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2008-11-18

江戸東京博物館「ボストン美術館浮世絵名品展」を観てきました。

edo1

歌舞伎大好きな息子。
写楽大好きな息子。

好きなものは存分に体験させてあげたい。
ってことで

江戸東京博物館「ボストン美術館浮世絵名品展」を観てきました。


今回は実母も誘ってみました。
なので私自身はとても気持ち楽に向かうことが出来ました。
本当にありがとう>母上



ボストン美術館は2回足を運んだことがありますが
ものすごくアジア美術を丁寧に扱っているという
印象があります。
なので今回もものすごく期待していきました。



画集を読み返してびっくりしたのですが
ボストン美術館はなんと浮世絵を5万点近く所有してるらしいです。
そしてそのうちの状態のいいものが来てるとのこと。

確かに色がすごい。素晴らしすぎる。
これが約250年前の印刷物だなんて
信じられません。

息子の好みにあわせての鑑賞だったので
ちゃんと観れたのは
後半ばかりだったので
画集を見直してみたのですが
やっぱ後半の役者や風景が好きだなあ。
自分に予備知識があるからでしょうか。


初期のあっさりした筆遣いも
とても素敵なんですけどね。


でも北斎をみて
お茶漬けを思い出してしまったのは
私だけではないはず。。。

まあいいんだけどね。






息子は
大好きな写楽とテレビで観た豊国には食いつきましたが
歌麿や北斎にはいまいち。。。

歌舞伎好きな息子には

【歌舞伎=浮世絵=大首絵】

という方程式があるみたいで
風景画や美人画はいまいちだったみたいです。
ものすごく混んできたということもあり
後半はあまり観れなかった。。。

でも2/3はじっくり観て楽しんで鑑賞して
まわりのおじさまおばさま達に鑑賞されていたので
よかったことにしましょう。


っていうか疲れ果ててた実母。
慣れてないと2歳半児連れは疲れるよね。
本当にありがとうございます。

でも息子が写楽を間近でみて
ものすごい昔の版画があれだけ美しく保管されていて
日本へ里帰りしたという事実を体感できたことは
よかったのではと思います。
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theme : 美術館・博物館 展示めぐり。
genre : 学問・文化・芸術

2008-11-14

国立新美術館「巨匠ピカソ 愛と創造の軌跡」展を再訪してきました

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久しぶりの運動教室。
そして散歩には本当に心地よい温度。
息子は
「でざいんさいといくの!」
と騒いでいたが結局ベビカで眠ってしまいました。



この時間もったいない。
そう思い
国立新美術館「巨匠ピカソ 愛と創造の軌跡」展を再訪することにしました。

実は10月に1度足を運んでいるこの展覧会。
ピカソがどーしても好きになれない私には
このような回顧展的な展示は
どうも好きになれずにいました。


でもこれだけの人をひきつけるピカソ。
ここまで広範囲で作品を見れる機会はないだろうし
見直したら発見があるかもってことで
足を運んでみることにしました。




まず入ってびっくりしたのは
家族連れの多さ。子供たくさん。
今まで観た国立新美術館の展示で
一番子供が多い感じがしました。
これもとっつきやすいからかなあ。



展示構成も一度体験済みなので
全体像を思い浮かべながら
1つ1つを探求。


回顧展的なものって
全体像がみえてないと
なんか迷子になってしまう感じがするですよね。



今回は2度目なので
そういう迷子は少なかったな。



ピカソはその時好きだった女性を
モチーフに描くことが
とても多いんだけど
晩年は自分の子供の絵も増えてきます。


女性の絵にはなんだか強い「欲」みたいなものを
感じるのですが
子供の絵には人間愛を感じるのですね。


その切り替えのきっかけかなって思ったのが
「挑戦の虐殺」。
これはピカソの「ゲルニカ」と並ぶ反戦絵画だそうなんだけど
兵士と対比させてる母子、妊婦の姿に
ものすごく想いを感じたから。
それは
「トラックの玩具で遊ぶ子供」や
「デッサンをするクロード、フランソワーズ、パロマ」を
先に見ていたからかもしれません。



ピカソも人間、おとうさんだったんだなーって
思いました。



やはり見直してよかったです。


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2008-11-10

永眠しました

アートとは関係ないのですが
私がずっと可愛がっていた
フェレットが先日永眠しました。

病状が末期になってから
延命治療を続けていたのですが
担当の先生と話し合った結果
楽にさせてあげようとのことになりました。

6年半本当に
私に幸せを運んできてくれました。


本当に
本当に
ありがとう。


鼬は日本画でも
時々出てきますね。
鼬を観る度ついつい笑顔が
出てきていましたが
しばらくは涙が出てきてしまいそうです。

2008-11-05

東京国立博物館「大琳派展?敬称と変奏?」を再訪してきました。

本日は息子を保育園に預けて
東京国立博物館「大琳派展?敬称と変奏?」を再訪してきました。




風神雷神図屏風が好きになってから
琳派好きになった息子。
そこで琳派の本を読むうちに
私もかなり知識がついてきまして・・・



今の時期は展示替えで
「風神雷神図屏風」も4種そろうし
私がとにかく見たかった「槇檜図屏風」も見れるし
そしてイヤホンガイドも使ってみたいし
飼ってるフェレがもう危篤で
延命をやめるかどうか決断しないといけないのでパワー欲しいし



って色々やりたいことがあったのです。
息子を保育園に預けて
私は急いで電車に乗り込みました。



到着したのは午前10時過ぎ。
人の流れは思った以上にあり
薬師寺展の人混みを思い出して
思わず走る。


しかし走っていたのは
私だけでした。。


特に待つこともなく入場。
今回はイヤホンガイドももちろん使用。


まず入って憧れの槇檜図屏風とご対面。
少し小さめ。
でも金箔の使い方、墨の運び方に
とにかくうっとり。

今フェレのことで涙腺緩いので
思わず涙。


そして
憧れの宗達の風神雷神図屏風とご対面。



思わず並び食いついて観てみる。



すごい。
この屏風には風神雷神がいる。



前回観た
尾形光琳と鈴木其一の作品を見たときも
とてもパワーを感じたが
でも宗達はパワーの度合いが違う。迫力が違う。
宗達に比べると鈴木其一は申し訳ないが普通。


この4点を並べるっていうのは
ものすごく楽しめる。
ほんまに再訪した甲斐がある。


でも鈴木其一も負けちゃいない。
夏秋渓流図屏風。こちらの迫力がすごい。
まるで渓流がこちらに向かってくるような迫力。
鈴木其一興味なかったけど
この屏風を観て考えが変わった。


落ちこんで食欲なかったので
元気をもらいました。



本当に再訪してよかったです。
っていうかやはり気に入った展覧会は
何度も行かなくちゃダメだわって
改めて思いました。

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2008-11-04

伝統芸能情報館・情報展示室「歌舞伎の干支 「おもしろ動物づくし」展 を観てきました

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今日は私の母と一緒に
江戸東京博物館に
浮世絵を観に行こうと思っていたら


なんと休館日!


まあいく前に気がついたから
良かったのですが。


他も調べてみたのですが
月曜祝日で火曜休みっていう
ところ多し。




しかし歌舞伎モードの
息子納得せず。
「かぶきはーーーー!!!」とうるさい。



そこで
伝統芸能情報館・情報展示室へ
「歌舞伎の干支 「おもしろ動物づくし」展
を観に行きました。


こちらは国立劇場横にある
歌舞伎の博物館。
しかも無料。



展示内容は
歌舞伎に出てくる干支の人形と
演目の紹介。


錦絵を意識してるせいか
デフォルメしたデザインが
みんな可愛い。


でも犬と猿はかなりリアル。
実際によく見かけたからなのかな?



息子は大満足。
楽しんでくれたみたいです。



江戸東京博物館の浮世絵は
11月30日まで。
近々リベンジの予定です。

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