2010-02-04
東京都現代美術館「文化庁メディア芸術祭協賛事業「サイバーアーツジャパン―アルスエレクトロニカの30年」」を観てきました。

東京都現代美術館にて
文化庁メディア芸術祭協賛事業「サイバーアーツジャパン―アルスエレクトロニカの30年」
をお友達親子と観てきました。
アルスエレクトロニカというのは
オーストリア・リンツ市で開催されるメディアアートの世界的祭典のこと。
今回は30年の歴史の中で「日本のメディアアートの活躍ぶり」を紹介するという
コンセプト。
BSフジで知花くららさんが出演していた番組を二人で何度も観ていたので
とても楽しみにしていた展覧会でした。
展示構成としては
まず受賞歴を紹介した後に
それぞれの作品を体感するという感じ。
息子は大好きな明和電機のコーナーでまずはひと踊り。
制服の子供バージョンを見て「着てみたい!」。
子供用は売ってなかった気がしますよ。
あと子供用パチモク、コイビートを見て「誕生日に欲しい」。
うーんちょと高すぎませんか。
明和電機ファンとしては懐かしさを沢山感じることが出来るブースでございました。
サバオを久々観れたのは嬉しかったです。
もちろんオタマトーンも展示。体感出来ます。
私達親子でお友達親子にいかに楽しいかを説明。
私も1曲弾かせていただきました。
児玉幸子さんの「モルフォタワー」を実際に見れたのもとても嬉しかった。
ただリンツの展示よりもかなり遠くから見ることになっていたのはちょと残念。
あれはガン見したかったぜ!
息子はICCで沢山遊ばせてもらったスズキユウリさんの作品
「Physical Value of Sound」が
「触れる距離にあるのに触らせてもらえない展示形式」に
かなりご不満だったそうです。
あれは動いているから楽しいのになあ。
広い場所では
鈴木康広/東京大学「デジタルパブリックアートを創出する技術」プロジェクト「空気の港」よりが
そびえ立つ下で体感型の作品をいくつか試すことができます。
子供達も思う存分楽しんでいました。
入場口では缶バッチを作れるサービスが。
こちらは自分が欲しい絵を自分で観てるとその視線を認識して
その絵が印刷出来るというすごいサービス。
こちらはなんと子供を抱えて二人で観ると2枚印刷されるというすごい認識力でした。
平日は余裕で作れましたが休日はどうなるのかな。
メディアアート好きな私としては
懐かしさと面白さを感じられてとても楽しかったです。

☆こちらのコーナーのみ写真津撮影可能です。英断!かっこい!!
一緒に行ってくれたママ友さんも「ポストペット!」と懐かしがりました。
でも彼女はTwitterをよくご存じではなかったのでこれからの発展について
うまく説明できなかったのが自分として悔しいです。
体感型も多かったし。
でも使いこなせないものも多かった。
セカンドライフってあんなに難しいとは知りませんでした。
子供達は映像モノには正直あまり食いつかず。理由を聞くと
「あまりびっくりしないから」
そうか。。
今の子供達にはこういう映像メディアは身近なものなのか。
私達オトナは登場した時の衝撃とかを知ってるから楽しめるけど
最初から「あるもの」と思っていたら面白いけどびっくりはしないのか。
よって子供達に語るために「その時の衝撃が分かる資料映像」を
バシバシ出してほしかったなあというのが正直なところでございます。
ママ友さん相手に明和電機が「なぜ中小企業の格好をしてるのか」を熱く語る私は
かなり不思議な存在でした。。。
メディアアート好きとしては楽しかったんだけどもっと触れあいたかった!
という気してますので近々新美に行ってきます。
おそらく会期終わりや週末は混むと思います。
存分に体感楽したい場合はぜひお早めに。
3月22日まで。原則月曜休館です。
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theme : 美術館・博物館 展示めぐり。
genre : 学問・文化・芸術