2009-03-28
東京都写真美術館「やなぎみわ マイ・グランド・マザーズ」を観てきました。

最近ミッドタウンで遊んでからは
日比谷線で帰宅するようになった。
なので東京都写真美術館も射程内。
体操教室最終日の昨日は
東京都写真美術館にて
「やなぎみわ マイ・グランド・マザーズ」を
観てきました。
実は写美って子連れ美術鑑賞にとても向いていると思います。
再入場も可能だし
1つ1つの展覧会が独立しているし
そして(内容はともかく)写真は観やすい。
以前はよく出かけていましたが
実は久しぶり。
やなぎみわさんは私は全く知らない人。
森村さんみたいなアプローチかと
思っていたのですが
ご自身でモデルはやらない人なんだそうです。
今回下は小学生、上は40台の女性達に
「自分の理想のおばあちゃん像」を語ってもらい
それを実現するというアプローチ。
(でもご自身もモデルででている作品もあり)
正直最初は「全部やなぎみわさんなんだろう」と思っていたので
どうして自分でやらないのか
そして
どうして自分でやろうと思ったのか
はすごく気になるポイントでした。
「「マイ・グランド・マザーズ」シリーズは
自分のおばあちゃんが50人も100人もいたらいいのに」
という願いから始まりました」
とやなぎみわさん自身は語っているのですが
ここで自分がモデルにならない
↓
やっぱやろう
という流れは撮り溜めてきて
自分の理想が明確化したのか
それとも自分の本当のおばあちゃんを演じてみたかったのか
それとも
「作品」の中に自分のおばあちゃんが見えてきてしまい
怖くなってまた別のおばあちゃんを演じて現実感を薄めたかったのか
どんな心理状態だったのかなー
って思いました。
息子は写美は大好きなので
静かに鑑賞していましたが
おばあちゃん達のぶっとび様に
少し混乱気味でした。
帰る途中
写真撮るのって楽しいのかなーって
話していたので
今度古い使っていない携帯を充電だけして
写真でも撮らせてみようかなって思いました。
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theme : 美術館・博物館 展示めぐり。
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