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2009-08-29

明和電機アトリエ「WAHHA GO GO(ワッハゴーゴー)」開発ドローイング展を再訪してきました。

meiwa0829

本日息子は朝から大忙し。

お父さんとヤマハ音楽教室
  ↓
相模大野にて
以前通っていた体操教室の先生達が参加してる
アメフトの試合観戦

  ↓
試合後のイベントに参加

その後車の中で2時間近く寝た後
明和電機アトリエ「WAHHA GO GO(ワッハゴーゴー)」開発ドローイング展
再訪してきました。


息子は先日土佐社長に遊んでもらえたことを
とても喜んでいて


「社長にお土産を持ってありがとうを言いたい」


と何度か言っていました。
明後日からは幼稚園の未就学児クラスも始まるので
夜のお出かけが出来るとしたら残りは今日。


疲れてる旦那さんに御願いして
帰宅時アトリエに寄ってもらいました。


アトリエに3人で出かけたら
受付のおねーさん達に歓迎してもらい
親子で感激。
社長さんをわざわざ呼んで頂けました。


息子は社長さんに
「ありがとう!あげる!」とお土産を渡した後
一通り絵をみて社長さんに



「オタマトーンは?」



「「オタマトーンで遊びたいです」でしょ!!!」
と私に注意されながら
一緒にオタマトーンで遊んで頂きました。
本人、オタマトーンとても気に入っているみたいです。
発売が楽しみです。

今回も遊んで頂き本当にありがとうございました。



今回は旦那さんがいるので私自身も少し集中して絵を再度鑑賞。
最近毎夜毎夜ドローイング集を読み聞かせているからでしょうか
とても親近感を感じながらの鑑賞となりました。



社長さんに
「ドローイング集はとても素敵な絵本ですね!絵本出されたらいいのに!」
とお話しさせて頂いたら


「もう出してるんです。。。」


とのことなので
すーびょーるーみゅーすーびょーるーみゅー
(2007/07)
谷川 俊太郎

商品詳細を見る

早速購入させて頂きました。
届いたら息子に読み聞かせさせます。




(本日は本人疲れていたのでテンション低めでしたが)
本人は「ありがとう」が言えてとても嬉しかったそうです。
ありがとうございました。

明日のトークショーとオーストリア出張頑張って下さい。
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genre : 学問・文化・芸術

2009-08-27

MA2Gallery「my story - ひとりあそび - 」を観てきました。 

hirou0827
写美が自分の好みではなかったということで
どうしてももう1つ行きたい!とごねる息子のリクエストで
少しだけ恵比寿をギャラリー散策。


そこで
MA2Gallery「my story - ひとりあそび - 」を観ることにしました。



初めての場所だけど
かなりギャラリーという場所に慣れてきたので
二人で臆することなく入場。
可愛いおねーさんに迎えて頂きました。



中に入るととても素敵な内装に私はうっとり。
こういう場所の雰囲気って
実際に行かないと分からないから
とても楽しいです。



作品はかなり自由な作風。壁に直接描かれているものも。
終了後どうするのかと伺うと
「「写真に撮っておきます」と言われてます。
 なのでこの作品がここにあるのは今だけのことなんです」とこのこと。



書いてるときに気持ちが知りたい。



繊細な流れを連想される作品や
日常を上手に表している作品が素敵でした。
空間を絶妙に使っていたなあ。
「間」がとても上手でした。



今回は事前情報収集もせずに
突然訪問させて頂いたのですが
とても素敵なギャラリーでした。
息子に色々見せて頂きスタッフさん本当にありがとうございました。
(間違ってオフィスのエリアに入り込んでしまってすみませんでした。。。)




特に天窓が素敵でした。
最近の私は「窓」に魅せられているのかもしれません。
また伺わせて頂きます。

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2009-08-27

東京都写真美術館 コレクション展「旅」第2部「異郷へ 写真家たちのセンチメンタル・ジャーニー」を観てきました。

syabi0827

秋の気配を感じられる東京。
スイミング前の時間どうしても行ってみたくて

東京都写真美術館へ


コレクション展「旅」第2部「異郷へ 写真家たちのセンチメンタル・ジャーニー」


を観てきました。


今回は作家さん達の私小説的な旅がテーマ。
この展覧会はとても「大人目線」で展開されていて
小さい作品ばかりなのにとても見応えがありました。
1つ1つの写真の中の物語が聞こえてくるような感じ。。。




こういう写真は私には絶対無理。
こんな語る写真なんてとてもじゃないけど無理。





「デジタルカメラ」という発明が
写真を撮るという行為を一般人にものすごく身近にしたわけですが
撮る行為というのは人によって、道具によって
ものすごく違うのだなということを
実感させられました。。。




この展示は息子にはものすごく難しかったそうです。
考えてみれば納得。
私小説的な感覚というのは自分が人生で色々体験して
始めて他人の「体験」が分かるもの。
息子はまだ3年とちょっとしか生きていないので
体験がまだ少なすぎます。
私はなぜ息子がぐっとこないかこんな理論で納得できましたが息子は



「うーんなんかぴんとこない」


と頭をひねるばかり。


親としては嫌がらず頭をひねり続けるだけで
大感激なのですが本人は


「どうして好きじゃないのか」


が理解できなくて混乱していました。


今まで写美で観た展覧会は
皆好きなものが多かったので
「今回はどうして?」と
不思議でたまらないようでした。



アラーキーの作品を観て


「どうして奥さんをお外で裸にするの?風邪ひいちゃうじゃないか!」


と怒ってましたからね。



これからいろんな体験をしていこうね。
そして体験をしてくるんだよ。


と妙に達観した気持ちになってしまいました。

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genre : 学問・文化・芸術

2009-08-26

感激。ありがとうございました。

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明和電機の土佐社長が
先日のアトリエ訪問のことを
ご自身のブログに書いて下さいました。


しかも似顔絵まで。
息子の鼻高めに書いてあるし。





ほんまに嬉しい。嬉しいです。
ありがとうございます。
親子で感激しております。
旦那さんも感激しておりました。


息子は


「うれしー!今度お土産もって「ありがとう!」言いにいくんだ!」


と大喜び。
私が「何をお土産にするの?」と聞くと




「「水塩」と「恐竜が産まれる薬」を持っていって社長に選んでもらう」



だそうです。



「社長さんはお忙しいと思うから今度行くときに
両方一緒に袋に入れて受付のおねーさんに渡してもらおうね」



と伝えておきました。


ありがとうございました。

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genre : 学問・文化・芸術

2009-08-25

森美術館「おやこでアート「アイ・ウェイウェイ展「何に因って?」」を再訪してきました。

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さて本日はおやこでアートの日。
行く前に歯医者で歯科検診を受けた後
バスに乗っていざ森美術館へ。
「おやこでアート「アイ・ウェイウェイ展「何に因って?」」を再訪してきました。



この「おやこでアート」というのはこんなツアーです。
以下美術館HPより抜粋。
---------
■おやこでアート *日本語のみ
ベビーカーに乗っている赤ちゃんから、小さなお子様まで、おやこでアートを楽しむツアーです。希望するツアーをどちらかお選びいただけます。

★ ベビーカーツアー
小さなお子様を連れた保護者の方を対象にしたツアーです。ベビーカーでのご来館でも安心してお楽しみいただけます。
★ おやこでおしゃべりツアー
おしゃべりを始めたお子様と、作品を見てお話しながら展示室を回るツアーです。お子様の視点に立って、親子で一緒にお楽しみいただけます。(3歳以上におすすめです。)
---------

私がこの森美の「おやこでアート」が(数多い美術館プログラムの中で)
ものすごく家族プログラムとして優れていると思うのは
下記の5点です。

1:2?3組の親子にスタッフが数名つく。
2:その他にもゾーンディフェンスのスタッフが数名いる。
3:おおまかな流れで進めて下さるので子供の好奇心が満たされる
4:家族同士子供同士の交流も促してくれる
5:「本日おやこツアー開催してます」と入り口にアナウンスがしてある


特に有り難いのは「2」と「5」。


初めて美術館に子供を連れ出す時に
一番怖いのは予期せぬ子供の行動。
その点を一緒に対応してくれる人がいるというのは
とても心強いことです。


そして「美術館に子供がいるなんて!」という考えの人に
「現在美術館主催のツアーに参加して頑張っています」
と胸を張っていられるというのはありがたいです。

私たちは2年以上参加しています。
きっとこれからも参加すると思います。




さて我が息子。
今回一緒に回って下さった女の子も
ツアー参加経験者ということなので
ものすごく穏やかに出発。
一緒に回るスタッフさんも何度もご一緒した方なので
ものすごくリラックスムード。


mori082502

このツアーは11時から開始なので天窓から零れる光の美しさには
改めてうっとり。
夕方は何時頃が素敵なんでしょうか。ぜひ知りたいです。


息子は1回予習済み。
しかし少し間があいているので
「どうかなー」と思っていましたが
内容はほぼ覚えていました。
一緒に参加してくれた女の子に解説とかしちゃったりして。
この子は将来きっと美術館デートをするんでしょうねえ。。
理屈優先にならないように私も気をつけなきゃ。



二人で観た時と違いスタッフさんが
積み木や真珠の指輪や中国の地図など
色々理解を促すパーツをご用意して下っていて
新たに作品を味わえてとても楽しかったです。


私はやはり「蛇の天井」がよかったなあ。今回のツアーにて


リュックが特注でサイズが違うのは
四川大地震の被害者の子供は幼子から高校生まで幅広かったから
「蛇」というのは中国では「予期せぬ出来事」という意味もある


というのを解説して頂き
母親として涙が出そうになりました。


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息子はものすごくリラックス。
何度もお話ししているスタッフさんも大勢いるので
安心して鑑賞していました。
アイ・ウェイウェイさんのモノマネなんかしちゃったりして。
最近アーティストのモノマネがブームみたいです。





子連れで美術館に行くようになってから
「1回で観るのは無理だから」と
気に入った展覧会は数回足を運ぶようになりました。
結果として


ある時は独りで
ある時は親子で
ある時はツアーに参加して


等々いろいろなアプローチから
展覧会を味わうという手法を入手出来た感じがします。
感謝感謝です。

息子も私だけではなくスタッフさんに感想を自分の言葉で話したりして
インプットもアウトプットも沢山出来て脳内フル稼働!って感じでした。


ありがたやありがやたです。
今後ともどうぞよろしくお願いします。


息子もとても楽しかったそうです。
午後はお友達と待ち合わせしてヒルズの公園で遊びまくったので
ヒルズを満喫した1日になりました。寝る前に


「今日もたのしかったよー。
 なんじょうさんにどこらへんが楽しかったか今度話に行かなきゃね」


と言いながら
明和電機の「WAHHA GO GO(ワッハゴーゴー)」のドローイング本を読み
笑いながら寝ました。



アートが身近な三歳児の夏ももうすぐ終わりです。



Ping
作家:アイ・ウェイウェイ  
この写真は「クリエイティブ・コモンズ表示・非営利・改変禁止2.1日本」ライセンスでライセンスされています。


森美術館
東京メトロ日比谷線「六本木駅」より母子の足で徒歩7分。
11月8日(日)まで無休です。

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genre : 学問・文化・芸術

2009-08-24

明和電機アトリエ「WAHHA GO GO(ワッハゴーゴー)」開発ドローイング展に行ってきました。

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順調に美術館、ギャラリーのチェックをして
夕方出かける為一旦自宅へ戻りました。


そうしたら外は突然雷雨。


出かけるのを迷いましたが
出発時間ギリギリに雨が止んだので


明和電機アトリエ「WAHHA GO GO(ワッハゴーゴー)」開発ドローイング展
に行ってきました。


骨展での「WAHHA GO GO(ワッハゴーゴー)」が大好きな息子。
骨展に行く度
「WAHHA GO GO(ワッハゴーゴー)」の前まで行って
必死にモノマネしてた息子。



しかし今日の彼は動いていなかった。
息子は寂しそうでした。
今週夜出かけられる日限られてる。



行くなら今夜!



この決断は大正解でした。
雨上がりの道は気持ちよくてサイクリングには最適。
わざと車の多い道を選んで歌いながら出かけました。


武蔵小山からも戸越銀座からも正直近くないので
自転車という選択はとてもよかったです。


会場につくとガレージみたいな場所でした。
先程までの雨は大丈夫だったのかしらと
不安に思う私のことなど構わず
息子は奥の「WAHHA GO GO(ワッハゴーゴー)」の
模型と映像に釘付け。



ふと思い出し


「しゃちょーさんは?」


(「フィリピンパブか!」と心の中でつっこみ)
「受付のおねーさんに聞いてごらん」
と行かせると
なんと社長さんが出てきて下さいました!


meiwa082402

息子はモノマネを披露出来て大興奮。


meiwa082403

社長さんもお忙しいはずなのに
ドローイングの解説をしてくれたり
発売前のおもちゃ「オタマトーン」で遊ばせてくれたり
息子と沢山遊んで下さいました。



気に入ったアートを体験した後
そのアートを他の側面から楽しむことって
本当に最高の贅沢だと思います


息子は今夜は「WAHHA GO GO(ワッハゴーゴー)」の画集を見た後
モノマネしながら眠りにつきました。


夏の楽しい思い出になりました。
本当にありがとうございました。





「WAHHA GO GO(ワッハゴーゴー)」開発ドローイング展
■会期:8月21日(金)?30日(日)
■開催時間:17:00?22:00(入場は21:30まで)
■会場:明和電機アトリ工(品川)
■住所:品川区荏原3-7-14 アルス武蔵小山1F
地下鉄都営浅草線戸越駅から母子自転車で約7分。
徒歩だと武蔵小山駅のほうが若干近いかも。。。
裏道ではないので地図通り素直に行けば迷うことはないと思います。

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2009-08-24

21_21 DESIGN SIGHT 第5回企画展 山中俊治ディレクション「骨」展を再訪してきました。

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そして今日のメイン。
21_21 DESIGN SIGHT 第5回企画展 山中俊治ディレクション「骨」展へ。


この展覧会はここに記録していない回も含めると
なんと6回も行ってしまいました。
今回ほど親子で楽しめる展覧会はなかったと思います。


係の方に伺うとやはり子連れは多かったとのこと。
だって楽しいもの!!!体験型多いし!

しかしその分壊れやすく
入院を余技なくされる作品も多かったそうです。
明和電機の「WAHHA GO GO」は30日までに
退院できるか微妙だそうです。


メンバーだから気軽に入場できるので
何度も通ってしまいましたが
もちろん内容が良かったからです。
本当に楽しい「夏の思い出」になりました。







次回は深澤直人さんのデザイン。。。。
うう。チョコレート展を思い出して身震いしたのは
私だけではないはず。

今度は期待していますのでどうぞよろしく!

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2009-08-24

ストライプハウスギャラリー「小松希生展「大量の不機嫌な雲々の大音量」」を見てきました。

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今週8月最終週。
夏の展示が色々終わってしまう!


しかも習い事関連も夏休みが終わってきました。
来春の幼稚園入園に向けて体のリズム作りを開始
しなくてはいけません。


目標は
来春までに昼寝をほぼ卒業して
早寝早起きを徹底。


現在は早起き昼寝普通寝って感じでしょうか。


というわけで


今週は六本木に通うことにしました。
月曜は大好きな「骨展」6回目をメインに
いくつか目をつけていたギャラリーの場所確認&探検に行きます。


麻布十番駅から歩いて
ヒルズのツタヤの前まで来たら
ブルーマンを目指し歩きます。
そこで今日は
ストライプハウスギャラリーに入ってみました。


現在開催中は
小松希生展「大量の不機嫌な雲々の大音量」。
この童話的な絵の雰囲気が何かとても気になったのです。
なんか課題図書を連想させる感じですかね。


ギャラリー慣れしてる息子は
入り口も臆することなく入場。そしてもちろん
入ったら「こんにちは!見てもいいですか?」とご挨拶。


これって子連れだから出来る。
正直独りで行動してた時は
ギャラリーとか入る勇気はなかったなあ。




作品は思った以上に大きかったです。
そして1つの絵の中に沢山のストーリーを感じさせる画風は
見ていて飽きることがありません。
童話の挿絵とか表紙とかやったら絶対にあいそうだけどなあ。




そしてこのストライプハウスギャラリーもとても素敵な雰囲気。
斜めの壁は「日照権」がらみの問題から出来たそうだけど
雰囲気ありまくりでとても素敵な空間でした。
都会の画廊ってこういう雰囲気だったんでしょうね。みんな。



息子は1つ1つの絵に物語を語りながら
ギャラリーのスタッフさんと談笑。
少し暑めの店内&お昼過ぎで空腹だったので
絵を鑑賞した後早めに帰りました。

スタッフさんも快く対応して下さり感謝です。
今度また伺わせて頂きます。





ストライプハウスギャラリー
日比谷線六本木駅3番出口。すし好の手前を右に曲り、芋洗い坂下る。
母子の足で徒歩5分。
小松希生展:2009.08.22(土)-29(土)
会期中無休 AM11:00-PM6:30

theme : 美術館・博物館 展示めぐり。
genre : 学問・文化・芸術

2009-08-20

【私信】ありがとうございました。

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楽しい家族旅行になりました!
どうもありがとうございました。

theme : 思うこと
genre : 学問・文化・芸術

2009-08-20

松井秀喜ベースボールミュージアムに行ってきました。

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次は夫の希望で
松井秀喜ベースボールミュージアムへ移動します。
(ちなみに私たちは野球は好きですが巨人ファンでもヤンキースファンでもありません)


実は私たち
城島茂記念館にも行ったことがあるのです。


そのときいろいろな意味でかなり楽しかったので
夫は結構ノリノリ。
タクシーの運転手さんにも
「何時までいるか分からないので帰ってもらっていいです」と交渉。


しかし運転手さんに
「みんな30分くらいで出てきますよ」
と断言されて待って頂くことに。


結果としては30分ぐらいで出てきました。
ここは行くのは楽しいですが
行くまでの交通手段が結構大変なので
熱烈な巨人ファンか松井ファンでないと
オススメは出来ませんねえ。。。
別に松井パパもいないし。。。


こういう記念館ものって
過度な期待をしちゃいけませんね。
でも子供に「観る」練習にはとてもいいので
地方でこういう記念館モノを観たら
行ってみるのもいいかもしれません。


ちなみにここでお手製の帽子を無くしてしまいました。。。
ものすごく残念ですがでもそれなりに楽しかったし
帽子はまた作ればいいのでまあいいです。

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2009-08-20

「勧進帳ものがたり館」に行ってきました。

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小松空港に降りたときから気になっていました。



「ようこそ歌舞伎のふるさと 小松へ」


の文字。


???


話を聞いてみると


「勧進帳」の舞台である「安宅の関所」があるからとのこと。
小松空港へ行く途中その場所に「何か資料館等あるのですか?」
と聞くと「小さな資料館がありますよ」とのこと。


飛行機は夜。
行く場所は今のところ2つ。時間に余裕はある。


そこでまず小松空港から
勧進帳の里 安宅ビューテラスという場所に
行ってもらうことにしました。


途中の橋で富樫と弁慶の銅像を観て
大興奮の息子。
その息子に大爆笑のタクシーの運転手さん。


小松空港から程近い場所。海の傍に
その勧進帳の里 安宅ビューテラスはありました。


まずは巨大な弁慶、富樫、義経にご挨拶。
勧進帳の舞台「安宅の関所」は現在は区画整理の結果
海の中だそうなので
このくらい大きな像のほうが
よく見えるのかもしれません。



その後ビューテラスでチケットを買って
勧進帳ものがたり館へ移動。


説明員のおねーさんは
「息子が好きなので」と聞くと絶句。
最近はタッキー好きな人、もしくは大河ドラマ好きな人が
大半だそうです。

ちなみに私たちは大河ドラマを全く見ないので
最初に多く設けられている弁慶の大河ドラマの写真資料も
殆ど観ませんでした。


息子が食いつきまくったのは
石川県こまつ芸術劇場うららこけら落とし公演「勧進帳」の
ダイジェスト映像。
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初めて観る「板東三津五郎の富樫」に夢中。
何度も観ている「市川團十郎の弁慶」にももちろん夢中。

こんなに食いついて観る子は
そういないでしょうな。


本人はもっと観たかったようなのですが
後は文楽の人形等の展示だったので
次の場所に行きたがる旦那にせかされ
勧進帳のふるさと堪能の時間は
あっという間に終了しました。



息子は憧れの勧進帳のふるさとに来れて
大満足だそうです。よかったよかった。


後は本物の「勧進帳」鑑賞をしたいもんです。
いつも夜の部の二幕なんだよなー。
せめて冬までに一幕で開催を御願い出来ませんでしょうか。
歌舞伎座様。。。。

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2009-08-19

ほたるいかミュージアムに行ってきました。

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地方をドライブしていて
よく見かけるのが「道の駅」と「特産品の博物館」。


この「特産品の博物館」は
子供の美術館鑑賞の練習に最適だと思います。
私たちはこのような博物館には近くに来たら
なるべく足を運びます。


理由は3つ。

1;子連れでも入りやすい雰囲気
2:トイレが綺麗で近い
3:レストラン併設が多く味もそれほど外れがない



というわけで
今回はほたるいかミュージアムに行ってきました。


発電所美術館から車で約30分。
海沿いの商業施設の一環という感じで
ミュージアムはありました。


こちらは水族館と博物館と資料館を
出来る範囲でかき集めた感じ。
1つ1つの展示も工夫されていて
小学生までだったらかなり満喫できる感じです。
龍宮ホタルの発光ショーも見れました。
とても綺麗でした。


併設レストランの食事も美味しかったです。


こういう施設、侮れません。
子連れにはオススメです。

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2009-08-19

入善町下山芸術の森 発電所美術館「塩田千春展?流れる水」を観てきました。 

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唐突に書いてみるけど私の夫はそれほど美術好きではありません。
なので今回の金沢旅行で
この入善町下山芸術の森 発電所美術館を提案してみても
最初はあまり乗り気ではありませんでした。


そこで
「いつも参考にさせてもらってる美術ブロガーさんたちの間で超オススメなんだよ!」と力説。
その後ホタルイカを堪能しようというルートも決まったので
入善町下山芸術の森 発電所美術館にレンタカーで出かけました。



正直それなりに長い距離。
飽きてきた息子に車中色々な遊びをしながら
なんとか到着。





入った途端夫が絶句。



すごい。
凄すぎる。


暑い暑い外気とは
全く違うこの環境。
山のようなベットに流れ落ちる水。




この迫力は正直そう簡単には味わえるものではないでしょう。
水が止まった後の水滴の音がまた素晴らしい。
水滴がいろいろな音に反響して語りかけてきます。
世界がまた深く深く広がっていきます。



息子は水の音、水滴の音、大きなパイプの中の反響の音など
あらゆる音を堪能。空間を満喫していました。


「どんな感じ?」と聞いたら


「これは有名な人が作った作品だよ」


とのこと。
ここまで迫力ある作品。
絶対に有名な人に違いない!と思った様です。




「金沢21世紀美術館より凄かった。。。」
夫はそうつぶやきながら3人で会場を後にしました。



この場でしか味わえない感動。
すごいです。また来たいです。
本当に行ってよかったです。

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2009-08-18

金沢21世紀美術館「開館5周年記念展「愛についての100の物語」」を観てきました。

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我が家の夏の家族旅行計画は


「どこの美術家に行くか」


から始まります。


今回は迷宮美術館で地方美術館の特集を見ながら検討。


息子の「ここに行きたい!」で


金沢、小松に行くことにしました。


memeさんから色々情報を頂き
ホテルは金沢白鳥路ホテルに決定。

ここのホテル大正解です。
正直「もしかしたら大人向けかな?」と思って向かったのですが
家族やご夫婦や恋人でも大丈夫な
とても上品な対応をして頂きとても楽しめました。


金沢に行くとしたら宿は絶対ここにします。

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朝一の便で小松入りしたら
こんな看板を発見。


???


この謎は3日後に解明することができました。



まずは最初の目的地金沢21世紀美術館へ。


最初に驚いたのは爆音。



選挙の出陣式でした。。。
そう、今日は公示の日。


選挙嫌いの息子は泣きそう。
なのであわてて入館しました。


金沢21世紀美術館は普通の美術館と違い
動線が自由になっています。
大きなラインさえ守ればどこを見ても良し。


でもこういう鑑賞の仕方って
正直子連れだとどこまで見たか訳わかんなくなっちゃうんですよね。


でもそれでも1つ1つの部屋は楽しさを感じさせるものがあって
作品それぞれは見ててとても楽しめました。



正直言うと横尾忠則は私たち家族の好みではないので
全体的にスルー。




「愛についての100の物語」を重点的に見ました。



ここで宣言。この美術館ほど
「子連れであること」に遠慮感を感じなかった美術館は珍しいです。
最初から「家族で見る」ことを前提にしている感じが
とても気持ちよかったです。


例えば「塩田千春「記憶の部屋」では
ガラス窓の作品に子供が触らないように係の人が上手に誘導してくれます。
「触っちゃダメ!」ではなく誘導してくれるのです。
いろいろな美術館を訪れているから
いろいろな体験をしているので
この誘導にはものすごく感激しました。


正直人が多かったので
1つ1つの作品をじっくりという感じではなかったです。
でも人が多くても違和感を感じることなく
楽しめたので「また来ればいい」と思いながら
美術館そのものを楽しむことが出来ました。


金沢の子供はこういう美術館が
傍にあって幸せだなあ。


あと数十年したら
金沢からものすごい芸術家が誕生するだろうなと
確信してしまいました。

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2009-08-16

幕張メッセ国際展示場「恐竜2009 砂漠の奇跡!!?恐竜ミイラ化石と世界最大の恐竜」展に行ってきました。

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夏休み二日目の旦那さん。
いつものように自分だけ寝坊していましたが
急に「恐竜観に行く!」と起き出してきました。


というわけで家族3人で幕張メッセ国際展示場まで車で移動。
「恐竜2009 砂漠の奇跡!!?恐竜ミイラ化石と世界最大の恐竜」展に行ってきました。


10時過ぎに会場に到着したので
正直出遅れたかと思ったのですが
会場が巨大なおかげで
まだ余裕で鑑賞出来ました。

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でもあまりの巨大な規模なので
これは「観てくる」ではなくて「行ってくる」って
感じですね。。。
とにかくでかかった。でかすぎました。



面白かったのは
恐竜の骨と復元模型の間に亀の水槽があったこと。
なんか亀が「現代に生きてる恐竜っぽく見えて
楽しかったです。
あとは研究者のおじさん達の描き方が。。。
かっこよく描きすぎですわ。ちょと笑ってしまいました。
でもきっとこういうのを見て「僕も!」って思う子って
絶対いますよね。楽しみですね。


ちなみにこういう展示にありがちな
協賛企業の影はちらちらしていましたが
発掘キャンプの再現に車を組み込ませたりとか
大スクリーンの下にロゴを入れたりとか
邪魔にならない感じで好感がもてました。


親の目もしっかり意識してる感じです。


makuhari081603
makuhari081604
子連れ鑑賞を前提にしているので
大きなスクリーンで分かりやすくて短い映像を頻繁に流したり
体験型の展示があったり
展示物に踏み台があったり
途中で飲み物のみのカフェスペースがあったりと
工夫が沢山されてありました。

途中休憩スペースやトイレも沢山ありましたしね。




なので待たされる子や見えなくて愚図る子ってのは
あまりいなかったです。
係員の人も多めだったから安心して鑑賞出来ました。
私は旦那さんに息子を任せて写真撮りまくってました。。。

でも午前からお昼前だったから平和だったのかもしれません。
眠くなると子供って暴走しますからねえ。。。


子連れ鑑賞は朝から午前がオススメですかね。
お昼は幕張メッセのフードコートが沢山あるので
入る場所がない!ってことで困ることはないと思います。



帰り道息子に感想を聞くと
面白かったそうですが
それほど大ヒットでもなかったみたいです。
マメンキサウルスにはびっくりしたって言ってました。
確かにあれはでかすぎます。
あとは「広くて疲れた」だそうです。
確かにみんな大きかったね。お疲れ様。



彼は科学博物館に通いまくっているので
「恐竜」は案外身近なのかもしれません。





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食事の後父子がどうしても行きたい!というので
千葉県に入ったら行かずにはいられないこの場所に移動。
幕張から車で約30分で到着。

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佐倉きのこ園
川村美術館に車で行った際は絶対寄って下さいね。
ここのしいたけ狩りは三歳児でも十分楽しめます。
買うだけってのも出来ます。

ここの椎茸や野菜は絶品です。
本当にオススメ。

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2009-08-14

東京国立近代美術館「寝るひと・立つひと・もたれるひと」を観てきました。

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科学技術館で沢山遊んだ後お友達を駐車場まで見送り
帰り道に見えてきたのは国立近代美術館。


息子は今日竹橋に降りた時から
「ゴーギャンだよ!ゴーギャン!」
と興奮気味。
そこで「帰り道に観たいかどうかよく考えようね」
と言っておいたことを思い出しました。



どうしてゴーギャンを知ってるのかというと
迷宮美術館で以前特集を見たことと
訪れる数々の美術館で観るポスターを観て
情報をインプットした模様。


そこで帰り道に再び寄ってみると


行きよりも人は少ない模様。
そこで息子に「どうする?」と聞くと
「行ったことない美術館だから行ってみたいけどでもゴーギャンは好みじゃない」
そうか。じゃあ止めるか。。。と思ったら



「これが観たい!」


と萬鉄五郎《もたれて立つ人》1917年に釘付け。

よく見るとギャラリーで小さな個展が催されているらしい。
時間も夕方だしぐるっとパスで入れる常設展のみを楽しんでみることにしました。



いつものように入館後子供向けに配られているパンフレットを
「僕もみたい」と息子が言うので
「頂けますか?」と係の人に伺うと

「対象は小学生から中学生ですので」

と配布を拒否。
息子がっくり。私もがっかり。
子供向け資料を断られたのはここが初めてです。


そんな気持ちを吹き飛ばしてくれたのが常設展の充実ぶり。


モーリス・ルイスがあったり
河原温の「孕んだ女」
原田直次郎「騎龍観音」を見れたりと
かなりワクワクものでした。


息子も美術番組で観たことがある作品が多くてとても楽しそうでした。
特に気に入ったのが【土田麦僊《湯女》1918年】。
湯女の説明に困りました。。


そして「寝るひと・立つひと・もたれるひと」へ。


こちらは構図と背景によって描かれた人物がどのような
姿勢であるのかを考察した小さな展覧会。

所蔵作品の中から構図で考察できる作品を選んだとのとのことですが
とても見応えのある展覧会でした。
息子もいろいろな向きで作品を観てとても楽しんでいました。


息子も外のポスターで一目惚れした萬鉄五郎「もたれて立つ人」の実物にご対面。



「ポスターと違って大きいんだね!」


と目を輝かせていました。


こんな風に本人が「観たい!」と思ったものを
すぐ見せられるなんてことはまずないので
こちらもとても気持ちよかったです。

常設を1時間程楽しんだ後二人で気持ちよく帰りました。






次回の河口龍夫展は個人的に期待しているのです。
国立近代美術館、また是非再訪したいです。


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国立近代美術館
竹橋より母子の足で約3分
休館日は原則月曜、展示替期間。詳細はこちら

theme : 美術館・博物館 展示めぐり。
genre : 学問・文化・芸術

2009-08-14

科学技術館に行ってきました。

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今日は幼稚園のお友達とのお約束。
外は暑い、暑い。しかもお盆。
どうしようということで
科学技術館に行ってみることにしました。



こちらのような博物館としては
国立科学博物館
日本科学未来館


が有名かと思います。
私たちは国立科学博物館は大好き。
あそこは何度行っても飽きません。
しかも楽しく学んでる!という感じで
上野駅に着く頃には満足感に浸ることもできます。

そして併設レストランの質も高い。


今日行った科学未来館は
正直学んだ感は殆どないです。
遊んだ感はあると思うのですが。
体験する設備のメンテナンスも行き届いていないし。



今日のような暑い日、寒い日に外気を避けて
小さな子供を遊ばせるにはとてもいい環境だと思います。
息子も「沢山遊んだねー」と話してましたし。
小さい子と母親数組で出かけるにはとてもオススメです。
トイレも多い、休憩椅子も多い。
そして入館料も安いです。



学びたい!と思う家族は竹橋ではなくて上野に行きましょう。




科学技術館
地下鉄東西線竹橋駅から母子の足で10分
休館日:年末年始

theme : 美術館・博物館 展示めぐり。
genre : 学問・文化・芸術

2009-08-11

江戸東京博物館「トークショー 市川染五郎の歌舞伎であそぼ!」に行ってきました。

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今日は先日写楽やmomoさんに伺った際に発見した
江戸東京博物館主催の
「トークショー 」市川染五郎の歌舞伎であそぼ!」
行ってきました。


先日からちょと風邪気味の息子。
大丈夫かなと思いながらも
本人は行く気満々。
ストックした風邪薬を飲んで
いざ江戸東京博物館へ。


考えてみたらここはもう5回目?
よく行ってるなー。


トークショーは二部構成。
第一部は染五郎さんと鈴木英一さんという早稲田大学教授のトーク。
第二部は染五郎さんとワークショップ修了生が「歌舞伎なりきりわざくらべ」を躍る
という構成。


当日券の値段はS席4500円、親子券5000円。









これから苦言です。

この企画はとてもこの値段に見合ったものではないです。
理由は5つ。

1:今回の内容が「第二部の子供の踊りがメインである」
=子供の学芸会に近いものです
ということがトークショーのポスターに殆ど明記されていない。

2:ワークショップというものが何であったか案内に全く明記されていない
しかも実際のトークショーで画像での紹介がなかったので
ワークショップに参加していないものには全く想像が出来ない。

3:ワークショップの終了発表会がメインという内容で
その内容が理解出来ていない親子が観に行くには
この値段は高すぎる。

4:第一部のトークが全くもって子供向けでない。

5:第一部の舞台装置がお粗末すぎる。
対談時には花ぐらい用意しましょう。




第一部のトークは大人の私が聞いてるには
つまらないものではなかったです。
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第二部の染五郎さんの踊りは綺麗だなって思ったし
子供さん達の踊りは見ててとても楽しかったし
子供と交流する染五郎さんはとても楽しそうだった。




しかし親子券を用意してるなら
子供向けをもっと意識した構成にしてほしかったです。
息子も第一部は途中で爆睡してしまいました。
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退屈して愚図る子供も多かった。。



企画した学芸員の方は最後に
「ワークショップを定例化したい!」
と感動して話していましたがそれだったら

・歌舞伎の面白さを表すような画像、映像
・ワークショップのスケジュール紹介
・そこで使われた資料

等を紹介しないと。。。結局私は

そのワークショップが合計何回だったのかとか
どんな宿題が出たのかとか
何時間ぐらいに作業をしたのかとか

具体的なことが全く分かりませんでした。
後でHP検索したらありました。。。
でもその場で説明しないとねえ。。。


今日のトークショーを見た子が
「歌舞伎を見てみたい!」と思うとは思えません。
その時点でこのトークショーの企画は失敗だと思います。



「子供の発表会」をメインのポスターにしておけばよかったのかな。
でもそれだったらこの値段設定は非常識ですよね。
知らない子供の発表会に5000円近く払います?
払わないでしょ?





今回のこのトークショーをみる限りでは
ワークショップに参加しなかった私たちのような親子が



「今度はぜひ参加してみたい」



という気になりません。






企画者には猛反省してほしいです。
江戸博の子供向けイベントがこれほどまでに
値段と内容のバランスが悪いものとは思いませんでした。
こちらの美術館の子供向けイベントにはもう行かないと思います。
(それとも染五郎さんファン=歌舞伎ファンはお金を払うと思われてるのか!?)





私たちは美術館や博物館の親子イベントによく参加するから
求めるランクが高すぎたのかもしれません。
でも残念です。残念すぎます。
江戸博は常設や企画展がいいものが多いのに残念です。

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genre : 学問・文化・芸術

2009-08-09

グランドプリンスホテル新高輪「夏休みファミリーフェスティバル 大鉄道博」に行ってきました。

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子供が喜ぶアートっていうことで。


グランドプリンスホテル新高輪で開催中の
「夏休みファミリーフェスティバル 大鉄道博」に行ってきました。


私は兄がいわゆる「鉄道マニア」なので
今回は兄夫婦を誘って5人で参加。



息子が「おもちゃ」というものに興味を示し始めた頃私は兄に

「男の子は鉄道が好きになるのはいいぞ!」

と言われました。



理由は3つ。


1:鉄道なら本物をみせやすい
2;地図や地理が身近になる
3:実際に乗車して「感動」を味わえる


なるほど。


そこで電車関係のおもちゃは積極的に楽しむようにしています。



兄夫婦と待ち合わせて10時前に会場に着いてみると
なんと黒山の人だかり。


チケット待ちの列!かと驚き確認すると


「「リニアモーターカー「リニアGT」体験乗車」の列ですよ!」


とのこと。せっかくなのでチケット購入。
(10時前に並んでチケット購入30分ほどかかりました。。)
リニアはお昼前には3時間待ちとかになっていたので
早めの購入がお勧めです。


乗ってみた旦那さんに聞くと
「ガタガタして乗り心地悪かった」
とのことだったのでまあ体験ですね。

その他にも沢山のプラレールやジオラマ
懐かしい昔の電車のきっぷやおもちゃ
鉄道の映像や模型がたくさんあります。


中で食事も出来るみたいですが
ものすごく待つみたいなので私たちは止めました。

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このようなイベントは子供向けなので
正直騒いでもそれほど問題はありません。
ただこういう場所から


・展示されているものにさわらない
・体験できるものは並んで順番に
・説明は静かに聞く


ということに慣れていいことではないでしょうか。


ただ1つものすごく残念だったのは
プラレールで遊ぶコーナーが【90分待ち】で
その列に大勢の家族が並んでいたこと。


プラレールで遊ぶコーナーは20分ごとに交代制。
確かに家で遊ぶよりかは数も多いけど
でもそれなりのお金を払って「プラレールに並ぶ」っていうのは
ちょっとどうなんでしょう。
それにそういう風に待った子供が20分で遊びを止めれる訳がないです。
楽しくない気分でイベントが終わってしまうのはもったいないなと
勝手に思ってしまいました。


せっかく昔の電車の展示物やジオラマが沢山あるんだから
そういうものに目を向けさせてあげればいいのに。。
って思ってしまうのでした。

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ちなみに我が家最後にプラレールを1セット購入し
「ロングプラレール」に挑戦。
これは会場全体の壁に引かれたレールに購入したプラレールを走らせて遊ぶもの。


全長おそらく100メートル。


電池さえあれば何回でも出来るそうです。
この体験は他では出来ません。
オススメです。




大鉄道博
開催場所:グランドプリンスホテル新高輪 大宴会場 飛天
(品川駅から少し歩きます)
開催期間:2009年8月1日[土]?8月31日[月]
開催時間:10:00?17:00 [最終入場は閉場の30分前]
車での来場は可能ですが開催時間直前に行かないと停めるのに非常に時間がかかります。
駐車場割引はあります。

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2009-08-07

六本木ヒルズ東京シティビュー「SKY AQUARIUM III」を観てきました。

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森美のこの時期の展示として恒例になりました
六本木ヒルズ東京シティビュー「SKY AQUARIUM III」
一緒に拝見してきました。


こちらへの参加も3年目ですが
楽しんで参加させて頂いております。

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毎年ここで観る水槽とかもあったりして。
本当に綺麗です。



ただ正直今年は
商業的な側面が強すぎてる感じがします。

携帯を水槽に入れたり
いろんな色の光線を当て続けていたら
本当に魚の体調に悪そう。。。




なんか違った方向に進んでる気がするのは
私だけでしょうか。。。



(これで500円は高いよ。。。)




子供の思い出に残るのは
ほんまもんの水族館だと思います。
こちらメインはオススメしません。
ぜひ森美とセットでどうぞ。





スカイアクアリウム?
開催期間;2009年07月17日(金)?10月04日(日)

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genre : 学問・文化・芸術

2009-08-07

森美術館「アイ・ウェイウェイ展?何に因って?」を観てきました。

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本日は午後からお呼ばれ。
午前中どうしようかなと思いながら
明け方起きると既に暑い。


涼しい所に行きたい。。。


そこで
森美術館「アイ・ウェイウェイ展?何に因って?」を観にいくことに
しました。


こちらは25日におやこでアートを申込済。
だったらその日に行けばいいのですが
どうしても気になることが。だって


森美術館館内での写真撮影を試験的に許可してるのです!

詳しくはTakさんのブログより


ここまで革新的で試験的は試みは日本初。
どうしてもおやこでアートの前に自分の目で確かめておきたい!
息子にも説明しいざ森美へ。


移動中既に暑くなり今回の判断は正しかったと再確認。


いざ森美の前に行って
「イヤホンガイドいかがですか」
と薦められる。無料とのこと。
あれ?ここっていつも無料ですか?
(子連れだと気がつかないことも多いのです・・・)
今日は人も少なそうなので大丈夫かなと思い
借りてみることに。

ちなみに子連れでは基本イヤホンガイドは薦めません。
慣れていないと子供から目を離してしまい
とんでもないことになりかねません。



息子は「イヤホンガイド」の役割をいちょう理解してるので
何度か聞かせてみました。
美術番組を見慣れているせいか特に抵抗なく聞いていました。


ただ途中で


「おかーさん!ミニマル・アートってなあに?」


えっとだねえ。。。
とことん無駄のないものをアートとして定義するっていうものだった気がするだけど。。。
母まだ不勉強な点が多いです。





平日昼間という状況だったせいか訪れる人は少なめ。
しかも美術館を訪れる人の半分以上が外国人観光客。


なので安心して作品を楽しむことが出来ました。

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息子も作品を(許される範囲で)近づいたり離れたり
イヤホンガイドを聞いたり作品の真似をしたりと
楽しんで観ました。




「写真撮影に夢中になって作品を楽しめないんじゃないか」



と最初は思ったのですが
いやいやデジカメさんのおかげで
構図を考える為に作品を何度もいろいろな角度から観たりするので
今までより深く深く味わっているという実感が持てます。


もしかしてこれも狙い?


そしてとにかく驚いたのが「自然光」。
天窓っていつもは開けていないですよね。
シンプルな形に降り注ぐ光は
その作品の「その瞬間にしかない姿」を実感することが出来ます。


なのでオススメ時間帯は絶対に【晴れている日の午前中→お昼】だと思います。



とても森美という箱にあった展覧会でした。
観ている方も安心して楽しむことができました。


25日も楽しみです。



しかし!心配なのはこちら。
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これ、絶対昇る子出ます。
今回の「おやこでアート」はここが一番注意しなければいけないポイントです。


Ping

作家:アイ・ウェイウェイ  
この写真は「クリエイティブ・コモンズ表示・非営利・改変禁止2.1日本」ライセンスでライセンスされています。


森美術館
東京メトロ日比谷線「六本木駅」より母子の足で徒歩7分。
11月8日(日)まで無休です。

theme : 美術館・博物館 展示めぐり。
genre : 学問・文化・芸術

2009-08-04

GALLERY MoMo Roppongi 「サマーグループショウ「Hop Step Jump」展」を観てきました。

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日比谷を堪能した後は
食事をするために六本木へ移動。

その後GALLERY MoMoさんの近くにいることに気づき
お邪魔させて頂くことにしました。

両国でお世話になったオーナーさんの息子さんと再会。
両国にいらっしゃるのかしらと思ったので
驚きと共にとても有り難かったです。


日比谷の後だったせいか
グループ展特有の楽しいざわざわ感が心地よいです。
日比谷が文化祭のステージだったら
こちらは部室が並ぶ学校の廊下のような雰囲気。

リラックスした楽しい感じが心地よいです。

若い作家さんのエネルギーの放出の仕方って
展示する場所によってものすごく雰囲気が変わるのですね。
展示替えがあるとのことなのでまたぜひ伺いたいです。

オーナーさんに「前回の「体育のじかん観たかったんですー」と話したら
作品を少し見せて頂いたりして。。。本当に大満足でございました。


「ギャラリーの心地よさ」って本当に気持ちいいです。
ああ、もっと早くからこの楽しさを知りたかった。



息子は以前優しく遊んで頂いた息子さんに会えて大興奮。
最初は1つ1つの作品を観て楽しんでいたのですが
興奮しすぎて最後は羽目をはずし私に一喝。
帰りの電車の中で反省しておりました。。。
いつもありがとうございます。そしてすみません。。。




ギャラリーモモ 六本木 
地下鉄日比谷線六本木駅1b出口から母子の足で徒歩1分。(麻布警察署裏)
六本木ヒルズハリウッドプラザから麻布警察署裏に向かう感じです。
定休日は日曜日・月曜日・祝日
営業時間 は火 - 土曜日 : 12:00?19:00
夏期休業は8月9日(日)- 8月17日(月)です。

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genre : 学問・文化・芸術

2009-08-04

高橋コレクション日比谷「neoneo展 Part1[男子]」ネオネオ・ボーイズは草食系?」を観てきました。

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梅雨明けしたはずなのに
8月だっていうのに
なんだか梅雨みたいな天気の東京。


今日は雨降らないらしいけど
明日からはまた怪しい雲行きらしい。


今日は夕方からお祭りの予定。
その前にじっくり昼寝してもらうために
昼前後はギャラリー巡りを♪ということで


まずは
高橋コレクション日比谷にて
「neoneo展 Part1[男子]」ネオネオ・ボーイズは草食系?」を観てきました。


ネオテニーjapanにて
作家さんの熱い想いみたいなものを
全身で受け止める気合いみたいなものを
感じさせてくれるこの「高橋コレクション」。


さて今回はどんな感じなのかと
楽しみにでかけたのですが

期待通りでした。


こういう風に全身で受け止めてくれる環境があってこそ
伸びていくアーティストさんって絶対いると思います。
皆さんの次の作品が楽しみです!と素直に言えるような展覧会でした。


ARATANIURANOさんで個展を拝見した梅津庸一さんの作品もじっくり鑑賞。
息子は竹川宣彰さんの「Cicada's eclosion and I #3」が気に入ったそうです。
戦国絵巻のような絵が随所にちりばめられているこの作品。
観てて本当に楽しかったです。



でも今回一番驚かされたのは
入り口に置かれた作品。


いろいろな素材をさくっと置いただけの作品。
そこに映像があるだけの作品。(詳細メモ出来なかった。。残念!)


11時に入ったので正直
「あれ、これ片付け終わってないのかな」
と思ってしまうような作品。



素人考えからして

「出入り口に見える作品って興味のない人に気づかせる為に
 第一印象で衝撃度の高い作品を置くのでは?」
と思うのに


この片付け途中のような作品を置いてしまうなんて!




受付の方にお話を伺うと
キュレーターさんがこの作品の配置場所を決定したとのこと。

この思い切りの良さ。凄すぎ。




内田真由美さんと児島やよいさん。
この二人のお名前はチェックしておこうと思います。




高橋コレクション日比谷
〒100-0006 東京都千代田区有楽町1-1-2 日比谷三井ビルディング1階
TEL:03-6206-1890
《開館時間》午前11時−午後7時 月曜日休み
《交通案内》・JR「有楽町」駅徒歩5分
東京メトロ千代田線・日比谷線「日比谷」駅(A5、A11出口)徒歩1分

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genre : 学問・文化・芸術

2009-08-03

横浜美術館「柳 宗理展」を観てきました。

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おやこのフリーゾーンは
あまりに混んでいたので
私の母は外で待っていました。




フリーゾーンを堪能したあとせっかくだから一緒にアートを感じたいので
「柳 宗理展」を一緒に鑑賞することにしました。



柳 宗理=バタフライ・スツールぐらいの知識しかなかったのですが
いざ観てみると

「え!これもですか!」

というものが沢山。


「自動ドア」のデザインが柳 宗理さんだったなんて!!!
ものすごく驚いてしまいました。



あとカトラリーの制作過程の資料展示の映像に息子食いつきまくり。
この映像そのものがアートでありました。
こういう「モノを真剣に作る行程」の映像ってもっと子供に見せるべきですよ。
遊び食べや食器で遊ばなくなるきっかけになると思います。


デザインサイト等でこういう作品を沢山観ているからでしょうか。
息子がとても興味深く観てくれたのがとても嬉しかったです。
おもちゃや椅子などを色々な方向からじっと観ていました。


あと息子がじっと観ていたのは蛇口のデザイン。
今はあまり見かけなくなった黒に水は青、お湯あ赤の円が入ったデザインをみて



「ぼくこういうの知らないなあ。。。」


そうですよね。随分変わりましたよね。


私の母は片手鍋や計りを見て
「こういうのあったわー」って懐かしそうに見ていました。



「柳 宗理」という人がとても昔から私たち一般人に浸透しているデザインを
発信し続けているんだなということを実感出来て本当によかったです。
三世代鑑賞の醍醐味ですな。私の母に感謝です。






ちなみに息子は係員さんが座っていた
「スタッキング・スツール」に座らせてもらいました。


感想を聞くと


「かたい」


私の母爆笑。

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genre : 学問・文化・芸術

2009-08-03

横浜美術館「おやこのフリーゾーン」に参加してみました。

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本日は私の母を誘って
横浜美術館の「おやこのフリーゾーン」に参加してみました。


本日は天気予報では【今日だけ晴れ】。
水遊びにはきっといい日です。


10時開始時に行けばまあいいかなと思い
待ち合わせを10時にしたのですが
いざ行ってみると黒山の人だかり。


実母曰く
「随分前からすごく並んでいたわよ」


人気のあるイベントなのですね。。。



息子は今日は絵の具の気分。
やる気満々でまずは水着に着替えました。
こういう絵の具のイベントは夏は子供は水着が一番です。
そのほうが親も気軽に参加させられます。



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そしていざ色水遊びや絵の具遊びに参加。
絵の具は並んでおねーさんに欲しい色を言ってもらいます。

絵の具を配るおねーさんがすごい。
「白ー」とか言う息子に


「かっこいい服着てるね。その服と同じ色にしてあげる」


といって絵の具を自在にブレンド。
結果としてラッシュガードとほぼ同じ色になり息子大興奮。


こういうことが印象に残るんだなーって
再確認させられました。


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いざ絵の具をもらったら
芸術は爆発です。書きまくります。





ちなみにこのシステムですごいなって思ったのは

・コップと筆がかなり沢山あって子供が奪い合うということが全くなかった
・絵の具を持った子供が暴走することがないので親も安心していられた
・制作に夢中になってる子に他の子が乱入してきてもそこで切れる子がいなかった


とても楽しかったですが正直とても不思議でした。

こういう子供のイベントっていうのは
私たちは幼稚園とか色々な場所で体験しています。
今回とにかく驚いたのは
人口密度の割に秩序が完璧に保たれていたこと。
必ず暴走する子っているんですけどねえ。。。


なんでなんでしょう?



今回初めて参加したので
理由は分かりません。
でもこの秩序を保てる理由、正直とても気になります。



横浜美術館
JR桜木町駅から徒歩15分。
あかいくつ号乗車で「みなとみらい大通」から母子の足で徒歩3分。
おやこのフリーゾーンは不定期開催です。詳細日程はこちら

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