneちゃんにも
感謝感謝です。


予備知識ゼロで行きまずはカフェでお茶とおやつ。
とても美味しいクッキーやジュースがお安く楽しめるのですが
午後4時までなので注意!です。


炭坑ってなあに?の息子には
石炭とはなんぞやから解説。
蒸気機関車のご飯だよーということで説明。
石炭を取る場所はめっちゃ暑いのよ。
だからはだかんぼの人が多いのよ。
あととても危険なお仕事だから
事故で死んでしまう人も多かったみたい。

分かったような分からんような顔をしていざ入場。






まずは山本作兵衛の水彩画を中心に素朴な絵画、版画が続きます。
素朴と言えば聞こえはいいですが
ぶっちゃけてしまえば素人チックなモノ多し
炭坑の日常は分かるんだけどうーんだからなあという気持ちになります。




しかしこれはほんの助走にすぎませんでした。


2階は絵画と写真。
最初に水彩で炭坑の日常をイメージできているので
炭坑をテーマにしたアートを存分に堪能出来るのです。

描かれた炭坑の風景や炭坑夫達や炭坑夫の家族等が
単なる描かれた絵ではなく実際に働いていた人間として
現実味を持って動いてくるのです。


炭坑がテーマということで非常に色彩的には暗い作品が多いです。
でも導入の水彩のおかげでそこに存在を感じる事が出来る。

この構成は素晴らしいと思います。





そしてコラージュ作品として展示されている
数々のポスターは
絵画で描かれている賃金闘争等にリアリティを与えます。


軍艦島の写真も初めてしっかり拝見しました。
これも最初にイメージを持ててからの拝見だったので
強くメッセージを感じる事が出来ました。


そして水彩、絵画、写真と体験して最後は
お隣のクミンギャラリーにて
巨大なインスタレーションを体験です。


こちらも数々のイメージを経た上での体験なので
とても心に響いてきます。
中心を歩くことも可能です。
ただ1つものすごく残念なのは部屋が「明るすぎること」。
ここだけはずっと描いてきたイメージにそぐわない。残念!



ちなみにこちらの展覧会を存分に楽しむのなら
「寒い曇の日の午後3時頃から閉館まで」が一番オススメだと思います。
家に帰ったら熱燗とおでんとか食べたい。
寒さを身にしみながら全身で感じたい展覧会です。



12月27日までの開催です。
午前10時?午後6時(入館は午後5時30分まで) 月曜休館

theme : 美術館・博物館 展示めぐり。
genre : 学問・文化・芸術

2009-12-08

東京都写真美術館「セバスチャン・サルガド アフリカ」を観てきました。 

syabi1208
先日歌舞伎鑑賞にて久々失敗をしてしまい
かなり引きずっていた私。
(失敗談に関しては気持ちの整理が出来てきたら。。)


今日美術館に行かなくては
美術館まで怖くなってしまう!と思い
サッカーに行く前恵比寿に行く事にしました。


ぐるっとパスがあるので
まずは写美をと思ったのです。






さて行ってみると
入り口で猛烈に印象に残ったのは



「セバスチャン・サルガド アフリカ」


しかしこちらはぐるっとパスではない。
でもこういう所でけちるのは
感動に出会えない!と思い
チケットを購入して拝見してきました。


思った以上にお客様はいらっしゃいました。
そして写真を拝見するにつれ
なぜこんなに人が来るのか自然と理解できました。





猛烈な使命感と美意識が共存するザルガドの写真は
観る側がこの現実を見なければ、考えなければと思わせるような
強烈なパワーを感じさせます。
経済学を学んでいたという背景が
その危機感を猛烈な使命感に変えているのかもしれません。





あまりにドラマティックすぎて
現実なんだろうかと
誤解してしまうような写真もありました。

でもそれは私が平和ぼけなんでしょうね。
そこまで感覚が渦巻くような写真でした。






息子は最初は
「どうして裸なのか」
「どうして歩いているのか」
「どうして骸骨ばかりなのか」

という質問から
「なぜおとなりなのに殺してしまうのか」
「戦争って喧嘩とどう違うのか」

という質問に変化していき


後半からは
孤児院のこどもの写真などをじっと観て
時々私にくっついてみたりするようになりました。





展覧会を出た後サッカー教室に向かう途中


「ぼくは電車に乗れるしサッカーも出来るしおかあさんも一緒だ。。。」




と呟いていました。
日本はクリスマスの飾りで溢れています。
ご馳走やプレゼントが沢山捨てられています。




「世界には自分の日常とは別の世界がある」ことを知った今
自分が生活してる世界で自分が出来ることは何か。
これから自分はどう行動すべきなのか。




彼なりに何か感じてくれたらいいと思います。




☆展覧会は13日までです。お早めに。

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2009-12-06

ギャラリー やさしい予感「77写真部写真展vol.3 6つの時間」を観てきました。

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yokan120603


今日はかずーさんからDMを頂き
目黒のギャラリー やさしい予感にて
「77写真部写真展vol.3 6つの時間」を観てきました。



かずーさんのお写真はいつも暖かくて楽しくて
素敵だなあと思っていたので
今日は楽しみでした。


目黒から迷いそうだな大丈夫かなと思いながら歩くと。。
やはり少し行き過ぎました。
iPhone様様でございます。


一軒家ギャラリーは
いくつか言った事はありますが
どこも素敵な場所ばかり。
でも私が行くギャラリーはどちらかというと
美術的な場所が多いです。


今日行った「やさしい予感」は
友人の家にお呼ばれしたような
とてもくつろげる空間でした。


そしてかずーさんの写真をはじめ
皆様とても「あったかい」。

優しいでもなく
暖かいでもなく

とても「あったかい」写真たち。


冬の朝起きた時のおふとんの暖かみのような
とても「生き物を身近に感じる事が出来る」あったかさ。
とてもやさしい気持ちになれました。



昨日のような雨の寒い日に
こういう写真に囲まれてミルクティーとか飲んだら
みんな穏やかな気持ちになれるのになあと
しみじみ思いました。





そして場所もとても素敵でした。
もし私が年末ジャンボ当たったら
こういう一軒家ギャラリーをやってみたいなあと
妄想してしまいました。





かずーさんをはじめ皆様
息子と沢山遊んで頂き
本当にありがとうございました。




本人はこのような写真展に行くと
自分でも写真を撮ってみたいと言うようになりました。
どんなカメラから与えたらいいものなのでしょうか。
もうすぐ4歳児でもある程度扱える安価なデジカメありましたら
教えて頂けたら幸いです。

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genre : 学問・文化・芸術

2009-12-04

銀座画廊巡りをしました。

kobayashi1204
小林画廊代表の小林様と一緒に。




本日のラストは
地図を見ながらいくつか画廊巡りをしました。

先日東京美術倶楽部で行われた
東京コンテンポラリーアートフェア2009で
ご挨拶させて頂いた画廊さんを中心に
最近交流を始めた画廊さんに
ご訪問させて頂くって感じで。



小林画廊さん
東京コンテンポラリーアートフェアにて
素敵な鉛筆画の個展をされていました。
実際に画廊に行ってみると重厚感溢れる門構えに私自身は恐縮しまくり。
息子は「こんにちは!」なんて気軽に入っていけるので
我が子ながら尊敬してしまいました。(親ばか)

1つ1つの作品の重厚感はもちろんなのですが
画廊全体の重厚感はまるでお城やお寺で拝見するような
透き通った空気を感じました。

そんな素敵な空間の中息子と一緒に絵を観て下さったりして
本当にありがとうございます。
あの後「画廊でみてもらうんだ!」っていいながら
小さいスケッチブックに絵を描き始めました。



秋華洞さん
ツイッターでのご縁で伺わせて頂きました。
快く招き入れて頂き本当にありがとうございます。
日本画を愛する息子は掛け軸の箱に触れたことを
とても喜んでいました。
そして私は初めて「浮世絵を手にとって観る」を
体験することが出来ました。
今まで美術館のガラス越しでしか観た事がなかった
本物の浮世絵を自分の手で観ていることに
心底からの感動というか
うまく言葉に出来ない欲求が出てきたのを感じました。



もしかして、これが収集魂というもの?



しかし嬉しいことに
現在多方面で浮世絵に慣れ親しんでいる環境なので

「本当に気に入ったもので自分の手が届くものに出会いたい」

という欲求も同時に芽生えました。


主婦故の節約の理性が働いたものかどうかは
自分でもよく分かりませんが
今日の体験で


本当に自分が欲しいと思えてなおかつ手が届く美術品に
出会うために画廊に行ってみたい


と明確に思えることが出来ました。


今すぐ「買います!」とかかっこよく言える分際ではありませんが
日々の生活を更に活性化させ家族も自分も周りの仲間も大事にして
自らのアンテナをより敏感にして「運命の絵画」に出会いたいと思います。
その運命の絵画が日本画なのか浮世絵なのか現代アートなのか
自分でも分かりませんが
自らの足で出向かないと出会えないことはしっかり分かりました。



今日は特別な日になりました。
ありがとうございました。
そして今後ともぜひよろしく御願いします。




(ああ、この気持ちをうまく言葉に出来ないのがもどかしい・・・)

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genre : 学問・文化・芸術

2009-12-04

ギンザ・グラフィック・ギャラリー(ggg)「広告批評展 ひとつの時代の終わりと始まり」を観てきました。

ginza1204


さて銀座に移動。
エルメスが終了していたので
気ままに銀座界隈ギャラリー巡りということにしました。
それにしても。暑い!



まずは
ギンザ・グラフィック・ギャラリー(ggg)にて
広告批評展 ひとつの時代の終わりと始まり」を観てきました。



今回私達は1階の展示
「この30年の時代を代表するCMや新聞広告」を中心に観ました。

懐かしい!と思わず呟くようなCMに
思わず目が釘付けになります。


もちろん息子は初めて観るモノばかり。
テレビはあまり見ず外出が多いし
観ても教育テレビかBSやケーブルテレビという
「CMをあまり観ない状況」である息子には
ものすごく目新しかったようです。


でもそんな風に釘付けになっていたのも
1990年代まで。


最近のものは特に興味を示しませんでした。


CM観ない私が言うべき台詞ではないと思うのですが
最近のテレビCMって「驚き」ばかり重視で
「心に残る」ものが少ない感じがします。
ネットCMのほうが元気って感じかしら。


広告そのものが変化してるんだなと
広告にあまり興味を示さない私達でも
よく理解できた面白い展示でした。



もしかしたら


「ひとつの時代は終わったけど
 もうひとつの時代は同じ場所から始まってない」


という感じなのかな。

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genre : 学問・文化・芸術

2009-12-04

太田記念美術館「浮世絵の雪景色」を観てきました。

ota1204

さてラフォーレに来たらぜひ!ということで
太田記念美術館「浮世絵の雪景色」を観てきました。


浮世絵好きなのに
まだこちらは未体験。
なぜか行く機会がなかったのです。


初めて行って驚いたのが靴を脱いでスリッパになる事。
もちろんこども用なんてありません。
トイレ等ものすごく行きづらいので注意。


入ってみると若い女性率が異常に高い事にびっくり。
近隣の女子大で宿題でも出ているのでしょうか。


展示はとてもあっさりしていて
観やすかったです。

雪景色というテーマは浮世絵映えするなあと
改めて感じました。
和紙の質感もとても雪にあっている。
だから皆さん書きたくて書きたくて!って
感じだったのでしょうね。
息子は先日歌舞伎で観た忠臣蔵に満足げでした。



ただ本日も12月というのに
昼間はとても暑かった。。。
なのでちょと情緒に欠けていたのが残念でした。

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genre : 学問・文化・芸術

2009-12-04

WALL ART SCENE「明和電機による、オタマトーンのステキな世界」を観てきました。

otama120401
昨日1日在宅という
アウトドア派の私達とっては超珍しい1日だったので
今日はもうお出かけしまくりたい気分。
天気も最高だし!!!


まずはラフォーレ原宿まで行って
WALL ART SCENEにて
「明和電機による、オタマトーンのステキな世界」を観てきました。



その後も色々見たかったので
11時過ぎにはラフォーレに到着。


思い切り設営しまくりでした。
工員さん達にご挨拶。
お手伝いまでさせて頂きました。
otama120404



スケッチについては社長がブログで発表されていますが実際は更に楽しくなっています。

otama120405

例えば演歌はこんな感じ。
カワイイです。


ちなみに後ろのゴムは???と思ったらこちらは


「後ろから手を入れてコスプレオタマを演奏するための窓」


だそうです。
こちらの画像もこの展示でUP予定とのことです。
今日は社長の「オタマトーンの弾き方」が
流されていました。


お忙しそうだったので
その後太田記念美術館を観て食事をした後再び。

売り場はこんな感じになっていました。
otama120403
こちらはレジ横です。
この裏が展示スペースになっています
ちなみにこちらのオタマトーンには電池は入っていません。
なので店内では演奏出来ません。





再訪したのは午後1時過ぎでしたが
足を止めて展示をみる人多かったです。
写真を撮る人も。


そしてそういう人が
ラフォーレなのになぜか男性ばかり
というのも興味深かったです。おもろい。




息子は私が昨日作成した
「オタマトーン鞄」が大好評で
かなりご機嫌。
私はもっとご機嫌。カワイイでしょ?




ちなみに息子は流されている映像を見て


「社長が女の子になってる!
しかも綺麗じゃない!」



驚いてしました。


演奏されている映像もぜひ観たいので
再度訪問してみようと思います。

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genre : 学問・文化・芸術

2009-12-01

GALLERY MOMO小野さおり展「sharer」を観てきました。

momoi1201


さて六本木の締めくくりということで
GALLERY MOMOさんにお邪魔して
小野さおり展「sharer」を観てきました。



今回は小野さおりさんという初めて拝見する作家さん。
独特の闇の色がとても素敵です。

この闇の色、どこかで観たなあ。


あ、沼だ。


この作家さん、きっと大きな沼がある場所が
出身地に違いない!と思い
資料を見せていただいたら
福島県出身でした。


暗闇ではない闇。
生命体が潜む闇。
その闇の中から浮かび上がる鏡や生命体には
重厚な力を感じました。


オーナーの奥様に伺ったところによると
とても鮮やかな色彩の時代もあったとのこと。
どんなきっかけだったのかな。
きっと五色沼に行かれたのですよね?そうですよね?



自分としては小さな影絵の作品「カゲアソビ」とても好きです。
闇と可愛らしさが同居していてとても素敵。





息子はmomoさんではもうくつろぎまくりで
いつも本当にすみません。
本人は帰り道では
「ぼくmomoさんが好きだから楽しくなりすぎちゃうんだ。。」
と反省しておりますです。

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2009-12-01

森美術館「医学と芸術展:生命(いのち)と愛の未来を探る?ダ・ヴィンチ、応挙、デミアン・ハースト?」を観てきました。

mori120101


今日の午後は森美術館にて
「医学と芸術展:生命(いのち)と愛の未来を探る?ダ・ヴィンチ、応挙、デミアン・ハースト?」を観てきました。
今回も「おやこでアート」に申し込んだのだけど
なぜか受付完了のお返事が来ません。
iPhoneだったから受付出来てないのかしら。
それとも「もう自分達で何回も来ちゃいなYO!」ってことなのか。


まあいいやということで
出かけることにしました。


事前の印象としては
医学と芸術というのは
「意外だけど実は切っても切れない関係」だと思いますが
こうやってメインテーマにしてるのは勇気があるなあ
という感じでした。



構成はこんな感じ。

第一部 身体の発見
第二部 病と死との戦い
第三部 永遠の生と愛に向かって

第三部構成ですが
バラエティに飛びまくっているので
とても見応えがあります。
ものすごく奥深く感じました。



まずとにかくがん見したのは
エリザベス女王所蔵のロイヤル・コレクション所蔵のレオナルドの素描。
こちら実物は小さいものなのですが
大きな解説が沢山あるので
いかにすごいものか伝わってきます。
実は私ダ・ヴィンチと誕生日が一緒なので
親近感を尊敬を込めながらじっくり拝見させて頂きました。

古いモノ、最新のモノ、西洋のモノ、東洋のモノが
「品良く」ごちゃちゃに置いてあります。
絵画だけでなく文献やポスターも多数です。


個人的はやなぎみわさんの作品は二部じゃなくて三部のほうが
よかったのではなんて思いました。


興味深かったのは
西洋からみた医学と東洋から観た医学の違い。
描き方等の違いはとても面白かったです。
浮世絵で慣れていてるせいか
スプラッタ的な場面でも全く動じない息子。
母のほうがドキドキです。



解剖図の部分は思った程ドキドキはしませんでした。
円山応挙「波上白骨座禅図」のほうがドキドキします。
日本人だからなのかしら。




今回とにかく私が心奪われたのは
ウォルター・シェルツの「Life Before Death

こちらは一見ポートレイトかと思うのですが
末期患者の方の写真とその方が亡くなられた時の写真が
並べて展示されています。
死を待つ生きてる人の顔。
そこにはチューブなど他の人間が生かせようとする努力が
付き添っています。
その努力を心強く思っているのか余計なお世話と思っているのか
本心はどんなに観ても分かりません。
そこには「いま、生きてる」という意思表示のみが明確に出ています。

隣の亡くなった後の写真は安堵を感じさせる穏やかな空気が流れています。
しかし隣の明確な意志を持った生前の写真が彼の背景を物語り
そして彼らの死も「これから新たな始まり」というような物語を感じさせるのです。

そして私が観ていて泣きそうになってしまったのは
赤ちゃんの写真。
赤ちゃんは生前は鼻にチューブをつけています。
亡くなった後は綺麗なベビードレスを着ています。
死後お母様が用意したのかな。本当はこれ着て笑ってほしかったよねなんて
思ったらもう涙が出てきてしまいました。。


とにかく突き刺さったのはこちらでした。
介護とか子供の看病とか経験した人は
印象に残るのではないでしょうか。



最後の最後でに松井冬子とフランシス・ベーコンっていうのは
狙いなんでしょうか。
最後の最後にお酒たっぷりのケーキが2種類来た感じです。





うちの息子は闘病生活時代がありまして
現在も大学病院に通院しています。
なので彼にとっては医療というものは
ものすごく身近な存在です。
点滴やレントゲン等も少し前までは
息子にとってはそれ程特別なことではありませんでした。


そういうバックグラウンドがあるので
今回の展示も特に怖がることもなく
興味深く観ていました。
車いすやレントゲンの機械は
「僕の知ってるものと違うよー」とか言っていました。
HONDAの開発した歩行器具を「なんかかっこわるいね」と言った私に
「だめだよ!あるけない人には大事なものなんだから!」
を注意する余裕もありました。

明日大学病院の診察なので
この展覧会のちらしをあげるそうです。




体力使う展覧会です。(うまく言えないのですが)気配を感じる展覧会でした。
ここで大事なものを落として「閉館後取りに来て下さい」とか言われたら
絶対諦めます。そんな感じです。

でも再訪するかも。



最後映像を見ながらぐったりしてると聞こえてくる
「不平の合唱団」が妙に微笑ましかったです。。。

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