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2009-11-30

カメラピープルストア モノグラム「iPhone 写真展「iPhone x CameraTalk vol.02」を観てきました。

iPhone113001

今日は幼稚園の未就学児クラスが終わった後
「iPhone x CameraTalk vol.02」に行ってきました。

iPhoneユーザーになって早1ヶ月。
これほどまでカワイイ!と思える端末は久しぶりです。
りんご製品特有の「短所も可愛く見えてくる」感覚が
もうたまりません。
正直iPhone以外の端末は興味ないですね。
DoCoMoの新製品発表も何もときめかなかった。

しかも私のまわりのiPhoneユーザーは
皆上記のような意見を言ってるのが面白い。


なのでiPhoneのみの写真展って
どんな写真になってるのか
ものすごく興味があったのです。


道中プチトラブル多発で寄り道しまくりで到着。

1Fのお店に突入し「上ですよ」と言われ階段を上がると
楽しそうな大人達が数名。
主催の、KEN3TVさんtsurujunさんakabeeさん
に「こどもだ!こどもだ!」と面白がって頂き入場。


会場は以上にコンパクトでした(^^;)。そして暑かった。
私達が行った時間帯は空いていましたが
混んでる時間は大変かも。。。


写真は皆とても楽しそう!って感じ。
あと夜間でも綺麗に撮れている写真が多いのに驚きました。
私なんてまだまだぶれまくりなのにー。
やっぱりアプリやテクニックの研究が足りないんだなあ。
もっともっと研究しなきゃ!



息子は写真を拝見した後は
おえかきをしたり
お菓子をもらったり
お相撲をしたり等々
満喫させて頂きました。



それにしても
作品として綺麗な写真が多かったなあ。
どうしたらああいう写真が撮れるんだろう?
私は家族写真しか撮れないので
こういう「形に残す感度」ってどうやったら磨かれるのか
ぜひ御指南頂きたい!って思いました。

まあ感覚を御指南なんてものは
そもそも無理なんですけどねえ。。。。




そしてうちの息子のような子供達に
「【自分も相手も気持ちよく】カメラで残すテクニック」を
御指南頂ければなあと強く思いました。

現在の幼児は携帯やデジカメが当たり前の世界です。
彼らは「iPhoneやデジカメや携帯で撮る」という行為が
電話をかけたりすることと同じくらい当たり前になっていくと思われます。
「こうやったらみんな楽しいんだよ」というようなガイドラインを
分かりやすく伝える大人に出会えないと
トラブルが増えるばかりになる気がするのです。

そして日本人の悪い癖で
「1つの悪い例があると999の良い例を無視して禁止にする」
ということがあります。

そんな哀しい未来が子供達に訪れないように
「コドモカメラ教室」とかを
こういう大人がやったら素敵なのになあと

妄想して帰りました。



息子はずっとakabeeさんに遊んで頂きました。
本当にありがとうございます。
会場が小さくて暑かったのと
本人が後半少々眠たかったので
後半少し暴走しまった感じがします。
本当にごめんなさい。

そんな感じなので主催のKEN3TVさんとのお写真を
どうしても撮らせてくれない息子。

KEN3TVさんが「甘い誘惑(チョコ食べていいよ)」を行い
その結果がこちら。

iPhone113002
なんちゅーカメラ目線ですか。



後半の暴走に関しては帰宅途中私に渇を入れられておりました。
展示会場では過度に騒いではダメです。
これはその場で教えないとね。


渇を入れられた後はしょげておりましたが
就寝前聞いてみると本人曰くとても楽しかったそうです。

11月30日から12月13日まで
学芸大学駅近くのカメラピープルストア モノグラムさんで開催中。
開催時間:11:00〜20:00(会期中無休)
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2009-11-30

「オフたま コレクション東京 2009」に出演しました!

ohutama112903


「オフたま コレクション東京 2009」に出演しました!
というか出演してました。




息子大感激です!
オフたまの社長ブログとっても楽しいです。
あーもっと早くから行きたかったわ。

社長、いつもありがとうございます!

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2009-11-29

明和電機アトリエ「オフたま東京2009」に行ってきました。

ohutama112901


本日は夕方に明和電機アトリエで開催された
「オタマトーンオフ会 「オフたま東京2009」」に参加してきました。

昼間アメフトを観ていたのですが
あまりにつまらない試合で
「寒いし帰ろう」と言うことになりまして。。


ドローイング展が随分遅くまでやっていたので
きっと六時ぐらいまでやってるんだろう、
終了時間書いてなかったし
と気軽な気持ちだったのですが。。。


着いたらギリギリでした。


今朝仕込んだ
「オタマ帽」をかぶった息子は
ファンの皆様のオタマトーンにサインしている社長にいきなり


「しゃちょうーーーー!!!!」


と超フレンドリー。
社長、そして工員の皆様。
いつも息子に優しく対応して下さり
本当にありがとうございます。
私はおにーちゃん(会長さん)に会えた事と
オタマ帽を皆さん褒めてくださった事が
とても嬉しかったです。




ちなみにオタマ帽はこんな感じ。
小さな子がかぶるとカワイイと思います。
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少しの時間でしたが
オタマトーンにサインをして頂いたり
はんこがあったりおしるこを頂いたり
WAHHA GO GOに再会出来たり
楽しい時間を過ごす事が出来ました。



もしかしたら3時過ぎとかすごかったのかしら。
社長ブログ、楽しみです。




ちなみに息子は
「とんとん君で遊ばせてくれるのなら明和電機の「こども社長」になってあげるのに」
と申しております。
息子は社長が一番最初に作られた(でいいのかしら?)マシーン「トントン君」が大好きなのです。
(「明和電機 魚コードが出来るまで」で覚えました)
明和電機 魚コードのできるまで明和電機 魚コードのできるまで
(2002/03)
土佐 信道

商品詳細を見る


よろしくご検討下さい(笑)

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2009-11-29

旧フランス大使館「NO MANS LAND 創造と破壊」が面白い!

さて先日行ってきた
旧フランス大使館「NO MANS LAND 創造と破壊」。


こちら取り壊しが決まっている建物を
まるごとイベント会場にしています。


壊しちゃうんだしいいじゃん!ということで
とにかくふりーだむ!面白いです。


正直どこまでが展示なのか???という緊迫感が
とても楽しい。


写真撮影OKなのでいくつか紹介します。


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入り口はこんな感じ。
入場料は無料です。


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プジョーもこんなことになろうろは。


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明るい部屋、暗い部屋色々あります。



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お部屋ごとに色々な展示があります。
お庭が綺麗なので窓からの景色と共に
とても素敵な空間になっています!



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体験型もあります。
こちらはボールの書いた紙を投げ入れるもの。
くだらないけど。楽しい。



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解体前ということで
引越に使うようなものを使用した展示も多数。



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廊下や通路にもアートが沢山です。
どこもぶっちゃけまくってます。



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屋上ももちろん展示あり。
そして大使館ならではのでかいアンテナもアートに感じます。



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最後だしぶちまけちゃいなYO!のお部屋。
イベントでペンキをぶちまけていたそうです。やりたかった!



land112712
落書きスペースもあります。


部屋数が沢山あるのでとても沢山の展示があります。
おされな立て付け家具もまた素敵です。

カフェもあります。店員さんイケメンです。
おしゃべりしながら楽しむ感じなので
家族で見に行くのも楽しいと思います。
ただ思った以上に歩きます!
階段とかも沢山。
よい運動になると思います。


沢山写真撮ったつもりでしたが
全然楽しさが伝わってない・・・

うーんまた行かなくては!



正面の建物の展示は終了まで変わらないそうですが
左側の建物の展示は定期的に変わるそうです。
私達が行った時はバンタンの学生さんが
一生懸命ディスプレイに励んでおられました。


また行ってきます!

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2009-11-27

テレビ朝日 イベントスペース「umu」 (六本木ヒルズ)「Welcome!sakusaku party」に行ってきました。

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さてイルミネーションでも見ましょうかねとけやき坂を上がっていったら
昨日グルーブラインがやっているイベントスペースが
なんだかすごいことに。


息子が張り付いて見ていると
おねーさんが「おいで?」と呼んで下さいました。

こちらは「Welcome!sakusaku party」という
ハイパーニットクリエイター力石咲さん主催のイベントなんだそうです。


注:写真の撮影、掲載は主催者の許可を頂いております。




遊んでいいよ!と言って頂いたので早速遊んでいたら。。。
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絡みました。
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こちらではニットの展示以外にケイタリングがあったり
展示してあるかぎ針棒やニットで編み物が体験できたり
マッサージチェアがあったりと
素敵な空間になっています。

毛糸も自由に活用していいそうなので
きっと毎日違う展示になる気がします。
成長する個展。素敵ですね。


力石さんにお話しを伺うと搬入は1日。
雨が降ると大変そうです。
そして私がものすごく心配だったのは力石さんのお姿。
ニットスーツ。暑いですよね。本当にお疲れ様です。



お子様連れ大歓迎です!とのことなので親子でいかがでしょうか。
(でも大事な毛糸を絡ませすぎないように親は子供の行動には十分注意しましょうね)



私が個人的にとても好きになったのは
こちらの自由の女神。
なんかとてもパワーがあって素敵です。
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そして力石さんがとにかく素敵です。
ああいうパワーのあるお嬢さんってとても応援したい!
家族連れや女の子だけじゃなく
元気をもらいたい人は行くといいと思います!
私も力石さんにまたお会いしたいので
近々再訪しようと思います。



サイトで確認させて頂いて驚いたのですが
力石さんMAKEにいらっしゃってたのですね。
もしかしたらすれ違ってるかもしれませんねー。


開催日程が不定期です。
確認を御願いします。

開催日:11/27,28,12/4,5
11:00?20:00
11/29 10:00?16:00
12/3 16:00?20:00

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2009-11-27

GALLEY K に行ってきました。

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さて広尾を大満喫した後は
イルミネーションを見に六本木へ移動。

せっかくなので
ずっと行く事が出来なかったGALLEY Kに伺わせて頂きました。
この前アートフェアで作品を細かく解説して頂くことが出来まして
そのときのお礼もしたかったというのもあります。


あと個人的には尾張英之介(おわり・ひでのすけ)さんの作品に
再びあいたかったのです。
だってかわいいんだもーん。



という訳で訪問したのですがギャラリーでは接客中だったので母子で鑑賞。
お忙しかったのに時々お話しして下さりありがとうございます。




尾張英之介(おわり・ひでのすけ)さんの作品
“くまお”&“ぶたおのユニット
とても可愛らしい作品。
でもカワイイだけじゃない日本的な魅力に溢れています。

例えるなら伊藤若沖の筆遣いで鳥獣戯画をイメージして描かれたような感じ。
そこには「無駄のない空間を恐れない可愛らしさ」が溢れている感じが
個人的にはするのです。


日本画好きな人、鳥獣戯画好きな人なら
絶対好きになると思うだけどなー。



掛け軸や巻物に書いてくれないかなと
いつも思っていたので
外側のお客様に見えるように置いてあった
縦長の作品はとても好きになりました。



またお邪魔したいです。

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2009-11-27

旧フランス大使館「NO MANS LAND 創造と破壊」に行ってきました。

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小学生で混み出した科学博を後にして
日比谷線で広尾に移動します。



今回のメインイベントが。
旧フランス大使館「NO MANS LAND 創造と破壊」に行ってきました。


こちらは取り壊し決定済みの建物で
とことんアートをしましょうとのイベントです。



ちなみに写真撮影OKです。


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moman112703



あまりに楽しすぎて写真を撮りすぎ&
眠たすぎて写真の整理が追いつかないので
とりあえず数枚UP。
詳細は明日書きます。。。



とにかく熱気がすごいです!
オススメです。
私達はあと2回は行きたいなと思っています。

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genre : 学問・文化・芸術

2009-11-27

国立科学博物館「大学サイエンスフェスタ」に行ってきました。

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さて今日は1日フリー。
旦那さんは飲み会で遅く帰宅(っていつも遅いけど)。
しかも気温がとても暖かい。


ということで
夜六本木でイルミネーションを見ましょう!ということにして
それまでとことん遊ぶことにしました。


まずはぐるっとパスを有効活用するために
上野の国立科学博物館へ。


恐竜と鯨の骨を重点的に見たらそれでいいかしらと
思っていたのですが
なにやらこんなイベントが。


「大学サイエンスフェスタ」


先週MAKEで大学の楽しさを満喫したので
こちらもぜひということで
伺ってみることにしました。


しっかし入場の家族の半分のこちらに流れない。


理由はわかる。
入り口から明確な案内や呼び込みがない。

これでは入らないなあと思いながら
会場に入ってみました。


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kagaku112704
1つ1つの展示ブースがものすごく広いです。
そしてプレゼン能力の違いが歴然と出ています。

体験型を設けている大学も沢山ありました。
実験沢山やらせて頂きました。


今回は熊本大学と静岡大学の学生さんはとてもプレゼン上手でした。
慣れなんでしょね。きっと。
みなさん頑張りましょう。




kahaku112702
個人的にものすごく嬉しかったのがアイボに再会できたこと。
今は売ってないんですよね。寂しいですね。

theme : 美術館・博物館 展示めぐり。
genre : 学問・文化・芸術

2009-11-25

おたまなう!

otama


スイミングの進級試験合格のお祝いであげるはずの
「オタマトーン」でございますが
本日惜しいところで不合格。

帰り号泣だったので
あまりに可哀想だったのと
本人は「黒オタマ」を熱望だったので

本日は頑張ったで賞ということで
白オタマトーンを本日進呈致しました。
合格したら黒オタマトーンを購入します。


「テレビがついてる時は遊ばない」を
我が家のルールにして
楽しく練習したいと思います。



今はまだこんな感じですが。。。


theme : 思うこと
genre : 学問・文化・芸術

2009-11-24

POLA MUSEUM ANNEX「Blank Space」を観てきました。

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楽しい連休も終わり。
今日はサッカーの前に
POLA MUSEUM ANNEX「Blank Space」を観てきました。

銀座、京橋界隈のギャラリー巡りをぜひしたいのですが
今日は前から気になっていたこちらへ。


朝から息子とどうも波長があわず
お小言三昧での訪問になり
ギャラリー前で喧嘩になりそうだったので
あわてて一度引っ込んで話し合って落ち着いてから入場。


それにしても、本当に綺麗なビル。
おねーさん達も本当に綺麗。
いつも最低限の化粧しかしない私は
どーも気後れしてしまいます。。。


ギャラリーは3階。
入ってみるとおねーさんに
「こちらへどうぞ」とご案内。
靴を脱いでスリッパで会場内へ。


5分程のインスタレーションとのことですが


すーーっとはじまって
すーーっとおわります。


まさに


すーー。


このすーーは心地よさでもあり肩すかしにもなります。


おねーさん曰く


「補色を感じる事とナレーションを聞き取る事を同時に行って
幻想的な感覚(つまり二つのことを意識して結果的にぼーっとすること)を
感じて頂きたいのです」


とのことでした。
私としては嫌いではないのですが
とてもシンプルな導入と終了だったので
ひっかかりが少なくて
結果としてぼーっとして終わってしまった。。。


って感じでした。
もしかしたら作家さんの狙い通りだったのかな。


息子も結果的に「ぼーーっと」して終了。
こういう体感作品をこの子は慣れているので
少し話すくらいで済みましたが
おしゃべりは基本的に厳禁なので
子供向けではないかもしれません。


ふたりでぼーーーっとして帰りました。
もう少し最後にインパクトがあったら
再訪したいんだけどな。







帰り道サッカーへ向かうため銀座駅に向かうと
毎年恒例のミキモトのクリスマスツリー。

毎年観てるけど。毎年思います。
本当に綺麗。
POLA112402


11月29日まで開催。会期中無休です。
有楽町線銀座一丁目駅が一番近いです。
11:00?20:00 入場無料です。

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genre : 学問・文化・芸術

2009-11-23

Make: Tokyo Meeting 04(東京工業大学)に行ってきました。

MAKE112302

連休最終日。本日は
ちまたで一部の人に話題になっている
Make: Tokyo Meeting 04に行く事にしました。


「なあに?」と思われる方も多いと思うので企画趣旨をHPより引用。

-----
2006年8月から刊行を開始している「Make: Technology on Your Time」日本語版(Make日本語版)は、DIY、電子工作、サイエンス、アートをまったく新しい切り口で紹介する雑誌として、先進的な読者の支持を集めています。その世界観を背景に異なるジャンルの「Maker」の発表の場、Maker同士が交流できる場として企画されたのがMake: Tokyo Meetingです。
2008年4月からこれまでに3度、開催されており、回を重ねるごと多くの参加者を集めるなど、大きな成功を収めています。また本イベントは当日の展示のみにとどまらず、異なる技術を持った参加者同士が知り合うことによって、その後のコラボレーションにつなげるなど、これまでにない新しい形のモノ作りを触発していきます。
------

感触的には工業大学の文化祭的な感じでしょうか。
メディアアート好きにはたまらない感じです。


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もちろん東工大からの出展もあります。
こちらは自動車部。

MAKE112303

あと入るまでは期待してませんでしたが
ものすごく面白かったのがこちら。
工房ヒゲキタの3Dプラネタリウム
息子が来年幼稚園に行ったらぜひ呼びたいです。
特に3D映像にはぶっとびました。最高!


会場は体育館と西館の2Fと2つあります。
体育館では大物や試乗できるものが中心。
大人の科学とかありました。次回はミニエレキだそうです。

そして西館は暗くして楽しむものが中心でした。



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光を当てることで草食ロボットが植物の実を食べにきてそして。。。
と一生懸命説明してくれたお兄さん。本当にありがとうございます。

MAKE112305

こちらは「写心機」という皆の"心の状態=気持ち"を"一文字に託し"、"写す"ための機械
なんだそうです。
「セカイカメラ」的な感じなのかしら。
息子も体験させて頂きました。




私達は近所なので午前中というか朝一番に行ったのですが
展示について「忘れ物をしたので今向かってるんです」というのが
けっこうあったのが可愛らしかったです。
限られた状況で一生懸命プレゼンしてる草食系メガネ男子達が
沢山おりました。非常に微笑ましかったです。
メガネ男子や元メガネ男子の皆様、正直プレゼンが皆お上手!
という訳ではありませんでしたが
一生懸命さがとても伝わってきました。
子供にも一生懸命説明してくれたし。

あとiPhoneの普及率はすごかったですね。さすがでしたねー。



最後にとても印象に残ったこと。
あるブースにて
息子にいろいろ説明してくれたお兄さんが私のほうを見て


「役立つだけじゃなくてかっこよくて役立つものを作りたいんです」


と目を輝かせて話してくれたのはクラクラしてしまいました。


ああいう子がクリエイトできる環境を
今の大人達がつぶしてはいけません。

あたくしもしっかりしなくては。

背筋を伸ばして帰りました。

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2009-11-21

イメージフォーラム・シネマテーク「作家研究連続講座vol.6 村田朋泰 「三ノ函映画館」 を観てきました。

murata1121


東京美術倶楽部を満喫した後は
遅刻を覚悟して渋谷のイメージフォーラムへ移動。
「作家研究連続講座vol.6 村田朋泰 「三ノ函映画館」 を観てきました。



村田さんの作品はとてもよく拝見してるのですが
息子の大好きな「さかだちくん」はDVDになっていないのですよね。。
なので上映がある時は出来るだけ足を運ぼうと思いまして。
アーティストトークも楽しみだったし。


約20分遅れでやっと到着。
そこで会場に入ってびっくりしたのが。。



なんですかこの暑さ。
灼熱でございました。


よくみなさん1時間以上あんな場所にお茶も飲まずに
滞在されておられる。。正直驚きました。
遅刻していかなかったらとてもじゃないけど途中でギブアップしてました。

そしてモノ落とし一つしない静寂の中での鑑賞。
正直歌舞伎鑑賞時より静か。
息子の物音が1つ1つものすごく気になる。。



わたし、とても疲れました。



さかだちくんを2つ観ることが出来たので息子は大満足。
頑張って来てよかったです。
でもmomoさんや高島屋画廊X等画廊として心地よい場所で
鑑賞することに慣れてしまっているせいか
今回の上映形式の個展はとても疲れました。。。
やっぱmomoさんと高島屋がいいよー。



そしてアーティスト・トーク。
かなりゆるーい感じでございました。
いつもあんな感じなんでしょうか。



今回のお話で印象に残った点をいくつか。

・百貨店の画廊は搬入は半日
→この前の高島屋よくあそこまで作り込まれたと思います。さすがです。

・さかだちくんのルーツは「あばれはっちゃく」と「母親にむりやり習わされた柔道」
→後でお話しした際村田さんが「あばれはっちゃく知ってますか!」って
 ものすごく嬉しそうにしていたのも印象的でした。

メモを取る余裕がなかったので書けるのはこのくらいってのが
ものすごく哀しいです。。。
村田さんの話はとても面白かったです。

でも椅子に座ってのトークですと
最後尾ではお顔が殆ど見えません。
次回はぜひ台を御願いします。。。




トーク終了後ご挨拶。
息子は「さかだちくんのお兄さんこんにちはー!」と超嬉しそう。
村田さん、本日もお話しして下さりありがとうございました。



外に出るとすでに冷たい空気。
風邪、流行ってますよね。
皆さん気をつけましょう。我が家も気をつけます。
(ちなみに我が家は旦那さんのみ風邪を引くことが多いです。。)

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2009-11-21

東京コンテンポラリーアートフェア2009を観てきました。 

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今日も旦那さんお仕事。
でも私達にはアートがある!


ということで
旦那さんを仕事に送った後に
東京コンテンポラリーアートフェア2009に母子で行ってきました。

今回gallery 21yo-jさんから招待状を頂きました。
まずはgallery 21yo-jさんのブースに伺いご挨拶。
ぜひ楽しんで下さい!と言って頂き鑑賞開始です。


全体的な感想としては
かなりバラエティに飛びまくってる感じ。

子連れ鑑賞故結果として4往復ぐらいしたのかしら。
なので順序等バラバラなのですが
気になった作品をあげてみます。

【小林画廊】秋山泉
とても繊細な作品。前で騒いだら壊れてしまいそう。
水の入ってるボウルの作品がとても気になりました。
壊れてしまいそう。

【GALLEY K】尾張 英之
ずっと見たかった作品!どうもタイミングがあわなくて
なかなか訪問出来ずにいました。
今日「げきやせ」に会えてとても嬉しかったです。
微妙に色を変えていると教えて頂き思わずガン見してしまいました。

【MORI YU GALLERY KYOTO】玉ノ井哲哉
スイーツを印象的に使ってる作品。
案外皆大きいです。
写真とのコラージュの作品では額縁までも
心配りがされています。

【四季彩舎】金丸悠児・瀧下和之
暖かいタッチがとても印象的。
鬼の姿も眼差しが温かくて素敵でした。

【YOKOI FINE ART】前原冬樹、藤原由葵
ブースの中にちゃんと世界観があってとても美しかった。
「山下先生の講演会でお会いしましたよね!」と
お声かけしてくださったこと。とても嬉しかったです。

【ギャラリー玉英】竹下聡
水彩と見間違える程の透明感。
でも生きてるよという感じが静かに主張していて
生命力がUPさせる感じがしました。

【彩鳳堂画廊】詫摩敦子
細かい。とにかく細かい。
夜再度見に行ったら絶対に絵の中身が動いていそう。。。

【福田画廊】中村文治、太田由美、今井龍満
スペースそのものがとても楽しい。
3人とも画風が全然違うのに
1つのブースでまとまって鑑賞できるのは
オーナーさんの力量を感じます。




あととても驚いたことが。
本日ライブペインティングを行っていた
久保田毅楽さんに

「ブログやってるでしょ!僕の個展見てくれたでしょ!」と
久保田さんから言われてびっくり!
はい。拝見してます。→こちら 


声を掛けて頂きとても嬉しかったです。
ブログの駄文まで覚えていて下さり
とても感激しました。
弟さんがいらっしゃるそうですね。
お姉さん二人だと思ったのに。


他にも気になる作品ばかりでした。
気がつけば結局3時間近く堪能しました。
本当にありがとうございました。


本日母子でうろちょろし
子供の不思議な質問や解説に
答えて下さった皆々様。
本当にどうもありがとうございます。

名刺やカードを頂いた画廊さんには
改めて伺わせて頂ければと考えております。
今後ともどうぞよろしく御願い致します。




今後銀座界隈の画廊では
Xmasアートフェスタ ?銀座からのおくりもの?
というイベントも開催されるそうです。
こちらもとても楽しみです。

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2009-11-19

サントリー美術館「清方/Kiyokata ノスタルジア—名品でたどる 鏑木清方の美の世界—」を観てきました。 

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最近スイミングの日はいつも雨。
なので午前中は美術館三昧。

今日はサントリー美術館にて
「清方/Kiyokata ノスタルジア—名品でたどる 鏑木清方の美の世界—」を観てきました。 


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いつものように到着したらまず
東京ハヤシライス倶楽部へ。
最近は私が注文をしている間に先に自分でカウンターにあがっています。

君、慣れすぎです。


さて息子にポスターをみて反応を観察すると


「綺麗なひとだけど浮世絵じゃない。目が大きすぎる」


とのこと。
まあ気に入らなかったら早めに出ましょう。
スイミングもあるしってことで
さくっと入場。


今回も子供向けパンフレットは素敵です。
今回はポスターに使われている「春雪」のみを使い
そこから物語を引き出す手法。

出典元が鎌倉市鏑木清方記念美術館のものがかなり多いからなのか
自分の持っているもので勝負という感じでしょうか。

このような清流を感じさせるような清らかな日本画は
私達はまだまだ体験数が少ないので
味わい方がまだ試行錯誤してる感じでの鑑賞となりました。

息子は予想はしていましたが


「これは江戸時代の人?」


と何度も何度も私に確認。
そうよね。なんかそう思っちゃうよね。

自分としては空間の使い方が
なんかとても現代な感じがしていました。
江戸時代の画家のような潔さではなく
写真を意識するような構図というのでしょうか。

なのでちょと違和感を感じるような時も。。。




ちなみに息子が食いついたのは王道の美人画ではなく

小品集や草花風景スケッチ色紙、そして風呂敷や扇子。

勢いのある筆遣いは観ていてとても楽しかったです。
これは清方の王道ではないのでしょうが。。。
筆遣いに勢いがあるほうが母子で好きみたいです。


ただし別格だったのは「妖魚」。
人魚ではなく「妖魚」っていうのが素敵。
こちらを見透かすような眼差し。
肉質だけど魚類の冷たさを感じる体。
国芳の幽霊画の版画が大好きな息子は食いつきまくり。
私も思わず凝視してしまいました。



あとこれは私の好みって感じなんですが
日本画の目は小さめであってほしいのです。


母子で「王道は苦手」なのかねー。と言いながら
帰りました。


ミッドタウンクリスマスイルミネーション始まりました。
夜、綺麗なんだろうなー。

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genre : 学問・文化・芸術

2009-11-17

(株式会社パイロットコーポレーション筆記具ミュージアム)Pen Station Museum&Cafeを観てきました。

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さてギャラリーを堪能させて頂いた後
京橋駅から帰ろうとしたら
駅入り口前に素敵なカフェを見つけました。


よく見ると
上に筆記具の美術館があるとのこと。


せっかくなので
お邪魔させて頂くことにしました。
美術館の名前は


Pen Station Museum&Cafe


とてもおしゃれな感じです。





注)写真の撮影と掲載はミュージアムの許可を頂いております。

ミュージアムの構成は
 「ペン・ステーション」では、
万年筆やボールペン、シャープペンシルのしくみ等を
とても分かりやすく展示してあります。その他には
大正7年の初の純国産万年筆や
英国ダンヒル社との提携による蒔絵万年筆「ダンヒル・ナミキ」等を
間近で見ることも可能です。
あと広末涼子のサインもありました。


展示と一緒に分かりやすい画像も随時放映されているので
とても分かりやすいです。
PEN111701


その他大きなシャーペンもあります。
こちらノックしたりシェイクしたりすると
ちゃんと芯が出ます!
PEN111702


その他
条約のサインに使用されたペンや
米粒に文字を書く時に使ったペンと米粒等
興味深い展示が沢山ありました。

決して広くはないスペースをとても上手に、そして上品に
活用してありました。
万年筆好きな人にはたまらない場所だと思います。



最後に今回撮影&記事UPにご協力頂いた飯島館長と一緒に。
とても楽しい時間でした。どうもありがとうございました。
PEN111703

theme : 美術館・博物館 展示めぐり。
genre : 学問・文化・芸術

2009-11-17

ギャルリー東京ユマニテ「川島 清 「水量?」 Kiyoshi KAWASHIMA “Water Quantity?”」を観てきました。

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山種美術館を早めに出てしまったので
息子から「まだ観たい!」とのリクエスト。

そこで京橋まで移動して
ギャルリー東京ユマニテにて
「川島 清 「水量?」 Kiyoshi KAWASHIMA “Water Quantity?”」を観てきました。


お誘いを頂いていたので
訪問をさせていただきました。
本当にありがとうございます。

京橋はブリジストン美術館は
訪問したことがありますが
いざこちらの方面に行ってみると
画廊が沢山あることに驚かされます。
以前だったらどんな場所か皆目検討がつかなかったので
足を踏み入れる等怖くて出来ませんでしたが
現在の私達は画廊の楽しさを覚え始めてしまったので
もう行ってみたくてたまりません。。。
子連れのおかしな親子の訪問を受け入れて下さる画廊の皆様
ご連絡お待ちしております。



さて作品をじっくり鑑賞指せていただきます。
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注)写真の撮影と掲載は画廊の許可を頂いております。




こちらの画廊を訪問してまず感じたのは


広い。


画廊にしてはかなりの広さ。
なので作品もとても大規模です。


しかもここは美術館ではなくて画廊。
なので柵もないので
作品をとても間近に感じる事が出来ます。


ちなみに作品の納品方法は自ら行うそうです。
地下1階に7メートル近い作品を納品するのは
かなり苦労したとのこと。
そしてこちらを出すのはもっと大変だと思うとのことです。
確かにこれだけ大規模な作品だと大変でしょうなあ。。


ちなみにこちらの作品はすべて
廃材ではなく自分で加工して
現在の状態にした作品なんだそうです。


作品に直線的なエネルギーを感じたのは
作者の「こんな作品にしたい」という意欲なのかもしれません。


息子は作品の大きさにまず圧倒され
そして近くで観ていいよと言わじっくり観て
「触りそうになったけど触らなかったよ!」と
自らアピール。ドキドキしますよね。
本当に申し訳ありません。


そしてこの作品の強さに今回はちょと怖じ気づいたらしく
今日は(というか今日も?)スタッフルームで遊ばせて頂きました。


そこで見せて頂いたのが
富田菜摘さんの作品。


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といみにおん!(超カワイイ!)
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こちらは廃材や家にあるものを使って作っておられるんだそうです。
こういう無駄な線のない可愛さって
日本のアニメや漫画に通じるものがありますよね。
こういう作品って今世界中で受けるよなあって思ったら
シンガポールで個展を開催されているとのこと。
さすがです。


気がつけば随分長く滞在させて頂きました。
本当に楽しかったです。
またぜひ伺わせて下さい。
今後ともどうぞよろしく御願い致します。

theme : 美術館・博物館 展示めぐり。
genre : 学問・文化・芸術

2009-11-17

山種美術館「新美術館開館記念特別展「速水御舟ー日本画への挑戦ー」」を再訪してきました。

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本日サッカー後どうしようか相談した結果
まずは再度山種美術館へ。
「新美術館開館記念特別展「速水御舟ー日本画への挑戦ー」」
再訪してきました。

もうすぐ展示も終わりということで
「炎舞」にご挨拶がしたくなったそうです。


しかし今日はなぜか美術館大混雑。
かなりのお客様の数です。
(もちろん年配の方ばかり。子連れは私ひとり。。。)
しかもこちらの展示室は動線が固定されている感があるので
「逆回り大作戦」がうまく出来ません。
壁が多いので引いて作品をみれないのもちょと辛いと
今日になって気がつきました。
せっかく素敵な作品が多いのになあ。
空いてる時間帯を研究しなければ。



というわけで今日はピンポイントに作品を観て
鑑賞を終わりにしました。
息子がご機嫌悪くなる前に鑑賞は終了です。



美術館から気持ちよく帰ること。
気持ちよく観れなさそうな環境ならすぱっと諦めること。
これが子連れ美術鑑賞のポイントです。



なので今日は山種美術館のオススメを
紹介ということに致します。



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まずこちらのカフェ。
和菓子が非常に美味しいです。
お茶とのセットで1000円。
もちろん子連れでシェアOKです。
リクエストなしでお茶碗を2つ頂く事が出来ました。
和菓子の美味しさに息子にっこにこでございます。
洋菓子も数種類ありましたが日本画観たあとは
和菓子な気分ですよねー。


お食事にはにゅうめんが数種類ありました。
他の方が食しているのを横目で拝見したところ
とても美味しそうですが正直量は少なめ。
なのでこちらではお腹を満たすよりも
上品な甘味を楽しむのがオススメって感じでしょうか。




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あと【5枚セット券(2割引)】というものが
販売されていることに気がつきました。
(「東山魁夷と昭和の日本画」展チケット1枚
 +2009年12月5日から2010年9月5日まで使用できる共通チケット4枚)
¥6000(税込・5枚分の定価)→¥4800(税込)


お値段設定魅力的です。

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genre : 学問・文化・芸術

2009-11-16

東京国立博物館 平成館「皇室の名宝 2期 正倉院宝物と書・絵巻の名品」を観てきました。 

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今日から息子幼稚園のプレクラスお弁当生活です。
この前未就学児クラスに通い始めた。。と思ったのに来年入園。
本当に早いです。

やっておきたいことは早めに!ということで幼稚園修了後
東京国立博物館平成館にて
「皇室の名宝 2期 正倉院宝物と書・絵巻の名品」を観てきました。


ちなみに本日は月曜日。
通常なら東博はお休みの日です。
でも今日は特別営業とのこと。
しかもこのような人気展示の時に狙う
午後3時前後を狙ってみましたが・・・



かなり沢山のお客様でした。
本当に大人気です。



子連れでずっと並んでみるのは正直辛い。
その時memeさんの記事を思い出し



「おもいっきり逆回り大作戦」決行!



これがまさしく大成功。
ちなみに私達はその後に


「中央の椅子を有意義に使う大作戦」

も加えました。



作戦内容は読んで字のごとく


「出口からまわり入り口まで戻った後
 再度入り口から入り中央の椅子で様子を見ながら
 観たい作品をピンポイントで確認する」


です。


この作戦大当たり。
子連れで1時間半近く堪能させて頂きました。


印象に残った作品をいくつか。


【散手・貴得図衝立】狩野永岳
作戦遂行の故一番最初に出会った作品。
この生き生きとした作品が最初で本当に良かったです。
母子でテンション上がりまくりました。


【糸桜図屏風】狩野常信
個人的には一番好きでした。
そしてこういう作品こそ皇室で使って頂きたい!なんて
勝手に想像してしまいました。



【聖徳太子像】法隆寺宝物
息子に「絶対この顔は覚えておいてね」と念を押しました。
以下、母子漫談。

子「このひとは何したの?」
母「このひとは昔の日本の仕組みを作った人なのよ。とても頭のいい人なの。」
母「沢山の人が同時に話しても全部聞けたそうよ。だから御願いしておいたら?」
子「・・・クリスマスに自転車下さい。」


サンタさんじゃありませぬ。


【螺鈿紫檀阮咸】北倉30 
現存するのはこちら1点のみというまさに宝物。
姿の美しさは音色の想像を引き出します。
一体どんな音がしたんでしょうか。


【扇面散屏風】俵屋宗達
母子で大好きな宗達。観てて本当に楽しくなります。
息子に「これそーたつさんだよ」と話しかけると
「家のほんでたくさんみてるよね!ふうじんらいじんずびょうぶを書いた人だよね!」
と自分から解説。
周囲のオトナ達数名を驚かせておりました。



【天子摂関御影(天使巻)】藤原為信・豪信
似絵、つまり似顔絵の名品とのこと。
息子曰く「みんなおんなじかおー」。母は
「天皇家っていう1つの家族を書いたんだから顔似ているわよー」
あと素朴な疑問。「似絵」と「肖像画」の違いってなんでしょう?



全体を観て素晴らしかったのは正倉院の宝物。
こういうのを「宝」っていうのでしょうなあ。
そして保存状態の良さにも本当に驚きました。
前期の時も想いましたが改めて皇室に感謝です。


そして素晴らしい書が沢山ありましたが
現在ひらがな勉強中の息子は
書を観ると音読してしまうので
今回は遠巻きに観察させて頂きました。
(諦めるものはすっぱり諦めるのが子連れ鑑賞のポイントです)

それでもとても楽しかったです。例えば
「安宅切本和漢朗詠集」伝源俊頼筆等は
遠目で観ていても
色合いや文字のリズムですでに作品として
鑑賞できるほど。
本当に美しかったです。


歌舞伎好きの息子は名刀コーナーに大興奮。
1つ1つを観る度に構えをしておりました。



今回は
「思い切り逆回り&中央の椅子を有意義に使う大作戦」
のおかげで思った以上に堪能することが出来ました。
memeさん参考になる記事いつもありがとうございます。


堪能した後は
1階に法隆寺宝物を現在の匠たちが模造した作品も
必ずチェックしましょう。
こちらも見応えありまくりです。





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平成館を堪能し休憩室でゆずもちをおやつに食した後は
常設にて浮世絵、能面を堪能。
(息子は東博に行ったら浮世絵コーナーは必須です!)
ショップで絵本を物色し帰る頃には閉館時間になっていました。
もうすっかり秋というか冬です。
気がつけば今年も2ヶ月切りました。
有意義に過ごしていきたいものです。

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genre : 学問・文化・芸術

2009-11-13

gallery21yo-j「池内晶子 展 IKEUCHI Akiko」を観てきました。

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今日幼稚園の未就学児クラスが終わったら
どこに行こう?


上野もいいなあ
銀座もいいなあ


でも雨だしなあ。。
しかも気になってる展示が終わってしまう!


ということで
本日は自由が丘で
gallery21yo-jまで移動して
「池内晶子 展 IKEUCHI Akiko」を見に行くことにしました。


近所なので歩いてもいいかなと思ったのですが
思った以上に寒い。。。
なので親子で漫才しながら歩きました。


iPhoneで道順を確認しながら
到着したのは一軒家ギャラリー。


「こんにちはー」とお邪魔すると
快く迎えて下さいました。


右手の空間には自然光を最大限に生かした
素敵な空間が。
そこには池内さんの今回の作品「Knotted Thread - Red - h120cm」が
展示されていました。


とても繊細な作品なので
荷物を置いて作品に向かいます。
動いたり息をしたりすると
糸が生き物のように揺れていきます。

すごいなあと親子で堪能させて頂いていたら


なんと作家さんである池内さん登場。


息子もご挨拶。
正直池内さんは焦ったと思います。
これだけ繊細な作品に小さな子供。
大丈夫なのかと心配になったはず。
ごめんなさい。


なので必ず手をつないで作品を拝見するようにしました。
息づかいが作品に生命を吹き込む感じがします。

池内さんともお話しすることが出来ました。
今回の作品はこの空間を認識した上で
製作したものではないそうです。

なのに実際の作品は
まるでオーダーメイドのように
空間にジャストフィットしています。
特に素晴らしかったのは作品の高さ。
絶妙の高さに設定されています。


ギャラリーの天井の高さ
天窓の数
窓から入る日差しの空気

すべてを考慮して結果として出されたこの高さ。


あの高さに感動しました。
日没までの展示というのも納得です。


個人的には
ギャラリーの入り口に事前に設置されている
入場を制限する紐の高さも
とても絶妙な高さでした。。。



作品そのものを活かすために
空間を研究しつくしている感じがしました。


小さな額の作品もとても素敵でした。
部屋の中で飾る場所によって
色々変化しそうです。



池内さんにお話しを聞くと
作品の変貌は日差しに関係するだけでなく
気温や湿度によっても
めまぐるしく変化するそうです。
まるで生き物の様。




ちなみに作品を製作する際「音がない感じ」
糸紬のようなイメージを感じたのですが
池内さんに伺ってみると

「静かな場所で制作したいんですが夫がミュージシャンなんで。。」


とのことでした(^^;)




とても素敵な空間でした。
色々教えて頂き本当にありがとうございます。
近所ですのでまたぜひ伺わせて下さい。

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genre : 学問・文化・芸術

2009-11-11

三井記念美術館「慶應義塾創立150年記念「夢と追憶の江戸ー高橋誠一郎浮世絵コレクション名品展」」後期を観てきました。

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今日も雨。
スイミング前に時間があったので
せっかくだからということで
三井記念美術館にて
「慶應義塾創立150年記念「夢と追憶の江戸ー高橋誠一郎浮世絵コレクション名品展」」
後期を観てきました。


今日で前期、中期、後期と観ることが出来てよかったです。
しかもすべて雨の日でした。息子には

「三井記念美術館=浮世絵=雨=うどん」

という方程式が完成した模様です。


「うどんーうどんーしゃらくのあとはうどんー」と
歌いながら足取りも軽いです。
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ここのエレベーターってとても素敵ですよね。



今回大雨の中出かけたので
お客様少ないかなと思ったのですが
案外いらっしゃいました。
でも程よい混み具合。
浮世絵って結構混む展覧会多いのに
どうしてここはいつも程よいのでしょう?




今回というか3回通して観て
とても好きになったのが「鈴木春信」。
子供の姿や庶民の姿を生き生きと描いています。
とても可愛らしくて嬉しくなりました。
きっと子だくさんって楽しい家庭に違いない!と
思いウキペディアで調べたのですが
「平賀源内の友人」ということぐらいしか
記載されていませんでした。
どんな人だったのかな。




ちなみに今回は第7展示室に
グロテスクな画風のものがなかったので安心しました。
まああれも文化であるのは分かるのですが3歳児に

「どこがいいのか説明してくれ」

と言われて困っていたので。。。


息子は第七展示室の肉筆の「弁慶」(鳥居清峰)が気にいったそうです。
「ここは勧進帳読み上げの場面だね!
勧進帳には何も書いていないのに読めるんだよね!
かっこいい!!!」


とかなり具体的に楽しんでいました。




スイミング前なので今日はお昼にいつものうどんに
デザートをつけてみました。
秋らしくて素敵ですね♪
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本日は美術館の方、カフェの方などに
「ブログ観てますよ」と声をかけて頂きました。
素人親子の珍道中なので
お恥ずかしい限りなのですが
とても嬉しかったです。ありがとうございます。

これからも「古美術ラブの3歳児」と
楽しく鑑賞していきたいと思います。
今後ともどうぞよろしく御願い致します。

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genre : 学問・文化・芸術

2009-11-06

高橋コレクション日比谷「「neoneo展 Part2[女子]」ネオネオ・ガールズは岩戸を自らひらく」を観てきました。

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歌舞伎鑑賞の後食事を済ませ
少しだけ時間が余ったので日比谷に寄る事に。



高橋コレクション日比谷にて
「「neoneo展 Part2[女子]」ネオネオ・ガールズは岩戸を自らひらく」を観てきました。



こちらはPart1の[男子]も拝見済み。
入り口でものすごく驚いたので
今回も何が起きるのか楽しみにしていました。


今回は男子編に比べると
明かに「グロテスク」。
今思うと男の子の作品ってのは
素直な作品って感じがしました。
私が「男の子の母」だからそう思うのかもしれませんが。。。


概ね笑顔で見守る感じで鑑賞していたのですが
二人で固まってしまったのは中心の柱にあった
髪を使った作品。(またメモ忘れた。。。)
これはインパクト大でした。
ビール500ミリ缶ぐらいの大きさってのも
なんか元の髪型を想像できてリアル感三倍増し。

こういう作品って「女」ならではですよね。
長髪男子がやってもいいんだけど
でもやっぱ男子だと汚いイメージが。。(私だけ?)


息子は今回はどちらかというと
流し気味に鑑賞になったかな。
概ね反応は「こわい絵が多いねえ」でした。
そうなのよ。女子ってのは怖いのよ。

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genre : 学問・文化・芸術

2009-11-06

歌舞伎座さよなら公演「吉例顔見世大歌舞伎 通し狂言 仮名手本忠臣蔵 大序・三段目」を観てきました。

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すっかり恒例となりました歌舞伎鑑賞。
もう歌舞伎座の職員さん数名とも
顔なじみになってきました。


今月は「仮名手本忠臣蔵」でございます。
今月も新しい事に挑戦します。今回は


「二幕観劇」


に挑戦です。
忠臣蔵は通し狂言ということでながーいお話しでございます。
なので正直一幕だけ観て帰るのはあまりにつまらない。
そこで今回は開始から二幕分を観ることに挑戦しました。


合計約2時間。


いつものように気持ちは不安で一杯ですが
今までの経験上「きっと大丈夫!」と
息子と自分を信じていざ観劇でございます。


「大序」とは一幕目のこと。
この「 仮名手本忠臣蔵」人形浄瑠璃から発展した演目なので
第一幕目をこのような言い方をします。

まずは開幕前の「口上人形」に始まります。
この口上が思った以上に長かった。。。

そして幕はいつもよりゆっくりと動きます。
竹本の語りで登場人物一人一人に魂が入っていくのです。
これは人形浄瑠璃が動く様をイメージしているそうです。
この様は実際に観ると本当に壮大な感じがします。


ここはこのような厳かな雰囲気で終わるのかなと思いきや
高師直(富十郎さん)が面白く意地悪をしたりして
笑いを誘います。
歌舞伎ってこういう笑いの部分があるのが面白い。
そしてこの「笑いの部分」というのは見に行かないと分からなかったです。
若狭之助(梅玉さん)、塩冶判官(勘三郎さん)とのやりとりは
面白い雰囲気で終わるのかなと思いきや
最後はばし!って決めたのでさすがだなと思いました。



「三段」は誰でも知っている「殿中でござる」の場面です。
まずここで大収穫だったのは
初めて「回り舞台」が動いているのを観ました。
息子大興奮。私はドリフを思い出し大興奮。

舞台は城の前の場面から
足利館の松の間への変化は
とても美しかったです。
最後に拍手喝采だったのは
畳に見立てた敷物を大道具さんが
だだだだだーーっと投げて広げる所。
本当に美しかったです。
そしてこんな所作が見所になるのがすごいなと
改めて驚かされました。


ここでも高師直(富十郎さん)の嫌な奴オーラが全開。
でもコミカルな要素もあるので嫌な気分にならない。
そこがすごいなって思いました。

でも本当に「嫌な奴」だった。。
あんな人が身近にいたら絶対に嫌だ。。。

塩冶判官(勘三郎さん)はいびりに耐えて耐えてました。
そして最後の斬りかかる場面までの緊迫感は
もう息をするのもためらう程でした。
勘三郎さんは私の中ではコミカルなイメージだったのですが
もう緊迫感がすごかったです。

そして最後の刀を投げる場面では息子も思わず身を乗り出しました。
(家でおもちゃの刀を投げないでーと思わず祈りました)

ちなみに刀を投げた後の押さえつけられる場面は
DVDだとアップになるので「大勢の人」が出てくるのかと思ったら
案外少なめだったので少し意外でした。





正直3歳半で2時間、しかも思った以上に動きは少なく
言葉のやりとりが多いこの「仮名手本忠臣蔵」という演目は
3歳児にはかなり高度な演目だったと思います。



結局最後まで騒ぐことなく観れました。
息子頑張りました。

ただそろそろ「膝の上」だと本人が狭そうなので
息子の席を用意しなければならないかな。。
でもそのまま座ると前が見えないんだよな。。


今後の課題です。


帰りは今日はお隣のベトナム料理屋cho VietNamにて
フォー大盛りを二人で頂きました。
とても感じのよいお店で味もとても美味しかったです。
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本人興奮気味に食しております。
また利用したいです。



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2009-11-04

根津美術館「新・根津美術館展 国宝那智瀧図と自然の造形」展を観てきました。

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以前山種美術館で山下先生の講演会を拝見した時


「根津美術館もいいですよ!絶対行って下さいね」


とお話しがありました。
本日サッカーの後インフルエンザの予防接種予約時間まで
かなり時間が開いたので


根津美術館「新・根津美術館展 国宝那智瀧図と自然の造形」展を観てきました。


まず息を呑むのが外観の美しさ。
サントリー美術館と同じデザイナーということで
私達には親しみやすい雰囲気です。息子もノリノリ。

午後1時前に訪問したのですが程よい混み具合でした。
そしてなぜか「おしゃべりしてる人が多い」。
なので子連れでもかなり安心して回れました。


まずは今回の目玉、国宝「那智瀧図」。
思った以上に小さかったです。
ポスターのイメージから大きいものを想像していました。
近くで観ると色々細かい描写が見えてきて面白かったです。
描かれた当時は鮮やかだったのかなー。


あととても感じたのは「ゆったり」な空気。
「吉野竜田図」の前に椅子があったり
初陣茶会の部屋にも休憩スペースがあったり。
もちろん中二階の休憩スペースも
ガラスがとても綺麗でした。


息子はなぜか展示室3を気に入り
1つ1つの仏像を丁寧に鑑賞。
混んできたかなと私が1つ飛ばそうとすると

「おかあさん!ダメだよ!ちゃんと観なきゃ!」

正直ものすごく目立ちました。
何人かのおばさまに

「この子はどうして仏像が好きなの?」

と真剣に聞かれたりして。

「どうしてウルトラマンが好きなの?」って聞かないのにね。不思議ね。
あとこの展示室のガラスはすごかったなー。
本当に何も見えませんでした。


展示室4では青銅器の模様を迷路に見立てて
迷路に熱中し混乱して眠くなっていました。

こちらとしては観てて飽きません。



そして庭園散策前にカフェに行ったのですが大混雑。
私達は運良く座れましたが。。。
そしてこちらのカフェ。1人1オーダー必須だそうです。
(子連れで取り分けはNGだそうです。お店に確認しました。)
こちらは子連れでは伺わないほうが良さそうです。。。
息子はアイスが1人前来て笑顔満開。
でも半分以上私が頂きました。。。
(アイスは冷たくて食べれないんだそうです)
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気を取り直して庭園を散策。
こちら想像以上に楽しかったです。
1つ1つの作品は実はかなり昔のものだったりします。
さてここからは息子のモノマネもあわせてどうぞ。

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石仏あり
池あり
石橋あり
階段あり
茶室あり

風景もとても素晴らしいのでかなり楽しめますが
石橋等本当にそのままですし
道もそれなりに入り組んでいます。
突っ走り系のお子さんは要注意です。

季節的には庭園散策も今を過ぎるとちょと寒いかも。。。
春とかぜひ来たいな。きっと楽しいだろうな。
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あと贅沢な希望なのかもしれませんが
入館料1200円は高い。。。
ぐるっとパスとか入ってほしいなあ。。
外国のお客様も多かったしみんな加入を待ち望んでいると思います。
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お祈りしておきました。

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