2016-12-10

IKEAやロフト以外でアートを買う楽しさを伝えるために私が伝えたい3つの共有

こんなtweetを見つけました。



ちょとびっくりしたと同時に
すごく納得したんですよね。
私はあくまで買う側なんですが、
どうして普通のおばちゃんがアートを買うようになったのか。
ちなみに私の買うアートは大富豪とは程遠い
せいぜい2−3万円くらいのものです。
でも決して安いものではないですよね。
じゃあなぜ私はロフトやIKEA以外で買えるアートに出会えたのか。
ここを共有してもらえるように整理したら
何か見えてくるのではと思い書き留めてみます。


まず、「アートを買う」という設定が
ここではインテリアを買う、ポスターを買うに
近いってことだと思うんですよね。
昔はアイドル雑誌とかにポスターとか付録でありましたけど
今はそういうのもないんでしょうね。

そこで絵ってどこで売ってるんだろうと
思って一番最初に思い浮かぶのがIKEAやロフト。

これは納得します。
だってロフトやIKEAだったらそのまま売ってるもん。
ぼーっと見ててもだれも近寄って来ないから怖くないもん。
もしなんか怖かったらエスカレーターで降りれるもん。
他のフロア行けるもん。


もしですよ。
画廊でも絵とか売ってますよと言われても
すぐそこで行ける人って少ないと思うんですよ。

まず、画廊と言っても
そこでなにを売ってるかもよく分からない。
外からもよく見えないし、そもそも値段がわからない。


そして何か気にいった作品があったとしても
画廊の閉鎖的な空間に入ったら
巨額のローンを組まされるまで
出してもらえない!!!!
とかなったら怖いから行かない。


と思う人は今でも多いと思います。


振り返ってみれば
私が画廊巡りをスムーズに始められたのは

「ベビーカーが一緒だった」

というのはとても大きいです。
ベビーカーが一緒のおばちゃんなら拉致ったら
大ごとやんって思ってくれるだろう
だからただ見て、出ても大丈夫だろうと
ちょこっとだけ思ってたことを
今ここに告白します。


もちろん


私は国内外、どこの画廊でも
拉致られたこともないし
買うまでここから出しませんなんて
言われたことはありません。
とても気持ちよく対応してもらいました。


だからこの気持ちよさを色々な人に
伝えるには私になにができるかを
具体的に考えてみました。


1:情報の共有
まずね、知らなきゃ行けないですよね。どこにどんなものが売ってるか。
東京に住んでる時は結構色々回ってたんですけど
今は日本に住んでないのでうーむと思っていたんですが
今はアート関係のフリーペーパーって
電子化が進んでることに気がつきました!
まあ別のサイトで「見に行けないけどきになる展示」的なコラムも
不定期でやってたのでこれを充実させたい。
電子化での紹介って実はすごく家族とアートという環境には重要。
なぜかというと「子供連れでアートなんて見に行けないわ」という人に
まず電子でアートを届けるというのは私は効果があると思っています。
オンラインギャラリーやオンラインアートブックの紹介とか
もっと積極的にしていきたいです。
わたしの活動を「すごくいいけど生活範囲にアートない人には参考にならない」
というご意見を頂くのですがその答えの1つになったら嬉しいなと、


2:体験の共有
1で情報を収集し、なんか見にいってみようかなと思う時
コピペではなく同じようなタイプの人のリアルな体験が
一番求められると思うんですよね。
画廊ってどんな感じなのか、画廊や美術館に家族で行くってどんな感じなのか
普通のおばちゃんが子供連れで行ったらどうなるのか。
そこをリアルに書いていきたいです。

時に意識したいのが10歳前後男子との美術鑑賞っていうスタンス!
大人と子供の部分が混在する反抗期真っ盛りのめんどくさい感覚と
付き合う時にアートというものが
どんな風に科学反応していくのか親目線で残せたらいいなあと思います。
あ、でも息子には息子の想いがあると思うので
彼があとで読んでも怒らないような
尊厳が根底にある記録にしたいもんです。
私自身は後から子供が読んだらどう思うか、
この写真見たらどう思う買って
意識しながら書いています。
今は本人にも確認してもらっています。
とりあえず、今のところクレームは来ていません。



3:感覚の共有
芸術に触れることが教育っていつから誰が言い始めたんでしょう。

そもそもここから変えていきたいですね。
「アートを買ってみたいけど(勉強せなあかんって言われるから)そういうことが言われない場所(IKEAやロフト)で買おう」から発想が変わらないのではと思うんですよね。



「絵を描くことは快楽を提供するサービス業」

私の大好きな作家さんである会田誠さんが
映画「駄作の中にだけ俺がいる」トレーラーでのコメント。
すごく好きな言葉なんです。
誰だって快楽を提供してくれるものに囲まれた生活をしたいじゃないですか。
お気に入りの服、鞄、椅子、布団。それぞれ気に入ったものだと
気持ち上がるじゃないですか。
気持ち上がるってまさに快楽ですよね。
そのように気持ちが上がるためにアートを買うっていうのも
いいもんだと思うんですよね。



私はアートを買うだけに限らず、日本人というコミュニティの中だと
優しい人ほど人と違う行動がしづらいというのはよく分かります。
「アートを買う」という行動は日本人コミュニティだと
人と違う行動というカテゴリーに含まれます。
人と違う行動を取ることによって目立つことによって
何か言われたらどうしようと感じる人がいること。
私は分かります。
そういう優しい感覚の人を責めたくありません。
そういう風に感じてしまう人が


「ああこんな方法なら私でもアートを買うことができる」
と感じそして実行に移せるような情報を提供したいですね。
時々アートを買ってるおばちゃんのよもやま話として。
気に入ったアートを買って自分の家に飾るのって超快感ですよ。
ぜひあの快感を体験してほしい。



「キターーーーー!」

と自分が手に入れたアートの前で
織田裕二さんのモノマネしながら叫んでもらえたら
こんなに嬉しいことはありません。

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theme : アート
genre : 学問・文化・芸術

2016-12-01

SUNTEC SINGAPORE CONVENTION & EXHIBITION CENTER「Anime Festival Asia Singapore 2016(AFA SG 2016)」に行ってきました。


SUNTEC SINGAPORE CONVENTION & EXHIBITION CENTERにて

Anime Festival Asia Singapore 2016(AFA SG 2016)」

に行ってきました。


実は2回目です。
2年前にも行ってました。
なので今回は少しだけ慣れた感じで。


なぜ、行ってみたかというと。。。



このひとに会いたかったから!


ここシンガポールだし会えるだろうということで
出かけてみることにしました。
ちなみに彼の登場は急遽決まったようで
今回、イベント内の「プリントされた」スケジュールには
彼の名前はありませんでした。


さて。Anime Festival Asia。
2年前の印象と比べると



コスプレさんのレベルが上がった。

お店の品揃えの充実度が上がった。

リアルアキバボーイズがいた!


面白かったです。



日本のブースはやはりロボット関係は素晴らしかった。
Robiの爽やかな動き、素晴らしかったです。
っていうかこの「単線の可愛さ」っていうんでしょうか
シンプルなデザインで可愛さをMAXまで上げるってのは
本当に日本のデザインですよね。
デザインを担当している高橋智隆さんにも
色々お話伺えて楽しかったです。



すみませんRoBoHoN肩のせベルト作ってもらえませんか。
リアルポケモンごっこしたいです。



それにしても日本ブースでこっちから言わないと
全く日本人扱いしてもらえなくなりました。
まあいいんだけど。




そして今回の目的であったこのかた!!!

ちなみに、今回の訪星はアニメファン以外に
全然浸透してなかったようで
私たちは「エーーーー!会ったのーーーー!!!スゲエーーーー!」
と後日色々な人に驚かれました。
2500人近くが集まったって書いてあった記事もありましたが
そこまでのキャパはなかったんじゃないかな。
ライブは良かったですよ。少し涙出るくらい
(苦労してきた)いい人臭がすごかったです。
詳しくはこちらへ



【From Singapore】ピコ太郎さんのライブを見て感じたこと



来年行くかどうかはわかりません。
何かすごいブームが来ることを楽しみにしたいと思います。

theme : 美術館・博物館 展示めぐり。
genre : 学問・文化・芸術

2016-11-28

「子どもと一緒にアートなお出かけ」連載が始まっています。

ARTLOGUE」というアートメディアにて
連載が始まっています。


タイトルは「子どもと一緒にアートなお出かけ」


そうです。まさにこのブログのメインテーマです。
このブログを読んで頂いている方には
既読エピソード満載だと思うのですが
昔語りが今、赤ちゃんとのお出かけについて
試行錯誤している方に少しでもヒントになればと
思いながら書いてみようと思っています。


ぜひ多くの方に読んで頂きたいです。
どうぞよろしくお願いします。



子どもと一緒にアートなお出かけ
連載 『子どもと一緒にアートなお出かけ』 第一話 「初めてのお出かけに美術館はいかが?」


子どもと一緒にアートなお出かけ-1
連載 『子どもと一緒にアートなお出かけ』 第二話 「赤ちゃんと美術鑑賞は誰のため?」


子どもと一緒にアートなお出かけ3
連載 『子どもと一緒にアートなお出かけ』 第三話 「アートはママ・パパにも自由との出会いを」

theme : 思うこと
genre : 学問・文化・芸術

2016-11-19

F1 Pit Building「Affordable Art Fair Singapore Autumn Edition 2016 」に行ってきました。


F1 Pit Building

Affordable Art Fair Autumn Edition 2016

に行ってきました。


今回は何と息子さんの鎖骨骨折もあり
(トライアスロントレーニング後の遊びで転倒)
いろんな意味でこちら側が随分目立ちながらの
鑑賞となりました。
みなさんご心配かけてすみません。
息子さん、順調に回復してます。
(運動させないようにするのに一苦労です)


さて今回のAffordable Art Fair Singaporeは
またフェアの方向性が少し変わった気がします。



今回はIONがスポンサー。
IONというのはオーチャードという
シンガポールの銀座みたいな場所の
駅の上にある駅ビルのような場所です。
今回はフェアの随分前から
このIONを利用して色々なキャンペーンが行われていました。
特に若手アーティストの紹介には力を入れているようで
今回も魅力的な作品がグイグイ展示されていました。


Young Talent Programme 2016, in collaboration with ION Art
Entrance Hall, Young Talent Programme Stand


こちらの若手の公募展みたいなものは
日本でも同じようなスタイル、多いですよね。
でも日本だと「日本語でコミュニケーションが取れる人」が
応募条件に入っているのでほぼ日本人なんですよね。



入り口にコーナーが設けてあって
すごく目立つ感じで飾ってありました。
Spotlight on Young Talent Programme 2016 Winners


The 2016 Winners Listです。

Chiang Lup Hong (Malaysia)
Eugene Koh You Qin (Singapore)
Harun Ak (Indonesia)
Jodi Tan (Singapore)
Le Thuy (Vietnam)
Leow Wei Li (Singapore)
Tay Ining (Singapore)
Santa Wai Zakaria (Indonesia)


うーやはり英語でコミュニケーションが取れるって
重要なんだなあと改めて。





VIPプレビューは夜間、ほかの2日間は
お昼に行かせて頂いたのですが
雰囲気はとても良かったです。
特に土曜日の昼は家族連れの多さにびっくり!
正直こういう場所に幼少の時から行って
アーティストの公開制作などを
間近で見ていたら
そりゃ、機会があったらアートを買おうって
いう気にもなるんじゃねと
思ったりしました。


パッケージのエリアは結構忙しそうだったので
マーケットそのものには動きはあるようですが
全体的に景気の影響は受けているようです。





個人的にとにかく楽しみなのが食事。
このフェアの食事はとてもクオリティが高いです。
しかも値段は高くないです。
超オススメです。



Affordableというのは「入手可能な」「手頃な価格」
という意味。具体的な価格はSG $ 100~SG $ 15,000、
展示中のアートの75%はSG $ 7,500以下になっています。
この価格帯でどう動くかは人の流れにかかっています。
やはり人が多い方が販売の動きは活発になるそうです。
ここ近年はフェアの方向性の変化などもあり
エンターテイメント性が高くなり
とても家族で行きやすくなったと思います。


景気が低迷しているからこそ
このような明るい雰囲気を作って
イベント的要素を高めることは重要な気がします。



その時親や保護者に連れて来られた
子供達が良い印象を持ち
その子供達が成長し、経済状況の好転により
購入可能な状況になった時


「アートとか買ってみようか」


と思うかどうかは
このような幼少体験が大きな影響を
与えるのではないかと体験上感じるからです。
特に、日本以外のアジアのフェアに
足を運ぶアート好き家族として
この体験の重要性は強く強く感じます。







今回も多くの作家さん、ギャラリーさんに
優しくして頂きました。
本当に、本当にありがとうございます。


息子だけではありません。
作家さんもギャラリストさんも
このフェアに参加するみなさんお子さん連れに優しい。
うちはもう10歳になったのでそれほど気を揉むことは
ありませんが
小さいお子さんを連れている人などは
このフェアのアットフォームな感じに
救われていると思います。



ちなみに他の国のAffordable Art Fairには
他の国のスタイルがあるとのこと。
Worldwide calendarを拝見すると
Singapore以外にも

Seoul、Bristol、New York、Stockholm、London, Battersea 、Amsterdam、Hamburg、Milan、Brussels、Hong Kong、London, Hampstead

にて開催が予定されています。
全部が英語圏ではないのに
日本での開催がないのはちょと寂しいですね。



アートがどのように生まれていくかを
アートがどのように買い手に渡るかを
こんなにも近くで見ることができたら
アートを買ってアートと共に暮らすことが
もっと身近になるのになあと
改めて感じました。

若い作家さんや
旅行や駐在でその土地を訪れたご家族が

「このアートのイベントに行ってみよう、参加してみよう」

と思ってくださるような
情報提供のお手伝いができたらいいなと
改めて思ったフェアになりました。


フェアは11月20日まで。
次回のシンガポールは4月3日からの開催予定です。

theme : 美術館・博物館 展示めぐり。
genre : 学問・文化・芸術

2016-11-17

IKKAN ART INTERNATIONAL「teamLab: Flutter of Butterflies Beyond Borders – New Digital Works」を観てきました。


IKKAN ART INTERNATIONALにて

「teamLab: Flutter of Butterflies Beyond Borders – New Digital Works」

を観てきました。


私たち家族においての「teamLab」というのは
やはりArtSience Museumのイメージがあるので
楽しい!楽しい!楽しい!!!
というイメージです。今回もとても楽しい気持ちになれるのだろうと思い
ワクワクしながら行きました。

結果としては。

泣いた。


予想外でした。泣くなんて。
今回の作品「Flutter of Butterflies Beyond Borders」は
暗闇の中で出会う、これは想定内。
そして美しい蝶が集まって来ます。



めっちゃ綺麗です。
すごく綺麗です。


思わず触りたくなります。
アート作品をさわっちゃだめ!なんてことは
teamLabの世界ではありません。

美しい蝶に手を伸ばします。
ああどんな風に変化するのだろう。。。ワクワク!!!


すると。


蝶は悲しげに舞いながら消えてしまいます。



えっ



うそー。



思わず再度手を伸ばします。
しかし蝶は消えて行きます。
それもポンと消える訳でもなく
余韻を残して消えていきます。


まるで


もっと交流したい
もっと向き合いたいと
思っていた存在が
予期せぬことで消えてしまうような感覚。
そしてその消える様を
見守るしかないこの感覚。


正直、ここ最近辛かったんです。
どうしてこんなことが起きてしまったのだろうと
納得できないことが
連日続く日々が続きました。
息子はトレーニング後の遊びRideで骨折しちゃうし。
なんであの時遊んでいいよって言っちゃったのか
何度も自分を責めました。
自分ではどうしようもないことだったかもしれないのに
なんであそこでああ言ってしまったのか
何か出来ることはなかったのだろうかと
己を責める時間がとても辛かったです。


今回の「Flutter of Butterflies Beyond Borders」は


「自分ではどうしようもないことに向き合う人の儚さ」


がアート化されたような気がして
なんだか洗礼を受けたような気分になりました。
(無宗教なんですが)


仏画には様々な種類があり
地獄絵などの様々な別離や辛いことを示しているものもあります。
正直今まで「なんでわざわざ辛いものみるのかな」と思っていました。
しかしこの「Flutter of Butterflies Beyond Borders」を体感して
辛い体験を視覚化、体験化することは
人間が生きていく上で次の段階に行くために
必要なことなのかもしれないと改めて感じました。



こちらの作品、さらにパワーアップして
英国での展示予定もあるとのこと。
EU離脱で落ち込む人が見たら泣いちゃうだろうな。。。
と思いながら

彼らがなんて時代を読んだ作品をうみだしているのだろうかと

改めて驚かされました。まさに
「知らなければならない10人の有名なインスタレーションアーティスト」
10 MOST INSPIRING ARTIST COLLECTIVES WORKING TODAY


だなあと。



もう1つの作品「Dark Waves」にも「近代日本画」
というキーワードが登場します。


もしかして、teamLabってとても「和」なのではと。
改めて「近代、現代における伝統表現」について
考えてみたいと思いました。


ちなみに息子さんは


「Dark Waves」に人をだめにするソファで体感したかった!


だそうです。
ArtScience Museumまた行きましょうね。


ギャラリーオーナーの真田一貫さん
いつもありがとうございます。
素晴らしい世界を堪能させて頂きました。

12月22日まで。
休廊などの詳細情報は
公式Facebookページをご参照ください。

theme : 美術館・博物館 展示めぐり。
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