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2008-03-23

森美術館「アートは心のためにある UBSアートコレクション」を再訪してきました。

ART

以前「おやこでアート」で行った
「アートは心のためにある UBSアートコレクション」。
実は招待券を2枚持っていたので
旦那さんと3人で再訪してきました。


日曜だから
朝いちで!と意気込んで出発。
10時半前についたのですが
結構人がいました。
でも外人さんの親子連れが多かったので
もしかしたら近隣ホテルに泊まってる
観光客だったのかな。

いつも観に行く平日とは
明らかに観てる人が違い
なんか雰囲気も違いました。


今回は
展示にそれほど大きな変化が
なかったので
前回あまり観れなかった
映像作品を中心に見ました。


UBSのコレクションは
企業展示が前提なので
映像作品は展示目的ではなく
アーティストへの援助目的で
購入されている作品が多いとのこと。

今回の展示では
映像作品は
社会性の強い作品が多かったです。
こういう方針で援助してるのかな。


息子は以前来たときは
後半は眠ってしまったので
みせていなかった後半を
中心に鑑賞してもらいました。

後半は今回の展示会のテーマでもある
ジョナサン・ボロフスキーの作品「Art Is For The Spirit」や
畠山直哉 《ブラスト #5707》 など
大きなデザイン性の高い作品が多いので
観てて面白かったです。

最近話す言葉が増えてきたので
1つ1つの作品をみながら
自分の言葉のストックを
引っ張り出してくるので
反応が毎回違うので観てて飽きません。。


そして今回は旦那さんも一緒だったので
旦那さんにベビカを託して
息子に展示内の椅子に一緒に座って
WEBで展示を確認したりしたのも
面白い体験でした。


先ほど観たアートを
MACで観て「これ観た!」と思い出し
そしてその気づきを本物を再度観て
感動に昇華させる。。。
その過程はなかなか感動的でした。


だいたい40分で鑑賞終了。
その後はファミリーラウンジで遊び
展望台を堪能してきました。

sakurasakura

花見カフェが出来ていて
とても綺麗でした♪
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genre : 学問・文化・芸術

2008-03-21

サントリー美術館【開館1周年記念展「ガレとジャポニスム」】を観てきました

20080321145523.jpg

運動教室の帰り道
寝てる息子を眺めながら食事を済ませて
寝ている息子をベビカに乗せて
サントリー美術館に向かいました。

【開館1周年記念展「ガレとジャポニスム」】
下見するためです。

私は親子アート鑑賞において
「自分が「観たい!」と意欲満々でない展示」は
下見するようにしています。
なぜなら連れて行く側が意欲満々でないと
「どうなのかなあ」という気持ちが
息子に伝わって「この展示つまんない」と
思われては嫌だからです。


今回の「ガレ」は自分でも観たいのかどうか
いまいち気分がはっきりしなかったので
どんな発見があるか楽しみに向かいました。


結論としては
見応えがあり見せつけられた展示でした。


展覧会は下記の4つの構成です。

第1章:コラージュされた日本美術・・・ジャポニスム全盛の時代
第2章:身を潜めた日本美術・・・西洋的表現との融合、触れて愛でる感覚
第3章:浸透した日本のこころ・・・自然への視線、もののあはれ
第4章:ガレと蜻蛉


ここで第1章、2章でガレの作品の中にいくつか
日本で作られた作品があります。
この作品が素晴らしすぎるのです。
ガレの展覧会なのにガレがかすんでいるように
私は感じてしまいました。

花器や壷というある意味
「日常に存在するもの」を作品として陳列すると
歴史や宗教観が背景に感じられる日本の作品のほうが
明らかに迫力満点なのです。
私自身はこの迫力の差を最後まで
引きずってしまいました。
なんか力の差。歴史の差を
見せつけられた気分でした。


正直ガレというと
伊豆のガラス美術館の
イメージがぬけなかったので
今回のサントリー美術館の展示で
そのイメージを払拭したかったのですが。。。


でも花器や壷、絵皿の見せ方は
本当に綺麗でした。
光の当て方などは息をのむほどでした。



今回の展覧会は
起きてる息子を連れては行かない予定ですが
私個人としては行って良かったです。

theme : 美術館・博物館 展示めぐり。
genre : 学問・文化・芸術

2008-03-13

龍子記念館【龍子が描いた神仏】&【龍子公園】を観てきました。

川端先生と一緒に




本日は家の近くにあると最近知った
龍子記念館」に行ってきました。
いつも拝見してる美術ブログをかいている人が
とてもいい!って書いてあったので。。
息子には
「美術館のまわりで沢山歩こう!」と誘うと
のりのり。
記念館まで楽しく歩きました。


さくら


記念館のさくらも
思った以上に咲いていました。


いざ入ってみると
思った以上に人が多い。
なんでも鑑定団で1500万円の
値打ちがついたふすま絵の影響でしょうか。


それにしても
とっても居心地がいい!
広さだけじゃない。
明るさだけじゃない。
間隔といい
間取りといい
作品の間隔といい
すべてが心地よい。

なんかずーっといれる。


これで入館料200円は安すぎです!


そんな熱心に観てる私たちに
近づくおじさま。
あ、煩かった?怒られる?かと思ったら
にこにこしながら
説明を始めてくれた。


よくよく聞くと
龍子先生のお孫さんとのこと。
展示されている絵のしくみや
使ってる絵の具や
ふすま絵のさくらの色彩の変色の度合い
など本当に詳しく教えて下さいました。
ふすま絵のさくらは書かれた当時は
もっと鮮やかな白だったそうです。
当時は夜明るい照明もなかったので
そのほうがよかったんだそうです。

聞いて知ることって
沢山ありますね。


今回は神仏画が多かったわけですが
形式的な日本画ではない
独自な表現が満ちあふれた作品もあり
とても見応えがありました。

私個人的には
「大同石窟」が好きでした。
息子は先生のお孫さんの許可を頂き
美術館の中をてくてく。なぜか
一番地味な「長谷寺」という絵を気に入った模様。
それも龍子先生のお孫さんのつぼに入ったみたいです。




気がつけば記念館に1時間も滞在。
もうすぐ龍子公園の見学時間。
職員の方に「子連れで大丈夫でしょうか?」と聞くと
「ぜひ!」と言って下さったので
龍子先生のご自宅・アトリエ・お庭を見学できる
龍子公園ツアーに参加させて頂きました。


参加者はおそらく30名ほど。
赤ちゃん連れなんてもちろん私たちのみ。
心して参加したのですが。。。



これもまたとても楽しかったです。
お庭や爆撃で出来た池やアトリエやおうちを
順番に見学するのですが
適度に人の気配のする雰囲気は
親しみやすくてとてもよかったです。

アトリエも素敵でした。
窓の配置や奥にあるドイツ製のストーブや
奥にあるくつろぐための椅子等
「適度な洗練加減」がとても素敵でした。


あと
龍子先生がデザインなさった
家の「飾り窓」や「照明」が
今みてもとーってもおしゃれ!
とても素敵でした。


お孫さんはここでも
息子に特別ガイドをして下さいまして

敷き詰められた石が今は手に入らないものであるとか
犬を飼っていた時の様子とか
爆撃で出来た池にカエルが卵を産んでるよとか
いつも見せない散策路の池の蓋をあけて
金魚を見せてくれたりとか

もう大サービスでした。


最後のほうは息子も飽きてしまいましたが
気がつけばなんと1時間もいたので
まあ仕方がない。


最後に職員の方や
龍子先生のお孫さんや
ツアーに一緒に参加した
お爺さまお婆さまにお礼とお詫び。
皆様「とってもいい子に観れてたわ!」
と褒めて頂きました。



ここ、とっても居心地いいです!
また来ます。

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genre : 学問・文化・芸術

2008-03-09

21_21 DESIGN SIGHT【こころの中を「みる」お絵かきワークショップ】に参加してきました

oekaki1


本日はいつも行っている
21_21 DESIGN SIGHTの【こころの中を「みる」お絵かきワークショップ】に
特別参加させてもらいました。


実はこのワークショップ。
対象年齢5歳。
もうすぐ2歳の息子には厳しいか・・・
と思いながらドキドキの参加でしたが。。。


スタッフさんと
参加してた他のお子さんの
優しい心配りで
楽しく参加することが出来ました。


作品テーマは
先生が作ってきてくれた
キャラクターを元に
みんなで「夢」を書くこと。

いやー5歳だと
みんななかなか上手なのね!
びっくりしました。



ちなみに息子の作品はこちら。
oekaki2.jpg



先生には「立体的だ?!」と
褒めて頂きました。
ありがとうございます。


息子も
思う存分絵を描いて
なかなか楽しかったみたいです。



最後の先生のお話
「今の人間はインプットばかり。たまにはアウトプットしないと」
という言葉がとても印象的でした。





そうよね。
裁断したままのもの、
ちゃんとミシンかけよ。。。。

theme : デザイン
genre : 学問・文化・芸術

2008-03-02

サントリー美術館【開館記念特別展「ロートレック展 パリ、美しき時代を生きて」】を【再訪】してきました。

20080228124137.jpg


先週の木曜日。
横山大観を満喫し
ランチを食べ
中庭で遊んで
さてミッドタウンで買い物して帰るか!
と思い移動したら
息子がめずらしく愚図る。


何がしたいかと聞いてみると

「ろーとれく!」

そう、ミッドタウンに沢山ポスターが
貼ってある
「ロートレック展」に行きたいと言う。
ちなみに1度行ってるのだけど
息子えらく気に入ってしまったようで
ずっと

「ろーとれく!」「ろーとれく!」

と騒いでいる。




まあいっかということで
再訪してみました。



今回は息子のリクエストで
プログラムも購入・熟読済だったので
見せたいものを厳選して鑑賞。



まずは
イヴェット・ギルベール。
黒い長手袋がトレードマークの
シャンソン歌手。


この人のデッサンが数多く展示されて
いるんだけど


ロートレックさん、この人美人に書かないの!
でも似てるの!!!
正直、ギルベールさんがむかついて
ポスターを発注しなかったのもよく分かります。。


ここで他のブロガーさんや
記事をみるとギルベールが大好きすぎて
正直に書いてしまったって
書いてあるけど
正直私は「違うんじゃないの?」って
思いました。


ロートレックはもてなくて娼婦宿に入り浸ってる男。
ギルベールはスポットライトを浴びるシャンソン歌手。


おそらく打ち合わせの際
ギルベールは横柄な態度をとったと思うのです。
好きな人にやっと会えたのに
そのときに傷つくことを言われたら。。
筆も暴走しますって。

ただポスターとしては
本当にいきいきしてますよね。
でもこれは書かれたほうはちょっとねえ。。。



息子はギルベールさんの人形や写真を
まじまじと観たあと
ロートレックのデッサンを見て


「こわい。。。。」



でも他の人が書いた
ポスターは「きれい!」と
言っていました。



でも何度もロートレックのデッサンを
見ていました。
気になったみたいです。。。



あとは彼お気に入りの
アリステッド・ブリュアンの
ポスターを堪能し
階段を3往復して
後半はさーっと観て帰りました。



ちなみにこの展覧会は
息子は初めて「歩いて観た」
展覧会になりました!



最後のほうは飽きちゃったみたいで
少し騒いじゃったけど
ちゃんと鑑賞は出来たと思います。



ああ、やっぱり
下調べって重要。

今度からは
プログラムを事前に購入!
ということも検討してみようかと思います。

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