2017-04-23

国立新美術館「草間彌生 わが永遠の魂」を観てきました。


国立新美術館にて

「草間彌生 わが永遠の魂

を観てきました。

私たちが行ったのは月曜日の午前中。
国立新美術館が「休館日」と誤解されやすい月曜日。
通常なら観客はかなりすくない日ですが。。。


かなりのお客様ががいらっしゃいました。
いろいろな方に
「ちゃんと時間をとってみるように」
「泣くと思う。女性は特に」と言われ続けたこの展覧会。


はい、その通りでございました。






こんなにも根底から来るとは
予想はしていましたが、
でも実際に体感してみるとすごかったです。


日本語環境思考という言葉を最近、私はよく使います。
(どこの国でいても)「日本語で日本語的思考で考えること」によって
感じることってあるんだなと思うことが多いからです。
それはいいこともあるし、辛いこともあります。
なんでえええええと叫びたくなるようなこともあります。


草間さんの作品はそのなんでええええという時に感じる
私たちの頭の上に重くのしかかる重さみたいなものを
具現化してくれているような気がします。


草間彌生はまさに第二の黄金期なんだそうです。
確かに彼女の作品のこの猛烈なエネルギーは
まさに黄金期だとおもいます。


しかしですね。


私が注目したいのは
彼女の作品に関わって紡がれる「言葉」。
この日本語が猛烈に、猛烈に語りかけてきます。



「我が永遠の魂」シリーズは圧巻。
そしてものすごく鑑賞に時間がかかります。
それは、多くの人が「タイトル」と作品を
見比べ、そこから感情を汲み取り、心が揺さぶられるので
なかなか前に進めないからです。

このエネルギーをフルに感じれるのは
日本語ネイティブの日本人女性だからかなと
改めて感じます。

彼女の言葉には年齢を重ねてきたから出てくる
浄化感が溢れその言葉に触れることによって
今自分が感じるしがらみを再確認し

「私はあなたのようになれますか」

というまるで神に遭遇した一般人のように
人々の感情は彼女のメッセージに集中します。



あなたに逢えてよかった
明日も生きていけそうです


そんな想いが溢れる凄まじい空間になっていました。



そして。


草間彌生さんは6月にシンガポールでも
大規模な個展を行うとのこと。
最初、私は巡回展と勘違いしてまして
この作品はアジアの人にどう伝わるのか
勝手に動揺していました。


実際の展覧会は巡回展ではなく
全く違ったものになるそうです。
それだけアジアで作品があるということでもあり
アジアの草間彌生の人気を改めて感じます。


そして6月、私はその会場で
どんな印象を感じるのか今から楽しみです。


必見です。ぜひ、足をお運びください。


5月22日まで。
火曜日休館です。(5月2日は開館)

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theme : 美術館・博物館 展示めぐり。
genre : 学問・文化・芸術

2017-04-19

Japan Creative Center「Summerland Wonderland Japan 2017」に行ってきました。


Japan Creative Center

「Summerland Wonderland Japan 2017」

に行ってきました。



先日一時帰国してきたのですが
とても久しぶりに「日本国内旅行」をしました。
頻繁に日本には帰りますがでも父の葬儀関係とか
母の具合を見に行ったり、そしてアート関係訪問が多くて
「旅行」って久しくしていなかったんです。


今回、とても久しぶりに仙台を旅行しました。
改めて思いますが日本の旅行って美味しいですねー。
そして地域によっては英語や中国語での表記に
本当に力を入れていて
日本語以外を話すお客様をもてなそう!という気持ちに
溢れていることを実感することができました。



そして新幹線!早い!綺麗!
Wi-Fi使える!電源使える!
動き出したらすぐ飲み食いできる!
動き出したらすぐトイレに行ける!

飛行機移動が多い自分にとって
新鮮なことが多かったです。
総じて本当に日本旅行って「楽しい」。



そんな日本旅行をシンガポールの人にも楽しんでほしい
日本旅行に行った人には楽しかった思い出を思い出してほしい


というイベントが

「Summerland Wonderland Japan 2017」

なんだそうです!




そして家族連れならぜひ注目して頂きたいのが
このプラレール!


ああ懐かしい。日本で子育てしてした経験がある人なら
誰でも1回は触れたことがあるのではないでしょうか。
このプラレール。
そしてここまでの規模のジオラマはシンガポールではなかなか見たことがありません。




実際の新幹線の写真と見比べるのもまた楽しい。
小さなお子さんは正直テンション上がるはずです!
ちなみに、時間によっては動かすことも可能だそうです。
動かしたい場合は、その場にいる監視の方に注意事項を聞き、
破損などが起きないように引率の
大人の人が十分目を配るようにしましょう。




そしてプラレールだけではありません。
英語圏の友人で日本旅行に行った人、
日本旅行を計画してる人には
こちらの多くのパンフレットが役立つはず!
ちなみ、日本を紹介する英語の勉強にもものすごく役立ちます。
英語教材としてもぜひご活用ください。




そしてJAPAN RAIL CAFEの紹介のお部屋も。
タンジョンパーガーに出来たこちらのカフェは
JR東日本が(Tanjong Pagar Centre) 1 階に
作ったカフェだそうです。
こちらでは訪日情報、カウンター業務(JTBとの提携)、
カフェ、物販などが行われているとのこと。

恥ずかしながらまだ行ったことがないので
これは行かなきゃなあと思いました。




ちなみに今回はこの展示ではコスプレも出来ます。
小学生は女性の車掌さんの衣装ならサイズがいい感じで着れます。


イベントもあります。
新幹線を作るペーパークラフトイベントや、
JTB、H.I.S.さんが行う「たびセミナー」。
とっておきの裏技を教えてもらえるかもしれません。



こんなに多方面に楽しめるこちらの展示、無料です。
ぜひ、ぜひ、明日をお運びください。
小さなお子様も日本を懐かしむご両親も
そして夏休みの予定を考える際にとても役立つはず。
ぜひ、足をお運びください。


5月6日まで、月曜日、5月2日はお休みです。
開催時間の詳細などは公式のホームページをご参照ください。

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genre : 学問・文化・芸術

2017-04-17

仙台で博物館、美術館に関わる様々な人の優しさに触れた。





一時帰国の際、仙台に親子三世代で行きました。
そこで数多くの博物館、寺院に行ったのですが
驚かされたのはボランティアガイドの皆様の優しさ。


親子三世代、しかも孫は半分英語脳的な感じなので
基本が挙動不審。なのに皆さん
どんどん声をかけてくださる。


そして


本当に色々説明して下さる。
はっきり言って、感激しました。




そして皆さんが
この場所を盛り上げよう、きてくれた人に楽しんでもらおうと
創意工夫をしている姿に
感涙状態でした。


この環境作りは
ボランティアさんと学芸員さん。
そして様々なスタッフさんの
協力のもとに出来ているんだろうなあと
自分もシンガポールでガイドをやってるので
改めて思いました。



これって
みんなで協力し合わないと
出来ない。
お互いがお互いの立場に
尊敬を持たないと出来ないですよ。


どっかの大臣が
観光マインドのない学芸員はガン、一掃せよとか
言ってたそうですが
今回の仙台ではそのままの素晴らしい環境を
皆さんがとてもわかりやすく親しみやすく
伝えてくれましたよ。


イベントだなんだ!ってしなくたって
十分楽しめますよ。
英語表記が表示されてなかったとしても
ボランティアガイドさんが
ファイルで説明してくれる人もいましたよ。



学芸員さん、ガイドさんを間違える人って多いんですよね。
私もボランティアガイドしてると
学芸員さんですか?と言われることもあります。
その前に「日本語上手ですね」も多いです。


展示におけるお客様との関係性と言えば
ガイドさんは実際にお客様に触れる役。
学芸員さんはガイドさんがやりやすいように
環境を整える役ですね。


両者は観客からは見えづらいけど
動員数などの数値からは見えづらいけど
密接に協力してそこで
私たち鑑賞者は展示を楽しめるんですよね。


どっかの大臣さんが
学芸員さんだけをターゲットに揶揄するのは
実際にこのような場に行ってないからなんでしょうね。
本当に、こんなに楽しいのに、もったいない。


なので


私が伝えることにします。
私は「今、こんなに楽しく文化芸術を体感できるんだよ」
をわかりやすく伝えることが
役割だと思うからです。



どんどん出かけていくもんね♬

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2017-04-15

一時帰国していました。そして原点に帰る。




私(たち)がギャラリーや美術館を巡るようになってから
あっという間に10年が経過しました。
何度も書いていますが
私が子連れで美術館、ギャラリーを巡るようになったのは
子供の教育とかなんでもありません。


私は日本的なママ友付き合いをこなせる自信が
全くなかったからです。
当然ママ友は出来ませんでした。
日本的なママ友付き合いを否定するわけではないです。
私には、どうしてもできなかっただけです。



しかし、いつまでも家に引きこもっているわけにもいきません。
だったら
子供 のころから好きだったけどぼんやりとして好きなだけだった
美術鑑賞を「真剣にやってみよう」と思ったのです。
出かける口実として。











ギャラリーMOMOは毎回一時帰国の際に伺います。
冷静を保っていますが行くたびに
実は正直泣きそうになります。なぜなら
ここは私を救ってくれたギャラリーの1つだからです。
もし、ここで「赤ん坊連れはちょっと。。」といわれたら
私はきっとここまでアートを見続けていなかったと思います。
いや、もしかしたら
息子と親子関係を構築できていなかったかもしれません。



ここをはじまりとして
私たちは数多くの数多くのギャラリーを訪れ
沢山のアートに関わることで
私は人生を救っていただきました。
そして私たちには沢山の「帰る場所」が出来ました。






当時は「子供連れで美術鑑賞なんて!」と匿名でお叱りをうけることもありました。
私たちの様子をネット上で観て
「大人の都合で(子供らしい遊びもさせないで)美術鑑賞に連れ回している」と
批判しているつぶやきをみて凹んだりもしました。
子供らしい遊びをもっとさせてあげてください!運動させてあげてください!
と匿名でコメントを下さる方もいました。



1日は24時間あって私たちは別に美術館に住んでるわけじゃないのにね。



私は実は言葉の応酬がとても苦手です。
特に激しい言葉(それを本音という言葉に置き換える人がいますが)を
直接ではなく オープンな場所でいきなりぶつけてくる人が
とても苦手です。


正義の定義というのは
人それぞれ、状況によってかわるのに勇気があるなあと思います。
私はその定義を否定するつもりもないです。
定義についての話し合いをいきなり
公共でされるとびっくりしてしてしまう。


私は本当にダメ人間です。
だから間違いも沢山犯します。
注意されたりお叱りをうけることも沢山ありました。


私は美術に救いを求めました。
その救いの求め方は相当真剣にだったと思います。
だから好きなことだけを書き記してきました。
ここまで長く続けてきたので
最初は「素人」という言葉に逃げていましたが
最近はもう逃げることは止めました。
でも無理をすることも止めようと思います。
自分ができるフィールドでは
じぶんという立ち場に責任を持って
自分のペースで自分の好きなことを書き記していく所存です。


もしこれを読んで下さる方で
今、どうしようもなく辛い気持ちだったら
ぜひ美術館に足を運んでほしいと思います。
赤ちゃん連れで辛いという方でだったら
公共のアートスペースでもいいし
サイゼリアに飾られている絵でもいいです。
別に美術じゃなくてもいいんです。
映画館でも図書館でもいい。
何かが表現されてる場所にいってほしい。
そこで表現に身を委ねると
「自分が絶望している世界とは違う「別の世界がある」を
感じ取れるとおもうんです。
その絶望との分断の第一歩を踏み出すことができたら
きっと世界はかわります。


受け入れる努力なんてしなくていい。
許さなくていい。
別の世界があることを素直に感じればいいんです。



全ての表現者に深い感謝と敬意を。
私を救ってくれて本当にありがとうございます。

2017-04-04

ArtScience Museum 「The Universe and Art」が始まりました!


ArtScience Museumにて

The Universe and Art」が始まりました!

こちらの展覧会、以前森美術館で行われていた
宇宙と芸術展」の巡回展なのです。

そしてね、私ね、知ってるんですよ。
巡回展ってただの「巡回じゃない」んですよ。
そこで確変が起こるんですよ。
ものすごい楽しみにして出かけました。


プレス内覧会、パーティーで話題に上がったのが
医学と芸術展を通じての比較でもある

「内なる宇宙」と「外なる宇宙」。

そうなんですよね。
胃カメラ飲むたびになんかブラックホールってこんな感じかなって
思うんんですが、それって間違ってないことを
確信しましたね。


曼荼羅1つとっても京都から来た曼荼羅と
インドから来た曼荼羅の違いにまた
違う宇宙を感じたり。





そして個人的にすごく面白かったのは
貴重な記録であるホロスコープの向かいに
「竹取物語」絵巻があったこと!


私、調べ物とかしてる際に根詰めちゃうと
妄想が止まらなくなってしまうんですね。
あ、私だけじゃないんだ!って
なんだか嬉しくなりました。



そして3月で見たバーゼルで拝見した作品の
仲間たちも再開。

息子さんのモノマネの完成度、どんどん上がっています。



個人的にとても感銘をうけたのは
天文書をまとめたコーナー。
宗教裁判との関係性や科学者同士の関係性など
面白いサイドストーリーだらけなのですが


「ここ、初版本祭やん」


と気づいてしまってからは
このコーナーだけでプリウス何台買える?とか
現金な妄想が止まらなくなりました。


そういう時はイスラムの天文書で心を清めましょう。



ああ!これ見た!という作品も
もちろんあったのですが
新しい展覧会においての新しい発見も多々あり
ああ芸術をいろんな場所で見てみるって素敵!って
改めて思いました。


いつの日か息子がおじいさんになる頃には
宇宙での展覧会が一般化してるかもしれませんね!

ちなみにこの展覧会では宇宙での作品展示についての
展示もあります。
何が書いてあるかは、、シンガポールだから、言えません。



今回はパーティーでは息子も参加させて頂き
とてもたのしい時間を過ごすことができました。
ArtScience MuseumではNASA 展も開催されていたのですが
ドキュメンタリー的要素とはまた別な芸術による宇宙絵巻の世界。
ぜひたくさんの人に観て頂きたいと思います。


ちなみに「FUTURE WORLD」とのコンボチケットも発売されています。
森美術館の展示であった
「Crows are Chased and the Chasing Crows are Destined to be Chased as well, Transcending Space」
を同時に楽しむことができます。
ぜひ、足をお運びください。

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