FC2ブログ

2019-09-24

あいちトリエンナーレ「キュンチョメ:声枯れるまで」を観てきました。そして10/5は「円頓寺クリケットクラブ」!



随分遅くなってしまいましたが
やはり記録に残しておこうと思います。

あいちトリエンナーレに行ってきました。
私自身は今の形ではない、
最初のトリエンナーレを完全体験した
数少ない目撃者のひとりであります。
でも、今は、その目撃に関して全体感をまとめる能力は
私にはないなって思います。
なので、今回は想いとして
残しておきたい作品について個々に書く予定です。

——————————————


あいちトリエンナーレに行ってきました。
名古屋の地に降り立ったのは7月30日。
内覧会の前の日でした。
赤道近くから来たはずなのに、とにかく、とにかく暑かった。。。

朝、名古屋城に行きたくて今回は前日に訪問、
内覧会の朝に名古屋城にいくプランを考えていました。
そんな私たちにがあいちで楽しみにしていた作家がキュンチョメ。
前日にいくのよって話をしたら「ぜひ」とお誘い頂き
前の日にゆっくり作品を拝見させてもらいました。


あいちトリエンナーレの紹介ページはこちら


彼らとの交流も随分長く、そして熱いものになっています。
私自身はアートにおいて批評家にもエッセイストにも有名ブロガーになりたいわけじゃない。
唯一なりたいのは


「私みたいなダメ人間が芸術鑑賞で救われて生きていけてるから、
あなたも好きなこととわちゃわちゃやってもうちょっと生きてみるといいよ」

と伝えるおばちゃん。


海外長く住んでていいじゃん
息子聡明でいいじゃん
何言ってんの、喧嘩売ってんの?

という人もいるかもしれません。
でも人は人それぞれの悩みがあるわけです。日々いや瞬時瞬時

「ほんと生きててごめんなさい」

って思う時ってあると思うんですよね。
みなさんあると思うんです。
ほんと、生きててごめんなさいって。


キュンチョメの作品や文章は
そんな風に「ほんと俺ダメ人間」って落ち込んでる時に


おれ達だってダメ人間~
でもこのうまい棒美味いぞ!

みたいな
落ち込んでる自分の心の高さまで降りてきてくれるような
寄り添いと優しさに満ち溢れいると思うんです。
随分前から作品拝見していますが
彼らの作品が語る物語と、彼ら自身の寄り添う優しさ。
この優しさこそ、アートだよねって思うのです。


(写真提供:キュンチョメ)


今回の作品は2つ、1つは習字の作品。
女性から男性になった若者とその母親が名前を重ねて書く。
その間の会話、空気が胸を締め付けられる、
言いたいことがそれぞれあるんだろうな。でも、言わない、言えない。。。
お子さんの気持ちも、お母さんの気持ちもわかる。もう泣きそうでした。




(写真提供:キュンチョメ)

そして室内の大きな作品「声枯れるまで」
3名の若者を通じて考える名前、家族、そしてその人自身。
色々なこと(あえて「こと」としか書けないほどの大きな出来事が
彼らにあったはずだ)を名付けられた名前を共にに過ごしてきた。
そして多くのことを経て自分の意思でつけた名前。
振り返る度に苦笑いしかない波乱万丈の半生だった私。
母は自殺のニュースを聞く度に「あんたよく死ななかったね」
とメーをよこす。
そんな私はお子さんの気持ちも、
そして親になった今は親の気持ちも痛いほどわかる。



一緒に叫んだ時、みんな嬉しかったろうな。
カセットで一緒に叫んだ気持ちを共有するのも
私世代には嬉しかった。
(ちなみに息子さんはこの時「初めて」カセットを触りました!)


彼ら作品が、そして彼らのことが大好きで
ついついあれやこれや
世話を焼いてしまいますが
心から癒してもらってるのは
私だよなあって思います。



心に悲しみや辛みの割合が増大して辛い人や
押し付けじゃないひとの寄り添いを
感じたい人は
絶対に絶対に行ってほしい。

絶対に作品に触れる前のあなたと違うあなたがそこいるから。
あいちトリエンナーレは色々な方面で
非常に大きな議論を呼んでいますが

本来芸術というのは
心揺さぶられるものであってほしいと
芸術に触れる者は皆思っていたはずです。

そしてキュンチョメは
レクチャー&パフォーマンスイベントが10月5日に控えています。
それは「円頓寺クリケットクラブ」。

ちなみにうちの息子さん!豪系、英系インターナショナルスクールに
通っているのでクリケット経験者です。
クリケットのルールは何回聞いてもわからんっって断言してます。
私自身マレーシアのスポーツチャンネルや、
オーストラリアに行った時のテレビ中継でクリケットを観たことがあります。
ルールは全くわからなかったけど、
観客の盛り上がりやスポーツ雑誌の盛り上がりから

「心を鷲掴みにするスポーツなんだろうな」

と個人的に感じています。

外国暮らしってどんなに慣れたと思っても緊張感は抜けないです
(あ、でも日本も緊張します。つまり私はどこでもリラックスしてないです)。
彼らにとって「クリケット」は
その緊張感を少しでもほぐすためのセラピーでもあるんだと思います。
私が彼らの作品に触れて心をほぐしてもらっているように。

10月5日、そこには暖く、優しい交流が産まれることでしょう。
それこそ「情の時代」に必要なものではないでしょうか。

私は海外にいるので参加できませんが
素晴らしい作品を楽しみにしています。


あいちトリエンナーレは10月14日まで。
急いでください!




10月5日前にはこちらもぜひ読んでね。
「あいちトリエンナーレ2019」市原佐都子×ホンマエリ(キュンチョメ )×サエボーグ
スポンサーサイト



theme : 美術館・博物館 展示めぐり。
genre : 学問・文化・芸術

2019-08-22

瀬戸内国際芸術祭。もうすぐ秋会期なので、大島について振り返る。



あっという間に9月も上旬終了。
このままだと気がつくとクリスマスを通り越し旧正月になってしまう!!!
なのでやっとこさですが大島について振り返りたいと思います。

瀬戸内国際芸術祭については、それなりに語りたい!といつも熱く思っています。
それはなんと第一回から通っているからです。
(3回目は会期間だったけど)このコンプリート、できる限り続けたい。



第一回に訪れた時から作品を再訪するたびに胸にこみ上げてくるものがあります。


本当、芸術祭って続けてほしいの。続けて訪れることで訪問者は多くのことを感じているのです。

今回訪れた島は

小豆島、豊島、男木島、そして大島。’

大島は初めての訪問。なかなか行く機会に恵まれなかったんですね。
今回、電車の時間と船の時間をにらめっこして
大島の訪問を決定しました。

さて最終日。小豆島から高松に向かい、高松港のコインロッカーで荷物を預けて
大島行きの乗り場に向かいます。私はいつものようにチケットの販売場所を探します。

あれ。。。。?

こえび隊の人に聞くと

「大島、高松間は無料なんですよ」

えええええええ。

これは医療的配慮であるとあとで気がつきます。そう、大島には悲しい歴史があるのです。
大島は1909年に国の政策により
中国、四国地方のハンセン病患者の方の
収容するための施設が作られました。
国が政策を完全転換するまでの
約100年間、2000人以上の人が
大島で亡くなられているそうです。
本来だったら治療可能、
空気感染する病気でなかったのに
ここにずっとずっと
とどまることを強要された人々が眠ります。

この大島の展示では、
大島の歴史と現実を捉えること、
そして現在も生活している方と
子供達の交流を重ね、
大島を未来に通じる島として
様々な試みが行われているそうです。



今、日本ではない別の国で自分が撮った写真やガイドをみながら色々なことを思い出すときに透き通るような風に触れる感覚を思い出します。初めて訪れた場所のはずなのに、とても久しぶりに訪れたような感覚。
ここに、誰かが、昔からいた感覚。



港から展示がある方向に歩きます。
聞こえてくる優しい音楽。これはハンセン病の患者さんの弱視に対応するための音楽だそうです。
この地域では。この音楽と決まっているそうです。

そして途中には様々な宗教施設があります。ハンセン病の患者さんは政策が完全転換するまでこの島から出ることが許されませんでした。だからこの島には患者さんの宗教観に応えるため様々な宗教施設があります。
今、私は日本に住んでいませんがそこで思うのは「宗教って大事だな」ってことです。相手の都合を考えず自分の全部を思い切り投げ出せる対象。確かに神様ならそれができますもんね。



そして音を感じながら展示を全て拝見しました。「リングワンデルング」は山を歩きながら体全体で感じる作品、
私たち親子は「トライアスロン親子」なので相当足腰逞しいのでそれなりの時間で全て見ることができましたが山岳の山の移動などは正直サンダルなどでは辛いです。山歩きができる底の厚い靴でぜひお越しください。

そして元入居者の方の寮での展示は皆、心揺さぶられます。
私自身日本を離れてから病気とか死とかそういうことを深く考えることが多いです。そして小さい時から今も人との交流を素直に持てる自信が全くない私は感情をよく絵や文章にしていました。




なので、山川冬樹さんの
「歩みきたりて」は本当に
心を揺さぶられます。
終戦後、生きて帰れる!って思ったら
ハンセン病と診断され一人だけ隔離され、
そして大島に送られた歌人
「政石蒙」をテーマにした作品。
しばらくその場から動けませんでした。


病気ってね、宣告される前の日までは
本当に本当に「他人事」なんですよ。
どんな気持ちだったんだろうとか、
どんな思いでこの海を見ていたんだろうとか。
ここで朗読されていた文章が
WEBにあったので転載。
とても印象的な朗読でした。
http://terayama2009.blog79.fc2.com/blog-entry-2810.html


そして私は驚愕の事実を知ります。
彼は、まだ、生きています。
彼はこの場に生きている。
勝手に彼の人生を終わらせてしまった
自分を強く恥じると同時に
自分の半生がこのように
可視化されることで
どんな気持ちになったのだろうかなど
想いが止まらなくなりました。




瀬戸内国際芸術祭は
それぞれの島で本当に発見があります。
素敵な美術館、インスタ映えする風景、
そしてたまらなく美味しいご飯。
4回目の今回、
本当に感じたのは海外からのお客様が
とってもとっても多いことです。
みなさん英語と日本語、
そして母国語を上手に使って
ちゃんとボランティアされていました。
本当にお世話になりました。

そしてこの大島は
このような島の活性化とは
また違う視点を
気づかせてくれる場であります。

生きるとは何か、生かされるとは何か。
色々なことを考え、
気づかせてくれる体験になりました。




その他展示されてる作品も、
そして入居者の方が手入れされてる植物も、
建物に提示されている看板も
全てに思いを感じました。
生きてることの意味を
深く問い直してくれる場所です。


大島は、とても、とても小さな島です。
徒歩で十分まわることができます。
ぜひ訪れてほしいです。
次回、機会を作って
今度は芸術祭以外の時期に
いきたいと思います。

theme : 美術館・博物館 展示めぐり。
genre : 学問・文化・芸術

2019-04-28

TAIKO-LAB浅草「まうら」を観てきました。



TAIKO-LAB浅草にて「まうら」を観てきました。

このブログにしては珍しい「音楽」と「ダンス」です。
私は近年、個人的な体験から「喪失」にとても興味を持っています。
「この状態は次の瞬間全てなくなるかもしれない」と常に思っています。

だから

会いたい人には会いに行くし、観たい作品は観に行く。
苦手な場所、人にはなるべく会わない。

そう心がけています。
付き合い悪い、性格悪いって思われてもいいんです。
だって本当に性格悪いもの。



それはこっちに置いておいて。



今回はどうしても鑑賞してみたかったんです。
それは「まうら」に出演する
「まだこばやし」の舞台を観てみたかったから。

どうしてかというとまだこばやしのメンバーの酒井直之さんに、
うちの息子歌舞伎町で拉致られましてね。。
(これだけを文字にするとやばい感じがプンプンですね)。
いや、正確には舞台に飛び入り参加させて頂いたんですね。詳しくはこちらを。

2018年の東京を忘れたくないのならにんげんレストランに行くべき。行くべきだよ


その時思ったんです。


なにこのお兄さんちょっとやばい。
初めて「舞踏」というものに興味が湧きました。


そしてその後もTwitterなどで交流させて頂き、
今回の一時帰国の際に舞台がある情報をゲットして
お席を買わせて頂くことができました。
ちなみにまだこばやしのメンバーは

長谷川暢さん、
酒井直之さん、
齋藤礼人さん(太鼓センター)、
山崎眞結さんの4名。

息子は「小林(こばやし)さんはいないんだ」と驚いてました。
公式サイトはこちらです。



そこでね。あのですね。
下世話な言い方ですけどね。
アーティストさんたちのプロフ写真などを
親子で拝見してて思ったんですけどね。


「カッコいいねえ」
「ジャニーズみたい」
「綺麗なお姉さんもカッコいいねえ」



って二人で言ってたんですよ。
なのできっと会場はジャニーズのコンサート会場みたいなんだろう、
うちわとかあるのかな、
ルールがわかってない私達みたいなモノが
いきなりきたらファンのリーダーみたいな人に
説教とかされちゃうのかなとビビりながら
浅草寺を堪能してたんですね(ビビってない)。



ちなみに息子は2回目の浅草寺。
「僕の学校の友達(インターの中学生)がみんな行ってる場所だ」と
意気揚々とインスタ投稿をしていました。



そして会場へ。どんな会場かと思ったらそこはなんとスタジオでした。
そして、、、


あれ。。。。?ご高齢の方が多い。。。?
そこで私はこの会場が太鼓教室がメインであることを
観客のおばさまたちのお話から理解します。
確かに公式サイトにはレッスンスケジュールが。
そうなのか、そうなのか。。。
そして会場に漂うこの感じは。なんかどこかで観たことがある。。
私は息子に言いました。


「きよし!!!!!!」


年齢層高めだけどとてもポジティブな女性たちと
実力ある美しい若者が向き合う場」。
氷川きよしのコンサート会場はこんな感じではないのか?と。


息子は氷川きよしさんを実際には知らないのですが
聖⭐︎おにいさんで出てくる「マリア様のきよし好き」から
きよしの魅力を理解済み。
このポジティブ空間を「きよし」で一発理解してくれてました。


さあここで「きよしたち」はどんな風に化学反応を仕掛けるのか。。。?


ワクワクしながら始まりました。
作品は前半は太鼓の演奏。
そして後半に「ダンスと舞踏」、そしてフィナーレという流れ。
いやあ楽しかったです!

とにかくすごいなって思ったのは自分たちの目指す芸術と
「きよし感」の絶妙なバランス。
私、現代音楽のコンサートやイベントに
何回か行ったことあるですが、
あれって正直「????」になることがあるんです。
30分過ぎてからは「これは一体いつどんな風に終わるのか」
ということだけが気になってしまって
脳内大混乱になったことがあります。

今回の太鼓の演奏は打楽器のみなので
ある意味現代音楽に近い。
実力がある彼らは本当はもっともっと実験したい。
でも観客が混乱で足を踏み外さないように
長さやビジュアルなどに随所に工夫を凝らしている。

本当はもっと突き詰めてたいんだろうけど、
絶妙にわかりやすい場所で止めてる。
この寸止め感がめっちゃスリル。すごいなあ。




そして「まだこばやし」の演目。
30分というビギナーがついていける最大限の時間を使って
突き詰める場あり、笑いの場あり、これはすごい。

そして私が注目したのは唯一の女性である山崎眞結さん。
今回の舞台、最初の数曲を観ていて
私は1つだけ物足りないって思う点がありました。
それは


「トランス感が足りないな」ってこと。


東南アジアに5年近く住んでしまいますと、
トランスのない打楽器ってなんかとても違和感感じるようになるんですよ。
(東南アジアの打楽器はトランス感満載なんです)
なんかあまりに演者の皆さん日本人男子として
かっこよすぎて綺麗すぎて、
私の中のアイドル目線が抜けなくて、
トランス感が足りないなあって思ってたんです
(その点にんげんレストランはトランスの嵐だった)。

その中で山崎眞結さんのダンスは
巫女的な要素も感じられて
トランスとか小さいことを気にしてる自分を
ひっぱたいてくれるようなキメが何度もあって
とても素晴らしかったです。

演目はエンターテイメントとして本当に楽しめました。
こんなに楽しんでいいのかなって思うほどに楽しめました。
それは演出とか色々な要素もあったのかもしれませんけど
私は本当に楽しかった。
きっと他の観客の皆様も楽しんでおられたようなので、
とても素晴らしいなと思います。


「わかりやすさ」と「かっこよさ」と「すげえ」は同居できるんですね。


外から観ていて、日本という国は芸術に対しての目に見える援助、
必要とされる援助を得るのが本当に難しい国だと感じます。
こういうバランス溢れた表現にこそ目に見える援助をして
どんどん広めてもらいたいものだと改めて思いました。



最後に一緒に記念撮影。
もちろん、にんげんパーカーで行きましたよ!


「ダンス?うーっっちょっとわかんないかな」
って思っていた私たちをブレイクスルーしてくれた
酒井さんに改めて感謝。

「え、ちょっとわかんないからやめようかな」
って思わないで観れるものは観たほうがいいよね。
ほんとそうだよねと改めて感じることができました。
ありがとうございました!



TAIKO-LAB浅草の公式サイトはこちら
太鼓教室も随時行ってるようなのでぜひチェックしてください。

theme : 美術館・博物館 展示めぐり。
genre : 学問・文化・芸術

2018-12-27

Bangkok Art Biennale2018を観てきました。


Bangkok Art Biennale2018を観てきました。


東南アジアもビエンナーレブームです。
今回は友人に会う目的も兼ねて
バンコクビエンナーレに足を運びました。



バンコクビエンナーレ2108は10月19日からバンコク市内20箇所で
開催されています。

タイを中心に、アジア、ヨーロッパなどから計75人(組)のアーティストが参加。
しかもビエンナーレは2018年だけで3種類も開催され
現在はバンコクは新しいアートの発信基地として
注目されています。

日本からはアーティストは草間彌生と奈良美智が参加。
インターナショナル・アドバイザーとして、森美術館館長の南條史生氏も参加しています。


しかし!他のビエンナーレと違いここは東南アジア。
移動がなかなか大変なので全体を全部見るのは
早々に諦め

バンコク・アート&カルチャーセンター界隈
サイアムモール界隈
寺院界隈

こちらの3箇所を楽しむことにしました。


ビエンナーレはお祭り要素が重要といつも思っていますが
今回もそのお祭り度はなかなかいい感じです。
項目別に振り返ってみたいと思います。


1:移動
慣れていない人だとタクシー、grabになると思いますが
午後になると急に移動することが大変になります。
値段も一気に上がるし、流しを捕まえると
急にメーターを止められふっかけられたり。
どうしてもそう言うのがいやだ!と言う場合は
電車やバスになると思うのですが
時間が限られている場合は厳しいですよね。
移動に関しては東南アジア慣れてるつもりの私も
ちょっと苦労しました。


2:情報
まず全体像を把握しようと
バンコク・アート&カルチャーセンター
/Bangkok Art and Culture Centre(BACC)
にてパンフレットを購入。
地図や作品名の照合が結構大変でした。
そして周囲にも注意したいので看板がある場合
そちらでも確認したかったのですが
「You are Here」が提示されていない看板が
多かったのが辛かった。。
専用アプリもあったんですが
言語設定を英語にする場所がいまいちよくわからず。
タイ語のお知らせいっぱい頂いた。。つらい。。。
でも瀬戸内国際芸術祭も
最初のアプリは使い辛かったですが
回を重ねるごとに
神アプリになったので
きっとすぐに改善されると思います。


3:観客
基本鑑賞料無料、寺院などの観光地内にも作品設置ということで
観客層は様々な人がいました。
お寺内のアトラクション的な展示は
もうね悟りを開くような感じになって
すごかったですね。
インドアの場所も係りの人もそこまで神経質でもなく
とても穏やかな雰囲気。
特にBACはアトラクション的な作品、パフォーマンス的な作品が
集まってる階があってそこはアミューズメントでした。
家族連れなどもとても鑑賞しやすかったです。


4:気候による体調管理
とにかく暑い。暑いです。
乾季ということで雨が降ることはありませんでした。
(そこはKLとは違った)とにかく暑いです。
東南アジアの日差しはこちらが考えてる以上に
エネルギーが吸い取られるので
水分補給はこまめに行いましょう。
そしてトイレは思った以上に綺麗なので
見つけたらこまめに行きましょう。
その際は個室内に
トイレットペーパーがない場合があるので
ポケットティッシュを持参しておくと
より安心だと思います。



では。作品についてざっくりと!



5−1:作品鑑賞:BACC

グッゲンハイムを彷彿とさせる螺旋の廊下は思った以上に体力を使います。
ビエンナーレは全体の建物のうち2階部分を使って展示されていました。
高い壁、贅沢な敷地はとても自由な感じでした。


特にパフォーマンスアートをフューチャーした階は
本当に雰囲気がよくてびっくり。
インスタ映えももちろんですがイライラ待たされることもなく
楽しんでその場に居られる仕組みが工夫されていました。
ちなみに息子曰く結構ガチなアトラクションで
体験は結構大変とのこと。
怪我がありませんように。

ここはカルチャーが集結する場所のようで
レストランやショップもおしゃれで可愛かったです。




5−2:作品鑑賞 サイアムモール界隈


ショッピングモールの中に展示されてる作品達。
東南アジアのモールはだだっ広く、動線もあってないようなものなので
場所探しに超難航。インフォメーションに聞いても
人によってはそんなに知らん!ミュージアムに行けって言われたり。
でもめげてはいけません。
東南アジアはそんなものです。

やはりここで触れたいのは草間様。
華やかさはモールにぴったりでした。




5−3:作品鑑賞 お寺界隈

バンコクビエンナーレの特徴として
「寺の中に作品設置」が挙げられると思います。
今回はこの3箇所をまわりました。
場所によっては室内展示でとても冷房がきいていて
極楽浄土ここにありってトリップしそうになりました。
ちなみにこの間は地図では近いけど家族連れで徒歩移動は
あまりオススメできません。
私たちはタクシーを使いました。

Wat Arun Ratchawararam Ratchawaramahawihan
Wat Phra Chetuphon Vimolmangklararm Rajwaramahaviharn
Wat Prayurawongsawas Waraviharn

バンコクにおいてお寺めぐりは重要な観光。
その観光途中にビエンナーレに触れるということは
その他の場所にも興味を持つことができるので
すごくいい戦略だと思います。
しかし場所によってはかなり広いので
設置に関しての情報はもう少し欲しかった。。。




でもね、あまりにお寺が素晴らしくて
全部見なきゃ!とかそういう義務感とか
ぶっ飛ばしてくれるような満足感に満ちあふれることが出来ますので
お寺関係の鑑賞は本当にオススメ。
できれば午前中にががっと回ってしまいましょう。
午前中ならまだ交通機関も通常対応してくれるはずです。



今回私たちは時間の関係で訪問は出来ませんでしたが
政府機関やホテルにも展示がありました。
バンコクという観光業との共存を意識し
結果的にビエンナーレに触れる人を増やす作戦は
次の展開をよりエキサイティングにする
とても考えられた戦略を感じました。


このバンコクビエンナーレ、2年後が楽しみです。
2年後、まだ息子が高校生になってないので
まだ東南アジアにいたら
ぜひ再訪したいと思います。


2月3日まで。
詳細は公式WEBサイトをご参照ください。

2018-11-19

幡野広志 さん著「ぼくが子どものころ、ほしかった親になる」を読んでみました。




幡野広志 さんの

「ぼくが子どものころ、ほしかった親になる

を読んでみました。

KLの紀伊國屋で発見、運命を感じて購入してその日のうちに読了しました。



幡野広志さんはインターネットで知った作家さん。
写真作品ももちろんなんですが、文章にとても惹かれました。

実はこの本の前に私、作品も購入させて頂いています。
私の購入作品は、
もしかしたら幡野作品で

「一番幡野さんから遠くにいる作品」かもしれませんね。



この本は息子さんへ向けてのメッセージなのですが
幡野さんの息子さん立場になりたい読者にも
同時に語りかけるような優しい語り口なので
とてもスムーズに読むことができます。

でも、深く入り込んで共感する人と
自分のエリアで共感する人に
すごく分かれると思います。

どちらが正しいとかではなく。

そしてそれぞれの共感方法が自分と違ったら

「違う、そうじゃない」

と言いたくなる人がいるのもわかります。
そのくらいこの語り口は
己の感情をさらけ出してしまいたくなるような
包容力で満ち溢れています。




個人としてと言うより親として
どう考えて今、生きてる時を過ごすかを
改めて考えさせられます。




そしてああやっぱり大事なんだなあと
再確認できたのは生きていく上で



孤独を愛する
優しい気持ちを持つ
失敗を経験する場を作る
嫌だと思った人とは関わらない



こんな感じですかね。
ほんと、人間っていつ何があるかわからないから
人に安易に頼って生きちゃいけない
やりたいことはその時にやっとけ
行きたい場所にはその時に行っとけ
って改めて思いました。
まだまだ甘えてるな。もっと自分で切り開かなくては。




幡野さんの作品。とても気に入っています。
素敵ですよね。
息子が寮生活の時、日本を感じるために持参してほしいと
個人的には願っていますが
それは本人が決めること。。。



高校入学まで頑張っていきましょう。。。

theme : 思うこと
genre : 学問・文化・芸術

アクセスカウンター
カウンター
プロフィール

seina

Author:seina
FC2ブログへようこそ!

最近の記事
検索フォーム
最近のコメント
最近のトラックバック
月別アーカイブ
Blogram
blogram投票ボタン
カテゴリー
小さな天気予報

-天気予報コム- -FC2-
FC2ブログランキング

FC2Blog Ranking

QRコード
QR
ブログ内検索
RSSフィード
リンク